JP2009259326A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】8値データの読み出しエラー率低減を図った半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】電気的書き換え可能な不揮発性のメモリセルを用いたメモリセルアレイを備えて、前記メモリセルが8値データ記憶を行う半導体記憶装置において、前記8値データをしきい値レベルの低い方から順に、E0,A,B,C,D,E,F及びGとし、それぞれ上位ページ(UP)ビット,中間ページ(MP)ビット及び下位ページ(LP)ビットを用いて(UP,MP,LP)で表すものとして、E0=(1,1,1),A=(1,0,1),B=(0,0,1),C=(0,0,0),D=(1,0,0),E=(1,1,0),F=(0,1,0),G=(0,1,1)なるビット割り付けがなされる。
【選択図】図3

Description

この発明は、8値データ記憶を行う半導体記憶装置に関する。
電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)の一つとして、NAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリは、複数のメモリセルを直列接続したNANDセルユニット(NANDストリング)を用いることにより、小さいチップ面積での大容量記憶を可能としている。
近年、NAND型フラッシュメモリにおいて、更に記憶容量を増大させる技術として、多値データ記憶方式が実用されるようになっている。多値データ記憶を実現するには、2値データ記憶の場合に比べて、書き込みデータレベル(セルのしきい値レベル)間の間隔を狭く制御することが必要である。従って、セルの微細化に伴って隣接セル間の容量カップリングが大きくなると、その影響によるデータレベル変動が大きくなり、誤読み出し等が生じるおそれがある。
このような隣接セル間の容量カップリングの影響をできる限り抑えながら多値データ記憶を行う方式が、例えば特許文献1において提案されている。
しかし、例えば8値データ記憶の場合は、各データしきい値レベルの分布幅及び間隔とも狭く、上述した容量カップリングの影響のほかにも、書き込み時の過書き込み、データを長時間保持したときの電荷抜け等により、書き込み後にデータレベル変動が生じ、誤読み出しが生じる可能性がある。
実際の誤読み出しは、読み出し回数が多くなるほど確率が高くなる。そうすると、通常の8値データのビット割付では、上位ページ>中間ページ>下位ページの順でデータが変動する確率(読み出しエラー率)が高くなる。なぜなら、下位ページは一つのワード線レベル設定での読み出しであり、中間ページは二つのワード線レベル設定での読み出しであり、上位ページは四つのワード線レベルでの読み出しとなるからである。
誤読み出しビットは、チップ或いはメモリコントローラにECCシステムを搭載することにより、一定の範囲で訂正可能である。しかし、上位ページでの誤読み出しに対応できるようなECCシステムを搭載すると、中間ページや下位ページに対しては、不必要なチェツクビット数や訂正能力を持たせる結果となる。
特開2005−243205号公報
この発明は、8値データの読み出しエラー率低減を図った半導体記憶装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様による半導体記憶装置は、電気的書き換え可能な不揮発性のメモリセルを用いたメモリセルアレイを備えて、前記メモリセルが8値データ記憶を行う半導体記憶装置であって、
前記8値データをしきい値レベルの低い方から順に、E0,A,B,C,D,E,F及びGとし、それぞれ上位ページ(UP)ビット,中間ページ(MP)ビット及び下位ページ(LP)ビットを用いて(UP,MP,LP)で表すものとして、E0=(1,1,1),A=(1,0,1),B=(0,0,1),C=(0,0,0),D=(1,0,0),E=(1,1,0),F=(0,1,0),G=(0,1,1)なるビット割り付けがなされる、ことを特徴とする。
この発明によると、8値データの読み出しエラー率低減を図った半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
[フラッシュメモリ構成]
図1は、一実施の形態によるNAND型フラッシュメモリの機能ブロック構成を示し、図2はそのセルアレイ構成を示している。メモリセルアレイ1は、図2に示すように、複数の電気的書き換え可能な不揮発性のメモリセルMC0−MC31を直列接続したNANDストリングNUを配列して構成される。
NANDストリングNUの一端は選択ゲートトランジスタS1を介してソース線CELSRCに、他端は選択ゲートトランジスタS2を介してビット線BLに接続されている。メモリセルMC0−MC31の制御ゲートはそれぞれワード線WL0−WL31に接続され、選択ゲートトランジスタS1,S2のゲートはそれぞれ選択ゲート線SGS,SGDに接続されている。
図2の例では、1ワード線により同時に選択されるメモリセルが、物理的な1ページを構成する。ワード線を共有するNANDストリングの集合は、データ消去の単位となるブロックを構成する。図2に示すように、セルアレイ1は通常、ビット線BLの方向に複数のブロックBLK0−BLKm−1を配列して構成される。
セルアレイ1のワード線及び選択ゲート線を選択駆動するために、ワード線ドライバを含むロウデコーダ2が設けられている。セルアレイ1のビット線はセンスアンプ回路3に接続される。センスアンプ回路3は、物理的な1ページのデータを同時に読み出しまたは書き込みするためのセンスアンプSAを備える。
後に説明するようにこの実施の形態では、8値データ記憶を行うが、8値データ書き込みを行うために、各センスアンプSAは、少なくとも3つのデータラッチDL1−DL3を備える。
センスアンプ回路3と外部I/Oバッドとの間は、カラムデコーダ4により制御されて、データバス9を介し、I/Oバッファ5を介してカラム単位でデータ転送される。内部コントローラ7は、外部制御信号とコマンドCMDに基づいて、読み出し、書き込み及び消去のシーケンス制御を行う。
I/Oバッファ5を介して入力される、動作指令のコマンドCMDは、内部コントローラ7でデコードされ、動作制御に供される。同じくI/Oバッファ5を介して入力される読み出し/書き込みアドレスAddは、アドレスレジスタ6を介して、ロウデコーダ2及びカラムデコーダ4に転送される。
例えば大容量のメモリカードを構成するためには、図1に示すように、メモリチップと共にメモリコントローラ10とをカードに搭載する。ここでは、メモリコントローラ10が読み出しデータのエラー訂正を行うECC(Error Cheching and Correcting)回路11を搭載する例を示している。
[8値データのビット割り付けと書き込み方式]
図3は、この実施の形態でのフラッシュメモリの8値データのビット割り付けと書き込み方式を示している。8値データの書き込み状態(8LC)は、しきい値レベルの低い方から順に、E0,A,B,C,D,E,F及びGとし、それぞれ上位ページ(UP)ビット,中間ページ(MP)ビット及び下位ページ(LP)ビットを用いて(UP,MP,LP)で表すものとして、E0=(1,1,1),A=(1,0,1),B=(0,0,1),C=(0,0,0),D=(1,0,0),E=(1,1,0),F=(0,1,0),G=(0,1,1)なるビット割り付けがなされる。
この8値データの書き込み方法を説明すれば、次の通りである。書き込むべきブロックの全セルは、予め消去しきい値状態E0に設定される。この状態から、選択されたワード線(物理的1ページ)の一群のメモリセル毎に書き込みを行うことになる。
まず、下位ページ(LP)書き込みにより、最終的にレベルC乃至Fのいずれかに書かれるべきメモリセルに対して、下位レベルLMを書き込む。このデータ状態は、レベルE0に(1,1,1),(0,1,1),(0,0,1),(1,0,1)が縮退して記憶された状態、データレベルLMに(1,0,0),(0,0,0),(0,1,0),(1,1,0)が縮退して記憶された状態ということができ、いわゆる2値データ状態(2LC)である。データ状態LMのしきい値下限値AV1が書き込みベリファイ電圧により規定される。
次に中間ページ(MP)書き込みにより、最低しきい値レベルE0のセルのうち、レベルA又はBが書かれるべきセルに選択的に中間レベルMAを、下位レベルLMのセルのうちレベルC又はDが書かれるべきセルに選択的に中間レベルMBを、同じく下位レベルLMのセルのうちレベルE又はFが書かれるべきセルに選択的に中間レベルMCを書き込む。
これらの中間レベルは、下限値で比較するとMA<A,MB<C,MC<Eである。このとき、各レベルMA,MB,MCのしきい値下限値は、書き込みベリファイ電圧AV2,BV2,CV2により規定される。このデータ状態は4値データ状態(4LC)である。
この段階では、レベルE0が(1,1,1)と(0,1,1)の縮退した状態、レベルMAが(0,0,1)と(1,0,1)の縮退した状態、レベルMBが(1,0,0)と(0,0,0)の縮退した状態、レベルMCが(0,1,0)と(1,1,0)の縮退した状態である。
この後、上位ページ(UP)の中間書き込みとして、レベルE0のセルを選択的に、書き込みベリファイ電圧GV3により規定されるしきい値下限値を持つ最上位データレベルGまで遷移させる。これにより、レベルE0のデータ縮退状態が解けて、レベルE0は(1,1,1)に、レベルGは(0,1,1)になる。
更に、最終UP書き込みにより、中間レベルMAをレベルA又はBに、中間レベルMBをレベルC又はDに、中間レベルMCをレベルE又はFにそれぞれ遷移させる。これらのデータレベルのしきい値下限値AV3,BV3,CV3,DV3,EV3,FV3(AV3<BV3<CV3<DV3<EV3<FV3)が書き込みベリファイ電圧により規定される。これにより、A=(1,0,1),B=(0,0,1),C=(0,0,0),D=(1,0,0),E=(1,1,0),F=(0,1,0)のデータ状態が得られる。先のUP中間状態書き込み結果と合わせて、得られたデータ状態が最終的な8値データ状態(8LC)である。
UP中間書き込みでは大きなしきい値遷移を伴うため、レベルMA,MB,MCに書かれたセルが破線で示すようにレベル変動を伴うが、この変動の影響は、最終的なUP書き込みにより吸収される。
なおこの実施の形態では、2LCの状態、4LCの状態でもデータ読み出しを可能とするためには、書き込みレベルがどの段階にあるかを示すフラグデータを書き込む。そのためには、物理的1ページ内に例えば1カラムのフラグデータ領域を用意する。
具体的に例えば、LP書き込みフラグFlagL、MP書き込みフラグFlagM及びUP書き込みフラグFlagUを用意して、2LCの書き込み状態では、FlagL=“0”,FlagM=FlagU=“1”を、4LCの書き込み状態では、FlagL=FlagM=“0”,FlagU=“1”を、8LCの書き込み状態では、FlagL=FlagM=FlagU=“0”を書き込む。
図4〜図6は、書き込みシーケンスを示している。
LP書き込みは、図4に示すように、LP書き込みコマンドの入力、書き込みアドレス及び書き込みデータの入力により自動的に書き込みが開始される(ステップS1)。即ち選択ワード線に書き込み電圧を印加する書き込み動作(ステップS2)、次いで選択ワード線に書き込みベリファイ電圧AV1を印加するベリファイ読み出し動作(ステップS3)を行う。
1ページの同時書き込みは具体的には、ビット線からのNANDセルチャネル電位制御を伴って、しきい値を正方向に遷移させる“0”書き込み動作と、しきい値遷移を禁止する書き込み禁止動作(“1”書き込み動作)との組み合わせとして行われる。以下の書き込み動作も同様である。
1ページデータが全て書かれたか否かの書き込み完了判定を行って(ステップS4)、書き込み不十分のセルがある場合は書き込み電圧をステップアップし(ステップS5)、再度書き込みを行う(ステップS2)。以上の書き込みサイクルを全セルが書かれるまで繰り返す。
図5は、MP書き込みシーケンスである。MP書き込みコマンドの入力、書き込みアドレス及び書き込みデータの入力により書き込みが開始される(ステップS11)。まず、MP書き込みの制御用の参照データとするために、内部的にすでに書かれているLPデータ読み出しを行う(ステップS12)。そして、選択ワード線に書き込み電圧を印加する書き込みを行い(ステップS13)、選択ワード線に書き込みベリファイ電圧AV2,BV2,CV2を印加するベリファイ読み出しを順次行う(ステップS14−S16)。
1ページデータが全て書かれたか否かの書き込み完了判定を行って(ステップS17)、書き込み不十分のセルがある場合は書き込み電圧をステップアップして(ステップS18)、再度書き込みを行う(ステップS13)。以上の書き込みサイクルを全セルが書かれるまで繰り返す。
図6は、UP書き込みシーケンスである。UP書き込みコマンドの入力、書き込みアドレス及び書き込みデータの入力により書き込みが開始される(ステップS31)。まず、MP書き込み制御用の参照データとするために、内部的にすでに書かれているLPデータ及びMPデータ読み出しを行う(ステップS22)。そして、まずレベルG書き込みを行うセル以外を書き込み禁止状態に設定して、選択ワード線に書き込み電圧を印加する書き込み動作を行い(ステップS23)、選択ワード線に書き込みベリファイ電圧GV3を印加するベリファイ読み出しを順次行う(ステップS24)。
Gレベルに書き込むべきセルが全て書かれたか否かの書き込み完了判定を行って(ステップS25)、書き込み不十分のセルがある場合は書き込み電圧をステップアップして(ステップS26)、再度書き込みを行う(ステップS23)、という書き込みサイクルを繰り返す。
Gレベルの書き込み完了が判定されたら、次にA〜Fレベルのための書き込み動作を行い(ステップS27)、ベリファイ電圧AV3〜FV3を設定したベリファイ読み出しを順次行う(ステップS28)。そして、書き込み完了判定を行い(ステップS29)、書き込み不十分のセルがある場合は書き込み電圧をステップアップして(ステップS30)、再度書き込みを行う(ステップS27)、という書き込みサイクルを繰り返す。
書き込みフラグFlagL,FlagM,FlagUについては、それぞれ上述したLP,MP,UP書き込みシーケンスで同時に書き込みが行われる。
[読み出し方式−従来との比較]
以上のようにビット割り付けがなされた8値データを読み出すには、従来方式と比較して、LP読み出し、MP読み出し及びUP読み出しに要する読み出し回数(ワード線設定回数)が平均化され、結果的に読み出しエラー率の低減が可能になる。この点を、以下従来方式との比較で説明する。
まず、従来方式のビット割り付け例による8値データの場合を説明する。従来の8値データ記憶方式では、実施の形態のデータレベルE0,A−Gに対応して、E0=(1,1,1),A=(0,1,1),B=(0,0,1),C=(1,0,1),D=(1,0,0),E=(0,0,0),F=(0,1,0),G=(1,1,0)のように割り付けられる(図15−図17)。
図15は、LP読み出し条件を示している。8LCまで書かれた状態でのLP読み出しは、レベルCとDの間に読み出し電圧DR3を設定した1回の読み出しである。4LCまで書かれた状態でのLP読み出しも、レベルMAとMBの間に設定した読み出し電圧BR2を用いた1回の読み出し動作により、また2LCまで書かれた状態でのLP読み出しも、レベルE0とLMの間に設定した読み出し電圧AR1を用いた1回の読み出し動作により、読み出すことができる。
図16は、MP読み出し条件を示している。8LCまで書かれた状態でのMP読み出しは、レベルAとBの間及びレベルEとFの間にそれぞれ読み出し電圧BR3とFR3を設定した2回の読み出しになる。4LCまで書かれた状態でのMP読み出しも、レベルE0とMAの間及びレベルMBとMCの間にそれぞれ読み出し電圧BR3とFR3を設定した2回の読み出しになる。
図17は、UP読み出し条件を示している。UP読み出しは、レベルE0とAの間、BとCの間、DとEの間、FとGの間にそれぞれ読み出し電圧AR3,CR3,ER3,GR3を設定した4回の読み出しが必要である。
即ち従来方式では、上位ページの読み出しに、それぞれ狭い、異なるデータレベル間に読み出し電圧を設定した4回の読み出し動作を必要とし、これがエラー率上昇の原因となる。
これに対して、この実施の形態でのビット割り付けの場合の読み出し条件を図15−17にそれぞれ対応させて示すと、図10−12となる。
図10は、図15に対応させたLP読み出し条件である。8LCまで書かれた状態でのLP読み出しは、レベルBとCの間に設定した読み出し電圧CR3を用いた読み出しと、レベルFとGの間に設定した読み出し電圧GR3を用いた読み出しとの2回の読み出しが必要である。即ち、レベルB以下とレベルC以上を判別する読み出しを行い、更にレベルC−FとGを判別する読み出しが必要となる。
4LCまで書かれた状態でのLP読み出しは、レベルMAとMBの間に設定した読み出し電圧BR2を用いた1回の読み出し動作により、また2LCまで書かれた状態でのLP読み出しも、レベルE0とLMの間に設定した読み出し電圧AR1を用いた1回の読み出し動作により、読み出すことができる。
図11は、図16に対応させたMP読み出し条件である。8LCまで書かれた状態でMPビットの“0”,“1”を判別するには、レベルE0とAの間に設定した読み出し電圧AR3を用いた読み出しと、レベルDとEの間に設定した読み出し電圧ER3を用いた読み出しとの2回の読み出しが必要である。4LCまで書かれた状態でも、レベルE0とMAの間に設定した読み出し電圧AR2を用いた読み出しと、レベルMBとMCの間に設定した読み出し電圧CR2を用いた読み出しとの2回の読み出しが必要である。
図12は、図17に対応させたUP読み出し条件である。UP読み出しのためには、レベルAとBの間に設定した読み出し電圧BR3を用いた読み出し、レベルCとDの間に設定した読み出し電圧DR3を用いた読み出し及び、レベルEとFの間に設定した読み出し電圧FR3を用いた読み出し、の計3回の読み出しが必要である。
以上のようにこの実施の形態の方式では、LP読み出し回数が従来方式より1回増えるものの、UP読み出しでは必要な読み出し回数が従来方式より1回少なくなる。即ち、UP読み出しによるエラー率が低減され、LP,MP,UP読み出しでのエラー率が平均化されて、全体として読み出しエラー率が低減される。従ってまた、エラー訂正のためのECC回路11に、従来のような大きな訂正能力を与える必要がなくなる。
図7〜図9は、この実施の形態での具体的な読み出しフローを示している。
図7は、LP読み出しのフローである。まず書き込みフラグ読み出しを行い(ステップS31)、その読み出し結果に基づいて、書き込み状態が2LCにあるか(FlagL=“0”,FlagM=FlagU=“1”)、4LCにあるか(FlagL=FalgM=“0”,FlagU=“1”)、8LCにあるか(FlagL=FalgM=FlagU=“0”)を判定する(ステップS32)。
2LC状態であれば、読み出し電圧AR1での読み出しを行い(ステップS33)、4LC状態であれば、読み出し電圧BR2での読み出しを行い(ステップS34)、8LC状態であれば、読み出し電圧CR3での読み出し(ステップS35)と読み出し電圧GR3での読み出し(ステップS36)を行う。
但し、実際の読み出し動作としては、ステップS31の書き込みフラグ読み出しを、読み出し電圧AR1を用いたLP読み出しのステップS33を兼ねた読み出し動作として行うことができる。このように、同じ読み出し電圧を用いる場合に、書き込みフラグ読み出しとデータ読み出し動作を同時に行えることは、以下のMP読み出し、UP読み出しにおいても同様である。
図8は、MP読み出しフローである。LP読み出しと同様に、書き込みフラグ読み出し(ステップS41)とそのフラグ判定を行う(ステップS42)。2LC状態であれば、MPデータはないので、そのことを指示すべく、データラッチをオール“1”状態にセットする(ステップS43)。
4LC状態であれば、読み出し電圧AR2での読み出し(ステップS44)と読み出し電圧CR2での読み出し(ステップS45)を行う。8LC状態であれば、読み出し電圧AR3での読み出し(ステップS46)と読み出し電圧ER3での読み出し(ステップS47)を行う。
図9は、UP読み出しフローである。まず書き込みフラグ読み出し(ステップS51)とそのフラグ判定を行う(ステップS52)。2LC或いは4LC状態であれば、UPデータはないので、そのことを指示すべく、データラッチをオール“1”状態にセットする(ステップS53)。
8LC状態であれば、読み出し電圧BR3での読み出し(ステップS54)、読み出し電圧DR3での読み出し(ステップS55)及び、読み出し電圧FR3での読み出し(ステップS56)を行う。
[ワード線選択法]
ここまで、ある選択ワード線での書き込み及び読み出しを説明したが、順次ワード線を選択して連続する複数ワード線(連続する複数物理ページ)の書き込みを行う場合に、後に選択される隣接ワード線での書き込みがすでに書かれているワード線上のセルデータに影響を与える。この影響を低減するためには、特許文献1で説明されているワード線選択手法を適用することが好ましい。
具体的に図13を参照して説明する。ここでは、共通ソース線側のワード線WL0から順にワード線が選択されて、書き込みが行われる場合を示しており、“L”,“M”,“U”がそれぞれ、LP,MP,UP書き込みを示している。
即ち、ワード線WL0上のセルにLPページ及びMPページ書き込みを行った後、次のワード線WL1を選択して、LPページ及びMPページ書き込みを行う。その後、ワード線WL0に戻って、まだ書かれていないUP書き込みを行う。
次に、ワード線WL2に遷移して、LPページ及びMPページ書き込みを行い、次にワード線WL1に戻って、UP書き込みを行う。以下、同様の繰り返しとなる。
このような書き込みワード線選択を行うことにより、後に書かれるワード線上のセルデータによる既書き込みセルに対する容量カップリングの影響を低減することが可能になる。
[他の8値データ書き込み法]
図14は、同じビット割り付けの8値データを書き込む他の書き込み法を、図3の例と対応させて示している。図3で説明した書き込み法は、UP中間状態書き込みで、レベルE0からGへの大きなしきい値遷移を行わせる。このとき、すでに書かれているMPデータMA,MB,MCのレベルが影響を受ける。この影響は、その後のUP書き込みで吸収されるとはいえ、できれば大きなレベル遷移は避けることが好ましい。
図14の書き込み法では、まず負の消去しきい値の状態E0から、中間状態1として、それぞれベリファイ電圧VAV,LBV(VAV<VBV)を用いて二つの中間レベルLA,LB(LA<LB)を書く。レベルAは、最終的にレベルC乃至Fのいずれかが書かれるべきセルの中間レベルである。レベルLBは、最上位レベルGのデータ(0,1,1)に対応する中間レベルである。
この中間状態1の書き込み後、レベルE0は、(1,1,1),(0,0,1),(1,0,1)が縮退した状態であり、レベルLAは、(1,0,0),(0,0,0),(0,1,0),(1,1,0)が縮退した状態である。
続いて中間状態2の書き込みを行う。即ち、レベルE0のセルを選択的に中間レベルMA(<レベルA)に遷移させ、中間レベルLAのセルを中間レベルMB(<レベルC)又はMC(<レベルE)に遷移させ、中間レベルLBのセルを中間レベルMD(<レベルG)に遷移させる。これらの中間レベルのしきい値下限値はそれぞれ、ベリファイ電圧MAV,MBV,MCV,MDV(MAV<MBV<MCV<MDV)により規定される。
中間レベルMAは(0,0,1)と(1,0,1)が縮退した状態、MBは(1,0,1)と(0,0,0)が縮退した状態、MCは(0,1,0)と(1,1,0)が縮退した状態である。
次に最終的な8値データ書き込みを行う。即ち、中間レベルMAのセルをレベルA又はBに遷移させ、中間レベルMBのセルをレベルC又はDに遷移させ、中間レベルMCのセルをレベルE又はFに遷移させ、中間レベルMDのセルをレベルGに遷移させる。これらの最終レベルA−Gのしきい値下限値はそれぞれ、ベリファイ電圧AV3−GV3(AV3<BV3<…<GV3)により規定される。
以上により、先の書き込み方式の場合と同じビット割り付けの8値データが得られる。但しこの書き込みは、先の書き込み方式のように下位ページ(LP)書き込みシーケンスと中間ページ(MP)書き込みシーケンスとをそれぞれ独立のシーケンスとして実行するものと異なる。
即ち最初からLPデータ、MPデータ及びUPデータを全てロードした上で、それらのデータを参照しながら、中間状態1書き込み、中間状態2書き込み及び最終的8値データ書き込みを一つのシーケンスとして行うことになる。
実施の形態によるフラッシュメモリの機能ブロック構成を示す図である。 同フラッシュメモリのメモリセルアレイ構成を示す図である。 同フラッシュメモリの8値データビット割り付けと書き込み法を示す図である。 下位ページ書き込みシーケンスを示す図である。 中間ページ書き込みシーケンスを示す図である。 上位ページ書き込みシーケンスを示す図である。 下位ページ読み出しのフロー図である。 中間ページ読み出しのフロー図である。 上位ページ読み出しのフロー図である。 下位ページ読み出しのバイアス条件を示す図である。 中間ページ読み出しのバイアス条件を示す図である。 上位ページ読み出しのバイアス条件を示す図である。 好ましい書き込みワード線選択法を説明するための図である。 他の8値データ書き込み法を説明するための図である。 従来の下位ページ読み出しのバイアス条件を、図10と対応させて示す図である。 従来の中間ページ読み出しのバイアス条件を、図11と対応させて示す図である。 従来の上位ページ読み出しのバイアス条件を、図12と対応させて示す図である。
符号の説明
1…メモリセルアレイ、2…ロウデコーダ、3…センスアンプ回路、4…カラムデコーダ、5…I/Oバッファ、6…アドレスレジスタ、7…内部コントローラ、8…高電圧発生回路、9…データバス、10…メモリコントローラ、11…ECC回路。

Claims (5)

  1. 電気的書き換え可能な不揮発性のメモリセルを用いたメモリセルアレイを備えて、前記メモリセルが8値データ記憶を行う半導体記憶装置において、
    前記8値データをしきい値レベルの低い方から順に、E0,A,B,C,D,E,F及びGとし、それぞれ上位ページ(UP)ビット,中間ページ(MP)ビット及び下位ページ(LP)ビットを用いて(UP,MP,LP)で表すものとして、E0=(1,1,1),A=(1,0,1),B=(0,0,1),C=(0,0,0),D=(1,0,0),E=(1,1,0),F=(0,1,0),G=(0,1,1)なるビット割り付けがなされる
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記8値データの下位ページ読み出しは、選択ワード線にレベルBとCの間に設定された第1の読み出し電圧を与えた第1の読み出し動作及び、前記選択ワード線にレベルFとGの間に設定された第2の読み出し電圧を与えた第2の読み出し動作により行われ、
    前記8値データの中間ページ読み出しは、選択ワード線にレベルE0とAの間に設定された第3の読み出し電圧を与えた第3の読み出し動作及び、前記選択ワード線にレベルDとEの間に設定された第4の読み出し電圧を与えた第4の読み出し動作により行われ、
    前記8値データの上位ページ読み出しは、選択ワード線にレベルAとBの間に設定された第5の読み出し電圧を与えた第5の読み出し動作、前記選択ワード線にレベルCとDの間に設定された第6の読み出し電圧を与えた第6の読み出し動作及び、選択ワード線にレベルEとFの間に設定された第7の読み出し電圧を与えた第7の読み出し動作により行われる
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記8値データの書き込みは、
    消去状態の最低しきい値レベルE0の一群のメモリセルのうち、最終的にレベルC乃至Fのいずれかを書くべきメモリセルに選択的に、それらの最終的レベルより低い下位レベルを選択的に書き込む下位ページ書き込み動作と、
    前記最低しきい値レベルE0のメモリセルのうち、最終的にレベルA又はBを書くべきメモリセルに選択的にそれらより低い第1の中間レベルを書き込むとともに、前記下位レベルが書かれたメモリセルに選択的に第2又は第3の中間レベル(但し、第1の中間レベル<第2の中間レベル<第3の中間レベル)を書き込む中間ページ書き込み動作と、
    前記最低しきい値レベルE0のメモリセルに選択的に、最上位レベルGを書き込む上位ページ中間状態書き込み動作と、
    前記第1の中間レベルのメモリセルに選択的にレベルA又はBを書き込み、前記第2の中間レベルのメモリセルに選択的にレベルC又はDを書き込み、前記第3の中間レベルのメモリセルに選択的にレベルE又はFを書き込む上位ページ最終書き込み動作とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 前記メモリセルアレイは、複数のメモリセルが直列接続されたNANDストリングを配列して構成されて、NANDストリング内の複数メモリセルの制御ゲートはそれぞれ異なるワード線に接続されており、
    連続する複数のワード線の範囲に8値データ書き込みを行うために、(1)第1のワード線のメモリセルに下位ページ及び中間ページ書き込みを行い、(2)次いで第2のワード線のメモリセルに下位ページ及び中間ページ書き込みを行い、(3)その後前記第1のワード線に戻って残りの上位ページ書き込みを行い、(4)第3のワード線のメモリセルに下位ページ及び中間ページ書き込みを行い、(5)第のワード線に戻って残りの上位ページ書き込みを行う、というワード線書き込み選択順に従う
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 前記8値データの書き込みは、
    消去状態の最低しきい値レベルE0の一群のメモリセルのうち、最終的にレベルC乃至Fのいずれかを書くべきメモリセルに選択的に、それらの最終的レベルより低い第1の中間レベルを書き込み、最上位レベルGを書くべきメモリセルに選択的に第2の中間レベル(但し、第1の中間レベル<第2の中間レベル)を書き込む第1の中間状態書き込み動作と、
    前記最低しきい値レベルE0のメモリセルのうち最終的にレベルA又はBを書くべきメモリセルに選択的に、それらの最終的レベルより低い第3の中間レベル(<第1の中間レベル)を書き込み、前記第1の中間レベルが書かれたメモリセルのうち最終的にレベルC又はDを書くべきメモリセルに選択的に、それらの最終的レベルより低い第4又は第5の中間レベル(但し、第3の中間レベル<第4の中間レベル<第5の中間レベル)を書き込み、前記第2の中間レベルが書かれたメモリセルに第6の中間レベル(但し、第5の中間レベル<第6の中間レベル<最上位レベルG)を書き込む、第2の中間状態書き込み動作と、
    前記第3の中間レベルが書かれたメモリセルに選択的に、レベルA又はBを書き込み、前記第4の中間レベルが書かれたメモリセルに選択的に、レベルC又はDを書き込み、前記第5の中間レベルが書かれたメモリセルに選択的に、レベルE又はFを書き込み、前記第6の中間レベルが書かれたメモリセルにレベルGを書き込む8値データ書き込み動作とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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