JP2011201351A - 車両の表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メータ装置を新規作成することなくFFMインジケータを視認性よく配設できるようにした車両の表示装置を提供する。
【解決手段】メインスイッチ46の上部に配設され、メインキー50の挿入口104が設けられたキーカバー100を具備し、燃料タンク36内の混合燃料のアルコールの混合状態を表示するFFMインジケータ101を、キーカバー100に取り付ける。キーカバー100の裏面に、挿入口104の周囲に立設してFFMインジケータ101の配線101a,102aの位置を定めるリブ112,113,114を設ける。キーカバー100の車体前方側端部に、FFMインジケータ101に接続されてキーカバー100から外部に引き出される配線101a,102aを車体下方側に指向させるガイド105を設ける。挿入口104の内周面を形成するキー孔カラー111をインサート成形する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の表示装置に係り、特に、メータ装置の近傍に配設される車両の表示装置に関する。
従来から、自動二輪車のメータ装置の近傍に各種のインジケータを配設した表示装置が知られている。
特許文献1には、フロントフォークを車体フレームに回動自在に取り付けるためのトップブリッジの上部に、メータ装置とは別体式のインジケータボックスを取付プレートを介して取り付けた構造が開示されている。
実公昭62−38867号公報
ところで、アルコールおよびガソリンの混合燃料での走行が可能なFFM車(flex fuel motorcycle)においては、アルコールの混合状態を乗員に報知するためのインジケータ(以下、FFMインジケータ)が設けられることがある。しかしながら、余剰スペースの少ない自動二輪車においては、新規部品の取付スペースの確保は大きな課題であり、このFFMインジケータをメータ装置の内部に設けようとするとメータ装置を新規作成する必要が生じ、コストがかかる。特許文献1に記載された表示装置では、高い視認性を確保しながら新たなFFMインジケータを低コストで取り付けることは考慮されていなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、メータ装置を新規作成することなくFFMインジケータを視認性よく配設できる車両の表示装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、アルコールおよびガソリンの混合燃料での走行が可能な自動二輪車(1)であって、運転者に向けて配置されると共に少なくとも車速を表示するメータ装置(15)と、該メータ装置(15)の車体後方側に配設されると共にキー(50)を挿入して回動させることで車両の電源をオンオフするメインスイッチ(46)と、該メインスイッチ(46)およびハンドルバー(14)を支持するトップブリッジ(11)とを有し、前記メインスイッチ(46)を前記トップブリッジ(11)に固定された部分のハンドルバー(14)より車体前方に配設するようにした前記自動二輪車(1)に取り付けられる車両の表示装置において、前記メインスイッチ(46)の上部に配設され、前記キー(50)の挿入口(104)が設けられたキーカバー(100,200)を具備し、燃料タンク(36)内の混合燃料のアルコールの混合状態を表示するFFMインジケータ(101)を、前記キーカバー(100,200)に取り付けた点に第1の特徴がある。
また、前記キーカバー(100,200)の裏面に、前記挿入口(104)の周囲に立設して前記FFMインジケータ(101)の配線(101a,102a)と前記キー(50)との干渉を防ぐリブ(112,113,114,204)が設けられている点に第2の特徴がある。
また、前記キーカバー(100,200)の車体前方側端部に、前記FFMインジケータ(101)に接続されて前記キーカバー(100,200)から外部へ引き出される配線(101a,102a)を車体下方側に指向させるガイド(105)が設けられている点に第3の特徴がある。
また、前記FFMインジケータ(101)は、混合燃料のアルコール濃度が80%以上で点灯し、さらに、アルコール濃度が80%以上かつ外気温が15度以下で点滅するように構成されている点に第4の特徴がある。
また、前記FFMインジケータ(101)は、前記キーカバー(100,200)の挿入口(104)の車幅方向右側の位置で、該挿入口(104)と車体前後方向でオーバーラップする位置に配設されており、前記キーカバー(100,200)の挿入口(104)の車幅方向左側で前記FFMインジケータ(101)と左右対称の位置に、燃料噴射装置の状態を報知するFIインジケータ(102)が配設されている点に第5の特徴がある。
また、前記FFMインジケータ(101)およびFIインジケータ(102)は、前記トップブリッジ(11)に前記ハンドルバー(14)を固定するために車幅方向で対称の位置に配設された2つのホルダ(48,48)の車体前方側にそれぞれ配設されている点に第6の特徴がある。
また、前記キーカバー(100,200)の挿入口(104)には、該挿入口(104)の内周面を形成するキー孔カラー(111)がインサート成形されている点に第7の特徴がある。
また、前記キーカバー(100,200)を前記トップブリッジ(11)に取り付けるために形成される車幅方向左右端部の貫通孔(109)に、締結部材(103)と当接させるカラー(108)がインサート成形されている点に第8の特徴がある。
また、前記FFMインジケータ(101)は、発光源としてのバルブ(118)と、有色透明のレンズ(101b)と、前記バルブ(118)およびレンズ(101b)を保持する保持部材(115L,215L)とからなり、前記保持部材(115L,215L)は、前記バルブ(118)を水平方向から挿入すると共に前記レンズ(101b)を垂直方向から挿入するように、筒状体を直角に屈曲させた形状とされている点に第9の特徴がある。
また、前記保持部材(115L)には、その屈曲部の下端面に水抜き孔(137)が形成されており、前記水抜き孔(137)の下方には、前記保持部材と一体成形されたひさし部材(116)が設けられている点に第10の特徴がある。
また、前記保持部材(115L,215L)には、前記バルブ(118)とレンズ(101b)との間に形成される空間と外部とを連通する通気口(134,234)が設けられている点に第11の特徴がある。
さらに、前記FFMインジケータ(101)および前記FIインジケータ(102)は同形状の部品で構成されており、前記キーカバー(100,200)に形成されたFFMインジケータ(101)およびFIインジケータ(102)のインジケータ取付孔(120,121,220,221)には、回転方向の位置決めを行う切欠(120a,121a,220a,221a)がそれぞれ形成されている点に第12の特徴がある。
第1の特徴によれば、メインスイッチの上部に配設され、キーの挿入口が設けられたキーカバーを具備し、燃料タンク内の混合燃料のアルコールの混合状態を表示するFFMインジケータをキーカバーに取り付けたので、アルコールの混合状態を表示するFFMインジケータがメータ装置の外部に設けられることとなり、メータ装置を新規作成することなく、かつ専用のカバーやインジケータボックスを設けることなく、メインスイッチカバーを兼用しながら取付スペースを最小限に抑えてFFMインジケータを配設することができる。
また、キーカバーがメータ装置の後方かつハンドルバーの前方に位置することから、視認性の高い位置にFFMインジケータを設けることができ、かつメータ装置に配設された他のインジケータとの差別化を図ることが可能となる。さらに、例えば、ほぼ同じ構成のガソリン車に同様のキーカバーが設けられていた場合、このキーカバーを換装するのみでFFMインジケータを後付け感なく取り付けることができる。
第2の特徴によれば、キーカバーの裏面に、挿入口の周囲に立設してFFMインジケータの配線とキーとの干渉を防ぐリブが設けられているので、FFMインジケータに接続される配線をキーに干渉しないようにして保護することができる。
第3の特徴によれば、キーカバーの車体前方側端部に、FFMインジケータに接続されてキーカバーから外部へ引き出される配線を車体下方側に指向させるガイドが設けられているので、インジケータから引き出される配線の長さを短縮してコストを抑えると共に、水分や埃等から配線を保護することができる。また、ガイドによって配線が上方から視認されなくなり外観性および商品性が高められる。
第4の特徴によれば、FFMインジケータは、混合燃料のアルコール濃度が80%以上で点灯し、さらに、アルコール濃度が80%以上かつ外気温が15度以下で点滅するように構成されているので、アルコール濃度が高くエンジンの始動性が低下する可能性がある場合には、インジケータが点灯することで運転者にガソリンの給油を促すことができる。また、アルコール濃度が高くかつ外気温が低いために始動性がさらに低下する可能性がある場合は、点滅によって車両状態を予め運転者に知らせることが可能となる。
第5の特徴によれば、FFMインジケータは、キーカバーの挿入口の車幅方向右側の位置で、該挿入口と車体前後方向でオーバーラップする位置に配設されており、キーカバーの挿入口の車幅方向左側でFFMインジケータと左右対称の位置に、燃料噴射装置の状態を報知するFIインジケータが配設されているので、キーカバーの車幅方向左側から、FIインジケータ、挿入口、FFMインジケータと並ぶため、キーカバーの車体前後方向の寸法を低減して、メータ装置とハンドルバーとの間の限られたスペースに配設することが容易となる。
第6の特徴によれば、FFMインジケータおよびFIインジケータは、トップブリッジにハンドルバーを固定するために車幅方向で対称の位置に配設された2つのホルダの車体前方側にそれぞれ配設されているので、運転中等、瞬時にインジケータを確認したい場合、ハンドルバーのホルダおよびその締結ボルト等がインジケータ位置の目印となり、瞬時にインジケータを確認することが可能となる。
第7の特徴によれば、キーカバーの挿入口には、該挿入口の内周面を形成するキー孔カラーがインサート成形されているので、メインスイッチにキーを差し込む際に、樹脂等で形成されたキーカバーに傷が付くことを防止できる。また、カラーをインサート成形することにより、組立工数を低減することが可能となる。
第8の特徴によれば、キーカバーをトップブリッジに取り付けるために形成される車幅方向左右端部の貫通孔に、締結部材と当接させるカラーがインサート成形されているので、締結部材の締め付けに伴うキーカバーの変形等を防ぐことができる。
第9の特徴によれば、FFMインジケータは、発光源としてのバルブと、有色透明のレンズと、バルブおよびレンズを保持する保持部材とからなり、保持部材は、バルブを水平方向から挿入すると共にレンズを垂直方向から挿入するように、筒状体を直角に屈曲させた形状とされているので、インジケータの上下方向の寸法が低減されると共に、キーカバーの上下方向の寸法を低減することが可能となる。
第10の特徴によれば、保持部材には、その屈曲部の下端面に水抜き孔が形成されており、水抜き孔の下方には、保持部材と一体成形されたひさし部材が設けられているので、保持部材の内部へ浸入した水分を効果的に排出できると共に、走行時の水はねや洗車等で車体下方側から水分が浸入しようとしても、ひさし部材によってこれを防ぐことができる。
第11の特徴によれば、保持部材には、バルブとレンズとの間に形成される空間と外部とを連通する通気口が設けられているので、バルブによる発光熱を逃がすと共に、浸水時に密閉空間に負圧が生じないようにして水抜き機能を維持することができる。
第12の特徴によれば、FFMインジケータおよびFIインジケータは同形状の部品で構成されており、キーカバーに形成されたFFMインジケータおよびFIインジケータのインジケータ取付孔には、回転方向の位置決めを行う切欠がそれぞれ形成されているので、共通部品を増やして生産コストを低減することができる。また、キーカバーに切欠が形成されているため、組付作業を容易にすることができる。
本発明の一実施形態に係る車両の表示装置を適用した自動二輪車の側面図である。 トップブリッジの周囲の拡大側面図である。 メータ装置の周辺構造を示す斜視図である。 トップブリッジとキーカバーとの係合状態を示す拡大側面図である。 メータ支持ステーの斜視図である。 車体前方側から見たトップブリッジの側面図である。 トップブリッジの正面図である。 FFMインジケータおよびFIインジケータを取り付けた状態のキーカバーの正面図である。 キーカバーを車体後方側から見た側面図である。 キーカバーを裏面側から見た斜視図である。 FFMインジケータおよびFIインジケータを取り付けた状態のキーカバーの背面図である。 キーカバーを取り付けた状態で車体前方から見たトップブリッジの側面図である。 図8のB−B線断面図である。 図13の一部拡大図である。 図8のA−A線断面図である。 図8のC−C線断面図である。 保持部材の斜視図である。 保持部材の斜視図である。 FIインジケータ用のレンズの斜視図である。 FFMインジケータ用のレンズの斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るキーカバーの正面図である。 FFMインジケータおよびFIインジケータを取り付けた状態のキーカバーの背面図である。 キーカバーを裏面側から見た斜視図である。 キーカバーを車体後方側から見た側面図である。 FIインジケータの取り付け部分の断面図である。 保持部材の側面図である。 保持部材の上面図である。 図27のD−D線断面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る車両の表示装置を適用した自動二輪車1の側面図である。自動二輪車1は、車体前後方向に延びる1本のメインフレーム(モノバックボーンフレーム)2を有する。メインフレーム2の前端部に設けられたヘッドパイプ5には、不図示のステアリングステムが回動自在に軸支されている。該ステアリングステムには、前輪WFを回転可能に軸支する左右一対のフロントフォーク13が、トップブリッジ11およびボトムブリッジ12を介して回動自在に取り付けられている。前輪WFは、トップブリッジ11の上部に取り付けられたハンドルバー14によって操舵可能に構成されている。
中空構造とされるメインフレーム2は、プレス鋼板で形成された上側部材と下側部材とを車体上下方向でスポット溶接することで形成されている。また、メインフレーム2の前方には、車幅方向中央で下方に延びる前側エンジンハンガ7が取り付けられている。プレス鋼板で形成される前側エンジンハンガ7は、その上縁部をメインフレーム2の下側部材に車幅方向でスポット溶接することでメインフレーム2に接合されている。前側エンジンハンガ7の下端部には、エンジン20を支持するエンジンマウント10が設けられている。
前側エンジンハンガ7の後方には、車幅方向中央で下方に延びる後側エンジンハンガ6が取り付けられている。また、ピボット軸30の周囲で、後側エンジンハンガ6の車幅方向外側には、左右一対のリヤクッションユニット支持フレーム8がスポット溶接によって接合されている。リヤクッションユニット支持フレーム8は、シートフレーム9の後端部まで延びる形状とされており、メインフレーム2の上側部材と接合されることでシートフレーム9の下面側を構成する。そして、ピボット軸30の周囲で、リヤクッションユニット支持フレーム8の車幅方向外側には、車幅方向の最も外側でピボット軸30を支持する左右一対のピボットプレート31が取り付けられている。
メインフレーム2の後方下部には、後輪WRを回転可能に軸支するスイングアーム32が、ピボット軸30によって揺動自在に軸支されている。スイングアーム32の後部は、リヤクッションユニット34によってシートフレーム9に吊り下げられている。エンジン20の回転動力は、ドライブチェーン33を介して後輪WRに伝達される。
ピボット軸30の前方かつメインフレーム2の下方には、エンジン20が配設されている。エンジン20は、シリンダ21およびシリンダヘッド22を有し、該シリンダヘッド22の後方に、燃料噴射装置を含むスロットルボディ25が取り付けられている。スロットルボディ25の後方には、エアクリーナボックス24が接続されている。また、スロットルボディ25の車幅方向左側には、燃料を濾過する二次燃料フィルタ26が配設されており、エアクリーナボックス24の車幅方向左側には、バッテリ23が配設されている。
エンジン20の前方側には、エンジン20の燃焼ガスを車体後端部に配設されたマフラ28に導く排気管27が取り付けられている。本実施形態に係る自動二輪車1は、ガソリンとアルコールとの混合燃料による走行が可能なFFM(flex fuel motorcycle)車両であり、前記した二次燃料フィルタ26は、主にアルコールとの混合燃料を使用する際に生じる不純物の除去に用いられる。
ヘッドパイプ5の前方側には、左右一対のライトステー18によって正面視略円形の前照灯17が配設されている。ライトステー18と一体のメータ支持ステー16には、メータ装置15が支持されている。また、前輪WFの上方にはフロントフェンダ19が配設されている。メインフレーム2の上部には燃料タンク36が配設され、その後方にはシート37が取り付けられている。メインフレーム2と一体に形成されるシートフレーム9の後端部には、シートカウル39、尾灯装置40、リヤフェンダ41が支持されている。シートフレーム9の上面には、エンジン制御装置としてのECU38が配設されている。本発明に係る車両の表示装置は、トップブリッジ11の上部に配設されている。
図2は、トップブリッジ11の周囲の拡大側面図である。また、図3は、メータ装置15の周辺構造を示す斜視図である。図3は、自動二輪車1の運転者から見た状態とほぼ同じ状態を示す。前記と同一符号は、同一または同一部分を示す。トップブリッジ11およびボトムブリッジ12は、ヘッドパイプ5に回動自在に軸支されるステアリングステム(不図示)の上端部に固定ナット62を締め付けることにより、車体フレーム2に対して回動自在に軸支されている。左右一対のフロントフォーク13は、その上端に固定ボルト63を螺合することによってトップブリッジ11と結合されている。
トップブリッジ11の上部には、左右一対のハンドル固定用ボス47が形成されている。パイプ状のハンドルバー14の固定は、ハンドル固定用ボス47に形成された凹部にハンドルバー14を係合させ、その上部から固定ボルト49によってホルダ48を固定することによって行われる。
ハンドルバー14の車体前方側でトップブリッジ11の前端部には、メインキー50を挿入する挿入孔104が設けられたキーカバー100が配設されている。メインキー50は、自動二輪車1の電源をオンオフするメインスイッチ46のキーシリンダに係合してこれを回動操作するものである。
樹脂等で形成されたキーカバー100は、2本の締結部材としてのキーカバー締結ボルト103によってトップブリッジ11に固定されている。本実施形態では、このキーカバー100に燃料タンク36内の混合燃料のアルコール混合状態を運転者に報知するFFMインジケータ101が取り付けられている点に特徴がある。なお、混合燃料のアルコール比率は、排気管27に取り付けられる酸素センサ(不図示)の出力に基づいて検知することができる。挿入孔104の図示左側には、FFMインジケータ101と左右対称の位置に、燃料噴射装置の状態を報知するFIインジケータ102が配設されている。
キーカバー100の車体前方側には、メータ装置15が配設されている。メータ装置15は、メータ支持ステー16と一体のホルダプレート52の上部に固定されている。
FFMインジケータ101およびFIインジケータ102は、車幅方向で対称の位置に配設された2つのホルダ48の車体前方側にそれぞれ配設され、図示破線で示すようにボルトとインジケータが車体前後方向に並んでいるので、運転中等、瞬時にインジケータを確認したい場合に、ホルダ48および固定ボルト49等がインジケータ位置の目印となり、瞬時に各インジケータを確認することができる。
メータ装置15は、樹脂等で形成されたハウジング53に、2つの大径メータ部およびウインカ装置の作動灯61を備えて構成されている。図示左側の大径メータ部54には、指針の回動角度で速度を表示するアナログ式の速度計55およびアナログ式のオドメータ(距離計)56が収められている。一方、図示右側の大径メータ部57には、アナログ式の燃料計58、エンジン20の変速機がニュートラル状態の際に点灯するニュートラルランプ59、前照灯17の光軸を上向き(ハイビーム)に切り換えた際に点灯する前照灯上向き表示ランプ69が収められている。
メータ支持ステー16は、棒状部材と平板部材を組み合わせて構成されており、その車体下方側は、左右一対の棒状部材の係合端部45がボトムブリッジ12に係合している。そして、一方の車体上方側は、前記ホルダプレート52が、キーカバー100を固定するキーカバー締結ボルト103によってトップブリッジ11に共締めされることで車体側に固定される。前照灯17は2本のボルト80によってライトステー18に固定されている。
図4は、トップブリッジ11とキーカバー100との係合状態を示す拡大側面図である。また、図5は、メータ支持ステー16の斜視図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。前記したように、ハンドルバー14は、トップブリッジ11のハンドル固定用ボス47とホルダ48との間に形成に形成されるハンドル保持孔64に保持される。
キーカバー100の車体前方側端部には、キーカバー100から引き出される配線106を車体下方側に指向させるガイド105が設けられている。このガイド105が形成されることにより、FFMインジケータ101およびFIインジケータ102に接続される配線の長さを短縮してコストを抑えると共に、水分や埃等から配線106を保護することができる。また、ガイド105によって配線106が車体上方から視認されなくなるので、外観性および商品性を高めることが可能となる。
キーカバー100は、その車幅方向両端部に形成されたフランジ部107を貫通するキーカバー締結ボルト103をトップブリッジ11側の取付フランジ65に螺合することで固定される。キーカバー100のフランジ部107には、金属等で形成された環状カラー108がインサート成形されている。フランジ部107の下部には金属等で形成されたパイプカラー110aが配設され、さらに、その外周にゴム等で形成された円筒状のグロメット110が配設されている。メータ支持ステー16のホルダプレート52は、このグロメット110の外周に形成された周溝に係合することでトップブリッジ11に対してラバーマウントされることとなる。
図5を参照して、メータ支持ステー16は、棒状の左側ステー84および右側ステー85を、車幅方向に指向する連結バー86および板状のホルダプレート52によって連結し、さらに、左側ステー84および右側ステー85の車幅方向外側にそれぞれ板状のライトステー18を取り付けて構成されている。左側ステー84および右側ステー85の下端部には、ボトムブリッジ12に係合して位置決めを行う係合端部45が形成されている。
板状のホルダプレート52には、メータ装置15の車体下方側の面に形成された3カ所の取付延出部(図6参照)が係合するメータ取付孔82が形成されている。また、ホルダプレート52の車体後方側の左右端部に形成されたグロメット係合孔83は、前記したグロメット110(図4参照)に係合されることとなる。ライトステー18の車体前方側には、前照灯17を固定するボルト80の貫通孔81が形成されている。
図6は、車体前方側から見たトップブリッジ11の側面図である。また、図7は、トップブリッジ11の正面図である。トップブリッジ11の本体部11aは、アルミ等の金属で形成されている。ハンドル固定用ボス47には、固定ボルト49(図4参照)の締結孔69が形成されている。また、トップブリッジ11の裏面側には、フロントフォーク13の上端部が係合するフォーク係合孔72が形成されており、一方の表面側には、固定ボルト63が貫通する貫通孔71が形成されている。
本体部11aの車体前方側には、本体部11aより盛り上がった高台部11bが形成されている。この高台部11bの車幅方向中央にメインスイッチ46のキーシリンダ臨み孔68が設けられ、その左右には水抜き孔67が形成されている。高台部11bの裏面側には、ホルダプレート52のメータ取付孔82に係合する取付延出部72が設けられている。取付フランジ65には、キーカバー締結ボルト103(図4参照)が螺合する締結孔66が形成されている。なお、キーシリンダ臨み孔68の内側に二点鎖線で示した3つの方形は、本発明の第2実施形態に係るキーカバー200(図21参照)の裏面側に立設する位置決め部材201,202,203の係合位置を示すものである。
図8は、FFMインジケータ101およびFIインジケータ102を取り付けた状態のキーカバー100の正面図である。また、図9は、キーカバー100を車体後方側から見た側面図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。キーカバー100の本体部117は、例えば、黒色等の樹脂等で形成されており、その表面に形成された開口から、FFMインジケータ101およびFIインジケータ102のレンズ部分が臨むように構成されている。各インジケータのレンズ部分は、例えば、橙色とすることができる。
本実施形態に係るFFMインジケータ101は、燃料タンク36内の混合燃料のアルコール濃度が80%以上で点灯し、さらに、アルコール濃度が80%以上かつ外気温が15度以下で点滅するように構成されている。これにより、アルコール濃度が高くエンジンの始動性が低下する可能性がある場合には、FFMインジケータ101を点灯させて運転者にガソリンの給油を促し、さらに、アルコール濃度の高さに加えて外気温も低く始動性がより低下する可能性がある場合は、点滅によって車両の状態を予め知らせることができる。
また、FFMインジケータ101は、キーカバー100の挿入口104の車幅方向右側の位置で、該挿入口104と車体前後方向でオーバーラップする位置に配設されており、キーカバー100の挿入口104の車幅方向左側でFFMインジケータ101と左右対称の位置にFIインジケータ102が配設されているので、キーカバー100の車幅方向左側から、FIインジケータ102、挿入口104、FFMインジケータ101と並ぶこととなる。これにより、キーカバー100の車体前後方向の寸法を低減して、メータ装置15とハンドルバー14との間の限られたスペースに配設することが容易となる。
ここで、図13〜16を参照する。図13は、図8のB−B線断面図である。また、図14は、図13の一部拡大図である。メインキー50の挿入口104には、金属や硬質樹脂等で形成されたキー孔カラー111がインサート成形されており、メインキー50を差し込む際に、樹脂等で形成されたキーカバー100に傷が付くことを防止できる。キー孔カラー111の外周部には、抜け止めの立設部122が形成されている。また、キー孔カラー111をインサート成形することにより、組立工数を低減することが可能となる。
また、キー孔カラー111には、その内周面111bの上端部に上側面取り部111aが形成され、一方の下端部に下側面取り部111cが形成されている。この上側面取り部111aにより、メインキー50を挿入孔104に挿入する際の引っかかりを防止し、さらに、下側面取り部111cにより、メインキー50をキーシリンダ122から引き抜く際に、メインキー50の先端に形成された谷部がキー孔カラー111の下端部に引っかかることを防止することができる。
図15は、図8のA−A線断面図である。左右端部のフランジ部107に形成された貫通孔109には、金属等で形成された環状カラー108がインサート成形されており、キーカバー締結ボルト103を締め付ける際のフランジ部107の変形等を防止することができる。
図16は、図8のC−C線断面図である。FFMインジケータ101は、ゴム等で形成された保持部材115Rに、バルブ118およびレンズ101bを取り付けた構成とされている。保持部材115Rは、バルブ118を水平方向から挿入すると共にレンズ101bを垂直方向から挿入するように、筒状体を直角に屈曲させた形状とされている。これにより、FFMインジケータ101の上下方向の寸法が低減され、キーカバー100の上下方向の寸法を低減することが可能となる。また、保持部材115Rの屈曲部分には、水抜き孔137が形成されており、この水抜き孔137を下方から覆うひさし部116が形成されている。なお、FFMインジケータ101およびFIインジケータ102は、レンズ部の模様以外が異なる以外は共通の部品とされている。
図10は、キーカバー10を裏面側から見た斜視図である。また、図11は、FFMインジケータ101およびFIインジケータ102を取り付けた状態のキーカバー100の背面図である。本体部117の裏面側には、メインキー50の挿入孔104の周囲に3枚のリブ112,113,114が立設するように設けられている。FFMインジケータ101のバルブ118に接続される配線101aは、リブ112,113の径方向外側を通ってガイド105に沿うハーネスとしての配線106に合流する。一方、FIインジケータ102のバルブ118に接続される配線102aは、リブ112,114の径方向外側を通って配線106に合流する。これにより、各インジケータの配線101a,102aの位置決めが行われ、配線101a,102aがキーカバー100の挿入口104に干渉しないように安定的に固定することが可能となる。
また、キーカバー100には、FFMインジケータ101を取り付けるインジケータ取付孔120と、FIインジケータ102を取り付ける取付孔121とが設けられており、それぞれ所定の位置に同形状の切欠120a,121aが形成されている。これにより、FFMインジケータ101およびFIインジケータ102を同一部品で構成した場合でも、それぞれを所定の回転方向位置に容易に取り付けることができる。
図12は、キーカバー100を取り付けた状態で車体前方から見たトップブリッジ11の側面図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。キーカバー100の下面から突出する保持部材115L,Rのひさし部116は、キーカバー100をトップブリッジ11に取り付けた際に、トップブリッジ11の水抜き孔67に挿入されるように構成されている。これにより、保持部材115L,Rに浸入した水分を水抜き孔67からスムーズに排出することが可能となる。また、走行時の水はねや洗車等により、水抜き孔67の下方から水分が浸入しようとしても、ひさし部116が保持部材115L,R側の水抜き孔137を覆っていることにより、この水分が保持部材115L,Rの内部に浸入することを防止することができる。
図17,18は、それぞれ、保持部材115L,Rの斜視図である。また、図19は、FIインジケータ102用のレンズ102bの斜視図であり、図20は、FFMインジケータ101用のレンズ101bの斜視図である。
保持部材115L,Rのレンズ挿入口130には、その周縁部に切欠131,132が設けられている。さらに、レンズ挿入口130の奥側には、切欠131と周方向で同じ位置に切欠133が形成されており、同様に、切欠132と周方向で同じ位置にも不図示の切欠が形成されている。これにより、保持部材115L,Rを同一部品としても組立作業を容易にすることができる。具体的には、FFMインジケータ101を組み立てる際には切欠132を目印とすれば、レンズ102bの係合突起140,141を2つの切欠に収めやすく、他方、FIインジケータを組み立てる際には切欠131を目印とすれば、レンズ102bの係合突起140,141を2つの切欠に収めやすくなる。
また、レンズ挿入口130の外周側には、係合突起136を残して周溝135が形成されている。これにより、キーカバー100のインジケータ取付孔120,121に形成された切欠120a,121aを目印として、キーカバー100に容易に組み付けることができる。
また、保持部材115L,Rには、レンズ101b,102bをレンズ挿入口130に組み付けると共に、バルブ118をバルブ挿入口138に組み付けた際に、各レンズとバルブ118との間に形成される空間と外部とを連通する通気口134が設けられている。これにより、バルブ118による発光熱を逃がすと共に、浸水時にも密閉空間に負圧が生じないようにして水抜き機能を維持することができる。
上記したように、本発明に係る車両の表示装置によれば、メインスイッチ46の上部に配設され、メインキー50の挿入口104が設けられたキーカバー100を具備し、燃料タンク36内の混合燃料のアルコールの混合状態を表示するFFMインジケータ101を、キーカバー100に取り付けたので、FFMインジケータ101がメータ装置15の外部に設けられることとなり、メータ装置15を新規作成することなく取付スペースを最小限に抑えてFFMインジケータ101を配設することが可能となる。
図21は、本発明の第2実施形態に係るキーカバー200の上面図である。また、図22は、FFMインジケータ101およびFIインジケータ102を取り付けた状態のキーカバー200の背面図である。また、図23は、キーカバー200を裏面側から見た斜視図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。
キーカバー200は、前記実施形態で示したキーカバー100に若干の形状変更が施されたものであり、キーカバー100と同様に、FFMインジケータ101およびFIインジケータ102を保持してトップブリッジ11上に固定される。以下では、主に前記キーカバー100と異なる部分のみを説明する。キーカバー200の正面視の形状は、前記キーカバー100とほぼ同じであり、メインキー50を挿入する挿入孔104の車幅方向右側にFFMインジケータ101を取り付けるインジケータ取付孔220が形成され、一方の車幅方向左側にFIインジケータ102を取り付けるインジケータ取付孔221が形成される点も同様だが、各インジケータの位置決めのための切欠220a,221aは、それぞれ車幅方向内側でやや図示上方に指向するように形成されている。
本実施形態に係るキーカバー200と前記実施形態に係るキーカバー100とは、その裏面側に形成されるリブ形状が大きく異なる。キーカバー200の裏面側には、メインキー50の挿入孔104を囲むようにして連続的に立設する環状リブ204と、3本の位置決め部材201,202,203とが形成されている。位置決め部材201,202,203は、キーカバー200の底部から突出する位置まで延ばされており、図7に示すように、トップブリッジ11に形成されたキーシリンダ臨み孔68の内面部にその先端部が係合して、組み付け時の位置決めを容易にする。位置決め部材201,202,203には、組み付け時の破損等を防ぐための補強部材201a,202a,203aが設けられている。環状リブ204は、メインキー50を抜き差しする際に、該メインキー50が配線101a,102aと干渉することを防止する機能を有する。
FFMインジケータ101の保持部材215RおよびFIインジケータ102の保持部材215Lは、バルブ118がほぼ車幅方向を指向するようにキーカバー200に支持される。各インジケータの配線101a,102aは、ガイド105の両側の壁部と位置決め部材201および補強部材201aとの間を通って、キーカバー200の外部に引き出される。これにより、各配線の位置決めが容易となる。なお、ハーネスとしての配線106は、樹脂等で形成された環状の拘束部材205によってカバー105に固定されている。カバー105の裏面に立設する3枚のリブ状突起105aは、拘束部材205を締め付ける際に配線106がカバー105の凹部に逃げることを防いで、配線106を安定的に固定することを可能にするものである。
図24は、キーカバー200を車体後方側から見た側面図である。また、図25は、FIインジケータ102の取り付け部分の断面図である。さらに、図26は保持部材215L,Rの側面図、図27は同上面図、図28は図27のD−D線断面図である。
保持部材115L,Rのレンズ挿入口130には、その周縁部に切欠131,132が設けられている。さらに、レンズ挿入口130の奥側には、切欠131と周方向で同じ位置に切欠133が形成されており、同様に、切欠132と周方向で同じ位置にも不図示の切欠が形成されている。これにより、保持部材115L,Rを同一部品としても組立作業を容易にすることができる。保持部材215L,Rは、キーカバー200に取り付けた際にその底部がキーカバー200の底部から突出しないように形成されている。
また、レンズ挿入口130の外周側には、係合突起236を残して周溝235が形成されている。これにより、キーカバー200のインジケータ取付孔220,221に形成された切欠220a,221aを目印として、キーカバー200に容易に組み付けることができる。また、保持部材215L,215Rのバルブ挿入口138の上部の位置には、係合突起236と連続するリブ状の補強部237が形成されている。これにより、小組みした各インジケータをキーカバー200に取り付ける際に、保持部材215L,215Rが屈曲するように変形することを防止し、組み付け作業を容易にすることができる。
さらに、保持部材215L,215Rには、レンズ101b,102bをレンズ挿入口130に組み付けると共に、バルブ118をバルブ挿入口138に組み付けた際に、各レンズとバルブ118との間に形成される空間と外部とを連通する通気口134が設けられている。これにより、バルブ118による発光熱を逃がすことが可能となる。
メータ装置、トップブリッジ、キーカバーの構成や形状、また、FFMインジケータおよびFIインジケータのバルブ、レンズ、保持部材の形状、各種カラーの形状等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。本発明に係る車両の表示装置は、自動二輪車のほか、三輪車や四輪車等の種々の車両に適用することができる。
1…自動二輪車、11…トップブリッジ、14…ハンドルバー、15…メータ装置、36…燃料タンク、46…メインスイッチ、50…メインキー、100,200…キーカバー、101…FFMインジケータ、102…FIインジケータ、101a,102a…配線、101b,102b…レンズ、103…キーカバー締結ボルト(締結部材)、105…ガイド、108…環状カラー、109…貫通孔、111…キー孔カラー、112,113,114…リブ、115L,R、215L,215R…保持部材、116…ひさし部材、118…バルブ、120,121,220,221…インジケータ取付孔、120a,121a,220a,221a…切欠、134…通気口、137…水抜き孔、201,212,203…位置決め部材、204…環状リブ、237…補強部

Claims (12)

  1. アルコールおよびガソリンの混合燃料での走行が可能な自動二輪車(1)であって、運転者に向けて配置されると共に少なくとも車速を表示するメータ装置(15)と、該メータ装置(15)の車体後方側に配設されると共にキー(50)を挿入して回動させることで車両の電源をオンオフするメインスイッチ(46)と、該メインスイッチ(46)およびハンドルバー(14)を支持するトップブリッジ(11)とを有し、前記メインスイッチ(46)を前記トップブリッジ(11)に固定された部分のハンドルバー(14)より車体前方に配設するようにした前記自動二輪車(1)に取り付けられる車両の表示装置において、
    前記メインスイッチ(46)の上部に配設され、前記キー(50)の挿入口(104)が設けられたキーカバー(100,200)を具備し、
    燃料タンク(36)内の混合燃料のアルコールの混合状態を表示するFFMインジケータ(101)を、前記キーカバー(100,200)に取り付けたことを特徴とする車両の表示装置。
  2. 前記キーカバー(100,200)の裏面に、前記挿入口(104)の周囲に立設して前記FFMインジケータ(101)の配線(101a,102a)と前記キー(50)との干渉を防ぐリブ(112,113,114,204)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両の表示装置。
  3. 前記キーカバー(100,200)の車体前方側端部に、前記FFMインジケータ(101)に接続されて前記キーカバー(100,200)から外部へ引き出される配線(101a,102a)を車体下方側に指向させるガイド(105)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両の表示装置。
  4. 前記FFMインジケータ(101)は、混合燃料のアルコール濃度が80%以上で点灯し、さらに、アルコール濃度が80%以上かつ外気温が15度以下で点滅するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の車両の表示装置。
  5. 前記FFMインジケータ(101)は、前記キーカバー(100,200)の挿入口(104)の車幅方向右側の位置で、該挿入口(104)と車体前後方向でオーバーラップする位置に配設されており、
    前記キーカバー(100,200)の挿入口(104)の車幅方向左側で前記FFMインジケータ(101)と左右対称の位置に、燃料噴射装置の状態を報知するFIインジケータ(102)が配設されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の車両の表示装置。
  6. 前記FFMインジケータ(101)およびFIインジケータ(102)は、前記トップブリッジ(11)に前記ハンドルバー(14)を固定するために車幅方向で対称の位置に配設された2つのホルダ(48,48)の車体前方側にそれぞれ配設されていることを特徴とする請求項5の記載の車両の表示装置。
  7. 前記キーカバー(100,200)の挿入口(104)には、該挿入口(104)の内周面を形成するキー孔カラー(111)がインサート成形されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の車両の表示装置。
  8. 前記キーカバー(100,200)を前記トップブリッジ(11)に取り付けるために形成される車幅方向左右端部の貫通孔(109)に、締結部材(103)と当接させるカラー(108)がインサート成形されていることを特徴とする請求項7に記載の車両の表示装置。
  9. 前記FFMインジケータ(101)は、発光源としてのバルブ(118)と、有色透明のレンズ(101b)と、前記バルブ(118)およびレンズ(101b)を保持する保持部材(115L,215L)とからなり、
    前記保持部材(115L,215L)は、前記バルブ(118)を水平方向から挿入すると共に前記レンズ(101b)を垂直方向から挿入するように、筒状体を直角に屈曲させた形状とされていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の車両の表示装置。
  10. 前記保持部材(115L)には、その屈曲部の下端面に水抜き孔(137)が形成されており、
    前記水抜き孔(137)の下方には、前記保持部材と一体成形されたひさし部材(116)が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の車両の表示装置。
  11. 前記保持部材(115L,215L)には、前記バルブ(118)とレンズ(101b)との間に形成される空間と外部とを連通する通気口(134,234)が設けられていることを特徴とする請求項10に記載の車両の表示装置。
  12. 前記FFMインジケータ(101)および前記FIインジケータ(102)は同形状の部品で構成されており、
    前記キーカバー(100,200)に形成されたFFMインジケータ(101)およびFIインジケータ(102)のインジケータ取付孔(120,121,220,221)には、回転方向の位置決めを行う切欠(120a,121a,220a,221a)がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の車両の表示装置。
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