JP2011149474A - 多方切換弁及びそれを用いたヒートポンプ装置 - Google Patents

多方切換弁及びそれを用いたヒートポンプ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高温高圧の冷媒から低温低圧の冷媒への熱伝導を可及的に抑制することができ、熱効率の向上等を効果的に図ることのできる多方切換弁を提供する。
【解決手段】弁ハウジング20に、弁室21、及び高温冷媒導入導出ポートが設けられ、弁体30を回動させることによって、弁体内通路35及び弁室21を介して第1冷媒入出ポート12及び第2冷媒入出ポート13のいずれかと高温冷媒導入ポート11及び低温冷媒導出ポートのいずれかとを選択的に連通させることにより、流路の切り換えを行うようにされた多方切換弁10において、弁体内通路35、弁室21、高温冷媒導入ポート11、低温冷媒導出ポート、第1冷媒入出ポート12、及び第2冷媒入出ポートのうちの幾つかないし全部に、それぞれその内面を覆う熱伝導率の低い樹脂製の断熱部材52、53を配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路内を高温高圧の冷媒と低温低圧の冷媒が同時に流される冷凍サイクルにおいて流路切換弁として用いるのに好適な四方切換弁等の多方切換弁に係り、特に、高温高圧の冷媒から低温低圧の冷媒への熱伝導を抑えて、熱効率(冷凍能力)の向上等を図ることのできる多方切換弁に関する。
一般に、空気調和機、冷凍機等に用いられる冷凍サイクル(ヒートポンプ装置)は、圧縮機、気液分離器、凝縮器、蒸発器、及び膨張弁等に加えて、流路(流れ方向)切換手段としての四方切換弁を備えている(例えば、特許文献1参照)。
この四方切換弁を備えた冷凍サイクルの一例を図6、図7を参照しながら説明する。図示例の冷凍サイクル300は、空気調和機のもので、運転モード(冷房運転と暖房運転)の切り換えを四方切換弁320で行うようになっている。すなわち、圧縮機310、気液分離器312、凝縮器(室外熱交換器)314、蒸発器(室内熱交換器)316、及び膨張弁318を備え、前記の圧縮機310、気液分離器312、凝縮器314、及び蒸発器316の四者の間に、第1〜第4の4つのポート(入出口)a、b、c、d(図6参照)を有する四方切換弁320が配在されている。
前記各機器類間は導管(パイプ)等で形成される流路で接続されている。具体的には、気液分離器312内の冷媒を圧縮機310に導く吸入流路321、圧縮機310から吐出された高圧冷媒を四方切換弁320の第1ポートaに導く吐出流路322、四方切換弁320の第2ポートbと凝縮器314の第1流通口314aとを接続する凝縮器側送り戻し流路323、四方切換弁20の第3ポートcと蒸発器316の第1流通口316aとを接続する蒸発器側送り戻し流路324、四方切換弁320の第4ポートdと気液分離器312の戻し口312aとを接続する戻し流路325、凝縮器314の第2流通口314bと膨張弁318とを接続する流路326と、及び、膨張弁318と蒸発器316の第2流通口316bとを接続する流路327が設けられている。
このような構成の冷凍サイクル300においては、冷房運転モードが選択されたときには、四方切換弁320が、図7(A)に示される如くに、吐出流路322と凝縮器側送り戻し流路323とを連通させるとともに、蒸発器側送り戻し流路324と戻し流路325とを連通させる状態に切り換えられる。このときには、図6において実線矢印で示される如くに、気液分離器312内の低圧冷媒が吸入流路321を介して圧縮機310に吸入されるとともに、圧縮機310の吐出口310aから高温高圧の冷媒が吐出流路322、四方切換弁320、及び凝縮器側送り戻し流路323を介して凝縮器314に導かれ、凝縮器314において室外空気と熱交換して凝縮し、高圧の二相冷媒となって流路326を介して膨張弁318に導入される。この膨張弁318により高圧の冷媒が減圧され、減圧された低圧の冷媒は、流路327を介して蒸発器316に導入され、ここで室内空気と熱交換(冷房)して蒸発し、蒸発器316からは低温低圧の冷媒が蒸発器側送り戻し流路324、四方切換弁320、及び戻し流路325を介して気液分離器312に戻される。
それに対し、暖房運転モードが選択されたときには、四方切換弁320が、図7(B)に示される如くに、吐出流路322と蒸発器側送り戻し流路324とを連通させるとともに、凝縮器側送り戻し流路323と戻し流路325とを連通させる状態に切り換えられる。このときには、図6において破線矢印で示される如くに、気液分離器312内の冷媒が吸入流路321を介して圧縮機310に吸入されるとともに、圧縮機310の吐出口310aから高温高圧の冷媒が吐出流路322、四方切換弁320、及び蒸発器側送り戻し流路324を介して蒸発器316に導かれ、蒸発器316において室内空気と熱交換(暖房)して蒸発し、高圧の二相冷媒となって流路327を介して膨張弁318に導入される。この膨張弁318により高圧の冷媒が減圧され、減圧された低圧の冷媒は、流路326を介して凝縮器314に導入され、ここで室外空気と熱交換して凝縮し、凝縮器314からは低温低圧の冷媒が凝縮器側送り戻し流路323、四方切換弁320、及び戻し流路325を介して気液分離器312に戻される。
上記した如くの冷凍サイクル(ヒートポンプ装置)に組み込まれるロータリ式の四方切換弁として、下記特許文献2等に所載のように、内部に冷媒通路が設けられた弁体と、該弁体を回動可能に保持する弁ハウジングと、前記弁体を回動させるための流路切換用アクチュエータとを備え、前記弁ハウジングに、弁室、高温冷媒導入ポート、低温冷媒導出ポート、第1冷媒入出ポート、及び第2冷媒入出ポートが設けられ、前記弁体を回動させることによって、前記弁体内通路及び弁室を介して前記第1冷媒入出ポート及び第2冷媒入出ポートのいずれかと前記高温冷媒導入ポート及び低温冷媒導出ポートのいずれかとを選択的に連通させることにより、流路の切り換えを行うようになっているもの等が知られている。
特開2002−221375号公報 特開2001−295951号公報
前記した如くの冷凍サイクルにおいては、回路内を同時に流される高温高圧の冷媒と低温低圧の冷媒との温度差を大きくすればするほど、その熱効率(冷凍能力)を高めることができるが、四方切換弁内で高温高圧の冷媒と低温低圧の冷媒とが近接して流動するため、高温高圧の冷媒から低温低圧の冷媒への熱伝導量(伝熱量)が大きくなり、無視できない熱損失が発生し、熱効率が低下してしまうという問題がある。
かかる問題を解消すべく、従来、例えば前記特許文献1には、スライド式の四方切換弁において、高温高圧の冷媒が流される部分と低温低圧の冷媒が流される部分との間(弁シート部)に熱遮断用スリット溝を設けることが記載されている。しかしながら、このように弁シート部に熱遮断用スリット溝を設けたものでは、熱伝導抑制効果が不十分(弁体や弁ハウジング等を介して熱が相当量伝導してしまう)であり、また、熱遮断用スリット溝の成形加工等に多大な手間と時間がかかり、製造コストが高くなる嫌いがあった。
また、この種の多方切換弁では、軽量化を図るため、弁ハウジング等の構成部品の材料にアルミニウムを使用したいとの要望があるが、アルミニウムは熱伝導率が高いので、弁ハウジング等の材料にアルミニウムを採用した場合には、軽量化は図られるものの、熱効率の更なる低下が懸念される。
また、当該多方切換弁の各ポートに連結される接続導管がアルミニウム製である場合、弁ハウジング等が真ちゅう製であるとその接続部において腐食を招くおそれがあるので、弁ハウジング等の材料にアルミニウムを使用したいとの要望があるが、この場合も上記と同様に、弁ハウジング等の材料にアルミニウムを採用した場合には、腐食は防げるものの、熱効率の更なる低下が懸念される。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、弁ハウジング等の材料にアルミニウムが使用されている場合であっても、高温高圧の冷媒から低温低圧の冷媒への熱伝導を可及的に抑制することができ、製造コストの上昇を抑えたもとで、冷凍サイクルにおける熱効率の向上等を効果的に図ることのできる多方切換弁を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係る多方切換弁は、弁室、並びに該弁室に連なる低温冷媒導出ポート、高温冷媒導入ポート、及び複数個の冷媒入出ポートが設けられた弁ハウジングと、前記高温冷媒導入ポートからの冷媒を前記複数個の冷媒入出ポートに選択的に導くべく、前記弁室内に回動自在もしくはスライド自在に配在された弁体と、該弁体を回動もしくはスライドさせるためのアクチュエータとを備え、高温冷媒から低温冷媒への熱伝導を抑制すべく、前記弁ハウジング内の要所に断熱部材が配設されていることを特徴としている。
より好ましくは、内部に冷媒を流す通路が設けられた弁体と、該弁体を回動可能に保持する弁ハウジングと、前記弁体を回動させるためのアクチュエータとを備え、前記弁ハウジングに、弁室、高温冷媒導入ポート、低温冷媒導出ポート、第1冷媒入出ポート、及び第2冷媒入出ポートが設けられ、前記弁体を回動させることによって、前記弁体内通路及び弁室を介して前記第1冷媒入出ポート及び第2冷媒入出ポートのいずれかと前記高温冷媒導入ポート及び低温冷媒導出ポートのいずれかとを選択的に連通させることにより、流路の切り換えを行うようにされた多方切換弁において、前記弁体内通路、弁室、高温冷媒導入ポート、低温冷媒導出ポート、第1冷媒入出ポート、及び第2冷媒入出ポートのうちの少なくとも一つの内面を覆うように断熱部材が配設されていることを特徴としている。
前記弁ハウジングは、好ましくは、前記低温冷媒導出ポート及び冷媒入出ポートが設けられた上側分割体と前記高温冷媒導入ポートが設けられた下側分割体とからなり、該上側分割体と下側分割体とで前記弁室が画成されるとともに、該弁室の天井部に、前記断熱部材を兼ねる、前記複数個の冷媒入出ポートにそれぞれ連なる複数個の弁口が形成された弁シート部材が配設される。
好ましい態様では、前記弁室に、その内周面及び底面を覆うように、有底筒状の断熱部材が配設される。
他の好ましい態様では、前記冷媒入出ポートに、筒状の断熱部材が配設される。
他の好ましい態様では、前記冷媒入出ポートは、前記弁シート部材の弁口に連なる縦穴と横穴とからなる断面逆L形状に形成され、該冷媒入出ポートに、前記横穴の内面を覆いかつ前記縦穴を塞がないように挿通口が形成された有底筒状の断熱部材が配設される。
前記断熱部材を兼ねる弁シート部材には、前記弁口から上方に突出してその上端部が前記冷媒入出ポートに配設された断熱部材の前記挿通口に挿入される筒状突出部が一体に設けられる。
他の好ましい態様では、前記弁体内通路に、少なくとも前記高温冷媒導入ポート側の内周面を覆うように、筒状の断熱部材が配設される。
前記断熱部材は、好ましくは、圧入、ねじ止め、接着等の手法により固定される。
前記弁ハウジングは、好ましくは、アルミニウム製とされる。
前記断熱部材の材料として、好ましくは、樹脂材料もしくはアルミニウムより熱伝導率の低いステンレス等の金属材料が用いられる。
前記弁体は、好ましくは、少なくともその弁体内通路の一部が樹脂材料もしくはアルミニウムより熱伝導率の低いステンレス等の金属材料で作製される。
他の好ましい態様では、前記弁ハウジングの上側分割体と下側分割体との間に、断熱部材が介装される。
他の好ましい態様では、高温冷媒から低温冷媒への熱伝導を抑制すべく、前記弁ハウジングに設けられた少なくとも一つのポートと該ポートに隣接するポートとの間に、外面から内方に向かって切れ込む断熱用スリット溝が形成される。
他の好ましい態様では、前記弁ハウジングの基体部における前記高温冷媒導入ポートの入口側端部外周に、当該多方切換弁の取付固定用雌ねじ部が形成された弁取付固定部が設けられるとともに、該弁取付固定部における前記雌ねじ部のねじ切端と前記弁ハウジングの基体部との間に、高温冷媒から低温冷媒への熱伝導を抑制すべく、外面から内方に向かって切れ込む断熱用スリット溝が形成される。
他の好ましい態様では、前記アクチュエータと前記弁体との間に遊星歯車式減速機構が介装される。
他の好ましい態様では、前記弁ハウジングに設けられた少なくとも一つのポートの外端部に、当該ポートに連結される接続導管との間の熱伝導を抑制すべく、断熱部材が配設される。
一方、本発明に係るヒートポンプ装置は、上記多方切換弁を用いたもので、前記弁ハウジングに設けられた少なくとも一つのポートと該ポートに連結される接続導管との間に、断熱部材が介装されていることを特徴としている。
本発明に係る多方切換弁の好ましい態様では、弁室、冷媒入出ポート、低温冷媒導出ポート、弁体内通路、及び高温冷媒導入ポートのうちの幾つかないし全部に、それぞれその内面を覆う(形成する)ように断熱部材が配設されるので、弁ハウジングの材料にアルミニウムが使用されている場合であっても、高温高圧の冷媒から低温低圧の冷媒への熱伝導を効果的に抑制することができ、冷凍サイクルにおける熱効率の向上等を図ることができる。
加えて、断熱部材は、シンプルな形状(円筒状等)にすることができ、また、その材料に樹脂を使用することで、比較的容易に量産可能となるので、製造コストを低く抑えることができる。
本発明に係る多方切換弁の一実施例を示す、図3のXーX矢視線に従う部分切欠断面図。 本発明に係る多方切換弁の一実施例を示す、図4のYーY矢視線に従う縦断面図。 本発明に係る多方切換弁の一実施例を示す右側面図。 本発明に係る多方切換弁の一実施例を示す前面図。 本発明に係る多方切換弁の一実施例を示す平面図。 四方切換弁が用いられた冷凍サイクルの一例を示す図。 図5に示される四方切換弁の動作説明に供される図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1、図2は、それぞれ本発明に係る多方切換弁の一実施例を示し、図1は、右側面を示す図3のXーX矢視線に従う部分切欠断面図、図2は、前面を示す図4のYーY矢視線に従う断面図である。
本実施例の多方切換弁10は、高温冷媒導入ポート11、第1冷媒入出ポート12、第2冷媒入出ポート13、及び低温冷媒導出ポート14を有する、ヒートポンプ装置に用いられるロータリー式の四方切換弁であり、後で詳述するように、高温冷媒から低温冷媒への熱伝導を抑制すべく、要所には断熱部材が配設されている。
図示の多方切換弁10は、キャン18の内周側に配在されたロータ16とキャン18の外周に外嵌固定されたステータ17とからなる流路切換用アクチュエータとしてのステッピングモータ15と、該ステッピングモータ15により回動せしめられる弁体30と、この弁体30を回動可能に保持する弁ハウジング20と、を備えている。
前記ロータ16と弁体30との間(モータ15内)には遊星歯車式減速機構40が介装されており、ロータ16の回転は上記減速機構40により相当減速されて弁体30に伝達されるようになっている。なお、遊星歯車式減速機構40の詳細構成は、必要なら、例えば、本出願人による特開2008−101765号公報等を参照されたい。
弁ハウジング20は、3本のボルト24により樹脂製の環状断熱板57(後述)を挟んで気密的に締結された上側箱状体(上側分割体)20Aと下側蓋状体(下側分割体)20Bとからなり、これら上側箱状体20Aと下側蓋状体20Bとで円筒状の弁室21が画成されている。
上側箱状体20Aは、概略凸状の上側基体部20aと該上側基体部20aの下面外周部から下側に突出する主として弁室21の周壁部を画成する円筒状壁部20bとからなり、上側基体部20aの左右には、横穴と縦穴とからなる断面逆L形状の第1冷媒入出ポート12と第2冷媒入出ポート13とが設けられ、また、円筒状壁部20bの上部の前面側には、前記弁室21に連なる低温冷媒導出ポート14が設けられている。
一方、下側蓋状体20Bは、上記円筒状壁部20bの下端部が外嵌される段付き厚板状の下側基体部20cと、該下側基体部20cの上面中央に上向きに突設された円筒状突壁部20dと、下側基体部20cの下面中央に下向きに突設された弁取付固定部(兼高温冷媒入口形成部)20eとからなり、該下側蓋状体20Bには、その中央(回転軸線O上)を貫通して前記弁室21に開口する高温冷媒導入ポート11が設けられている。なお、軽量化等を図るため、弁ハウジング20(上側箱状体20Aと下側蓋状体20B)の材料にはアルミニウムが使用されている。
前記弁室21の天井部21aには、第1冷媒入出ポート12と第2冷媒入出ポート13にそれぞれ連なる第1弁口26と第2弁口27が形成された、断熱部材を兼ねる弁シート部材25が配設(ねじ止め)されている。なお、断熱部材としての弁シート部材25は、後で説明する。
前記弁体30は、上から順に、モータ15内の遊星歯車式減速機構40の出力軸45に一体回転可能に連結された小径軸部31、上側箱状体20Aに形成された中央孔28及び弁シート部材25の中央に形成された開口29に挿通せしめられた中央軸部32、及び高温冷媒導入ポート11内に挿入された大径円筒軸部33を有するステンレス(SUS)製の弁軸部材30Aと、該弁軸部材30Aの、前記弁室61内に位置する中央軸部32の下端部から大径円筒軸部33の中央肉厚部33a上端に至る段付き部分に圧入もしくはインサート成形等により外嵌固定された、樹脂(PPS)製の軸外部材30Bとからなっている。
前記弁軸部材30Aは、その中央軸部32と大径円筒軸部33の下端部がそれぞれスリーブ状の軸受部材46、47により摺動回転自在に支持されている。また、大径円筒軸部33における中央肉厚部33aの下部円錐面部と高温冷媒導入ポート11の内周面との間には、テフロン製のリップシール48が介装されている。なお、前記軸受部材46、47としては、摩擦係数が小さく、耐摩耗性にも優れる、例えばステンレス鋼管の内周面にテフロンを含浸被覆させたものが使用されている。
前記軸外部材30Bは、弁軸部材30Aから一側方に大きく突出する横突出部34を有し、前記大径円筒軸部33及び前記横突出部34内には、高温冷媒導入ポート11からの冷媒を第1冷媒入出ポート12及び第2冷媒入出ポート13に選択的に導くための逆L形ないしクランク状の弁体内通路35が設けられている。弁体内通路35は、高温冷媒導入ポート11側の円筒軸部内通路35aと、弁シート部材25側の横突出部内通路35bと、それらの通路35a‐35b間を連通させるように、大径円筒軸部33の上端部付近と横突出部34とに設けられた連通路35cとからなっている。
前記弁体内通路35の出口側端部には、弁シート部材25に気密的に圧接するように、シール材としてのOリング37と角形リング38とが装着されている。Oリング37は、弁体内通路35を流れる高圧冷媒により半径方向外方に押圧されて断面が円形から楕円状に変化するが、このOリング37の形状変化を利用して角形リング38の一端面を弁シート部材25に押し付けてシール効果を得る構成となっている。
なお、前記下側蓋状体20Bにおける円筒状突壁部20dの外周には、前記弁体内通路35の出口側端部(角形リング38)を弁シート部材25に押し付けるべく、前記弁体30を上向きに付勢するコイルばね39が縮装されている。また、冷媒の不所望な漏れが生じないように各部材の対接面間等の要所には、Oリング等のシール材が装着されている。
かかる構成を有する多方切換弁(四方切換弁)10では、弁体30がモータ15により回動せしめられて、弁体内通路35の出口側端部(角形リング38)が弁シート部材25の第1弁口26の真下位置に達すると(図1に示される状態)、高温冷媒導入ポート11と第1冷媒入出ポート12とが弁体内通路35を介して連通し、接続導管71から高温冷媒導入ポート11に導入された高温高圧の冷媒は、弁体内通路35→第1弁口26→第1冷媒入出ポート12→接続導管72へと流れ、一方、接続導管73から第2冷媒入出ポート13に導入された低温低圧の冷媒は、第2弁口27→弁室21→低温冷媒導出ポート14→接続導管74へと流れる。
上記とは逆に、弁体内通路35の出口側端部(角形リング38)が弁シート部材25の第2弁口27の真下位置に回動せしめられると、高温冷媒導入ポート11と第2冷媒入出ポート13とが弁体内通路35を介して連通し、接続導管71から高温冷媒導入ポート11に導入された高温高圧の冷媒は、弁体内通路35→第2弁口27→第2冷媒入出ポート13→接続導管73へと流れ、一方、接続導管72から第1冷媒入出ポート12に導入された低温低圧の冷媒は、第1弁口26→弁室21→低温冷媒導出ポート14→接続導管74へと流れる。
このように本実施例の多方切換弁10は、弁体30を回動させることによって、弁体内通路35及び弁室21を介して第1冷媒入出ポート12及び第2冷媒入出ポート13のいずれかと高温冷媒導入ポート11及び低温冷媒導出ポート14のいずれかとを選択的に連通させることにより、流路の切り換えを行うようになっている。ところが、当該多方切換弁10内で高温高圧の冷媒と低温低圧の冷媒とが近接して流動するとともに、弁ハウジング20が熱伝導率の高いアルミニウム製なので、そのままでは高温高圧の冷媒から低温低圧の冷媒への熱伝導量(伝熱量)が大きくなり、熱効率が悪くなるおそれがある。
そこで、本実施例の多方切換弁10では、弁室21、冷媒入出ポート12、13、低温冷媒導出ポート14、及び弁体内通路35(高温冷媒導入ポート11)に、それぞれ、少なくともその内周面を覆うように断熱部材が配設されている。各断熱部材の材料として、ここでは、金属よりも熱伝導率の低い樹脂材料が用いられているが、それに代えて、アルミニウムより熱伝導率の低いステンレス等の金属材料を用いてもよい。以下、各部に配設された断熱部材について説明する。
(1)弁室21には、その天井部21aを覆うように、断熱部材を兼ねる弁シート部材25が配設されるとともに、その内周面及び底面を覆うように、前記円筒状突壁部20dの突出高さと略同じ肉厚の底部51aと弁室21の略内周面全体を覆い得る円筒状壁部51bを持つ有底円筒状の断熱部材51が配設固定されている(例えば下側蓋状体20Bにその底部51aがボルト類でねじ止めされている)。この弁室用断熱部材51の底部51aには、下側蓋状体20Bの円筒状突壁部20d外周側に配在されたコイルばね39の外径より若干大なる直径の円形開口51c及び低温冷媒導出ポート14に対応した開口51dが形成されているが、当該弁室用断熱部材51、前記断熱部材を兼ねる弁シート部材25、及び後述する大径円筒軸部33内に配在された断熱部材55等により、実質的に弁室21の略内面全体が断熱材で覆われることになる。これによって、弁ハウジング20と弁室21内を流れる低温冷媒との間の熱伝導が抑制される。
(2)逆L形状の冷媒入出ポート12、13に、それを構成する横穴部分の底面(端面)と内周面(接続導管72、73が内嵌される外端部分以外)を覆いかつ縦穴部分を塞がないように挿通口52a、53aが形成された有底円筒状の断熱部材52、53が圧入等により配設固定されている。また、前記断熱部材を兼ねる弁シート部材25には、弁口26、27から上方に突出してその上端部が冷媒入出ポート12、13に配設された断熱部材52、53の前記挿通口52a、53aに挿入されてそれより若干上方に突き出る筒状突出部26a、27aが一体に設けられている。これにより、冷媒入出ポート12、13の略内面全体(接続導管72、73が内嵌される外端部分以外)が断熱材で覆われることになり、弁ハウジング20と冷媒入出ポート12、13を流れる冷媒との間の熱伝導が抑制される。
(3)低温冷媒導出ポート14に、その内周面(接続導管74が内嵌される外端部分以外)を覆うように短円筒状の断熱部材54が圧入等により配設固定されている。これにより、低温冷媒導出ポート14の略内面全体(接続導管74が内嵌される部分以外)が断熱材で覆われることになり、弁ハウジング20と低温冷媒導出ポート14を流れる冷媒との間の熱伝導が抑制される。
(4)弁体内通路35のうちの、円筒軸部内通路35aの内周面を覆うように円筒状の断熱部材55が圧入等により配設固定されるとともに、横突出部内通路35b及び連通路35cが形成されている軸外部材30Bが金属よりも熱伝導率の低い樹脂材料(PPS)で作製されている。これにより、弁体内通路35の略内面全体が断熱材で覆われ(形成され)、同時に、前記断熱部材55により高温冷媒導入ポート11の内周面のほとんど(接続導管71が内嵌される外端付近以外)が断熱材で覆われることになるので、高温冷媒導入ポート11及び弁体内通路35を流れる高温の冷媒と弁ハウジング20及び弁室21内を流れる低温冷媒との間の熱伝導が抑制される。
以上のように、本実施例の多方切換弁10においては、弁室21、冷媒入出ポート12、13、低温冷媒導出ポート14、及び弁体内通路35(高温冷媒導入ポート11)に、それぞれその内面を覆う(形成する)ように断熱部材25、51、52、53、54、55及び30Bが配設されるので、弁ハウジング20の材料にアルミニウムが使用されている場合であっても、高温高圧の冷媒から低温低圧の冷媒への熱伝導を効果的に抑制することができ、冷凍能力(熱効率)の向上等を図ることができる。
また、断熱部材がシンプルな形状(円筒状等)とされるとともに、容易に量産できる樹脂製とされているので、製造コストを低く抑えることができる。
上記(1)〜(4)に加え、本実施例の多方切換弁10では、次のような断熱手段が講じられている。
(5)弁ハウジング20の上側箱状体20Aと下側蓋状体20Bとの間に、樹脂製の環状断熱板55が介装されている。これにより、上側箱状体20Aと下側蓋状体20Bとの間の熱伝導が抑制される。
(6)弁ハウジング20の上側箱状体20Aにおける、第1冷媒入出ポート12と第2冷媒入出ポート13との間に、図2、図4、図5に示される如くに、外面から内方に向かって切れ込む断熱用スリット溝65、65(中央部を挟んで前後2箇所)が形成されている。これにより、冷媒入出ポート12、13のうちの一方を流れる高温冷媒から他方を流れる低温冷媒への熱伝導が抑制される。
(7)図2に示される如くに、当該多方切換弁20を、高温冷媒導入ポート11に連結される接続導管71に設けられたブラケット76に、樹脂製断熱板58(ポート11外端用の断熱部材61と一体)を挟んでボルト77で取付固定するため、弁ハウジング20の下側基体部20cにおける高温冷媒導入ポート11の入口側端部外周に、前記ボルト77が螺合せしめられる雌ねじ部29が形成された弁取付固定部20eが設けられるとともに、該弁取付固定部20cにおける前記雌ねじ部29のねじ切端(もしくは底部)と前記下側基体部20cとの間に、外面から内方に向かって切れ込む断熱用スリット溝67が形成されている。これにより、接続導管71を流れる高温冷媒から弁ハウジング20への熱伝導が抑制される。
(8)弁ハウジング20に設けられた各ポート11、12、13、14の外端部と該ポートに連結される接続導管71、72、73、74の円環状段丘端面部との間に、円環状の断熱部材61、62、63、64が介装されている。これにより、接続導管71〜74を流れる冷媒と弁ハウジング20との間の熱伝導が抑制される。なお、断熱部材61〜64は、各ポート11〜14の外端部に、予め接着材等により接合固定しておいてもよい。
10 多方切換弁(四方切換弁)
11 高温冷媒導入ポート
12 第1冷媒入出ポート
13 第2冷媒入出ポート
14 低温冷媒導出ポート
15 モータ(アクチュエータ)
16 ロータ
17 ステータ
20 弁ハウジング
20A 上側箱状体(上側分割体)
20B 下側蓋状体(下側分割体)
21 弁室
25 弁シート部材
26 第1弁口
27 第2弁口
30 弁体
30A 弁軸部材
30B 軸外部材
35 弁体内通路
40 遊星歯車式減速機構
51、52、53、54、55、57 断熱部材
61、62、63、64 断熱部材
65 断熱用スリット溝
71、72、73、74 接続導管

Claims (18)

  1. 弁室、並びに該弁室に連なる低温冷媒導出ポート、高温冷媒導入ポート、及び複数個の冷媒入出ポートが設けられた弁ハウジングと、前記高温冷媒導入ポートからの冷媒を前記複数個の冷媒入出ポートに選択的に導くべく、前記弁室内に回動自在もしくはスライド自在に配在された弁体と、該弁体を回動もしくはスライドさせるためのアクチュエータとを備えた多方切換弁であって、
    高温冷媒から低温冷媒への熱伝導を抑制すべく、前記弁ハウジング内の要所に断熱部材が配設されていることを特徴とする多方切換弁。
  2. 内部に冷媒を流す通路が設けられた弁体と、該弁体を回動可能に保持する弁ハウジングと、前記弁体を回動させるためのアクチュエータとを備え、前記弁ハウジングに、弁室、高温冷媒導入ポート、低温冷媒導出ポート、第1冷媒入出ポート、及び第2冷媒入出ポートが設けられ、前記弁体を回動させることによって、前記弁体内通路及び弁室を介して前記第1冷媒入出ポート及び第2冷媒入出ポートのいずれかと前記高温冷媒導入ポート及び低温冷媒導出ポートのいずれかとを選択的に連通させることにより、流路の切り換えを行うようにされた多方切換弁であって、
    前記弁体内通路、弁室、高温冷媒導入ポート、低温冷媒導出ポート、第1冷媒入出ポート、及び第2冷媒入出ポートのうちの少なくとも一つの内面を覆うように断熱部材が配設されていることを特徴とする多方切換弁。
  3. 前記弁ハウジングは、前記低温冷媒導出ポート及び冷媒入出ポートが設けられた上側分割体と前記高温冷媒導入ポートが設けられた下側分割体とからなり、該上側分割体と下側分割体とで前記弁室が画成されるとともに、該弁室の天井部に、前記断熱部材を兼ねる、前記複数個の冷媒入出ポートにそれぞれ連なる複数個の弁口が形成された弁シート部材が配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の多方切換弁。
  4. 前記弁室に、その内周面及び底面を覆うように、有底筒状の断熱部材が配設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の多方切換弁。
  5. 前記冷媒入出ポートに、筒状の断熱部材が配設されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の多方切換弁。
  6. 前記冷媒入出ポートは、前記弁シート部材の弁口に連なる縦穴と横穴とからなる断面逆L形状に形成され、該冷媒入出ポートに、前記横穴の内面を覆いかつ前記縦穴を塞がないように挿通口が形成された有底筒状の断熱部材が配設されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の多方切換弁。
  7. 前記断熱部材を兼ねる弁シート部材には、前記弁口から上方に突出してその上端部が前記冷媒入出ポートに配設された断熱部材の前記挿通口に挿入される筒状突出部が一体に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の多方切換弁。
  8. 前記弁体内通路に、少なくとも前記高温冷媒導入ポート側の内周面を覆うように、筒状の断熱部材が配設されていることを特徴とする請求項2から7のいずれかに記載の多方切換弁。
  9. 前記断熱部材は、圧入、ねじ止め、接着等の手法により固定されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の多方切換弁。
  10. 前記弁ハウジングは、アルミニウム製であることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の多方切換弁。
  11. 前記断熱部材の材料として、樹脂材料もしくはアルミニウムより熱伝導率の低いステンレス等の金属材料が用いられていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の多方切換弁。
  12. 前記弁体は、少なくともその弁体内通路の一部が樹脂材料もしくはアルミニウムより熱伝導率の低いステンレス等の金属材料で作製されていることを特徴とする請求項2から11のいずれかに記載の多方切換弁。
  13. 前記弁ハウジングの上側分割体と下側分割体との間に、断熱部材が介装されていることを特徴とする請求項3から12のいずれかに記載の多方切換弁。
  14. 高温冷媒から低温冷媒への熱伝導を抑制すべく、前記弁ハウジングに設けられた少なくとも一つのポートと該ポートに隣接するポートとの間に、外面から内方に向かって切れ込む断熱用スリット溝が形成されていることを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の多方切換弁。
  15. 前記弁ハウジングの基体部における前記高温冷媒導入ポートの入口側端部外周に、当該多方切換弁の取付固定用雌ねじ部が形成された弁取付固定部が設けられるとともに、該弁取付固定部における前記雌ねじ部のねじ切端と前記弁ハウジングの基体部との間に、高温冷媒から低温冷媒への熱伝導を抑制すべく、外面から内方に向かって切れ込む断熱用スリット溝が形成されていることを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の多方切換弁。
  16. 前記アクチュエータと前記弁体との間に遊星歯車式減速機構が介装されていることを特徴とする請求項2から15のいずれかに記載の多方切換弁。
  17. 前記弁ハウジングに設けられた少なくとも一つのポートの外端部に、当該ポートに連結される接続導管との間の熱伝導を抑制すべく、断熱部材が配設されていることを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載の多方切換弁。
  18. 請求項1から16のいずれかに記載の多方切換弁を用いたヒートポンプ装置であって、
    前記弁ハウジングに設けられた少なくとも一つのポートと該ポートに連結される接続導管との間に、断熱部材が介装されていることを特徴とするヒートポンプ装置。
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