JP2008065571A - 電子券媒体およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の通信部を互い競合させずに利用することを可能とする電子券媒体およびプログラムを提供する。
【解決手段】電子券媒体が,改札装置と通信する第1の無線部と,前記第1の無線部より通信距離の長い第2の無線部と,前記第1,第2の無線部での通信に基づく情報が書き込まれる記憶部と,前記第1,第2の無線部での通信に基づく前記記憶部への書き込みの可能,不能を制御する書込制御部と,を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は,例えば改札に用いられる,電子券媒体およびプログラムに関する。
電車等の乗り物への乗車(改札)に非接触ICカード乗車券が用いられている。非接触ICカード乗車券が自動改札機のリーダライタと通信することで,利用者の入退場,課金等が処理される。
ここで,有効範囲の異なるRFIDタグを利用するシステムの技術が公開されている(特許文献1参照)。
特開2004−46904
しかしながら,特許文献1記載のシステムでは,複数のRFIDでの常時通信を行っており,複数のRFID同士で通信が競合する畏れもある。
上記に鑑み,本発明は,複数の通信部を互いに競合させずに利用することを可能とする電子券媒体およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電子券媒体は,改札装置と通信する第1の無線部と,前記第1の無線部より通信距離の長い第2の無線部と,前記第1,第2の無線部での通信で得る情報が書き込まれる記憶部と,前記第1,第2の無線部での通信で得る情報の前記記憶部への書き込みの可能,不能を制御する書込制御部と,を具備することを特徴とする。
本発明の一態様に係るプログラムは,第1の無線部と,前記第1の無線部より通信距離の長い第2の無線部と,前記第1,第2の無線部での通信で得る情報が書き込まれる記憶部と,中央演算装置と,を有する電子券媒体用のプログラムであって,前記中央演算装置を前記第1,第2の無線部での通信で得る情報の前記記憶部への書き込みを制御する書込制御部として機能させる。
本発明によれば,複数の通信部を互いに競合させずに利用することを可能とする電子券媒体およびプログラムを提供できる。
以下,図面を参照して,本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は,本発明の第1の実施形態に係る乗車システム100を表す図である。
乗車システム100は,非接触ICカード乗車券110,自動改札装置160,構内情報提供装置170を有する。
自動改札装置160は,電車等の乗り物の入退場箇所(例えば,駅の改札)に設置され,非接触ICカード乗車券110と比較的短距離で通信することで,利用者の入退場の管理,乗車料金の徴収等を行う。自動改札装置160は,短距離無線用アンテナ161,短距離無線用リーダライタ162,改札制御部163を有する。短距離無線用アンテナ161は,電波によって非接触ICカード乗車券110と通信する。短距離無線用リーダライタ162は短距離無線用アンテナ161を介して,非接触ICカード乗車券110からの情報の読み出し,書き込みを行う。改札制御部163は,短距離無線用リーダライタ162を制御して,利用者の入退場の管理,乗車料金の徴収等を行う。
構内情報提供装置170は,電車等の乗り物の経路(例えば,電車の乗り換え駅の構内)に設置され,非接触ICカード乗車券110と比較的長距離で通信することで,経路情報等を提供する。構内情報提供装置170は,長距離無線用アンテナ171,長距離無線用リーダライタ172,情報提供制御部173を有する。長距離無線用アンテナ171は,電波によって非接触ICカード乗車券110と通信する。長距離無線用リーダライタ172は長距離無線用アンテナ171を介して,非接触ICカード乗車券110からの情報の読み出し,書き込みを行う。情報提供制御部173は,長距離無線用リーダライタ172を制御して,経路情報等を提供する。
非接触ICカード乗車券110は,短距離無線部120,長距離無線部130,記憶部140,制御部150を備える。
短距離無線部120は,比較的短距離(例えば,10cm以下)において,自動改札装置160と通信可能である。短距離無線部120は,自動改札装置160との通信により,利用者の入退場および乗車料金の徴収(課金)を処理する。短距離通信を用いることで,利用者の特定が容易となり,また改札の通過時に誤認識の可能性を低くすることが可能となる。
短距離無線部120は,短距離無線用アンテナ121,短距離無線用アナログ部122,短距離無線用ディジタル部123を有する。短距離無線用アンテナ121は,自動改札装置160の短距離無線用アンテナ161から送信される電波を受信する。短距離無線用アンテナ121は,短波帯の周波数(例えば,13.56MHz)での電磁界結合により,自動改札装置160の短距離無線用アンテナ161と通信する。短距離無線用アナログ部122は,短距離無線用アンテナ121が受信した信号を検波する。短距離無線用ディジタル部123は,短距離無線用アナログ部122が検波した信号をディジタル処理する。
長距離無線部130は,比較的長距離(例えば,数m程度)において,構内情報提供装置170と通信可能である。長距離無線部130は,構内情報提供装置170との通信により,構内情報(例えば,経路情報)を受信する。長距離通信を用いることで,利用者が構内情報提供装置170を意識することなく,情報を入手可能となる。
長距離無線部130は,長距離無線用アンテナ131,長距離無線用アナログ部132,長距離無線用ディジタル部133を有する。長距離無線用アンテナ131は,構内情報提供装置170の長距離無線用アンテナ171から送信される電波を受信する。長距離無線用アンテナ131は,UHF帯の周波数により,構内情報提供装置170の長距離無線用アンテナ171と通信する。長距離無線用アナログ部132は,長距離無線用アンテナ131が受信した信号を検波する。長距離無線用ディジタル部133は,長距離無線用アナログ部132が検波した信号をディジタル処理する。
記憶部140は,短距離無線用書込領域141と,長距離無線用書込領域142とに区分される。短距離無線用書込領域141は,短距離無線部120での通信により,入場情報,退場情報,課金情報が書き込まれる記憶領域である。入場情報は,入場に関わる情報,例えば,入場有無情報,入場駅情報である。入場有無情報は,利用者の入場の有無を表す情報である。入場駅情報は,入場した駅を表す情報である。退場情報は,退場に関わる情報,例えば,退場有無情報,退場駅情報である。退場有無情報は,利用者の退場の有無を表す情報である。退場駅情報は,退場した駅を表す情報である。課金情報は,乗車料金の徴収に関わる情報,例えば,非接触ICカード乗車券110で利用可能な残額である。長距離無線用書込領域142は,長距離無線部130での通信により構内情報,例えば,経路情報が書き込まれる記憶領域である。
ここで,短距離無線用書込領域141,長距離無線用書込領域142からの情報の読み出しは,必ずしも短距離無線部120,長距離無線部130と対応させる必要はない。例えば,退場時に短距離無線部120が経路情報を送信することが考えられる。自動改札装置160が経路情報を用いて,より適切な乗車料金を算出することが可能となる。
制御部150は,非接触ICカード乗車券110全体の動作を制御するものであり,例えば,CPU(Central Processing Unit:中央演算装置)およびCPUを動作させるプログラムから構成できる。制御部150は,モード切替部151を有する。モード切替部151は,短距離無線部120および長距離無線部130による記憶部140への書き込みを制御することで,非接触ICカード乗車券110の動作モードを切り替える。動作モードの切り替えによって,情報の不要な書込,書き換えを防止することができる。また,後述のように,短距離無線部120,長距離無線部130の動作,非動作を切り替える場合には,不要な電力の消費を制限できる。
非接触ICカード乗車券110の動作モードには,短距離モード,長距離モード,デュアルモード,双方停止モードがある。短距離モードは,短距離無線部120のみによる記憶部140への書き込みが可能な状態である。長距離モードは,長距離無線部130のみによる記憶部140への書き込みが可能な状態である。デュアルモードは,短距離無線部120および長距離無線部130の双方による記憶部140への書き込みが可能な状態である。双方停止モードは,短距離無線部120および長距離無線部130の双方による記憶部140への書き込みが不可能な状態である。
動作モードの切り替えを実現する手法として,以下の(1),(2)が考えられる。
(1)記憶部140への書き込みの許可,禁止の切り替え
記憶部140の書き込みの許可,禁止を制御することで,動作モードを切り替えることができる。即ち,短距離無線用書込領域141と,長距離無線用書込領域142それぞれへの書き込みの許可,禁止を切り替える。例えば,短距離無線用書込領域141を書込許可として,長距離無線用書込領域142を書込禁止とすると短距離モードとなる。
(2)短距離無線部120,長距離無線部130の動作,非動作の切り替え
短距離無線部120,長距離無線部130の動作,非動作を切り替えることで,動作モードを切り替えることができる。即ち,短距離無線部120の動作を停止すると,短距離無線部120による通信が停止される。この停止に伴って,短距離無線部120による記憶部140の書き込みも停止される。また,長距離無線部130の動作を停止すると,長距離無線部130による記憶部140の書き込みが停止される。
このとき短距離無線部120または長距離無線部130の一部(例えば,短距離無線用アナログ部122,短距離無線用ディジタル部123の一方)を停止することでも,短距離無線部120または長距離無線部130による記憶部140の書き込みが停止される。
なお,デュアルモードの場合(短距離無線部120および長距離無線部130の両方が動作中),排他対処を施すことにより,両者の競合による誤動作を防止できる。例えば,短距離無線部120および長距離無線部130の内で,最初に信号を検出した方の動作中は他方の動作を禁じる。
次に非接触ICカード乗車券110のモード切替方法の詳細を述べる。駅への入場および出場の記録は,短距離無線部120での通信結果に基づき記憶部140に書き込まれる。即ち,改札(ゲート)の通過時は短距離無線部120による記憶部140の書き込みが可能な短距離モード(またはデュアルモード)であることが要求される。
改札において,非接触ICカード乗車券110を確実に短距離モード(またはデュアルモード)とするには,以下(I),(II)のような手法が考えられる。
(I)短距離無線部120による記憶部140への書き込みが可能な状態を常時保持する。このようにすることで,駅の入出場時は短距離モード(またはデュアルモード)で動作することになる。
(II)長距離無線部130による改札の検知
駅改札付近に遠距離無線用リーダライタを設置し,長距離無線部130との通信により動作モードを制御する。即ち,長距離無線部130が遠距離無線用リーダライタとの通信により駅の改札が近いことを検出した場合,短距離無線部120による記憶部140の書き込みを可能とする。即ち,動作モードを短距離モード(またはデュアルモード)とする。改札通過後は短距離無線部120による記憶部140の書き込みを不可能とする。
なお,長距離無線部130以外の手段で,駅の改札を検知して,動作モードを切り替えても差し支えない。
(乗車システム100の動作)
乗車システム100の動作を説明する。
図2は,乗車システム100の動作手順の一例を表すフロー図である。以下本図に沿って乗車システム100の動作を説明する。
A.入場前
非接触ICカード乗車券110は初期状態として短距離モードに設定し待機する(ステップS11)。即ち,前述の手法(I)に従っている。このとき,非接触ICカード乗車券は,駅の構外に存在することを前提としている。
B.入場時
短距離モードで動作している非接触ICカード乗車券110が,短距離無線用リーダライタ162による読み込みあるいは書き込みを検知する(ステップS12)。この事象が発生するのは,駅の改札を通過して入場した場合と,その他の場合,たとえば駅の構外の小売店等で買い物をした場合である。駅構内への入場および出場時の改札の通過は,非接触ICカード乗車券110の保持者が十分に認識することが望まれるため,短距離通信が適する。
入場情報が書き込まれた場合,駅の改札を通して入場したと判断できる。この結果,駅の改札から入場した瞬間より,非接触ICカード乗車券110は,デュアルモードでの動作を開始する(ステップS13,S14)。
C.構内通過時
デュアルモード動作時に,長距離無線部130が長距離無線用リーダライタ172を検知した場合,長距離無線用リーダライタ172と通信を行い,必要な情報の読み取りおよび書き込みがなされ,その後デュアルモードに戻る(ステップS15,S16)。長距離無線用リーダライタ172との通信中には,前述の排他対処がなされるものとする。
カード保持者が意識して特段の動作(たとえば,カバンやポケットなどからカードを取り出してリーダライタ部に押し当てる等)をすることなく,経路情報を自動的に書き込むことが可能となる。この結果,カード保持者にとって高い利便性を保持可能である。
このとき,記憶部140に書き込まれる情報は,例えば,経路情報である。この経路情報は,後述のように出場時の乗車料金の算出に利用される。
D.出場時
デュアルモード動作時に,短距離無線部120が短距離無線用リーダライタ162を検知した場合(ステップS17)は次のように動作する。この事象が発生するのは,駅の改札を通過して出場した場合と,その他の場合,たとえば駅の構内の小売店等で買い物をした場合に相当する。
出場記録領域に書き込みがあった場合,駅の改札を通して出場したと判断できる。モード切替部151は,長距離無線部130による記憶部140の書込を不可とする。すなわち,駅の改札から出場した瞬間より,非接触ICカード乗車券110は,短距離モードで動作する(ステップS18,S19)。
ここで,出場時の乗車料金の算出に,経路情報が参酌される。従来の非接触ICカード乗車券は,乗車駅と降車駅の情報を元に乗車料金を計算し課金している。しかしながら,乗車駅と降車駅の間に複数の経路が存在する場合が多い。特に,複数の会社線を跨る場合は,経路の数が無数に存在する。一般的な課金方法では,複数経路が存在する場合,最も安い乗車料金を課金する。これは経路情報を自動的に書き込む動作の技術的困難性を考慮したものである。
乗車システム100では,退場時に非接触ICカード乗車券110から自動改札装置160に経路情報が伝達される。その結果,自動改札装置160が乗車駅と降車駅に加えて,経路を参酌して乗車料金を算出,徴収することができる。
非接触ICカード乗車券110は,課金に関わる入出場時は短距離通信を利用することで,誤検出確率を極力下げて読み書きをおこなう。経路情報書き込み時は長距離通信を利用することで,カード所持者が意識することなく経路情報を書き込むことができる。
動作モードを切り替えることで,不用意に経路情報が書き込まれることを防止できる。また,短距離無線部120,長距離無線部130の動作,非動作を切り替える場合においては,長距離モードで無駄に待機する必要がなくなり,低消費電力化の効果があげられる。
図3は,乗車システム100の動作手順の他の例を表すフロー図である。以下本図に沿って乗車システム100の動作を説明する。図2の手順では初期長短距離モードとしている(手法(II))。この関係で,図2のステップS11に代えて,ステップS21〜S24が,ステップS19に代えて,ステップS29が配置される。
即ち,入場前の初期状態を長距離モードとし(ステップS21),長距離無線部130が遠距離無線用リーダライタとの通信により駅の改札が近いことを検出した場合,動作モードを短距離モードとしている(ステップS22〜S24)。また,退場時には,動作モードを長距離モードに戻している。
課金に関わる入出場時は短距離通信を利用することで,誤検出確率を極力下げて読み書きをおこなう。経路情報書き込み時は長距離通信を利用することで,カード所持者が意識することなく経路情報を書き込むことができる。
短距離無線部120,長距離無線部130の動作,非動作によって,動作モードを切り替える場合においては,短距離モードで無駄に待機する必要がなくなり,低消費電力化の効果があげられる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施形態に係る乗車システム200を説明する。図4は,本発明の第2の実施形態に係る乗車システム200の非接触ICカード乗車券210を表す図である。なお,自動改札装置160,構内情報提供装置170は,乗車システム100と変わるところがないため,図示を省略する。
非接触ICカード乗車券210は,短距離無線部120,長距離無線部130,記憶部140,制御部150,250を備える。
非接触ICカード乗車券210は,第2の制御部250を具備している。第1の実施形態に係る非接触ICカード乗車券110では,短距離無線部120と長距離無線部130の動作を司る制御部(CPU)は一つであった。これに対して,本実施形態に係る非接触ICカード乗車券210では,短距離無線部120の動作は制御部250が,長距離無線部130の動作は制御部150が制御する。
モード切替部151は,第1の実施形態と同様,短距離無線部120および長距離無線部130による記憶部140への書き込みを制御することで,非接触ICカード乗車券110の動作モードを切り替える。
ここでは乗車システム100と同様,モード切替部151を制御部150内に配置している。モード切替部151を制御部250内,あるいは制御部150,250と別個に配置することも可能である。
なお図1に示した本発明の第1の実施形態と同じ機能ブロックには同じ番号を付し説明を省略する。
非接触ICカード乗車券210は,短距離無線部120および制御部250に長距離無線部130および制御部150を加えるのみで構成可能である。即ち,既に製品化されている従来の短距離モードのみを有する非接触ICカード乗車券に長距離無線部130および制御部150を追加することで,複数の距離モードを有する非接触ICカード乗車券210を構成できる。このため,生産効率や開発コスト低減という観点からきわめて高い効果が得られる。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張,変更可能であり,拡張,変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。即ち,実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また,上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより,種々の発明を形成できる。例えば,実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに,異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
第1の実施形態に係る乗車システムを表す図である。 第1の実施形態に係る乗車システムの動作手順の一例を表すフロー図である。 第1の実施形態に係る乗車システムの動作手順の他の例を表すフロー図である。 第2の実施形態に係る乗車システムを表す図である。
符号の説明
100…乗車システム,110…非接触ICカード乗車券,120…短距離無線部,121…短距離無線用アンテナ,122…短距離無線用アナログ部,123…短距離無線用ディジタル部,130…長距離無線部,131…長距離無線用アンテナ,132…長距離無線用アナログ部,133…長距離無線用ディジタル部,140…記憶部,141…短距離無線用書込領域,142…長距離無線用書込領域,150…制御部,151…モード切替部,160…自動改札装置,161…短距離無線用アンテナ,162…短距離無線用リーダライタ,163…改札制御部,170…構内情報提供装置,171…長距離無線用アンテナ,172…長距離無線用リーダライタ,173…情報提供制御部

Claims (8)

  1. 改札装置と通信する第1の無線部と,
    前記第1の無線部より通信距離の長い第2の無線部と,
    前記第1,第2の無線部での通信で得る情報が書き込まれる記憶部と,
    前記第1,第2の無線部での通信で得る情報の前記記憶部への書き込みの可能,不能を制御する書込制御部と,
    を具備することを特徴とする電子券媒体。
  2. 前記記憶部が,前記第1,第2の無線部それぞれでの通信で得る情報が書き込まれる第1,第2の記憶領域を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子券媒体。
  3. 前記第1の記憶領域が入場情報および退場情報を記憶し,
    前記第2の記憶領域が経路情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項2記載の電子券媒体。
  4. 前記書込制御部が,前記第1,第2の記憶領域への書き込みの許可,禁止を個別に制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の電子券媒体。
  5. 前記書込制御部が,前記第1,第2の無線部それぞれの動作状態を変化させることで,前記記憶部への書き込みの可能,不能を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子券媒体。
  6. 前記第1の無線部が入場情報を受信した場合に,前記書込制御部が前記第1,および第2の無線部での通信で得る情報の前記記憶部への書き込みを可能とする
    ことを特徴とする請求項1記載の電子券媒体。
  7. 前記第1の無線部が退場情報を受信した場合に,前記書込制御部が前記第1の無線部での通信で得る情報の前記記憶部への書き込みを可能とし,前記第2の無線部での通信で得る情報の前記記憶部への書き込みを不能とする
    ことを特徴とする請求項1記載の電子券媒体。
  8. 第1の無線部と,前記第1の無線部より通信距離の長い第2の無線部と,前記第1,第2の無線部での通信で得る情報が書き込まれる記憶部と,中央演算装置と,を有する電子券媒体用のプログラムであって,
    前記中央演算装置を前記第1,第2の無線部での通信で得る情報の前記記憶部への書き込みを制御する書込制御部として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009251980A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Omron Corp 改札システム
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JP2018136743A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 沖電気工業株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

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