JP2011141582A - 改札システム、改札方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】交通機関における振り替え輸送を実施する際のシステム負荷を抑制すること。
【解決手段】入退場可能な区間が記録されたメモリを備えた非接触型媒体(14)を用いて改札処理が行われる改札システムであって、振替元サーバ装置(100A)は、不通区間に応じた複数の駅を特定するための情報を含む振替要求情報を生成して振替先サーバ装置へ送信する。振替先サーバ装置(100B,100C)は、振替要求情報に基づいて特定される複数の駅に設置された各改札機(b1,b2,・・・,c5)に対し、非接触型媒体による入場及び退場を許容すべき命令を与える。各改札機は、非接触型媒体による入場時に所定の振替入場情報を非接触型媒体のメモリに書き込み、非接触型媒体による退場時に振替入場情報を非接触型媒体のメモリから消去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道等の交通機関における振り替え輸送を効率的に行うための技術に関する。
鉄道は現代における代表的な交通機関の1つであり、日々、多くの人々に利用されている。近年では、非接触型のICカードを利用した乗車券が普及したことにより改札処理が効率化され、利用者および鉄道事業者の双方にメリットがもたらされている。
上記の鉄道においては、事故やシステム故障等の要因により特定の区間における鉄道車両の運行が中止される場合がある。このような場合には、不通となった区間を含む路線に代替し得うる別路線があれば、そちらへ利用者を誘導することにより利用者の便宜を図る措置(振り替え輸送)が実施される。このような振り替え輸送に関する従来例としては、例えば特開2005−234724号公報(特許文献1)に開示されたシステムが知られている。この特許文献1に記載のシステムは、「振り替え輸送の際に、振り替え元会社のサーバにおいて、振り替え先会社名及び振り替え先輸送区間を記憶し、振り替え先会社の改札機で、振り替え元会社を示す情報が記録された乗車券による乗車及び降車の際の各改札時に、振り替え元会社を示す情報及び改札時の駅を示す情報を振り替え元会社のサーバへ照会し、照会結果により改札をなす」というものである。
しかし、上述した特許文献1のシステムにおいては、振り替え先会社の改札機は、振り替え輸送に係る改札を行う際にその都度、振り替え元会社を示す情報及び改札時の駅を示す情報を振り替え元会社のサーバへ照会するため、振り替え元会社のサーバと振り替え先の改札機との間における通信量及び情報処理量が比較的多く、システム負荷が増加すると考えられる。特に、振り替え輸送の対象となる利用者が短時間のうちに多数発生した場合には、システム負荷の増加が顕著になる。
特開2005−234724号公報
本発明に係る具体的態様は、交通機関における振り替え輸送を実施する際のシステム負荷を抑制することが可能な技術を提供することを目的の1つとする。
本発明に係る一態様の改札システムは、入退場可能な区間が記録されたメモリを備えた非接触型媒体を用いて改札処理が行われる改札システムであって、相互に通信可能に接続された振替元サーバ装置及び振替先サーバ装置と、上記振替先サーバ装置に接続された複数の改札機と、を含む。
上記振替元サーバ装置は、(a)上記入退場可能な区間の少なくとも一部と重複する不通区間が生じたときに、当該不通区間に応じた複数の駅を特定するための情報を含む振替要求情報を生成する振替要求手段と、(b)上記振替要求情報を上記振替先サーバ装置へ送信する第1の通信手段と、を有する。
上記振替先サーバ装置は、(c)上記振替要求情報を受信する第2の通信手段と、(d)上記複数の改札機のうち、上記振替要求情報に基づいて特定される上記複数の駅に設置された各改札機に対して、上記非接触型媒体による入場及び退場を許容すべき旨の振替許可命令を与える振替許可手段と、を有する。
上記複数の改札機の各々は、(e)上記非接触型媒体による入場及び退場を許容する処理を行う入退場処理手段と、(f)上記非接触型媒体による入場が許容されたときに所定の振替入場情報を上記非接触型媒体の上記メモリに書き込み、上記非接触型媒体による退場が許容されたときに上記振替入場情報を上記非接触型媒体の上記メモリから消去する記録・消去手段と、を有する。
かかる改札システムにおいては、不通区間が生じたときにその不通区間に応じた複数の駅を特定するための情報を送受するために振替元サーバと振替先サーバとの間で情報通信が行われた後は、振替先サーバと接続された各改札機が自律的に振り替え輸送に関する処理を実行する。すなわち、各改札機における振り替え処理の都度に振替元サーバあるいは振替先サーバとの間で情報通信が発生することがない。また、振り替え処理自体も、入場時に振替入場情報を非接触型媒体のメモリに書き込み、退場時にこれを消去するという簡素な処理である。したがって、上記の改札システムによれば、システム全体として通信量および情報処理量が格段に少なく、交通機関における振り替え輸送を実施する際のシステム負荷を抑制することが可能となる。
上記の改札システムは、各改札機に、上記記録・消去手段による上記振替入場情報の書き込み及び/又は消去が実行された回数を記録する記録手段を更に備えることも好ましい。
振替入場情報を書き込んだ回数や消去した回数を記録しておけば、それに基づいて振り替え輸送に要した費用を容易に精算し得る。
上記の改札システムにおいて、上記記録・消去手段は、上記振替入場情報と併せて、入場駅を特定する情報を上記非接触型媒体の上記メモリに書き込むことも好ましい。また、上記の改札システムにおいて、上記記録・消去手段は、上記振替入場情報を消去する際に併せて、退場駅を特定する情報を上記非接触型媒体の上記メモリに書き込むことも好ましい。
これらによれば、利用者が振り替え輸送により実際に乗車した区間を正確に把握できるので、振り替え輸送の費用精算をより詳細に実行し得る。
本発明に係る一態様の改札方法は、相互に通信可能に接続された振替元サーバ装置及び振替先サーバ装置と、上記振替先サーバ装置に接続された複数の改札機と、を含む改札システムにおいて、入退場可能な区間が記録されたメモリを備えた非接触型媒体を用いて改札処理を行う方法であって、以下の各処理を実行することを特徴とする。
すなわち、本発明に係る一態様の改札方法は、(a)上記振替元サーバ装置が、上記入退場可能な区間の少なくとも一部と重複する不通区間が生じたときに、当該不通区間に応じた複数の駅を特定するための情報を含む振替要求情報を生成する第1ステップと、(b)上記振替元サーバ装置が、上記振替要求情報を上記振替先サーバ装置へ送信する第2ステップと、(c)上記振替先サーバ装置が、上記振替要求情報を受信する第3ステップと、(d)上記振替先サーバ装置が、上記複数の改札機のうち、上記振替要求情報に基づいて特定される上記複数の駅に設置された各改札機に対して、上記非接触型媒体による入場及び退場を許容すべき旨の振替許可命令を与える第4ステップと、(e)上記振替許可命令を受けた上記複数の改札機が、上記非接触型媒体による入場及び退場を許容する処理を行う第5ステップと、(f)上記振替許可命令を受けた上記複数の改札機が、上記非接触型媒体による入場が許容されたときに所定の振替入場情報を上記非接触型媒体の上記メモリに書き込む第6ステップと、(g)上記振替許可命令を受けた上記複数の改札機が、上記非接触型媒体による退場が許容されたときに上記振替入場情報を上記非接触型媒体の上記メモリから消去する第7ステップと、を含むことを特徴とする。
上記の改札方法によれば、上記した本発明に係る改札システムと同様に、システム全体として通信量および情報処理量を低減し、交通機関における振り替え輸送を実施する際のシステム負荷を抑制することが可能となる。
上記の改札方法は、上記第7ステップにおける上記振替入場情報の書き込み及び/又は消去が実行された回数を記録する第8ステップを更に含むことも好ましい。
振替入場情報を書き込んだ回数や消去した回数を記録しておけば、それに基づいて振り替え輸送に要した費用を容易に精算し得る。
上記の改札方法において、上記第6ステップは、上記振替入場情報と併せて、入場駅を特定する情報を上記非接触型媒体の上記メモリに書き込むことも好ましい。また、上記の改札方法において、上記第7ステップは、上記振替入場情報を消去する際に併せて、退場駅を特定する情報を上記非接触型媒体の上記メモリに書き込むことも好ましい。
これらによれば、利用者が振り替え輸送により実際に乗車した区間を正確に把握できるので、振り替え輸送の費用精算をより詳細に実行し得る。
一実施形態の鉄道改札システムの全体構成を示す図である。 各鉄道会社がそれぞれ所有・運営する路線を模式的に示す図である。 乗車券の詳細構成を示すブロック図である。 鉄道会社Aの改札システムの詳細構成を示すブロック図である。 鉄道会社Bの改札システムの詳細構成を示すブロック図である。 鉄道改札システム全体の動作手順を示すフローチャートである。 改札機による振り替え処理の詳細について示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る一実施形態の鉄道改札システムの全体構成を示す図である。図1に示す鉄道改札システムは、各鉄道会社A、B、Cがそれぞれ運営する改札システム(乗降管理システム)100A、100B、100Cと、これらの改札システム100A〜100Cの相互間を通信可能に接続する通信ネットワーク200と、を含んで構成されている。本実施形態では、鉄道会社Aの所有および運営に係る路線の特定区間が不通となり、この特定区間において鉄道車両の乗車又は降車をしたい利用者に対して、他の鉄道会社B又はCの所有・運営に係る路線による振り替え輸送を行う場合を想定する。
図2は、各鉄道会社A、B、Cがそれぞれ所有・運営する路線を模式的に示す図である。路線101は、複数の駅A1、A2、・・・A7をつなぐ鉄道用路線であり、鉄道会社Aによって所有され、運営されている。路線102は、複数の駅B1、B2、・・・B8をつなぐ鉄道用路線であり、鉄道会社Bによって所有され、運営されている。同じく路線103は、複数の駅B9、B10、B11、B12をつなぐ鉄道用路線であり、鉄道会社Bによって所有され、運営されている。路線104は、複数の駅C1、C2、・・・C6をつなぐ鉄道用路線であり、鉄道会社Cによって所有され、運営されている。
再び図1に戻り、各鉄道会社A、B、Cの改札システムの構成について説明する。鉄道会社Aの改札システム100Aは、管理サーバ10と、各駅に設置されている改札機a1、a2・・・と、これらの改札機a1等と管理サーバ10とを通信可能に接続する通信ネットワーク12と、を含んで構成されている。なお、図示の改札機a1は駅A1に、改札機a2は駅A2に、改札機a6は駅A6にそれぞれ設置されているものとする。図中において符号を省略した他の改札機についても同様である。
また、図示のように鉄道会社B、Cの各改札システム100B、100Cも改札システム100Aと同様の構成を備えている。具体的には、鉄道会社Bの改札システム100Bは、管理サーバ40と、各駅に設置されている改札機b1、b2・・・と、これらの改札機b1等と管理サーバ40とを通信可能に接続する通信ネットワーク42と、を含んで構成されている。同様に鉄道会社Cの改札システム100Cは、管理サーバ70と、各駅に設置されている改札機c1、c2・・・と、これらの改札機c1等と管理サーバ70とを通信可能に接続する通信ネットワーク72と、を含んで構成されている。なお、図示の改札機b1は駅B1に、改札機b2は駅B2に、改札機b8は駅B8にそれぞれ設置されており、改札機c1は駅C1に、改札機c2は駅C2に、改札機c5は駅C5にそれぞれ設置されているものとする。図中において符号を省略した他の改札機についても同様である。各改札機a1等は、非接触型ICカード等からなる乗車券14を利用可能に構成されている。ここで、本実施形態において用いられる乗車券14の詳細構成を説明する。
図3は、乗車券14の詳細構成を示すブロック図である。図示のように乗車券(通行券)14は、マイクロプロセッサ(制御手段)16、メモリ(記憶手段)17、通信処理部18、アンテナコイル19を含んで構成されている。例えば、マイクロプロセッサ16、メモリ17、通信処理部18は、ICチップ化されて乗車券14の筐体(図示せず)に内蔵されており、アンテナコイル19は、乗車券14の筐体内部に張り巡らされている。
マイクロプロセッサ16は、メモリ17に格納されているプログラムを実行することにより所定の情報処理を実行する。マイクロプロセッサ16により実行される情報処理の内容については後述する。
メモリ17は、マイクロプロセッサ16により実行されるプログラムを格納するとともに、各種データを格納する。本実施形態におけるメモリ17には、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)が含まれる。ROMは、上記のプログラムやその他のデータを記憶した読み出し専用の記憶手段である。一方、RAMは、マイクロプロセッサ16が演算を行う際のワーキングメモリとして機能する随時書き込み/読み出し可能な記憶手段である。また、EEPROMは、データの書き込みや消去が可能なROMであり、電力供給がなされていない間もデータを保持可能な記憶手段である。
図示のように、EEPROMには、IDデータ、定期券データ、SFデータが格納される領域と、その他の任意データを格納できる領域とが含まれる。「IDデータ」とは、その乗車券14に固有の識別情報である。「定期券データ」とは、その乗車券14を用いた入退場が許容される区間(乗車駅、降車駅等)とその有効期限などの情報である。「SFデータ」とは、その乗車券14に予めチャージ等されており、乗車運賃等として使用可能な金額の情報である。「任意データ」とは、鉄道会社等によって適宜書き込まれる種々の情報である。本実施形態では、この任意データの格納領域を利用して振り替え輸送に必要な情報処理がなされる。この情報処理の詳細については後述する。
通信処理部18は、マイクロプロセッサ16が各改札機a1等のいずれかと無線による情報通信を行うために必要な処理を行う。本実施形態における通信処理部18には、アンテナコイル19を介して改札機a1等から送信された高周波信号をデジタル信号に変換し、あるいはマイクロプロセッサ16から出力されたデジタル信号を高周波信号に変換してアンテナコイル19へ供給する高周波回路と、高周波信号を用いてマイクロプロセッサ16等の駆動電力を発生させる電源回路とを含む。
アンテナコイル19は、改札機a1等に含まれるリーダ・ライタ部から送信される高周波信号を受信し、あるいは通信処理部18から出力される高周波信号を発信する。
図4は、鉄道会社Aの改札システム100Aの詳細構成を示すブロック図である。なお、各駅に設置されている改札機a1、a2・・・については、それらを代表して改札機a1についてのみ示すが、他の改札機a2等も同様の構成を備えているものとする。
図4に示すように、本実施形態の管理サーバ10は、プロセッサ(制御手段)21、メモリ(記憶手段)22、データベース(DB)23および通信処理部24を含んで構成されている。
プロセッサ21は、メモリ22に格納されているプログラムを実行することにより所定の情報処理を実行する。プロセッサ21により実行される情報処理の詳細、特に振替要求手段25による情報処理の詳細については後述する。
メモリ22は、プロセッサ21により実行されるプログラムを格納するとともに、各種データを格納する。本実施形態におけるメモリ22には、少なくともROMおよびRAMが含まれる。ROMは、上記のプログラムやその他のデータを記憶した読み出し専用の記憶手段である。一方、RAMは、プロセッサ21が演算を行う際のワーキングメモリとして機能する随時書き込み/読み出し可能な記憶手段である。
データベース23は、管理サーバ10による情報処理に必要な各種データを格納する。例えば、データベース23には、上述した乗車券14に格納されているIDデータと定期券データを関連付けた情報が格納される。この情報が各改札機a1等に供給されることにより、各改札機a1等において乗車券14を用いた入退場の可否を判断できる。また、本実施形態においては振り替え輸送に関連するデータ(詳細は後述)がデータベース23に格納される。
通信処理部24は、プロセッサ21が各改札機a1等との間で通信ネットワーク12を介した情報通信を行うために必要な処理を行う。
図4に示すように、改札機a1は、プロセッサ(制御手段)31、メモリ(記憶手段)32、ゲート部33、表示部34、通信処理部35およびリーダ・ライタ部36を含んで構成されている。
プロセッサ31は、メモリ32に格納されているプログラムを実行することにより、改札処理に必要な所定の情報処理を実行する。
メモリ32は、プロセッサ31により実行されるプログラムを格納するとともに、各種データを格納する。本実施形態におけるメモリ32には、少なくともROM、RAMおよびハードディスクドライブ等の大容量記憶装置が含まれる。ROMは、上記のプログラムやその他のデータを記憶した読み出し専用の記憶手段である。一方、RAMは、プロセッサ31が演算を行う際のワーキングメモリとして機能する随時書き込み/読み出し可能な記憶手段である。大容量記憶装置は、運賃表データなど、改札処理に必要なデータが格納されている。
ゲート部33は、プロセッサ31により制御され、利用者の通行を検知し、必要に応じて利用者の通行を妨げる動作を実行する。
表示部34は、プロセッサ31により制御され、各種情報(例えば、チャージ残金、定期券の期限等、乗車券14に関する情報)を表示する。
通信処理部35は、通信ネットワーク12を介してプロセッサ31が管理サーバ10と情報通信を行うために必要な処理を行う。
リーダ・ライタ部36は、乗車券14と無線通信を行い、乗車券14のメモリ17から各種情報を読み出し、又は乗車券14のメモリに各種情報を書き込む処理を行う。
図5は、鉄道会社Bの改札システム100Bの詳細構成を示すブロック図である。なお、各駅に設置されている改札機b1、b2・・・については、それらを代表して改札機b1についてのみ示すが、他の改札機b2等も同様の構成を備えているものとする。また、鉄道会社Cの改札システム100Cは、改札システム100Bと共通の構成を備えているため、説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態の管理サーバ40は、プロセッサ(制御手段)51、メモリ(記憶手段)52、データベース(DB)53および通信処理部54を含んで構成されている。また、改札機b1は、プロセッサ(制御手段)61、メモリ(記憶手段)62、ゲート部63、表示部64、通信処理部65およびリーダ・ライタ部66を含んで構成されている。これらの各構成については上述した管理サーバ10および改札機a1と同様であるため、ここでは共通する事項については詳細な説明を省略する。
管理サーバ40のプロセッサ51は、振替許可手段55および精算手段56として機能する。振替許可手段55および精算手段56による情報処理の詳細については後述する。また、改札機b1のプロセッサ61は、振替処理手段67として機能する。振替処理手段67による情報処理の詳細については後述する。
本実施形態の鉄道改札システムは以上のような構成を備えており、次にこの改札システムにおいて振り替え輸送を実施する際の処理手順について図2及び図6を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、例えば鉄道会社A(以下「A社」という。)の路線101における駅A3と駅A4の間でトラブルが生じたことにより、路線101の駅A2から駅A6までの区間が不通となっており、鉄道会社B(以下「B社」という。)または鉄道会社C(以下「C社」という。)の路線を利用して振り替え輸送を実施する場合を想定する。
路線101に不通区間が生じた際に、A社の管理サーバ10は、B社の管理サーバ40およびC社の管理サーバ70に対して、所定の振替要求情報を送信する(ステップS11)。詳細には、管理サーバ10のプロセッサ24内の振替要求手段25が通信処理部28を介して振替要求情報を送信する。この振替要求情報が通信ネットワーク12および通信ネットワーク200を介して伝送され、各管理サーバ40、70において受信される。
ここでいう「振替要求情報」とは、例えば、B社、C社の各々に振り替え輸送を要求する旨の情報と、不通区間(本例では路線101の駅A2から駅A6までの区間)に関する情報を含む。不通区間が指定されることにより、B社、C社の各管理サーバ40、70はこの不通区間に対応し、振り替え輸送の対象となる駅(以下「振替対象駅」という。)を設定することができる。不通区間に応じてどの駅を振替対象駅とするかは予め各社間で取り決められているものとする。本実施形態では、上述した図2に点線で示したように、路線101の駅A2からA6までの区間が不通となった場合における振替対象駅は、B社の路線102における駅B2〜駅B7および路線103における駅B10〜B12と、C社の路線104における駅C1〜C5である。なお、「振替要求情報」に、振替対象駅を指定する情報を含ませてもよい。
B社の管理サーバ40およびC社の管理サーバ70は、それぞれ、振替要求情報に基づいて振替対象駅を特定し、当該振替対象駅に設置された各改札機に対して、振替処理の開始を命令する(ステップS12)。詳細には、B社の管理サーバ40のプロセッサ51内の振替許可手段55は、通信処理部54を介して各改札機b2〜b7、b10〜b12に対して振替処理の開始を命令する。この振替処理の命令は通信ネットワーク42を介して各改札機b2等に送られる。C社の管理サーバ70も各改札機c1〜c5に対して同様の処理を実行する。
振替処理の開始命令がなされた各改札機は、振替処理を実行する(ステップS13)。本実施形態では、駅B2〜駅B7にそれぞれ設置された改札機b2〜b7、駅B10〜B12にそれぞれ設置された改札機b10〜b12、および駅C1〜C5にそれぞれ設置された改札機c1〜c5によって振替処理が実行される。振替処理の詳細は後述する。
路線101の不通区間が復旧した場合には、A社の管理サーバ10は、B社の管理サーバ40およびC社の管理サーバ70に対して、所定の振替解除要求情報を送信する(ステップS14)。詳細には、管理サーバ10のプロセッサ21内の振替要求手段25が通信処理部24を介して振替解除要求情報を送信する。この振替解除要求情報が通信ネットワーク12および通信ネットワーク200を介して伝送され、各管理サーバ40、70において受信される。
振替解除要求情報を受信した各管理サーバ40、70は、振替対象駅に設置された各改札機に対して、振替処理の中止を命令する(ステップS15)。詳細には、B社の管理サーバ40のプロセッサ51内の振替許可手段55は、通信処理部54を介して各改札機b2〜b7、b10〜b12に対して振替処理の中止を命令する。この振替処理の中止命令は通信ネットワーク42を介して各改札機b2等に送られる。C社の管理サーバ70も各改札機c1〜c5に対して同様の処理を実行する。
振替処理の中止命令がなされた各改札機は、振替処理を中止する(ステップS16)。本実施形態では、改札機b2〜b7、b10〜b12および改札機c1〜c5において実行されていた振替処理が中止される。なお、各改札機における振替処理の中止は入場時の処理と退場時の処理で時間差を設けて実行することとしてもよい。例えば、振替処理の中止命令後においても、しばらくの間は各改札において退場を許容するように処理を行えばよい。
各改札機は、所定の精算情報を各管理サーバへ送信する(ステップS17)。具体的には、各改札機b2〜b7、b10〜b12は、精算情報を管理サーバ40へ送信する。また、各改札機c1〜c5は、精算情報を管理サーバ70へ送信する。精算情報の詳細については後述する。
精算情報を受信した各管理サーバは、その精算情報に基づいて精算処理を実行する(ステップS18)。具体的には、管理サーバ40の精算手段56は、精算情報をデータベース53に格納するとともに、この精算情報に基づいて、振り替え輸送に要した費用を算出する。費用については予め各社間で取り決めた計算式等に基づいて算出される。管理サーバ70も同様の処理を行う。
精算処理を行った各管理サーバ40、70は、精算情報を含む精算要求をA社の管理サーバ10へ送信する(ステップS19)。具体的には、管理サーバ40の精算手段56は、通信処理部58を介して精算要求を送信する。管理サーバ70も同様である。
管理サーバ10は、この精算要求を受信する(ステップS20)。具体的には、当該精算要求は管理サーバ10の通信処理部28によって受信され、プロセッサ21に引き渡される。プロセッサ21はこの精算情報をデータベース23に格納するとともに、必要に応じて所定の精算処理を実行する。
次に、上述したステップS13において実行される振替処理の詳細を図7に基づいて説明する。なお、ここでは各改札機を代表して改札機b2の動作を説明する。
乗車券14がリーダ・ライタ部66に近づけられると、プロセッサ61内の振替処理手段67は、リーダ・ライタ部66によって乗車券14と無線通信することにより、この乗車券14が振替対象となるべき乗車券であるか否かを判定する(ステップS30)。
具体的には、振替処理手段67は、乗車券14のメモリ17に格納されている「IDデータ」や「定期券データ」を乗車券14から取得し、これらのデータに基づいて振替対象か否かを判定する。詳細には、「定期券データ」に基づきその乗車券14による乗降が許容されている区間が分かるので、当該許容されている区間がA社の路線の不通区間(本例では路線101の駅A2から駅A6までの区間)の少なくとも一部分と重複している場合には、その乗車券14が振替対象となるべき乗車券であると判定することができる。例えば、乗車券14の「定期券データ」として駅A1から駅A6までの区間の入退場を許容する旨のデータが記録されているとすると、この区間は上記の不通区間と重複しているので、その乗車券14が振替対象であると判断できる。
乗車券14が振替対象となるべき乗車券ではない場合には(ステップS30;NO)、振替処理手段67は、表示部64に所定のエラー表示(入場が許容されない旨の表示)を実行させる(ステップS31)。また、必要に応じてゲート部63により利用者の通行を妨げる制御を実行してもよい。なお、改札機b2は、乗車券14に必要なチャージがなされていると判断できる場合には、通常の入場として処理してもよい。
乗車券14が振替対象となるべき乗車券であった場合には(ステップS30;YES)、振替処理手段67は、乗車券14に所定の振替フラグ(振替入場情報)が書き込まれているか否かを判断する(ステップS32)。具体的には、この振替フラグとは、振替対象の乗車券による入場がなされた際に、改札機によって乗車券14のメモリ17に「任意データ」として書き込まれるものである。ここでは、乗車券14にはまだ振替フラグが書き込まれていないものとする。
乗車券14に振替フラグが書き込まれていない場合には(ステップS32;NO)、振替処理手段67は、その乗車券14のメモリ17に振替フラグを書き込む制御を実行する(ステップS33)。具体的には、振替処理手段67からリーダ・ライタ部66に命令がなされ、リーダ・ライタ部66によって乗車券14のメモリ17に振替フラグが書き込まれる。このとき、振替処理手段67は、入場駅(本例では駅b2)や入場時刻などの情報を併せてメモリ17に書き込んでもよい。このように本実施形態では、リーダ・ライタ部66および振替処理手段67が「記録・消去手段」に相当する。
また、振替処理手段67は、乗車券14による入場を許可する。具体的には、振替処理手段67からゲート部62に命令がなされ、ゲート部62がゲートを解放する(ステップS34)。このように本実施形態では、ゲート部62および振替処理手段67が「入退場処理手段」に相当する。
一方、その乗車券14が既に他の振替対象駅からの入場に用いられ、所定の振替フラグがメモリ17に書き込まれたものであった場合には(ステップS32;YES)、振替処理手段67は、その乗車券14のメモリ17から振替フラグを消去する処理を実行する(ステップS35)。具体的には、振替処理手段67からリーダ・ライタ部66に命令がなされ、リーダ・ライタ部66によって乗車券14のメモリ17から振替フラグが消去される。このとき、振替処理手段67は、退場駅や退場時刻などの情報を併せてメモリ17に書き込むようにリーダ・ライタ部66を制御してもよい。
また、振替処理手段67は、振替フラグを消去した旨をメモリ62に記録する(ステップS36)。この消去した旨の情報は、その乗車券14のIDデータと関連付けて記録することが望ましい。また、乗車券14のメモリ17に入場駅の情報が書き込まれている場合には、それも併せて記録することが好ましい。振り替え輸送を実施した区間を特定できるからである。これらの情報、すなわち振替フラグの消去数や振り替え輸送を実施した区間などは、後ほど振り替え輸送に要した費用を精算するための情報(精算情報)として利用される。例えば、振り替え輸送によってある乗車券14が駅b2から入場し、駅b9で退場したとすれば、駅b2−b9間の乗車代金を振り替え輸送に要した費用として算出できる。より簡易には、振替フラグを消去した回数に基づいて振り替え輸送に要した費用を概算的に算出することもできる。
ここで、本実施形態における振り替え輸送の具体例をいくつか挙げる。例えば、利用者は、駅A1から駅A6までの区間の入退場を許容する旨の定期券データが記録された乗車券14を用いるとする。上述したように、不通区間は路線101の駅A2から駅A6までの区間である。
この場合における振り替え輸送としては、例えば、B社の駅B2から入場し、路線102を利用して駅B7まで移動し、駅B7において乗り換えをし、路線103を利用して駅B9まで移動するという輸送ルートが考えられる(図2参照)。この場合、利用者が乗車券14を用いて駅B2の改札機b2から入場しようとすると、改札機b2において乗車券14に振替フラグが書き込まれる。駅B7における乗り換え時は改札機を通らずに済むとする。利用者が乗車券14を用いて駅B9の改札機b9から退場しようとすると、改札機b9において乗車券14の振替フラグが消去される。このとき、改札機b9では、振替フラグを消去したこと(回数)や、振り替え輸送を実施した区間(駅B2−駅B9間)などの情報がメモリ62に記録される。
また、例えば、C社の駅C1から入場し、路線104を利用して駅C5まで移動し、駅C5に近接するB社の駅B12において乗り換えをし、路線103を利用して駅B9まで移動するという輸送ルートも考えられる(図2参照)。この場合、利用者が乗車券14を用いて駅C1の改札機c1から入場する際には改札機c1において乗車券14に振替フラグが書き込まれ、利用者が乗車券14を用いて駅C5の改札機c5から退場する際に改札機c5において乗車券14の振替フラグが消去される。このとき、改札機c5では、振替フラグを消去したこと(回数)や、振り替え輸送を実施した区間(駅C1−駅C5間)などの情報が記録される。その後、利用者が乗車券14を用いて駅B12の改札機b12から入場する際には改札機b12において乗車券14に振替フラグが書き込まれ、利用者が乗車券14を用いて駅B9の改札機b9から退場する際に改札機b9において乗車券14の振替フラグが消去される。このとき、改札機b9では、振替フラグを消去したこと(回数)や、振り替え輸送を実施した区間(駅B12−駅B9間)などの情報がメモリ62に記録される。
以上のように、本実施形態の改札システムおよび改札方法は、不通区間が生じたときにその不通区間に応じた複数の駅を特定するための情報を送受するために振替元サーバと振替先サーバとの間で情報通信が行われた後は、振替先サーバと接続された各改札機が自律的に振り替え輸送に関する処理を実行する。すなわち、各改札機における振り替え処理の都度に振替元サーバあるいは振替先サーバとの間で情報通信が発生することがない。また、振り替え処理自体も、入場時に振替入場情報を乗車券(非接触型媒体)のメモリに書き込み、退場時にこれを消去するという簡素な処理である。したがって、上記の改札システム等によれば、システム全体として通信量および情報処理量を低減し、交通機関における振り替え輸送を実施する際のシステム負荷を抑制することが可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態においては乗車券として使用される非接触型媒体の一例として非接触型ICカードを例示していたが、これと同等の機能を備えた機器(例えば、携帯電話機)が乗車券として用いられてもよい。
また、振り替え輸送による利用者が振替対象駅ではない駅で退場した場合には、その退場した駅から最も近い振替対象駅を判別し、その振替対象駅から退場した駅までの区間の乗車料金を乗車券の「SFデータ」に基づいて精算してもよい。例えば、図2に示した駅B2から入場し、駅B9で退場した場合であれば、駅B9に最も近い振替対象駅である駅B7から駅B9までの区間の乗車料金を、駅B9に設置された改札機b9によって乗車券14から徴収すればよい。なお、チャージ不足の場合等においては、係員または精算機によって精算すればよい。
10、40、70 管理サーバ
12、42、72 通信ネットワーク
14 乗車券(通行券)
16 マイクロプロセッサ(制御手段)
17 メモリ(記憶手段)
18 通信処理部
19 アンテナコイル
21、31、51、61 プロセッサ(制御手段)
22、32、52、62 メモリ(記憶手段)
23、53 データベース(DB)
24、35、54、65 通信処理部
33、63 ゲート部
34、64 表示部
36 リーダ・ライタ部
55 振替許可手段
56 精算手段
67 振替処理手段
100A、100B、100C 改札システム(乗降管理システム)
101、102、103、104 路線
200 通信ネットワーク
A1〜A7、B1〜B12、C1〜C6 駅
a1〜a7、b1〜b12、c1〜c6 改札機

Claims (5)

  1. 入退場可能な区間が記録されたメモリを備えた非接触型媒体を用いて改札処理が行われる改札システムであって、
    相互に通信可能に接続された振替元サーバ装置及び振替先サーバ装置と、
    前記振替先サーバ装置に接続された複数の改札機と、
    を含み、
    前記振替元サーバ装置は、
    前記入退場可能な区間の少なくとも一部と重複する不通区間が生じたときに、当該不通区間に応じた複数の駅を特定するための情報を含む振替要求情報を生成する振替要求手段と、
    前記振替要求情報を前記振替先サーバ装置へ送信する第1の通信手段と、
    を有し、
    前記振替先サーバ装置は、
    前記振替要求情報を受信する第2の通信手段と、
    前記複数の改札機のうち、前記振替要求情報に基づいて特定される前記複数の駅に設置された各改札機に対して、前記非接触型媒体による入場及び退場を許容すべき旨の振替許可命令を与える振替許可手段と、
    を有し、
    前記複数の改札機の各々は、
    前記非接触型媒体による入場及び退場を許容する処理を行う入退場処理手段と、
    前記非接触型媒体による入場が許容されたときに所定の振替入場情報を前記非接触型媒体の前記メモリに書き込み、前記非接触型媒体による退場が許容されたときに前記振替入場情報を前記非接触型媒体の前記メモリから消去する記録・消去手段と、
    を有する、
    ことを特徴とする改札システム。
  2. 前記複数の改札機の各々は、
    前記記録・消去手段による前記振替入場情報の書き込み及び/又は消去が実行された回数を記録する記録手段、を更に備える請求項1に記載の改札システム。
  3. 前記記録・消去手段は、前記振替入場情報と併せて、入場駅を特定する情報を前記非接触型媒体の前記メモリに書き込む、請求項2に記載の改札システム。
  4. 前記記録・消去手段は、前記振替入場情報を消去する際に併せて、退場駅を特定する情報を前記非接触型媒体の前記メモリに書き込む、請求項2又は3に記載の改札システム。
  5. 相互に通信可能に接続された振替元サーバ装置及び振替先サーバ装置と、前記振替先サーバ装置に接続された複数の改札機と、を含む改札システムにおいて、入退場可能な区間が記録されたメモリを備えた非接触型媒体を用いて改札処理を行う方法であって、
    前記振替元サーバ装置が、前記入退場可能な区間の少なくとも一部と重複する不通区間が生じたときに、当該不通区間に応じた複数の駅を特定するための情報を含む振替要求情報を生成する第1ステップと、
    前記振替元サーバ装置が、前記振替要求情報を前記振替先サーバ装置へ送信する第2ステップと、
    前記振替先サーバ装置が、前記振替要求情報を受信する第3ステップと、
    前記振替先サーバ装置が、前記複数の改札機のうち、前記振替要求情報に基づいて特定される前記複数の駅に設置された各改札機に対して、前記非接触型媒体による入場及び退場を許容すべき旨の振替許可命令を与える第4ステップと、
    前記振替許可命令を受けた前記複数の改札機が、前記非接触型媒体による入場及び退場を許容する処理を行う第5ステップと、
    前記振替許可命令を受けた前記複数の改札機が、前記非接触型媒体による入場が許容されたときに所定の振替入場情報を前記非接触型媒体の前記メモリに書き込む第6ステップと、
    前記振替許可命令を受けた前記複数の改札機が、前記非接触型媒体による退場が許容されたときに前記振替入場情報を前記非接触型媒体の前記メモリから消去する第7ステップと、
    を含むことを特徴とする改札方法。
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