JP2013096827A - 鞍乗り型車両のメータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ表面に運転者の顔が写り込みを目立ちにくくすることができるメータ装置を提供する。
【解決手段】指針式表示部であるタコメータ81および発光式のデジタル表示部である車速計83を一体で覆うメータレンズ53を備える。タコメータ81は車両の車幅方向中央CL上に配置される。レンズ53の頂部53Pはタコメータ81の車幅方向中央から左右いずれか一方に偏って位置している。タコメータ81および隣接する車速計83の外形が円形で、それぞれ隣接する部分同士が一部で重複している。アッパケース50bは、タコメータ81および車速計83のそれぞれの輪郭を形成するリム81F、83Fおよび各リムから外周側に延在する周囲部分SFを含む。レンズ53の頂部53Pは、タコメータ81および車速計83の間に位置している。
【選択図】図3

Description

本発明は、鞍乗り型車両のメータ装置に関するものであり、特に、車体の前部に設けられ、その車幅方向中央部と乗員シートの車幅方向中央部とを整列させて配置したメータ装置のレンズに対する運転者の映り込みを目立ちにくくするのに好適な鞍乗り型車両のメータ装置に関する。
自動二輪車や三輪車等、鞍乗り型車両のメータ装置は、例えば、特許文献1に記載されているように、メータボックスとメータボックスに被せられて表示パネルの前面を覆うレンズとを備える。なお、表示パネルとは表示対象に応じた文字、数字、記号および目盛等が配置もしくは印刷される板部材つまり表示板である。
運転者が、正面に配置されるメータを覗き込んだ場合に、運転者自身がレンズに映り込むことがある。特に、レンズが平坦な形状であると映り込みが目立ちやすい。そこで、レンズを外側に、つまり表示板表面から遠ざかる側に湾曲させた凸形状にしてこの映り込みが目立ちにくくなるようにしている。
特開2008−196984号公報
前記レンズの凸形状を大きい曲率つまり小さい曲率半径とすることにより、映り込みによる運転者の像は小さくなるので目立ちにくくなる。しかし、曲率半径を小さくするほど、レンズは外側に張り出すので高さ方向寸法(表示板の表示面からレンズ外側までの寸法)が大きくなってレンズが大型化するおそれがあるので、曲率半径をあまり小さくすることはできない。
一方、曲率半径を大きくした場合は、その曲率の頂部においてレンズがほぼ平坦になるので、頂部が運転者の目線に指向している場合には、レンズに曲率を持たせたとしても運転者の顔が映り込んでしまうことになる。このように、従来技術では、レンズの曲率を大きくしたり小さくしたりしても、運転者自身の映り込みを目立ちにくくするのが困難であるという課題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決し、高さ方向の大型化を抑えつつ、運転者の正面に配置されるメータ装置のレンズに対する運転者の映り込みを目立ちにくくすることができる鞍乗り型車両のメータ装置を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明は、メータハウジング(50)内に設けられ、運転者の正面に配置される表示板(51)と、前記メータハウジング(50)に連結されて前記表示板(51)の上方を覆い、かつ上方に凸の曲率を有するメータレンズ(53)とを備えた鞍乗り型車両のメータ装置において、前記メータレンズ(53)の前記曲率の頂部(53P)が車両の車幅方向中央(CL)から左右いずれか一方に偏って位置している点に第1の特徴がある。
また、本発明は、車両の車幅方向中央(CL)上に配置される指針式表示部(81)と、前記指針式表示部(81)に対して前記頂部(53P)と同じ側に偏って配置された発光式のデジタル表示部(83)とを備えている点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記表示板(51)が、前記指針式表示部(81)を含む複数の計器に対応する複数の円形表示部を、隣接する部分同士が一部で重複するように車幅方向に互いに連結して配置した構成であり、前記メータレンズ(53)が、前記複数の円形表示部の少なくとも二つを一体で覆うように形成されており、前記メータハウジング(50)が、前記メータレンズ(53)上に、前記円形表示部のそれぞれの外周に沿って覆うカバー部材(50b)を含んでいるとともに、前記メータレンズ(53)の前記頂部(53P)が、前記複数円形表示部の重複部に位置している点に第3の特徴がある。
また、本発明は、前記デジタル表示部(83)が、矩形の外形を有する液晶表示手段(831)を含んでおり、該液晶表示手段(831)が、前記指針式表示部(81)および該指針式表示部(81)に隣接する円形表示部との重複部分とに亘って配置されており、前記カバー部材(50b)が、前記液晶表示手段(831)の一部が配置されている円形表示部の外周に沿って覆っている点に第4の特徴がある。
また、本発明は、前記指針式表示部(81)が、該メータ装置が設けられる車両の駆動源であるエンジンの回転数表示部であり、前記デジタル表示部(83)が、車速表示部であるとともに、前記メータレンズ(53)の頂部(53P)が、前記回転数表示部(81)の車幅方向中心部と前記車速表示部(83)の車幅方向中心部との間に配置される点に第5の特徴がある。
また、本発明は、前記メータレンズ(53)の頂部(53P)が、該メータレンズ(53)の車幅方向のほぼ中央に位置している点に第6の特徴がある。
さらに、本発明は、前記アッパケース(55b)の前記リム(81F、82F、83F)が、該リムの前記周囲部分(SF)よりも高く設定されており、該リム(81F、82F、83F)のうち、前記指針式表示部(81)および前記デジタル表示部(83)を形成する円形の重複部分(OL2)が、前記メータレンズ(53)の表面が露出するように切り欠かれているとともに、前記リムの切り欠き面(88、89)が、広角に面取りされている点に第7の特徴がある。
第1〜7の特徴を有する本発明によれば、メータレンズの車両中央に対応する部位が左右いずれかに傾く(メータレンズの頂部が偏っている方向と反対側に下がり傾斜する)ので、運転者がメータを覗いたときに、メータレンズによる運転者自身の像は、左右いずれかの傾き方向に反射され、運転者の目線からずれる。したがって、メータレンズに対する運転者の映り込みを目立ちにくくすることができるし、メータレンズの頂部を左右いずれかにずらすだけなので、曲率半径を小さくして映り込みを小さくするのとは違い、メータレンズの高さ寸法が増大することがないことから、メータ装置の大型化を抑制することができる。
第2の特徴を有する本発明によれば、メータレンズの頂部が偏っている側と同じ側に偏って発光式のデジタル表示部が配置されるので、該デジタル表示部に対応する位置においてはメータレンズがデジタル表示部に対して比較的平行に近い角度で対向する。したがって、メータレンズの透過性が向上し、結果としてデジタル表示部の光源(例えば、LED)を、出力の小さいものにすることができる。
第3の特徴を有する本発明によれば、メータレンズの頂部を、円形表示部の間、つまりメータレンズの車幅方向と直交する方向のサイズが小さくなる部分に設定したので、運転者の映り込みを更に目立ちにくくすることができる。また、メータレンズの頂部が、円形の指針式表示部および該指針式表示部に隣接する円形の表示部の間に位置しているので、指針式表示部および隣接する表示部のいずれを覗き込んでも、運転者の目線からずれる方向に運転者の像が反射されて運転者の映り込みを目立ちにくくすることができる。
さらに、複数の円形表示部を車幅方向に連結した横長のメータレンズでは、メータレンズの高さを抑制すると、曲率半径は小さくしにくい。したがって、頂部を左右いずれかにずらしたメータレンズによれば、曲率半径を小さくすることなく映り込みを目立ちにくくするのに効果的である。
矩形外形の液晶表示手段を含んでいる発光式のデジタル表示部は、大型化すると円形の表示部に収まりにくいが、第4の特徴を有する本発明によれば、互いに隣接する円形表示部の重複部分を跨いで液晶表示手段を配置しているので、発光式のデジタル表示部を比較的大きいサイズのものとすることができる。
第5の特徴を有する本発明によれば、最も透過性が良くなる曲率の大きい部分すなわち頂部が、回転数表示部の車幅方向中心部と車速表示部の車幅方向中心部との間に配置されるので、回転数表示部と車速表示部の双方の透過性をバランスよく良好にすることができる。
第6の特徴を有する本発明によれば、メータレンズの頂部が、車幅方向のほぼ中央に位置しているので、メータレンズの高さ(表示板の表面を基準とした高さ)を抑制することができる。
第7の特徴を有する本発明によれば、周囲部分よりも高く設定されているアッパケースのリムを切り欠いた部分に発光式のデジタル表示部を対応させるようにしたので、発光式のデジタル表示部を一つの円形リム内に収めることなく、より大きいサイズとすることができる。また、切り欠き部分の切り欠き面は、広角に面取りがなされているので、デジタル表示部の前面により広角な視野を提供し、運転者によるデジタル表示部の視認性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係るメータ装置を備えた自動二輪車の左側面図である。 本発明の一実施形態に係るメータ装置を備えた自動二輪車の要部斜視図である。 メータ装置の正面図である。 図3における4−4断面図である。 図3における5−5断面図である。 図3における6−6断面図である。 メータレンズおよびアッパケースの形状と位置関係を示すメータ装置の模式正面図である。 図7の8−8断面におけるメータレンズの断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るメータ装置を備えた鞍乗り型車両である自動二輪車の左側面図である。図1において、自動二輪車1は、単気筒4サイクル水冷エンジン2を搭載する。自動二輪車1の車体フレーム3は、ヘッドパイプ30の上端部寄りに先端部が接合されて斜め下後方に延在するメインフレーム31と、ヘッドパイプ30の下端部寄りに先端部が接合されて斜め下後方に延在するダウンフレーム32と、メインフレーム31の中間部から斜め上後方に延在するシートフレーム33と、シートフレーム33に対して後部で接合されていてシートフレーム33とほぼ平行で少しだけ前下がりに配置されるリヤフレーム34と、メインフレーム31の後端部およびリヤフレーム34の前端部に接合されて下方に延在するブラケット35と、シートフレーム33の延長線上でアッパフレーム31およびダウンフレーム32の両端が接合されるサブフレーム36とを含んでいる。
メインフレーム31とダウンフレーム32との間にはリブ37、38、39が設けられ、サブフレーム36とダウンフレーム32との間にはリブ40が設けられている。また、シートフレーム33とリヤフレーム34との間にはリブ41、42が設けられる。車体フレーム3を構成する上述の各部材は車体の左右にそれぞれ設けられて対をなしている。
エンジン2は、シリンダ部21、クランク部22、および減速機部23を備える。エンジン2には吸気管24が接続され、吸気管24の端部はエアクリーナ4内部に連通される。エンジン2の前部には排気管25が連結され、排気管25は車体下方を迂回して車体後部のマフラ5に連結される。エンジン2は、ブラケット35およびダウンフレーム32の下部に結合されて支持される。ダウンフレーム32には、エンジン2の冷却水が循環されるラジエータ43が取り付けられる。
ヘッドパイプ30には、図示しないステアリングステムが上下方向に指向させて配置されており、ステアリングステムの上下には、それぞれトップブリッジ26およびボトムブリッジ27が連結される。これらトップブリッジ26およびボトムブリッジ27によってフロントフォーク28が支持される。フロントフォーク28の下端部には前輪軸29が設けられ、前輪軸29で前輪FWが支持される。トップブリッジ26にはステアリングハンドル6が取り付けられ、ステアリングハンドル6には、グリップ44およびミラー45が取り付けられる。
ヘッドパイプ30には、車体前方に向けて図示しないステーが延びており、このステーによってヘッドライト7およびメータ装置8が支持される。
車体フレーム3の一部を構成するブラケット35には、車幅方向に延在する枢軸9が設けられ、この枢軸9によってスイングアーム10の前部が回動自在に支持される。スイングアーム10の後端部には後輪軸11が設けられ、後輪軸11で後輪RWが支持される。減速機部23の出力軸46と後輪軸11には図示しない駆動側スプロケットおよび従動側スプロケットがそれぞれ結合され、両スプロケット間に駆動用チェーン12が掛け渡されてエンジンの出力が後輪RWに伝達される。
スイングアーム10は前端部が枢軸9で枢支されるとともに、クッションユニット13によって中間部が支持される。つまり、クッションユニット13は、スイングアーム10の枢軸9と後輪RWと間でスイングアーム10と車体フレーム3(ここでは、ブラケット35)とに連結される。クッションユニット13の上端は、エアクリーナ4の下方かつバッテリ19の収納位置の前方でブラケット35に支持され、下端部はスイングアーム10より下方に配置されるリンク機構14を介してスイングアーム10に連結される。つまりスイングアーム10の下面に接合されるステー15に連結される。
メインフレーム31とシートフレーム33上には、前部に燃料タンク16が、後部には乗員シート17がそれぞれ配置される。乗員シート17の前下方には前記エアクリーナ4が位置する。乗員シート17は、車両の車幅方向中央CL上に配置される。
シートフレーム33とリヤフレームフレーム34とによってリヤフェンダ18が支持される。リヤフェンダ18はブラケット35の上部近傍から後方に延在し、後輪RWの上方に位置して泥や水が飛散するのを防止する泥よけとして機能するとともに、上部は箱形に形成されて少なくともバッテリ19の収納部を含む物品収納ケース(物品収納部)として利用される。
乗員シート17の後方には、リヤランプユニット48が設けられる。
図2は、図1に示した矢印Vの方向からみた自動二輪車1の前部斜視図である。なお、矢印Vは、メータ装置8に設けられるタコメータ81の表示指針67の回転軸方向であり、表示板51(図3参照)に直交する方向である。図2において、ステアリングハンドル6は車幅方向に延在し、トップブリッジ26上にクランプ49およびクランプ49を固定する4本のボルト70によって取り付けられる。ステアリングハンドル6の左右には、それぞれスイッチボックス71、72が設けられる。クランプ49の前方には、キーシリンダを収容するキーボックス53が設けられ、キーボックス53の上面には、キーの差込孔54が露出されている。
キーボックス53の前方には、メータ装置8が配置される。メータ装置8は、ヘッドパイプ30から前方に延びているステー55によって支持される。ステー55は、左右端にウィンカランプ56、57を固定することができる。
メータ装置8は、車幅方向中央に第1の表示部としてエンジン回転数計(タコメータ)81を備え、タコメータ81の左側には、ヘッドライト状態、変速機のニュートラル、およびエンジンの燃料噴射制御状態を示す複数のインジケータを含む第2の表示部(簡単のため、「インジケータ」という)82を備える。また、タコメータ81の右側には車速計、残燃料計、冷却水温計、オド・トリップメータ、および時計を含む第3の表示部(統括的に、「車速計」という)83を備える。タコメータ81は指針式表示部であり、インジケータ82はLED表示灯であり、車速計83は発光式のデジタル表示装置である。タコメータ81の上寄り左右に方向指示表示部84、85を設け、タコメータ81の下寄り左右には、車速計83の表示設定スイッチ(モードセレクトスイッチ)86と車速計83に含まれるトリップメータのリセットスイッチ87とを備える。発光式のデジタル表示装置である車速計は、デジタル表示部が発光して見えるものであれば、デジタル表示部の裏側にLED等の発光体を配置して、裏面から光を照射するバックライト式のものであってもよいし、デジタル表示部自体を発光させる方式のものであってもよい。
図3はメータ装置の拡大正面図、図4は図3の4−4断面図、図5は図3の5−5断面図、図6は図3の6−6断面図である。これらの図において、メータ装置8は、メータハウジング50と、メータハウジング50内に設けられた表示板51と、表示板51を覆うメータレンズ52、53ならびに58、59とからなる。メータハウジング50はロアケース50aと、ロアケース50aに対してシール部材54を介在させて組み付けられるアッパケース50bとからなる。
ロアケース50aには、該メータハウジング50を車体フレーム3のヘッドパイプ30から延びるステー55に取り付けるためのボルト60が複数箇所(例えば、3箇所)に配置される。ボルト60はロアケース50aに対してインサート成形により一体に設けることができる。ボルト60をステー55に設けられる孔(図示しない)に挿入し、ナットを螺着することでメータ装置8は車体に固定される。
ロアケース50aには、回路基板61が固定され、回路基板61にはインナケース62を介して表示板51が固定される。回路基板61上には表示板51を裏面から照らすためのLED63、64、65および66と、タコメータ81の表示指針67を駆動するためのムーブメント68と、モードセレクトスイッチ86とリセットスイッチ87の接点部(図6にはリセットスイッチ87の接点部を示す)87aとが設けられる。ムーブメント68は出力軸が上向きとなるように回路基板61に対して下側から取り付けられる。また、回路基板61には外部から電力や信号を受け入れるためのコネクタ89が設けられる。
表示板51には、タコメータ81の目盛とインジケータ82のマークが設けられる。インジケータ82のマークは、ヘッドライトの状態を示すマーク821と、変速機のニュートラル状態を示すマーク822と、燃料噴射制御の状態を示すマーク823である。
タコメータ81の裏面には、インナケース62によって形成される導光路を通じてLED63の光が案内される。LED64は、インジケータ82のマーク822を表示板51の裏面から照射する。マーク821、823をそれぞれ照射するLEDもLED64と同様に設けられる。LED65は方向指示表示部85のレンズ59に光を照射する。方向指示表示部84のレンズ58に光を照射する図示しないLEDは、LED65と左右対称位置に回路基板61上にLED65と同様に設けられる。LED66は車速計83を構成するLCD(液晶表示手段)831の裏面に配置され、LED66の正面にまで延在している拡散プレート90を介在してLCD831を裏面から光で照射する。
メータレンズ52は表示板51のインジケータ82の対応部分を覆い、メータレンズ53は表示板51のタコメータ81および車速計83の対応部分を一体で覆う。メータレンズ52および53はいずれも表示板51の表示面側から遠ざかる側に湾曲した部分球面形状の外表面を有している。つまり、レンズ52および53は、図4〜図6における上側に凸の曲率を有している。
メータレンズ52および53を覆うアッパケース50bは、タコメータ81を取り囲んでタコメータ81の輪郭を形成する円形の肉厚部分(第1のリム)81Fと、該第1のリム81Fの左側に隣接してインジケータ82を取り囲んでインジケータ82の輪郭を形成する円形の肉厚部分(第2のリム)82Fと、第1のリム81Fの右側に隣接して車速計83の少なくとも右側部分を取り囲む円形の肉厚部分(第3のリム)83Fとを含んでいる。
前記第2のリム82F、および第3のリム83Fは、前記第1のリム81Fに対してそれぞれ左右方向(車幅方向)において一部で重複部分を有している。そして、第1のリム81Fと第2のリム82Fとの重複部分OL1では、第1のリム81Fが生かされ、第2のリム82Fはこの重複部分OL1では削除されている。一方、第1のリム81Fと第3のリム82Fとの重複部分OL2では、第1のリム81Fと第2のリム82Fはいずれも面取りによって削除され、該重複部分OL2に対応するメータレンズ53の表面が露出している。
第1のリム81F、第2のリム82F、および第3のリム83Fの外周から外側(周囲部分)は一段下がって平坦な面SFをなしている。
車速計83は、重複部分OL2をまたぎ、第3のリム83Fで取り囲まれている領域から第1のリム81Fで取り囲まれている領域にかけて配置されている。つまり、重複部分OL2では、第1のリム81Fと第3のリム83Fが切り欠かれて、メータレンズ53の表面が露出されているので、表示板51に取り付けられている車速計83用の発光式LCD831による表示がメータレンズ53を通して見られることができる。このように、重複部分OL2、つまり切断面88および89の間で第1のリム81Fと第3のリム83Fとを切り欠いているので、車速計83を配置するために2つの領域を跨ぐ十分に大きなスペースを確保することができる。また、切り欠き面88および89は、メータレンズ53の表面から遠ざかるに連れて切り欠き面88と切り欠き面89との間隔が拡がる方向に広角に面取りがなされているので、車速計83の前面に、より広角な視野を提供し、運転者による車速計83の視認性を高めることができる。特に、メータ装置8を後斜め方向から見た場合に第1のリム81Fによって運転者の目線DEを遮る部分を最小限にして、車速計83が見える範囲を最大限大きくすることができる。
タコメータ83および車速計83を設けた2つの領域を覆うメータレンズ53は部分球面形状の外表面を有しており(つまり断面が円弧状であり)、その頂部53P(表示板51の表示面から最も離れている位置または指針の回転軸方向で最も上方となる位置)は、タコメータ81の回転中心TCを車両の車幅方向中央CLに位置させているので、タコメータ81の中心(指針67の回転中心TC)ならびに車両の車幅方向中央CLから右側に距離Dだけ偏っている(図5参照)。
また、メータ装置8の前後方向つまり図3の上下方向におけるメータレンズ53の頂部53Pは、前記重複部分OL2のほぼ中間部分に位置させている。
図7は、メータレンズ53およびアッパケース50bの形状と位置関係を示すメータ装置8の模式正面図であり、図8は図7の8−8断面におけるメータレンズ53の断面図である。図8において、理解を容易にするためにメータレンズ53の曲率は実施したものより小さく、したがって曲率半径は大きく誇張して描いている。
図7に示すように、メータレンズ53は主としてタコメータ81を覆う第1部分53aと、主として車速計83を覆う第2部分53bとからなる。第1部分53aおよび第2部分53bは互いが部分的に重複しており、その重複部分OL3は、前記第1のリム81Fおよび第3のリム83Fの、重複部分OL2の位置に対応する。
湾曲しているメータレンズ53の頂部53Pつまり表示板51の表面からの距離LDが最も離れている位置は、メータレンズ53の車幅方向寸法LLの中間であって重複部分OL3のほぼ中央に設定される。メータレンズ53は、この頂部53Pを中心に図中複数の等高線で描いているように、断面形状が、頂部53Pから周囲に向かって曲率を有して円弧状に形成される。
メータレンズ53の第1部分53aの中心CCは、タコメータ81の指針67の回転中心TCと一致させている。また、車両の車幅方向中央CLを示す線上には、タコメータ81の回転中心TCやメータレンズ53の中心CCが重なって位置している。さらに、タコメータ81の回転中心TCは、車両の車幅方向中央CLと一致させて、乗員シート17に運転姿勢で着座した運転者がタコメータ81に正対するように位置が設定される。つまり、メータレンズ53の頂部53Pが運転者の正対位置から車速計83側にずれた位置になるように設定される。
上述のように、本実施形態のメータ装置8によれば、乗員が正対する指針式表示部81に対して車幅方向に偏った位置に該指針式表示部81を覆うメータレンズ53の頂部53Pを設定したので、メータレンズ53への運転者の映り込みを目立ちにくくすることができる。また、本実施形態では、発光式のデジタル表示装置83の光透過性を向上させるために頂部53Pをデジタル表示装置83に近付けるべく、タコメータ8の指針の回転中心TCに対して後方にオフセットさせている。
なお、当業者は、特許請求の範囲に記載した本発明の精神を逸脱しないで本発明を変形することができる。例えば、レンズへの映り込みが目立たないようにするために、頂部53Pを左右へオフセットさせているが、頂部53Pをタコメータ8の指針の回転中心TCに対して前後方向にオフセットさせることで映り込みを目立たせないように調整することもできる。また、本実施形態で、リム81Fと83Fとの重複部分を削除してこの重複部分を跨ぐように発光式のデジタル表示装置である車速計83を設けたので、車速計83を横長に大きくとることができる。しかし、車速計83は、リム81Fと83Fとの重複部分を跨いで配置するのに限定されず、リム83Fで囲まれた範囲内に配置してもよい。また、その場合、リム81Fと83Fとの重複部分の切り欠きは設けなくてもよい。なお、車速計83をリム83Fで囲まれた範囲内に配置する際には、デジタル式表示装置に代えて指針式車速計としてもよい。
メータレンズ53は、タコメータ81と車速計83とを一体で覆うように構成したが、メータレンズ53とインジケータ82を覆うメータレンズ52とを一体に形成してもよい。その場合は、メータレンズが全体に大型化するが、メータレンズの頂部は表示板51の中心から偏らせて設定するのに変わりはない。但し、偏りの方向は、車体右側つまり車速計83側に限らず、インジケータ82側に設定してもよい。
また、メータレンズを、タコメータ81と該タコメータ81の右側に隣接する表示部を一体で覆うものとするのに限らず、タコメータ81と該タコメータ81の左側に隣接する表示部(実施形態ではインジケータ82)を一体で覆うようにしてもよい。
なお、本発明は、運転者が乗員シートを跨いだ運転姿勢で、表示板51に運転者が正対するように乗員シートがメータ装置と整列されている構成を有する鞍乗り型車両のメータ装置であればよい。したがって、このようなメータ装置であれば、自動二輪車のメータ装置に限らず、三輪車および四輪車のメータ装置であっても本発明の範囲に含まれる。
1…自動二輪車、 2…エンジン、 3…車体フレーム、 4…エアクリーナ、 6…ステアリングハンドル、 8…メータ装置、 9…枢軸、 10…スイングアーム、 13…クッションユニット、 14…リンク機構、 16…燃料タンク、 17…乗員シート、 18…リヤフェンダ、 19…バッテリ、 24…吸気管、 25…排気管、 28…フロントフォーク、 50…メータハウジング、 50b…アッパケース、 51…表示板、 52、53…メータレンズ、 53P…レンズ頂部、 81…タコメータ(指針式表示部)、 81F、82F、83F…リム、 82…インジケータ、 83…車速計(発光式のデジタル表示部)、 831…LCD(液晶表示手段)

Claims (7)

  1. メータハウジング(50)内に設けられ、運転者の正面に配置される表示板(51)と、前記メータハウジング(50)に連結されて前記表示板(51)の上方を覆い、かつ上方に凸の曲率を有するメータレンズ(53)とを備えた鞍乗り型車両のメータ装置において、
    前記メータレンズ(53)の前記曲率の頂部(53P)が車両の車幅方向中央(CL)から左右いずれか一方に偏って位置していることを特徴とする鞍乗り型車両のメータ装置。
  2. 車両の車幅方向中央(CL)上に配置される指針式表示部(81)と、
    前記指針式表示部(81)に対して前記頂部(53P)と同じ側に偏って配置された発光式のデジタル表示部(83)とを備えていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のメータ装置。
  3. 前記表示板(51)が、前記指針式表示部(81)を含む複数の計器に対応する複数の円形表示部を、隣接する部分同士が一部で重複するように車幅方向に互いに連結して配置した構成であり、
    前記メータレンズ(53)が、前記複数の円形表示部の少なくとも二つを一体で覆うように形成されており、
    前記メータハウジング(50)が、前記メータレンズ(53)上に、前記円形表示部のそれぞれの外周に沿って覆うカバー部材(50b)を含んでいるとともに、
    前記メータレンズ(53)の前記頂部(53P)が、前記複数円形表示部の重複部に位置していることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両のメータ装置。
  4. 前記デジタル表示部(83)が、矩形の外形を有する液晶表示手段(831)を含んでおり、該液晶表示手段(831)が、前記指針式表示部(81)および該指針式表示部(81)に隣接する円形表示部との重複部分とに亘って配置されており、
    前記カバー部材(50b)が、前記液晶表示手段(831)の一部が配置されている円形表示部の外周に沿って覆っていることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両のメータ装置。
  5. 前記指針式表示部(81)が、該メータ装置が設けられる車両の駆動源であるエンジンの回転数表示部であり、前記デジタル表示部(83)が、車速表示部であるとともに、前記メータレンズ(53)の頂部(53P)が、前記回転数表示部(81)の車幅方向中心部と前記車速表示部(83)の車幅方向中心部との間に配置されることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の鞍乗り型車両のメータ装置。
  6. 前記メータレンズ(53)の頂部(53P)が、該メータレンズ(53)の車幅方向のほぼ中央に位置していることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のメータ装置。
  7. 前記アッパケース(55b)の前記リム(81F、82F、83F)が、該リムの前記周囲部分(SF)よりも高く設定されており、
    該リム(81F、82F、83F)のうち、前記指針式表示部(81)および前記デジタル表示部(83)を形成する円形の重複部分(OL2)が、前記メータレンズ(53)の表面が露出するように切り欠かれているとともに、
    前記リムの切り欠き面(88、89)が、広角に面取りされていることを特徴とする請求項3または4記載の鞍乗り型車両のメータ装置。
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