JP2011167855A - 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体の噴射不良の低減した液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置を得ること。
【解決手段】供給口215の開口2150の形状である楕円形状の短軸の長さL1より長く、長軸の長さL2より短い直径の円の通過断面を有する気泡B1は、供給口215にさしかかっても、供給口215と気泡B1との間に隙間S1を生じ、供給口215を完全には塞がない。したがって、インクをマニホールドから圧力室に供給でき、ノズル開口からのインクの吐出不良が低減したインクジェット式記録ヘッドを得ることができる。
【選択図】図6
【解決手段】供給口215の開口2150の形状である楕円形状の短軸の長さL1より長く、長軸の長さL2より短い直径の円の通過断面を有する気泡B1は、供給口215にさしかかっても、供給口215と気泡B1との間に隙間S1を生じ、供給口215を完全には塞がない。したがって、インクをマニホールドから圧力室に供給でき、ノズル開口からのインクの吐出不良が低減したインクジェット式記録ヘッドを得ることができる。
【選択図】図6
Description
本発明は、マニホールドから供給口を介して複数の圧力室へ液体を供給する液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置に関する。
液体噴射ヘッドの代表例としては、例えば、圧電素子の変位による圧力室内の圧力変化を利用して、ノズル列を構成する複数のノズル開口からインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドが知られている。
具体的には、複数のノズル開口にそれぞれ連通する複数の圧力室に圧電素子を設け、この圧電素子に電圧を印加して圧電素子を収縮または膨張させることで、圧力室内を減圧してインクを供給し、圧力室内を加圧してノズル開口からインク滴を吐出する。
各圧力室には、供給口を介してマニホールドであるインク貯留室からインクが供給される。供給口の断面形状は円形である(例えば、特許文献1参照)。
ここで、圧力室内を加圧してノズル開口から液体を噴射させるときに、噴射特性を得るために、圧力室からマニホールドへの液体の逆流を少なくする必要があり、供給口の開口の開口面積には、最適な大きさがあり上限が存在する。
具体的には、複数のノズル開口にそれぞれ連通する複数の圧力室に圧電素子を設け、この圧電素子に電圧を印加して圧電素子を収縮または膨張させることで、圧力室内を減圧してインクを供給し、圧力室内を加圧してノズル開口からインク滴を吐出する。
各圧力室には、供給口を介してマニホールドであるインク貯留室からインクが供給される。供給口の断面形状は円形である(例えば、特許文献1参照)。
ここで、圧力室内を加圧してノズル開口から液体を噴射させるときに、噴射特性を得るために、圧力室からマニホールドへの液体の逆流を少なくする必要があり、供給口の開口の開口面積には、最適な大きさがあり上限が存在する。
マニホールドの液体中には、様々な理由により、大きさの異なる気泡が混入、発生する。液体中に混入、発生した気泡は、マニホールドから圧力室に至るまでの供給路のマニホールド側の供給口を塞ぐ。
気泡によって供給口が塞がれた状態では、液体の供給が滞るとともに、圧力室内を減圧して液体を供給する際に、ノズル開口から液体が過度に引きこまれてしまい、圧力室内を加圧しても、ノズル開口から液体が噴射されなくなる。ノズル開口から一度液体が過度に引きこまれてしまうと、供給口から気泡が移動し供給口が開放されても、ノズル開口から液体が噴射されなくなる。
また、気泡は、マニホールド内の液体の流れで他の供給口へと移動して供給口を塞ぎ、噴射不良のノズル開口の数が増え、液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置として見過ごすことのできない噴射不良が起こる。
気泡によって供給口が塞がれた状態では、液体の供給が滞るとともに、圧力室内を減圧して液体を供給する際に、ノズル開口から液体が過度に引きこまれてしまい、圧力室内を加圧しても、ノズル開口から液体が噴射されなくなる。ノズル開口から一度液体が過度に引きこまれてしまうと、供給口から気泡が移動し供給口が開放されても、ノズル開口から液体が噴射されなくなる。
また、気泡は、マニホールド内の液体の流れで他の供給口へと移動して供給口を塞ぎ、噴射不良のノズル開口の数が増え、液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置として見過ごすことのできない噴射不良が起こる。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
液体を噴射する複数のノズル開口にそれぞれに対応して連通する複数の圧力室と、前記圧力室内の圧力を変化させる圧力発生手段と、複数の前記圧力室に連通する共通の液室であるマニホールドと、複数の前記圧力室と前記マニホールドとを連通する供給路と、前記供給路の前記マニホールド側に形成され、内接円が存在する形状の開口を有する供給口とを備えたことを特徴とする液体噴射ヘッド。
液体を噴射する複数のノズル開口にそれぞれに対応して連通する複数の圧力室と、前記圧力室内の圧力を変化させる圧力発生手段と、複数の前記圧力室に連通する共通の液室であるマニホールドと、複数の前記圧力室と前記マニホールドとを連通する供給路と、前記供給路の前記マニホールド側に形成され、内接円が存在する形状の開口を有する供給口とを備えたことを特徴とする液体噴射ヘッド。
この適用例によれば、圧力室とマニホールドとを連通する供給路のマニホールド側に形成された供給口が、内接円が存在する形状の開口を有している。内接円より小さい通過断面を持つ気泡は、供給口を通過して供給口を塞がない。一方、内接円以上の大きさで、供給口の開口の形状の内接円の接する部分より外側の領域をすべて覆う円より小さい通過断面を持つ気泡は、供給口の開口で留まっても、供給口の開口の形状の内接円の接する部分より外側の領域で、液体が供給口を通過する。したがって、ほぼ同じ開口面積を持つ円形の供給口と比較して、供給口を完全に塞ぐ気泡の大きさが大きくなり、ノズル開口からの液体の噴射不良が低減した液体噴射ヘッドが得られる。
ここで、液体中の気泡は液体の表面張力で球状になり、物と接触して扁平になってもほぼ円形の通過断面形状を持つ。
ここで、液体中の気泡は液体の表面張力で球状になり、物と接触して扁平になってもほぼ円形の通過断面形状を持つ。
[適用例2]
上記液体噴射ヘッドにおいて、前記開口の形状が楕円形状であることを特徴とする液体噴射ヘッド。
この適用例では、開口の形状を円形に近い楕円形状にすることにより加工が行い易く、供給口の開口の形状の内接円の接する部分より長軸方向の外側の領域を大きくとれ、ノズル開口からの液体の噴射不良がより低減した液体噴射ヘッドが得られる。
上記液体噴射ヘッドにおいて、前記開口の形状が楕円形状であることを特徴とする液体噴射ヘッド。
この適用例では、開口の形状を円形に近い楕円形状にすることにより加工が行い易く、供給口の開口の形状の内接円の接する部分より長軸方向の外側の領域を大きくとれ、ノズル開口からの液体の噴射不良がより低減した液体噴射ヘッドが得られる。
[適用例3]
上記液体噴射ヘッドにおいて、前記開口は、前記マニホールドに開いた第1内接円の存在する形状の第1開口と、前記第1開口より前記圧力室側に設けられ、前記第1内接円より小さい第2内接円が存在する形状の第2開口とを備えていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
この適用例では、第2開口の開口面積によって、圧力室からマニホールドへの液体の逆流を少なくするために、圧力室側の供給口の大きさを制限しつつ、マニホールドに開いた第1開口を大きくして、供給口を完全に塞ぐ気泡の大きさが大きくなる。したがって、噴射特性を保ちつつ、ノズル開口からの液体の噴射不良がより低減した液体噴射ヘッドが得られる。
また、第1内接円の直径から第2内接円の直径までの直径の円の通過断面を有する気泡は、供給口に留まる可能性が高く、移動して他の供給口を塞ぐ可能性が低減する。したがって、軽微な噴射不良で止まる液体噴射ヘッドが得られる。
上記液体噴射ヘッドにおいて、前記開口は、前記マニホールドに開いた第1内接円の存在する形状の第1開口と、前記第1開口より前記圧力室側に設けられ、前記第1内接円より小さい第2内接円が存在する形状の第2開口とを備えていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
この適用例では、第2開口の開口面積によって、圧力室からマニホールドへの液体の逆流を少なくするために、圧力室側の供給口の大きさを制限しつつ、マニホールドに開いた第1開口を大きくして、供給口を完全に塞ぐ気泡の大きさが大きくなる。したがって、噴射特性を保ちつつ、ノズル開口からの液体の噴射不良がより低減した液体噴射ヘッドが得られる。
また、第1内接円の直径から第2内接円の直径までの直径の円の通過断面を有する気泡は、供給口に留まる可能性が高く、移動して他の供給口を塞ぐ可能性が低減する。したがって、軽微な噴射不良で止まる液体噴射ヘッドが得られる。
[適用例4]
上記液体噴射ヘッドにおいて、前記第1開口および前記第2開口の形状が楕円形状であり、前記第2開口の長軸の長さが前記第1開口の短軸の長さより長いことを特徴とする液体噴射ヘッド。
この適用例では、第1開口の短軸の長さより短い直径の円形の通過断面の気泡は第1開口を通過するが、第2開口の長軸の長さが第1開口の短軸方向の長さより長いので、第2開口を気泡が塞いでも、第2開口の長軸方向の外側の領域を大きくとれ、液体はマニホールドから圧力室に供給される。したがって、ノズル開口からの液体の噴射不良がより低減した液体噴射ヘッドが得られる。
上記液体噴射ヘッドにおいて、前記第1開口および前記第2開口の形状が楕円形状であり、前記第2開口の長軸の長さが前記第1開口の短軸の長さより長いことを特徴とする液体噴射ヘッド。
この適用例では、第1開口の短軸の長さより短い直径の円形の通過断面の気泡は第1開口を通過するが、第2開口の長軸の長さが第1開口の短軸方向の長さより長いので、第2開口を気泡が塞いでも、第2開口の長軸方向の外側の領域を大きくとれ、液体はマニホールドから圧力室に供給される。したがって、ノズル開口からの液体の噴射不良がより低減した液体噴射ヘッドが得られる。
[適用例5]
上記液体噴射ヘッドを備えたことを特徴とする液体噴射装置。
上記液体噴射ヘッドを備えたことを特徴とする液体噴射装置。
この適用例によれば、前述の効果を有する液体噴射装置が得られる。
以下、実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態にかかる液体噴射装置の一例としてのインクジェット式記録装置1000を示す概略斜視図である。インクジェット式記録装置1000は、記録媒体である記録シートSに液体としてのインクを噴射して記録を行う装置である。
図1において、インクジェット式記録装置1000は、液体噴射ヘッドとしてのインクジェット式記録ヘッド1を有する記録ヘッドユニット1Aおよび1Bを備えている。記録ヘッドユニット1Aおよび1Bには、インク供給手段を構成するカートリッジ2Aおよび2Bが着脱可能に設けられている。
ここで、インクジェット式記録ヘッド1は、記録ヘッドユニット1Aおよび1Bの記録シートSと対向する側に設けられており、図1においては図示されていない。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態にかかる液体噴射装置の一例としてのインクジェット式記録装置1000を示す概略斜視図である。インクジェット式記録装置1000は、記録媒体である記録シートSに液体としてのインクを噴射して記録を行う装置である。
図1において、インクジェット式記録装置1000は、液体噴射ヘッドとしてのインクジェット式記録ヘッド1を有する記録ヘッドユニット1Aおよび1Bを備えている。記録ヘッドユニット1Aおよび1Bには、インク供給手段を構成するカートリッジ2Aおよび2Bが着脱可能に設けられている。
ここで、インクジェット式記録ヘッド1は、記録ヘッドユニット1Aおよび1Bの記録シートSと対向する側に設けられており、図1においては図示されていない。
記録ヘッドユニット1Aおよび1Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユニット1Aおよび1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物およびカラーインク組成物を吐出するものである。
そして、駆動モーター6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1Aおよび1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動する。
一方、装置本体4にはキャリッジ3に沿ってプラテン8が設けられている。このプラテン8は図示しない紙送りモーターの駆動力により回転できるようになっており、給紙ローラーなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるようになっている。
一方、装置本体4にはキャリッジ3に沿ってプラテン8が設けられている。このプラテン8は図示しない紙送りモーターの駆動力により回転できるようになっており、給紙ローラーなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるようになっている。
以下、図2、図3および図4を参照して、インクジェット式記録ヘッド1について詳細に説明する。
図2はインクジェット式記録ヘッド1の概略を示す分解斜視図を、図3は、インクジェット式記録ヘッド1の部分平面図を、図4はインクジェット式記録ヘッド1の図3におけるA−A概略断面図を示している。
図2はインクジェット式記録ヘッド1の概略を示す分解斜視図を、図3は、インクジェット式記録ヘッド1の部分平面図を、図4はインクジェット式記録ヘッド1の図3におけるA−A概略断面図を示している。
図2、図3および図4において、インクジェット式記録ヘッド1は、アクチュエーターユニット100と、流路ユニット200とを備えている。
図2および図4において、アクチュエーターユニット100は、圧力室形成基板110と振動板120とを備えている。圧力室形成基板110の片面側に振動板120は形成されている。また、図2、図3および図4において、圧力室形成基板110には、複数の圧力室111を形成する空間が列設されている。したがって、振動板120は圧力室111の一部を構成している。
図2および図4において、アクチュエーターユニット100は、圧力室形成基板110と振動板120とを備えている。圧力室形成基板110の片面側に振動板120は形成されている。また、図2、図3および図4において、圧力室形成基板110には、複数の圧力室111を形成する空間が列設されている。したがって、振動板120は圧力室111の一部を構成している。
図2および図3において、振動板120の圧力室111の一部を構成する側とは反対の側には、各圧力室111に対応する平板状の圧力発生手段としての圧電素子である圧電振動子121が設けられている。圧電振動子121は、振動板120に形成された共通の下部電極122と各圧電振動子121に対応した個別の上部電極123とを備えている。
図2および図4において、流路ユニット200は、供給路形成板210とマニホールド形成基板220とノズルプレート230とを備えている。
流路ユニット200は、マニホールド形成基板220を供給路形成板210とノズルプレート230とで挟んで積層されて構成されている。
流路ユニット200の供給路形成板210は、アクチュエーターユニット100の圧力室形成基板110の振動板120の形成面とは反対側の面に貼着されている。したがって、振動板120とともに、供給路形成板210が圧力室111の一部を構成している。
流路ユニット200は、マニホールド形成基板220を供給路形成板210とノズルプレート230とで挟んで積層されて構成されている。
流路ユニット200の供給路形成板210は、アクチュエーターユニット100の圧力室形成基板110の振動板120の形成面とは反対側の面に貼着されている。したがって、振動板120とともに、供給路形成板210が圧力室111の一部を構成している。
マニホールド形成基板220には、マニホールド221の一部が形成され、ノズルプレート230には、ノズル開口231が形成されている。マニホールド形成基板220を供給路形成板210とノズルプレート230とで挟んで積層することにより、マニホールド221が構成される。
インクジェット式記録ヘッド1は、カートリッジ2Aおよび2Bからインクを取り込み、マニホールド221からノズル開口231に至るまで内部をインクで満たす。その後、図示しない駆動ICからの駆動信号に従い、圧力室111に対応するそれぞれの下部電極122と上部電極123との間に駆動電圧を印加し、圧電振動子121および振動板120をたわみ変形させ、各圧力室111内の圧力が高まることで、ノズル開口231からインク滴を吐出する。
インクジェット式記録ヘッド1は、カートリッジ2Aおよび2Bからインクを取り込み、マニホールド221からノズル開口231に至るまで内部をインクで満たす。その後、図示しない駆動ICからの駆動信号に従い、圧力室111に対応するそれぞれの下部電極122と上部電極123との間に駆動電圧を印加し、圧電振動子121および振動板120をたわみ変形させ、各圧力室111内の圧力が高まることで、ノズル開口231からインク滴を吐出する。
以下に、供給路形成板210について詳しく説明する。
図2および図4において、供給路形成板210は、連通口形成板211と供給口形成板212とを備えている。
図2、図3および図4において、連通口形成板211には、圧力室111とノズル開口231とを連通する連通口213およびマニホールド221と圧力室111とを連通するインクの供給路としての連通口214が形成されている。
圧力室111は、長穴状に形成され、一端側が連通口214を介してマニホールド221に連通し、他端側が連通口213を介してノズル開口231に連通する。
連通口213および連通口214は、圧力室111の列設方向に列設されている。連通口213の列は圧力室111の内側に対応する位置に、連通口214の列は圧力室111の外側に対応する位置に形成されている。
図2および図4において、供給路形成板210は、連通口形成板211と供給口形成板212とを備えている。
図2、図3および図4において、連通口形成板211には、圧力室111とノズル開口231とを連通する連通口213およびマニホールド221と圧力室111とを連通するインクの供給路としての連通口214が形成されている。
圧力室111は、長穴状に形成され、一端側が連通口214を介してマニホールド221に連通し、他端側が連通口213を介してノズル開口231に連通する。
連通口213および連通口214は、圧力室111の列設方向に列設されている。連通口213の列は圧力室111の内側に対応する位置に、連通口214の列は圧力室111の外側に対応する位置に形成されている。
供給口形成板212には、マニホールド221から圧力室111にインクを供給する供給口215が形成されている。インクは、マニホールド221からインクの供給路としての供給口215を介して、連通口214を通り圧力室111に供給される。
また、図2および図3において、供給口形成板212には、カートリッジ2Aおよび2Bから各マニホールド221にインクを導入する2つのインク導入口216が設けられている。
さらに、図4において、供給口形成板212には、連通口213とノズル開口231を連通する連通口217が形成されている。
また、図2および図3において、供給口形成板212には、カートリッジ2Aおよび2Bから各マニホールド221にインクを導入する2つのインク導入口216が設けられている。
さらに、図4において、供給口形成板212には、連通口213とノズル開口231を連通する連通口217が形成されている。
図5に、供給口215の形成された供給口形成板212をマニホールド221側から見た部分拡大平面図を示した。
供給口215の開口2150の形状は、短軸の長さをL1、長軸の長さをL2とした楕円形状である。楕円形状は、直径L1の内接円2151を有している。
供給口215の開口2150の形状は、短軸の長さをL1、長軸の長さをL2とした楕円形状である。楕円形状は、直径L1の内接円2151を有している。
図2、図3および図4において、マニホールド形成基板220には、複数の圧力室111にインクを分配する共通の液室であるマニホールド221を形成する空間が、2つの圧力室111の列に対応して2つ形成されている。また、2つの圧力室111の列に対応して、各ノズル開口231に連通するノズル連通口222が列設されている。
図2および図3において、マニホールド221は、いずれも圧力室111の列設方向に延び、1列の圧力室111の列に対し、各圧力室111の一端側において並設されている。また、マニホールド221は、一端側がインク導入部になっており、このインク導入部が、インク導入口216に連通するようになっている。
ノズルプレート230には、ノズル開口231が、アクチュエーターユニット100の圧力室111の列に対応するよう2列に列設されている。
図2および図3において、マニホールド221は、いずれも圧力室111の列設方向に延び、1列の圧力室111の列に対し、各圧力室111の一端側において並設されている。また、マニホールド221は、一端側がインク導入部になっており、このインク導入部が、インク導入口216に連通するようになっている。
ノズルプレート230には、ノズル開口231が、アクチュエーターユニット100の圧力室111の列に対応するよう2列に列設されている。
以上に述べた本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
図6は、気泡B1が供給口215にさしかかったときの様子を示す部分拡大平面図である。ここで、マニホールド221のインク中に混入、発生する気泡B1の大きさは、20μm〜50μm程度の直径である。
図6は、気泡B1が供給口215にさしかかったときの様子を示す部分拡大平面図である。ここで、マニホールド221のインク中に混入、発生する気泡B1の大きさは、20μm〜50μm程度の直径である。
(1)供給口215の開口2150の形状である楕円形状の短軸の長さL1より長く、長軸の長さL2より短い直径の円の通過断面を有する気泡B1は、供給口215にさしかかっても、供給口215と気泡B1との間に隙間S1を生じ、供給口215を完全には塞がない。したがって、インクをマニホールド221から圧力室111に供給でき、ノズル開口231からのインクの吐出不良が低減したインクジェット式記録ヘッド1を得ることができる。
楕円形状の短軸の長さL1および長軸の長さL2は、存在する気泡の大きさによって決めることができるが、気泡B1の直径が20μm〜50μm程度であれば、短軸の長さL1を20μmより小さく、長軸の長さL2を50μmより大きくすることで、気泡B1は、供給口215を通過しにくく、供給口215を塞ぎにくくなる。
楕円形状の短軸の長さL1および長軸の長さL2は、存在する気泡の大きさによって決めることができるが、気泡B1の直径が20μm〜50μm程度であれば、短軸の長さL1を20μmより小さく、長軸の長さL2を50μmより大きくすることで、気泡B1は、供給口215を通過しにくく、供給口215を塞ぎにくくなる。
(2)開口2150の形状を円形に近い楕円形状にすることにより加工が行い易く、供給口215の開口2150の形状の内接円2151の接する部分より長軸方向の外側の領域である隙間S1を大きくとれ、ノズル開口231からのインクの吐出不良がより低減したインクジェット式記録ヘッド1を得ることができる。
(3)前述の効果を有するインクジェット式記録装置1000を得ることができる。
(変形例)
図7(a)〜(c)に、第1実施形態の変形例における供給口215の形成された供給口形成板212をマニホールド221から見た部分拡大平面図を示した。第1実施形態と同じ構成要素には、同じ符号を付している。
(a)は、供給口215の開口2150の形状が正三角形の場合を、(b)は、供給口215の開口2150の形状が正方形の場合を、(c)は、供給口215の開口2150の形状が十字型形の場合を示している。
図7(a)〜(c)に、第1実施形態の変形例における供給口215の形成された供給口形成板212をマニホールド221から見た部分拡大平面図を示した。第1実施形態と同じ構成要素には、同じ符号を付している。
(a)は、供給口215の開口2150の形状が正三角形の場合を、(b)は、供給口215の開口2150の形状が正方形の場合を、(c)は、供給口215の開口2150の形状が十字型形の場合を示している。
以上に述べた変形例によれば、以下の効果が得られる。
(4)いずれの変形例においても、圧力室111とマニホールド221とを連通する連通口214および供給口215のマニホールド側に形成された供給口215が、内接円2151が存在する形状の開口2150を有している。内接円2151より小さい通過断面を持つ気泡B1は、供給口215を通過して供給口215を塞がない。一方、内接円2151以上の大きさで、供給口215の開口2150の形状の内接円2151の接する部分より外側の領域である隙間S1をすべて覆う円より小さい通過断面を持つ気泡B1は、供給口215の開口2150で留まっても、供給口215の開口2150の形状の内接円2151の接する部分より外側の隙間S1で、インクが供給口215を通過する。したがって、ほぼ同じ開口面積を持つ円形の供給口と比較して、供給口215を完全に塞ぐ気泡の大きさを大きくでき、ノズル開口231からのインクの吐出不良が低減したインクジェット式記録ヘッド1およびインクジェット式記録装置1000を得ることができる。
(4)いずれの変形例においても、圧力室111とマニホールド221とを連通する連通口214および供給口215のマニホールド側に形成された供給口215が、内接円2151が存在する形状の開口2150を有している。内接円2151より小さい通過断面を持つ気泡B1は、供給口215を通過して供給口215を塞がない。一方、内接円2151以上の大きさで、供給口215の開口2150の形状の内接円2151の接する部分より外側の領域である隙間S1をすべて覆う円より小さい通過断面を持つ気泡B1は、供給口215の開口2150で留まっても、供給口215の開口2150の形状の内接円2151の接する部分より外側の隙間S1で、インクが供給口215を通過する。したがって、ほぼ同じ開口面積を持つ円形の供給口と比較して、供給口215を完全に塞ぐ気泡の大きさを大きくでき、ノズル開口231からのインクの吐出不良が低減したインクジェット式記録ヘッド1およびインクジェット式記録装置1000を得ることができる。
供給口215の開口2150の形状は、内接円2151を有する形状であれば、どのようなものでもよいが、気泡B1の大きさが変化しても隙間S1ができるだけ生じる形状が好ましい。例えば、(c)において、十字方向に伸びる部分が長ければ、広い範囲の気泡B1の大きさに対応できる。
(第2実施形態)
図8(a)に、本実施形態における供給口218の形成された供給口形成板212を連通口214が形成された連通口形成板211から見た部分拡大平面図を、(b)に(a)におけるB−B概略断面図を示した。
本実施形態における供給口218は開口の形状が楕円のテーパー形状を有している。マニホールド221側の第1開口2181は短軸の長さL3、長軸の長さL4の楕円形状で、連通口214側の第2開口2182は短軸の長さL5、長軸の長さL6の楕円形状である。
第1開口2181は、第1内接円2183を有し、第2開口2182は、第2内接円2184を有している。
本実施形態では、供給口218は第1開口2181および第2開口2182の形状が楕円のテーパー形状を有しているが、マニホールド221に開いた第1内接円の存在する形状の第1開口と、第1開口より圧力室側に設けられ、第1内接円より小さい第2内接円が存在する形状の第2開口とを備えていれば、第1開口および第2開口の形状は楕円に限らない。また、供給口218はテーパー形状に限らず、例えば、多段形状であってもよい。
図8(a)に、本実施形態における供給口218の形成された供給口形成板212を連通口214が形成された連通口形成板211から見た部分拡大平面図を、(b)に(a)におけるB−B概略断面図を示した。
本実施形態における供給口218は開口の形状が楕円のテーパー形状を有している。マニホールド221側の第1開口2181は短軸の長さL3、長軸の長さL4の楕円形状で、連通口214側の第2開口2182は短軸の長さL5、長軸の長さL6の楕円形状である。
第1開口2181は、第1内接円2183を有し、第2開口2182は、第2内接円2184を有している。
本実施形態では、供給口218は第1開口2181および第2開口2182の形状が楕円のテーパー形状を有しているが、マニホールド221に開いた第1内接円の存在する形状の第1開口と、第1開口より圧力室側に設けられ、第1内接円より小さい第2内接円が存在する形状の第2開口とを備えていれば、第1開口および第2開口の形状は楕円に限らない。また、供給口218はテーパー形状に限らず、例えば、多段形状であってもよい。
以上に述べた本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
図9は、気泡B1および気泡B2が供給口218にさしかかったときの様子示す部分拡大平面図である。気泡B1は、第2内接円2184の直径であるL5より長く、長軸の長さL6より短い直径の円の通過断面を有する。気泡B2は、第1内接円2183の直径であるL3より長く、長軸の長さL4より短い直径の円の通過断面を有する。
図9は、気泡B1および気泡B2が供給口218にさしかかったときの様子示す部分拡大平面図である。気泡B1は、第2内接円2184の直径であるL5より長く、長軸の長さL6より短い直径の円の通過断面を有する。気泡B2は、第1内接円2183の直径であるL3より長く、長軸の長さL4より短い直径の円の通過断面を有する。
(5)第2開口2182の開口面積によって、圧力室111からマニホールド221へのインクの逆流を少なくするために、圧力室111側の供給口218の大きさを制限しつつ、マニホールド221に開いた第1開口2181を大きくして、供給口218を完全に塞ぐ気泡B2の大きさを大きくできる。したがって、吐出特性を保ちつつ、ノズル開口231からのインクの吐出不良がより低減したインクジェット式記録ヘッド1およびインクジェット式記録装置1000を得ることができる。
(6)第1開口2181の短軸の長さL3より短い直径の円形の通過断面の気泡B1は第1開口2181を通過するが、第2開口2182の長軸の長さL6が第1開口2181の短軸の長さL3より長いので、第2開口2182を気泡B1が塞いでも、第2開口2182の長軸方向の外側の領域である隙間S2を大きくとれ、インクはマニホールド221から圧力室111に供給される。したがって、ノズル開口231からのインクの吐出不良が低減したインクジェット式記録ヘッド1およびインクジェット式記録装置1000を得ることができる。
楕円形状の第1開口2181の短軸の長さL3、長軸の長さL4および第2開口2182の短軸の長さL5、長軸の長さL6は、存在する気泡の大きさによって決めることができる。例えば、気泡B1,B2の直径が20μm〜50μm程度であれば、第1開口2181の短軸の長さL3を50μmより短く、長軸の長さL4を50μmより長くし、第2開口2182の短軸の長さL5を20μmより短く、長軸の長さL6を20μmより長くすることで、気泡B1,B2は、供給口218を塞ぎにくくなる。
楕円形状の第1開口2181の短軸の長さL3、長軸の長さL4および第2開口2182の短軸の長さL5、長軸の長さL6は、存在する気泡の大きさによって決めることができる。例えば、気泡B1,B2の直径が20μm〜50μm程度であれば、第1開口2181の短軸の長さL3を50μmより短く、長軸の長さL4を50μmより長くし、第2開口2182の短軸の長さL5を20μmより短く、長軸の長さL6を20μmより長くすることで、気泡B1,B2は、供給口218を塞ぎにくくなる。
(7)第1内接円2183の直径から第2内接円2184の直径までの直径の円の通過断面を有する気泡は、供給口218に留まる可能性が高く、移動して他の供給口218を塞ぐ可能性を低減できる。したがって、軽微な吐出不良で止まるインクジェット式記録ヘッド1およびインクジェット式記録装置1000を得ることができる。
以上、実施形態を説明したが、基本的構成は上述したものに限定されるものではない。
例えば、実施形態におけるインクジェット式記録ヘッド1は、圧力発生手段として、圧電振動子121の撓み振動を利用して圧力室111の容積を変化させるものであるが、伸縮振動を利用して圧力室111の容積を変化させるものであってもよい。
また、圧力発生手段として、圧力室内に発熱素子を配置して、発熱素子の発熱で発生するバブルによってノズル開口から液滴を吐出するものや、振動板と電極との間に静電気を発生させて、静電気力によって振動板を変形させてノズル開口から液滴を吐出させるいわゆる静電式アクチュエーター等であってもよい。
例えば、実施形態におけるインクジェット式記録ヘッド1は、圧力発生手段として、圧電振動子121の撓み振動を利用して圧力室111の容積を変化させるものであるが、伸縮振動を利用して圧力室111の容積を変化させるものであってもよい。
また、圧力発生手段として、圧力室内に発熱素子を配置して、発熱素子の発熱で発生するバブルによってノズル開口から液滴を吐出するものや、振動板と電極との間に静電気を発生させて、静電気力によって振動板を変形させてノズル開口から液滴を吐出させるいわゆる静電式アクチュエーター等であってもよい。
なお、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッド1を挙げて説明したが、その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
1…液体噴射ヘッドとしてのインクジェット式記録ヘッド、111…圧力室、121…圧力発生手段としての圧電振動子、214,215…供給路としての連通口および供給口、215,218…供給口、221…マニホールド、231…ノズル開口、2150…開口、2151…内接円、2181…第1開口、2182…第2開口、2183…第1内接円、2184…第2内接円、1000…液体噴射装置としてのインクジェット式記録装置、L3…第1開口の短軸の長さ、L6…第2開口の長軸の長さ。
Claims (5)
- 液体を噴射する複数のノズル開口にそれぞれに対応して連通する複数の圧力室と、
前記圧力室内の圧力を変化させる圧力発生手段と、
複数の前記圧力室に連通する共通の液室であるマニホールドと、
複数の前記圧力室と前記マニホールドとを連通する供給路と、
前記供給路の前記マニホールド側に形成され、内接円が存在する形状の開口を有する供給口とを備えた
ことを特徴とする液体噴射ヘッド。 - 請求項1に記載の液体噴射ヘッドにおいて、
前記開口の形状が楕円形状である
ことを特徴とする液体噴射ヘッド。 - 請求項1に記載の液体噴射ヘッドにおいて、
前記開口は、前記マニホールドに開いた第1内接円の存在する形状の第1開口と、
前記第1開口より前記圧力室側に設けられ、前記第1内接円より小さい第2内接円が存在する形状の第2開口とを備えている
ことを特徴とする液体噴射ヘッド。 - 請求項3に記載の液体噴射ヘッドにおいて、
前記第1開口および前記第2開口の形状が楕円形状であり、
前記第2開口の長軸の長さが前記第1開口の短軸の長さより長い
ことを特徴とする液体噴射ヘッド。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッドを備えた
ことを特徴とする液体噴射装置。
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