JP2020154760A - 振替輸送管理サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】振替輸送の発生に伴う利便性の低下を抑える。【解決手段】実施形態に係る振替輸送管理サーバは、第1〜第7の取得部を備える。前記第1の取得部は、交通機関の不通区間を示す情報を取得する。前記第2の取得部は、前記不通区間に対応する振替輸送のための1以上の代替区間を示す情報を取得する。前記第3の取得部は、利用者の入出場区間を示す情報及び前記利用者の乗車可能区間を示す情報を取得する。前記第4の取得部は、前記不通区間のうち前記乗車可能区間に含まれる第1の区間を示す情報を取得する。前記第5の取得部は、前記代替区間のうち前記第1の区間に対応する第2の区間を示す情報を取得する。前記第6の取得部は、前記入出場区間から前記第2の区間を除いた第3の区間を示す情報を取得する。前記第7の取得部は、前記第3の区間を示す情報の取得に応じて、前記第3の区間の運賃を示す情報を取得する。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、振替輸送管理サーバに関する。
交通機関が不通または減便になった場合、振替輸送が行われている。振替輸送は、不通区間を含む定期券または乗車券を持つ利用者が他の事業者の交通機関を運賃の支払いなしで迂回利用できる制度である。
特許第5854798号公報
しかしながら、振替輸送が発生すると、駅員は、振替乗車券の発行及び回収を人手で行う。また、交通機関の利用者は、駅構内で迂回経路の検索などを行うことが多い。そのため、駅は交通機関の利用者で混雑し、利便性は損なわれる。
本発明の実施形態は、振替輸送の発生に伴う利便性の低下を抑えることを目的とする。
実施形態に係る振替輸送管理サーバは、第1の取得部と、第2の取得部と、第3の取得部と、第4の取得部と、第5の取得部と、第6の取得部と、第7の取得部と、を備える。前記第1の取得部は、交通機関の不通区間を示す情報を取得する。前記第2の取得部は、前記不通区間に対応する振替輸送のための1以上の代替区間を示す情報を取得する。前記第3の取得部は、利用者の入出場区間を示す情報及び前記利用者の乗車可能区間を示す情報を取得する。前記第4の取得部は、前記不通区間のうち前記乗車可能区間に含まれる第1の区間を示す情報を取得する。前記第5の取得部は、前記代替区間のうち前記第1の区間に対応する第2の区間を示す情報を取得する。前記第6の取得部は、前記入出場区間から前記第2の区間を除いた第3の区間を示す情報を取得する。前記第7の取得部は、前記第3の区間を示す情報の取得に応じて、前記第3の区間の運賃を示す情報を取得する。
実施形態に係る振替輸送管理システムの構成を例示する概略図である。 実施形態に係る改札機の構成を例示するブロック図である。 実施形態に係る振替輸送管理サーバの構成を例示するブロック図である。 実施形態に係る振替輸送を例示する図である。 実施形態に係る振替輸送管理サーバによる振替輸送管理処理を例示するフローチャートである。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、振替輸送管理システム100の構成を例示する概略図である。
振替輸送管理システム100は、振替輸送の管理を自動化するためのシステムである。例えば、振替輸送の管理は、改札処理及び精算処理である。例えば、改札処理は、交通機関の利用者による改札機の通過に関連する処理である。例えば、精算処理は、交通機関の利用者による交通機関の利用に伴い発生する費用の清算に関連する処理である。
振替輸送管理システム100は、改札機1X−1〜改札機1X−m(mは正の整数)、改札機1Y−1〜改札機1Y−n(nは正の整数)、振替輸送管理サーバ2及び携帯端末3を備える。各装置は、ネットワークを介して互いに情報を通信可能に接続されている。例えば、ネットワークは、インターネットや鉄道事業者の専用線である。また、ネットワークは有線でもよいし、無線でもよい。
改札機1X−1〜改札機1X−mは、路線Xの駅にある改札機である。改札機1X−1は、路線XのA駅にある改札機とする。改札機1X−2は、交通機関の路線XのB駅にある改札機とする。改札機1X−3は、路線XのC駅にある改札機とする。改札機1X−1の構成については後述する。
改札機1Y−1〜改札機1Y−nは、交通機関の路線Yの駅にある改札機である。改札機1Y−1は、路線YのA´駅にある改札機とする。改札機1Y−2は、路線YのB´駅にある改札機とする。改札機1Y−3は、路線YのC´駅にある改札機とする。
なお、路線Xを運営する鉄道事業者と路線Yを運営する鉄道事業者とは、同じであっても、異なっていてもよい。
振替輸送管理サーバ2は、振替輸送を管理するための装置である。振替輸送管理サーバ2の構成については後述する。
携帯端末3は、路線Xまたは路線Yの利用者Uの所有する端末である。例えば、携帯端末3は、スマートフォンである。
図2は、改札機1X−1の構成を例示するブロック図である。
改札機1X−1は、プロセッサ101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、記憶部104、表示部105、通信部106、駆動部107、ゲート108及びリーダライタ109を備える。
プロセッサ101は、ROM102または記憶部104に記憶されているプログラムを実行することにより、改札機1X−1の動作の制御及び各種処理を実行する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)である。
ROM102は、各種プログラム及びデータを記憶する記憶媒体である。
RAM103は、各種プログラムを一時的に記憶したり、プログラムの実行に必要なデータや実行結果などを格納したりする記憶媒体である。
記憶部104は、各種プログラム及びデータを記憶する装置である。例えば、記憶部104は、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)などで構成される。
表示部105は、各種情報を表示する装置である。例えば、表示部105は、液晶ディスプレイである。
通信部106は、ネットワークを介して各種情報を送信または受信するためのインタフェースである。通信部106は、無線通信用のインタフェースを備えていてもいいし、有線通信用のインタフェースを備えていてもよい。
駆動部107は、ゲート108の開閉を駆動するための装置である。例えば、駆動部107は、モータを含む装置である。
ゲート108は、改札機1X−1における利用者Uの入場または出場の規制に応じて開閉する板状部材である。
リーダライタ109は、改札機1X−1を通過する利用者Uが翳す非接触式ICカードと無線通信する装置である。リーダライタ109は、利用者Uが翳す非接触式ICカードに情報を書き込む。リーダライタ109は、利用者Uが翳す非接触式ICカードから情報を読み取る。
なお、改札機1X−2、改札機1X−3、改札機1X−m、改札機1Y−1、改札機1Y−2、改札機1Y−3及び改札機1Y−nの構成は、改札機1X−1の構成と同様である。
図3は、振替輸送管理サーバ2の構成を例示するブロック図である。
振替輸送管理サーバ2は、プロセッサ201、ROM202、RAM203、記憶部204、入力部205及び通信部206を備える。
プロセッサ201は、ROM202または記憶部204に記憶されているプログラムを実行することにより、振替輸送管理サーバ2の動作の制御及び各種処理を実行する。例えば、プロセッサ201は、CPUである。
ROM202は、各種プログラム及びデータを記憶する記憶媒体である。
RAM203は、各種プログラムを一時的に記憶したり、プログラムの実行に必要なデータや実行結果などを格納したりする記憶媒体である。
記憶部204は、各種プログラム及びデータを記憶する装置である。例えば、記憶部204は、HDDまたはSSDなどで構成される。
入力部205は、入力指示を受け付ける入力装置である。例えば、入力部205は、交通機関の職員による入力指示を受け付ける。例えば、入力部205は、キーボードまたはタッチパッドである。
通信部206は、ネットワークを介して各種情報を送信または受信するためのインタフェースである。通信部206は、無線通信用のインタフェースを備えていてもいいし、有線通信用のインタフェースを備えていてもよい。通信部206は、情報を送信する送信部の一例である。通信部206は、情報を受信する受信部の一例である。
図4は、振替輸送を例示する図である。
ここでは、路線Xでは、A駅、B駅、C駅の順に並んでいるものとする。路線Yでは、A´駅、B´駅、C´駅の順に並んでいるものとする。路線Xと路線Yは、並行しているものとする。A駅は、A´駅と近接しているものとする。B駅は、B´駅と近接しているものとする。C駅は、C´駅と近接しているものとする。
利用者Uは、A駅とB駅との間の定期券を所有しているものとする。そのため、A駅とB駅との間は、乗車可能区間である。乗車可能区間は、事前購入により乗車可能となっている区間である。定期券による定期区間は、乗車可能区間の一例である。乗車可能区間は、乗車券により乗車可能となる区間であってもよい。A駅とB駅との間は、事故などにより不通区間になっているものとする。不通区間は、列車を運行できない状態となっている区間である。なお、図4は不通区間と乗車可能区間とが同一区間である例を示しているが、これに限定されない。
A駅とB駅との間が不通区間になっていることに伴い、A´駅とB´駅との間は、A駅とB駅との間の代替区間となる。代替区間は、不通区間の発生に伴い、不通区間の代わりとなる振替輸送の区間である。代替区間は、予め定められた規則に従い設定される。
利用者UがA´駅とB´駅との間で路線Yを利用する場合、A´駅とB´駅との間は代替区間となっている。そのため、A´駅とB´駅との間の路線Yの利用に伴う運賃は発生しない。利用者UがA´駅とC´駅との間で路線Yを利用する場合、A´駅とB´駅との間は代替区間となっている。そのため、A´駅とB´駅との間の路線Yの利用に伴う運賃は発生しない。他方、B´駅とC´駅との間の路線Yの利用に伴う運賃は発生する。
図5は、振替輸送管理サーバ2よる振替輸送管理処理を例示するフローチャートである。
ここでは、図4に示す例において、利用者Uが路線Yを利用してA´駅からC´駅に移動したものとする。
プロセッサ201は、交通機関の不通区間を示す情報を取得する(ステップS101)。プロセッサ201は、不通区間を示す情報を取得する第1の取得部の一例である。
ステップS101では、例えば、プロセッサ201は、交通機関の職員による入力部205を用いた不通区間の入力指示に応じて、不通区間を示す情報を取得する。例えば、不通区間を示す情報は、A駅とB駅との間が不通区間であることを示す情報である。不通区間を示す情報は、上りまたは下りなどの進行方向を示す情報を含んでいてもよい。不通区間を示す情報は、振替輸送の発生フラグに関連する。プロセッサ201は、不通区間を示す情報を記憶部204に保存する。
プロセッサ201は、不通区間に対応する振替輸送のための1以上の代替区間を示す情報を取得する(ステップS102)。プロセッサ201は、代替区間を示す情報を取得する第2の取得部の一例である。
ステップS102では、例えば、プロセッサ201は、不通区間を示す情報の取得に応じて、記憶部204に予め記憶されているデータベースを参照する。プロセッサ201は、データベースを参照し、不通区間に対応する1以上の代替区間を示す情報を取得する。この例では、記憶部204は、不通区間と1以上の代替区間とを対応付けたデータベースを有している。これに代えて、プロセッサ201は、交通機関の職員による入力部205を用いた代替区間の入力指示に応じて、代替区間を示す情報を取得してもよい。
例えば、代替区間を示す情報は、A´駅とB´駅との間が代替区間であることを示す情報である。プロセッサ201は、現在の振替輸送のステータスとして、不通区間を示す情報と1以上の代替区間を示す情報とを関連付けて記憶部204に保存する。
プロセッサ201は、利用者Uの入出場区間を示す情報及び利用者Uの乗車可能区間を示す情報を取得する(ステップS103)。プロセッサ201は、入出場区間を示す情報及び乗車可能区間を示す情報を取得する第3の取得部の一例である。入出場区間は、利用者Uが入場した駅と利用者Uが出場した駅との間である。
ステップS103では、例えば、プロセッサ201は、利用者Uによる入場駅の改札機の通過または出場駅の改札機の通過に応じて、通信部206を介して、入出場区間を示す情報及び乗車可能区間を示す情報を入場駅の改札機または出場駅の改札機から取得する。この例では、C´駅の改札機1Y−3は、利用者Uが改札機1Y−3を通過する際にリーダライタで非接触式ICカードから入場駅を示す情報、出場駅を示す情報及び乗車可能区間を示す情報を取得する。C´駅の改札機1Y−3は、通信部を介して、入場駅を示す情報、出場駅を示す情報及び乗車可能区間を示す情報を振替輸送管理サーバ2へ送信する。
プロセッサ201は、出場駅であるC´駅の改札機1Y−3から、入場駅を示す情報としてA´駅を示す情報を取得する。プロセッサ201は、C´駅の改札機1Y−3から、出場駅を示す情報としてC´駅を示す情報を取得する。プロセッサ201は、C´駅の改札機1Y−3から、乗車可能区間を示す情報としてA駅とB駅との間が乗車可能であることを示す情報を取得する。プロセッサ201は、入場駅を示す情報及び出場駅を示す情報に基づいて、入場駅と出場駅との間の入出場区間を示す情報を取得することができる。なお、プロセッサ201は、入場駅であるA´駅の改札機1Y−1から、入場駅を示す情報及び乗車可能区間を示す情報を取得してもよい。
プロセッサ201は、不通区間のうち乗車可能区間に含まれる第1の区間を示す情報を取得する(ステップS104)。プロセッサ201は、第1の区間を示す情報を取得する第4の取得部の一例である。
ステップS104では、例えば、プロセッサ201は、不通区間と乗車可能区間とを比較し、不通区間のうち乗車可能区間に含まれる第1の区間を取得する。例えば、不通区間がA駅とB駅との間であり、乗車可能区間がA駅とB駅との間である場合、第1の区間は、A駅とB駅との間である。
プロセッサ201は、代替区間のうち第1の区間に対応する第2の区間を示す情報を取得する(ステップS105)。プロセッサ201は、第2の区間を示す情報を取得する第5の取得部の一例である。
ステップS105では、例えば、プロセッサ201は、代替区間と第1の区間とを比較し、代替区間のうち第1の区間に対応する第2の区間を取得する。例えば、代替区間は、A´駅とB´駅との間であり、第1の区間はA駅とB駅との間である場合、第2の区間は、A´駅とB´との間である。第2の区間は、費用不発生の区間に相当する。
プロセッサ201は、入出場区間から第2の区間を除いた第3の区間を示す情報を取得する(ステップS106)。プロセッサ201は、第3の区間を示す情報を取得する第6の取得部の一例である。
ステップS106では、例えば、プロセッサ201は、入出場区間と第2の区間とを比較し、第3の区間を取得する。入出場区間がA´駅とC´駅との間であり、第2の区間がA´駅とB´駅との間である場合、第3の区間は、B´駅とC´駅との間である。第3の区間は、費用発生の区間に相当する。
プロセッサ201は、第3の区間を示す情報の取得に応じて、第3の区間の運賃を示す情報を取得する(ステップS107)。プロセッサ201は、第3の区間の運賃を示す情報を取得する第7の取得部の一例である。
ステップS107では、例えば、プロセッサ201は、記憶部204に予め記憶されているデータベースを参照し、第3の区間の運賃を示す情報を取得する。この例では、記憶部204は、各区間と運賃とを対応付けたデータベースを有している。例えば、プロセッサ201は、B´駅とC´駅との間の運賃を示す情報を取得する。第3の区間の運賃は、利用者UがA´駅からC´駅に路線Yを利用して移動した際に発生する費用である。
なお、プロセッサ201は、通信部206を介して、第3の区間の運賃を示す情報を改札機1Y−3へ送信してもよい。これにより、改札機1Y−3のプロセッサは、利用者Uが改札機1Y−3を通過する際に、リーダライタに翳された非接触式ICカードに保存されているチャージ金額から第3の区間の運賃を精算することができる。
これに代えて、プロセッサ201は、振替輸送管理サーバ2内で第3の区間の運賃を精算してもよい。プロセッサ201による精算処理は、プリペイド方式でもいいし、ポストペイ方式でもよい。
本実施形態によれば、振替輸送管理サーバ2は、改札処理及び精算処理を自動化することで、振替輸送の発生に伴う利便性の低下を抑えることができる。これにより、駅員は、振替乗車券の発行及び回収を人手で行う必要はない。利用者Uは、改札機に非接触式ICカードを翳すだけで、振替輸送の路線を利用することができる。さらに、振替輸送管理サーバ2は、振替輸送を利用した人数及び費用を管理することができる。これにより、振替輸送に伴う鉄道事業者間での清算が容易かつ正確になる。
本実施形態は、以下に例示するように、種々の態様を含んでいてもよい。
まず、振替輸送管理サーバ2では、通信部206は、不通区間を示す情報の取得に応じて不通区間を示す情報を利用者Uの所有する携帯端末3へ送信してもよい。通信部206は、代替区間を示す情報の取得に応じて代替区間を示す情報を利用者Uの所有する携帯端末3へ送信してもよい。この例では、記憶部204は、携帯端末3のアドレスを記憶している。
利用者Uは、不通区間及び代替区間のうちの少なくとも何れかを把握することで、迂回経路の検索作業を省略することができる。これにより駅の混雑は緩和される。
次に、振替輸送管理サーバ2では、プロセッサ201は、複数の代替区間のそれぞれに重みを付し、重みに応じて複数の代替区間の中から代替区間を選択してもよい。プロセッサ201は、代替区間を選択する選択部の一例である。
この例では、上述のステップS102において、プロセッサ201は、複数の代替区間を示す情報を取得するものとする。プロセッサ201は、複数の代替区間を示す情報の取得に応じて複数の代替区間のそれぞれの交通機関の輸送能力及び混雑度合のうちの少なくとも何れか一方に基づいて複数の代替区間のそれぞれに重みを付す。輸送能力は、路線を走る列車が人をどの程度輸送できるかを示す指標である。混雑度合は、路線を走る列車の混雑を示す指標である。輸送能力及び混雑度合は、路線ごとに予め設定されている。輸送能力及び混雑度合は、それぞれ、時間帯ごとに決まっていてもよい。この例では、記憶部204は、輸送能力を示す情報及び混雑度合を示す情報を記憶している。例えば、重みは、乗車のし易さを示す度合である。例えば、プロセッサ201は、乗車のし易さを示す度合の高い代替区間を選択する。なお、重みは、代替区間ごとに代えて、1編成毎の分散(車両の前方、後方など)であってもよい。
通信部206は、複数の代替区間の中から選択された代替区間を示す情報を利用者Uの所有する携帯端末3へ送信する。
利用者Uは、複数の代替区間がある場合に、乗車のし易い代替区間を容易に把握することができる。複数の代替区間は分散して利用されるので、駅及び列車の混雑は緩和される。
次に、振替輸送管理サーバ2では、通信部206は、代替区間を示す情報の取得に応じて代替区間を示す情報を代替区間に含まれる駅の改札機へ送信してもよい。この例では、代替区間がA´駅とB´駅との間である場合、通信部206は、代替区間を示す情報をA´駅の改札機1Y−1及びB´駅の改札機1Y−2へ送信する。これにより、改札機1Y−1及びB´駅の改札機1Y−2は、表示部に代替区間を示す情報を表示することができる。なお、A´駅とB´駅との間に1以上の駅が存在する場合、通信部206は、代替区間を示す情報をA´駅とB´駅との間に存在する1以上の駅の改札機へも送信する。
利用者Uは、改札機を通過する際に改札機の表示部を確認することで、振替輸送の代替区間がどの駅とどの駅との間であるのかを容易に把握することができる。利用者Uは、振替輸送の代替区間を利用していることを容易に把握することができる。
次に、プロセッサ201は、交通機関の運行状況を監視してもよい。プロセッサ201は、監視部の一例である。この例では、プロセッサ201は、各交通機関のサーバから交通機関の運行状況を示す情報を取得し、交通機関の運行状況を監視する。交通機関の運行状況は、異常の発生の有無及び不通区間を含む。
プロセッサ201は、運行状況の異常の発生に応じて不通区間を示す情報を取得する。例えば、プロセッサ201は、運行状況の異常の発生に応じて交通機関の運行状況を示す情報を取得する。プロセッサ201は、交通機関の運行状況を示す情報から不通区間を示す情報を取得する。
プロセッサ201は、運行状況の異常の発生に応じて代替区間を示す情報を取得する。例えば、プロセッサ201は、不通区間を示す情報の取得に応じて、記憶部204に予め記憶されているデータベースを参照する。プロセッサ201は、データベースを参照し、不通区間に対応する1以上の代替区間を示す情報を取得する。
不通区間を示す情報及び代替区間を示す情報の取得が自動化されることで、交通機関の職員は、振替輸送が発生しても、不通区間及び代替区間の入力作業を必要としない。さらに、管理コストを低減することができる。
次に、プロセッサ201は、ステップS103において、入場予定駅から出場予定駅までの区間に対応する入出場区間を示す情報及び乗車可能区間を示す情報を取得してもよい。
この例では、利用者Uは、携帯端末3において、経路検索として、入場予定駅、出場予定駅及び乗車可能区間を入力する。プロセッサ201は、通信部206を介して、利用者Uの所有する携帯端末3から入場予定駅を示す情報、出場予定駅を示す情報及び乗車可能区間を示す情報を取得する。プロセッサ201は、入場予定駅を示す情報、出場予定駅を示す情報及び乗車可能区間を示す情報の取得に応じて、入場予定駅から出場予定駅までの区間に対応する入出場区間を示す情報及び乗車可能区間を示す情報を取得する。これにより、プロセッサ201は、ステップS107において、第3の区間の運賃を示す情報を取得することができる。通信部206は、第3の区間の運賃を示す情報を利用者Uの所有する携帯端末3へ送信する。
利用者Uは、代替区間の路線を利用する前に、代替区間の路線を利用した際の費用を把握することができる。
次に、プロセッサ201は、利用者Uによる代替区間の利用前の決済指示に応じて、第3の区間の運賃を割り引いた額を決済してもよい。プロセッサ201は決済部の一例である。
この例では、利用者Uは、上述のように経路検索の応答である第3の区間の運賃を示す情報を確認する。利用者Uは、代替区間を利用する前に、携帯端末3を用いて、第3の区間の運賃の決済指示を入力する。プロセッサ201は、通信部206を介して、決済指示を受信する。プロセッサ201は、決済指示に応じて、第3の区間の運賃を割り引く。割引額または割引率は、任意に設定可能である。プロセッサ201は、第3の区間の運賃を割り引いた額を決済する。プロセッサ201による決済処理は、プリペイド方式でもいいし、ポストペイ方式でもよい。
代替区間の利用は促進されるので、不通区間の復旧待ちによる混雑は緩和される。
次に、プロセッサ201は、不通区間の解除時刻を示す情報を取得してもよい。例えば、プロセッサ201は、交通機関の職員による入力部205を用いた不通区間の解除時刻の入力指示に応じて、不通区間の解除時刻を示す情報を取得する。これに代えて、プロセッサ201は、各交通機関のサーバから不通区間の解除時刻を示す情報を取得する。
この例では、プロセッサ201は、通信部206を介して、入場駅の改札機から入場駅の改札機の通過時刻を示す情報を取得する。プロセッサ201は、利用者Uの入場駅の改札機の通過時刻が不通区間の解除時刻から所定時間経過前か否かに応じて、第2の区間の運賃を控除するか否かを切り替える。
利用者Uの入場駅の改札機の通過時刻が不通区間の解除時刻から所定時間経過前である場合、プロセッサ201は、入出場区間から第2の区間を除いた第3の区間の運賃を取得する。利用者Uの入場駅の改札機の通過時刻が不通区間の解除時刻から所定時間経過した後である場合、プロセッサ201は、入出場区間の運賃を取得する。
これにより、鉄道事業者は、適切に振替輸送を管理することができる。
次に、プロセッサ201は、第3の区間の運賃を取得することに代えて、一旦、入出場区間の運賃を取得してもよい。この例では、プロセッサ201は、一旦、入出場区間の運賃を精算するように処理する。
プロセッサ201は、不通区間の復旧後の不通区間であった路線の利用に応じて第2の区間の運賃を精算してもよい。例えば、プロセッサ201は、第2の区間の運賃に相当する額を利用者Uのチャージ金額に返金してもよい。プロセッサ201は、第2の区間の運賃に相当するポイントを利用者Uに付与してもよい。
一旦、入出場区間の運賃が精算されることで、安易な代替路線の利用は抑制される。
本実施形態は、鉄道を例にして説明したが、バスなどの交通機関にも適用可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1X−1…改札機、1X−2…改札機、1X−3…改札機、1X−m…改札機、1Y−1…改札機、1Y−2…改札機、1Y−3…改札機、1Y−n…改札機、2…振替輸送管理サーバ、3…携帯端末、100…振替輸送管理システム、101…プロセッサ、102…ROM、103…RAM、104…記憶部、105…表示部、106…通信部、107…駆動部、108…ゲート、109…リーダライタ、201…プロセッサ、202…ROM、203…RAM、204…記憶部、205…入力部、206…通信部。

Claims (8)

  1. 交通機関の不通区間を示す情報を取得する第1の取得部と、
    前記不通区間に対応する振替輸送のための1以上の代替区間を示す情報を取得する第2の取得部と、
    利用者の入出場区間を示す情報及び前記利用者の乗車可能区間を示す情報を取得する第3の取得部と、
    前記不通区間のうち前記乗車可能区間に含まれる第1の区間を示す情報を取得する第4の取得部と、
    前記代替区間のうち前記第1の区間に対応する第2の区間を示す情報を取得する第5の取得部と、
    前記入出場区間から前記第2の区間を除いた第3の区間を示す情報を取得する第6の取得部と、
    前記第3の区間を示す情報の取得に応じて、前記第3の区間の運賃を示す情報を取得する第7の取得部と、
    を備える振替輸送管理サーバ。
  2. 前記第3の取得部は、前記利用者による入場駅の改札機の通過または出場駅の改札機の通過に応じて、前記入出場区間を示す情報及び前記乗車可能区間を示す情報を前記入場駅の改札機または前記出場駅の改札機から取得する、請求項1に記載の振替輸送管理サーバ。
  3. 前記不通区間を示す情報の取得に応じて前記不通区間を示す情報を前記利用者の所有する携帯端末へ送信し、前記代替区間を示す情報の取得に応じて前記代替区間を示す情報を前記利用者の所有する前記携帯端末へ送信する送信部を備える、請求項1に記載の振替輸送管理サーバ。
  4. 複数の代替区間を示す情報の取得に応じて前記複数の代替区間のそれぞれの交通機関の輸送能力及び混雑度合のうちの少なくとも何れか一方に基づいて前記複数の代替区間のそれぞれに重みを付し、前記重みに応じて前記複数の代替区間の中から代替区間を選択する選択部と、
    前記複数の代替区間の中から選択された代替区間を示す情報を前記利用者の所有する携帯端末へ送信する送信部と、
    を備える、請求項1に記載の振替輸送管理サーバ。
  5. 前記第3の取得部は、前記利用者の所有する携帯端末からの入場予定駅を示す情報、出場予定駅を示す情報及び前記乗車可能区間を示す情報の取得に応じて、前記入場予定駅から前記出場予定駅までの区間に対応する前記入出場区間を示す情報及び前記乗車可能区間を示す情報を取得する、請求項1に記載の振替輸送管理サーバ。
  6. 前記代替区間を示す情報の取得に応じて前記代替区間を示す情報を代替区間に含まれる駅の改札機へ送信する送信部を備える、請求項1に記載の振替輸送管理サーバ。
  7. 前記利用者による前記代替区間の利用前の決済指示に応じて、前記第3の区間の運賃を割り引いた額を決済する決済部を備える、請求項5に記載の振替輸送管理サーバ。
  8. 交通機関の運行状況を監視する監視部を備え、
    前記第1の取得部は、前記運行状況の異常の発生に応じて前記不通区間を示す情報を取得し、
    前記第2の取得部は、前記運行状況の異常の発生に応じて前記代替区間を示す情報を取得する、
    を備える、請求項1に記載の振替輸送管理サーバ。
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