JP2011143874A - 非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体 - Google Patents
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Abstract
【課題】軽車両用の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体において、タイヤとホイールの固定を強固かつ確実に行うことを実現するタイヤ/ホイール組立体を提供すること、さらにタイヤ本体のリサイクル(マテリアルリサイクル)使用を可能にする非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体を提供すること。
【解決手段】エラストマー組成物によって少なくともタイヤ本体1の一部が構成され、かつ、該タイヤ本体がホイールに組付けられてなる非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体において、タイヤ本体1内にタイヤ周方向にわたって埋設された締付材7により該タイヤ本体1と前記ホイールとが締付固定されている非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体であり、さらにタイヤ本体の少なくとも一部を構成するエラストマー組成物が熱可逆架橋エラストマー組成物であること。
【選択図】図1
【解決手段】エラストマー組成物によって少なくともタイヤ本体1の一部が構成され、かつ、該タイヤ本体がホイールに組付けられてなる非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体において、タイヤ本体1内にタイヤ周方向にわたって埋設された締付材7により該タイヤ本体1と前記ホイールとが締付固定されている非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体であり、さらにタイヤ本体の少なくとも一部を構成するエラストマー組成物が熱可逆架橋エラストマー組成物であること。
【選択図】図1
Description
本発明は非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体に関し、特に、自転車用、車椅子用、ゴルフカート用などの軽車両用の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体として最適なタイヤ/ホイール組立体に関する。
更に詳しくは、長期にわたり苛酷に使用されてもホイールからタイヤ本体が外れることがなく、更に、マテリアルリサイクル性にも優れた軽車両用の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体に関する。
自転車用、車椅子用、ゴルフカート用などの軽車両用タイヤは空気入りタイヤが主に使用されてきているが、近年、特にパンクレスなどの利点があることから非空気式タイヤが提案され一部実用化がされてきている。
この非空気式タイヤは、通常、所謂ソリッドタイヤであり、図7(a)に一部断面斜視図を示したようにタイヤ本体1はゴム材等からなる中実構造の環状体から構成されている。タイヤ本体1の両側面には溝部2がタイヤ一周にわたり形成され、図7(b)に示したように、ホイール4のリムに溝部2を嵌合してタイヤ/ホイール組立体が構成されている。トレッド面5には必要に応じてトレッド溝3が設けられている。
また、特にタイヤ本体1を中空構造にして、全体の軽量化と衝撃吸収効果を得るようにした自転車用、車椅子用、自動車用などの非空気式タイヤが提案されている(特許文献1)。
これらの従来提案されている軽車両用の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体においては、タイヤ本体1とホイール4の固定は、通常、ホイール4にタイヤ本体1を押し込んだ状態でタイヤ本体1の側面に設けられた溝部2とホイールのリムを嵌合させることのみによって行っている。
しかし、このようなタイヤ/ホイール組立体の組付け固定方法では、自転車、車椅子等の軽車両分野では車両全体が軽量であるため、急激なターンをさせること、あるいは、タイヤを横滑りさせながら移動させることなどがあり、そうした場合にタイヤ本体とリム(ホイール)が外れやすいという問題があった。
このようなタイヤ本体とリムの外れを極力なくすために、たとえば、タイヤ本体とリムを接着材料等を使用して接着固定するという手段も考えられるが、接着固定をしてしまうと、ホイールからタイヤ本体を外してタイヤ本体の交換をする際などの作業性が悪く、採用し難いものであった。
本発明は、上述したような点に鑑み、軽車両用の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体において、タイヤとホイールの固定を強固かつ確実に行うことを実現するタイヤ/ホイール組立体を提供することを目的とする。
また、さらに、そのような本発明のタイヤ/ホイール組立体において、タイヤ本体のリサイクル(マテリアルリサイクル)使用を可能にする非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体を提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体は、下記(1)の構成からなる。
(1)エラストマー組成物によって少なくともタイヤ本体の一部が構成され、かつ、該タイヤ本体がホイールに組付けられてなる非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体において、タイヤ本体内にタイヤ周方向にわたって埋設された締付材により該タイヤ本体と前記ホイールとが締付固定されている非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
また、かかる本発明の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体において、好ましくは、下記(2)〜(14)のいずれかの構成からなるものがよい。
特に、下記(10)〜(13)のいずれかの非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体は、タイヤ本体のマテリアルリサイクル性を実現するものであり、地球環境保全の点で好ましい。
(2)前記タイヤ本体内に埋設された前記締付材が、該タイヤ本体内にタイヤ周方向に穿設された中空孔の内部に配されていて、かつ、該中空孔と連通しタイヤ本体外表面に開口した締付材通し孔部を有する上記(1)記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
(3)前記タイヤ本体内に埋設された前記締付材が、前記中空孔と連通しタイヤ本体外表面に開口した締付材通し孔部を介して、少なくともタイヤ周上1箇所で露出し該露出した部分で締付材の両端部が締付されている上記(2)記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
(4)前記中空孔と連通した前記締付材通し孔部が、タイヤ半径方向において前記中空孔の中心軸位置よりもトレッド面側に開口している上記(2)記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
(5)前記中空孔と連通した前記締付材通し孔部が、トレッド面上に開口している上記(4)記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
(6)前記締付材通し孔部が、タイヤ赤道面に開口が重なる位置になるようにしてトレッド面に開口している上記(5)記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
(7)前記締付材通し孔部が、前記締付材により前記タイヤ本体と前記ホイールとが締付固定をされて後、孔内に熱可塑性エラストマー組成物または熱可逆架橋エラストマー組成物が充填されてなる上記(4)〜(6)のいずれかに記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
(8)前記締付材が、可撓性を有するとともに、自己締付機能を有する紐状物である上記(1)〜(7)のいずれかに記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
(9)前記締付材が、剛性と可撓性を有するとともに、締付固定具によって締付機能を発揮する芯材である上記(1)〜(7)のいずれかに記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
(10)前記タイヤ本体の少なくとも一部を構成するエラストマー組成物が、熱可逆架橋エラストマー組成物である上記(1)〜(9)のいずれかに記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
(11)前記熱可逆架橋エラストマー組成物が、少なくともカルボニル含有基及び含窒素複素環を有する水素結合性架橋部位を含有する側鎖もしくはその水素結合性架橋部位と共有結合性架橋部位とを併有する側鎖を有する熱可逆架橋エラストマー組成物である上記(10)に記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
(12)前記熱可逆架橋エラストマー組成物が、マレイン酸変性オレフィン系エラストマー、含窒素複素環化合物、オレフィン系樹脂、スチレン系エラストマー、パラフィンオイルを含む上記(11)記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
(13)前記含窒素複素環化合物が、含窒素複素環多官能アルコールであり、前記オレフィン系樹脂がポリプロピレンであり、前記スチレン系エラストマーが水添スチレン・イソプレン・ブタジエンブロック共重合体である上記(12)記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
(14)軽車両用のタイヤ/ホイール組立体である上記(1)〜(13)のいずれかに記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
請求項1にかかる本発明によれば、軽車両用などの非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体において、パンクレスであるとともに、タイヤとホイールの固定が強固かつ確実なタイヤ/ホイール組立体が提供される。
請求項2〜9のいずれかにかかる本発明の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体によれば、上述した請求項1にかかる本発明の効果の他に、タイヤ本体内にその周方向にわたって埋設された締付材によりタイヤ本体とホイールとを締付固定するに際して、また、締付材を使用した締付固定を解除するに際して、作業性の点で優れたタイヤ/ホイール組立体が提供される。
請求項10〜13のいずれかにかかる本発明の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体によれば、上述した請求項1〜9にかかる本発明の効果の他に、熱可逆架橋エラストマー組成物をタイヤ本体に使用しているため、環状に成形すること自体が簡単であり、また、熱を加えることで架橋が外れるものであり、非空気入りタイヤを所定の型(リム)形状に合わせ成型・嵌合させて固定することが容易に可能となる。
このため、タイヤ本体のホイールへの組付け作業が容易となり、かつ、そのまま冷却することによって架橋の進んだタイヤ/ホイール組立体とすることができ、製造の簡易さと低コストの点で優れたものとなる。
また、タイヤ/ホイール組立体の組立て後において、締付材を加熱することにより、ホイールから該タイヤ本体の取外しをすることが簡単にでき、かつ、さらに締付材をタイヤ本体から取り除くことにより、非空気式タイヤ本体のマテリアルリサイクル使用を促進できるものである。すなわち、熱可逆架橋エラストマー組成物は、溶融成形により物性を低下させないで新たな部材に成形することができ、マテリアルリサイクルが可能でありリサイクル性の向上を達成することができる。
請求項14にかかる本発明によれば、パンクレスでありかつタイヤ本体のリム外れがなく、より安全で、自転車用、車椅子用、ゴルフカート用などの軽車両用の非空気式タイヤ用として最適なタイヤ/ホイール組立体が提供される。
以下、本発明の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体について更に詳しく説明する。
図1に示したように、本発明の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体は、エラストマー組成物によって少なくともタイヤ本体1の一部が構成され、かつ、タイヤ本体1がホイール4(図1で図示せず)に組付けられて構成される非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体において、タイヤ本体1内にその周方向にわたって埋設された締付材7によりタイヤ本体1とホイール4とを締付し、溝部2での嵌合固定力に締付材7による締付力を加えることによってタイヤ本体1とホイール4間の固定をいっそう強固にしている。
図2(a)〜(e)に断面図を例示したように、タイヤ本体1内に埋設された締付材7は、タイヤ本体1内にタイヤ周方向に穿設された中空孔6の内部に通されて配されている。中空孔6の横断面形状は、図1や、図2に示したように円形の場合が強度面で好ましいが、特に限定はされず、締付材7の材質や横断面形状に対応させて、適宜なサイズの矩形状、三角形状などの多角形状、長方形状あるいは楕円形状などであってもよい。
締付材7は、図2(c)〜(e)や図3(a)、(b)に示したように、タイヤ本体1内からその両端部が、中空孔6と連通しタイヤ本体1の外表面に開口した締付材通し孔8を介して引き出されて、タイヤ本体1とホイール4とを十分に締付けて固定できるように適度な締付け力で締付される。したがって、締付されている状態は、代表的にはタイヤ本体1内に埋設された締付材6が、少なくともタイヤ周上1箇所で露出しその露出した部分が締付されていることになる。図3(a)は、締付材通し孔8をタイヤ内周面に開口させている例を示し、この場合はタイヤ本体1とホイール4の双方に締付材通し孔8が開けられている。図3(b)は、締付材通し孔8をタイヤ外周面に開口させている例を示し、この場合はタイヤ本体1にだけ締付材通し孔8が開けられ、ホイール4に穿孔しなくてもよいという利点がある。
このように中空孔6と連通する締付材通し孔部8は、タイヤ本体の外表面に開口するものであればよく、たとえばタイヤ内周面上に開口するものであってもよく、あるいはトレッド面上に開口するものなどであってもよい。特に、これらの場合には、開口面にタイヤ赤道面が交差するようにして開口を設けると、締付力をタイヤ赤道面上で効果的・安定的に作用させることができるのでよい。
あるいは、締付材通し孔部8の開口の位置をタイヤ側面やタイヤショルダー部付近に位置するようにして設けてもよい。タイヤ側面に位置するように設ける場合は、内周面側の側面でもよく、あるいは外周面側の側面でもよいが、外周面側の側面に設ける場合がホイール4に穿孔する必要がなく、また締付作業を行いやすいので好ましい。具体的には、図2(c)、(d)、(e)に示したような断面図において、締付材通し孔8がタイヤ半径方向において中空孔6の中心軸位置よりもトレッド面側に開口していることが、締付やその解除の作業性の点で好ましい。
図4(a)、(b)、(c)は、締め付けの実施態様を説明する図であり、(a)と(b)はタイヤ本体の内周面側に締付材通し孔部8から引き出されて締付具9によって、タイヤ本体1とホイール4が締付けられている態様を示している。(c)は締付材7を用いて所望する力での締付を行った後、締付材7の締結部分をタイヤ本体の中空孔6内に戻し、さらに、締付材通し孔部8に熱可塑性エラストマー組成物または熱可逆架橋エラストマー組成物からなる充填物10を充填してシールし、タイヤ本体の外表面には締付材7が露出して存在することがないように形成してもよい。
この図4(c)のように、締付材通し孔部8を充填物10でシールした構造に形成することにより、タイヤ全周にわたり均一な締付力で固定でき、かつタイヤ本体の外表面に実際に開口した孔部が存在することによる耐久性の低下という問題を招くこともない。また、タイヤ外表面上に締付け締結部が露出していないことにより、該締付け締結部が外部からの損傷を受けること等もなく、確実な締付固定を耐久性良く実現できる。
また、締付材7は、タイヤ全周にわたり存在している必要はなく、例えば、全体重量の軽量化をねらい周方向の一部のみに存在するようにしてもよい。タイヤ本体1とホイール4の締付・固定が、所期の目的のレベルどおりに発揮できればよいからである。
締付材7は、好ましくは、商品名「タイラップ」、同「ホースラップ」などの市販されている結束紐などを使用することができる。これらの締付材は、一般に、可撓性を有している紐状の合成樹脂製であり、例えば、その両端には図3(a)、(b)に示したように、片端にロック用部品7a、片端に鋸歯状部7bを有し、その鋸歯状部7bをロック用部品7aに通して結束するものであり、その鋸歯状部7bを引くことにより締付力を大きくすることでき、逆戻りはしないように構成されている。このように、自己締付機能を有する合成樹脂製の紐状物などからなる締付材は、全体重量も軽く作業性も良いので本発明に好ましく使用できる。
また、図5(a)、(b)に例示したように、締付材7の横断面形状と中空孔6の横断面形状は、両者が相互に接触する部分ではより広い面で接触するように接触面が同一断面形状となるように形成されていることが好ましい。図5(a)は、かまぼこ形横断面の中空孔6の底部で長方形状横断面の締付材7が接触して締付固定している例である。図5(b)は、中空孔6の底部と締付材7が両者の曲面(底面)どおしが沿う楕円状のものとして形成され、締付固定している例である。このように締付材7と中空孔6が広い面積で接触するように接触面が同一断面形状となるように構成して締付固定をすると、締付材6の捩れや蛇行が生じにくく、また相互に加わる応力の分散ができるので、タイヤ本体とリムとがますます外れにくくなるとともに耐久性に優れたものとなる。
締付材7は、好ましくは、適度な剛性を有しつつ、全体としては可撓性もある、例えば鋼製などの金属棒状物や帯状物からなる芯材で構成してもよく、その場合は、図6(a)、(b)に示したように、ネジ機構などで締付できる締付固定具9によって締付を行うのがよい。(a)に示したのは、かぶせネジ方式の締付固定具であり、(b)に示したのはボルトとナットからなる一対の締付固定具を用いて締付固定する例を示している。
本発明においてタイヤ本体を構成するエラストマー組成物は、熱可逆架橋エラストマー組成物であることが好ましく、熱可逆架橋エラストマー組成物をタイヤ本体に使用することにより、前述した製作時の成形作業性の良さや、マテリアルリサイクル性の向上などを実現することができる。
熱可逆架橋エラストマー組成物としては、少なくともカルボニル含有基及び含窒素複素環を有する水素結合性架橋部位を含有する側鎖もしくはその水素結合性架橋部位と共有結合性架橋部位とを併有する側鎖を有する熱可逆架橋エラストマー組成物であることが、熱可逆架橋性を良好に発揮する上で好ましい。
カルボニル含有基及び含窒素複素環からなる水素結合性架橋部位は、カルボニル含有基が有するカルボニル基と、含窒素複素環が有するアミノ基とが水素結合を形成する。含窒素複素環は、架橋剤として含窒素複素観含有化合物を加えることにより配合してもよい。水素結合性架橋部位を構成するカルボニル化合物としては、例えば、カルボニル基、カルボキシル基、アミド基、エステル基、イミド基が挙げられる。
熱可逆架橋エラストマー組成物は、マレイン酸変性オレフィン系エラストマー、含窒素複素環化合物、オレフィン系樹脂、スチレン系エラストマー、パラフィンオイルを含むものであることが好ましい。このように熱可逆架橋エラストマー組成物を構成することにより、良好な物性を持つと共に、高流動性で成形性が良好になる。
熱可逆架橋エラストマー組成物の好ましい組成は、マレイン酸変性オレフィン系エラストマー100重量部に対し、含窒素複素環化合物を0.1〜3重量部、オレフィン系樹脂を50〜150重量部、スチレン系エラストマーを20〜80重量部、パラフィンオイルを50〜150重量部配合するとよい。また、ここにおいて、含窒素複素環化合物は、含窒素複素環多官能アルコールであり、前記オレフィン系樹脂がポリプロピレンであり、前記スチレン系エラストマーが水添スチレン・イソプレン・ブタジエンブロック共重合体であることが好ましい。
熱可逆架橋エラストマー組成物をタイヤ本体に使用すると、タイヤ本体として環状に成形すること自体が簡単であり、また、熱を加えることで架橋が外れるものであり、非空気入りタイヤを所定の型(リム)形状に合わせ成形・嵌合させて固定することが容易に可能になるので好ましい。
また、締付材通し孔部8に樹脂等を充填する場合も、熱可塑性エラストマー組成物または熱可逆架橋エラストマー組成物からなる充填物を使用して充填するようにすれば、熱を加えることで可塑化あるいは架橋が外れ、その充填作業や除去作業を簡単に行うことができるので好ましい。特に、熱可逆架橋エラストマー組成物をタイヤ本体に使用して構成するときには、締付材通し孔充填材10の充填材にも熱可逆架橋エラストマー組成物を使用すると、締付状態の解除をする際に加熱をすることによって両者(タイヤ本体、締付材通し孔充填材)を同様に扱うことができるので好ましい。
本発明の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体は、通常の使用状態が、比較的に軽荷重下での低速走行などが通常である自転車用、車椅子用、ゴルフカート用、リヤカー用など、各種の軽車両用の非空気式タイヤとして使用すると効果的である。
本発明の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体を製造するには、まず、エラストマー組成物のペレットを用いて押出し成形して中空タイヤ本体部を構成する。それを環状にするには、環状に賦形して高温下で両端部を突合わせ融着させて接合させる。その後に締付材通し孔部を穿設し、リム組み時に、溝部2でも固定化を図るとともに、締付材7を中空孔6に通して露出部分でその両端を締付することにより製造することができる。
締付材の締結部分は、図4(a)または(b)に示したように、タイヤ内周面側に、締付固定具とともにさらにその外側で適宜に突出した状態のものとするか、あるいは、締結部をタイヤ本体内の中空孔内に戻して収納し、締付材通し孔8には、所望に応じて熱可塑性エラストマー組成物または熱可逆架橋エラストマー組成物からなる充填物を充填して孔をシールするものである。
1:タイヤ本体
2:溝部
3:トレッド溝
4:ホイール
5:トレッド面
6:タイヤ本体中空孔
7:締付材
8:締付材通し孔部
9:締付固定具
10:締付材通し孔充填材
2:溝部
3:トレッド溝
4:ホイール
5:トレッド面
6:タイヤ本体中空孔
7:締付材
8:締付材通し孔部
9:締付固定具
10:締付材通し孔充填材
Claims (14)
- エラストマー組成物によって少なくともタイヤ本体の一部が構成され、かつ、該タイヤ本体がホイールに組付けられてなる非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体において、タイヤ本体内にタイヤ周方向にわたって埋設された締付材により該タイヤ本体と前記ホイールとが締付固定されている非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 前記タイヤ本体内に埋設された前記締付材が、該タイヤ本体内にタイヤ周方向に穿設された中空孔の内部に配されていて、かつ、該中空孔と連通しタイヤ本体外表面に開口した締付材通し孔部を有する請求項1記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 前記タイヤ本体内に埋設された前記締付材が、前記中空孔と連通しタイヤ本体外表面に開口した締付材通し孔部を介して、少なくともタイヤ周上1箇所で露出し該露出した部分で締付材の両端部が締付されている請求項2記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 前記中空孔と連通した前記締付材通し孔部が、タイヤ半径方向において前記中空孔の中心軸位置よりもトレッド面側に開口している請求項2記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 前記中空孔と連通した前記締付材通し孔部が、トレッド面上に開口している請求項4記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 前記締付材通し孔部が、タイヤ赤道面に開口が重なる位置になるようにしてトレッド面に開口している請求項5記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 前記締付材通し孔部が、前記締付材により前記タイヤ本体と前記ホイールとが締付固定をされて後、孔内に熱可塑性エラストマー組成物または熱可逆架橋エラストマー組成物が充填されてなる請求項4〜6のいずれかに記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 前記締付材が、可撓性を有するとともに、自己締付機能を有する紐状物である請求項1〜7のいずれかに記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 前記締付材が、剛性と可撓性を有するとともに、締付固定具によって締付機能を発揮する芯材である請求項1〜7のいずれかに記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 前記タイヤ本体の少なくとも一部を構成するエラストマー組成物が、熱可逆架橋エラストマー組成物である請求項1〜9のいずれかに記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 前記熱可逆架橋エラストマー組成物が、少なくともカルボニル含有基及び含窒素複素環を有する水素結合性架橋部位を含有する側鎖もしくはその水素結合性架橋部位と共有結合性架橋部位とを併有する側鎖を有する熱可逆架橋エラストマー組成物である請求項10に記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 前記熱可逆架橋エラストマー組成物が、マレイン酸変性オレフィン系エラストマー、含窒素複素環化合物、オレフィン系樹脂、スチレン系エラストマー、パラフィンオイルを含む請求項11記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 前記含窒素複素環化合物が、含窒素複素環多官能アルコールであり、前記オレフィン系樹脂がポリプロピレンであり、前記スチレン系エラストマーが水添スチレン・イソプレン・ブタジエンブロック共重合体である請求項12記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
- 軽車両用のタイヤ/ホイール組立体である請求項1〜13のいずれかに記載の非空気式タイヤのタイヤ/ホイール組立体。
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