JP3538139B2 - 運賃請求方法及び運賃請求システム並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

運賃請求方法及び運賃請求システム並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JP3538139B2
JP3538139B2 JP2000330601A JP2000330601A JP3538139B2 JP 3538139 B2 JP3538139 B2 JP 3538139B2 JP 2000330601 A JP2000330601 A JP 2000330601A JP 2000330601 A JP2000330601 A JP 2000330601A JP 3538139 B2 JP3538139 B2 JP 3538139B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従業員が業務で鉄
道,バス,航空機等の交通機関を利用した場合の運賃請
求技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従業員が業務で鉄道等の交通機関を利用
する場合、従業員自身が乗車券を購入し、その代金を後
で雇用者に請求するというのが一般的である。このた
め、従業員は、業務で交通機関を利用する度に、運賃,
乗車駅,降車駅等を記録しておかなければならず、その
作業は面倒なものであった。そこで、このような問題点
を解決するため、乗車券カードに連絡先情報を記憶させ
ておき、降車時に、この乗車券カードの使用に伴って発
生した運賃,乗車駅,降車駅等を上記連絡先情報の連絡
先に送信するという技術が提案された(例えば、特開平
11−328451号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
よれば、従業員が交通機関を利用する度に運賃等を記録
しておく必要はなくなる。しかし、この従来の技術によ
っても、次のような問題が残る。
【0004】・従業員が運賃を立て替えなければならな
い。 ・従業員が雇用者に交通費の請求を行わなければならな
い。 ・従業員が雇用者に実際には使用していない架空の運賃
または実際の運賃よりも過大な運賃を請求する可能性が
ある。
【0005】そこで、本発明の目的は、従業員による交
通費の立て替えや、交通費の請求作業を不要にすると共
に、不正な交通費の請求が行われないようにすることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の運賃請求方法
は、上記目的を達成するため、複数の自動改札装置と、
交通事業者端末装置と、複数の雇用者端末装置とがネッ
トワークを介して接続されたネットワークシステムに於
ける運賃請求方法であって、前記各自動改札装置は、入
札時に於いては、入札者が所有しているカードに記録さ
れている利用者IDと入札場所とを含む利用開始データ
を前記交通事業者端末装置に送信し、出札時に於いて
は、出札者が所有しているカードに記録されている利用
者IDと出札場所とを含む利用終了データを前記交通事
業者端末装置へ送信し、前記交通事業者端末装置は、自
動改札装置から送られてきた利用者IDが同一の利用開
始データと利用終了データとに基づいて前記利用者ID
の利用者に対する運賃を算出し、該算出した運賃を含む
運賃請求データを、前記複数の雇用者端末装置の内の、
前記利用者IDに対して予め決められている雇用者端末
装置へ送信し、前記各雇用者端末装置は、前記交通事業
者端末装置から送られてきた運賃請求データを記憶装置
に格納する。
【0007】この構成によれば、運賃の請求が交通事業
者から雇用者に対して直接行われるので、従業員が交通
費を立て替えたり、雇用者に対して交通費を請求しなく
ても済むようになると共に、従業員による不正な交通費
の請求がなくなる。
【0008】また、本発明の運賃請求方法は、従業員が
利用した経路に値した正確な運賃を請求できるようにす
るため、前記交通事業者端末装置は、自動改札装置から
送られてきた利用開始データに含まれている利用者ID
の利用者の現在位置を所定時間毎に検出し、該検出した
所定時間毎の前記利用者の現在位置と、前記利用者ID
を含む利用開始データと、前記利用者IDを含む利用終
了データとに基づいて前記利用者に対する運賃を算出
し、該算出した運賃を含む運賃請求データを、前記複数
の雇用者端末装置の内の、前記利用者IDに対して予め
決められている雇用者端末装置へ送信する。
【0009】この構成によれば、所定時間毎に利用者の
現在位置を検出し、この情報も利用して運賃を算出して
いるので、入札場所(乗車駅)と出札場所(降車駅)と
の間に複数の経路が存在する場合であっても、実際に利
用者が利用した経路に則した正確な運賃を請求すること
が可能になる。
【0010】また、本発明の運賃請求方法は、雇用者が
従業員の移動場所,移動時刻を管理できるようにするた
め、前記交通事業者端末装置は、前記利用者に対する運
賃を含む運賃請求データを前記雇用者端末装置へ送信す
る際、前記所定時間毎に検出した前記利用者の現在位置
及び検出時刻も送信する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
【実施例の構成】図1は、本発明の一実施例のブロック
図であり、本発明を鉄道に於ける運賃請求システムに適
用した場合についてのものである。同図に示すように、
本実施例の運賃請求システムは、各駅に配置された複数
の自動改札装置100と、鉄道事業者が所有する鉄道事
業者端末装置200と、各雇用者が所有する複数の雇用
者端末装置300と、それらを接続するLAN,公衆回
線等のネットワーク400とから構成されている。
【0013】図2は、本発明に係る運賃精算サービスの
利用者が使用する定期券(サービス利用可能定期券)5
00の構成例を示した図であり、その裏面には定期券固
有データ領域501と、データ書き込み領域502とが
設けられている。定期券固有データ領域501には、有
効区間,有効期限,定期券500の利用者に付与された
利用者IDおよび運賃精算サービスを利用できる定期券
であることを示す定期券識別情報が、磁気的に記録され
ている。尚、サービス利用可能定期券500の表面に
は、有効区間,有効期間等が印刷されている。
【0014】図3は、自動改札装置100の構成例を示
すブロック図であり、CPU101と、入札時に切符,
定期券等を搬送する入札用搬送装置104と、入札用搬
送装置104によって搬送される定期券等に記録されて
いる情報を読み取る入札用読み取り装置105と、入札
用書き込み装置106と、出札時に定期券等を搬送する
出札用搬送装置107と、出札用搬送装置107によっ
て搬送される定期券等に記録されている情報を読み取る
出札用読み取り装置108と、出札用書き込み装置10
9と、ゲート装置110と、記録媒体111と、ネット
ワーク装置112とから構成されている。
【0015】CPU101上には、改札処理手段102
と、利用開始終了データ作成手段103とが設けられて
いる。
【0016】改札処理手段102は、入札用読み取り装
置105,出札用読み取り装置106によって読み取ら
れて有効区間等の情報に基づいてゲート装置110を制
御し、ゲートを開閉する機能を有する。
【0017】利用開始終了データ作成手段103は、入
札用読み取り装置105がサービス利用可能定期券の記
憶内容を読み取った時、乗車駅(自装置100が設置さ
れている駅)と、上記定期券から読み取った利用者ID
とを含む利用開始データを作成する機能や、出札用読み
取り装置108がサービス利用可能定期券500の記憶
内容を読み取った時、降車駅(自装置100が設置され
ている駅)と、上記定期券500から読み取った利用者
IDとを含む利用終了データを作成する機能や、作成し
た利用開始データ,利用終了データをネットワーク11
2を利用して鉄道事業者端末装置200へ送信する機能
を有する。
【0018】記録媒体111は、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、CPU101を運賃請求
システムの一部として機能させるためのプログラムが記
録されている。このプログラムは、CPU101によっ
て読み取られ、CPU101の動作を制御することで、
CPU101上に改札処理手段102,利用開始終了デ
ータ作成手段103を実現する。
【0019】図4は鉄道事業者端末装置200の構成例
を示すブロック図であり、CPU201と、記憶装置2
04と、記録媒体207と、ネットワーク装置208と
から構成されている。
【0020】記憶装置204には、利用開始データ記憶
部205と、従業員データ記憶部206とが設けられて
いる。
【0021】利用開始データ記憶部205には、各自動
改札装置100から送られてきた利用開始データが格納
される。従業員データ記憶部206には、サービス利用
可能定期券500を所有している各利用者の利用者ID
に対応付けて、その利用者が所有しているサービス利用
可能定期券500の有効区間および有効期間と、その利
用者を雇用している雇用者の雇用者端末装置を示す送信
先情報が格納されている。
【0022】CPU201上には、利用開始データ格納
手段202と、運賃計算手段203とが設けられてい
る。
【0023】利用開始データ格納手段202は、各自動
改札装置100から送られてきた利用開始データを利用
開始データ記憶部205に格納する機能や、各自動改札
装置100から送られてきた利用終了データを運賃計算
部203に渡す機能を有する。
【0024】運賃計算手段203は、利用開始データ格
納手段202から渡された利用終了データに含まれてい
る利用者IDをキーにして利用開始データ記憶部205
を検索し上記利用者IDを含む利用開始データを探し出
す機能や、探し出した利用開始データ中の乗車駅と上記
利用終了データ中の降車駅とに基づいて運賃を算出する
機能や、算出した運賃,利用区間,利用者IDを含む運
賃請求データをネットワーク装置208を介して雇用者
端末装置300へ送信する機能等を有する。
【0025】記録媒体207は、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、CPU201を運賃請求
システムの一部として機能させるためのプログラムが記
録されている。このプログラムは、CPU201によっ
て読み取られ、CPU201の動作を制御することで、
CPU201上に利用開始データ格納手段202,運賃
計算手段203を実現する。
【0026】図5は、雇用者端末装置300の構成例を
示すブロック図であり、CPU301と、記憶装置30
4と、キーボード等の入力装置306と、LCD等の表
示装置307と、記録媒体308と、ネットワーク装置
309とから構成されている。
【0027】記憶装置304には、運賃請求データ記憶
部305が設けられている。この運賃請求データ記憶部
305には、鉄道事業者端末装置200から送られてき
た運賃請求データが格納される。
【0028】CPU301上には、運賃請求データ格納
手段302と、運賃請求データ管理手段303とが設け
られている。
【0029】運賃請求データ格納手段302は、鉄道事
業者端末装置200から送られてきた運賃請求データを
運賃請求データ記憶部305に格納する機能を有する。
運賃請求データ管理手段303は、入力装置306を介
して加えられる利用者の指示に従って、運賃請求データ
を表示装置307に表示したり、運賃請求データに対す
る決済処理を行ったりする機能を有する。
【0030】記録媒体308は、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、CPU301を運賃請求
システムの一部として機能させるためのプログラムが記
録されている。このプログラムは、CPU301によっ
て読み取られ、CPU301の動作を制御することで、
CPU301上に運賃請求データ格納手段302,運賃
請求データ管理手段303を実現する。
【0031】
【実施例の動作の説明】次に本実施例の動作について詳
細に説明する。
【0032】サービス利用可能定期券500を所有して
いる利用者Xが、入札時に、乗車駅Yに設置されている
自動改札装置100にサービス利用可能定期券500を
挿入すると、入札用搬送装置104がサービス利用可能
定期券500を搬送し、入札用読み取り装置105がそ
の定期券固有データ領域501に記録されているデータ
を読み取り、改札処理手段102,利用開始終了データ
作成手段103に渡す。
【0033】改札処理手段102は、入札用読み取り装
置105から渡されたデータに基づいて、入札にサービ
ス利用可能定期券500が使用されたか否かを判断する
(図6,A1)。この判断は、例えば、入札用読み取り
装置105が読み取ったデータ中にサービス利用可能定
期券500であることを示す定期券識別情報が含まれて
いるか否かに基づいて判断する。この例の場合、入札に
サービス利用可能定期券500が使用されたので、ステ
ップA1の判断結果はYESとなり、ステップA3の処
理が行われる。
【0034】ステップA3では、有効期間切れか否かを
調べる。そして、有効期間切れの場合は、ゲート装置1
10を制御してゲートを閉鎖した後(A4)、その処理
を終了する。これに対して、有効期間内である場合はゲ
ートを開放した後(A5)、利用開始終了データ作成手
段103に制御を渡す。尚、ステップA1の判断結果が
NOとなった場合(通常の定期券や切符により入札が行
われた場合)は、入札用読み取り装置105が読み取っ
た有効区間,有効期間に基づいて通常の改札処理を行う
(A2)。
【0035】利用開始終了データ作成手段103は、改
札処理装置102から制御が渡されると、この例の場
合、入札用読み取り装置105からデータが渡されてい
るので(A6がYES)、上記データに含まれている利
用者ID(「idx」とする)と乗車駅Yとを含む利用
開始データを作成し、鉄道事業者端末装置200へ送信
する(A7,A9)。
【0036】この利用開始データは、鉄道事業者端末装
置200内のネットワーク装置208で受信され、利用
開始データ格納手段202に渡される。利用開始データ
格納手段202は、ネットワーク装置208から渡され
た利用開始データを利用開始データ記憶部205に格納
する(図7,B1,B2)。
【0037】以上がサービス利用可能定期券500を所
有している利用者Xが入札を行った時に行われる処理で
ある。
【0038】その後、利用者Xが降車駅Zに到着し、自
動改札装置100にサービス利用可能定期券500を挿
入すると、出札用搬送装置107が、サービス利用可能
定期券500を搬送し、出札用読み取り装置108が、
その定期券固有データ領域501に記録されているデー
タを読み取り、改札処理手段102,利用開始終了デー
タ作成手段103に渡す。
【0039】これにより、改札処理手段102は、前述
した図6のステップA1,A3,A5の処理を行ってゲ
ートを開放し、利用開始終了データ作成手段103に制
御を渡す。この時、利用開始終了データ作成手段103
は、出札用読み取り装置108からデータが渡されてい
るので(A6がNO)、上記データに含まれている利用
者ID「idx」と降車駅Zとを含む利用終了データを
作成し、鉄道事業者端末装置200へ送信する(A8,
A9)。
【0040】この利用終了データは、鉄道事業者端末装
置200のネットワーク装置208で受信され、利用開
始データ格納手段202に渡される。利用開始データ格
納手段202は、利用者ID「idx」,降車駅Zを含
む利用終了データが渡されると、それを運賃計算手段2
03に渡す(図7,B1がNO,B3)。
【0041】これにより、運賃計算手段203は、上記
利用者ID「idx」をキーにして利用開始データ記憶
部205を検索し、利用者ID「idx」を含んでいる
利用開始データを探し出す(B4)。この例の場合、利
用者ID「idx」,乗車駅Yを含んだ利用開始データ
が探し出される。
【0042】その後、ステップB4で探し出した利用開
始データ中の乗車駅Yと、利用開始データ格納手段20
2から渡された利用終了データ中の降車駅Zとに基づい
て、利用区間Y→Zを認識する(B5)。次に、従業員
データ記憶部206を検索し、上記利用者ID「id
x」に対応して登録されているデータ(サービス利用可
能定期券500の有効区間,有効期間および送信先情
報)を取得する(B6)。
【0043】次に、ステップB5で認識した利用者Xの
利用区間Y→Zと、ステップB6で取得したサービス利
用可能定期券500の有効区間とが重なり部分を有して
いるか否かを調べる(B7)。そして、重なり部分があ
る場合は、利用区間Y→Zの内の、定期券500の有効
区間と重ならない区間の運賃を計算し(B8)、重なり
部分がない場合は、利用区間Y→Zの運賃を計算する
(B9)。その後、ステップB8或いはB9で計算した
運賃と、利用者Xの利用者ID「idx」とを含む運賃
請求データを、ステップB6で取得した送信先情報の雇
用者端末装置300へ送信する(B10)。
【0044】この運賃請求データは、雇用者端末装置3
00内のネットワーク装置309で受信され、運賃請求
データ格納手段302に渡される。これにより、運賃請
求データ格納手段302は、運賃請求データを運賃請求
データ記憶部305に格納する(図8,C1)。また、
運賃請求データ管理手段303は、利用者が入力装置3
06を用いて入力した指示に従って、運賃請求データ記
憶部305に格納されている運賃請求データを表示装置
307に表示したり、運賃請求データによって示される
運賃を鉄道事業者によって指示されている口座に振り込
む等の決済処理を行う。
【0045】
【発明の他の実施例】次に、本発明の他の実施例につい
て説明する。図9は本実施例のブロック図であり、複数
の自動改札装置100aと、鉄道事業者端末装置200
aと、複数の雇用者端末装置300と、それらを接続す
るネットワーク400とから構成されている。
【0046】図10は本実施例で使用されるサービス利
用可能定期券500aの構成例を示した図であり、位置
情報サービス用領域503が追加されている点が図2に
示したサービス利用可能定期券500と相違している。
位置情報サービス用領域503には、このサービス利用
可能定期券500aを所有している利用者の携帯電話或
いはPHSの電話番号が、磁気的に記録されている。
【0047】図11は、自動改札装置100aの構成例
を示したブロック図である。本実施例の自動改札装置1
00aは、CPU101の代わりにCPU101aを備
えている点と、利用開始終了データ作成手段103の代
わりに利用開始終了データ作成手段103aを備えてい
る点と、記録媒体111の代わりに記録媒体111aを
備えている点が、図3に示した自動改札装置100と相
違している。
【0048】利用開始終了データ作成手段103aは、
利用開始終了データ作成手段103とほぼ同様の機能を
有しているが、利用開始データを作成する際、利用者I
D,乗車駅の他に電話番号を含む利用開始データを作成
する点が利用開始終了データ作成手段103と相違して
いる。
【0049】記録媒体111aは、ディスク,半導体メ
モリ,その他の記録媒体であり、CPU101aを運賃
請求システムの一部として機能させるためのプログラム
が記録されている。このプログラムは、CPU101a
によって読み取られ、その動作を制御することで、CP
U101a上に改札処理手段102,利用開始終了デー
タ作成手段103aを実現する。
【0050】図12は鉄道事業者端末装置200aの構
成例を示したブロック図である。本実施例の鉄道事業者
端末装置200aは、CPU201の代わりにCPU2
01aを備えている点、運賃計算手段203の代わりに
運賃計算手段203aを備えている点、現在位置検出手
段211が追加されている点、位置記憶部209が追加
されている点、無線装置210が追加されている点、記
録媒体207の代わりに記録媒体207aを備えている
点が図4に示した鉄道事業者端末装置200と相違して
いる。
【0051】現在位置検出手段211は、無線装置21
0を利用して、サービス利用可能定期券500aを使用
して移動中の利用者の現在位置を検出し、検出時刻と共
に位置記憶部209に格納する機能を有する。
【0052】運賃計算手段203aは、乗車駅,降車駅
だけでなく、現在位置検出手段211が検出した利用者
の位置も利用して運賃を算出する機能を有する。
【0053】記録媒体207aは、ディスク,半導体メ
モリ,その他の記録媒体であり、CPU201aを運賃
請求システムの一部として機能させるためのプログラム
が記録されている。このプログラムは、CPU201a
によって読み取られ、CPU201aの動作を制御する
ことで、CPU201a上に利用開始データ格納手段2
02,運賃計算手段203a,現在位置検出手段211
を実現する。
【0054】
【実施例の動作の説明】サービス利用可能定期券500
aを所有している利用者Xが、入札時に、乗車駅Yに設
置されている自動改札装置100aにサービス利用可能
定期券500aを挿入すると、その定期券固有データ領
域501及び位置情報サービス用領域503に記録され
ているデータが、入札用読み取り装置105によって読
み取られ、改札処理手段102,利用開始終了データ作
成手段103aに渡される。
【0055】改札処理手段102は、入札用読み取り手
段105が読み取ったデータに従って、前述した図6の
ステップA1〜A5と同様の改札処理を行った後、利用
開始終了データ作成手段103aに制御を渡す。これに
より、利用開始終了データ作成手段103aは、入札用
読み取り装置105が読み取ったデータに従って、利用
開始データを作成し、雇用者端末装置200aへ送信す
る(A6,A7,A9)。但し、本実施例では、ステッ
プA7に於いては、サービス利用可能定期券500aに
記録されている利用者ID(idxとする)と、電話番
号(telxとする)と、乗車駅Yとを含む利用開始デ
ータを作成する。
【0056】この利用開始データは、鉄道事業者端末装
置200a内のネットワーク装置208で受信され、利
用開始データ格納手段202に渡される。利用開始デー
タ格納手段202は、ネットワーク装置208から渡さ
れた利用開始データを利用開始データ記憶部205に格
納すると共に、現在位置検出手段211に上記利用開始
データに含まれている利用者ID「idx」,電話番号
「telx」を渡す(図13,B1がYES,B2,B
11)。
【0057】これにより、現在位置検出手段211は、
所定時間(例えば、5分)が経過するのを待ち(図1
4,D1)、所定時間が経過すると、利用開始データ記
憶部205に上記利用者ID「idx」を含んだ利用開
始データが格納されているか否かを調べる(D2)。
【0058】そして、利用者ID「idx」を含んだ利
用開始データが存在する場合、即ち利用者ID「id
x」の利用者が出札していない場合は、携帯電話或いは
PHSの位置情報サービス機能を利用して利用者の現在
位置を検出し、検出した利用者の現在位置と、検出時刻
と、利用者ID「idx」とを対応付けて位置記憶部2
09に格納する(D3,D4)。現在位置検出手段21
1は、以上の処理を所定時間毎に行い、利用者Xの出札
に伴って利用者ID「idx」を含んだ利用開始データ
が利用開始データ記憶部205から削除されると(D2
がNO)、その処理を終了する。
【0059】以上が、サービス利用可能定期券500a
を所有している利用者Xが、乗車駅Yで入札した時に行
われる処理である。
【0060】その後、利用者Xが降車駅Zに到着し、自
動改札装置100aにサービス利用可能定期券500a
を挿入したとすると、その記録内容が出札用読み取り装
置108によって読み取られ、改札処理手段102,利
用開始終了データ作成手段103aに渡される。
【0061】改札処理手段102は、出札用読み取り手
段105が読み取ったデータに従って、前述した図6の
ステップA1〜A5と同様の改札処理を行った後、利用
開始終了データ作成手段103aに制御を渡す。これに
より、利用開始終了データ作成手段103aは、出札用
読み取り装置105が読み取ったデータに従って、サー
ビス利用可能定期券500aに記録されている利用者I
D(idxとする)と、降車駅Zとを含む利用終了デー
タを作成し、雇用者端末装置200aへ送信する(A
6,A8,A9)。
【0062】この利用終了データは、鉄道事業者端末装
置200a内のネットワーク装置208で受信され、利
用開始データ格納手段202に渡される。利用開始デー
タ格納手段202は、図13のステップB1の判断結果
がNOとなるので、上記利用終了データを運賃計算手段
203aに渡す(B3)。
【0063】これにより、運賃計算手段203aは、上
記利用終了データに含まれている利用者ID「idx」
をキーにして利用開始データ記憶部205を検索し、利
用者ID「idx」を含んでいる利用開始データを探し
出す(B4a)。この例の場合、利用者ID「id
x」,乗車駅Yを含んだ利用開始データが探し出され
る。更に、ステップB4aでは、上記利用者ID「id
x」をキーにして位置記憶部209を検索し、上記利用
者ID「idx」に対応付けて登録されている検出位
置,検出時刻を全て探し出す処理も行う。
【0064】その後、運賃計算手段203aは、ステッ
プB4aで探し出した利用開始データ中の乗車駅Yと、
利用終了データ中の降車駅Zと、利用者Xが鉄道を利用
している間の検出位置とに基づいて、利用経路を認識す
る(B5a)。つまり、乗車駅Yから降車駅Zへ至る経
路が複数存在する場合には、位置情報に基づいて、複数
の経路の内の、どの経路を使用したのかを認識する。次
に、従業員データ記憶部206を検索し、上記利用者I
D「idx」に対応して登録されているデータ(サービ
ス利用可能定期券500aの有効区間,有効期間および
送信先情報)を取得する(B6)。
【0065】次に、ステップB5aで認識した利用者X
の利用経路と、ステップB6で取得したサービス利用可
能定期券500aの有効区間とが重なり部分を有してい
るか否かを調べる(B7a)。そして、重なり部分があ
る場合は、利用経路の内の、定期券500aの有効区間
と重ならない部分の運賃を計算し(B8a)、重なり部
分がない場合は、利用経路の運賃を計算する(B9
a)。その後、ステップB8a或いはB9aで計算した
運賃と、利用者Xの利用者ID「idx」と、ステップ
B4aで検索した利用者Xの検出位置,検出時刻とを含
む運賃請求データを、ステップB6aで取得した送信先
情報の雇用者端末装置300へ送信する(B10a)。
【0066】雇用者端末装置300では、運賃請求デー
タ格納手段302が鉄道事業者端末装置200aから送
られてきた運賃請求データを運賃請求データ記憶部30
5に格納する(図7,C1)。また、運賃請求データ管
理手段303は、利用者が入力装置306を用いて入力
した指示に従って、運賃請求データ記憶部305に格納
されている運賃請求データを表示装置307に表示した
り、運賃請求データによって示される運賃を鉄道事業者
によって指示されている口座に振り込む等の決済処理を
行う。
【0067】尚、上述した実施例では、有効期間,有効
区間,利用者ID,携帯電話の電話番号等が磁気的に記
録されたサービス利用可能定期券を使用するようにした
が、それらが電気的に記録されたICカードを使用する
こともできる。また、有効期間,有効区間,利用者I
D,電話番号を出力する機能を付加した携帯電話,HP
S等の携帯端末を、サービス利用可能定期券として使用
することもできる。この場合、自動改札装置に、携帯端
末から出力される上記情報を受信する機能を設けること
が必要になる。更に、上記した各情報が記録されたサー
ビス利用可能定期券の代わりに、利用者IDのみが記録
されたサービス利用カードを使用することもできる。ま
た、上述した実施例では、鉄道に本発明を適用した場合
を例にして説明したが、バス等の他の交通機関にも適用
できることは勿論である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、交通事
業者端末装置から雇用者端末装置へ直接運賃を請求する
ので、次のような効果がある。
【0069】・従業員が交通費を立て替える必要がなく
なる。 ・従業員が雇用者に交通費の請求作業を行わなくとも済
む。 ・運賃の請求忘れ等により従業員に損失が発生すること
がない。 ・雇用者に対して、実際には使用されていない架空の運
賃や、実際の運賃よりも過大な運賃が請求されることが
なくなる。
【0070】また、本発明は、交通機関を利用している
従業員の位置を所定時間毎に検出し、この検出結果も考
慮して運賃を計算しているので、複数の経路が存在する
場合、実際の利用経路に則した正確な運賃を請求するこ
とができる。
【0071】更に、本発明は、所定時間毎に検出した利
用者の現在位置及び検出時刻も雇用者へ通知するように
しているので、雇用者が従業員の移動場所,移動時刻も
管理することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】サービス利用可能定期券500の構成例を示す
図である。
【図3】自動改札装置100の構成例を示すブロック図
である。
【図4】鉄道事業者端末装置200の構成例を示すブロ
ック図である。
【図5】雇用者端末装置300の構成例を示すブロック
図である。
【図6】自動改札装置100の処理例を示す流れ図であ
る。
【図7】鉄道事業者端末装置200の処理例を示す流れ
図である。
【図8】雇用者端末装置300の処理例を示す流れ図で
ある。
【図9】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図10】サービス利用可能定期券500aの構成例を
示す図である。
【図11】自動改札装置100aの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図12】鉄道事業者端末装置200aの構成例を示す
ブロック図である。
【図13】鉄道事業者端末装置200aの処理例を示す
流れ図である。
【図14】現在位置検出手段211の処理例を示す流れ
図である。
【符号の説明】
100,100a…自動改札装置 101,101a…CPU 102…改札処理手段 103,103a…利用開始終了データ作成手段 104…入札用搬送装置 105…入札用読み取り装置 106…入札用書き込み装置 107…出札用搬送装置 108…出札用読み取り装置 109…出札用書き込み装置 110…ゲート装置 111,111a…記録媒体 112…ネットワーク装置 200,200a…鉄道事業者端末装置 201,201a…CPU 202…利用開始データ格納手段 203,203a…運賃計算手段 211…現在位置検出手段 204…記憶装置 205…利用開始データ記憶部 206…従業員データ記憶部 209…位置記憶部 207,207a…記録媒体 208…ネットワーク装置 210…無線装置 300…雇用者端末装置 301…CPU 302…運賃請求データ格納手段 303…運賃請求データ管理手段 304…記憶装置 305…運賃請求データ記憶部 306…入力装置 307…表示装置 308…記録媒体 309…ネットワーク装置 400…ネットワーク 500,500a…サービス利用可能定期券 501…定期券固有データ領域 502…データ書き込み領域 503…位置情報サービス用領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 11/00 - 15/00 G06F 17/60

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の自動改札装置と、交通事業者端末
    装置と、複数の雇用者端末装置とがネットワークを介し
    て接続されたネットワークシステムに於ける運賃請求方
    法であって、 前記各自動改札装置は、入札時に於いては、入札者が所
    有しているカードに記録されている利用者IDと入札場
    所とを含む利用開始データを前記交通事業者端末装置に
    送信し、出札時に於いては、出札者が所有しているカー
    ドに記録されている利用者IDと出札場所とを含む利用
    終了データを前記交通事業者端末装置へ送信し、 前記交通事業者端末装置は、自動改札装置から送られて
    きた利用者IDが同一の利用開始データと利用終了デー
    タとに基づいて前記利用者IDの利用者に対する運賃を
    算出し、該算出した運賃を含む運賃請求データを、前記
    複数の雇用者端末装置の内の、前記利用者IDに対して
    予め決められている雇用者端末装置へ送信し、 前記各雇用者端末装置は、前記交通事業者端末装置から
    送られてきた運賃請求データを記憶装置に格納すること
    を特徴とする運賃請求方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の運賃請求方法に於いて、 前記交通事業者端末装置は、自動改札装置から送られて
    きた利用開始データに含まれている利用者IDの利用者
    の現在位置を所定時間毎に検出し、該検出した所定時間
    毎の前記利用者の現在位置と、前記利用者IDを含む利
    用開始データと、前記利用者IDを含む利用終了データ
    とに基づいて前記利用者に対する運賃を算出し、該算出
    した運賃を含む運賃請求データを、前記複数の雇用者端
    末装置の内の、前記利用者IDに対して予め決められて
    いる雇用者端末装置へ送信することを特徴とする運賃請
    求方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の運賃請求方法に於いて、 前記交通事業者端末装置は、前記利用者に対する運賃を
    含む運賃請求データを前記雇用者端末装置へ送信する
    際、前記所定時間毎に検出した前記利用者の現在位置及
    び検出時刻も送信することを特徴とする運賃請求方法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の運賃請求方
    法において、 前記カードが、利用者IDの記録された定期券であり、 前記交通事業者端末装置は、前記利用者に対する運賃を
    算出する際、前記利用者が所有している定期券の有効区
    間に含まれない利用区間に対する運賃を算出することを
    特徴とする運賃請求方法。
  5. 【請求項5】 複数の自動改札装置と、交通事業者端末
    装置と、複数の雇用者端末装置とがネットワークを介し
    て接続されたネットワークシステムに於ける運賃請求シ
    ステムであって、 前記各自動改札装置は、 入札者が所有しているカードに記録されている利用者I
    Dと入札場所とを含む利用開始データを前記交通事業者
    端末装置へ送信し、出札者が所有しているカードに記録
    されている利用者IDと出札場所とを含む利用終了デー
    タを前記交通事業者端末装置へ送信する利用開始終了デ
    ータ作成手段を備え、 前記交通事業者端末装置は、 自動改札装置から送られてきた利用者IDが同一の利用
    開始データと利用終了データとに基づいて前記利用者I
    Dの利用者に対する運賃を算出し、該算出した運賃を含
    む運賃請求データを、前記複数の雇用者端末装置の内
    の、前記利用者IDに対して予め決められている雇用者
    端末装置へ送信する運賃計算手段を備え、 前記各雇用者端末装置は、 前記交通事業者端末装置から送られてきた運賃請求デー
    タを記憶装置に格納する運賃請求データ格納手段を備え
    たことを特徴とする運賃請求システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の運賃請求システムに於い
    て、 前記交通事業者端末装置は、 自動改札装置から送られてきた利用開始データに含まれ
    ている利用者IDの利用者の現在位置を所定時間毎に検
    出する現在位置検出手段と、 該現在位置検出手段で算出した前記利用者の所定時間毎
    の現在位置と、自動改札装置から送られてきた前記利用
    者の利用者IDを含む利用開始データと、自動改札装置
    から送られてきた前記利用者の利用者IDを含む利用終
    了データとに基づいて前記利用者に対する運賃を算出
    し、該算出した運賃を含む運賃請求データを、前記複数
    の雇用者端末装置の内の、前記利用者IDに対して予め
    決められている雇用者端末装置へ送信する運賃計算手段
    とを備えたことを特徴とする運賃請求システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の運賃請求システムに於い
    て、 前記運賃計算手段は、前記利用者に対する運賃を含む運
    賃請求データを前記雇用者端末装置へ送信する際、前記
    現在位置検出手段で検出された前記利用者の所定時間毎
    の現在位置及び検出時刻も送信する構成を有することを
    特徴とする運賃請求システム。
  8. 【請求項8】 請求項5,6または7記載の運賃請求シ
    ステムに於いて、 前記カードは、利用者IDが記録された定期券であり、 前記運賃計算手段は、前記利用者に対する運賃を算出す
    る際、前記利用者が所有している定期券の有効区間に含
    まれない利用区間に対する運賃を算出する構成を有する
    ことを特徴とする運賃請求システム。
  9. 【請求項9】 複数の自動改札装置用コンピュータと、
    交通事業者端末装置用コンピュータと、複数の雇用者端
    末装置用コンピュータとがネットワークを介して接続さ
    れたネットワークシステムに於ける運賃請求システムを
    実現するためのプログラムを記録した機械読み取り可能
    な記録媒体であって、 前記各自動改札装置用コンピュータを、 入札者が所有しているカードに記録されている利用者I
    Dと入札場所とを含む利用開始データを前記交通事業者
    端末装置用コンピュータへ送信し、出札者が所有してい
    るカードに記録されている利用者IDと出札場所とを含
    む利用終了データを前記交通事業者端末装置用コンピュ
    ータへ送信する利用開始終了データ作成手段として機能
    させ、 前記交通事業者端末装置用コンピュータを、 自動改札装置用コンピュータから送られてきた利用者I
    Dが同一の利用開始データと利用終了データとに基づい
    て前記利用者IDの利用者に対する運賃を算出し、該算
    出した運賃を含む運賃請求データを、前記複数の雇用者
    端末装置用コンピュータの内の、前記利用者IDに対し
    て予め決められている雇用者端末装置用コンピュータへ
    送信する運賃計算手段として機能させ、 前記各雇用者端末装置用コンピュータを、 前記交通事業者端末装置用コンピュータから送られてき
    た運賃請求データを記憶装置に格納する運賃請求データ
    格納手段として機能させるためのプログラムを記録した
    ことを特徴とするプログラムを記録した機械読み取り可
    能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記交通事業者端末装置用コンピュー
    タを、 自動改札装置用コンピュータから送られてきた利用開始
    データに含まれている利用者IDの利用者の現在位置を
    所定時間毎に検出する現在位置検出手段、 該現在位置検出手段で算出した前記利用者の所定時間毎
    の現在位置と、自動改札装置用コンピュータから送られ
    てきた前記利用者の利用者IDを含む利用開始データ
    と、自動改札装置用コンピュータから送られてきた前記
    利用者の利用者IDを含む利用終了データとに基づいて
    前記利用者に対する運賃を算出し、該算出した運賃を含
    む運賃請求データを、前記複数の雇用者端末装置用コン
    ピュータの内の、前記利用者IDに対して予め決められ
    ている雇用者端末装置用コンピュータへ送信する運賃計
    算手段として機能させるためのプログラムを記録したこ
    とを特徴とする請求項9記載のプログラムを記録した機
    械読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記運賃計算手段に、前記利用者に対
    する運賃を含む運賃請求データを前記雇用者端末装置へ
    送信する際、前記現在位置検出手段で検出された前記利
    用者の所定時間毎の現在位置及び検出時刻も送信する構
    成を持たせるためのプログラムを記録したことを特徴と
    する請求項10記載のプログラムを記録した機械読み取
    り可能な記録媒体。
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