JP2011194874A - 印刷制御装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 連続シートへの印刷を行う際、印刷ジョブで指定されているシートサイズの異なる複数の印刷ジョブを効率的に実行すること。
【解決手段】 シートカセット101aまたは101bから供給される同一のシートに複数の印刷ジョブの画像を連続して印刷させるため、前後の印刷ジョブで指定されている出力シートサイズを参照し、サイズが異なっていても同一のシートに印刷を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、連続シートを用いて印刷を行うための印刷制御装置、方法及びプログラムに関する。
従来、ロール紙等の連続シートに画像を印刷させる場合、1つの印刷ジョブに基づく印刷を実行すると、連続シートを切断し、残った連続シートは巻き取られる。そして、次の印刷ジョブを実行する際、巻き戻した連続シートを再び印刷位置まで搬送させ、印刷を行う(特許文献1参照)。
特開2003−211754号公報
このような手順で印刷を行う場合、使用すべきシートのサイズの異なる印刷ジョブを受け付けるたびにシートを切断し、シートを切り替える必要があるため、複数の印刷ジョブを完了させるのに時間がかかってしまう。
本発明は、上述の問題点に鑑みなされたもので、連続シートへの印刷を行う際、印刷ジョブで指定されているシートサイズの異なる複数の印刷ジョブを効率的に実行可能な印刷制御装置、方法及びプログラムを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明の印刷制御装置は、シート供給部から供給される連続シートへの印刷を印刷手段に実行させることが可能な印刷制御装置であって、第1の印刷ジョブにより指定されているシートサイズと、第2の印刷ジョブにより指定されているシートサイズとを判定する判定手段と、前記判定手段により判定された各シートサイズに基づき、前記第1の印刷ジョブで使用可能なシートサイズと、前記第2の印刷ジョブとで使用可能なシートサイズとを決定する第1の決定手段と、前記第1の決定手段により決定された各シートサイズに基づき、前記第1の印刷ジョブと前記第2の印刷ジョブで使用すべき連続シートのシートサイズを決定する第2の決定手段と、前記第2の決定手段で決定したシートサイズの連続シートを供給する1つのシート供給部から供給される連続シートに前記第1の印刷ジョブに基づく画像と前記第2の印刷ジョブに基づく画像とを連続して前記印刷手段により印刷させるよう制御する印刷制御手段とを有し、前記第1の決定手段は、前記判定手段で判定されたシートサイズより大きいシートサイズを前記使用可能なシートサイズに加える。
本発明によれば、連続シートに印刷を行わせる場合に、指定されているシートサイズが異なる複数の印刷ジョブを同一の連続シートに連続して印刷させることができ、効率的に複数の印刷ジョブを実行できる。
本発明の実施形態の一例である画像形成装置の構成を示す図である。 図1の画像形成装置の制御に関わる構成を示すブロック図である。 印刷待ちジョブリストの例を示す図である。 本実施形態による処理の流れを示すフローチャートである。 印刷ジョブの受付処理の流れを示すフローチャートである。 印刷ジョブの画像処理の流れを示すフローチャートである。 印刷ジョブの印刷処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザに提示する表示画面の例を示す図である。 印刷待ちジョブリストの表示例を示す図である。 ユーザに指定されたパターンに従って印刷ジョブを実行する際の処理の流れを示すフローチャートである。 推奨パターンを説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、この実施の形態で用いる装置の各構成要素の相対配置、装置形状等は、あくまで例示であり、それらのみに限定するものではない。
図1は、本実施形態における印刷制御装置の一例となる画像形成装置の概略構成を示す図である。図1の画像形成装置は、外部装置から受信したデータを印刷する印刷機能のみを有したものを示すが、これに限らず、原稿上の画像を読取る読取装置をさらに備えて複写機として機能するものや他の機能を加えた複合装置としてもよい。
また、印刷処理を行う記録材(被記録媒体または記録シート)としてロールシートを用いたものを例に説明する。このロールシートは連続シートの例であるが、連続シートとしては、ロール状となったもの以外でもよい。また、連続シートの切断は、画像形成装置が自動的に切断するものであってもよいし、ユーザがマニュアル指示を行って切断するものであってもよい。記録材の材質も紙には限らず、印刷処理可能なものであれば種々のものを用いることができる。また、画像形成装置は、連続シートへの印刷のみではなく、所定のサイズに予めカットされたカットシートへの印刷をも可能な画像形成装置としてもよい。
また、印刷方式は後述する画像印刷用液体インクを用いたインクジェット方式による画像の印刷には限らない。記録材に付与する記録剤として固形インクを用いてもよいし、トナーを用いた電子写真方式、昇華方式、熱転写方式、ドットインパクト方式など種々のものを採用可能である。また、複数色の記録剤を用いたカラー記録を行うものには限らず、黒色(グレーを含む)のみによるモノクロ記録を行うものとしてもよい。また、印刷は、可視画像の印刷には限らず、不可視もしくは視認が困難な画像の印刷としてもよいし、一般的な画像以外の、例えば配線パターン、部品の製造における物理的パターン、DNAの塩基配列等のプリントなど種々のものの印刷としてもよい。つまり、記録剤を記録材に付与可能なものであれば種々のタイプの記録装置に適用可能である。また、図1の画像形成装置と接続された外部装置からの指示で当該画像形成装置における印刷処理の動作を制御させる場合、この外部装置が印刷制御装置となる。
図1は、記録材としてロールシート(搬送方向において印刷単位(1ページ)の長さよりも長い連続した連続シート)を用いた画像形成装置の全体構成の概略を示す断面図である。画像形成装置は、以下の構成要素101〜115を含み、これらが1つの筐体内に配置される。ただし、これらの構成要素を複数の筐体に分けて構成してもよい。
制御ユニット108は、コントローラ(CPUまたはMPUを含む)やユーザインターフェース情報の出力器(表示情報や音響情報などの発生器)、各種I/Oインターフェースを備えた制御部を内蔵し、画像形成装置全体の各種制御を司る。
ロールシートを保持し、そして供給するユニットとして上段シートカセット101aと下段シートカセット101bの2基を備える。使用者はロールシート(以下、シート)をマガジンに装着してから画像形成装置本体に装填する。上段シートカセット101aから引き出されたシートは図中a方向に、下段シートカセット101bから引き出されたシートは図中b方向にそれぞれ搬送される。いずれのカセットからのシートも図中c方向に進行して搬送ユニット102に到達する。搬送ユニット102は、複数の回転ローラ104を通して印刷処理中にシートを図中d方向(水平方向)に搬送する。供給元のシートカセットを一方から他方に切り替える際は、既に引き出されているシートをカセット内に巻き戻し、新たに供給させるシートがセットされているカセットから新たに供給する。なお、本画像形成装置には、5インチ、6インチ、8インチ、12インチのロール幅を有したロールシートをカセット101a、101bにセット可能であるとする。
搬送ユニット102の上方にはヘッドユニット105が搬送ユニット102と対向して配置される。ヘッドユニット105では複数色(本実施形態では7色)分の独立した印刷ヘッド106がシートの搬送方向に沿って保持されている。本例ではC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、LC(ライトシアン)、LM(ライトマゼンタ)、G(グレー)、K(ブラック)の7色に対応した7つの印刷ヘッドを有す。もちろん、これら以外の色を用いたものでもよいし、これらの全てを用いる必要もない。
本画像形成装置は、搬送ユニット102によるシートの搬送に同期させて、印刷ヘッド106からインクを吐出させてシート上に画像を形成する。なお、印刷ヘッド106はインクの吐出先が回転ローラ104と重ならない位置に配置される。インクはシートに直接吐出させるのに代え、中間転写体にインクを付与した後、そのインクをシートに付与することによって画像を形成させるものとしてもよい。これら搬送ユニット102、ヘッドユニット105、印刷ヘッド106を含んで本実施形態の印刷用ユニットが構成されている。
インクタンク109は各色のインクを独立して貯蔵する。インクタンク109からはチューブによって各色に対応して設けられたサブタンクまでインクが供給され、サブタンクから各印刷ヘッド106までチューブを介してインクが供給される。
印刷ヘッド106は、印刷時の搬送方向d方向に沿って各色(本実施形態では7色)のラインヘッドが並んでいる。各色のラインヘッドは、継ぎ目無く単一のノズルチップで形成されたものであってもよいし、分割されたノズルチップが一列又は千鳥配列のように規則的に並べられたものであってもよい。本実施形態では、本装置が使用可能な最大サイズのシートの印刷領域の幅分をカバーする範囲にノズルが並んでいる所謂フルマルチヘッドとする。ノズルからインクを吐出するインクジェット方式は、発熱素子を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式等を採用することができる。印刷データに基づいて各ヘッドのノズルからインクが吐出されるが、吐出のタイミングは搬送用エンコーダ103の出力信号によって決定される。
シートに画像が形成された後、当該シートは搬送ユニット102から、スキャナユニット107まで搬送される。スキャナユニット107では、シート上の印刷画像や特殊パターンを光学的に読取って印刷画像に問題がないかどうかの確認や、インクの吐出状態を含む本装置の状態確認等を行う。印刷画像の確認方法としては、ヘッドの状態の確認するためのパターンを読み込むことによるインクの吐出状態を確認するものでもよいし、元画像との比較を行うことによる印刷の成否を確認するものでもよい。確認の方法は種々のものの中から適宜選択することが可能である。
シートはスキャナユニット107近傍からe方向に搬送され、カッタユニット110に導入される。カッタユニット110ではシートを所定の印刷単位の長さ毎に切断する。印刷する画像サイズに応じてこの所定の印刷単位の長さは異なる。例えばL版サイズの写真では搬送方向の長さは135mm、A4サイズでは搬送方向の長さは297mmとなる。カッタユニット110は、片面印刷の場合はページ単位でシートを切断するが、印刷ジョブの内容によってはページ単位で切断しない場合もある。また、カッタユニット110は両面印刷の場合、シートの第1面(先に印刷する面。たとえばおもて面)はページ単位で切断せずに所定の長さ分まで画像を連続して印刷し、第2面(後に印刷する面。たとえば裏面)を印刷した場合にページ単位で切断する。なお、カッタユニット110は、片面印刷や両面印刷の裏面印刷に際し、1枚の画像毎に切断するものに限らない。所定の長さ分搬送されるまで切断せず、所定の長さまで搬送された後で切断し、1枚(1頁)の画像毎に切り離すのは別のカッタ装置で手動操作等によって切断するものとしてもよい。またシートの幅方向に関しては、切断が必要な場合、別のカッタ装置を用いて切断することになる。
カッタユニット110から搬送されたシートは、ユニット内を図中f方向に搬送され、裏面印字ユニット111に搬送される。裏面印字ユニット111は、シートの片面のみに画像を印刷する場合に、シートの裏面に所定の情報を印刷させるためのユニットである。シートの裏面に印刷する情報としては、印刷画像毎に対応した文字、記号、コード等の情報(例えば、オーダー管理用番号等)が含まれる。裏面印字ユニット111は、印刷ヘッド106が両面印刷の印刷ジョブのための画像を印刷する場合、印刷ヘッド106が画像を印刷する領域以外に上記のような情報を印刷する。裏面印字ユニット111は、記録剤の押印、熱転写、インクジェットなどの方式を採用可能である。
裏面印字ユニット111を通ったシートは、次に乾燥ユニット112に搬送される。乾燥ユニット112は、インクが付与されたシートを短時間で乾燥させるために、ユニット内を図中g方向に通過するシートを温風(加温された気体(空気))で加熱するユニットである。なお、乾燥の方法は温風を用いるのに代え、冷風、ヒーターによる加温、待機させることのみによる自然乾燥、紫外光等の電磁波の照射など種々のものも採用可能である。印刷単位長さに切断されたシートは1枚ずつ乾燥ユニット112内を通過して、図中h方向に搬送されて仕分けユニット114に搬送される。
仕分けユニット114は、複数のトレー(本実施形態では18個)を保持しており、印刷単位の長さ等に応じでシートの排出先のトレーを区別する。各トレーにはトレー番号が割り当てられている。仕分けユニット114では、ユニット内を図中i方向に通過するシートを、各トレー上に設けられたセンサでトレーの空きやシートが満載か否かなどを確認しながら印刷画像毎に設定されたトレー番号に対応するトレーに排出していく。切断されたシートの排出先となるトレーは、印刷ジョブの発行元(ホスト装置)で特定のものが指定される場合や、画像形成装置側で空いているトレーが任意に指定される場合がある。1つのトレーには予め決められた枚数まで排出可能である。この予め決められた枚数を超える印刷ジョブの場合、複数のトレーに跨って排出される。トレーに対して排出可能なシートの枚数やサイズ、種類などは、そのトレーの大きさ(タイプ)等によって異なっている。図1において縦(上下)に並んでいるトレー(以下、大トレー)群は大サイズ(A4サイズ等、L版サイズより大きいもの)のシート、小サイズ(L版サイズ)の両方のシートの排出が可能である。また、横(左右)に並んでいるトレー(以下、小トレー)群は小サイズ(L版サイズ)のシートの排出が可能であるが大サイズのシートの排出はできない。そして、大トレーの方が小トレーより排出可能なシートの出力枚数が多い。
また、シート排出中や排出完了等の状態は、表示器を用いてユーザが識別可能にする(例えば、LED等を用いる)。例えば、トレーのそれぞれに互いに異なる色で発光する複数のLEDを設け、点灯しているLEDの色や点灯状態か点滅状態かなどによって各トレーの種々の状態をユーザに通知可能である。また、複数のトレーのそれぞれには優先順位を付すことができ、画像形成装置は、印刷ジョブを実行するにあたり、空いている(シートが存在しない)トレーを、優先順位に従って順にシートの排出先として割り当てていく。デフォルトでは、大トレーは上のトレーほど優先順位が高く、小トレーは左側ほど優先順位が高い。また大トレーより、小トレーの優先順位が高い。この優先順位はユーザがシートを取り出しやすい位置の優先順位を予め高く設定しておいてもよい。またユーザによる操作等で適宜変更可能なものとしてもよい。
シート巻取りユニット113は、ページ毎に切断されずにおもて面が印刷されたシートの巻取りを行う。両面印刷の際にはまずおもて面に画像形成が行われたシートを、カッタユニット110でページ単位では切断せず、連続したおもて面の印刷が終了した後に切断する。おもて面が印刷されたシートは、ユニット内を図中のj方向に通過し、シート巻取りユニット113が巻取る。そして、一連のページ分のおもて面の画像形成が終了して、巻き取られたシートは、先のおもて面とは反対面を印刷可能な面にして、つまり印刷ヘッド106に対向させる面を反転させて、再度ユニットの図中のk方向に搬送される。このときシート巻取りユニット113はシートの巻取り時とは逆回転させ、シートの切断面を先に搬送させる。このように搬送させることで、先のおもて面とは反対の裏面の画像の印刷を行わせる。通常の片面印刷の場合は、画像が印刷されたシートは、シート巻取りユニット113による巻取りを行わせずに仕分けユニット114に搬送される。
このように、両面印刷の際は、シート巻取りユニット113を用いてシートの巻取りを行い、シートを反転させて裏面の印刷を行うため、片面印刷のときと両面印刷のときとでは仕分けユニット114への排出の際のシートの面が異なる。即ち、片面印刷の場合はシート巻取りユニット113を用いたシートの反転が行われないので、先頭ページの画像が印刷されたシートは先頭ページの画像が下を向いた状態で排出される。そして1つの印刷ジョブが複数ページあるジョブの場合、先頭ページのシートからトレーに排出され、以後後続のページへと順次排出されシートが重なっていく。このような排出をフェイスダウン排出と呼ぶ。一方、両面印刷の場合はシート巻取りユニット113を用いたシートの反転が行われるので、先頭ページの画像が印刷されたシートは先頭ページの画像が上を向いた状態で排出される。そして1つの印刷ジョブが複数枚のシートの出力を行うジョブの場合、最後のページを含むシートからトレーに排出され、以後若いページのシートへと順次排出されシートが重なっていき、最終的に先頭ページの画像が印刷されたシートが排出される。このような排出をフェイスアップ排出と呼ぶ。なお、片面印刷の場合と両面印刷の場合とで排出の際のシートの面を同じ(フェイスアップまたはフェイスダウンに統一)とすべく、片面印刷時と両面印刷時とで第1面の印刷順序(降順とするか昇順とするか)を変えるようにしてもよい。
操作ユニット115は、ユーザが種々の操作を行ったり、ユーザに種々の情報を通知したりするためのユニットである。操作ユニット115はユーザが種々の操作を行うためのハードキーやタッチパネル、またユーザに種々の情報を提示(通知)するための表示部を含む。またユーザへの情報の提示は音声発生器からの音響情報に基づく音響(ブザー、音声等)を出力することによっても行うこともできる。また例えば、ユーザに指定された画像が印刷されたシートはどこのトレーに積載されているか、あるいは当該画像が印刷中か印刷終了かなど、オーダー毎の印刷状況の確認が可能である。また、インク残量や、シートの残量等、装置の各種状態の確認、ヘッドクリーニング等の装置メンテナンスの実施の指示を行うためにユーザが操作/確認可能である。また、操作ユニット115から、カセット101a、101bにセットされているロールシートのサイズ(ロール幅)、長さ、シート種(普通紙、光沢紙、コート紙、フィルム等のシートの材質)を内蔵するメモリに登録できる。
図2は、図1で示した画像形成装置における制御に関わる構成を説明するためのブロック図である。画像形成装置200は図1に示した画像形成装置である。ただし、下記の構成は一例であり、種々の変更が可能である。
図2に示したメイン制御部201、画像処理部207、スキャナ制御部208、エンジン制御部209、モータ制御部210、ヘッド制御部211、ソーター制御部212が主に制御ユニット108に含まれる。これらは、システムバス214を介して互いに通信可能である。
メイン制御部201には、中央演算処理部(CPU)202、ROM203、RAM204、外部I/F205、HDD206が含まれ、これらはシステムバス213を介して互いに通信可能である。メイン制御部201は画像形成装置200全体の制御を司る。
CPU202は、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)形態の中央演算処理部であり、プログラムの実行やハードウェアの起動により画像形成装置200全体の動作を制御する。ROM203は、CPU202が実行するためのプログラムや画像形成装置200の各種動作に必要な固定データを格納する。RAM204は、CPU202がワークエリアとして用いられたり、種々の受信データの一時格納領域として用いられたり、各種設定データを記憶させたりする。外部I/F205は画像形成装置200に外部装置を接続するためのものである。外部I/F205はローカルI/FであってもネットワークI/Fであってもよい。また、外部I/F205は、有線による接続であっても無線による接続であっても構わない。HDD206は、CPU202等が実行するためのプログラム、印刷データ、画像形成装置200の各種動作に必要な設定情報を、内蔵するハードディスクに記憶させたり、読み出したりすることが可能である。なお、HDD206に代えて、他の大容量記憶装置としてもよい。
画像処理部207は、画像形成装置200で扱う印刷データ(例えば、ページ記述言語で表されたデータや画像ファイル)の画像データ(ビットマップ画像)への展開(変換)を含む各種画像処理を行う。入力された印刷データに含まれる画像データの色空間(たとえばYCbCr)を、標準的なRGB色空間(たとえばsRGB)に変換する。また、画像データに対し、有効な(画像形成装置200が印刷処理可能な)画素数への解像度変換、画像解析、画像補正等、様々な画像処理が必要に応じて施される。これらの画像処理によって得られた画像データは、内部のRAM、RAM204または、HDD206に格納される。なお、画像処理部207には、メイン制御部201と同様に、システムバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、RAMが含まれ、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが上記のような画像処理を実行する。
スキャナ制御部208は、CPU202等から受信した制御コマンドに応じて、イメージセンサーの制御を行い、シート上の画像を読取り、赤(R)、緑(G)および青(B)色のアナログ輝度データを取得し、デジタルデータに変換する。イメージセンサーとしては、CCDイメージセンサーやCMOSイメージセンサー等を採用可能である。また、イメージセンサーはリニアイメージセンサーとしてもエリアイメージセンサーとしてもよい。また、スキャナ制御部208は、イメージセンサーの駆動指示、該駆動に基づくイメージセンサーの状況取得を行い、イメージセンサーから取得した輝度データを解析し、印刷ヘッド106からのインクの不吐やシートの切断位置の検出等を行う。スキャナ制御部208で画像が正しく印刷されていると判定されたシートは、シート上のインクの乾燥処理が施された後に、指定された仕分けユニットのトレーに排出される。また、スキャナ制御部208にも、メイン制御部201と同様に、システムバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、RAMが含まれ、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが上記のような読取処理を実行する。
エンジン制御部209は、CPU202等から受信した制御コマンドに応じて、印刷データに基づく画像をシート上に印刷する処理の制御を行う。エンジン制御部209は、印刷処理に際して、ヘッド制御部211、モータ制御部210、スキャナ制御部208及びソーター制御部212の制御を行い、一連の印刷処理を実行する。即ち、エンジン制御部209により印刷ヘッド106を用いたインクの付与、シートの搬送、イメージセンサーを用いた画像の成否、仕分けユニット114のトレーを用いたソートが制御される。制御コマンド、各種データ、ステータス信号等は、システムバス214を介してメイン制御部201と送受信する。またエンジン制御部209にも、メイン制御部201と同様に、システムバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、RAMが含まれ、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが上記のような印刷処理を制御する。
モータ制御部210は、エンジン制御部209から受信した制御コマンドに応じて、カセットからシートを引き出す引き出しローラの駆動指示、引き出されたシートを搬送する搬送ローラの駆動指示を行い、これらを動作させるモータの制御を行う。また、搬送ローラの回転状況取得等を行い、シートを適切な速度及び経路で搬送および停止させ、またシートを搬送させた長さを計測する。またモータ制御部210にも、メイン制御部201と同様に、システムバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、RAMが含まれ、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが上記のようなモータ関係の処理を制御する。
ヘッド制御部211は、各色の印刷ヘッド106へのインク吐出指示や、記録媒体上でのドット位置(インクの着弾位置)を調整するための吐出タイミング設定、ヘッド駆動状態取得に基づく調整等を行う。エンジン制御部209から受信した制御コマンドに従い、印刷データに応じて印刷ヘッドの駆動制御を行い、印刷ヘッドからインクを吐出させシート上に画像を形成させる。またヘッド制御部211にも、メイン制御部201と同様に、システムバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、RAMが含まれ、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが上記のような印刷ヘッド106を用いた処理を制御する。
ソーター制御部212は、シートを仕分けユニット114の各トレーに排出するため、エンジン制御部209から受信した制御コマンドに応じて、シートの搬送経路の指示、トレーの切替え指示などの制御を行う。また、ソーター制御部212は、各トレーのシート検出センサの出力に基づき、各トレー上のシートのあり/なしも検出可能である。またソーター制御部212にも、メイン制御部201と同様に、システムバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、RAMが含まれ、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが上記のような仕分けユニット114を用いた処理を制御する。
ホスト装置215は、上述した外部装置に対応し、本画像形成装置200の外部に接続され、画像形成装置200に印刷を行わせるための画像データの供給源となる装置であり、種々の印刷ジョブのオーダーを発行する。
ホスト装置215は、汎用のパーソナルコンピュータ(PC)によって実現してもよいし、他のタイプのデータ供給装置としてもよい。他のタイプのデータ供給装置としては、画像をキャプチャーして画像データを生成する画像キャプチャー装置がある。画像キャプチャー装置は、原稿上の画像を読取って画像データを生成するリーダ(スキャナ)、ネガフィルムやポジフィルムを読取って画像データを生成するフィルムスキャナなどである。また、画像キャプチャー装置の他の例として静止画を撮影してデジタル画像データを生成するデジタルカメラ、動画を撮影して動画像データを生成するデジタルビデオもある。その他、ネットワーク上にフォトストレージを設置したり、着脱可能な可搬性メモリを挿入するソケットを設けたりし、フォトストレージや可搬性メモリに格納された画像ファイルを読み出して画像データに生成して印刷するものとしてもよい。また、汎用的なPCに代え、本画像形成装置専用の端末とするなど、種々のデータ供給装置としてもよい。これらのデータ供給装置は画像形成装置の構成要素としてもよいし、画像形成装置の外部に接続した別の装置としてもよい。また、ホスト装置215をPCとした場合、PCの記憶装置に、OS、画像データを生成するアプリケーションソフトウェア、画像形成装置200用のプリンタドライバがインストールされる。プリンタドライバは、本画像形成装置200を制御したり、アプリケーションソフトウェアから供給された画像データを画像形成装置200が扱える形式に変換して印刷データを生成したりする。また、印刷データから画像データへの変換をホスト装置215側で行ってから画像形成装置200に供給するようにしてもよい。なお、以上の処理の全てをソフトウェアで実現することは必須ではなく、一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアによって実現するようにしてもよい。ホスト装置215から供給される画像データやその他のコマンド、更にステータス信号等は、外部I/F205を介して画像形成装置200と送受信可能である。
なお、以上の例では、各機能ブロックがそれぞれCPUを備えるものとしたが、これには限らない。各機能ブロックのいくつかがCPUを備えず、メイン制御部201から、またはメイン制御部201及びエンジン制御部209からの制御で動作するものなどとしてもよい。また、各機能ブロックは図2に示した構成以外の分担のさせ方により個別の処理部または制御部として適宜分割したり、いくつかを統合したりするなど、種々の形態を採用可能である。また、メモリからのデータの読み出しにはDMAC(Direct Memory Access Controller)も用いることもできる。
次に以上の構成において、画像形成装置200により印刷ジョブを実行する際の処理の流れについて説明する。画像形成装置200は、印刷ジョブを受け付けるとHDD206に、図3に示すような印刷待ちジョブリストを生成する。印刷ジョブには、印刷データ(ファイル)のほか、シート切断後のサイズを示す出力シートサイズ、シートの材質を示すシート種、印刷モード(片面印刷、両面印刷、製本印刷等)などを示す情報が含まれる。
印刷待ちジョブリストに登録される各印刷ジョブには、受け付けた順に従ってジョブ番号が付与される。外部I/F205がネットワークI/Fであり、印刷ジョブがネットワーク上に存在する複数のホスト装置から受信する場合であってもそれぞれ受け付け順にジョブ番号が付与される。また、各印刷ジョブについて受け付けた印刷ジョブにより指定されている出力シートサイズ(幅×長さ(インチ))、シート種、印刷データを特定するためのファイル名(ジョブを発行したユーザが設定したファイル名)が記録される。また、ジョブ制御情報として、印刷ジョブで指定されている出力シートサイズに基づき印刷可能ロール幅サイズを決定し、決定されたサイズが記録される。また、印刷可能ロール幅サイズの中から、実際に使用するロール幅が決定されると印刷ロール幅サイズにそのサイズが記録される。そして、各印刷ジョブのステータスが記録され、ステータスが変化するたびに書き換えられる。
例えば、図3(a)の例では、1番目の印刷ジョブは、出力シートサイズは“4インチ×6インチ”、シート種は“A”、印刷データのファイル名は“xxx.jpg”であったことを示している。そして、印刷可能ロール幅サイズとして6インチが決定され、印刷ロール幅サイズとして6インチが設定され、現在エンジン制御部209による印刷処理中であることを示している。2番目の印刷ジョブは、印刷可能ロール幅サイズとして6インチと8インチの2つがあり、印刷ロール幅サイズとして6インチが決定されている。そして、現在画像処理部207による画像処理中であることを示している。3番目の印刷ジョブは、まだメイン制御部201で印刷ジョブを受け付けたところで、まだ印刷ロール幅サイズは決定されていないことを示している。
図4は、画像形成装置200が印刷ジョブを受け付け、この印刷ジョブを実行する際の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、図2に示した各機能ブロックのCPUが、ROMまたはHDD204に格納されている制御プログラムをRAMにロードし、それを実行することにより行われる処理の流れを示す。処理全体の統括的な管理はCPU202が行う。なお、ユーザによる操作ユニット115からの操作でカセット101a、101bにそれぞれセットされているシートのサイズ(ロール幅)とシート種がRAM204またはエンジン制御部209のRAMに登録されているものとする。
S401において、外部I/F205を介して印刷ジョブを受け付けると、CPU202がこの印刷ジョブの処理を開始する。受け付けた印刷ジョブは一旦HDD206に蓄積し、印刷ジョブを実行するための各種設定を行う。
図5はS401の処理の詳細を示すフローチャートである。このフローチャートは、CPU202が、ROM203またはHDD206に格納されている制御プログラムをRAM204にロードし、それを実行することにより行われる処理の流れを示す。
S501で印刷ジョブを受け付けるとそれをHDD206に蓄積する。そして、S502において、受け付けた印刷ジョブに含まれる(印刷ジョブにより指定されている)出力シートサイズの情報を取り出し、幅と長さ(縦と横)のうち長い方(長辺サイズ)と短い方(短辺サイズ)とを取得する。出力シートサイズは印刷ジョブ内にそのまま書き込まれているものと判定する場合と、印刷ジョブ内の印刷データのサイズを測って算出することによって判定する場合とがある。
次にS503に進み、印刷可能ロール幅サイズを決定する。ここでは、まずS502で取得した長辺サイズと短辺サイズのそれぞれが画像形成装置200で使用可能なサイズであるか判断し、使用可能と判断されたサイズが使用可能ロール幅サイズとなる。
また、画像形成装置200では長辺サイズ/短辺サイズより大きい幅のロールシートにも印刷させることができるため、長辺サイズ、短辺サイズに一致しないサイズを印刷可能ロール幅とすることができる。これを行うために事前に操作ユニット115からの操作により出力シートサイズより大きい幅のシートへの印刷を「許可する」か「許可しない」かを指定する情報をRAM204に登録しておく。「許可する」と登録されている場合、出力シートサイズより大きい幅であって、画像形成装置200が使用可能なサイズも印刷可能ロール幅サイズとする。また、ここでいう「大きい幅」とは画像を印刷する際の幅方向のサイズであり、出力シートサイズの幅と長さのうち画像を印刷する際の幅より大きい幅のことを指す。つまり画像の回転処理により出力シートサイズにおける長さ方向のサイズが幅方向のサイズとなることもある。
また、ここで「許可する」と登録されている場合、さらに印刷ジョブの印刷モードに従って大きい幅を使用可能ロール幅サイズとするか否か決定してもよい。本画像形成装置200は印刷モードとして製本印刷が指定されている場合、製本印刷の内容に応じたページ順で印刷を行うが、糊付け等の製本自体は行わない。従って、製本印刷が指定されている場合、画像形成装置200が印刷した製本対象のシートを排出すると、それを別途用意した製本機を用いて製本する。この製本機ではシートの断裁処理が行われる。従って、上記で「許可する」と登録され、かつ印刷モードが製本印刷であった場合に出力シートサイズより大きい幅を使用可能ロール幅サイズに加える。これにより、出力シートサイズより大きい幅のシートに印刷される対象が後に断裁処理を伴うものとなり効率化が図れる。ただし、画像形成装置200に製本機能も備えさせ、自動で縦横の断裁や糊付け及び貼付などの製本処理までを行わせるようにしてもよい。
また、出力シートサイズより大きいサイズを印刷可能ロール幅に決定する際、余白量に従ってより余白が少なくなるサイズに決定するようにしてもよい。このときの余白はロール幅に対する余白をロール幅との差分で判定したり、ロールシートの後端で発生する余白をロールシートの残量と種々のパターン(縦、横)で画像を並べた場合の差分をとって判定したりする。
以上のようにして決定した印刷可能ロール幅サイズを、S504において今回受け付けた印刷ジョブの印刷待ちジョブリストの印刷可能ロール幅サイズに登録する(RAM204に記憶する)。以上のようにして登録された印刷可能ロール幅サイズは、複数存在する場合、優先順位を割り当てるようにしてもよい。優先順位は現在画像形成装置200にセットされているロール幅に一致するものほど高く設定する。
以上の処理を終えると、S402の処理に移るが、後続の印刷ジョブは順次受け付けるので、印刷ジョブを受け付けるたびに並行して図5の処理は繰り返される。
S402では、受け付けた印刷ジョブを、画像処理部207によりエンジン制御部209が印刷処理を実行するための形式に加工する。
図6は、S402の処理の詳細を示すフローチャートである。このフローチャートは、画像処理部207のCPUが、画像処理部207のROMまたはHDD206に格納されている制御プログラムを、画像処理部207のRAMにロードし、それを実行する処理の流れを示す。
S601では、印刷待ちジョブリストのN番目の印刷ジョブをHDD206から読出し、画像処理部207のRAMに書き込む。そして、HDD206に蓄積されている未処理の印刷ジョブの印刷可能ロール幅サイズをRAM204に記憶されている印刷待ちジョブリストから読出し、画像処理部207のRAMに書き込む。“N”は変数であり処理対象の印刷ジョブに従って変更される。ここでは未処理の印刷ジョブがなかった状態から新たに印刷ジョブを受け付けた場合とするので、1番目の印刷ジョブが取り出される。
そして、S602では、1つ前(N−1番目)の印刷ジョブの印刷ロール幅サイズが、N番目の印刷ジョブの印刷可能ロール幅サイズに含まれているか判断される。ここで、N−1番目の印刷ジョブは既に印刷処理が実行されている印刷ジョブを含む。N−1番目の印刷ジョブは既に印刷可能ロール幅サイズの中からどのサイズのシートを用いるか、即ち印刷ロール幅サイズが決定している。ここで肯定判断がなされるとS605に進み、否定判断がなされるとS603に進む。また、N−1番目の印刷ジョブがなかった場合もS603に進む。
S603では、次(N+1番目)の印刷ジョブの印刷可能ロール幅サイズとN番目の印刷ジョブの印刷可能ロール幅サイズとをそれぞれ比較し、一致するものが含まれているか判断される。ここで、一致するものが複数あった場合は優先順位に従って1つを特定する。優先順位は、(1)現在シートカセット101aまたは101bにセットされているロールシートのサイズ、(2)N番目の印刷ジョブの出力シートサイズと一致しているもの、(3)余白が最も少なくなるサイズの順とする。優先順位の高い条件に合致するシートが優先的に使用すべきシートとして決定される。(1)に関してはシートカセット101aと101bのうち、既に印刷処理用に選択されている方を優先させてもよい。(2)に関しては印刷可能ロール幅サイズに出力シートサイズより大きいものと一致しているものとが含まれている場合に一致したものが優先される。(3)に関しては、出力シートサイズより大きいサイズが複数ある場合に考慮される。ここで肯定判断がなされるとS605に進み、否定判断がなされるとS604に進む。また、N+1番目の印刷ジョブがなかった場合もS604に進む。
S604では、N番目の印刷ジョブの印刷可能ロール幅サイズのうちの1つから印刷ロール幅サイズが設定される。印刷可能ロール幅サイズが1つであれば、それが設定され、複数あれば、優先順位に従っていずれかが設定される。優先順位は、上記(1)〜(3)と同様である。
S605では、S602、603、604のいずれかにおいて1つ特定された印刷ロール幅サイズが、N番目の印刷ジョブの印刷ロール幅サイズとして決定され、これが画像処理部207のRAMに設定(記憶)される。
次に、S606において、S605で設定された印刷ロール幅サイズに従ってN番目の印刷ジョブの画像処理を実行する。具体的には、印刷データの印刷処理可能な形式への変換(画像データへの展開処理)を行う。また、このとき、設定された印刷ロール幅サイズによっては出力シートサイズの縦と横が入れ替わる場合があり、その場合は画像の90度または270度の回転処理も行う。また、設定されたロール幅サイズが出力シートサイズより大きい場合、余白を加える処理も行う。余白を加える処理は、白画像データを追加したり、余白が設けられるように画像の書き出し位置を制御したりするものである。また、余白を加える際、更に断裁位置を示すマークまたは線も加える。このとき、画像の縮小や拡大は行わず、印刷ジョブで指定されたサイズ(等倍)の画像として印刷する。
そして、S607で全ての印刷対象の印刷ジョブについて以上の処理を行ったと判断されるまで、S608でNの値に1を加え同様の処理を行う。
図3(b)は、出力シートサイズより大きい幅のシートへの印刷を「許可しない」と設定されていた場合において印刷ロール幅サイズを決定した場合の例を示す。印刷可能ロール幅サイズは、画像形成装置200が対応可能なロール幅サイズのうち、出力シートサイズの長辺サイズ、短辺サイズに限定されている。1番目の印刷ジョブは、後続の印刷ジョブの印刷可能ロール幅サイズに12インチが含まれておらず、かつカセット101aまたは101bに12インチのロールシートがセットされていたため、印刷ロール幅サイズを12インチと決定されている。2番目の印刷ジョブは、後続の印刷ジョブの印刷可能ロール幅サイズに6インチが含まれていたため、6インチと8インチのうち6インチが印刷ロール幅サイズとして決定されている。また、S606においては、1番目の印刷ジョブと3番目の印刷ジョブは画像を90度または270度回転する処理が行われる。
図3(c)は、出力シートサイズより大きい幅のシートへの印刷を「許可する」と設定されていた場合において印刷ロール幅サイズを決定した場合の例を示す。印刷可能ロール幅サイズは、画像形成装置200が対応可能なロール幅サイズのうち、出力シートサイズ以上のサイズとなっている。前後の印刷ジョブの印刷可能ロール幅サイズをそれぞれ比較し、互いに一致した12インチが印刷ロール幅サイズとして決定されている。このとき、2番目の印刷ジョブと3番目の印刷ジョブとが製本印刷であったため出力シートサイズより大きいサイズを印刷可能ロール幅サイズに加えている。また、S606においては、1番目の印刷ジョブは画像を90度または270度回転する処理が行われる。2番目と3番目の印刷ジョブについてはページ数等に従って回転処理を行う場合と行わない場合とがある。また、2番目と3番目の印刷ジョブに関しては、出力シートサイズより大きいシートに印刷されるため、余白データの追加と出力シートサイズに相当する箇所への切り取り線の追加とが行われる。
なお、2回目(N=2)以降の処理では、前回までの処理で1つ前の印刷ジョブの印刷ロール幅サイズが決まっているので、S602、603の処理では、1つ前の印刷ジョブの印刷ロール幅サイズと一致するのが含まれているかが判断される。
また、以上の処理は、印刷待ちジョブリストに登録されている全ての処理を終えるまで同じ処理を繰り返さない場合もある。両面印刷の印刷ジョブが含まれている場合、シートの長さを基準に、予め決められた長さ分の画像データ(エンジン制御部209に供給するデータ)の生成が終了したところで、一旦このフローから抜ける。そして、フローから抜けた後はNの値を初期化し(N=1にし)、未処理の印刷ジョブについてS601から処理を行う。これは、両面印刷の場合、第1面分の複数の画像を連続して印刷させた後、反対面の印刷を行うが、第1面の印刷時は画像単位でのシートの切断を行わないため、先頭のジョブのシートの排出が遅くなってしまうのを防ぐためである。
また、以上の処理では、N番目の印刷ジョブは前後の印刷ジョブのみを参照して印刷ロール幅サイズを決定するものとしたが、2つ以上離れた印刷ジョブをもさらに参照するようにしてもよい。
また、以上の処理において、1つの印刷ジョブが出力シートで1枚分の印刷データには限らず、複数ページの印刷データを含む印刷ジョブの場合、シートの同一面に配置される隣り合った画像(ページ)同士で上記の処理と同様の処理(比較)を行う。また、以上では各印刷ジョブのシートサイズを比較する例について説明したが、シート種も比較し、同一のシート種のもののみ連続して印刷させるようにする。
図6のフローから抜けると、S403に進み、図6の処理で生成された画像データをエンジン制御部209に供給し印刷処理を実行させる。
図7は、S403の処理の詳細を示すフローチャートである。このフローチャートは、エンジン制御部209のCPUが、エンジン制御部209のROMまたはHDD206に格納されている制御プログラムを、エンジン制御部209のRAMにロードし、それを実行する処理の流れを示す。
S701では、画像処理部207のRAMから印刷可能な形式に変換された印刷ジョブ(画像データ)を読出し、エンジン制御部209のRAMに書き込む。そして、S702において、この印刷ジョブの印刷ロール幅サイズと、1つ前の印刷ジョブのロール幅サイズまたは既に選択されているシートカセットのロール幅サイズとを比較し、ロールシートの切り替えまたは交換が必要か判断する。ここでは、前者のサイズと後者のサイズとが異なっている場合、切り替えまたは交換が必要と判断される。また、両者のサイズが一致しても、ロールシートの残量が不足している場合もロールシートの切り替えまたは交換が必要と判断される。ロールシートの切り替えまたは交換が必要と判断された場合、S703に進み、必要ないと判断された場合、S704に進む。
S703では、今回の印刷ジョブで使用すべきロールシートがカセット101a、101bのうち、既に選択されていたものではない方のカセットにセットされていた場合、ロールシートの供給元となるカセットを切り替える。もし今回の印刷ジョブで使用すべきロールシートがカセット101a及び101bのいずれにもセットされていなかった場合、ユーザにロールシートを交換または新たにセットさせる必要がある。従って、ここで操作ユニット115にロールシートのセットを促す表示を、ロールシートのサイズ(ロール幅)とともに行う。また、同様にホスト装置215にロールシートのセットを促すメッセージとロールシートのサイズとを通知するようにしてもよい。これらの通知に対し、カセット101aまたは101bへのユーザによるロールシートのセットがなされるとS704に進む。
そして、S702でロールシートの切り替え、交換が不要であったと判断された、S703でロールシートの切り替え、交換がなされた場合、S704において処理対象の印刷ジョブの印刷を実行する。具体的には、エンジン制御部209は印刷する画像のサイズ及び使用すべきシートのシート種に応じたシートカセット101aまたは101bからシートを供給させる。そして、エンジン制御部209は、搬送ユニット102によってシートをヘッドユニット105による印刷位置まで搬送させ、順次シートの第1面への画像データに基づく画像の印刷を行い、スキャナユニット107の読取位置までシートを搬送させる。画像が正しく印刷されているかどうかが、スキャナユニット107により印刷済みの画像を読取ることにより得た画像データの内容に基づき確認されるとともにカッタユニット110の方へ搬送される。両面印刷のジョブが含まれている場合はカッタユニット110によるページ単位での切断を行わず、各ページが繋がった状態のまま乾燥ユニット112を通過させてインクの乾燥処理を行ってからシート巻取りユニット113による巻取りを行わせる。そして、第1面に配置すべき全ての画像の印刷が行われると、カッタユニット110による切断を行うとともに、シート巻取りユニット113から反転されて再搬送させたシートに反対面に配置すべき画像の印刷を同様に行わせる。そして、反対面の印刷に際してはカッタユニット110によるページ単位でのシートの切断を行わせる。なお、両面印刷が含まれる場合、1つの印刷ジョブの第1面のみの印刷を行った後、次の印刷ジョブの第1面への印刷を行い、その後、反対面への印刷を行う。一方、片面印刷のみの場合は、第1面への印刷後、シート巻取りユニット113による巻取りは行わずにカッタユニット110によりページ単位でのシートの切断を行わせる。
S705では、カッタユニット110によりページ単位(出力シート単位)に切断された印刷済みのシートを、仕分けユニット114の指定されたトレーに順次排出させる。
そして、S706において、印刷ジョブ内の全ての印刷対象のページ分の印刷が終了したと判断されるまで印刷及びシートの排出を繰り返し、印刷対象のページ分の印刷及び排出を終えるとS707に進む。S707では未終了の印刷ジョブの有無を判断し、未終了の印刷ジョブがあると判断されればS701に戻り、次の印刷ジョブの処理に移る。
なお、以上の印刷の処理において、同じシートに続けて印刷する場合には、シートのカセット101aまたは101bへの巻き戻し及び再引き出しを行わない。
以上のように、本実施形態によれば、サイズや向きの異なる印刷ジョブが連続した場合であっても同じシートに続けて印刷させるので、複数の印刷ジョブを効率的に処理することができる。また、シートの供給元となるカセットは既に選択されているものが優先される。即ち、ロールシートの切り替えや交換の頻度を低減させることができる。また、このとき、出力シートサイズより大きいシートへの印刷の可否を印刷モードに従って、後に製本機による断裁処理を伴うものとするので、作業効率を低下させることがない。また、印刷ジョブは受け付けた順序で実行させるので、複数の機能ブロックで処理を分担させるにあたって印刷ジョブの管理が容易である。即ち、印刷ジョブの入れ替えによる複雑な処理をせずに印刷処理を実行させることができる。
以上の例のように、複数の印刷ジョブを連続して印刷させるようにした方が上記のように効率的である。一方で、上述のように画像形成装置200が予め決められた規則に従って自動的に各印刷ジョブにおいて使用するシートを決定したり、印刷順序を決定したりした場合、ユーザの意図しない結果となることもある。即ち、ユーザによっては、例えばできるだけ多くの印刷ジョブを連続させたい場合もあれば、特定のシートを先に使いたい場合など要求は種々起こりうる。そこで、以下ではユーザの指示により、複数の印刷ジョブをどのように実行させるかを決定する例について説明する。
図8(a)は複数の印刷ジョブをどのように実行させるかをユーザに選択させるための選択画面の例を示す図である。この画面は画像形成装置200が複数の印刷ジョブを受け付け、その実行を待機している状態において操作ユニット115またはホスト装置215の表示装置に表示される。この画面において、ユーザに問合せるメッセージは画像形成装置200に予め設定されている規則に従って自動的に印刷ジョブの実行方法を決定させるかユーザによって印刷ジョブの実行方法を決定させるかを選択させるものである。この印刷ジョブの実行方法には使用するシートの決定方法も含む。
そして図8(a)の画面においてユーザにより「はい」が選択された場合は上述のように図4〜7で示したように複数の印刷ジョブを画像形成装置200において予め決められた基準に従って実行する。即ち、出力シートサイズより大きいシートを用いる場合があることを含め、できるだけ同一のシートを用いて複数の印刷ジョブが連続して実行されるようにする。一方「いいえ」が選択された場合は複数の印刷ジョブの実行方法を決定するにあたり、以下に示す点をユーザに指定させる。
図8(a)の画面で「いいえ」が選択され、推奨候補の選択画面の表示指示がなされた場合、図8(b)の画面に切り替わり、ユーザにより使用すべきシートの優先度を選択させる。ここで提示されたシートのうちユーザに指示されたパターンに該当するシートが優先的に使用される。図8(b)の画面では、現在印刷待ちの印刷ジョブ群(図9(a))のうち上位の印刷ジョブ(先に実行すべき印刷ジョブ)の印刷可能ロール幅サイズ(及びシート種)が6inch(A)と8inch(A)であるため、この2種類を推奨候補として表示される。なお、図9(a)は図3において説明したものと同様である。図9(a)はユーザの指示等に従い操作パネル115やホスト装置215の表示装置に表示させることができる。図9(a)に示されているように、現在印刷待ちの印刷ジョブ群は6inch(A)のシートを使用すると、No.1〜3、5、7、8の印刷ジョブを連続して実行させることができ効率的である。一方、既に引き出されているシートが8inch(A)、なるべくシート搬送量を短くしたい、8inch(A)のシートを用いる印刷ジョブを先に終わらせたいなどの理由で8inch(A)を指定すると、No.2、6、8の印刷ジョブが連続して実行される。以上の2つのパターンは印刷待ちの印刷ジョブ群のうち、連続して印刷ジョブを実行可能な数の多い上位2パターンを示しているものであり、この数が3つ以上であってもよいし、1つだけ示しそれの実行の可否をユーザに問合せるものであってもよい。また、現在画像形成装置200のカセットにセットされているシートに対応するパターンのみを表示するものとしてもよい。
そして図8(b)の画面において「パターン1」を選ぶと、図9(b)のように、ロール幅「6inch」を使用可能でかつシート種「A」の印刷ジョブを特定可能な画面が操作パネル115またはホスト装置215の表示装置に表示される。図9(b)の画面では、出力シートサイズの幅と長さのうちいずれが印刷ロール幅サイズとして選択されるかも判別可能な表示となっている。ユーザはこの画面を見て、特定の印刷ジョブを連続で実行される対象から外すよう指示することも可能である。また、図9(b)の画面では、各印刷ジョブの印刷にかかる時間も算出(推定)し、その結果も表示するので、ユーザはこれを印刷ジョブの実行方法の選択の参考にすることも可能である。
また図8(b)の画面において「パターン2」を選ぶ、または図9(b)の画面において次のパターンを表示させる指示を行うと図9(c)の画面が操作パネル115またはホスト装置215の表示装置に表示される。図9(c)も図9(b)と同様の表示を行うものであるが、図9(b)とは異なる形態で該当する印刷ジョブを特定可能とすることにより図9(b)とは異なるパターンであることを明確にする。なお、印刷待ちの印刷ジョブ群のうち、No.2と8はパターン1でもパターン2でも対象となる。また、図9(b)の表示と図9(c)の表示を同一のジョブリストにおいて行ってもよい。この場合でもパターン毎に識別情報(○や△)を異なるものとしているのでいずれに該当するかが容易に識別可能である。この識別情報は図9(b)、(c)に示したもの以外、種々のものとしてもよい。
そして図8(a)の画面で「いいえ」が選択された後に(場合によっては図8(b)や図9(b)、(c)の画面を経て)印刷指示がなされると、図8(c)の画面が操作パネル115またはホスト装置215の表示装置に表示される。
図8(c)において「パターン1」が選択されると、パターン1に該当する印刷ジョブのうち優先順位の高いもの(先に入力されたもの)から印刷が開始される。なお、ここでは図9(b)の画面において連続して実行させるよう指定されたものが印刷対象となる。「パターン2」が選択された場合も同様である。また、図8(b)などでパターンを選択済みの場合、図8(c)におけるパターンの選択を省略して印刷を実行させるようにしてもよい。
次に、図8(a)で「いいえ」が選択され、以上説明したような複数の印刷ジョブを連続して印刷させるための推奨パターンを決定し、それに従って印刷を実行する際の処理の流れについて説明する。図10はこの場合の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは画像処理部207のCPUが画像処理部207のROMまたはHDD206に格納されている制御プログラムを画像処理部207のRAMにロードし、それを実行することにより行われる処理の流れを示す。
図8(a)で「いいえ」が選択され、図4のS401の処理を経て複数の印刷ジョブが入力された場合、図10のS1001において印刷待ちジョブリストにリストアップしている分それぞれの印刷可能ロール幅サイズを確認する。なお、印刷待ちジョブリストにリストアップする分は、例えばある時間内に投入された分の印刷ジョブ群であったり、予め決められた数を上限とした印刷ジョブ群の投入を所定期間待機して印刷待ちとなった印刷ジョブ群であったりする。そして次にS1002に進み、これらの印刷ジョブ群のそれぞれで使用するシートのシート種を確認する。
そしてS1003において、操作パネル115を介して印刷待ちジョブリストの表示が指示されると、操作パネル115の表示器にS1001、S1002で確認した情報を反映された図9(a)に示した印刷待ちジョブリストを表示させる。なお、このS1003の処理はスキップしても構わない。
S1004において、操作パネル115を介して推奨候補の表示が指示されると、図8(b)の推奨パターン選択画面を操作パネル115に表示する。そしてS1005において、この画面に表示されている推奨パターンのいずれかが選択されたと判断すると、S1006に進み、図9(b)または図9(c)に示す、選択された推奨パターンを特定可能な印刷待ちジョブリストを操作パネル115に表示させる。
S1007において、操作パネル115を介して印刷の指示がなされると、図8(c)の表示がなされ、そこからいずれかの推奨パターンが選択されるか、図9(b)、(c)から印刷の実行が指示されると、S1008に進む。
S1008では、選択された推奨パターンのN番目(N=1)の印刷ジョブの画像処理を実行し、S1009で印刷対象の全ての印刷ジョブの画像処理が終了したと判断されるまで、S1010でNの値をインクリメントしながら処理を繰り返す。なお、ここでは印刷対象の全ての印刷ジョブが順次処理されるが、パターン1に該当するものから開始され、続いてパターン2に該当するもののうち未印刷のものへと順次処理を行っていく。そして、画像処理が終了した印刷ジョブは図4のS403に従って印刷処理が行われる。
なお、図8(b)や図8(c)のように複数の推奨パターンのうちのいずれかをユーザに選択させる場合、ユーザに種々の情報を提供することにより、よりユーザの意図に沿ったパターンを選択させることも可能である。
図11(a)は推奨パターン毎に、連続して印刷させることが可能な印刷ジョブの個数と、その推奨パターンを選択した場合の全印刷待ちの印刷ジョブ(そのパターン以外に該当する印刷ジョブも含む)の印刷にかかる時間とを示す。これは、操作パネル115またはホスト装置215からの指示でそれぞれの表示装置に表示されるものである。なお、この場合、シートを保持するカセットが3つ以上あり、6inchのロール幅でシート種A、8inchのロール幅でシート種A、6inchのロール幅でシート種Bのシートが全体画像形成装置200の各カセットにセットされているものとする。
図11(a)において、パターン1は6inchのロール幅でシート種がAのシートを用いる印刷ジョブから開始する場合を示しており、パターン2は8inchでシート種A、パターン3は6inchでシート種Bの印刷ジョブから開始する場合である。
そして、推奨(個数)は、各パターンの最初に連続して実行される印刷ジョブにおける連続する印刷ジョブの個数を示している。即ち、パターン1では6inchでシート種Aの印刷ジョブが6つ連続し、パターン2では8inchでシート種Aの印刷ジョブが3つ連続し、パターン3では6inchでシート種Bが1つのみであることを示している。そして、ここでは個数を基準に推奨順位を決めており、個数の前に付されている数字は連続する印刷ジョブの個数が多い順を示す推奨順位を示す。ユーザは、推奨(個数)の項目を見て、連続して印刷される印刷ジョブの個数に従ってパターンを選択可能となる。
また、図11(a)において、推奨(時間)は各パターンを選択した場合の印刷対象の全ての印刷ジョブを実行した場合に要するトータル時間を示している。トータル時間は図11(b)に示すように各パターンに従って印刷ジョブを順次実行させた場合の各シートにおける印刷時間の合計を示す。なお、このトータル時間はシートを切り替えるために必要な時間も考慮したものである。また、図11(a)において、トータル時間の前に付されている数字はトータル時間が短い順に決定された推奨順位である。ユーザは、この推奨(時間)の項目を見て、トータル時間に従ってパターンを選択可能となる。
以上のように、ユーザは同一シートに連続して印刷させる印刷ジョブの指定、及び印刷順序を表示画面によって確認し、所望のものを選んでから印刷処理を開始させることができる。また、このとき印刷ジョブの実行方法として複数のパターンを提示し、その中からユーザが指示できるので、ユーザは画像形成装置200が用意したパターンから指定すればよく操作性が良い。
また、例えば印刷ジョブの途中でシートが不足してしまう可能性を減らしたい、両面印刷ジョブの場合、後続の印刷ジョブのエラーのため先行の印刷ジョブの第2面の印刷が滞るのを防ぎたい、などの理由で複数の印刷ジョブを連続させたくないことがある。このような場合にも対処できるよう、複数の印刷ジョブを連続して印刷することを禁止したり、連続させるジョブ数を制限したりするよう指定できるようにしてもよい。この場合、図8(a)の画面を表示させるタイミングで操作パネル115から指定するものであってもよいし、予め画像形成装置200に設定しておくものでもよい。
なお、以上の説明において、印刷を行う部分を除いた、印刷可能ロール幅サイズ、印刷ロール幅サイズの決定、回転や余白付加等の処理をホスト装置や外付けコントローラなどの外部装置で実現し、それに従って画像形成装置に印刷を実行させるようにしてもよい。その際、外部装置は画像形成装置からステータス(現在の印刷状況、シートカセット等の情報)を取得して上記処理を実行することが好ましい。そして、どのように印刷ジョブを連続させるか、また印刷順序をどうするかも外部装置によって指定する。この場合、外部装置が印刷制御装置として機能することになる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータが連動して実行するようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、一部または全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(他の実施形態への応用、他の実施形態との組合せ等を含む)も可能である。

Claims (14)

  1. シート供給部から供給される連続シートへの印刷を印刷手段に実行させることが可能な印刷制御装置であって、
    第1の印刷ジョブにより指定されているシートサイズと、第2の印刷ジョブにより指定されているシートサイズとを判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された各シートサイズに基づき、前記第1の印刷ジョブで使用可能なシートサイズと、前記第2の印刷ジョブとで使用可能なシートサイズとを決定する第1の決定手段と、
    前記第1の決定手段により決定された各シートサイズに基づき、前記第1の印刷ジョブと前記第2の印刷ジョブで使用すべき連続シートのシートサイズを決定する第2の決定手段と、
    前記第2の決定手段で決定したシートサイズの連続シートを供給する1つのシート供給部から供給される連続シートに前記第1の印刷ジョブに基づく画像と前記第2の印刷ジョブに基づく画像とを連続して前記印刷手段により印刷させるよう制御する印刷制御手段とを有し、
    前記第1の決定手段は、前記判定手段で判定されたシートサイズより大きいシートサイズを前記使用可能なシートサイズに加えることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記第1の決定手段は、前記シート供給部が供給可能な連続シートのシートサイズが前記判定手段で判定されたシートサイズより大きい場合に、前記判定手段で判定されたシートサイズと、前記判定手段で判定されたシートサイズより大きいシートサイズとを使用可能なシートサイズとして決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記第1の決定手段は、前記第1の印刷ジョブまたは前記第2の印刷ジョブのいずれかが製本機による断裁を伴う製本を行うためのものであった場合、前記判定手段で判定されたシートサイズより大きいシートサイズを使用可能なシートサイズに加えることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記印刷制御手段は、前記第2の決定手段で決定されたシートサイズが前記判定手段で判定されたシートサイズより大きいシートサイズであった場合、前記第1の印刷ジョブまたは前記第2の印刷ジョブに基づく画像に余白を追加する処理を行ってから印刷を行わせることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  5. 前記第2の決定手段は、前記第1の決定手段で決定されたシートサイズが複数ある場合、前記シート供給部にセットされている連続シートのシートサイズを優先的に前記使用すべき連続シートのシートサイズとして決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  6. 前記第2の決定手段は、前記第1の決定手段で決定されたシートサイズが、前記判定手段で判定されたシートサイズと一致するものと、前記判定手段で判定されたシートサイズより大きいサイズとを含む場合、前記判定手段で判定されたシートサイズと一致するものを優先的に前記使用すべき連続シートのシートサイズとして決定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  7. シート供給部から供給される連続シートへの印刷を印刷手段に実行させることが可能な印刷制御装置であって、
    印刷待ちの複数の印刷ジョブにより指定されているシートサイズを判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された各シートサイズに基づき、同一の連続シートを用いて印刷可能な印刷ジョブの実行方法を提示する提示手段と、
    前記提示手段による提示に基づくユーザの指示に従い、前記シート供給部から供給される同一の連続シートに、複数の印刷ジョブに基づく画像を連続して前記印刷手段により印刷させるよう制御する印刷制御手段とを有することを特徴とする印刷制御装置。
  8. 前記提示手段は、複数の印刷ジョブの実行方法として複数のパターンを提示し、前記印刷制御手段は、ユーザにより指定されたパターンに従って、印刷させるよう制御することを特徴とする請求項7に記載の印刷制御装置。
  9. 前記提示手段は、印刷順序の異なる複数のパターンを提示することを特徴とする請求項8に記載の印刷制御装置。
  10. 前記提示手段は、優先的に使用する連続シートの異なる複数のパターンを提示することを特徴とする請求項8または9に記載の印刷制御装置。
  11. 前記提示手段は、複数の印刷ジョブに要する時間の異なる複数のパターンを提示することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  12. 第1の印刷ジョブにより指定されているシートサイズと、第2の印刷ジョブにより指定されているシートサイズとを判定する判定工程と、
    前記判定工程で判定された各シートサイズに基づき、前記第1の印刷ジョブで使用可能なシートサイズと、前記第2の印刷ジョブとで使用可能なシートサイズとを決定する第1の決定工程と、
    前記第1の決定工程で決定された各シートサイズに基づき、前記第1の印刷ジョブと前記第2の印刷ジョブで使用すべき連続シートのシートサイズを決定する第2の決定工程と、
    前記第2の決定工程で決定されたシートサイズの連続シートを供給する1つのシート供給部から供給される連続シートに前記第1の印刷ジョブに基づく画像と前記第2の印刷ジョブに基づく画像とを連続して印刷手段により印刷させる印刷制御工程とを有し、
    前記第1の決定工程は、前記判定工程で判定されたシートサイズより大きいシートサイズを前記使用可能なシートサイズに加えることを特徴とする印刷制御方法。
  13. 印刷待ちの複数の印刷ジョブにより指定されているシートサイズを判定し、
    判定された各シートサイズに基づき、同一の連続シートを用いて印刷可能な印刷ジョブの実行方法を提示し、
    提示に基づくユーザの指示に従い、同一の連続シートに、複数の印刷ジョブに基づく画像を連続して印刷手段により印刷させるよう制御することを特徴とする印刷制御方法。
  14. 請求項12または13に記載の印刷制御方法をコンピュータにより実現することを特徴とするプログラム。
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