JP2011220369A - 多方切換弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁ハウジングの組立時に溶接等によるゆがみが生じても、弁体の切換動作に支障を来すことがないようにされた多方切換弁を提供する。
【構成】複数個の流体入出ポート12、13が形成された弁シート部25を有する弁ハウジング20と、前記弁シート部25に接触しながら回動せしめられる弁体30と、該弁体30を回転駆動するアクチュエータ15とを備え、前記弁ハウジング20に流体導入ポート11及び/又は流体導出ポート14が形成されるとともに、前記弁体30内に、前記流体導入ポート11又は流体導出ポート14と前記複数個の流体入出ポート12、13とを選択的に連通させるための通路35が形成され、前記アクチュエータ15により前記弁体30を回動させて、前記流体導入ポート11又は流体導出ポート14と前記複数個の入出ポート12、13のいずれかとを前記弁体内通路35を介して選択的に連通させることにより流路の切り換えを行なうようにされた多方切換弁であって、前記弁体30が片持ち支持されてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍サイクル(ヒートポンプ)等に用いられる三方切換弁や四方切換弁等の多方切換弁に係り、特に、流路の切り換えをモーター等のアクチュエータで弁体を回動させることにより行うロータリ式の多方切換弁に関する。
この種の多方切換弁として、本願の出願人は、先に、図4に示される如くの多方切換弁を提案している(特許文献1、2等を参照)。以下、図示の多方切換弁を簡単に説明する。
なお、図4においては、第1流体入出ポート12及び第2流体入出ポート13は、理解を助けるために中心軸Оの左右に描かれているが、実際には図5に示すレイアウトで設けられている。
図示例の多方切換弁10’は、高圧流体導入ポート11、第1流体入出ポート12、第2流体入出ポート13、及び低圧流体導出ポート14を有する、ヒートポンプ装置に用いられるロータリー式の四方切換弁であり、流体として冷媒が用いられるもので、キャン18の内周側に配在されたロータ16とキャン18の外周に外嵌固定されたステータ17とからなる流路切換用アクチュエータとしてのステッピングモータ15と、該ステッピングモータ15により回動せしめられる弁体50と、この弁体50を回動可能に保持する弁ハウジング60と、を備えている。
なお、前記モータ15内には、遊星歯車式減速機構40が付設され、モータ15の出力軸(遊星歯車式減速機構40の出力軸45)の回転が前記弁体50に直接伝達されるようになっている。
弁ハウジング60は、3本のボルト93により気密的に締結された上側箱状体(上側分割体)60Aと下側蓋状体(下側分割体)60Bとからなり、これら上側箱状体60Aと下側蓋状体60Bとで円筒状の弁室61が画成されている。
上側箱状体60Aは、概略凸状の上側基体部60aと該上側基体部60aの下面外周部から下側に突出する主として弁室61の周壁部を画成する円筒状壁部60bとからなり、上側基体部60aの左右には、横穴と縦穴とからなる断面逆L形状の第1流体入出ポート12と第2流体入出ポート13とが設けられ、また、円筒状壁部60bの上部の前面側には、前記弁室61に連なる低温流体導出ポート14が設けられている。
一方、下側蓋状体60Bは、上記円筒状壁部60bの下端部が外嵌される段付き厚板状とされ、その中央(回転軸線O上)には、それを貫通して前記弁室61に開口する高圧流体導入ポート11が設けられている。なお、軽量化等を図るため、弁ハウジング60(上側箱状体60Aと下側蓋状体60B)の材料にはアルミニウムが使用されている。
前記弁室61の天井部には、第1流体入出ポート12と第2流体入出ポート13の下端開口部が形成された、弁シート部材65が配設(ねじ止め)されている。
前記弁体50は、上から順に、モータ15内の遊星歯車式減速機構40の出力軸45に一体回転可能に連結された小径軸部51、上側箱状体60Aに形成された中央孔67及び弁シート部材65の中央に形成された開口69に挿通せしめられた中央軸部52、及び高圧流体導入ポート11内に挿入された大径円筒軸部53を有するステンレス(SUS)製の弁軸部材50Aと、該弁軸部材50Aの、前記弁室61内に位置する中央軸部52の下端部から大径円筒軸部53の中央肉厚部53a上端に至る段付き部分に外嵌固定された軸外部材54とからなり、弁室61内に位置する部分(中央軸部52の下部、大径円筒軸部53及び軸外部材54)が逆L形ないしクランク状の切換弁体部50Bとなっている。
前記弁軸部材50Aの中央軸部52と大径円筒軸部53の下端部は、それぞれスリーブ状の軸受部材81、82により摺動回転自在に支持されている。また、大径円筒軸部53における中央肉厚部53aの下部円錐面部と高圧流体導入ポート11の内周面との間には、テフロン(登録商標)製のリップシール83が介装されている。
前記切換弁体部50B内には、それと相似する逆L形ないしクランク状の弁体内通路55が設けられている。
この弁体内通路55の出口側端部には、弁シート部材65に気密的に圧接するように、シール材としてのOリング74と角形リング75とが装着されている。Oリング74は、弁体内通路55を流れる高圧流体により半径方向外方に押圧されて断面が円形から楕円状に変化するが、このOリング74の形状変化を利用して角形リング75の一端面を弁シート部材65に押し付けてシール効果を得る構成となっている。
なお、前記下側蓋状体60Bの上面中央部に突設された円筒状突壁部60dの外周には、前記弁体内通路55の出口側端部(角形リング75)を弁シート部材65に押し付けるべく、前記弁体50を上向きに付勢するコイルばね92が縮装されている。また、流体の不所望な漏れが生じないようにすべく、各部材の対接面間等の要所、例えば、上側箱状体60Aの円筒状壁部60bの下部内周面と下側蓋状体60Bの上部外周面との間には、Oリング95等のシール材が装着されている。
かかる構成を有する多方切換弁(四方切換弁)10’では、弁体50がモータ15により回動せしめられて、弁体内通路55の出口側端部(角形リング75)が弁シート部材65の第1流体入出ポート12(の下端)の真下位置に達すると(図5(B)に示される状態)、高圧流体導入ポート11と第1流体入出ポート12とが弁体内通路55を介して連通し、高温高圧の流体は、弁体内通路55を介して第1流体入出ポート12へと流れ、一方、第2流体入出ポート13からの低温低圧の流体は、弁室61を介して低温流体導出ポート14へと流れる。
上記とは逆に、弁体内通路55の出口側端部(角形リング75)が弁シート部材65の第2流体入出ポート13(の下端)の真下位置に回動せしめられると(図5(A)に示される状態)、高圧流体導入ポート11と第2流体入出ポート13とが弁体内通路55を介して連通し、高温高圧の流体は、弁体内通路55を介して第2流体入出ポート13へと流れ、一方、第1流体入出ポート12からの低温低圧の流体は、弁室61を介して低温流体導出ポート14へと流れる。
このように図示例の多方切換弁10’は、弁体50を回動させることによって、弁体内通路55及び弁室61を介して第1流体入出ポート12及び第2流体入出ポート13のいずれかと高圧流体導入ポート11及び低温流体導出ポート14のいずれかとを選択的に連通させることにより、流路の切り換えを行うようになっている。
特願2010−010309号 特願2009−203926号
しかしながら、前記した如くのロータリ式四方切換弁10’では、弁体50の傾きによる切換動作不良を抑えるため、弁体50(の弁軸部材50A)の上下2箇所(中央軸部52と大径円筒軸部53の下端部)をそれぞれスリーブ状の軸受部材81、82により支持(両持ち支持)するようにしている。
ここで、弁体50(の弁軸部材50A)を両持ち支持するようにした場合、上下の軸受部材81、82は同軸性を保たれてなければならない。そのため、上側の軸受部材81が装着固定された上側箱状体60Aと下側の軸受部材82が装着固定された下側蓋状体60Bとの同軸性を保つ必要がある。図4に示された構造では、上側箱状体60Aと下側蓋状体60Bとは、Oリング95でシールし、ボルト類93で締結しているため、芯出し部の加工精度さえ確保できれば、組立においても要求される同軸精度が出やすい。
しかしながら、上側箱状体60Aと下側蓋状体60Bとの気密性をさらに高めるべく、Оリング95及びボルト類93による締結に代えて、弁ハウジング60を溶接により組み立てようとした場合(上側箱状体60Aと下側蓋状体60Bとを溶接により締結した場合)、溶接により熱変形などのゆがみが発生するため、同軸性確保が極めて難しくなってしまう。
また、弁体50(の弁軸部材50A)の上下2箇所を軸受部材81、82で支持しなければならないので、上側箱状体60A及び下側蓋状体60Bのそれぞれの中心軸芯上(図5の符号60で示された円形の中心を通る紙面と垂直な線上)に軸受部材81、82を配置する必要がある(そうしないと組立時に上下の軸受部材81、82の軸芯を合わせる(同軸性を高める)ことが極めて難しくなる)。
さらに、前記した如くのロータリ式四方切換弁10’では、モータ15の出力軸(遊星歯車式減速機構40の出力軸45)の回転が直接弁体50に伝達されるようになっており、モータ15の出力軸45の回転軸線と弁体50の回転軸線とが一致(共に回転軸線O)しており、さらに、この回転軸線O上に流体導入ポート11が位置している。そのため、流路切換のためには、弁シート部65(の径)を大きくとること(切換弁体部50Bの回転半径の2倍近く)が要求され、さらに、弁室61(弁シート部材65)における流体入出ポート12、13が位置(開口)している側とは反対側に無駄なスペース(図5においてSで示されている部分)が生じ、切換弁10'が比較的大きなものとなってしまうという問題があった。
また、上記構造では、上述のように回転軸線O上に流体導入ポート11を配在せざるを得ず、各ポート11、12、13、14等のレイアウト自由度が低いという問題もあった。
本発明は、前記した如くの事情に鑑みてなされたもので、その主目的とするところは、弁ハウジングの組立時に溶接等によるゆがみが生じても、弁体の切換動作に支障を来すことがないようにされた多方切換弁を提供することにある。
他の目的とするところは、コンパクト化を図ることができるとともに、レイアウト自由度の向上、組立加工コストの低減等をも図り得る多方切換弁を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係る多方切換弁の一つは、基本的には、弁室、並びに該弁室に連なる少なくとも3個のポートが設けられた弁ハウジングと、前記ポートのうちの一つと残りの複数個のポートのうちのいずれかとを選択的に連通させるべく、前記弁室内に回動自在に配在された弁体と、該弁体を回動させるためのアクチュエータとを備え、前記弁体が片持ち支持されていることを特徴としている。
より具体的には、複数個の流体入出ポートが形成された弁シート部を有する弁ハウジングと、前記弁シート部に接触しながら回動せしめられる弁体と、該弁体を回転駆動するアクチュエータとを備え、前記弁ハウジングに流体導入ポート及び/又は流体導出ポートが形成されるとともに、前記弁体内に、前記流体導入ポート又は流体導出ポートと前記複数個の流体入出ポートとを選択的に連通させるための通路が形成され、前記アクチュエータにより前記弁体を回動させて、前記流体導入ポート又は流体導出ポートと前記複数個の入出ポートのいずれかとを前記弁体内通路を介して選択的に連通させることにより流路の切り換えを行なうようにされ、前記弁体が片持ち支持されていることを特徴としている。
また、前記弁体は、好ましくはその回転軸線が前記弁ハウジングの中心から偏心した位置に配置される。
また、前記アクチュエータは、好ましくはその出力軸の回転軸線が前記弁ハウジングの中心から偏心した位置に配置される。
さらに、前記弁体は、その回転軸線が前記アクチュエータの出力軸の回転軸線から偏心した位置に配置される。
またこの場合、前記弁体の外周に外歯歯車が設けられ、前記アクチュエータの回転駆動力は前記外歯歯車に噛合する歯車を介して前記弁体に伝達されるようになっている。
さらに好ましくは、前記弁ハウジングに円筒状軸受部が設けられ、該円筒状軸受部の外周に前記弁体の一端又は両端が摺動回転自在に嵌挿されている。
この場合、さらに好ましくは、前記弁ハウジングは、上部体と下部体とこれらを連結すべく溶接接合された円筒状体とからなり、前記円筒状軸受部の上端部が前記上部体に固定されるとともに、前記弁体の上半部が前記円筒状軸受部の外周に回転自在に外挿され、かつ、前記下部体に凹部が設けられるとともに、前記弁体の下端部に、前記凹部に遊挿される下向き凸部が設けられ、前記凹部の内周面と前記下向き凸部の外周面との間に所定の隙間が形成されている。
前記弁ハウジングは、好ましくは、溶接により締結された複数の部材で構成される。
前記弁体は、好ましくは、側面視外形がL形ないしクランク状を呈している。
他の好ましい態様では、前記弁体における片持ち支持されていない側の端部に、前記弁体内通路から前記弁室内への流体漏れを防ぐべく、シール材が装着される。
他の好ましい態様では、前記弁体を前記弁シート側に付勢するばね部材が介装される。
他の好ましい態様では、前記アクチュエータ内に遊星歯車式減速機構が付設され、該遊星歯車式減速機構の出力軸の回転が前記弁体に伝達される。
他の好ましい態様では、前記弁体の回転軸線上に前記流体導入ポートが設けられる。
本発明に係る多方切換弁では、弁ハウジングに弁体を片持ち支持する構造を採用したので、弁ハウジングに弁体の一端のみを支持する軸受が配置されるだけで良く、これにより弁ハウジングの組立時に溶接によって上部体と下部体との間にゆがみ(軸芯のずれ)が生じても、弁体の切換動作に支障を来すことがないようにできる。
また、このように弁体を片持ち支持するようにしたので、弁ハウジングを構成する上部体と下部体の双方に弁体の軸受を設ける必要がなく、弁ハウジングの組立による2つの軸受の同軸度を考慮しなくて良い。このため該軸受を当該弁ハウジングの中心軸位置に設ける必要がなく、該中心軸位置から離れた位置(偏心した位置)に弁体を配置することができ、当該多方切換弁に設けられるべき流路のレイアウトの自由度が増す。またこれにより当該多方切換弁を小型化できると共に、組立加工コストの低減等も図ることができる。
さらに、弁体を駆動するアクチュエータも、弁ハウジングの中心軸位置から離れた位置(偏心した位置)に配置したので、当該多方切換弁に設けられるべき流路のレイアウトの自由度がさらに増し、当該多方切換弁を小型化できると共に、組立加工コストの低減等も図ることができる。
また、弁体の回転軸線が、アクチュエータの出力軸の回転軸線Oから側方に所定の距離だけ偏心せしめられるとともに、弁体の回転軸線O’上に流体導入ポートが設けられるので、弁シート部(の径)を弁体の回転半径の2倍近くもとる必要がなくなる。そのため、コンパクト化を図ることができるとともに、レイアウト自由度の向上、組立加工コストの低減等をも図ることができる。
本発明に係る多方切換弁の一実施形態を示す縦断面図。 図1に示される多方切換弁の平面図。 図1のY−Y矢視線に従う断面図。 先に提案されている多方切換弁の一例を示す縦断面図。 図4のX−X矢視線に従う断面図。
以下、本発明の多方切換弁の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る多方切換弁の一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1に示される多方切換弁の平面図、図3は、図1のY−Y矢視線に従う断面図である。各図において、前述した図4、図5に示される多方切換弁10’の各部に対応する部分には同一の符号を付してその説明を簡略にする。
図示例の多方切換弁10も、図4、図5に示されるものと同様に、高圧流体導入ポート11、第1流体入出ポート12、第2流体入出ポート13、及び低圧流体導出ポート14を有する、ヒートポンプ装置に用いられるロータリー式の四方切換弁であり、流体として冷媒が用いられるもので、流路切換用アクチュエータとしてのステッピングモータ15と、該ステッピングモータ15により回動せしめられる弁体30と、この弁体30を回動可能に保持する弁ハウジング20と、を備えている。弁体30の回転軸線O’及びモータ15の出力軸45の回転軸線Oは、共に弁ハウジング20の中心軸(図3の符号20Cで示される円形の中心を通る紙面と垂直な線)から偏心した位置に配置されており、また弁体30の回転軸線O’は、前記モータ15の出力軸45の回転軸線Oから側方に所定の距離Eaだけ偏心せしめられている。なお、前記モータ15内には、遊星歯車式減速機構40が付設され、モータ15の出力軸45(遊星歯車式減速機構40の出力軸)の回転が平歯車列41、42、43(後述)を介して前記弁体30に伝達されるようになっている。この歯車列により、遊星歯車式減速機構40の出力軸の回転がさらに減速されて前記弁体30に伝達される。
弁ハウジング20は、上部体20Aと底蓋状体(下部体)20Bとこれらを連結すべくその端部が溶接接合された円筒状体20Cとからなり、これら上部体20A、蓋状体20B、及び円筒状体20Cで円筒状の弁室21が画成されている。上部体20Aの一側(図1の右側)には、縦孔26が設けられ、この縦孔26に装着されたスリーブ状の軸受部材27により、前記出力軸45に一体回転可能に連結された第1平歯車41の軸部41aが回転自在に支持されている。第1平歯車41は、上部体20Aに装着固定されたスプリングピン49により支持された第2平歯車42に噛合し、第2平歯車43は、弁体30の外周に設けられた第3平歯車43に噛合している。
また、弁ハウジング20の底蓋状体20Bの一側上面は、弁シート部25となっており、ここには、第1流体入出ポート12、第2流体入出ポート13、及び低圧流体導出ポート14がほぼ90度間隔で設けられている。一方、上部体20Aの他側(図1の左側)には、高圧流体導入ポート11が設けられている。各ポート11、12、13、14には、導管(継手)81、82、83、84が連結されている。
前記上部体20Aにおける高圧流体導入ポート11の下側には、有底円筒状の軸受部材37の上端部37aが圧入・かしめ等により固定されており、この結果、該軸受部材37は、弁ハウジング20に片持ち支持されている。この円筒状軸受部材37は、その上端部37aを除く上半分強が大径の軸受部37bとされ、この軸受部37b下端から底部37dにかけては小径部37cとなっており、底部37dには下向きに突出するばねガイド37eが設けられ、その要所には透孔が形成されている。
一方、前記弁体30は、下向き凸部32を有する有底の円筒軸部31と、該円筒軸部31の下半分(弁室21内に位置する部分)に外嵌固定された軸外部材34とからなっていて、側面視外形がL形ないしクランク状を呈し、内部にその外形と概略相似する前記弁体内通路35が設けられている。この弁体30は、前記円筒状軸受部材37を介して弁ハウジング20に片持ち支持されている。具体的には、弁体30の円筒軸部31の上半部は、上部体20Aに設けられた前記軸受部材37の外周に回転自在に外挿されており、また円筒軸部31の下向き凸部32は、円筒状軸受部材37のばねガイド37eの外周に回転自在に支持されている。前記底蓋状体20Bには凹部22が設けられるとともに、該凹部22内に弁体30の下端部に設けられた下向き凸部32が配置され、前記凹部22の内周面と前記下向き凸部32の外周面との間に所定の隙間αが形成されている。また軸外部材34の底面と弁シート部25との間にも隙間βが形成されている。この隙間α及びβは、円筒状体20Cを上部体20A及び底蓋状体20Bに溶接を行った際に弁ハウジング20にゆがみが生じても、下向き凸部32及び凹部22、あるいは軸外部材34の下面及び弁シート部25が接触しない程度に設定されている。前記弁体内通路35は、円筒状軸受部材37の内部35a、軸受部材37に形成された開口35b、前記小径部37cと弁体30の円筒軸部31との間に形成された隙間35c、円筒軸部31に形成された開口35d及び軸外部材31に形成された開口35eからなっている。
前記弁体30における片持ち支持されていない側の端部、すなわち、弁体内通路35の出口側端部には、弁体内通路35から弁室21内への流体漏れを防ぐべく、弁シート部25に気密的に圧接するように、シール材としてのOリング74と角形リング75とが装着されている。Oリング74は、弁体内通路35を流れる高圧流体により半径方向外方に押圧されて断面が円形から楕円状に変化するが、このOリング74の形状変化を利用して角形リング75の一端面を弁シート部25に押し付けてシール効果を得る構成となっている。
また、前記弁体内通路35の出口側端部(角形リング75)を弁シート部25に押し付けるべく、円筒状軸受部材37の底部37dと弁体30の下向き凸部32の底部(ばねガイド37e内)との間には、前記弁体30を下向きに付勢するコイルばね92が縮装されている。
かかる構成を有する多方切換弁(四方切換弁)10では、モータ15の回転駆動力が遊星歯車式減速機構40→第1平歯車(外歯歯車)41、第2平歯車(外歯歯車)42、第3平歯車(外歯歯車)43からなる歯車列を介して弁体30に伝達され、これにより弁体30が回動せしめられて、弁体内通路35の出口側端部(角形リング75)が弁シート部25の第1流体入出ポート12の真上位置に達すると(図3)、高圧流体導入ポート11と第1流体入出ポート12とが弁体内通路35を介して連通し、高温高圧の流体は、弁体内通路35を介して第1流体入出ポート12へと流れ、一方、第2流体入出ポート13からの低温低圧の流体は、弁室21を介して低温流体導出ポート14へと流れる。
上記とは逆に、弁体内通路35の出口側端部(角形リング75)が弁シート部25の第2流体入出ポート13の真上位置に回動せしめられると、高圧流体導入ポート11と第2流体入出ポート13とが弁体内通路35を介して連通し、高温高圧の流体は、弁体内通路35を介して第2流体入出ポート13へと流れ、一方、第1流体入出ポート12からの低温低圧の流体は、弁室21を介して低温流体導出ポート14へと流れる。
このように本例の多方切換弁10は、弁体30を回動させることによって、弁体内通路35及び弁室21を介して第1流体入出ポート12及び第2流体入出ポート13のいずれかと高圧流体導入ポート11及び低温流体導出ポート14のいずれかとを選択的に連通させることにより、流路の切り換えを行うようになっている。
このような構成とされた本実施形態の多方切換弁10においては、上部体20Aに片持ち支持された円筒状軸受部材37に弁体30が外挿されて、該弁体30は該円筒状軸受部材37を介して弁ハウジング20に片持ち支持されているので、弁ハウジング20の組立時に溶接によって上部体20Aと底蓋状体20Bとの間にゆがみ(当該多方切換弁10の中心軸に対する軸芯のずれ)が生じても、弁体30の切換動作に支障を来すことがないようにできる。
また、弁体30を片持ち支持構造としたので、弁ハウジング20を構成する上部体20Aと下部体20Bの双方に弁体の軸受を設ける必要がなく、弁ハウジング20の組立による2つの軸受の同軸度を考慮しなくて良い。このため該軸受を当該弁ハウジング20の中心軸位置に設ける必要がなく、該中心軸位置から離れた位置(偏心した位置)に弁体30を配置することができ、当該多方切換弁に設けられるべき流路のレイアウトの自由度が増す。またこれにより当該多方切換弁を小型化できると共に、組立加工コストの低減等も図ることができる。
さらに、弁体を駆動するアクチュエータも、弁ハウジングの中心軸位置から離れた位置(偏心した位置)に配置したので、当該多方切換弁に設けられるべき流路のレイアウトの自由度がさらに増し、当該多方切換弁を小型化できると共に、組立加工コストの低減等も図ることができる。
また、流体導入ポート11が設けられた弁体30の回転軸線O’は、モータ15の出力軸45の回転軸線Oから側方に所定の距離Eaだけ偏心せしめられているので、図4、図5に示される多方切換弁10’のように、弁シート部25(の径)を弁体30の回転半径の2倍近くもとる必要がなくなる。そのため、コンパクト化を図ることができるとともに、レイアウト自由度の向上、組立加工コストの低減等をも図ることができる。
さて、前述の説明においては、図1に示されるように底蓋状体20Bに凹部22が設けられ、該凹部22内に弁体30の下端部(下向き凸部32)が配置されるものとした。このような構成により当該多方切換弁の高さ方向の寸法を短縮できる。しかし、本発明においては、底蓋状体20Bに凹部22を設けることなく、即ち下向き凸部32の底面と軸外部材34の底面とをほぼ面一として当該多方切換弁とを構成しても良いことは当然である。
また、前述の説明においては、図1に示されるように、円筒状軸受部材37が弁ハウジング20に片持ち支持され、弁体30が前記円筒状軸受部材37にその両端を支持されるものとした。このような構成により、円筒状軸受部材37に対する弁体30の支持が堅固に行われる。しかし、本発明はこのような構成に限定されることはなく、例えば円筒状軸受部材37のばねガイド37eと弁体30の下向き凸部32内壁との摺接構造を採用せずに、弁体30を円筒状軸受部材37に対して上部体20A側のみの支持とする片持ち支持構造とすることも可能である。さらにまた、円筒状軸受部材37を配置することなく、弁体30(円筒軸部31)の上側部分を上部体20Aに設けられた軸受に挿入し、該弁体30を直接弁ハウジング20で片持ち支持することも可能である。
また、平歯車列41、42、43により、遊星歯車式減速機構40の出力軸の回転がさらに減速されて前記弁体30に伝達されるものとして説明したが、その減速比は当該多方切換弁の用途に応じて適宜設定することが出来、また遊星歯車式減速機構40の出力軸の回転を減速させることなくそのまま弁体30に伝達する(前記出力軸の回転数と弁体30の回転数を同じにする)ことも可能である。さらにまた、遊星歯車式減速機構40を用いずに、ステッピングモータ15の回転軸(ロータ16の回転軸)に直接前記歯車列の一端(歯車41)を連結するようにしても良いことは言うまでもない。
さらにまた、前述の説明においては、図1に示されるように、弁ハウジング20は、上部体20Aと底蓋状体20Bと円筒状体20Cとを用い、これらを溶接して構成するものとしたが、本発明はこれに限定されることはなく、上部体20A又は底蓋状体20Bに上記円筒状体20Cを一体的に構成(例えば一体成型)し、該円筒状体の端部を底蓋状体20B又は上部体20Aに溶接するようにしても良く、また弁ハウジングの構成はこれ以外の如何なるものであっても良い。
さらにまた、弁体30を弁ハウジング20に対して片持ち支持する構成にすることにより該弁体を当該弁ハウジングの中心軸芯から偏心させることが出来るから、弁ハウジングは必ずしも溶接により構成される必要はなく、シール材とねじ等の締結手段を用いて連結しても良い。
さらにまた、図1ないし図3より明らかなように、当該多方切換弁のアクチュエータ(ステッピングモータ15)は、弁体30の揺動範囲内に配置されているが、本発明はこれのみに限定されることはなく、当該多方切換弁のレイアウトを考慮して、前記揺動範囲を外れたいかなる位置に配置されても良い。
さらにまた、低圧流体導出ポート14は弁ハウジング20の側面に設けられても良い。
さらにまた、流体入出ポートは2つ設けられるものとしたが、これを3つ以上として、前記弁体30の回動により高圧流体導入ポートをそれぞれの入出ポートに選択的に導通させるような構成をとることも可能である。
10 多方切換弁(四方切換弁)
11 高圧流体導入ポート
12 第1流体入出ポート
13 第2流体入出ポート
14 低圧流体導出ポート
15 モータ(アクチュエータ)
20 弁ハウジング
20A 上部体
20B 底蓋状体
20C 円筒状体
30 弁体
35 弁体内通路
37 円筒状軸受部材
40 遊星歯車式減速機構
41、42、43 平歯車(外歯歯車)

Claims (14)

  1. 弁室、並びに該弁室に連なる少なくとも3個のポートが設けられた弁ハウジングと、前記ポートのうちの一つと残りの複数個のポートのうちのいずれかとを選択的に連通させるべく、前記弁室内に回動自在に配在された弁体と、該弁体を回動させるためのアクチュエータとを備えた多方切換弁であって、
    前記弁体が片持ち支持されていることを特徴とする多方切換弁。
  2. 複数個の流体入出ポートが形成された弁シート部を有する弁ハウジングと、前記弁シート部に接触しながら回動せしめられる弁体と、該弁体を回転駆動するアクチュエータとを備え、前記弁ハウジングに流体導入ポート及び/又は流体導出ポートが形成されるとともに、前記弁体内に、前記流体導入ポート又は流体導出ポートと前記複数個の流体入出ポートとを選択的に連通させるための通路が形成され、前記アクチュエータにより前記弁体を回動させて、前記流体導入ポート又は流体導出ポートと前記複数個の入出ポートのいずれかとを前記弁体内通路を介して選択的に連通させることにより流路の切り換えを行なうようにされた多方切換弁であって、
    前記弁体が片持ち支持されていることを特徴とする多方切換弁。
  3. 前記弁体は、その回転軸線が前記弁ハウジングの中心から偏心した位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の多方切換弁。
  4. 前記アクチュエータは、その出力軸の回転軸線が前記弁ハウジングの中心から偏心した位置に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の多方切換弁。
  5. 前記弁体は、その回転軸線が前記アクチュエータの出力軸の回転軸線から偏心した位置に配置されていることを特徴とする請求項3又は4記載の多方切換弁。
  6. 前記弁体の外周に外歯歯車が設けられ、前記アクチュエータの回転駆動力は前記外歯歯車に噛合する歯車を介して前記弁体に伝達されるようになっていることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の多方切換弁。
  7. 前記弁ハウジングに円筒状軸受部が設けられ、該円筒状軸受部の外周に前記弁体の一端又は両端が摺動回転自在に嵌挿されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の流路切換弁。
  8. 前記弁ハウジングは、上部体と下部体とこれらを連結すべく溶接接合された円筒状体とからなり、前記円筒状軸受部の上端部が前記上部体に固定されるとともに、前記弁体の上半部が前記円筒状軸受部の外周に回転自在に外挿され、かつ、前記下部体に凹部が設けられるとともに、前記弁体の下端部に、前記凹部に遊挿される下向き凸部が設けられ、前記凹部の内周面と前記下向き凸部の外周面との間に所定の隙間が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の多方切換弁。
  9. 前記弁ハウジングは、溶接により締結された複数の部材で構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の多方切換弁。
  10. 前記弁体は、側面視外形がL形ないしクランク状を呈していることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の多方切換弁。
  11. 前記弁体における片持ち支持されていない側の端部に、前記弁体内通路から前記弁室内への流体漏れを防ぐべく、シール材が装着されていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の流路切換弁。
  12. 前記弁体を前記弁シート側に付勢するばね部材が介装されていることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の流路切換弁。
  13. 前記アクチュエータ内に遊星歯車式減速機構が付設され、該遊星歯車式減速機構の出力軸の回転が前記弁体に伝達されるようになっていることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の多方切換弁。
  14. 前記弁体の回転軸線上に前記流体導入ポートが設けられていることを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の多方切換弁。
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