JP2011178357A - ホーム柵設置構造およびホーム柵設置方法 - Google Patents

ホーム柵設置構造およびホーム柵設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 設置台の高さ位置を容易に調整して容易にホーム柵装置を水平に設置することのできるホーム柵設置構造を提供する。
【解決手段】 プラットホーム2に形成された設置用凹部6に設置される設置台5は、上面にホーム柵本体3またはテンプレート金具24が設置される設置調整部材13と、設置調整部材13をプラットホーム2に固定するための設置用ねじ12と、設置調整部材13に設けられ設置調整部材13の高さおよび水平位置を調整する複数の高さ調整ねじ17と、を備え、隣り合う設置台5をテンプレート金具24により連結した状態で、テンプレート金具24が水平となるように、高さ調整ねじ17により各設置台5の高さを調整するものである。
【選択図】 図2

Description

本発明はホーム柵設置構造およびホーム柵設置方法に係り、特に、設置台の高さ位置を容易に調整して容易にホーム柵装置を水平に設置することを可能としたホーム柵設置構造およびホーム柵設置方法に関するものである。
従来から、駅のプラットホームにおいては、通過列車の風圧により乗客が線路側に転落する等の不測の事故を防止するために、列車の乗降ドアと連動して開閉動作されるホーム柵装置が設置されている。
そして、このような従来のホーム柵装置をプラットホームに設置する場合、プラットホームに設置台を設置する基礎工事を行う必要がある。このような技術としては、従来から、例えば、プラットホームの上面側に据付座を設けるとともに、プラットホームの下面側に下部プレートを設け、前記据付座に取付けられた座取付ボルトを下部プレートを貫通して下部プレートの下側に突出させた状態で、ナットで締結することにより、
据付座と下部プレートとをプラットホームを挟んで取り付けられるようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、その他の技術として、中空パイプを備えたベース部材を嵌合溝に嵌合させるとともに、中空パイプをプラットホームに形成された貫通孔に挿入した状態で、ベース部材と嵌合溝との間の隙間および中空パイプと貫通孔との間の隙間に充填材を充填するようにした技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第4317769号公報 特許第4272773号公報
しかしながら、前記特許文献1および特許文献2に記載の技術においては、いずれもホーム柵本体を設置する際のベース部材や据付座を設置するものであるが、プラットホームの上面には、うねりが生じており、プラットホームの上面は、必ずしも水平状態に保持されているものではない。そのため、プラットホームの長手方向に沿って所定間隔ごとに設置される各ベース部材や据付座の高さ位置が異なってしまい、これらベース部材や据付座に設置するホーム柵装置を水平に設置することが極めて困難であるという問題を有している。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、設置台の高さ位置を容易に調整して容易にホーム柵装置を水平に設置することのできるホーム柵設置構造およびホーム柵設置方法を提供することを目的とするものである。
本発明は前記目的を達成するために、請求項1の発明に係るホーム柵設置構造は、駅のプラットホーム上に設置されるホーム柵本体を設置するためのホーム柵設置構造において、
前記プラットホームに形成された設置用凹部に設置される設置台を備え、
前記設置台は、
上面に前記ホーム柵本体またはテンプレート金具が設置される設置調整部材と、
前記設置調整部材をプラットホームに固定するための設置用ねじと、
前記設置調整部材に設けられ前記設置調整部材の高さおよび水平位置を調整する複数の高さ調整ねじと、を備え、
前記設置台は、隣り合う前記設置台を前記テンプレート金具により連結した状態で、前記テンプレート金具が水平となるように、前記高さ調整ねじにより高さおよび水平位置が調整されるものであることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記設置用ねじは、前記設置台のほぼ中心位置を固定する1つの設置用ねじにより構成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1において、前記設置用ねじは、前記設置台の周辺位置を固定する複数の設置用ねじにより構成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項において、前記設置台の上面には、前記設置台の上面を被覆するカバー部材が設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4において、前記カバー部材には、前記ホーム柵本体を設置するための位置決め突起が設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明に係るホーム柵設置方法は、駅のプラットホームの所定位置に形成された設置用凹部に設置台を仮止めする工程と、
前記各設置台の設置調整部材の上面にテンプレート金具を設置するとともに、前記各設置台を前記テンプレート金具により連結する工程と、
前記テンプレート金具が水平となるように、高さ調整ねじにより前記各設置台の高さを調整する工程と、
前記高さ調整ねじにより各設置台を水平状態に調整する工程と、
前記設置台の高さ調整と水平調整とが完了した後、前記テンプレート金具を取り外す工程と、
前記設置用ねじにより、各設置台をプラットホームの設置用凹部に固定する工程と、
を備えていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6において、前記設置台の上面にカバー部材を設置する工程と、前記設置台のカバー部材と前記プラットホームの設置用凹部との間に充填材を充填する工程と、をさらに備えていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、隣り合う設置台をテンプレート金具により連結した状態で、テンプレート金具が水平となるように、高さ調整ねじにより各設置台の高さを調整するとともに、各高さ調整ねじにより水平状態を調整することにより、容易に設置台の高さおよび水平調整を行うことができ、各設置台を高さおよび水平のばらつきのない状態で容易に設置することができる。
請求項2に係る発明によれば、設置用ねじを、設置台のほぼ中心位置を固定する1つの設置用ねじにより構成するようにしているので、1つの設置用ねじにより設置台をプラットホームに固定することができる。
請求項3に係る発明によれば、設置用ねじを、設置台の周辺位置を固定する複数の設置用ねじにより構成するようにしているので、複数の設置用ねじにより設置台をプラットホームに固定することができる。
請求項4に係る発明によれば、設置台の上面に、設置台の上面を被覆するカバー部材を設けるようにしているので、プラットホームの上面に対して設置台の上面位置が異なる場合でも、カバー部材により設置台の側面を被覆することができ、外観上も見栄えのよいものとなる。
請求項5に係る発明によれば、カバー部材に、ホーム柵本体を設置するための位置決め突起を設けるようにしているので、設置台の上面にホーム柵本体を搭載する場合に、位置だしを容易に行うことができ、ホーム柵本体の設置作業を容易に行うことができる。
請求項6に係る発明によれば、隣り合う設置台をテンプレート金具により連結した状態で、テンプレート金具が水平となるように、高さ調整ねじにより各設置台の高さを調整するとともに、各高さ調整ねじにより水平状態を調整することにより、容易に設置台の高さおよび水平調整を行うことができ、各設置台を高さおよび水平のばらつきのない状態で容易に設置することができる。
請求項7に係る発明によれば、設置台の上面に、設置台の上面を被覆するカバー部材を設けるようにしているので、プラットホームの上面に対して設置台の上面位置が異なる場合でも、カバー部材により設置台の側面を被覆することができ、外観上も見栄えのよいものとなる。また、カバー部材と設置用凹部との間に充填材を充填するようにしているので、カバー部材と設置用凹部とを強固に保持することができる。
本発明に係るホーム柵設置構造の第1実施形態を示す正面図である。 本発明に係るホーム柵設置構造の第1実施形態を示す設置台部分の平面図である。 本発明に係るホーム柵設置構造の第1実施形態を示す設置台部分の側面図である。 本発明に係るホーム柵設置構造の第1実施形態を示す設置台部分の斜視図である。 本発明に係るホーム柵設置構造の第1実施形態を示す設置台の高さ調整状態を示す側面図である。 本発明に係るホーム柵設置構造の第2実施形態を示す設置台部分の平面図である。 本発明に係るホーム柵設置構造の第2実施形態を示す設置台部分の側面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るホーム柵設置構造が適用されるホーム柵装置の実施形態を示す正面図である。ホーム柵装置1は、列車に乗客が乗降するためのプラットホーム2の床面の線路側に設けられるものであり、ホーム柵装置1は、プラットホーム2に沿うように形成された箱型のホーム柵本体3と、列車がプラットホーム2の定位置に停車したときに、列車の乗降ドアと連動してホーム柵本体3の両側から開閉動作される扉体4とを備えている。
また、本発明に係るホーム柵設置構造は、プラットホーム2の所定位置に設置されホーム柵本体3を設置するための複数の設置台5を備えている。図2および図3に示すように、プラットホーム2の設置台5の設置箇所には、例えば、平面形状円形状の設置用凹部6が形成されており、設置用凹部6の中央部には、プラットホーム2の下面側に貫通する設置用孔7が形成されている。
また、図2から図4に示すように、設置台5は、ほぼ四角形状の基板10を備えており、基板10の中央部には、基板固定用孔11が形成されており、基板固定用孔11には、この基板固定用孔11およびプラットホーム2の設置用孔7に挿入されて基板10を固定するための設置用ねじ12が挿入されるようになっている。
基板10の両端部には、長さ寸法が基板10の幅寸法より大きく形成された設置調整部材13がそれぞれ一体に固着されている。設置調整部材13は、基板10の両端部からほぼ垂直に立ち上がる設置調整基部14と、この設置調整基部14の上下縁からほぼ平行に延在する設置調整上板15および設置調整下板16とから構成されて断面形状コ字状に形成されている。設置調整部材13の一方の設置調整下板16の長手方向両端部分には、2つの高さ調整ねじ17が螺合されるとともに、他方の設置調整部材13の長手方向中央部分には、1つの高さ調整ねじ17が螺合されており、これら3つの高さ調整ねじ17は、平面視ほぼ三角形の頂点位置と位置するように配置されている。設置調整用上板の各高さ調整ねじ17の上方に対応する位置には、上方から各高さ調整ねじ17を螺合動作させるための水平調整用開口18が形成されている。そして、各高さ調整ねじ17のねじ込み量を調整することにより、設置調整部材13の水平状態を調整するように構成されている。
また、設置調整部材13の一方の設置調整上板15の長手方向中央部分下面には、1つのホーム柵取付ナット19が固着されており、設置調整部材13の他方の設置調整上板15の長手方向両端部分下面には、2つのホーム柵取付ナット19が固着されている。これら3つのホーム柵取付ナット19は、平面視ほぼ三角形の頂点位置に位置するように配置されている。さらに、設置調整部材13の各設置調整上板15には、2つのプレート固定用ねじ穴20がそれぞれ形成されている。
基板10の両側部には、各設置調整部材13の設置調整基部14を連結する連結部材21がそれぞれ固着されており、これにより、基板10の外周部に、設置調整部材13および連結部材21で囲まれた枠体状に形成されるようになっている。そして、プラットホーム2の設置用凹部6に設置台5を設置し、高さ調整ねじ17により設置調整部材13の高さおよび水平状態を調整した状態で、基板固定用孔11およびプラットホーム2の設置用孔7に設置用ねじ12を挿入し、設置用ねじ12をプラットホーム2の下面側に貫通させた状態で、設置用ねじ12に設置用ナット(図示せず)を螺合させることにより、設置台5をプラットホーム2の設置用凹部6に固定するように構成されている。なお、設置台5の基板10の上面には、ワッシャ22が設けられている。
そして、プラットホーム2に設置された複数の設置調整部材13の高さ位置を揃える場合、図5に示すように、設置調整部材13の上面側には、断面形状コ字状を有するテンプレート金具24が設置されるように構成されている。テンプレート金具24は、プレート用ねじ25を設置調整部材13のプレート固定用ねじ穴20に螺合させることにより、設置調整部材13に固定されるものであり、テンプレート金具24には、設置用ねじ12の螺合操作を行うための設置ねじ用開口28および高さ調整ねじの螺合操作を行うための高さ調整ねじ用開口23が形成されている。テンプレート金具24は、プラットホーム2に停車する列車の少なくとも1両分に相当する箇所に位置する設置台5の設置調整部材13を連結するようになっている。テンプレート金具24は、列車の1両分の長さを有する必要はなく、例えば、テンプレート金具24を互いに連結具(図示せず)により連結するようにすればよい。そして、プラットホーム2設置された設置台5のうち、プラットホーム2の最も高い位置に設置された設置台5を基準として、テンプレート金具24を水平に保持した状態で、その他の設置台5について高さ調整ねじ17により高さ調整を行うことにより、各設置台5の上面高さを揃えるようになっている。
プラットホーム2の設置用凹部6に固定された各設置台5の高さ調整が完了した場合には、テンプレート金具24を取り外した後、設置台5の上面には、設置台5の上部を被覆する円形状のカバー部材26を取付るように構成されており、カバー部材26の上面には、ホーム柵本体3を設置するための位置決め突起27が取付けられている。そして、カバー部材26を取り付けた後、カバー部材26とプラットホーム2の設置用凹部6との間に充填材を充填して設置台5をプラットホーム2に完全に固定するように構成されている。
次に、本実施形態のホーム柵設置方法について説明する。
本実施形態においては、まず、プラットホーム2の所定位置に形成された設置用凹部6に設置台5を設置した状態で、基板固定用孔11およびプラットホーム2の設置用孔7に設置用ねじ12を挿入し、プラットホーム2の下面側から設置用ねじ12にボルトをゆるく螺合させて仮止めしておく。
そして、各設置台5の設置調整部材13の上面にテンプレート金具24をねじ止めし、各設置台5をテンプレート金具24により連結する。この状態で、プラットホーム2において、最も高い位置にある設置台5を特定する。そして、最も高い位置にある設置台5の高さを基準として、テンプレート金具24を水平に保持し、この状態で、その他の設置台5の高さを高さ調整ねじ17により調整して、各設置台5の高さを揃える。
一方、高さ調整と一緒に、各設置台5の各高さ調整ねじ17により各設置台5を水平状態に調整し、設置台5の高さ調整と水平調整とが完了したら、設置用ねじ12により、各設置台5をプラットホーム2の設置用凹部6に固定する。
その後、設置台5の固定が完了したら、テンプレート金具24を設置台5から取り外し、設置台5の上面にカバー部材26を取付ける。そして、カバー部材26と設置用凹部6との間から、充填材を充填し、設置台5の設置が完了する。このとき、充填材が設置用孔7の内部にも充填され、これにより、カバー部材26と設置用凹部6との間のみならず、設置用孔7と設置用ねじ12との間にも充填材が充填され、設置台5を強固に保持することが可能となる。
以上述べたように、本実施形態においては、設置台5を仮止めした状態で、テンプレート金具24を用いて、各高さ調整ねじ17により、各設置台5の高さ調整を行うとともに、水平状態を調整することにより、容易に設置台5の高さおよび水平調整を行うことができ、各設置台5を高さおよび水平のばらつきのない状態で容易に設置することができる。また、設置台5の上面にカバー部材26を配置するようにしているので、プラットホーム2の上面に対して設置台5の上面位置が異なる場合でも、カバー部材26により設置台5の側面を被覆することができ、外観上も見栄えのよいものとなる。さらに、カバー部材26の上面に位置決め突起27を形成するようにしているので、設置台5の上面にホーム柵本体3を搭載する場合に、位置だしを容易に行うことができ、ホーム柵本体3の設置作業を容易に行うことができる。
また、図6および図7は、本発明の第2実施形態を示したものであり、本実施形態においては、設置台5の設置調整部材13は、基板10の両端縁から下方に延在する設置調整基部14と、設置調整基部14から外方に向けて延在する設置調整下板16とを備えた断面形状ほぼL字状に形成されており、設置台5は、位置調整下板の4隅に設けられた4つの設置用ねじ12,12…によりプラットホーム2に固定するようにしたものである。すなわち、プラットホーム2の設置台5の設置相当場所には、4つのアンカー部材29が埋設されるようになっており、設置用ねじ12は、各アンカー部材29の内側に螺合させるように構成されている。このように本実施形態においては、アンカー部材29に設置用ねじ12を螺合させるようにしているので、プラットホーム2の設置用凹部6には、設置用孔は形成されていない。
また、前記実施形態と同様に、設置調整下板16には、3つの高さ調整ねじ17が設けられており、設置調整部材13の基板10には、平面視ほぼ三角形の頂点位置に配置された3つのホーム柵取付ナット19が設けられている。設置台5の上面には、設置台5の外側面を被覆する平面視四角形状のカバー部材26が取付けられるようになっている。
その他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態においても前記実施形態と同様に、まず、プラットホーム2の所定位置に形成された設置用凹部6に設置台5を設置した状態で、設置用ねじ12により仮止めしておく。
そして、各設置台5をテンプレート金具24により連結した状態で、プラットホーム2において、最も高い位置にある設置台5の高さを基準として、テンプレート金具24を水平に保持し、その他の設置台5の高さを高さ調整ねじ17により調整し、各設置台5の高さを揃える。一方、各設置台5の各高さ調整ねじ17により各設置台5を水平状態に調整し、設置台5の高さ調整と水平調整とが完了したら、各設置用ねじ12により、各設置台5をプラットホーム2の設置用凹部6に固定する。
その後、設置台5の固定が完了したら、テンプレート金具24を設置台5から取り外し、設置台5の上面にカバー部材26を取付け、カバー部材26と設置用凹部6との間から、充填材を充填し、設置台5の設置が完了する。
以上述べたように、本実施形態においても前記第1実施形態と同様に、設置台5を仮止めした状態で、テンプレート金具24を用いて、高さ調整ねじ17により各設置台5の高さ調整を行うとともに、各高さ調整ねじ17により水平状態を調整することにより、容易に設置台5の高さおよび水平調整を行うことができ、各設置台5を高さおよび水平のばらつきのない状態で容易に設置することができる。また、設置台5の上面にカバー部材26を配置するようにしているので、プラットホーム2の上面に対して設置台5の上面位置が異なる場合でも、カバー部材26により設置台5の側面を被覆することができ、外観上も見栄えのよいものとなる。しかも、本実施形態においては、アンカー部材29に設置用ねじ12を螺合させることにより、設置台5をプラットホーム2に固定するようにしているので、設置用孔7を形成する工程が不要となり、より簡単に設置台5の設置を行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能である。
1 ホーム柵装置
2 プラットホーム
3 ホーム柵本体
4 扉体
5 設置台
6 設置用凹部
7 設置用孔
8 充填用溝
10 基板
11 基板固定用孔
12 設置用ねじ
13 設置調整部材
14 設置調整基部
15 設置調整上板
16 設置調整下板
17 高さ調整ねじ
18 水平調整用開口
19 ホーム柵取付ナット
20 プレート固定用ねじ穴
21 連結部材
22 ワッシャ
23 高さ調整ねじ用開口
24 テンプレート金具
25 プレート用ねじ
26 カバー部材
27 位置決め突起
28 設置ねじ用開口
29 アンカー部材

Claims (7)

  1. 駅のプラットホーム上に設置されるホーム柵本体を設置するためのホーム柵設置構造において、
    前記プラットホームに形成された設置用凹部に設置される設置台を備え、
    前記設置台は、
    上面に前記ホーム柵本体またはテンプレート金具が設置される設置調整部材と、
    前記設置調整部材をプラットホームに固定するための設置用ねじと、
    前記設置調整部材に設けられ前記設置調整部材の高さおよび水平位置を調整する複数の高さ調整ねじと、を備え、
    前記設置台は、隣り合う前記設置台を前記テンプレート金具により連結した状態で、前記テンプレート金具が水平となるように、前記高さ調整ねじにより高さおよび水平位置が調整されるものであることを特徴とするホーム柵設置構造。
  2. 前記設置用ねじは、前記設置台のほぼ中心位置を固定する1つの設置用ねじにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のホーム柵設置構造。
  3. 前記設置用ねじは、前記設置台の周辺位置を固定する複数の設置用ねじにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のホーム柵設置構造。
  4. 前記設置台の上面には、前記設置台の上面を被覆するカバー部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のホーム柵設置構造。
  5. 前記カバー部材には、前記ホーム柵本体を設置するための位置決め突起が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のホーム柵設置構造。
  6. 駅のプラットホームの所定位置に形成された設置用凹部に設置台を仮止めする工程と、
    前記各設置台の設置調整部材の上面にテンプレート金具を設置するとともに、前記各設置台を前記テンプレート金具により連結する工程と、
    前記テンプレート金具が水平となるように、高さ調整ねじにより前記各設置台の高さを調整する工程と、
    前記高さ調整ねじにより各設置台を水平状態に調整する工程と、
    前記設置台の高さ調整と水平調整とが完了した後、前記テンプレート金具を取り外す工程と、
    前記設置用ねじにより、各設置台をプラットホームの設置用凹部に固定する工程と、
    を備えていることを特徴とするホーム柵設置方法。
  7. 前記設置台の上面にカバー部材を設置する工程と、
    前記設置台のカバー部材と前記プラットホームの設置用凹部との間に充填材を充填する工程と、をさらに備えていることを特徴とする請求項6に記載のホーム柵設置方法。
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JP2011195009A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 East Japan Railway Co プラットホームへの可動式ホーム柵の設置方法及び可動式ホーム柵の設置具セット

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