JP6338053B2 - 液体噴射装置及び液体噴射方法 - Google Patents

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本発明は、液体噴射装置及び液体噴射方法に関する。
従来、インク等の液滴を噴射するインクジェットプリンターに代表される液体噴射装置において、ヘッドに異物が付着し、印刷不良が生じるという問題がある。異物としては、特に記録媒体から発生する紙粉やほこりが問題となり、これらは逆極性に帯電したノズル面に付着する可能性がある。このような異物がノズル面に付着し、ドット抜けが発生すると、クリーニングを実施する必要があり、液体の無駄な消費につながるという問題があった。このような対策としては、給排紙部に除電ブラシのような帯電を開放する構造を設けたり、ノズル面を接地する構造を設けたりすることが行われているが、不十分であった。
また、このような異物対策を施した液体噴射装置としては、異物の付着を防止するためにヘッドの側方に水等の液体が噴射可能なノズルを備えた流体噴射装置が提案されている(特許文献1参照)。これは印刷ノズルと対向した領域に異物の侵入を防止するエアカーテンを形成するものである。また、ヘッドの上流側に液体塗布部を配置させて用紙の端部に液体を塗布するインクジェット記録装が開示されている(特許文献2参照)。
特開2010−167632号公報 特開2003−170579号公報
しかしながら、何れの場合も、ヘッドに加えて異物対策のための特別の装置を備えるものであり、コストアップ並びに装置大型化の問題がある。よって、特別な装置を設けることなく異物対策を行うことができる液体噴射装置の出現が望まれている。尚、このような問題は、インクジェット式記録ヘッドだけではなく、勿論、インク以外の液滴を吐出する他の液体噴射ヘッドにおいても同様に存在し、また、液体噴射装置以外に用いられるアクチュエーター装置においても同様に存在する。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、特別な装置を設ける必要なく異物対策を行うことができる液体噴射装置及び液体噴射方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、搬送方向に供給搬送される記録媒体に液体を噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成する複数のノズルが配列された第1ノズル列と、前記液体とは異なる加湿液を噴射する複数のノズルが配列された第2ノズル列と、を有する液体噴射ヘッドを具備し、前記第2ノズル列によって前記記録媒体の前記搬送方向における下流側の端部に前記加湿液を噴射した後、前記第1ノズル列によって前記液体を前記記録媒体に噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様によれば、第2ノズル列による加湿液の噴射により記録媒体の端部が加湿され、紙粉等の異物の発生が防止され、液体噴射面への異物の付着が低減され、ドット抜け等が低減される。具体的には、キャリッジの移動に伴って最初に第2ノズル列により加湿液が噴射され、その後第1ノズルでの噴射となるので、キャリッジと共に移動する液体噴射面に異物が付着するのが低減される。
ここで、供給搬送された前記記録媒体に対して、前記第1ノズル列によって前記液体を前記記録媒体に噴射した後に、前記第2ノズル列によって前記記録媒体の前記搬送方向における上流側の端部に前記加湿液を噴射することが好ましい。これによれば、最後に第1ノズル列によって液体を記録媒体に噴射した後に、第2ノズル列によって加湿液を記録媒体の端部に噴射することにより、記録媒体の後端部が加湿され、後端部の通過に伴う異物の発生が抑制される。
また、前記液体噴射ヘッドが、前記搬送方向と交差した方向に移動するキャリッジに搭載され、供給搬送された前記記録媒体に対して、前記キャリッジの移動によって、前記第1ノズル列によって前記液体を噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成すると共に、前記第2ノズル列によって前記記録媒体の端部に前記加湿液を噴射することが好ましい。これによれば、キャリッジの移動に伴って第2ノズルから加湿液が記録媒体の端部に噴射されるので、キャリッジと共に移動する液体噴射面に異物が付着するのが低減される。
また、前記第1ノズル列は該第1ノズル列と交差した方向に複数並設されており、前記第2ノズル列は複数並設された前記第1ノズル列の外側に設けられていることが好ましい。これによれば、記録媒体端部への加湿を比較的容易に行うことができ、キャリッジの移動に伴う場合には、最初に記録媒体端部への加湿を行うことができる。
また、前記記録媒体の種類によって前記記録媒体の端部における噴射領域の面積、或いは噴射される前記加湿液の量を変更することが可能であることが好ましい。これによれば、例えば、異物が発生し易い記録媒体に対して噴射量を増大して異物の発生を防止し、異物が発生しない記録媒体に対しては第2ノズルからの加湿液の噴射を停止することができる。
また、前記記録媒体の端部は、前記記録媒体の端から0.5mm〜5mmの範囲であることが好ましい。
また、本発明の他の態様は、搬送方向に供給搬送される記録媒体に液体を噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成する複数のノズルが配列された第1ノズル列と、前記液体とは異なる加湿液を噴射する複数のノズルが配列された第2ノズル列と、を有する液体噴射ヘッドを搭載した液体噴射装置による液体噴射方法であって、前記第2ノズル列によって前記記録媒体の前記搬送方向における下流側の端部に前記加湿液を噴射した後、前記第1ノズル列によって前記液体を前記記録媒体に噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成することを特徴とする液体噴射方法にある。
かかる態様では、第2ノズル列による加湿液の噴射により記録媒体の端部が加湿され、紙粉等の異物の発生が防止され、液体噴射面への異物の付着が低減され、ドット抜け等が低減される。具体的には、キャリッジの移動に伴って最初に第2ノズル列により加湿液が噴射され、その後第1ノズルでの噴射となるので、キャリッジと共に移動する液体噴射面に異物が付着するのが低減される。
また、別の態様は、供給搬送される記録媒体に液体を噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成する複数のノズルが配列された第1ノズル列と、前記液体とは異なる加湿液を噴射する複数のノズルが配列された第2ノズル列と、を有する液体噴射ヘッドを具備し、供給搬送される前記記録媒体に対して前記第1ノズル列によって前記液体を噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成すると共に、前記第2ノズル列によって前記記録媒体の端部に前記加湿液を噴射することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様によれば、第2ノズル列による加湿液の噴射により記録媒体の端部が加湿され、紙粉等の異物の発生が防止され、液体噴射面への異物の付着が低減され、ドット抜け等が低減される。
ここで、前記液体噴射ヘッドが、前記記録媒体の給紙方向と交差した方向に移動するキャリッジに搭載され、供給搬送された前記記録媒体に対して、前記キャリッジの移動によって、前記第1ノズル列によって前記液体を噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成すると共に、前記第2ノズル列によって前記記録媒体の端部に前記加湿液を噴射することが好ましい。これによれば、キャリッジの移動に伴って第2ノズルから加湿液が記録媒体の端部に噴射されるので、キャリッジと共に移動する液体噴射面に異物が付着するのが低減される。
また、供給搬送された前記記録媒体に対して、最初に前記第2ノズル列によって前記加湿液を前記記録媒体の前記端部に噴射した後、前記第1ノズル列によって前記液体を前記記録媒体に噴射することが好ましい。これによれば、キャリッジの移動に伴って最初に第2ノズル列により加湿液が噴射され、その後第1ノズルでの噴射となるので、キャリッジと共に移動する液体噴射面に異物が付着するのが低減される。
また、供給搬送された前記記録媒体に対して、最後に前記第1ノズル列によって前記液体を前記記録媒体に噴射した後に、前記第2ノズル列によって前記加湿液を前記記録媒体の前記端部に噴射することが好ましい。これによれば、最後に第1ノズル列によって液体を記録媒体に噴射した後に、第2ノズル列によって加湿液を記録媒体の端部に噴射することにより、記録媒体の後端部が加湿され、後端部の通過に伴う異物の発生が抑制される。
また、前記第1ノズル列は該第1ノズル列と交差した方向に複数並設されており、前記第2ノズル列は複数並設された前記第1ノズル列の外側に設けられていることが好ましい。これによれば、記録媒体端部への加湿を比較的容易に行うことができ、キャリッジの移動に伴う場合には、最初に記録媒体端部への加湿を行うことができる。
また、前記記録媒体の種類によって前記端部における噴射領域の面積、或いは噴射される前記加湿液の量を変更することが可能であることが好ましい。これによれば、例えば、異物が発生し易い記録媒体に対して噴射量を増大して異物の発生を防止し、異物が発生しない記録媒体に対しては第2ノズルからの加湿液の噴射を停止することができる。
本発明の他の態様は、供給搬送される記録媒体に液体を噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成する複数のノズルが配列された第1ノズル列と、前記液体とは異なる加湿液を噴射する複数のノズルが配列された第2ノズル列と、を有する液体噴射ヘッドを搭載した液体噴射装置による液体噴射方法であって、供給搬送された前記記録媒体に対して、前記キャリッジの移動によって、前記第1ノズル列によって前記液体を噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成すると共に、前記第2ノズル列によって前記記録媒体の端部に前記加湿液を噴射することを特徴とする液体噴射方法にある。
かかる態様では、第2ノズル列による加湿液の噴射により記録媒体の端部が加湿され、紙粉等の異物の発生が防止され、液体噴射面への異物の付着が低減され、ドット抜け等が低減される。
ここで、供給搬送された前記記録媒体に対して、前記キャリッジの移動によって、最初に前記第2ノズル列によって前記加湿液を前記記録媒体の前記端部に噴射した後、前記第1ノズル列によって前記液体を前記記録媒体に噴射することが好ましい。これによれば、キャリッジの移動に伴い、最初に記録媒体端部への加湿を行い、その後第1ノズルでの噴射により印刷を行うことができる。
実施形態1に係る記録装置の概略構成を示す図。 実施形態1に係る記録ヘッドを示す分解斜視図。 実施形態1に係る記録ヘッドを示す平面図。 図3のA−A′線断面図。 実施形態1のヘッドユニットの底面図。 実施形態1の記録装置による印刷方法を説明する図。 実施形態2のヘッドユニットの底面図。 実施形態2の記録装置による印刷方法を説明する図。 実施形態3のヘッドユニットの底面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置である。
図示するように、インクジェット式記録装置Iにおいて、複数のインクジェット式記録ヘッドを有するインクジェット式記録ヘッドユニット(ヘッドユニット)IIでは、インク供給手段を構成するカートリッジ2A,2Bが着脱可能に設けられている。ヘッドユニットIIを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられており、例えばそれぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとされている。
そして、駆動モーター6の駆動力が図示しない複数の歯車及びタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達され、ヘッドユニットIIを搭載したキャリッジ3が、キャリッジ軸5に沿って移動されるようになっている。一方、装置本体4には搬送手段としての搬送ローラー8が設けられており、紙等の記録媒体である記録シートSが搬送ローラー8により搬送されるようになっている。尚、記録シートSを搬送する搬送手段は、搬送ローラーに限られずベルトやドラム等であってもよい。
ここで、本実施形態のインクジェット式記録ヘッドに搭載されるヘッド本体についてさらに詳細に説明する。なお、図2は、ヘッド本体の分解斜視図であり、図3は、ヘッド本体の液体噴射面側からの平面図であり、図4は、図3のA−A′線断面図である。
図示するように、本実施形態のヘッド本体は、液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドに搭載されるヘッド本体1であり、ヘッド本体1は、アクチュエーター基板となる流路形成基板10、連通板15、ノズルプレート20、保護基板30、ケース部材40、コンプライアンス基板45等の複数の部材を備える。
ヘッド本体1を構成する流路形成基板10は、ステンレス鋼やNiなどの金属、ZrOあるいはAlを代表とするセラミック材料、ガラスセラミック材料、MgO、LaAlOのような酸化物などを用いることができる。本実施形態では、流路形成基板10は、シリコン単結晶基板からなる。この流路形成基板10には、一方面側から異方性エッチングすることにより、複数の隔壁によって区画された圧力発生室12が並設されている。以降、この方向を圧力発生室12の並設方向、又は第1の方向Xと称する。また、流路形成基板10には、圧力発生室12が第1の方向Xに並設された列が複数列、本実施形態では、2列設けられている。この圧力発生室12が第1の方向Xに沿って形成された圧力発生室12の列が複数列設された列設方向を、以降、第2の方向Yと称する。さらに、第1の方向X及び第2の方向Yの双方に直交する方向を、インク滴(液滴)の吐出方向、又は第3の方向Zと称する。なお、本実施形態では、説明理解を容易にするために各方向(X、Y、Z)の関係を直交とするが、各構成の配置関係が必ずしも直交するものに限定されるべきものでないことを言及しておく。
また、流路形成基板10には、圧力発生室12の第2の方向Yの一端部側に、当該圧力発生室12よりも開口面積が狭く、圧力発生室12に流入するインクの流路抵抗を付与する供給路等が設けられていてもよい。
また、流路形成基板10の一方面側(積層方向であってZ方向)には、連通板15と、ノズルプレート20とが順次積層されている。すなわち、流路形成基板10の一方面に設けられた連通板15と、連通板15の流路形成基板10とは反対面側に設けられたノズルであるノズル開口21を有するノズルプレート20と、を具備する。
連通板15には、圧力発生室12とノズル開口21とを連通するノズル連通路16が設けられている。連通板15は、流路形成基板10よりも大きな面積を有し、ノズルプレート20は流路形成基板10よりも小さい面積を有する。このように連通板15を設けることによってノズルプレート20のノズル開口21と圧力発生室12とを離せるため、圧力発生室12の中にあるインクは、ノズル開口21付近のインクで生じるインク中の水分の蒸発による増粘の影響を受け難くなる。また、ノズルプレート20は圧力発生室12とノズル開口21とを連通するノズル連通路16の開口を覆うだけで良いので、ノズルプレート20の面積を比較的小さくすることができ、コストの削減を図ることができる。なお、本実施形態では、ノズルプレート20のノズル開口21が開口されて、インク滴が吐出される面を液体噴射面20aと称する。
また、連通板15には、マニホールド100の一部を構成する第1マニホールド部17と、第2マニホールド部18と、が設けられている。
第1マニホールド部17は、連通板15を厚さ方向(連通板15と流路形成基板10との積層方向)に貫通して設けられている。
また、第2マニホールド部18は、連通板15を厚さ方向に貫通することなく、連通板15のノズルプレート20側に開口して設けられている。
さらに、連通板15には、圧力発生室12の第2の方向Yの一端部に連通する供給連通路19が、各圧力発生室12毎に独立して設けられている。この供給連通路19は、第2マニホールド部18と圧力発生室12とを連通する。すなわち、本実施形態では、ノズル開口21と第2マニホールド部18と連通する個別流路として、供給連通路19と、圧力発生室12と、ノズル連通路16と、が設けられている。
このような連通板15としては、ステンレス鋼やニッケル(Ni)などの金属、またはジルコニウム(Zr)などのセラミックス等を用いることができる。なお、連通板15は、流路形成基板10と線膨張係数が同等の材料が好ましい。すなわち、連通板15として流路形成基板10と線膨張係数が大きく異なる材料を用いた場合、加熱や冷却されることで、流路形成基板10と連通板15との線膨張係数の違いにより反りが生じてしまう。本実施形態では、連通板15として流路形成基板10と同じ材料、すなわち、シリコン単結晶基板を用いることで、熱による反りや熱によるクラック、剥離等の発生を抑制することができる。
ノズルプレート20には、各圧力発生室12とノズル連通路16を介して連通するノズル開口21が形成されている。すなわち、ノズル開口21は、同じ種類の液体(インク)を噴射するものが第1の方向Xに並設され、この第1の方向Xに並設されたノズル開口21の列が第2の方向Yに2列形成されている。
このようなノズルプレート20としては、例えば、ステンレス鋼(SUS)等の金属、ポリイミド樹脂のような有機物、又はシリコン単結晶基板等を用いることができる。なお、ノズルプレート20としてシリコン単結晶基板を用いることで、ノズルプレート20と連通板15との線膨張係数を同等として、加熱や冷却されることによる反りや熱によるクラック、剥離等の発生を抑制することができる。
一方、流路形成基板10の連通板15とは反対面側には、振動板50が形成されている。本実施形態では、振動板50として、流路形成基板10側に設けられた酸化シリコンからなる弾性膜51と、弾性膜51上に設けられた酸化ジルコニウムからなる絶縁体膜52と、を設けるようにした。なお、圧力発生室12等の液体流路は、流路形成基板10を一方面側(ノズルプレート20が接合された面側)から異方性エッチングすることにより形成されており、圧力発生室12等の液体流路の他方面は、弾性膜51によって画成されている。
また、振動板50の絶縁体膜52上には、第1電極60と、圧電体層70と、第2電極80とが、積層形成されて、駆動素子である圧電アクチュエーター130を構成している。ここで、圧電アクチュエーター130は、第1電極60、圧電体層70及び第2電極80を含む部分をいう。一般的には、圧電アクチュエーター130の何れか一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を各圧力発生室12毎にパターニングして構成する。そして、ここではパターニングされた何れか一方の電極及び圧電体層70から構成され、両電極への電圧の印加により圧電歪みが生じる部分を圧電体能動部という。本実施形態では、第1電極60を圧電アクチュエーター130の共通電極とし、第2電極80を圧電アクチュエーター130の個別電極としているが、駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。なお、上述した例では、第1電極60が、複数の圧力発生室12に亘って連続して設けられているため、第1電極60が振動板の一部として機能するが、勿論これに限定されるものではなく、例えば、上述の弾性膜51及び絶縁体膜52を設けずに、第1電極60のみが振動板として作用するようにしてもよい。また、圧電アクチュエーター130自体が実質的に振動板を兼ねるようにしてもよい。ただし、流路形成基板10上に直接第1電極60を設ける場合には、第1電極60とインクとが導通しないように第1電極60を絶縁性の保護膜等で保護するのが好ましい。つまり、本実施形態では、基板(流路形成基板10)上に振動板50を介して第1電極60を設けた構成を例示したが、特にこれに限定されるものではなく、振動板50を設けずに第1電極60を直接基板上に設けるようにしてもよい。すなわち、第1電極60が振動板として作用するようにしてもよい。つまり、基板上とは、基板の直上も、間に他の部材が介在した状態(上方)も含むものである。
さらに、このような圧電アクチュエーター130の個別電極である各第2電極80には、供給連通路19とは反対側の端部近傍から引き出され、振動板50上にまで延設される、例えば、金(Au)等からなるリード電極90の一端部がそれぞれ接続されている。また、リード電極90の他端部には、詳細は後述するが、フレキシブル回路基板120が接続されており、フレキシブル回路基板120には、圧力発生手段である圧電アクチュエーター130を駆動するための駆動回路121が設けられたフレキシブル回路基板120は、可撓性(フレキシブル)なシート状のもの、例えば、COF基板等を用いることができる。なお、フレキシブル回路基板120は、COF基板に限定されず、FFC、FPC等であってもよい。
また、流路形成基板10の圧力発生手段である圧電アクチュエーター130側の面には、流路形成基板10と略同じ大きさを有する保護基板30が接合されている。保護基板30は、圧電アクチュエーター130を保護するための空間である保持部31を有する。保持部31は、第1の方向Xに並設された圧電アクチュエーター130で構成される列毎に独立して設けられており、2つの保持部31の間(第2の方向Y)には、厚さ方向に貫通した貫通孔32が設けられている。リード電極90の他端部は、この貫通孔32内に露出するように延設され、リード電極90とフレキシブル回路基板120とが貫通孔32内で電気的に接続されている。
また、このような構成のヘッド本体1には、複数の圧力発生室12に連通するマニホールド100を流路形成基板10及び保護基板30の外周に形成するケース部材40が固定されている。ケース部材40は、平面視において上述した連通板15と略同一形状を有し、保護基板30に接合されると共に、上述した連通板15にも接合されている。具体的には、ケース部材40は、保護基板30側に流路形成基板10及び保護基板30が収容される深さの凹部41を有する。この凹部41は、保護基板30の流路形成基板10に接合された面よりも広い開口面積を有する。そして、凹部41に流路形成基板10等が収容された状態で凹部41のノズルプレート20側の開口面が連通板15によって封止されている。これにより、流路形成基板10の外周部には、ケース部材40とヘッド本体1とによって第3マニホールド部42が画成されている。そして、連通板15に設けられた第1マニホールド部17及び第2マニホールド部18と、ケース部材40とヘッド本体1とによって画成された第3マニホールド部42と、によって本実施形態のマニホールド100が構成されている。すなわち、マニホールド100は、第1マニホールド部17、第2マニホールド部18及び第3マニホールド部42を具備する。また、本実施形態のマニホールド100は、第2の方向Yにおいて、2列の圧力発生室12の両外側に配置されており、2列の圧力発生室12の両外側に設けられた2つのマニホールド100は、ヘッド本体1内では連通しないようにそれぞれ独立して設けられている。すなわち、本実施形態の圧力発生室12の列(第1の方向Xに並設された列)毎に1つのマニホールド100が連通して設けられている。言い換えると、ノズル群毎にマニホールド100が設けられている。もちろん、2つのマニホールド100は、連通していてもよい。
また、ケース部材40には、マニホールド100に連通して各マニホールド100にインクを供給するための導入口44が設けられている。導入口44は、本実施形態では、マニホールド100毎に設けられている。
また、ケース部材40には、保護基板30の貫通孔32に連通してフレキシブル回路基板120が挿通される接続口43が設けられている。すなわち、第2の方向Yにおいて、接続口43(貫通孔32)の両側に導入口44が設けられている。つまり、基準方向である第2の方向Yにおいて、第1導入口44Aと第2導入口44Bとの間でフレキシブル回路基板120の一端部が圧力発生手段である圧電アクチュエーター130にリード電極90を介して接続されている。そして、フレキシブル回路基板120の他端部は、貫通孔32及び接続口43の貫通方向、すなわち、第3の方向Zであって、インク滴の吐出方向とは反対側に延設されている。
なお、このようなケース部材40の材料としては、例えば、樹脂や金属等を用いることができる。ちなみに、ケース部材40として、樹脂材料を成形することにより、低コストで量産することができる。
また、連通板15の第1マニホールド部17及び第2マニホールド部18が開口する面には、コンプライアンス基板45が設けられている。このコンプライアンス基板45は、平面視において上述した連通板15と略同じ大きさで形成されており、コンプライアンス基板45の内側にノズルプレート20が露出されている。
このようなコンプライアンス基板45は、本実施形態では、封止膜46と、固定基板47と、を具備する。封止膜46は、可撓性を有するフィルム状の薄膜(例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等により形成された厚さが20μm以下の薄膜)からなり、固定基板47は、ステンレス鋼(SUS)等の金属等の硬質の材料で形成される。この固定基板47のマニホールド100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部48となっているため、マニホールド100の一方面は可撓性を有する封止膜46のみで封止された可撓部であるコンプライアンス部49となっている。本実施形態では、1つのマニホールド100に対応して1つのコンプライアンス部49が設けられている。すなわち、本実施形態では、マニホールド100が2つ設けられているため、ノズルプレート20を挟んで第2の方向Yの両側に2つのコンプライアンス部49が設けられている。
このような構成のヘッド本体1では、インクを噴射する際に、導入口44を介してインクを取り込み、マニホールド100からノズル開口21に至るまで流路内部をインクで満たす。その後、駆動回路121からの信号に従い、圧力発生室12に対応する各圧電アクチュエーター130に電圧を印加することにより、圧電アクチュエーター130と共に振動板50をたわみ変形させる。これにより、圧力発生室12内の圧力が高まり所定のノズル開口21からインク滴が噴射される。
図1に示したインクジェット式記録装置Iにおいては、ヘッドユニットIIには3つのヘッド本体1が搭載され、キャリッジ搬送方向であるX方向に6列のノズル列が6列並設されている。ノズル列の延設方向はY方向とする。
図5には、ヘッドユニットIIの底面図を示す。図示するように、X方向にはヘッド本体1が3つ並設され、ノズル列22が6列並設されている。
中央の4本のノズル列22が第1ノズル列22Aであり、図中左から黒、シアン、マゼンタ、イエローのインクを噴射するノズル列22Bk、22C、22M、22Yである。第1ノズル列22Aの両側に配置されているのが、第2ノズル列22Bであり、加湿液を噴射するノズル列22H1、22H2である。
ここで、加湿液としては、水を用いればよいが、帯電防止剤、例えば、界面活性剤を水に溶解した溶液を加湿液としてもよい。
このようなインクジェット式記録装置Iを用いた液体噴射方法、すなわち、印刷方法を図6を参照しながら説明する。
図6に示すように、最初の印刷領域に記録媒体である記録シートSが搬送され、キャリッジ3に搭載されたヘッドユニットIIをX方向に走査しながら印刷を実行し、キャリッジ3が図中左から右へ走査されたとすると、まず、最初に、右端にある第2ノズル列22Bであるノズル列22H1からの加湿液の噴射が行われ、記録シートSの端部S1に加湿液が噴射され、加湿される。これにより、端部S1からの紙粉等の異物の発生が抑制される。その後、第1ノズル列22Aであるノズル列22Bk、22C、22M、22Yからインクを噴射して文字や画像の印刷を行うが、これらのノズル列22Bk、22C、22M、22Yが記録シートS上に到達した際には、端部S1が加湿されているので、異物の発生が抑制されており、これらのノズル列22Bk、22C、22M、22Yへの異物の付着が防止される。次に、紙送りが行われ、次の印刷領域になり、今度はキャリッジ3が図中右から左に搬送されるとすると、左端にある第2ノズル列22Bであるノズル列22H1からの加湿液により記録シートSの端部S1に加湿液が噴射され、これにより、端部S1からの紙粉等の異物の発生が抑制される。その後、第1ノズル列22Aであるノズル列22Bk、22C、22M、22Yからインクを噴射して文字や画像の印刷を行うが、これらのノズル列22Bk、22C、22M、22Yが記録シートS上に到達した際には、端部S1が加湿されているので、異物の発生が抑制されており、これらのノズル列22Bk、22C、22M、22Yへの異物の付着が防止される。
ここで、記録媒体とは、紙、布、フィルム、コート紙などを挙げることができ、異物とは紙粉、布の場合は布の粉、すなわち、布粉や粉布である。紙や布の場合には、異物が発生し易いが、フィルムやコート紙の場合には、比較的異物が発生し難い。
このような印刷を続けることにより、印刷が完了する。この印刷プロセスでは、記録シートSの搬送方向に直交する方向の両側の端部のみを加湿するようにしたが、搬送方向前後の端部も同様に加湿するようにしてもよい。このような記録媒体前後の端部を加湿しながら印刷する方法は、上述したインクジェット式記録装置Iにより実施可能であるが、後述するように、記録媒体前後端を加湿するためのヘッドを別途設けてもよい。
ここで、端部とは記録媒体端から一定寸法の範囲の領域をいい、例えば、0.5mm〜5mm程度をいう。
ここで、記録媒体の端部への加湿と印刷との順番等は上述したものに限定されるものではなく、適宜変更して行うことができる。
また、記録媒体の端部への加湿は、必ず行うものではなく、記録媒体の種類によって行うか行わないかを決定してもよく、また、行う場合でも端部における吐出領域の面積、或いは吐出される前記加湿溶液の量を変更してもよい。すなわち、インクジェット式記録装置Iは、このような設定、変更手段を具備するものである。
(実施形態2)
図7には、実施形態2にかかるヘッドユニットIIAの底面図を示す。このヘッドユニットIIAは、実施形態1のヘッド構成に加えて、3つのヘッド本体1の紙送り方向の前後、すなわちY方向の前後に加湿液を噴射するノズル列22H3、22H4を有するヘッド本体1Aをノズル列22H3、22H4がX方向となるように配置したものである。なお、ヘッド本体1Aとしてノズル列を1列有するヘッドを例示したが、実施形態1と同様なヘッド本体1を用い、2列を用いて加湿してもよいし、1列をダミーとして使用してもよい。
このようなヘッドユニットIIAを搭載した場合の印刷方法の一例を図8に示す。図8に示すように、印刷方法は基本的には実施形態1と同様であり、記録シートSの幅方向、すなわち、キャリッジ3搬送方向の両側の端部S1はノズル列22H1、22H2を使用して加湿する。そして、記録シートSの前後の端部S2、S3は、22H3、22H4で加湿する。詳細には、記録シートSの前の端部S2に対しては、ノズル列22H3を使用して加湿液を噴射し、記録シートSの後の端部S3に対しては、ノズル列22H4を使用して加湿液を噴射する。
ここで、記録媒体の端部への加湿と印刷との順番等は上述したものに限定されるものではなく、適宜変更して行うことができる。
また、記録媒体の端部への加湿は、必ず行うものではなく、記録媒体の種類によって行うか行わないかを決定してもよく、また、行う場合でも端部における吐出領域の面積、或いは吐出される前記加湿溶液の量を変更してもよい。すなわち、インクジェット式記録装置Iは、このような設定、変更手段を具備するものである。
なお、本実施形態では、加湿液を噴射するヘッド本体1Aを紙送り方向前後の両側に設けたが、何れか片方だけで、記録シートSの前後の端部S2、S3を加湿することもできる。
(実施形態3)
図9には、実施形態3にかかるインクジェット式記録ヘッドのヘッドユニットの底面図を示す。このインクジェット式記録ヘッドは、いわゆるラインヘッドであり、ノズル列を1列有するヘッド本体1Bを、ノズル列をX方向に延設させた状態で千鳥状にX方向に並設してノズル列群23とし、同じノズル列群23を紙送り方向であるY方向に6列設けたものである。
6列のノズル列群23の中央の4列は第1ノズル列群23Aであり、紙送り方向上流側、すなわち、図中上側から順に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのインクを噴射するノズル列群23Y、23M、23C、23Bkであり、前後両側は、第2ノズル列群23Bである加湿液を噴射するノズル列群23H1、23H2である。
このようなヘッドユニットにより印刷する場合、図8を参照して説明するが、記録シートSの最初の端部S2にノズル列群23H1を用いて加湿液を噴射し、次に、端部S1に加湿液を噴射しながら、ノズル列群23Y、23M、23C、23Bkを用いて、文字や画像を印刷する。最後に、ノズル列群23H2を用いて、端部S3に加湿液を噴射する。
なお、このようなヘッドユニットを用いた場合の印刷方法はこれに限定されず、記録シートSの幅方向両側の端部S1、S2のみを加湿するようにしてもよい。また、前後側の端部S2、S3のみを加湿するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、ノズル列群23Hを搬送方向両側に設けたが、例えば、上流側のみに設けても同様な効果を奏する。
(他の実施形態)
なお、上記実施の形態においては、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを挙げて説明したが、本発明は、広く液体噴射ヘッドを対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドにも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
I インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、 II インクジェット式記録ヘッドユニット(液体噴射ヘッドユニット)、 1 ヘッド本体、 20 ノズルプレート、 20a 液体噴射面、 21 ノズル開口、 22、22Y、22M、22C、22Bk ノズル列、 22A 第1ノズル列、 22B 第2ノズル列、 23、23Y、23M、23C、23Bk ノズル列群、 23A 第1ノズル列群、 23B 第2ノズル列群

Claims (7)

  1. 搬送方向に供給搬送される記録媒体に液体を噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成する複数のノズルが配列された第1ノズル列と、前記液体とは異なる加湿液を噴射する複数のノズルが配列された第2ノズル列と、を有する液体噴射ヘッドを具備し、
    前記第2ノズル列によって前記記録媒体の前記搬送方向における下流側の端部に前記加湿液を噴射した後、前記第1ノズル列によって前記液体を前記記録媒体に噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成する
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  2. 供給搬送された前記記録媒体に対して、前記第1ノズル列によって前記液体を前記記録媒体に噴射した後に、前記第2ノズル列によって前記記録媒体の前記搬送方向における上流側の端部に前記加湿液を噴射する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記液体噴射ヘッドが、前記搬送方向と交差した方向に移動するキャリッジに搭載され、
    供給搬送された前記記録媒体に対して、前記キャリッジの移動によって、前記第1ノズル列によって前記液体を噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成すると共に、前記第2ノズル列によって前記記録媒体の端部に前記加湿液を噴射する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の液体噴射装置。
  4. 前記第1ノズル列は該第1ノズル列と交差した方向に複数並設されており、前記第2ノズル列は複数並設された前記第1ノズル列の外側に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の液体噴射装置。
  5. 前記記録媒体の種類によって前記記録媒体の端部における噴射領域の面積、或いは噴射される前記加湿液の量を変更することが可能である
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 前記記録媒体の端部は、前記記録媒体の端から0.5mm〜5mmの範囲であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の液体噴射装置。
  7. 搬送方向に供給搬送される記録媒体に液体を噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成する複数のノズルが配列された第1ノズル列と、前記液体とは異なる加湿液を噴射する複数のノズルが配列された第2ノズル列と、を有する液体噴射ヘッドを搭載した液体噴射装置による液体噴射方法であって、
    前記第2ノズル列によって前記記録媒体の前記搬送方向における下流側の端部に前記加湿液を噴射した後、前記第1ノズル列によって前記液体を前記記録媒体に噴射して文字及び画像の少なくとも一方を形成する
    ことを特徴とする液体噴射方法。
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