JP6892288B2 - 交通システム、および交通利用管理方法 - Google Patents
交通システム、および交通利用管理方法 Download PDFInfo
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Description
[全体構成]
図1は、第1の実施形態における改札機システム1を示す図である。改札機システム1は、例えば、A駅システム10Aと、B駅システム10Bと、センタサーバ装置50と、電子マネーサーバ装置70と、店舗用決済端末100とを備える。なお、改札機システム1は、A駅システム10A、およびB駅システム10Bの他に、複数の駅システムを含んでもよい。以下、A駅システム10Aと、B駅システム10Bとを区別しない場合は、単に「駅システム10」と称する。また、図示する例では、A駅システム10Aに含まれる構成を符号の末尾に「A」を付し、B駅システム10Bに含まれる構成を符号の末尾に「B」を付して示している。いずれの駅システムに含まれる構成であるか区別しない場合は、「A」または「B」を省略して示す。
ここで、本実施形態の改札機システム1において、利用される媒体Mについて説明する。媒体Mは、媒体Mの識別情報(以下、「ID」と称する)、チャージ金額、および利用履歴(例えば○○店舗利用等)を書き込み可能な媒体である。また、媒体Mには、利用者の入場駅または出場駅の情報を書き込む領域は設定されていなくてもよい。なお、媒体Mは、媒体Mの媒体ID、或いは媒体IDおよびチャージ金額を書き込み可能な媒体であってもよい。
図3は、入場駅または出場駅に設置される自動改札機30および決済端末40を含む改札ユニット20の外観構成図である。改札ユニット20は、例えば、支持体22に支持される。改札ユニット20は、自動改札機30と、決済端末40を含む。出場駅に設置された自動改札機30は、「利用終了時に使用される第2の装置」の一例である。また、自動改札機30は乗換駅に設置されてもよい。この場合、乗換駅に設置された自動改札機30は、「利用終了時に使用される第2の装置」の他の例である。また、入場駅において、決済端末40は省略され、自動改札機30のみが設置されてもよい。
図5は、センタサーバ装置50の機能構成を示す図である。センタサーバ装置50は、例えば、センタサーバ側通信部52と、情報処理部54と、運賃導出部56と、センタサーバ側記憶部60とを備える。情報処理部54と、運賃導出部56とを統合したものは、「制御部」の一例である。
図6は、電子マネーサーバ装置70の機能構成を示す図である。電子マネーサーバ装置70は、例えば、電子マネーサーバ側通信部72と、決済管理部74と、電子マネーサーバ側記憶部80とを備える。電子マネーサーバ側通信部72は、決済端末40と情報を送受信する。決済管理部74は、決済端末40により行われた決済処理を電子マネー情報82において管理する。電子マネーサーバ側記憶部80は、決済管理部74により実行されるプログラムや、後述する電子マネー情報82等が記憶されている。
図7は、改札機システム1の処理の概要を示す図である。入場駅において、利用者が媒体Mを入出場用リーダライタ32に翳すと、自動改札機30は、入出場用リーダライタ32が読み取った媒体ID、時刻をセンタサーバ装置50に送信する。この媒体IDは、センタサーバ装置50の入出場管理テーブル64において管理される。
第1の実施形態では、自動改札機30と決済端末40とが1つのユニットであるものとして説明したが、第1の実施形態の変形例では、自動改札機30と決済端末40と離間して設置される。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
第2の実施形態では、予め設定された割引が運賃に適用される。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
Claims (8)
- 交通機関の利用開始時に使用される第1の装置であって、
前記交通機関の利用者により翳された媒体と通信して識別情報を取得する第1取得部、および、
前記第1取得部により取得された識別情報をサーバ装置に送信する第1通信部、
を有する第1の装置と、
前記交通機関の利用終了時に使用される第2の装置であって、
前記交通機関の利用者により翳された媒体と通信して前記識別情報を取得する第2取得部、および、
前記第2取得部により取得された識別情報を前記サーバ装置に送信すると共に、前記サーバ装置により送信された前記交通機関の利用運賃を示す運賃情報を受信し、受信した運賃情報を、前記交通機関の利用運賃を決済する決済端末に送信する第2通信部、
を有する第2の装置と、
サーバ装置であって、
前記第1通信部または前記第2通信部により送信された情報を受信するサーバ側通信部、および、
前記サーバ側通信部により受信された情報に基づいて前記運賃情報を導出し、前記サーバ側通信部に、前記導出した前記運賃情報を前記第2の装置に送信させる制御部、
を有するサーバ装置と、
前記決済端末と、
を備え、
前記決済端末は、前記第2の装置に付設され、前記媒体と通信して少なくとも前記識別情報を取得する決済用取得部、および、前記第2の装置から受信した前記運賃情報と前記取得した前記識別情報とに基づいて前記媒体に対応する残高から前記利用運賃を差し引く決済処理を行う決済制御部を備える、
交通システム。 - 前記媒体は、専ら前記識別情報、或いは専ら前記識別情報および残高、を書き込み可能な媒体である、
請求項1記載の交通システム。 - 前記サーバ装置は、前記識別情報ごとの決済状況を管理し、前記第1の装置から受信した識別情報に対応する決済状況が未決済を示す場合に、所定の情報を前記第1の装置に送信し、
前記第1の装置は、受信した所定の情報に基づいて、入場を禁止する、
請求項1または請求項2記載の交通システム。 - 前記サーバ装置は、前記識別情報ごとの決済状況を管理し、前記第2の装置から受信した識別情報に対応する決済状況が未決済を示す場合に、所定の情報を前記第2の装置に送信し、
前記第2の装置は、受信した所定の情報に基づいて、出場を禁止する、
請求項1から3のうちいずれか1項に記載の交通システム。 - 前記サーバ装置は、前記識別情報ごとに前記利用運賃に対して適用される割引の情報を管理し、前記第2の装置から受信した識別情報に対応する割引を前記利用運賃に適用し、割引を適用した利用運賃に対応する前記運賃情報を前記第2の装置に送信する、
請求項1から4のうちいずれか1項に記載の交通システム。 - 前記第2の装置は、前記運賃情報を前記決済端末に送信してから、前記決済端末から決済完了通知を受信するまでの間、前記第2取得部をオフ状態に制御する、
請求項1から5のうちいずれか1項に記載の交通システム。 - 前記第2の装置が設けられた位置と前記決済端末が設けられた位置との間隔は数ミリから数メートルの範囲内である、
請求項1から6のうちいずれか1項に記載の交通システム。 - 交通機関の利用開始時に使用される第1の装置が、
利用者により翳された媒体と通信して識別情報を取得し、
前記取得した識別情報をサーバ装置に送信し、
前記交通機関の利用終了時に使用される第2の装置が、
前記利用者により翳された媒体と通信して前記識別情報を取得し、
前記取得した識別情報を前記サーバ装置に送信すると共に、前記サーバ装置により送信された前記交通機関の利用運賃を示す運賃情報を受信し、
前記受信した運賃情報を、前記第2の装置に付設され、前記交通機関の利用運賃を決済する決済端末に送信し、
前記サーバ装置が、
前記第1の装置または前記第2の装置により送信された情報を受信し、
前記受信した情報に基づいて前記運賃情報を導出し、
前記導出した前記運賃情報を前記第2の装置に送信し、
前記決済端末が、
前記媒体と通信して少なくとも前記識別情報を取得し、
前記第2の装置から受信した前記運賃情報と前記取得した前記識別情報とに基づいて前記媒体に対応する残高から前記利用運賃を差し引く決済処理を行う、
交通利用管理方法。
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