JP2011204303A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】読み出し時の消費電力を低減することが可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】メモリセルアレイ1は、複数のワード線、及び複数のビット線に接続され、複数のメモリセルがマトリックス状に配置されて構成されている。制御回路7は、複数のメモリセルに対するデータの書き込み、及び読み出しを制御する。制御回路7は、メモリセルアレイの複数の第1メモリセルにデータを書き込む時、複数の第1メモリセルと同時に選択される第2メモリセルに第1フラグデータを設定し、第2メモリセルに第1フラグデータが設定されていない場合、複数の第1メモリセルからデータを読み出さず、第1論理レベルのデータを出力し、第2メモリセルに第1フラグデータが設定されている場合、複数の第1メモリセルからデータを読み出す。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置、例えばNAND型フラッシュメモリの読み出し技術に関する。
NAND型フラッシュメモリは、ワード線により選択された複数のメモリセルにページ単位でデータが書き込まれる。この書き込まれたデータは、ワード線により選択された複数のメモリセルからページ単位に読み出される。
NAND型フラッシュメモリは、ページ単位にデータが読み出される。このため、データが書き込まれているメモリセルと、非書き込みのメモリセルとの区別なく、選択された全てのメモリセルからデータが読み出される。しかし、非書き込み状態のメモリセルは、閾値電圧が低い。このため、非書き込みセルを読み出す場合の電流は、書き込みセルを読み出す場合の電流より大きく、消費電力が大きくなるという問題がある。
尚、関連技術として、書き込み処理を低消費電力で高速に行うことが可能な不揮発性半導体記憶装置が開発されている(例えば特許文献1参照)。
特開平6−259320号公報
本発明は、読み出し時の消費電力を低減することが可能な半導体記憶装置を提供しようとするものである。
本発明の半導体記憶装置の第1の態様は、複数のワード線、及び複数のビット線に接続され、複数のメモリセルがマトリックス状に配置されて構成されたメモリセルアレイと、前記複数のメモリセルに対するデータの書き込み、及び読み出しを制御する制御回路と、を具備し、前記制御回路は、前記メモリセルアレイの複数の第1メモリセルにデータを書き込む時、前記複数の第1メモリセルと同時に選択される第2メモリセルに第1フラグデータを設定し、前記複数の第1メモリセルのデータを読み出す前に、前記第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されているかどうかを判別し、前記第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されていない場合、前記複数の第1メモリセルからデータを読み出さず、前記第1論理レベルのデータを出力し、前記第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されている場合、前記複数の第1メモリセルからデータを読み出すことを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置の第2の態様は、複数のワード線、及び複数のビット線に接続され、複数のメモリセルがマトリックス状に配置されて構成されたメモリセルアレイと、前記メモリセルに対するデータの書き込み、及び読み出しを制御する制御回路と、を具備し、前記制御回路は、前記メモリセルアレイの複数の第1メモリセルに第1ページのデータを書き込む時、前記複数の第1メモリセルと同時に選択される第2メモリセルに第1フラグデータを設定し、前記複数の第1メモリセルに第2ページのデータを書き込む時、前記複数の第1メモリセルと同時に選択される第3メモリセルに第2フラグデータ設定し、前記複数の第1メモリセルの前記第1ページのデータを読み出す前に、前記第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されているかどうかを判別し、前記第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されていない場合、前記複数の第1メモリセルからデータを読み出さず、前記第1論理レベルのデータを出力し、前記第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されている場合、前記複数の第1メモリセルから第1ページのデータを読み出し、前記複数の第1メモリセルの前記第2ページのデータを読み出す前に、第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されているかどうかを判別し、前記第1フラグデータが設定されていない場合、前記第2ページのデータを読み出さず、前記第1論理レベルのデータを出力することを特徴とする。
本発明は、読み出し時の消費電力を低減することが可能な半導体記憶装置を提供できる。
本発明の実施形態に適用される半導体記憶装置の一例を示す構成図。 図1に示すメモリセルアレイ及びビット線制御回路の一例を示す回路図。 第1の実施形態に係るページの一例を示す構成図。 図4(a)(b)は、2値データを記憶するメモリセルの閾値電圧分布の例を示す図。 第1の実施形態に係る書き込み動作を概略的に示すフローチャート。 第1の実施形態に係る読み出し動作を概略的に示すフローチャート。 4値のデータを記憶するメモリセルの閾値電圧分布の例を示す図。 第2の実施形態に係るページの一例を示す構成図。 第2の実施形態に係る書き込み動作を概略的に示すフローチャート。 図10(a)(b)(c)は、第1のフラグセルの閾値電圧分布の例を示す図。 図11(a)(b)(c)は、第2のフラグセルの閾値電圧分布の例を示す図。 第2の実施形態に係る読み出し動作を概略的に示すフローチャート。 第2の実施形態に係る読み出し動作を概略的に示すフローチャート。 第3の実施形態に係る読み出し動作を概略的に示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に適用される半導体記憶装置、例えば2値(1ビット)、又は4値(2ビット)を記憶することが可能なNAND型フラッシュメモリの構成を示している。
メモリセルアレイ1は、複数のビット線と複数のワード線と共通ソース線を含み、例えばEEPROMセルからなる電気的にデータを書き換え可能なメモリセルがマトリクス状に配置されている。このメモリセルアレイ1には、ビット線を制御するためのビット制御線回路2とワード線制御回路6が接続されている。
ビット線制御回路2は、ビット線を介してメモリセルアレイ1中のメモリセルのデータを読み出したり、ビット線を介してメモリセルアレイ1中のメモリセルの状態を検出したり、ビット線を介してメモリセルアレイ1中のメモリセルに書き込み制御電圧を印加してメモリセルに書き込みを行なう。ビット線制御回路2には、カラムデコーダ3、データ入出力バッファ4が接続されている。ビット線制御回路2内のデータ記憶回路はカラムデコーダ3によって選択される。データ記憶回路に読み出されたメモリセルのデータは、前記データ入出力バッファ4を介してデータ入出力端子5から外部へ出力される。データ入出力端子5は、例えばメモリチップ外部の図示せぬホストに接続される。このホストは例えばマイクロコンピュータにより構成され、前記データ入出力端子5から出力されたデータを受ける。さらに、ホストは、NAND型フラッシュメモリの動作を制御する各種コマンドCMD、アドレスADD、及びデータDTを出力する。ホストからデータ入出力端子5に入力された書き込みデータは、データ入出力バッファ4を介して、カラムデコーダ3によって選択されたデータ記憶回路に供給され、コマンド及びアドレスは制御信号及び制御電圧発生回路7に供給される。
ワード線制御回路6は、メモリセルアレイ1に接続されている。このワード線制御回路6は、メモリセルアレイ1中のワード線を選択し、選択されたワード線に読み出し、書き込みあるいは消去に必要な電圧を印加する。
メモリセルアレイ1、ビット線制御回路2、カラムデコーダ3、データ入出力バッファ4、及びワード線制御回路6は、制御信号及び制御電圧発生回路7に接続され、この制御信号及び制御電圧発生回路7によって制御される。制御信号及び制御電圧発生回路7は、制御信号入力端子8に接続され、ホストから制御信号入力端子8を介して入力される制御信号ALE(アドレス・ラッチ・イネーブル)、CLE(コマンド・ラッチ・イネーブル)、WE(ライト・イネーブル)、RE(リード・イネーブル)によって制御される。
前記ビット線制御回路2、カラムデコーダ3、ワード線制御回路6、制御信号及び制御電圧発生回路7は書き込み回路、読み出し回路及び消去回路を構成している。
図2は、図1のメモリセルアレイ1とビット線制御回路2の構成を示している。
メモリセルアレイ1には複数のNANDストリングが配置されている。1つのNANDストリングは、直列接続された例えば64個のEEPROMからなるメモリセルMCと、ダミーセルDCS、DCDと、選択ゲートS1、S2とにより構成されている。選択ゲートS2はビット線BL1に接続され、選択ゲートS1はソース線SRCに接続されている。他のNANDストリングは、ビット線、BL2…とソース線SRCに接続されている。
各ロウに配置されたメモリセルMCの制御ゲートはワード線WL0〜WL63(WL0は図示していない)に共通接続されて、ダミーセルDCS、DCDはダミーワード線WLDS、WLDDにそれぞれ接続されている。また、選択ゲートS2はセレクト線SGDに共通接続され、選択ゲートS1はセレクト線SGSに共通接続されている。
また、メモリセルアレイ1は、破線で示すように、複数のブロックを含んでいる。各ブロックは、複数のNANDストリングにより構成され、例えばこのブロック単位でデータが消去される。さらに、1つのワード線に接続された複数のメモリセル(破線で囲まれた範囲のメモリセル)は、ページを構成する。メモリセルが例えば2値データを記憶する場合、1つのワード線に接続された複数のメモリセルは、1ページを構成し、メモリセルが例えば4値データを記憶する場合、1つのワード線に接続された複数のメモリセルは、2ページを構成する。このページ毎にデータが書き込まれ、読み出される。
また、各ビット線BL1、BL2…BLn−1、BLnは、データ記憶回路10_1、10_2…10_n−1、10_nにそれぞれ接続されている。データ記憶回路10_1、10_2…10_n−1、10_nは、それぞれセンスアンプ(S/A)2aと、ラッチ回路群2bにより構成されている。
センスアンプ2aは、メモリセルから読み出されたデータやフラグデータを検出する。ラッチ回路群2bは、センスアンプ2aに接続されている。
ラッチ回路群2bは、例えば演算回路と3つのラッチ回路LDL、UDL、XDLにより構成されている。演算回路は、LDL、UDL、XDLのデータを反転したり、排他的論理和などの論理演算をしたりすることが可能とされている。各ラッチ回路LDL、UDL、XDLは、メモリセルに書き込むためのデータを保持するとともに、メモリセルから読み出され、センスアンプ2aにより検出されたデータを保持する。このうち、ラッチ回路XDLは、データ入出力バッファ4に接続され、入出力データを保持する。
各センスアンプ2a、ラッチ回路群2bは、図1に示すカラムデコーダ3及び制御信号及び制御電圧発生回路7により制御される。
図3は、1ページ分のメモリセルの構成例を示している。1ページは、例えばユーザのデータ等を記憶するためのノーマルセル1aと、誤り訂正のためのECC(Error Correcting Code)セル1b、不良セル救済のためのRD(Redundancy)セル1c、及び書き込み判定のためのフラグセル(FC)1dにより構成されている。フラグセル1dは、例えば1ビットにより構成されている。しかし、後述するように、これに限定されるものではない。
第1の実施形態は、例えばメモリセルに2値のデータ(1ビットのデータ)を書き込み、読み出す場合の例である。このため、フラグセル1dに設定されるフラグデータが例えば“1”である場合、そのページは消去状態で、書き込まれていないことを示し、フラグデータが例えば“0”である場合、そのページは書き込まれていることを示している。
また、データの書き込みは、ロワーページ、アッパーページの順に行われる。ロワーページのみが書き込まれ、アッパーページが書き込まれない場合もある。
次に、第1の実施形態の動作について説明する。第1の実施形態において、読み出し動作は、データが書き込まれているページについてのみ行われ、書き込まれていないページは、読み出しを行わない。書き込まれているかどうかは、フラグセル1dのデータにより判定される。このため、書き込み時、ノーマルセル1a等へのデータの書き込みとともに、フラグセル1dにデータが書き込まれる。また、データの読み出し時、先ず、フラグセル1dのデータが読み出され、このデータに基づき、そのページのデータを読み出すかどうかが判定される。
図4(a)(b)は、2値データを記憶するメモリセルの閾値電圧分布を示している。メモリセルが消去された場合、図4(a)に示すように、メモリセルの閾値電圧は負に設定される。書き込みデータが例えば“1”である場合、データは書き込まれず、図4(a)に示すように、メモリセルの閾値電圧は消去状態のままである。また、書き込みデータが“0”である場合、メモリセルが書き込まれ、図4(b)に示すように、メモリセルの閾値電圧が正に上昇される。
図5は、第1の実施形態に係る書き込み動作を概略的に示している。データの書き込み時、図2に示すデータ記憶回路10_1、10_2〜10_n−1、10_nのラッチ回路群2bを構成する例えばLDLに書き込みデータが設定される。すなわち、選択されたページにデータを書き込むとき、ノーマルセル1a、ECCセル1b、冗長セル1cに対応するLDLに所要のデータが設定されるとともに、フラグセル1dに対応するLDLにデータ“0”が設定される(S11)。
この後、各LDLに設定されたデータに基づき書き込み動作が行われる(S12)。この結果、ノーマルセル1a、ECCセル1b、冗長セル1cに対応するデータが書き込まれるとともに、フラグセル1dにデータ“0”が書き込まれる。
書き込み動作は、通常の書き込み動作と同様である。すなわち、選択されたワード線にプログラム電圧Vpgmが供給され、ビット線の電圧が例えばVssである書き込み対象セルの閾値電圧が上昇される。この後、ベリファイ動作が行われ、セルの閾値電圧が予め設定されたベリファイレベルに達したかどうかが判別される。この結果、書き込み対象セルの閾値電圧がベリファイレベルに達していない場合、プログラム電圧Vpgmが僅かにステップアップされ、再度書き込み動作が行われる。このような動作が、セルの閾値電圧がベリファイレベルに達するまで繰り返される。
上記のようにして、ノーマルセル1a等にデータを書き込むとともに、フラグセル1dにデータ“0”が書き込まれる。また、データが書き込まれていないページのフラグセル1dのデータは“1”のままである。
図6は、第1の実施形態に係る読み出し動作の一例を示している。読み出し動作時、先ず、書き込み判定用のフラグセル1dのデータが判定される(S21)。すなわち、フラグセル1dに接続されたビット線のみを充電し、その他のビット線は充電しないことにより、フラグセル1dのみが先に読まれる。ビット線の充電又は非充電は、各ビット線に接続されたセンスアンプ2aを制御することにより選択することが可能である。
このように、フラグセル1dに接続されたビット線のみを充電した状態において、選択ワード線に、例えば図4(a)に示すリードレベルARを供給して、フラグセル1dのデータが読み出される。フラグセル1dにデータ“0”が書き込まれている場合、フラグセル1dは、オフ状態であり、ビット線の電位は、充電状態(ハイレベル)を維持する。また、フラグセル1dにデータが書き込まれていない場合、フラグセル1dはオン状態となり、ビット線の電位が放電されてローレベルとなる。このビット線に接続されたセンスアンプ2aによりビット線の電位が検知される。
ビット線が例えばハイレベル(データ“0”)である場合、センスアンプ2aの出力信号がローレベルとなり、例えばラッチ回路群2bのLDLにデータ“0”がラッチされる。また、ビット線が例えばローレベル(データ“1”)である場合、センスアンプ2aの出力信号がハイレベルとなり、例えばラッチ回路群2bのLDLにデータ“1”がラッチされる。
次いで、ラッチ回路群2bのLDLに保持されたデータが“0”であるかどうか、すなわち、フラグセルのデータが“0”であるかどうかが判別される(S22)。この結果、フラグセルのデータが“0”であると判別された場合、つまり、そのページにデータが書き込まれていると判別された場合、そのページに対して通常の読み出し動作が実行される。すなわち、そのページの各ビット線が充電され、ワード線にリードレベルARを供給して、各セルのデータがビット線に読み出される(S23)。このビット線に接続されたセンスアンプ2aにより検知されたデータは、例えばラッチ回路群2bのLDLにラッチされ、このLDLにラッチされたデータは、XDLを介して外部に出力される(S24)。
一方、ステップS22において、フラグセル1dのデータが“1”であると判別された場合、すなわち、フラグセル1dにデータが書き込まれていないと判別された場合、そのページの読み出しが実行されず、各ラッチ回路群2bの例えばXDLにデータ“1”が設定される(S25)。このXDLのデータは、外部に出力される(S24)。つまり、フラグセル1dのデータが“1”であると判別されたページは、読み出し動作を行うことなく、ラッチ回路群2bの各XDLにデータ“1”が設定されて出力される。
上記第1の実施形態によれば、各ページにフラグセル1dを設け、このフラグセル1dのデータに基づき、そのページにデータが書き込まれているかどうかを判別可能とし、データの読み出し時に、フラグセル1dのデータを読み出し、この読み出し結果に基づき、そのページにデータが書き込まれていないと判別された場合、そのページについて読み出し動作を行うことなく、オール“1”のデータを出力している。このため、書き込まれていないページは読み出し動作を行わないため、消費電力を低減することが可能である。
また、書き込まれていないページのデータは、読み出し動作を行うことなく出力されるため、高速にデータを出力することが可能である。
尚、上記第1の実施形態において、フラグセル1dは1ビットとして説明した。しかし、これに限定されるものではなく、例えばフラグセル1dを複数ビット、例えば1バイトにより構成することも可能である。この場合、データの書き込み時、ノーマルセル1aにデータを書き込む場合、複数のフラグセル1dにデータ“0”を書き込み、ノーマルセル1aにデータを書き込まない場合、複数のフラグセル1dをデータ“1”のままとする。また、データの読み出し時、先ず、複数のフラグセル1dからデータを読み出し、これらデータの多数決をとり、フラグセルのデータを判別する。このような構成とすることにより、フラグセル1dのデータの信頼性を向上することが可能である。
(第2の実施形態)
第1の実施形態は、1つのメモリセルに2値(1ビット)のデータを記憶する場合について説明した。これに対して、第2の実施形態は、4値(2ビット)のデータを記憶する場合について説明する。
図7は、4値のデータを記憶するメモリセルの閾値電圧分布の例を示している。2ビットのうち下位ビットをロワーページ(第1ページ)、上位ビットをアッパーページ(第2ページ)と定義する。消去状態のデータ“11”をレベルE、データ“01”の状態をレベルA、データ“00”の状態をレベルB、データ“10”の状態をレベルCとする。各状態を判定するため電圧値(リードレベル)をそれぞれAR、BR、CRとする。
図8は、4値のデータを記憶する場合におけるページの構成例を示しており、図3と同一部分には同一符号を付している。
4値のデータはロワーページとアッパーページにより構成されている。各ページは、第1のフラグセル(FC1)1d、第2のフラグセル(FC2)1eを有している。第1のフラグセル1dは、ロワーページが書き込まれているかどうかを示し、第2のフラグセル1eは、アッパーページが書き込まれているかどうかを示している。すなわち、第1のフラグセル1dのデータが“0”である場合、ロワーページにデータが書き込まれていることを示し、第2のフラグセル1eのデータが“0”である場合、アッパーページにデータが書き込まれていることを示している。また、第1のフラグセル1dのデータが“1”である場合、ロワーページにデータが書き込まれていないことを示し、第2のフラグセル1eのデータが“1”である場合、アッパーページにデータが書き込まれていないことを示している。
第1、第2のフラグセル1d、1eは、それぞれ1ビットに限定されるものではなく、後述するように、複数ビット、例えばそれぞれ1バイトのデータとしてもよい。
図9は、第2の実施形態に係る4値の書き込み動作を概略的に示している。データの書き込み時、図2に示すデータ記憶回路10_1、10_2〜10_n−1、10_nのラッチ回路群2bを構成する例えばLDLに、例えばロワーページの書き込みデータが設定される。すなわち、ロワーページにデータを書き込むとき、ノーマルセル1a、ECCセル1b、冗長セル1cに対応するLDLに所要のデータが設定されるとともに、第1のフラグセル1dに対応するLDLにデータ“0”が設定され、第2のフラグセル1eに対応するLDLにデータ“1”が設定される(S31)。
この後、各LDLに設定されたデータに基づきロワーページの書き込み動作が行われる(S32)。この結果、ノーマルセル1a、ECCセル1b、冗長セル1cに対応するデータが書き込まれるとともに、第1のフラグセル1dにデータ“0”が書き込まれ、第2のフラグセル1eにはデータが書き込まれない。書き込み動作は、第1の実施形態と同様である。
図10(a)(b)(c)は、第1のフラグセル1dの閾値電圧分布を示し、図11(a)(b)(c)は、第2のフラグセル1eの閾値電圧分布を示している。図10(a)に示すように、第1のフラグセル1dは、消去状態において、レベルE(負の閾値電圧)にある。この状態において、データ“0”が書き込まれることにより、図10(b)に示すように、閾値電圧が図7に示す例えばレベルAとレベルBとの間に設定される。
また、第2のフラグセル1eは、図11(a)(b)に示すように、ロワーページの書き込み動作により閾値電圧は変化せず、消去状態(レベルE)のままである。
この後、アッパーページのデータが各ラッチ回路群2bの例えばLDLに設定される。すなわち、アッパーページにデータを書き込むとき、ノーマルセル1a、ECCセル1b、冗長セル1cに対応するLDLに所要のデータが設定されるとともに、第1のフラグセル1dに対応するLDLにデータ“1”が設定され、第2のフラグセル1eに対応するLDLにデータ“0”が設定される(S33)。
この後、各LDLに設定されたデータに基づきアッパーページの書き込み動作が行われる(S34)。この結果、ノーマルセル1a、ECCセル1b、冗長セル1cに対応するデータが書き込まれるとともに、第2のフラグセル1eにデータ“0”が書き込まれる。また、第1のフラグセル1dにはデータが書き込まれない。
アッパーページの書き込みの結果、第1のフラグセル1dは、図10(c)に示すように、レベルCの閾値電圧となり、第2のフラグセル1eは、図11(c)に示すように、レベルA又はレベルBの閾値電圧となる。すなわち、第2のフラグセル1eにおいて、ロワーページの書き込みデータが“1”で、アッパーページの書き込みデータが“0”である場合、レベルAの閾値電圧となり、ロワーページの書き込みデータが“0”で、アッパーページの書き込みデータが“0”である場合、レベルBの閾値電圧となる。
このように、ロワーページ及びアッパーページの書き込みにより、第1、第2のフラグセル1d、1eの閾値電圧が設定される。
尚、アッパーページの書き込みは、必ずしも行う必要はなく、ロワーページのみ書き込まれる場合がある。この場合、第1のフラグセル1dのデータは、図10(c)に“00”で示すように、例えばレベルBの閾値電圧に設定される。このように、第1のフラグセル1dのデータは、レベルB又はレベルCの閾値電圧として設定される。
図12は、第2の実施形態に係る4値の読み出し動作を概略的に示すものであり、具体的には、ロワーページの読み出し動作を示している。
先ず、第1の実施形態と同様に、第1のフラグセル(FC1)1dのデータのみが読み出される(S41)。すなわち、選択されたワード線にリードレベルARが供給され、第1のフラグセルのデータが読み出される。ロワーページにデータが書き込まれている場合、第1のフラグセル(FC1)1dの閾値電圧は、レベルB又はレベルCに設定されている。このため、第1のフラグセル(FC1)1dの閾値電圧がリードレベルARより高い場合、データが書き込まれているため、ラッチ回路群2bの例えばLDLに例えばデータ“0”が設定される。また、第1のフラグセル(FC1)1dの閾値電圧がリードレベルARより低い場合、データが書き込まれていないため、ラッチ回路群2bのLDLに例えばデータ“1”が設定される。
次に、第1のフラグセル1dから読み出されたデータが“0”であるかどうかが判別される(S42)。この結果、第1のフラグセル1dのデータが“1”である場合、ロワーページのデータが書き込まれていない。このため、ロワーページのデータを読み出さず、各ラッチ回路群2bのXDLにデータ“1”が設定され(S43)、このXLDのデータが外部に出力される(S44)。
また、第1のフラグセル1dから読み出されたデータが“0”である場合、ロワーページのデータが書き込まれている。このため、ロワーページのデータが読み出される。このロワーページのデータを読み出す際、第2のフラグセル(FC2)1eのデータも同時に読み出される(S45)。すなわち、ロワーページのデータ、及び第2のフラグセル1eのデータは、リードレベルBRにより読み出される。この読み出されたロワーページのデータ、及び第2のフラグセル1eのデータは、対応するデータ記憶回路のラッチ回路群2bにおける例えばLDLにラッチされる。ロワーページのデータ、及び第2のフラグセル1eの閾値電圧がリードレベルBRより高い場合、LDLに例えばデータ“0”がラッチされ、ロワーページのデータ、及び第2のフラグセル1eの閾値電圧がリードレベルBRより低い場合、LDLに例えばデータ“1”がラッチされる。
この後、ラッチ回路群2bのLDLにラッチされた第2のフラグセル1eのデータに基づき、アッパーページが書き込まれているかどうかが判別される(S46)。この結果、第2のフラグセル1eのデータが“0”である場合、アッパーページのデータが書き込まれている。このため、リードレベルBRで読み出されたLDLのデータがXDLに転送され、外部に出力される(S44)。
一方、ステップS46の判別の結果、第2のフラグセル1eのデータが“1”である場合、アッパーページのデータが書き込まれていない。この場合、ロワーページのデータがリードレベルARにより読み出される(S47)。この読み出されたデータがXDLを介して外部に転送される(S44)。
図13は、アッパーページの読み出し動作の一例を示している。図13において、図12と同一部分には同一符号を付している。
アッパーページの読み出しにおいて、先ず、第1のフラグセル1dのデータが、前述したように読み出され(S41)、ロワーページが書き込まれているかどうかが判別される(S42)。この結果、ロワーページが書き込まれていないと判別された場合、アッパーページも書かれていない。このため、各ラッチ回路群2bのXDLにデータ“1”が設定され(S43)、このデータが外部に出力される(S44)。
ステップS42において、ロワーページが書かれていると判別された場合、アッパーページのデータ、及び第2のフラグセル(FC2)1eのデータがリードレベルARにより読み出される(S51)。次いで、アッパーページのデータ、及び第2のフラグセル(FC2)1eのデータがリードレベルCRにより読み出される(S52)。リードレベルARにより読み出されたデータは、各ラッチ回路群2bの例えばLDLにラッチされ、リードレベルCRにより読み出されたデータは、各ラッチ回路群2bの例えばUDLにラッチされる。
この後、リードレベルARにより読み出されたデータと、リードレベルCRにより読み出されたデータが演算回路により演算される(S53)。この演算の結果、リードレベルARにより読み出されたデータが“0”で、リードレベルCRにより読み出されたデータが“1”である場合、アッパーページのデータは“0”に設定される。また、リードレベルARにより読み出されたデータが“1”で、リードレベルCRにより読み出されたデータが“0”である場合、アッパーページのデータは“1”に設定される。これらの演算結果は、例えば各XDLにラッチされる。
次に、上記2つのリードレベルで読み出された第2のフラグセル1eに基づき、アッパーページが書き込まれているかどうかが判別される(S54)。すなわち、第2のフラグセル1eに対応するXDLのデータが“0”である場合、アッパーページが書き込まれていると判別され、XDLのデータが“1”である場合、アッパーページが書き込まれていまいと判別される。この結果、アッパーページが書き込まれていると判別された場合、XDLにラッチされたデータが外部に転送される(S44)。
また、アッパーページにデータが書き込まれていないと判別された場合、各XDLにデータ“1”が設定され(S55)、このデータが外部に転送される(S44)。
上記第2の実施形態によれば、ロワーページが書き込まれているかどうかを示す第1のフラグセル1dと、アッパーページが書き込まれているかどうかを示す第2のフラグセル1eを設け、データの書き込み時に、第1、第2のフラグセル1d、1eにデータを設定し、データの読み出し時に、第1のフラグセル1dのデータに基づき、ロワーページのデータが書き込まれていないと判別された場合、ロワーページの読み出し動作を行うことなく、データとしてオール“1”を出力している。このため、ロワーページの読み出しを省略することができるため、消費電流を削減することが可能である。
また、アッパーページの読み出しにおいて、先ず、第1のフラグセル1dのデータに基づき、ロワーページのデータが書き込まれていないと判別された場合、アッパーページのデータも書き込まれていないと判断し、アッパーページの読み出し動作を行うことなく、データとしてオール“1”を出力している。このため、アッパーページの読み出しを省略することができるため、消費電流を削減することが可能である。
このように、ロワーページ及びアッパーページのデータが書き込まれていない場合、ロワーページ及びアッパーページのデータを読み出すことなく、オール“1”のデータを出力している。このため、高速な読み出し動作が可能である。
(第3の実施形態)
図14は、第3の実施形態を示している。第3の実施形態は、第2の実施形態のアッパーページの読み出し動作を変形したものである。図14において、図13と同一部分には同一符号を付し、異なる部分について説明する。
アッパーページの読み出しにおいて、ロワーページが書き込まれているかどうかが判別される(S41,S42)。この結果、ロワーページが書き込まれていると判別された場合、第2の実施形態では、アッパーページと第2のフラグセル(FC2)1eのデータをリードレベルAR、CRにより読み出した。これに対して、第3の実施形態は、アッパーページのデータは読み出さず、第2のフラグセル(FC2)1eのデータのみがリードレベルAR、CRにより読み出される(S61,S62)。この読み出されたデータは、例えばLDL、UDLにそれぞれラッチされる。
次に、LDL、UDLにそれぞれラッチされた第2のフラグセル1eのデータが演算回路により演算される(S53)。この演算の結果、リードレベルARにより読み出されたデータが“0”で、リードレベルCRにより読み出されたデータが“1”である場合、アッパーページのデータは“0”に設定される。また、リードレベルARにより読み出されたデータが“1”で、リードレベルCRにより読み出されたデータが“0”である場合、アッパーページのデータは“1”に設定される。これらの演算結果は、例えば各XDLにラッチされる。
次に、上記2つのリードレベルで読み出された第2のフラグセル1eに基づき、アッパーページが書き込まれているかどうかが判別される(S52)。すなわち、第2のフラグセル1eに対応するXDLのデータが“0”である場合、アッパーページが書き込まれていると判別され、XDLのデータが“1”である場合、アッパーページが書き込まれていまいと判別される。
この結果、アッパーページが書き込まれていると判別された場合、アッパーページのデータがリードレベルAR,CRにより順次読み出される(S63,S64)。これら読み出されたデータは、リードレベルARにより読み出されたデータは、例えばLDLにラッチされ、リードレベルCRにより読み出されたデータは、例えばUDLにラッチされる。
この後、LDLにラッチされたデータとUDLにラッチされたデータが演算される(S65)。この演算は、ステップS53の演算と同様である。この演算結果は、例えばXDLにラッチされ、この後、外部に転送される(S44)。
一方、ステップS52において、アッパーページが書き込まれていないと判別された場合、各XDLにデータ“1”が設定され(S55)、このデータが外部に転送される(S44)。
第3の実施形態によっても第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。しかも。第3の実施形態によれば、ロワーページのデータが書き込まれていると判別された場合、アッパーページのデータを読み出さずに、第1、第2のフラグセル1d、1eのデータのみを読み出し、第1、第2のフラグセル1d、1eのデータより、アッパーページのデータが書き込まれていると判別された場合、アッパーページのデータを読み出している。このため、アッパーページの無駄な読み出しを防止でき、消費電流を削減することが可能である。
尚、第2、第3の実施形態において、第1、第2のフラグセル1d、1eは、それぞれ1つに限定されるものではなく、第1、第2のフラグセル1d、1eとも複数ビット、例えば1バイトとし、第1のフラグセル1dのデータを読み出して多数決を求め、第2のフラグセル1eのデータを読み出して多数決を求め、これら多数決の結果により、ロワーページ、アッパーページが書き込まれているかどうかを判定することも可能である。このように構成した場合、ロワーページ、アッパーページの書き込み判定の信頼性を向上することが可能である。
また、上記第1の実施形態は2値データを記憶する場合について説明し、第2の実施形態は4値のデータを記憶する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ページ数に応じてフラグセルの数を増加することにより、8値以上のデータを記憶する場合にも適用することが可能である。
その他、本発明の要旨を変えない範囲において、種々変形実施可能なことは勿論である。
1…メモリセル、2…ビット線制御回路、7…制御信号及び制御電圧発生回路、10_1〜10_n…データ記憶回路、1a…ノーマルセル、2a…センスアンプ、2b…ラッチ回路群、FC…フラグセル、1d、1e…第1、第2のフラグセル(FC1、FC2)。

Claims (6)

  1. 複数のワード線、及び複数のビット線に接続され、複数のメモリセルがマトリックス状に配置されて構成されたメモリセルアレイと、
    前記複数のメモリセルに対するデータの書き込み、及び読み出しを制御する制御回路と、を具備し、
    前記制御回路は、前記メモリセルアレイの複数の第1メモリセルにデータを書き込む時、前記複数の第1メモリセルと同時に選択される第2メモリセルに第1フラグデータを設定し、
    前記複数の第1メモリセルのデータを読み出す前に、前記第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されているかどうかを判別し、前記第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されていない場合、前記複数の第1メモリセルからデータを読み出さず、前記第1論理レベルのデータを出力し、前記第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されている場合、前記複数の第1メモリセルからデータを読み出すことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 複数のワード線、及び複数のビット線に接続され、複数のメモリセルがマトリックス状に配置されて構成されたメモリセルアレイと、
    前記メモリセルに対するデータの書き込み、及び読み出しを制御する制御回路と、を具備し、
    前記制御回路は、前記メモリセルアレイの複数の第1メモリセルに第1ページのデータを書き込む時、前記複数の第1メモリセルと同時に選択される第2メモリセルに第1フラグデータを設定し、
    前記複数の第1メモリセルに第2ページのデータを書き込む時、前記複数の第1メモリセルと同時に選択される第3メモリセルに第2フラグデータ設定し、
    前記複数の第1メモリセルの前記第1ページのデータを読み出す前に、前記第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されているかどうかを判別し、前記第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されていない場合、前記複数の第1メモリセルからデータを読み出さず、前記第1論理レベルのデータを出力し、前記第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されている場合、前記複数の第1メモリセルから第1ページのデータを読み出し、
    前記複数の第1メモリセルの前記第2ページのデータを読み出す前に、第2メモリセルに前記第1フラグデータが設定されているかどうかを判別し、前記第1フラグデータが設定されていない場合、前記第2ページのデータを読み出さず、前記第1論理レベルのデータを出力することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記制御回路は、前記第2メモリセルに前記1フラグデータが設定されている場合、前記第2ページのデータと前記第3メモリセルのデータを読み出し、前記第3メモリセルに前記第2フラグデータが設定されているかどうかを判別し、前記第2フラグデータが設定されている場合、前記読み出された第2ページのデータを出力し、前記第2フラグデータが設定されていない場合、前記第1論理レベルのデータを出力することを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記制御回路は、前記第2メモリセルに前記1フラグデータが設定されている場合、前記第3メモリセルのデータを読み出し、前記第3メモリセルに前記第2フラグデータが設定されているかどうかを判別し、前記第2フラグデータが設定されている場合、前記第2ページのデータを読み出して出力し、前記第2フラグデータが設定されていない場合、前記第1論理レベルのデータを出力することを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第2メモリセルは、複数のメモリセルにより構成され、各メモリセルから読み出されたデータの多数決により第1フラグデータが決定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第3メモリセルは、複数のメモリセルにより構成され、各メモリセルから読み出されたデータの多数決により前記第2フラグデータが決定されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
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