JP2011044067A - 振替輸送システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】振替輸送時における改札口付近の混雑をより緩和することが可能な振替輸送システム及び方法を提供する。
【解決手段】公共交通機関の駅毎に設置された改札装置により、公共交通機関で振替輸送が発生した時、利用者が降車する場合は該利用者が携帯する非接触型ICを備えた媒体手段に振替輸送で利用可能な他の公共交通機関や駅を示す振替駅の情報を含む振替乗車データを送信し、該利用者が振替輸送で利用可能な他の公共交通機関を利用する場合は媒体手段から振替乗車データを受信し、該受信した振替乗車データに基づいて乗車駅が振替駅であるか否かを判定し、振替駅である場合は非接触型ICに格納されたデータを基づく清算や課金を行わない。
【選択図】図1
【解決手段】公共交通機関の駅毎に設置された改札装置により、公共交通機関で振替輸送が発生した時、利用者が降車する場合は該利用者が携帯する非接触型ICを備えた媒体手段に振替輸送で利用可能な他の公共交通機関や駅を示す振替駅の情報を含む振替乗車データを送信し、該利用者が振替輸送で利用可能な他の公共交通機関を利用する場合は媒体手段から振替乗車データを受信し、該受信した振替乗車データに基づいて乗車駅が振替駅であるか否かを判定し、振替駅である場合は非接触型ICに格納されたデータを基づく清算や課金を行わない。
【選択図】図1
Description
本発明は公共交通機関における振替輸送システム及び方法に関する。
予め定められた時刻表にしたがって不特定多数の乗客を輸送する公共交通機関では、信号機等の設備故障、電車(列車)やバス等の輸送車輌の故障、悪天候、事故や災害の発生等により時刻表通りに運行できず、遅延することが多々ある。
例えば電車が遅延した場合、該電車を運行する鉄道事業者の各駅の改札口付近では、駅係員によって紙による遅延証明書や振替乗車券の配布、振替交通機関への誘導等が行われるが、多数の乗客が利用する時間帯で遅延が発生すると、改札口付近が非常に混乱してしまう。また、振替輸送で利用される他の鉄道事業者の各駅でも、振替乗車券を駅係員に提示する必要があるため、改札口付近で混雑が起きてしまう。
このような問題を緩和するため、例えば特許文献1には、振替輸送の際に、交通機関の指令部から乗換駅の全ての自動改札機に運行情報及び振替輸送情報を送信し、電子メールアドレスが格納された非接触型ICカードを用いて自動改札機を通過した乗客がいた場合、該非接触型ICカードから読み出した電子メールアドレスにしたがって該乗客が所有する携帯端末に運行情報や振替輸送情報を送信すると共に、振替乗車券及び遅延証明書を送付する振替輸送システムが記載されている。
また、特許文献2には、振替輸送の発生時に、予めユーザID等を登録した利用者が供える非接触型ICが組み込まれた携帯端末に対して、振替輸送の実施の通知、振替ルート情報、振替乗車券の情報等を送信する振替輸送システムが記載されている。
また、特許文献3には、運行支障が発生したとき、利用者が供える非接触型ICが組み込まれた携帯端末に対して、改札装置から遅延証明書を送信することが記載されている。
しかしながら上述した特許文献1〜3に記載された技術は、いずれも利用者の携帯端末に対して運行支障に伴う各種の情報を送信する構成であり、予め携帯端末の電子メールアドレス等を非接触型ICカードに登録していない乗客、予めユーザID等を登録していない乗客、あるいはSuica(東日本旅客鉄道株式会社の登録商標)、ICOCA(西日本旅客鉄道株式会社の登録商標)、PASMO(株式会社パスモの登録商標)、Pitapa(株式会社スルッとKANSAIの登録商標)等のように非接触型ICを備えた非接触型ICカードしか持たない乗客が利用できるものではない。
すなわち、振替輸送時に振替乗車券等として利用可能な媒体手段が携帯端末に制限されているため、依然として多くの乗客が振替乗車券(紙)や遅延証明書(紙)等を駅係員から受け取る必要があり、振替輸送時における改札口付近の混雑が緩和されることがない。
本発明は上記したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、振替輸送時における改札口付近の混雑をより緩和することが可能な振替輸送システム及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の振替輸送システムは、公共交通機関で利用可能な、利用者が携帯する、近距離無線通信により情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICを備えた媒体手段と、
前記媒体手段と近距離無線通信が可能であり、前記公共交通機関で振替輸送が発生した時、前記利用者が降車する場合は前記媒体手段に前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関や駅を示す振替駅の情報を含む振替乗車データを送信し、該利用者が前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関を利用する場合は前記媒体手段から前記振替乗車データを受信し、該受信した振替乗車データに基づいて乗車駅が前記振替駅であるか否かを判定し、前記振替駅である場合は前記非接触型ICに格納されたデータを基づく清算や課金を行わない、前記公共交通機関の駅毎に設置された改札装置と、
前記改札装置とネットワークを介して接続され、前記改札装置に前記公共交通機関の運行情報を定期的に配信するホストコンピュータと、
を有する。
前記媒体手段と近距離無線通信が可能であり、前記公共交通機関で振替輸送が発生した時、前記利用者が降車する場合は前記媒体手段に前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関や駅を示す振替駅の情報を含む振替乗車データを送信し、該利用者が前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関を利用する場合は前記媒体手段から前記振替乗車データを受信し、該受信した振替乗車データに基づいて乗車駅が前記振替駅であるか否かを判定し、前記振替駅である場合は前記非接触型ICに格納されたデータを基づく清算や課金を行わない、前記公共交通機関の駅毎に設置された改札装置と、
前記改札装置とネットワークを介して接続され、前記改札装置に前記公共交通機関の運行情報を定期的に配信するホストコンピュータと、
を有する。
一方、本発明の振替輸送方法は、利用者が携帯する、情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICを備えた媒体手段と近距離無線通信が可能な、公共交通機関の駅毎に設置された改札装置が、
前記公共交通機関で振替輸送が発生した時、前記利用者が降車する場合は前記媒体手段に前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関や駅を示す振替駅の情報を含む振替乗車データを送信し、
前記利用者が前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関を利用する場合は前記媒体手段から前記振替乗車データを受信し、
前記振替乗車データに基づいて乗車駅が前記振替駅であるか否かを判定し、前記振替駅である場合は前記非接触型ICに格納されたデータを基づく清算や課金を行わない方法である。
前記公共交通機関で振替輸送が発生した時、前記利用者が降車する場合は前記媒体手段に前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関や駅を示す振替駅の情報を含む振替乗車データを送信し、
前記利用者が前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関を利用する場合は前記媒体手段から前記振替乗車データを受信し、
前記振替乗車データに基づいて乗車駅が前記振替駅であるか否かを判定し、前記振替駅である場合は前記非接触型ICに格納されたデータを基づく清算や課金を行わない方法である。
本発明によれば、振替輸送時における改札口付近の混雑がより緩和すると共に、振替輸送が円滑に実施される。
次に本発明について図面を用いて説明する。
図1は本発明の振替輸送システムの一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の振替輸送システムは、ホストコンピュータ101、改札装置102および携帯端末103を備え、ホストコンピュータ101と改札装置102とがネットワーク105を介して接続された構成である。なお、図1では、改札装置102を2台備え、携帯端末103を2台備えた構成例を示しているが、改札装置102及び携帯端末103の数は、図1に記載された構成に限定されるものではなく、それぞれ何台であってもよい。また、図1では、ホストコンピュータ101が1台の構成例を示しているが、ホストコンピュータ101は、複数台のコンピュータやサーバ装置等によって構成されていてもよい。
ホストコンピュータ101は、例えば鉄道事業者の中央管理センターに配置された、図2に示すような情報処理装置によって実現できる。
携帯端末103は、非接触型ICが組み込まれた、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants)等の携帯型の情報処理装置である。非接触型ICは、上述した各種の非接触型ICカードと同様に、携帯端末103に公共交通機関の乗車券の清算機能や課金機能、定期券機能、電子マネー機能等を持たせるものである。
改札装置102は、携帯端末103に組み込まれた非接触型ICと周知の近距離無線通信が可能な、例えば鉄道事業者の各駅の改札口付近に設置された周知の自動改札機である。
各駅の改札装置102とホストコンピュータ101とは、ネットワーク105を介して運行情報や利用者(乗客)毎の乗降駅の情報を送受信すると共に、振替輸送の発生時は、振替輸送で利用可能な他の鉄道事業者(公共交通機関)の駅(振替駅)の情報を含む振替乗車データ、遅延を証明するための遅延証明データ、遅延の原因となった事故情報や故障情報等を含む遅延情報、振替輸送で利用可能な交通機関を示す振替先案内情報等を送受信する。
図2は、図1に示したホストコンピュータの一構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、ホストコンピュータ101は、プログラムにしたがって所定の処理を実行する処理装置10と、処理装置10に対してコマンドや情報等を入力するための入力装置20と、処理装置10の処理結果を出力するための出力装置30とを有する構成である。
処理装置10は、CPU11と、CPU11の処理で必要な情報を一時的に保持する主記憶装置12と、CPU11に本発明の処理を実行させるためのプログラムが記録された記録媒体13と、利用者(乗客)毎の乗降駅の情報、運行情報、振替乗車データ、遅延証明データ、事故情報、遅延情報、振替先案内情報等の各種の情報やデータを格納するデータ蓄積装置14と、主記憶装置12、記録媒体13およびデータ蓄積装置14とのデータ転送を制御するメモリ制御インタフェース部15と、入力装置20および出力装置30とのインタフェース装置であるI/Oインタフェース部17と、ネットワーク105を介して改札装置102と情報やデータを送受信するための通信制御装置17とを備え、それらがバス18を介して接続された構成である。
処理装置10は、記録媒体13に記録されたプログラムにしたがって、後述する本発明の処理を実行する。記録媒体13は、磁気ディスク、半導体メモリ、光ディスクあるいはその他の記録媒体であってもよい。また、データ蓄積装置14は、処理装置10内に必ずしも備える必要はなく、独立した装置であってもよい。
なお、改札装置102は、非接触型ICと情報やデータを送受信するための読み取り部、磁気式乗車券の読み取り部や回収装置、表示装置、各種のセンサやフラップドア等の周知の改札機能に加えて、図2と同様の処理装置10を備えている。
図3は本発明の振替輸送システムの処理手順の一例を示すシーケンス図である。
なお、図3は、図4(a)に示すように利用者が定期券等を用いて通常利用する乗車駅と目的地駅間の経路(通常経路)から、事故等により振替輸送が発生したため、図4(b)に示すようにA駅で降車し、近隣のB駅から他の交通機関を利用して目的地駅まで移動する経路(振替時経路)に切り換えた場合の処理手順を示している。
ホストコンピュータ101は、事故情報や故障情報を含む遅延情報およびそれらの解除情報等を含む運行情報を、各駅の改札装置102に対して定期的に配信する。
利用者が乗車駅の改札装置102の読み取り部に携帯端末103をタッチすると、乗車駅の改札装置102は該携帯端末103の非接触型ICから、例えば定期券のデータ(定期券データ)を受信し、定期券の利用である旨を表示して該利用者を通過させる。そして、該利用者が乗車したことをホストコンピュータ101に通知する。
次に、利用者がA駅の改札装置101の読み取り部に携帯端末103をタッチすると、A駅の改札装置102は、ホストコンピュータ101から配信された運行情報に遅延情報等が含まれているか否かを判定する。運行情報に遅延情報等が無い場合、A駅の改札装置102は、定期券の利用である旨を表示して該利用者を通過させる等、通常の改札処理(通常処理)を実行する。一方、運行情報に遅延情報等が含まれている場合、A駅の改札装置102は、振替乗車データや遅延証明データを携帯端末103の非接触型ICに送信し、振替乗車データを発行した旨を表示して該利用者を通過させる。また、遅延情報や振替先案内情報等がある場合は、それらも併せて携帯端末103の非接触型ICに送信する。そして、該利用者がA駅で降車したことをホストコンピュータ101に通知する。このとき、携帯端末103は、A駅の改札装置102から受信した振替乗車データ、遅延証明データ、遅延情報、振替先案内情報等を利用者の操作に応じて表示してもよい。
続いて、利用者がB駅の改札装置102の読み取り部に携帯端末103をタッチすると、B駅の改札装置102は該携帯端末103の非接触型ICから振替乗車データ、降車駅(A駅)の情報、定期券データを受信し、振替乗車データに基づいてB駅が振替駅に該当するか否かを判定する。
B駅が振替駅に該当しない場合、B駅の改札装置102は清算(プリペイド方式の場合)あるいは課金(ポストペイ方式の場合)が発生する旨を表示して該利用者を通過させる。一方、B駅が振替駅に該当する場合、B駅の改札装置102は清算や課金が発生しない旨を表示して該利用者を通過させる。そして、該利用者がB駅から乗車したことをホストコンピュータ101に通知する。
次に、利用者が目的地駅の改札装置102の読み取り部に携帯端末103をタッチすると、目的地駅の改札装置102は、該携帯端末103の非接触型ICから振替乗車データ、乗車駅(B駅)の情報、定期券データを受信し、振替乗車データに基づいて利用者の乗車駅(B駅)が振替駅に該当するか否かを判定する。
乗車駅(B駅)が振替駅に該当しない場合、目的地駅の改札装置102は、非接触型ICに格納されたデータ(電子マネーあるいは課金先の情報)を基づいて必要な清算や課金を行い、該清算や課金結果を表示して該利用者を通過させる。一方、乗車駅(B駅)が振替駅に該当する場合、目的地駅の改札装置102は、清算や課金することなく、その旨を表示して該利用者を通過させる。そして、該利用者が目的地駅で降車したことをホストコンピュータ101に通知する。
なお、上記説明では、振替駅(B駅)が1つである場合の処理例を示したが、振替駅が複数ある場合も、利用者が乗換乗車する場合は該駅の改札装置102が上記B駅の改札装置102と同様の処理を実施すればよく、利用者が乗換降車する場合は該駅の改札装置102が上記目的地駅の改札装置102と同様の処理を実施すればよい。
また、上記説明では、振替乗車データとして振替駅であるか否かを示す情報を持つ例を示したが、振替乗車データには、例えば定期券のデータから導き出した振替可能な路線を示す振替先案内情報等を含んでいてもよい。振替先案内情報は、ホストコンピュータ101、改札装置102及び携帯端末103のいずれの装置で導出してもよい。
また、上記説明では、振替乗車データ、遅延証明データ、遅延情報、振替先案内情報等を携帯端末103の非接触型IC内で保持する例を示したが、これらの情報はホストコンピュータ101あるいはネットワーク105に接続された他のサーバ装置で管理してもよい。その場合、改札装置102は、利用者が読み取り部に携帯端末103をタッチすると、該携帯端末103の非接触型ICから定期券データを受信すると共に、該利用者を識別するための情報に基づき、ネットワーク105を介してサーバ装置から振替乗車データ、降車駅や乗車駅の情報を読み出し、清算や課金の要否等を判断してもよい。遅延情報、振替先案内情報、振替乗車データ、遅延証明データ等をサーバ装置で管理する場合、それらの情報は携帯端末103からネットワーク105を介して読み出し可能にしてもよい。
さらに、上記説明では、利用者が、非接触型ICが組み込まれた携帯端末103を用いる例を示したが、本発明は携帯端末103に限定されるものではなく、上述した非接触型ICを備えた各種の非接触型ICカードを用いる場合にも適用できる。
利用者が非接触型ICカードを用いる場合でも、上記携帯端末103と同様に、改札装置102の読み取り部にタッチすれば、改札装置102と非接触型ICカード間で振替乗車データ、定期券データ、乗車駅や降車駅等の情報を送受信し、改札装置102により清算や課金の要否が判断される。
但し、利用者が非接触型ICカードを用いる場合、携帯端末103のように遅延情報、振替先案内情報、振替乗車データ、遅延証明データを表示できない。しかしながら、これらの情報は、必要であれば近距離無線通信手段を備えた情報処理装置等を用いて非接触型ICカードから読み出し、表示あるいは出力(印刷)すればよい。
本発明によれば、改札装置102と非接触型ICを備えた携帯端末103や非接触型ICカード間で振替乗車データ、定期券データ、乗車駅や降車駅等の情報を送受信し、改札装置102により清算や課金の要否を判断し、振替乗車の場合は清算や課金を行わない。したがって、利用者は、背景技術のように振替輸送時に利用可能な媒体手段の制限を受けることなく、振替乗車券(紙)や遅延証明書(紙)を駅係員から受け取る必要がない。そのため、振替輸送時における改札口付近の混雑が緩和すると共に、振替輸送が円滑に実施される。
また、振替輸送に伴う利用者毎の乗換駅(振替駅)の情報はホストコンピュータ101に通知されて管理されるため、公共交通機関の各事業者は、振替輸送による乗客毎の振替経路等を把握できる。
10 処理装置
11 CPU
12 主記憶装置
13 記録媒体
14 データ蓄積装置
15 メモリ制御インタフェース部
16 I/Oインタフェース部
17 通信制御装置
18 バス
20 入力装置
30 出力装置
101 ホストコンピュータ
102 改札装置
103 携帯端末
105 ネットワーク
11 CPU
12 主記憶装置
13 記録媒体
14 データ蓄積装置
15 メモリ制御インタフェース部
16 I/Oインタフェース部
17 通信制御装置
18 バス
20 入力装置
30 出力装置
101 ホストコンピュータ
102 改札装置
103 携帯端末
105 ネットワーク
Claims (6)
- 公共交通機関で利用可能な、利用者が携帯する、近距離無線通信により情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICを備えた媒体手段と、
前記媒体手段と近距離無線通信が可能であり、前記公共交通機関で振替輸送が発生した時、前記利用者が降車する場合は前記媒体手段に前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関や駅を示す振替駅の情報を含む振替乗車データを送信し、該利用者が前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関を利用する場合は前記媒体手段から前記振替乗車データを受信し、該受信した振替乗車データに基づいて乗車駅が前記振替駅であるか否かを判定し、前記振替駅である場合は前記非接触型ICに格納されたデータを基づく清算や課金を行わない、前記公共交通機関の駅毎に設置された改札装置と、
前記改札装置とネットワークを介して接続され、前記改札装置に前記公共交通機関の運行情報を定期的に配信するホストコンピュータと、
を有する振替輸送システム。 - 前記改札装置は、
前記媒体手段との近距離無線通信により前記利用者の乗車または降車を検出すると、該乗車または降車の検出結果を前記ホストコンピュータに通知する請求項1記載の振替輸送システム。 - 前記振替乗車データを保存する、前記改札装置と前記ネットワークを介して接続されるサーバ装置をさらに有し、
前記改札装置は、
前記利用者が前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関を利用する場合、前記媒体手段から前記利用者を識別するための情報を受信すると、前記サーバ装置から当該利用者の振替乗車データを読み出し、該振替乗車データに基づいて乗車駅が前記振替駅であるか否かを判定する請求項1または2記載の振替輸送システム。 - 利用者が携帯する、情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICを備えた媒体手段と近距離無線通信が可能な、公共交通機関の駅毎に設置された改札装置が、
前記公共交通機関で振替輸送が発生した時、前記利用者が降車する場合は前記媒体手段に前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関や駅を示す振替駅の情報を含む振替乗車データを送信し、
前記利用者が前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関を利用する場合は前記媒体手段から前記振替乗車データを受信し、
前記振替乗車データに基づいて乗車駅が前記振替駅であるか否かを判定し、前記振替駅である場合は前記非接触型ICに格納されたデータを基づく清算や課金を行わない振替輸送方法。 - 前記改札装置が、
前記媒体手段との近距離無線通信により前記利用者の乗車または降車を検出すると、該乗車または降車の検出結果を、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータに通知する請求項4記載の振替輸送方法。 - 前記改札装置とネットワークを介して接続されるサーバ装置にて前記利用者毎の振替乗車データを保存し、
前記改札装置が、
前記利用者が前記振替輸送で利用可能な他の公共交通機関を利用する場合、前記媒体手段から前記利用者を識別するための情報を受信すると、前記サーバ装置から当該利用者の振替乗車データを読み出し、該振替乗車データに基づいて乗車駅が前記振替駅であるか否かを判定する請求項4または5記載の振替輸送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015090518A (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-11 | 凸版印刷株式会社 | 遅延証明表示システム及び携帯通信端末 |
JP2021064171A (ja) * | 2019-10-15 | 2021-04-22 | 株式会社東芝 | 駅務機器、システム、方法及びプログラム |
-
2009
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Cited By (3)
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JP7412951B2 (ja) | 2019-10-15 | 2024-01-15 | 株式会社東芝 | 駅務機器、システム、方法及びプログラム |
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