JP2008242551A - 振替輸送券発行システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遅延が発生した場合に、迅速に乗客を振替先の鉄道事業者の路線へ誘導することが可能な振替輸送券発行システムを提供する。
【解決手段】遅延が発生して振替輸送先の鉄道事業者の駅の自動改札機17を通過するときに、配信した振替輸送券の有効期限のチェックを行い、振替輸送券が有効期限内であれば、自動改札機17は通過を許可する。この時、乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18に出場記録が登録されていない場合には、当該乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18に出場記録を登録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、Suica(登録商標)に代表されるIC乗車券、及びモバイルSuicaに代表される乗車券機能付携帯電話を利用する乗客に対して、発行された振替輸送券で振替先の鉄道事業者の駅の自動改札を通過できるようにすることで、迅速な振替先の列車への乗車を可能とする技術に関するものである。また、振替輸送券に有効期限を設定することで当該振替輸送券の不正利用を防止するとともに、遅延が回復した場合には迅速に元の鉄道事業者へ誘導することを可能とする。さらには、遅延発生時及び振替先の鉄道事業者を利用する際に出場記録を登録することで、次回の鉄道事業者を利用する際に円滑に改札を通過できること可能にする振替輸送券発行システムに関するものである。
従来から、鉄道事業者の路線において、鉄道機器の故障、人身事故等によって列車の運行に支障をきたした場合、当該鉄道事業者の駅の改札において駅係員が振替先の鉄道事業者へ乗客を誘導するとともに、当該乗客一人ずつに対して振替輸送券を配布している。このとき、駅改札では振替輸送券を求める乗客の行列ができるため、振替先の鉄道事業者の路線に移動するまで多くの時間を必要とし、乗客は更なる遅延を被ることになる。
また、遅延が発生した場合には、駅改札は乗客で混雑するため、当該鉄道事業者の駅の自動改札を通過せずにそのまま出場する乗客も多い。このとき、次回列車に乗車する際、IC乗車券に駅の出場記録が登録されていない場合には自動改札を通過できないため、改札窓口で窓口係員に出場記録を登録してもらう必要があり、速やかに列車に乗車することができない。
従来、IC乗車券は、東日本旅客鉄道の首都圏区間内の駅及び、地方の特定区間内の駅、駅売店、提携先店舗での利用に限られていたが、首都圏の各私鉄・地下鉄・バスでも利用可能となる見通しである。ここで、特許文献1に記載されている振替輸送方法及び振替輸送システムでは、遅延が発生した場合に鉄道事業者の指令部を含む関連部門から遅延情報と振替輸送先の鉄道事業者の情報とがサーバのデータベースに登録されて、その情報を電子メールを利用して乗客が所有する携帯電話に通知する手段と、振替輸送券の発行を行う手段が提供されている。
特開2005−262913号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、サービスが携帯電話を所持する利用者に限られることと、携帯電話にダウンロードされた振替輸送券を振替先の鉄道事業者の駅の改札窓口で提示する必要があるため、振替先の駅の改札窓口は、振替輸送券を提示する乗客の行列ができるため、待ちが発生して迅速に振替先の列車に乗車できず、結果的に遅延を被ることになる。
また、振替先の鉄道事業者に移動する際、遅延発生元の鉄道事業者の駅の自動改札を通過しない場合にはIC乗車券に出場記録が登録されないため、次回列車に乗車する際には自動改札を通過することができない。したがって、改札窓口で窓口係員に出場記録を登録してもらう必要があり、速やかに列車に乗車することができない。
本発明の目的は、こうした従来技術の問題点を解消するためになされた発明であり、鉄道事業者によって発行された振替輸送券で、振替先の鉄道事業者の駅の自動改札の通過を可能にすることで、乗客に対して振替先の列車への迅速な誘導を可能にする。さらに、遅延により混乱した状況であっても出場記録を正しく登録し、次回列車に乗車する際、改札窓口で出場記録を登録する手間を省いて、列車に速やかに乗車できることを可能にする振替輸送券発行システムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、鉄道事業者によって発行された振替輸送券によって、振替先の鉄道事業者の駅の自動改札の通過を可能にする振替輸送券発行システムであって、振替先である鉄道事業者の駅で乗車券機能付携帯電話若しくはIC乗車券を利用して改札を行う際に、遅延情報を参照して振替輸送券の有効期限をチェックして改札の通過を許可する許可手段と、前記振替輸送券が発行された乗客に対して、遅延の状況に変化があり、振替輸送券の有効期限が変更された場合に、乗客が利用する携帯電話に変更した有効期限を電子メールで通知する有効期限通知手段と、鉄道事業者の端末装置によって遅延発生時に登録された遅延情報が更新された場合には当該更新された遅延情報を乗客が使用する携帯電話に電子メールで通知する更新通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明の振替輸送券発行システムによれば、次のような効果がある。
・振替輸送券で自動改札を通過できるようになり、振替先の鉄道事業者の駅の改札窓口での振替輸送券の提示が不要となるため、迅速に乗客を振替先の路線へ誘導が行える。
・乗車券機能付携帯電話を持たない乗客に対しても、迅速に振替先の路線へ誘導が行える。
・有効期限を設定することで、振替輸送券の不正利用の防止と、遅延が回復した場合に迅速に元の鉄道事業者の路線へ誘導できる。
・出場記録を登録することで、次回列車に乗車する際、改札窓口で出場記録を登録する必要がないので、乗客は速やかに列車に乗車できる。
以下、本発明を適用した振替輸送券発行システムの一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態における振替輸送券発行システムは、遅延情報通知装置11、IC乗車券管理サーバ12、運用管理端末13、指令局端末14、複数の各駅端末15、乗車券機能付携帯電話16、自動改札機17、IC乗車券18を備えている。
遅延情報通知装置11は、運用管理端末13、指令局端末14、各駅端末15から入力された遅延情報の管理を行う機能と、乗客及び各駅の自動改札へ当該遅延情報の配信を行う機能とを有する。また、遅延情報通知装置11は、各端末13〜15からの操作を受け付けるWebサーバと、乗車券機能付携帯電話16に電子メールを配信する有効期限通知手段及び更新通知手段としてのメールサーバと、データを管理するデータベースサーバを備えてる。データベースサーバには顧客情報テーブル19と遅延情報対象テーブル20とが登録されている。
IC乗車券管理サーバ12は、乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18に関する情報を管理するサーバであり、顧客情報テーブル21が登録されている。ここで、IC乗車券管理サーバ12で管理されている顧客情報テーブル21と、遅延情報通知装置11のデータベースサーバで管理されている顧客情報テーブル19とは同期が取られている。
運用管理端末13は、遅延情報を登録する機能と、遅延情報を更新する機能とを備えている。指令局端末14は、交通機関の指令局に配設されている端末である。各駅端末15は、鉄道事業者の各駅に配設されている端末である。
乗車券機能付携帯電話16の例としては、モバイルSuicaがある。モバイルSuicaは、乗客が所有する携帯電話上のアプリケーションソフトであって、東日本旅客鉄道によって提供されるものである。自動改札機17は、各駅に備えられている機器である。
IC乗車券18の例としては、例えばSuica(登録商標)がある。Suica(登録商標)は、乗車カード・電子マネーとして利用できる東日本旅客鉄道によって発行されるICカード化された乗車券である。
なお、遅延情報通知装置11と乗車券機能付携帯電話16とは、ネットワークとしての携帯電話網22及びインターネット23を介して相互通信可能に接続されている。そして、乗車券機能付携帯電話16には、遅延情報通知装置11からインターネット23及び携帯電話網22を経由して遅延情報が配信される。また、遅延情報通知装置11と自動改札機17とは、ネットワークとしての鉄道事業者イントラネット24を介して相互通信可能に接続されている。自動改札機17には、遅延情報通知装置11が鉄道事業者イントラネット24を経由して接続されており、自動改札機17においては改札時に乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18に対して振替輸送券の照会や出場記録のチェック等が行われる。
次に、遅延情報通知装置11のデータベースサーバに登録されている顧客情報テーブル19、遅延情報対象テーブル20等の各種テーブルの構成について説明する。
図2に示すように、顧客情報テーブル19を構成するテーブル要素には、顧客ID、パスワード、メールアドレス、定期区間FROM、定期区間TO、振替券発行希望フラグ、顧客情報がある。顧客IDには、乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18を利用する乗客のIDが格納される。パスワードには、乗客のパスワードが格納される。
メールアドレスには、遅延情報及び振替輸送券に関する情報を送信する宛先が格納される。定期区間FROM及び定期区間TOには、定期券利用の乗客の場合にその区間の駅名に関する情報が格納される。振替券発行希望フラグには、遅延情報及び振替輸送券に関する情報の配信の希望の有無に関する情報が格納される。そして、顧客情報には、乗客の氏名、郵便番号、住所、電話番号等の顧客情報が格納される。
ここで、定期券利用以外の乗客の場合には、定期区間FROM及び定期区間TOにはデータが格納されない。また、振替券発行希望フラグには、遅延情報及び振替輸送券に関する情報の配信を希望する乗客に対してはYが格納され、希望しない場合にはNが格納される。そして、顧客情報テーブル19に格納される上記各情報は、IC乗車券管理サーバ12で管理されている顧客情報テーブル21と同期が取られる。
乗車履歴テーブル25を構成するテーブル要素には、顧客ID、乗車交通機関ID、乗車路線名、定期乗車フラグ、乗車日時、乗車駅、降車交通機関ID、降車路線名、降車日時、降車駅、振替輸送券発行済みフラグがある。
顧客IDには、乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18を利用する乗客のIDが格納される。乗車交通機関ID、乗車路線名には乗車した交通機関のIDとその路線名に関する情報が格納される。
定期乗車フラグには定期券で乗車したか否かに関する情報が格納される。乗車日時、乗車駅には、駅に入場した日時、及び入場した駅に関する情報が格納される。降車交通機関ID、降車路線名には、降車した交通機関のIDとその路線名に関する情報が格納される。降車日時、降車駅には、駅を出場した日時及びを出場した駅に関する情報が格納される。そして、振替輸送券発行済みフラグには、振替輸送券を発行したか否かに関する情報が格納される。これら乗車履歴テーブル25のレコードは乗車駅の自動改札を通過した時点で登録される。
ここで、定期乗車フラグは、定期券を利用した乗客の場合にはYが格納され、そうでない場合にはNが格納される。また、降車交通機関ID、降車路線名、降車日時、降車駅には、降車駅の自動改札を通過していない乗客の場合には情報が格納されず、通過した乗客の場合には情報が格納される。そして、振替輸送券発行済みフラグには、振替輸送券を発行した場合にはYが格納され、発行していない場合にはNが格納され、乗車前後に遅延が発生していない場合には何も格納されない。なお、顧客IDは、顧客情報テーブル19のテーブル要素である顧客IDと関連づけられている。
振替輸送券テーブル26を構成するテーブル要素には、顧客ID、交通機関ID、路線名、振替区間FROM、振替区間TO、有効期限、メールアドレスがある。
顧客IDには、振替輸送券を発行した乗客のIDが格納される。交通機関ID、路線名には、振替輸送先の路線の交通機関のIDとその路線名に関する情報が格納される。振替区間FROM、振替区間TOには、振替区間の駅に関する情報が格納される。有効期限まるには、振替輸送券の有効期限に関する情報が格納される。メールアドレスには、振替輸送券の配信先アドレスが格納される。
これら振替輸送券テーブル26のレコードは遅延情報対象テーブル20に遅延情報が登録された時点で生成される。
また、振替輸送券テーブル26のメールアドレスには顧客情報テーブル19のメールアドレスと同じアドレスが格納される。また、顧客IDは、乗車履歴テーブル25の顧客IDと関連づけられている。
遅延情報対象テーブル20を構成するテーブル要素には、発生日時、発生元交通機関ID、発生元路線名、発生区間FROM、発生区間TO、遅延理由、回復見込、遅延解除フラグがある。
発生日時には、遅延が発生した日時が格納される。発生元交通機関ID、発生元路線名には、遅延が発生した路線の交通機関IDと路線名に関する情報が格納される。
発生区間FROM、発生区間TOには、遅延が発生している区間に関する情報が格納される。遅延理由には、遅延が発生した理由に関する情報が格納される。回復見込には、遅延の回復見込の時刻に関する情報が格納される。そして、遅延解除フラグには、遅延が回復したか否かに関する情報が格納される。
これら遅延情報対象テーブル20のレコードは、遅延が発生して運用管理端末13、指令局端末14及び各駅端末15によって遅延情報通知装置11を利用して遅延情報が登録された時点で生成される。
ここで、遅延解除フラグには、遅延が回復した場合にはYが格納され、それ以外の場合にはNが格納される。また、遅延情報対象テーブル20の回復見込には、振替輸送券テーブル26の有効期限と同じ時刻に関する情報が格納される。遅延情報対象テーブル20の回復見込、及び振替輸送券テーブル26の有効期限には、遅延が回復した場合には、9999/10/10 00:00:00000という情報が格納される。
振替輸送対象区間テーブル27のテーブル要素には、交通機関ID、対象区間FROM、対象区間TOがある。
交通機関IDには、遅延が発生した場合に振替輸送を行う路線の交通機関IDが格納される。そして、対象区間FROM、対象区間TOには、振替輸送を行う区間に関する情報が格納される。
振替輸送対象区間テーブル27のレコードは予め登録されている。
振替先輸送テーブル28のテーブル要素には、交通機関ID、対象区間FROM、対象区間TO、対象交通機関ID、対象路線名、対象区間FROM、対象区間TOがある。
交通機関IDには、遅延が発生した場合に振替輸送を行う路線の交通機関IDが格納される。対象区間FROM、対象区間TOには、振替輸送を行う区間に関する情報が格納される。
対象交通機関ID、対象路線名には、振替輸送先の路線の交通機関IDとその路線名に関する情報が格納される。そして、対象区間FROM、対象区間TOには、この交通機関で振替輸送を行う区間に関する情報が格納される。
振替先輸送テーブル28のレコードは予め登録されている。ここで、振替先輸送テーブル28の交通機関ID、対象区間FROM、対象区間TOは、振替輸送対象区間テーブル27の交通機関ID、対象区間FROM、対象区間TOとそれぞれ関連づけられている。
次に、以上のように構成されている振替輸送券発行システムの動作について説明する。なお、以下の処理は図示しないメモリ等に記憶されているプログラム等に基づいて、遅延情報通知装置11の図示しない制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)による制御のもとで実行される。
まず、所定の駅で遅延が発生した場合、運用管理端末13、指令局端末14及び各駅端末15のうちの何れかから遅延情報通知装置11へその旨の情報が通知される。すると、遅延情報通知装置11において、遅延情報対象テーブル20のレコードが生成される。
そして、振替輸送先の鉄道事業者の駅で乗客が乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18を利用して改札を行う際に、自動改札機17によって、遅延情報対象テーブル20が参照されて、乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18に対して振替輸送券の照会や出場記録のチェック等が行われる。
自動改札機17によって、振替輸送券の有効期限がチェックされて、有効期限が経過していないと判定された場合には、乗客は改札の通過が許可される。一方、有効期限が経過していると判定された場合には、乗客は改札の通過が許可されない。
乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18に出場記録が登録されていない場合には、自動改札機17によって、当該乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18に出場記録が登録される。
なお、前記振替輸送券が発行された乗客に対して、遅延の状況に変化があり、振替輸送券の有効期限が変更された場合には、当該変更された有効期限等の情報が遅延情報通知装置11のメールサーバから乗客が利用する乗車券機能付携帯電話16に電子メールで通知される。なお、当該電子メールは、顧客情報テーブル19に登録されているメールアドレス宛に通知される。
また、遅延情報通知装置11のメールサーバは、鉄道事業者の運用管理端末13、指令局端末14、各駅端末15の何れかの端末によって遅延発生時に遅延情報対象テーブル20に登録された遅延情報が更新された場合には、当該更新された遅延情報を乗客が使用する乗車券機能付携帯電話16に電子メールで通知する。
次に、乗車した後に遅延が発生した場合において、振替輸送券テーブル26に振替輸送券レコードを登録する際の処理について説明する。
図3に示すように、まず、各端末13〜15のうち何れかの端末から遅延情報通知装置11の遅延情報対象テーブル20に、遅延が発生した時刻等の情報が格納される(ステップS301)。
次に、振替輸送対象区間テーブル27から、ステップS301で登録された遅延情報レコードの発生元交通機関IDと同じ交通機関IDであって、遅延情報レコードの発生区間FROM、発生区間TOが対象区間FROM、対象区間TOに含まれているレコードが取得される(ステップS302)。
ここで、以下の条件のいずれかに当てはまる場合に、発生区間FROM、発生区間TOが対象区間FROM、対象区間TOに含まれていると判定する。
・発生区間FROMが対象区間FROMと対象区間TOとの間に含まれている場合
・発生区間TOが対象区間FROMと対象区間TOとの間に含まれている場合
次に、上記条件のいずれかに当てはまるレコードを振替輸送対象区間テーブル27から1件ずつ取得して、以下の処理を繰り返す(ステップS303)。振替輸送対象区間テーブル27からレコードを取得することができない場合には、振替輸送券レコードの登録処理を終了する(ステップS304)。
一方、ステップS304において、振替輸送対象区間テーブル27からレコードを取得することができた場合には、振替先輸送テーブル28から、ステップS303で取得された振替輸送対象区間レコードの交通機関IDと同じ交通機関IDであって、対象区間FROMと同じ対象区間FROM、対象区間TOと同じ対象区間TOに該当するレコードが取得される(ステップS305)。
次に、上記条件に当てはまるレコードを振替先輸送テーブル28から1件ずつ取得し、以下ステップS307〜S315までの処理を繰り返す(ステップS306)。振替先輸送テーブル28からレコードを取得することができない場合には、ステップS303に戻る(ステップS307)。
一方、ステップS307において、振替先輸送テーブル28からレコードを取得することができた場合には、乗車履歴テーブル25から、顧客ID毎に、ステップS303で取得した振替輸送対象区間レコードの交通機関IDと同じ交通機関IDであって、降車交通機関IDに交通機関IDが格納されておらず、降車路線名に路線名が格納されておらず、降車日時に日時が格納されておらず、降車駅に駅名が格納されていないレコードで、乗車日時が最新の日時のレコードを取得する(ステップS308)。
次に、この条件に当てはまるレコードを乗車履歴テーブル25から1件ずつ取得し、以下ステップS310〜S315の処理を繰り返す(ステップS309)。乗車履歴テーブル25からレコードを取得できない場合には、ステップS306に戻る(ステップS310)。
一方、ステップS310において、乗車履歴テーブル25からレコードを取得できた場合には、顧客情報テーブル19からステップS309で取得した乗車履歴レコードの顧客IDと同じ顧客IDのレコードを取得する(ステップS311)。
ステップS311で取得した顧客情報レコードの振替券発行希望フラグがYでない場合には、ステップS309に戻る(ステップS312)。
ステップS312において、振替券発行希望フラグがYである場合には、ステップS309で取得した乗車履歴レコードの振替輸送券発行済みフラグをNに変更する(ステップS313)。
次に、振替輸送券テーブル26の顧客IDにステップS311で取得した顧客情報レコードの顧客IDを、交通機関ID、路線名、振替区間FROM、振替区間TOにステップS306で取得した振替先輸送レコードの対象交通機関ID、対象路線名、対象区間FROM、対象区間TOを、有効期限にステップS301で登録した遅延情報レコードの回復見込を、メールアドレスにステップS311で取得した顧客情報レコードのメールアドレスをそれぞれ格納して、振替輸送券テーブル26のレコードを登録する(ステップS314)。
次に、乗車する前に遅延が発生した場合の振替輸送券テーブル26に振替輸送券レコードを登録する処理について説明する。
図4に示すように、まず、列車に乗車するため、乗客が駅の自動改札を通過する(ステップS401)。次に、遅延情報通知装置11は乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18に登録されている振替輸送券発行の希望の有無をチェックして、振替輸送券の発行を希望しない場合にはステップS406に進む(ステップS402)。
一方、ステップS402において、振替輸送券の発行を希望する場合には、遅延情報対象テーブル20から、乗車した駅の路線の交通機関IDと同じ発生元交通機関IDであって、遅延解除フラグがNでないレコードを取得する(ステップS403)。次に、遅延情報対象テーブル20からレコードを取得できない場合には、ステップS405に進む(ステップS404)。振替輸送対象区間テーブル27から、ステップS403で取得した遅延情報レコードの発生元交通機関IDと同じ交通機関IDであって、遅延情報レコードの発生区間が対象区間に含まれているレコードを取得する(ステップS406)。
ここで、以下の条件のいずれかに当てはまる場合を、発生区間が対象区間に含まれていると判定する。
・発生区間FROMが対象区間FROMと対象区間TOの間に含まれる場合
・発生区間TOが対象区間FROMと対象区間TOの間に含まれる場合
上記条件に当てはまるレコードを振替輸送対象区間テーブル27から1件ずつ取得し、以下ステップS408〜S411の処理を繰り返す(ステップS407)。
ステップS407において、振替輸送対象区間テーブル27からレコードを取得できない場合には、ステップS405に進む(ステップS408)。
振替先輸送テーブル28から、ステップS407で取得した振替輸送対象区間レコードの交通機関IDと同じ交通機関IDであって、対象区間FROMと同じ対象区間FROMかつ、対象区間TOと同じ対象区間TOに該当するレコードを取得する(ステップS409)。
上記条件に当てはまるレコードを振替先輸送テーブル28から1件ずつ取得し、以下ステップS411、S412の処理を繰り返す(ステップS410)。
ステップS410において、振替先輸送テーブル28からレコードを取得できない場合には、ステップS407に戻る(ステップS411)。
一方、振替先輸送テーブル28からレコードを取得できた場合には、振替輸送券テーブル26の顧客IDに乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18に登録されている顧客IDを、交通機関ID、路線名、振替区間FROM、振替区間TOにステップS410で取得した振替先輸送レコードの対象交通機関ID、対象路線名、対象区間FROM、対象区間TOを、有効期限にステップS403で取得した遅延情報レコードの回復見込を、メールアドレスに乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18に登録されているメールアドレスをそれぞれ格納して、振替輸送券テーブル26のレコードを登録する(ステップS412)。
ステップS404において、遅延情報対象テーブル20からレコードを取得できた場合には、乗車履歴テーブル25の顧客IDに乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18に登録されている顧客IDを、乗車交通機関ID、乗車路線名に自動改札を通過した駅の路線の交通機関ID、路線名を、定期乗車フラグに乗車券機能付携帯電話16若しくはIC乗車券18が定期券扱いの場合にはYを、そうでない場合にはNを、乗車日時、乗車駅に自動改札を通過した日時と駅名を、振替券発行済みフラグにステップS411の処理を行った場合にはNをそれぞれ格納して、乗車履歴テーブル25のレコードを登録する(ステップS405)。
次に、登録した振替輸送券テーブル26のレコードを、振替輸送券として乗客が利用している乗車券機能付携帯電話16に送信する処理について説明する。
図5に示すように、まず、振替輸送券テーブル26から、有効期限が9999/01/01 00:00:00000ではなく、メールアドレスにアドレスが格納されているレコードを取得する(ステップS501)。次に、上記条件に当てはまるレコードを振替輸送券テーブル26から1件ずつ取得し、以下ステップS503〜S508の処理を繰り返す(ステップS502)。振替輸送券テーブル26からレコードを取得できない場合には、振替輸送券の送信処理を終了する(ステップS503)。
ステップS503において、振替輸送券テーブル26からレコードを取得できた場合には、ステップS502で取得した振替輸送券レコードの情報から振替輸送券を生成して、乗客が利用する乗車券機能付携帯電話16に送信する(ステップS504)。そして、送信に成功した場合にはステップS506に進み、失敗した場合には送信をリトライするために、ステップS507に進む(ステップS505)。送信に失敗した場合であってリトライ回数が3回以上の場合には、ステップS502に戻る(ステップS507)。一方、リトライ回数が3回未満の場合には、リトライ回数を1カウントアップして、再度振替輸送券を送信するために、ステップS504に戻る(ステップS508)。
ステップS505において振替輸送券の送信に成功した場合には、乗車履歴テーブル25のレコードで、ステップS502で取得した振替輸送券レコードの顧客ID、交通機関IDと同じ顧客ID、乗車交通機関IDであって、乗車日時が最新の日時であって、降車交通機関ID、降車路線名、降車日時及び降車駅にデータが格納されておらず、振替輸送券発行済みフラグがNのレコードの、降車交通機関ID、降車路線名、降車日時及び降車駅には、乗車交通機関ID、乗車路線名、乗車日時、乗車駅を、振替輸送券発行済みフラグにはYを格納して更新し、乗車券機能付携帯電話16にも出場記録を登録する(ステップS506)。
次に、遅延の回復見込み時刻を変更した場合、もしくは遅延が回復して振替輸送が解除された等、遅延状況に変更があった場合に、振替輸送券テーブル26のレコードを変更して、その変更内容を乗客が利用している乗車券機能付携帯電話16に通知する処理について説明する。
図6に示すように、まず、遅延情報対象テーブル20のレコードに対して、遅延情報を変更する(ステップS601)。
ステップS601の処理をトリガとして、振替輸送券テーブル26から、ステップS601で変更した遅延情報レコードの発生元交通機関ID及び変更前の回復見込と同じ交通機関ID及び有効期限が格納されているレコードを取得する(ステップS602)。そして、上記条件に当てはまるレコードを振替輸送券テーブル26から1件ずつ取得し、以下ステップS604〜S611の処理を繰り返す(ステップS603)。振替輸送券テーブル26からレコードを取得できない場合には、遅延状況の変更通知処理を終了する(ステップS604)。
一方、振替輸送券テーブル26からレコードを取得できた場合であって、ステップS603で取得した振替輸送券レコードにメールアドレスにアドレスが格納されていない場合には、ステップS610に進む(ステップS605)。ステップS605において、振替輸送券レコードにメールアドレスにアドレスが格納されている場合には、ステップS603で取得した振替輸送券レコードの情報から振替輸送券を生成して、遅延状況の変更内容を乗客が利用する乗車券機能付携帯電話16に送信する(ステップS606)。次に、振替輸送券の送信に成功した場合にはステップS610に進み、失敗した場合には送信をリトライするために、ステップS608に進む(ステップS607)。
振替輸送券の送信に失敗した場合であって、リトライ回数が3回以上の場合には、ステップS603に戻る(ステップS608)。一方、リトライ回数が3回未満の場合には、リトライ回数を1カウントアップして、再度振替輸送券を送信するために、ステップS606に戻る(ステップS609)。
ステップS601で変更した遅延情報レコードの回復見込に変更があった場合もしくは遅延が回復して振替輸送が解除された場合には、ステップS611に進み、そうでない場合にはステップS603に戻る(ステップS610)。ステップS603で取得した振替輸送券レコードで、遅延情報レコードの回復見込に変更があった場合には、有効期限を回復見込と同じ時刻を、振替輸送が解除された場合には、有効期限に9999/01/01 00:00:00000を格納して更新する(ステップS611)。
次に、乗車券機能付携帯電話16(例えば、モバイルSuica)で、振替輸送先の鉄道事業者の駅の自動改札もしくは、次回列車に乗車する際に駅の自動改札を通過するときのチェック処理について説明する。
図7に示すように、乗車券機能付携帯電話16に登録された振替輸送券の有効期限が、有効期限内である場合にはステップS709に進み、そうでない場合にはステップS702に進む(ステップS701)。
ここで、以下の条件に当てはまる場合を振替輸送券が有効期限内であると判定する。
・乗車券機能付携帯電話16に登録された振替輸送券の振替輸送先交通機関IDが、自動改札を通過した駅の鉄道事業者の交通機関IDと同じである
・乗車券機能付携帯電話16に登録された振替輸送券の有効期限が、自動改札を通過した時点の日時と同じ、もしくは後の日時である
・乗車券機能付携帯電話16に登録された振替輸送券の有効期限が9999/01/01 00:00:00000でない
上記条件に当てはまらない場合には、乗車券機能付携帯電話16に出場記録があるか否か判定して、出場記録がないと判定した場合にはステップS703に進み、出場記録がある場合にはステップS708に進む(ステップS702)。
出場記録がないと判定した場合には、乗車履歴テーブル25から、乗車券機能付携帯電話16に登録された顧客IDと同じ顧客IDであって、乗車日時が最新のレコードを取得する(ステップS703)。
ステップS703で取得した乗車履歴レコードの乗車履歴が、遅延発生路線に含まれていない場合には改札不可とし(ステップS705)、乗車履歴が遅延発生路線に含まれている場合にはステップS706に進む(ステップS704)。
ここで、ステップS703で取得した乗車履歴レコードの振替輸送券発行済みフラグにYもしくはNが格納されている場合を、乗車履歴が遅延発生路線に含まれていると判定する。ステップS703で取得した乗車履歴レコードの降車交通機関ID、降車路線名、降車日時及び降車駅に、現在乗車しようとしている列車の鉄道事業者の交通機関ID、路線名、乗車日時及び乗車駅名を格納して、更新する(ステップS706)。乗車券機能付携帯電話16に出場記録を登録する(ステップS707)。
出場記録のチェック処理後、現在乗車しようとしている列車の運賃を課金して、ステップS713に進む(ステップS708)。
ステップS701において、振替輸送券が有効期限内と判定された場合には、乗車券機能付携帯電話16に出場記録があるか否かを判定して、出場記録がないと判定した場合にはステップS710に進む(ステップS709)。
乗車履歴テーブル25のレコードで、乗車券機能付携帯電話16に登録された顧客IDと同じ顧客IDであって、乗車日時が最新のレコードの降車交通機関ID、降車路線名、降車日時及び降車駅に、現在乗車しようとしている列車の鉄道事業者の交通機関ID、路線名、乗車日時及び乗車駅名を格納して更新する(ステップS710)。
次に、乗車券機能付携帯電話16に出場記録を登録する(ステップS711)。ステップS706及びステップS710で更新した乗車履歴レコードの振替輸送券発行済みフラグにYを格納して、更新する(ステップS712)。そして、改札可とする(ステップS713)。
次に、IC乗車券18(例えば、Suica(登録商標))で、振替輸送先の鉄道事業者の駅の自動改札もしくは、次回列車に乗車する際に駅の自動改札を通過するときのチェック処理について説明する。
図8に示すように、まず、有効な振替輸送券があるか否か判定して、有効な振替輸送券がある場合にはステップS809に進み、有効な振替輸送券がない場合にはステップS802に進む(ステップS801)。
ここで、振替輸送券テーブル26のレコードで、IC乗車券18に登録された顧客IDと同じ顧客IDであって、自動改札を通過した駅の鉄道事業者の交通機関IDと同じ交通機関IDであって、自動改札を通過した時点の日時と同じ、もしくは後の日時である有効期限、かつ9999/01/01 00:00:00000でない有効期限レコードが存在する場合を、有効な振替輸送券があると判定する。
上記条件に当てはまらない場合には、IC乗車券18に出場記録があるか否かを判定して、出場記録がないと判定した場合にはステップS803に進み、出場記録がある場合にはステップS808に進む(ステップS802)。
乗車履歴テーブル25から、IC乗車券18に登録された顧客IDと同じ顧客IDであって、乗車日時が最新のレコードを取得する(ステップS803)。ステップS803で取得した乗車履歴レコードの乗車履歴が、遅延発生路線に含まれていない場合には改札不可とし(ステップS805)、含まれている場合にはステップS806に進む(ステップS804)。
ここで、ステップS803で取得した乗車履歴レコードの振替輸送券発行済みフラグにYもしくはNが格納されている場合を、乗車履歴が遅延発生路線に含まれていると判定する。
ステップS803で取得した乗車履歴レコードの降車交通機関ID、降車路線名、降車日時及び降車駅に、現在乗車しようとしている列車の鉄道事業者の交通機関ID、路線名、乗車日時及び乗車駅名を格納して、更新する(ステップS806)。次に、IC乗車券18に出場記録を登録する(ステップS807)。出場記録のチェック処理後、現在乗車しようとしている列車の運賃を課金して、ステップS813に進む(ステップS808)。
ステップS801で有効な振替輸送券があると判定された場合には、IC乗車券18に出場記録があるか否かを判定して、出場記録がないと判定した場合にはステップS810に進む(ステップS809)。
乗車履歴テーブル25のレコードで、IC乗車券18に登録された顧客IDと同じ顧客IDであって、乗車日時が最新のレコードの降車交通機関ID、降車路線名、降車日時及び降車駅に、現在乗車しようとしている列車の鉄道事業者の交通機関ID、路線名、乗車日時及び乗車駅名を格納して、更新する(ステップS810)。そして、IC乗車券18に出場記録を登録する(ステップS811)。ステップS806及びステップS810で更新した乗車履歴レコードの振替輸送券発行済みフラグにYを格納して、更新する(ステップS812)。そして、改札可とする(ステップS813)。
以上のように、本実施形態における振替輸送券発行システムによれば、次のような効果がある。
・振替輸送券で自動改札を通過できるようになり、振替先の鉄道事業者の駅の改札窓口での振替輸送券の提示が不要となるため、迅速に乗客を振替先の路線へ誘導が行える。
・乗車券機能付携帯電話16を持たない乗客に対しても、迅速に振替先の路線へ誘導が行える。
・有効期限を設定することで振替輸送券の不正利用の防止と、遅延が回復した場合に迅速に元の鉄道事業者の路線へ誘導できる。
・出場記録を登録することで、次回列車に乗車する際、改札窓口で出場記録を登録する必要がないので、乗客は速やかに列車に乗車できる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施形態では、乗車券機能付携帯電話16に電子メールを配信するようにしたが、予め登録されている乗車券機能の付いていない携帯電話に電子メールを配信するようにしてもよい。
本発明の一実施の形態例を示すシステム構成図。 本システムが使用するテーブルの各構成図。 既に列車に乗車している乗客に対して、振替輸送券を登録する処理の概要を示すフローチャート。 まだ列車に乗車していない乗客に対して、振替輸送券を登録する処理の概要を示すフローチャート。 乗客が利用する乗車券機能付携帯電話16に、振替輸送券を送信する処理の概要を示すフローチャート。 遅延の状況の変化を、乗客が利用する乗車券機能付携帯電話16へ送信、及び振替輸送券テーブルに反映する処理の概要を示すフローチャート。 乗車券機能付携帯電話16を利用する乗客に対して、改札時に出場記録がない場合に、出場記録を登録する処理の概要を示すフローチャート。 IC乗車券18を利用する乗客に対して、改札時に出場記録がない場合に、出場記録を登録する処理の概要を示すフローチャート。
符号の説明
11…遅延情報通知装置、12…IC乗車券管理サーバ、13…運用管理端末、14…指令局端末、15…複数の各駅端末、16…乗車券機能付携帯電話、17…自動改札機、18…IC乗車券。

Claims (3)

  1. 鉄道事業者によって発行された振替輸送券によって、振替先である鉄道事業者の駅の自動改札の通過を可能にする振替輸送券発行システムであって、
    振替先の鉄道事業者の駅で乗車券機能付携帯電話若しくはIC乗車券を利用して改札を行う際に、遅延情報を参照して振替輸送券の有効期限をチェックして改札の通過を許可する許可手段と、
    前記振替輸送券が発行された乗客に対して、遅延の状況に変化があり、振替輸送券の有効期限が変更された場合に、乗客が利用する携帯電話に変更した有効期限を電子メールで通知する有効期限通知手段と、
    鉄道事業者の端末装置によって遅延発生時に登録された遅延情報が更新された場合には当該更新された遅延情報を乗客が使用する携帯電話に電子メールで通知する更新通知手段と
    を備えることを特徴とする振替輸送券発行システム。
  2. 遅延発生時に乗客が振替先の鉄道事業者へ移動する際、遅延発生元の鉄道事業者の駅の自動改札を通過しなくても乗車券機能付携帯電話若しくはIC乗車券に改札の出場記録を登録する振替輸送券発行システムであって、
    乗客が振替先の鉄道事業者の駅で改札を行う際、または後日乗車先の鉄道事業者の駅で改札を行う際に、乗車券機能付携帯電話若しくはIC乗車券に出場記録が登録されていない場合には、遅延情報を参照して入場記録に登録された駅の所属する鉄道事業者の路線が、過去に発生した遅延発生路線に含まれるか否かを判定して、遅延発生路線に含まれると判定した場合には出場記録を乗車券機能付携帯電話若しくはIC乗車券に登録する手段と、
    乗車券機能付携帯電話を利用する乗客に対しては、振替輸送券を発行した時点で出場記録を登録する手段と
    を備えることを特徴とする振替輸送券発行システム。
  3. 定期利用外の乗客にも振替輸送券を発行する振替輸送券発行システムであって、
    振替先の鉄道事業者の駅の自動改札を通過する際、入場記録に登録されている駅の所属する鉄道事業者の路線が、過去に発生した遅延発生路線に含まれるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により遅延発生路線に含まれると判定された場合には、乗車券機能付携帯電話若しくはIC乗車券を利用して改札を行う際に、遅延情報を参照して振替輸送券の有効期限をチェックして改札の通過を許可する許可手段と、
    前記振替輸送券が発行された乗客に対して、遅延の状況に変化があり、振替輸送券の有効期限が変更された場合に、乗客が利用する携帯電話に変更した有効期限を電子メールで通知する有効期限通知手段と、
    鉄道事業者の端末装置によって遅延発生時に登録された遅延情報が更新された場合には当該更新された遅延情報を乗客が使用する携帯電話に電子メールで通知する更新通知手段と
    を備えることを特徴とする振替輸送券発行システム。
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