JP2004206199A - 駐車位置確認システム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な装置構成で駐車位置を容易に確認する。
【解決手段】駐車場2は、出入口通路3、駐車エリア4、歩行者通路5から構成される。出入口通路3には出入車両管理装置15が、各駐車スペース11a〜14jには車両データ読み取り装置16が、歩行者通路5には駐車位置案内装置17がそれぞれ設置される。車両キー75には、無線タグ76が取り付けられる。無線タグ76は、アンテナ77とIC78とからなり、電波の通信機能を備える。データリーダ42は、無線タグ76から送信される車両番号データの電波を受信する。マイコン80は、車両番号データ、駐車位置データ、暗証番号データを関連付けてRAM81に記録する。データリーダ82は、無線タグ76から送信される車両番号データの電波を受信する。データ照合部84は、受信した車両番号データとRAM81内の車両番号データとを照合する。
【選択図】図1
【解決手段】駐車場2は、出入口通路3、駐車エリア4、歩行者通路5から構成される。出入口通路3には出入車両管理装置15が、各駐車スペース11a〜14jには車両データ読み取り装置16が、歩行者通路5には駐車位置案内装置17がそれぞれ設置される。車両キー75には、無線タグ76が取り付けられる。無線タグ76は、アンテナ77とIC78とからなり、電波の通信機能を備える。データリーダ42は、無線タグ76から送信される車両番号データの電波を受信する。マイコン80は、車両番号データ、駐車位置データ、暗証番号データを関連付けてRAM81に記録する。データリーダ82は、無線タグ76から送信される車両番号データの電波を受信する。データ照合部84は、受信した車両番号データとRAM81内の車両番号データとを照合する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車場に駐車した車両の位置を確認する駐車位置確認システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平10−116399号公報
【0003】
駐車した車両の位置を確認する駐車位置確認装置が、例えば特許文献1などで提案されている。この駐車位置確認装置では、入口で駐車券発行時刻を記録した駐車券を発行し、カメラ等の駐車位置判定手段により、駐車券に記録された駐車券発行時刻に対応する車両が駐車するまでの軌跡を把握し、車両が駐車した位置を識別した後にその駐車位置情報を送信し、駐車券に備えられた電波受信装置により駐車位置情報を受信して、駐車券に備えられたCPUにより駐車券に駐車位置情報を記録している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の駐車位置確認装置では、駐車券は自車情報記憶手段と自車情報案内手段と駐車位置情報受信手段とを備えるため、サイズが大きくなり、ポケットや鞄等に収納する際に嵩張ってしまう。また、駐車位置情報により駐車位置を知ることはできるが、その駐車位置の場所や駐車位置までの通行ルート等は知ることができない。例えば、A1〜A100という100台分の駐車スペースが設けられた駐車場で、ユーザが「A15」という駐車位置に駐車した場合、ユーザは「A15」という駐車位置を知ることができるが、「A15」という駐車位置の場所を知ることができない。そのため、大きな駐車場では、車両を探し出すのに時間がかかっていた。さらに、車両が入口を通過し、車両検出手段により車両の存在位置を検出し、完全に駐車して駐車位置判定手段により車両がどの駐車領域に駐車したかを判定するまでは、後続する車両は入口から入車することができず、待機状態となる。大きな駐車場では、入口から入車した車両が駐車するまでは長い時間を要することから、この入口での待機時間が長くなり問題となっていた。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、駐車位置を確認することができるとともに、駐車位置までの通行ルートを知ることができる駐車位置確認システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の駐車位置確認システムは、車両データが記憶された記憶媒体と、前記記憶媒体に記憶された車両データを読み取る車両データ読み取り手段と、読み取った車両データと駐車位置データとを関連付けて記憶する駐車位置記憶手段と、前記記憶媒体に記憶された車両データを読み取り、読み取った車両データと前記駐車位置記憶手段に記憶された車両データとを照合する車両データ照合手段と、この車両データ照合手段により一致が判定された場合には、その駐車位置を表示する駐車位置表示手段とから構成したものである。
【0007】
なお、前記記録媒体を、無線タグから構成することが好ましい。また、前記記録媒体を、車両キーに取り付けることが好ましい。さらに、前記車両データ読み取り手段を、前記複数の駐車スペース毎に設置することが好ましい。また、前記駐車位置記憶手段と車両データ照合手段と駐車位置表示手段とを、前記ユーザ通路に設置することが好ましい。さらに、前記駐車位置表示手段は、この駐車位置表示手段が設置された場所から駐車位置までの通行ルートを表示することが好ましい。また、任意の暗証番号データを入力する暗証番号データ入力手段と、入力された暗証番号データと駐車位置データとを関連付けて記憶する駐車位置記憶手段と、暗証番号データの入力が可能で、入力された暗証番号データと前記駐車位置記憶手段に記憶された暗証番号データとを照合する暗証番号データ照合手段と、この暗証番号データ照合手段により一致が判定された場合に、前記駐車位置表示手段の機能を有効化する表示規制手段とを備えることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の駐車位置確認システムが設置された駐車場2を示す概略平面図である。駐車場2は、車両の出入口である出入口通路3と、車両を駐車する駐車エリア4と、車両から降りた利用者が通行する歩行者通路5とから構成されている。
【0009】
出入口通路3は、車両が入場する入口通路3aと車両が出て行く出口通路3bとからなる。駐車エリア4は、4つの区画に分けられ、各駐車区画11〜14には、各10個ずつ駐車スペース11a〜11j,12a〜12j,13a〜11j,14a〜14jが設けられている。歩行者通路5は、駐車場2の駐車エリア4と、駐車場2を設置した施設、例えばデパートとを結ぶように設けられている。車両から降りた利用者は、歩行者通路5を歩行して駐車エリア4と施設との間を移動する。
【0010】
出入口通路3には出入車両管理装置15が、各駐車スペース11a〜14jには車両データ読み取り装置16が、歩行者通路5には駐車位置案内装置17がそれぞれ設置されている。出入車両管理装置15のブロック図である図2に示すように、出入車両管理装置15は、マイコン19によって制御されている。このマイコン19には、入口通路3aに進入してきた車両を検知する車両センサ20と、入口通路3aと出口通路3bとをそれぞれ開閉する遮断ゲート21,22と、車両の出入りを記録する出入記録メモリ23と、料金支払い機24と、料金表示パネル25と、駐車券挿入機26と、データリーダ27と、駐車券発券機28とが接続されている。
【0011】
駐車券30は、例えばプラスチック製のカードからなる。駐車券30の表面には、例えば感熱記録によって印字及び消去が可能な印字層が形成されており、駐車スペースに駐車した時間が印字される。また、駐車券30には、発券時間が電気的に記録されるメモリ31が組み込まれている。
【0012】
駐車券発券機28は、駐車券30の発券を要求するための発券スイッチ33と、駐車券30を利用者に発券する発券部34と、駐車券30の印字層に駐車時間30aを印字するデータ印字部35と、メモリ31に発券時間データを記録するデータライタ36とからなる。
【0013】
図3(A)に示すように、出入車両管理装置15の入口通路3a側の面には、車両センサ20と、発券スイッチ33を操作するための発券ボタン37と、発券部34から発行された駐車券30が送り出される発券開口38とが配置されている。図3(B)に示すように、出入車両管理装置15の出口通路3b側の面には、料金支払い機24,料金表示パネル25,駐車券挿入機26が配置されている。駐車券挿入機26は、駐車場2から出て行く利用者に使用済みの駐車券30を挿入口26aに挿入してもらい、データリーダ27で挿入された駐車券30の発券時間データを読み取る。料金支払い機24は、データリーダ27で読み取った発券時間データから駐車料金や駐車時間を計算するとともに、紙幣挿入部24a及び硬貨投入部24bによって駐車料金の支払いを受ける。料金表示パネル25は、料金支払機24で計算された駐車料金や駐車時間等を表示する。
【0014】
車両データ読み取り装置16,駐車位置案内装置17のブロック図である図4に示すように、車両データ読み取り装置16は、各部を制御するマイコン41と、データリーダ42と、各駐車スペース11a〜14jに対応した駐車位置データが記憶されたROM43と、データ送信部44と、暗証番号入力機45とからなる。暗証番号入力機45は、任意の暗証番号(例えば5桁)を入力するためのスイッチ46〜57と、表示パネル58とからなる。
【0015】
図5に示すように、車両データ読み取り装置16の前面には、データリーダ42と、スイッチ46〜57を入力するための、1から9までの数字の番号入力ボタン61〜69、入力開始を指示する入力ボタン70、OKボタン71、キャンセル(C)ボタン72と、入力された番号を表示する表示パネル58とが配置されている。データリーダ42は、車両キー75から車両番号データを読み取る。データ送信部44は、データリーダ42で読み取った車両番号データと、ROM43内に記憶された各駐車スペース11a〜14jに対応した駐車位置データと、暗証番号入力機45で入力された暗証番号データとを送信する。
【0016】
車両キー75には、車両番号データが電気的に記録される無線タグ76が取り付けられている。無線タグ76は、例えば、薄い金属膜で形成されたアンテナ77と、このアンテナ77に接続されたIC78とからなる。IC78には、アンテナ77によってデータリーダ42と通信を行なう通信回路と、メモリとが組み込まれている。メモリには、各車両固有のデータ、例えば車両番号データ等が記憶されている。
【0017】
データリーダ42は、アンテナと、このアンテナを用いて電波の送受信を行なう通信回路とからなる。稼働中のデータリーダ42は、周囲に電波(質問信号)を送信する。電波の到達エリアに進入した無線タグ76は、アンテナ77で電波を受信する。IC78の通信回路は、受信した電波から電力を得、メモリに記録されている車両番号データをデータリーダ42に送信する。無線タグ76から受信したデータは、データリーダ42によってマイコン41に入力される。
【0018】
駐車位置案内装置17は、各部を制御するマイコン80と、駐車位置案内装置17から各駐車スペースまでの通行ルートが記録されたRAM81と、車両キー75の無線タグ76から車両番号データを読み取るデータリーダ82と、データ送信部44から送信されるデータを受信するデータ受信部83と、データ照合部84と、データ駐車位置案内機17の前の利用者の有無を検知する対人センサ85と、車両の駐車位置と、駐車位置案内機17から駐車位置までの通行ルートRとを表示する車両位置表示パネル86と、暗証番号入力機87とからなる。
【0019】
暗証番号入力機87は、暗証番号を入力するためのスイッチ88〜99と、表示パネル100とからなる。マイコン80は、データ受信部83で受信した車両番号データと駐車位置データと暗証番号データとを関連付けてRAM81に記録する。データ照合部84は、データリーダ82で受信した車両番号データと、RAM81に記録された車両番号データとを照合するとともに、暗証番号入力機87で入力された暗証番号データと、RAM81に記録された暗証番号データとを照合する
【0020】
図6に示すように、駐車位置案内装置17の前面には、データリーダ82と、対人センサ85と、車両位置表示パネル86と、スイッチ88〜89を入力するための、1から9までの数字の番号入力ボタン101〜109、入力開始を指示する入力ボタン110、OKボタン111、キャンセル(C)ボタン112と、入力された番号を表示する表示パネル100とが配置されている。
【0021】
次に、本実施形態の作用について説明する。図7に示すように、ユーザ115が運転するユーザ車両116が入口通路3aを通って出入車両管理部15に到達すると、出入車両管理装置15は、車両センサ20で車両を検出し、駐車スペース11a〜14jに空きがある場合には、ユーザ115が発券ボタン37を押すと、発券開口38から駐車券30を発券し、入口遮断ゲート21を開く。
【0022】
ユーザ115が発券ボタン37を押した時間が例えば15:20の場合には、データライタ36により「15:20」という発券時間データがメモリ31に記録されるとともに、データ印字部35により「15:20」という発券時間が印字された駐車券30が、発券開口38から発券される。この時、マイコン19は、出入記録メモリ23に入車時間を記録する。ユーザ115は、図中2点鎖線で示すように、ユーザ車両62を規定の走行方向(例えば、時計方向)に走行させ、駐車スペース11a〜14jの空きスペースを探し、例えば空きスペースである駐車スペース11fにユーザ車両122を駐車する。
【0023】
駐車スペース11fには、車両データ読み取り機16が配置されており、データリーダ42は、電波を送信している。電波の到達エリアに進入した無線タグ76は、データリーダ42から送信される電波を受信して、その受信した電波に応じて車両番号データの電波を送信する。データリーダ42は、無線タグ76から送信された車両番号データの電波を受信し、受信した車両番号データをマイコン41に送る。そして、ユーザ115は、暗証番号入力機45で、5桁の暗証番号、例えば「54321」を入力する。マイコン41は、車両番号データと駐車位置データと暗証番号データとを、データ送信部44を介して、駐車位置案内装置17のデータ受信部83に送信する。駐車位置案内装置17のマイコン80は、データ受信部83で受信した車両番号データと駐車位置データと暗証番号データとを関連付けてRAM81に記録する。
【0024】
ユーザ115は、駐車エリア4から歩行者通路5を通りデパート等の施設に向かう。そして、デパートで買い物等の所望する行動を終えると、歩行者通路5を通り駐車エリア4へ向かう。歩行者通路5には駐車位置案内装置17が設置されており、データリーダ82は電波を送信している。電波の到達エリアに進入した無線タグ76は、データリーダ82から送信される電波を受信して、その受信した電波に応じてメモリに記録された車両番号データの電波を送信する。データリーダ82は、無線タグ76から送信された車両番号データの電波を受信し、受信した車両番号データをマイコン80に送る。このように、非接触方式で車両番号データを読み取るから、荷物等で手がふさがっていて車両キー75を取り出せない場合にも、有効である。
【0025】
データ照合部84は、データリーダ82で受信した車両番号データと、RAM81に記録された車両番号データとを照合する。データ照合部84で一致が判定されると、マイコン80は、暗証番号入力機87への暗証番号の入力を促すために、「暗証番号を入力してください」等のコメントを車両位置表示パネル86に表示する。データ照合部84は、ユーザ115が入力した暗証番号データとRAM81内に記録された暗証番号データとを照合する。データ照合部84で一致が判定されると、マイコン80は、駐車位置データに基づき、車両位置表示パネル86に、駐車位置(駐車スペース11f)と、駐車位置案内装置17が設置された場所(現在地)から駐車位置までの通行ルートRとを表示する。なお、駐車位置案内装置17にプリンタを設け、車両位置表示パネル86に表示した駐車位置と通行ルートRとをプリントしてもよい。また、対人センサ85で人を検知しており、駐車位置案内装置17の前を利用者が通ったときのみ、マイコン80は車両位置表示パネル86の電源をオンする。
【0026】
ユーザ115は、車両位置表示パネル86に表示された駐車位置までの通行ルートRに従って駐車スペース11fに向かう。駐車スペース11fに到着すると、ユーザ車両116を規定の走行方向に走行させ、出口通路3bを通って出入車両管理装置15に向かう。出入車両管理装置15に到着すると、ユーザ115は、駐車券30を挿入口26aに挿入する。駐車券30が挿入口26aに挿入されると、データリーダ27はメモリ31の発券時間データを読み取る。料金支払い機24は、データリーダ27で読み取った発券時間データから駐車料金や駐車時間を計算するとともに、紙幣挿入部24a及び硬貨投入部24bによって駐車料金の支払いを受ける。料金表示パネル25は、料金支払機24で計算された駐車料金や駐車時間等を表示する。料金の支払いが確認されると出口遮断ゲート22が開き、ユーザ車両62を出車することができる。マイコン19は、出入記録メモリ23に車両の出車時間を記録する。
【0027】
このように、ユーザ115は駐車位置案内装置17の前を通るだけで、容易に駐車位置と、駐車位置案内装置17が設置された場所(現在地)から駐車位置までの通行ルートRとを確認することができる。また、ユーザ115が駐車エリア5で駐車スペース11a〜14jの空きスペースを探している間でも、駐車スペース11a〜14jに空きがある場合には、後続する車両は、出入車両管理装置15で待機させられることなく駐車エリア4に進入することができる。さらに、車両データ読み取り装置16の暗証番号入力機45で暗証番号データを入力するから、駐車位置案内装置17の暗証番号入力機87で再度暗証番号データを入力しないと、車両位置表示パネル86に駐車位置と通行ルートRとを表示しないため、車両キー75を紛失した場合の安全性を確保することができる。
【0028】
なお、上記実施形態では、無線タグ76を車両キー75に取り付けたが、これに限定されることなく、例えばキーホルダ等に取り付けてもよい。
【0029】
また、上記実施形態では、車両キー75に電波の通信機能を備える無線タグ76を取り付け、無線タグ76のIC78内に車両番号データを記憶させたが、これに限定されることなく、データの記録が可能なものであれば磁気カード等から構成してもよい。
【0030】
さらに、上記実施形態では、車両データ読み取り装置16のデータ送信部44と、駐車位置案内装置17のデータ受信部83とを無線により接続したが、接続ケーブル等を用いて接続してもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の駐車位置確認システムによれば、車両データが記憶された記憶媒体と、記憶媒体に記憶された車両データを読み取る車両データ読み取り手段と、読み取った車両データと駐車位置データとを関連付けて記憶する駐車位置記憶手段と、記憶媒体に記憶された車両データを読み取り、読み取った車両データと駐車位置記憶手段に記憶された車両データとを照合する車両データ照合手段と、この車両データ照合手段により一致が判定された場合には、その駐車位置を表示する駐車位置表示手段とを備えたから、容易に駐車位置を確認することができる。また、記録媒体を電波の通信機能を備えた無線タグから構成したから、位置データ読み取り手段と非接触で自動的に駐車位置を確認することができる。さらに、駐車位置表示手段は、この駐車位置表示手段が設置された場所から駐車位置までの通行ルートを表示するから、より一層容易に駐車位置を確認することができる。
【0032】
また、任意の暗証番号データを入力する暗証番号データ入力手段と、入力された暗証番号データと駐車位置データとを関連付けて記憶する駐車位置記憶手段と、暗証番号データの入力が可能で、入力された暗証番号データと駐車位置記憶手段に記憶された暗証番号データとを照合する暗証番号データ照合手段と、この暗証番号データ照合手段により一致が判定された場合に、駐車位置表示手段の機能を有効化する表示規制手段とを備えたから、記録媒体を取り付けた車両キーを紛失した場合の安全性を保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駐車位置確認システムが設置された駐車場の概略平面図である。
【図2】出入車両管理装置装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】出入車両管理装置の概略図である。
【図4】車両データ読み取り装置と駐車位置案内装置との電気的構成を示すブロック図である。
【図5】車両データ読み取り装置を示す概略正面図である。
【図6】駐車位置案内装置を示す概略正面図である。
【図7】車両が進入してきたときの動きを示す概略図である。
【符号の説明】
2 駐車場
3 出入口通路
4 駐車エリア
5 歩行者通路
11〜14 駐車区画
11a〜14j 駐車スペース
15 出入車両管理装置
16 駐車券発券装置
17 駐車位置案内装置
19 マイコン
27 データリーダ
30 駐車券
41 マイコン
42 データリーダ
43 ROM
44 データ送信部
45 暗証番号入力機
75 車両キー
76 無線タグ
77 アンテナ
78 IC
80 マイコン
81 RAM
82 データリーダ
83 データ受信部
84 データ照合部
86 車両位置表示パネル
87 暗証番号入力機
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車場に駐車した車両の位置を確認する駐車位置確認システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平10−116399号公報
【0003】
駐車した車両の位置を確認する駐車位置確認装置が、例えば特許文献1などで提案されている。この駐車位置確認装置では、入口で駐車券発行時刻を記録した駐車券を発行し、カメラ等の駐車位置判定手段により、駐車券に記録された駐車券発行時刻に対応する車両が駐車するまでの軌跡を把握し、車両が駐車した位置を識別した後にその駐車位置情報を送信し、駐車券に備えられた電波受信装置により駐車位置情報を受信して、駐車券に備えられたCPUにより駐車券に駐車位置情報を記録している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の駐車位置確認装置では、駐車券は自車情報記憶手段と自車情報案内手段と駐車位置情報受信手段とを備えるため、サイズが大きくなり、ポケットや鞄等に収納する際に嵩張ってしまう。また、駐車位置情報により駐車位置を知ることはできるが、その駐車位置の場所や駐車位置までの通行ルート等は知ることができない。例えば、A1〜A100という100台分の駐車スペースが設けられた駐車場で、ユーザが「A15」という駐車位置に駐車した場合、ユーザは「A15」という駐車位置を知ることができるが、「A15」という駐車位置の場所を知ることができない。そのため、大きな駐車場では、車両を探し出すのに時間がかかっていた。さらに、車両が入口を通過し、車両検出手段により車両の存在位置を検出し、完全に駐車して駐車位置判定手段により車両がどの駐車領域に駐車したかを判定するまでは、後続する車両は入口から入車することができず、待機状態となる。大きな駐車場では、入口から入車した車両が駐車するまでは長い時間を要することから、この入口での待機時間が長くなり問題となっていた。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、駐車位置を確認することができるとともに、駐車位置までの通行ルートを知ることができる駐車位置確認システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の駐車位置確認システムは、車両データが記憶された記憶媒体と、前記記憶媒体に記憶された車両データを読み取る車両データ読み取り手段と、読み取った車両データと駐車位置データとを関連付けて記憶する駐車位置記憶手段と、前記記憶媒体に記憶された車両データを読み取り、読み取った車両データと前記駐車位置記憶手段に記憶された車両データとを照合する車両データ照合手段と、この車両データ照合手段により一致が判定された場合には、その駐車位置を表示する駐車位置表示手段とから構成したものである。
【0007】
なお、前記記録媒体を、無線タグから構成することが好ましい。また、前記記録媒体を、車両キーに取り付けることが好ましい。さらに、前記車両データ読み取り手段を、前記複数の駐車スペース毎に設置することが好ましい。また、前記駐車位置記憶手段と車両データ照合手段と駐車位置表示手段とを、前記ユーザ通路に設置することが好ましい。さらに、前記駐車位置表示手段は、この駐車位置表示手段が設置された場所から駐車位置までの通行ルートを表示することが好ましい。また、任意の暗証番号データを入力する暗証番号データ入力手段と、入力された暗証番号データと駐車位置データとを関連付けて記憶する駐車位置記憶手段と、暗証番号データの入力が可能で、入力された暗証番号データと前記駐車位置記憶手段に記憶された暗証番号データとを照合する暗証番号データ照合手段と、この暗証番号データ照合手段により一致が判定された場合に、前記駐車位置表示手段の機能を有効化する表示規制手段とを備えることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の駐車位置確認システムが設置された駐車場2を示す概略平面図である。駐車場2は、車両の出入口である出入口通路3と、車両を駐車する駐車エリア4と、車両から降りた利用者が通行する歩行者通路5とから構成されている。
【0009】
出入口通路3は、車両が入場する入口通路3aと車両が出て行く出口通路3bとからなる。駐車エリア4は、4つの区画に分けられ、各駐車区画11〜14には、各10個ずつ駐車スペース11a〜11j,12a〜12j,13a〜11j,14a〜14jが設けられている。歩行者通路5は、駐車場2の駐車エリア4と、駐車場2を設置した施設、例えばデパートとを結ぶように設けられている。車両から降りた利用者は、歩行者通路5を歩行して駐車エリア4と施設との間を移動する。
【0010】
出入口通路3には出入車両管理装置15が、各駐車スペース11a〜14jには車両データ読み取り装置16が、歩行者通路5には駐車位置案内装置17がそれぞれ設置されている。出入車両管理装置15のブロック図である図2に示すように、出入車両管理装置15は、マイコン19によって制御されている。このマイコン19には、入口通路3aに進入してきた車両を検知する車両センサ20と、入口通路3aと出口通路3bとをそれぞれ開閉する遮断ゲート21,22と、車両の出入りを記録する出入記録メモリ23と、料金支払い機24と、料金表示パネル25と、駐車券挿入機26と、データリーダ27と、駐車券発券機28とが接続されている。
【0011】
駐車券30は、例えばプラスチック製のカードからなる。駐車券30の表面には、例えば感熱記録によって印字及び消去が可能な印字層が形成されており、駐車スペースに駐車した時間が印字される。また、駐車券30には、発券時間が電気的に記録されるメモリ31が組み込まれている。
【0012】
駐車券発券機28は、駐車券30の発券を要求するための発券スイッチ33と、駐車券30を利用者に発券する発券部34と、駐車券30の印字層に駐車時間30aを印字するデータ印字部35と、メモリ31に発券時間データを記録するデータライタ36とからなる。
【0013】
図3(A)に示すように、出入車両管理装置15の入口通路3a側の面には、車両センサ20と、発券スイッチ33を操作するための発券ボタン37と、発券部34から発行された駐車券30が送り出される発券開口38とが配置されている。図3(B)に示すように、出入車両管理装置15の出口通路3b側の面には、料金支払い機24,料金表示パネル25,駐車券挿入機26が配置されている。駐車券挿入機26は、駐車場2から出て行く利用者に使用済みの駐車券30を挿入口26aに挿入してもらい、データリーダ27で挿入された駐車券30の発券時間データを読み取る。料金支払い機24は、データリーダ27で読み取った発券時間データから駐車料金や駐車時間を計算するとともに、紙幣挿入部24a及び硬貨投入部24bによって駐車料金の支払いを受ける。料金表示パネル25は、料金支払機24で計算された駐車料金や駐車時間等を表示する。
【0014】
車両データ読み取り装置16,駐車位置案内装置17のブロック図である図4に示すように、車両データ読み取り装置16は、各部を制御するマイコン41と、データリーダ42と、各駐車スペース11a〜14jに対応した駐車位置データが記憶されたROM43と、データ送信部44と、暗証番号入力機45とからなる。暗証番号入力機45は、任意の暗証番号(例えば5桁)を入力するためのスイッチ46〜57と、表示パネル58とからなる。
【0015】
図5に示すように、車両データ読み取り装置16の前面には、データリーダ42と、スイッチ46〜57を入力するための、1から9までの数字の番号入力ボタン61〜69、入力開始を指示する入力ボタン70、OKボタン71、キャンセル(C)ボタン72と、入力された番号を表示する表示パネル58とが配置されている。データリーダ42は、車両キー75から車両番号データを読み取る。データ送信部44は、データリーダ42で読み取った車両番号データと、ROM43内に記憶された各駐車スペース11a〜14jに対応した駐車位置データと、暗証番号入力機45で入力された暗証番号データとを送信する。
【0016】
車両キー75には、車両番号データが電気的に記録される無線タグ76が取り付けられている。無線タグ76は、例えば、薄い金属膜で形成されたアンテナ77と、このアンテナ77に接続されたIC78とからなる。IC78には、アンテナ77によってデータリーダ42と通信を行なう通信回路と、メモリとが組み込まれている。メモリには、各車両固有のデータ、例えば車両番号データ等が記憶されている。
【0017】
データリーダ42は、アンテナと、このアンテナを用いて電波の送受信を行なう通信回路とからなる。稼働中のデータリーダ42は、周囲に電波(質問信号)を送信する。電波の到達エリアに進入した無線タグ76は、アンテナ77で電波を受信する。IC78の通信回路は、受信した電波から電力を得、メモリに記録されている車両番号データをデータリーダ42に送信する。無線タグ76から受信したデータは、データリーダ42によってマイコン41に入力される。
【0018】
駐車位置案内装置17は、各部を制御するマイコン80と、駐車位置案内装置17から各駐車スペースまでの通行ルートが記録されたRAM81と、車両キー75の無線タグ76から車両番号データを読み取るデータリーダ82と、データ送信部44から送信されるデータを受信するデータ受信部83と、データ照合部84と、データ駐車位置案内機17の前の利用者の有無を検知する対人センサ85と、車両の駐車位置と、駐車位置案内機17から駐車位置までの通行ルートRとを表示する車両位置表示パネル86と、暗証番号入力機87とからなる。
【0019】
暗証番号入力機87は、暗証番号を入力するためのスイッチ88〜99と、表示パネル100とからなる。マイコン80は、データ受信部83で受信した車両番号データと駐車位置データと暗証番号データとを関連付けてRAM81に記録する。データ照合部84は、データリーダ82で受信した車両番号データと、RAM81に記録された車両番号データとを照合するとともに、暗証番号入力機87で入力された暗証番号データと、RAM81に記録された暗証番号データとを照合する
【0020】
図6に示すように、駐車位置案内装置17の前面には、データリーダ82と、対人センサ85と、車両位置表示パネル86と、スイッチ88〜89を入力するための、1から9までの数字の番号入力ボタン101〜109、入力開始を指示する入力ボタン110、OKボタン111、キャンセル(C)ボタン112と、入力された番号を表示する表示パネル100とが配置されている。
【0021】
次に、本実施形態の作用について説明する。図7に示すように、ユーザ115が運転するユーザ車両116が入口通路3aを通って出入車両管理部15に到達すると、出入車両管理装置15は、車両センサ20で車両を検出し、駐車スペース11a〜14jに空きがある場合には、ユーザ115が発券ボタン37を押すと、発券開口38から駐車券30を発券し、入口遮断ゲート21を開く。
【0022】
ユーザ115が発券ボタン37を押した時間が例えば15:20の場合には、データライタ36により「15:20」という発券時間データがメモリ31に記録されるとともに、データ印字部35により「15:20」という発券時間が印字された駐車券30が、発券開口38から発券される。この時、マイコン19は、出入記録メモリ23に入車時間を記録する。ユーザ115は、図中2点鎖線で示すように、ユーザ車両62を規定の走行方向(例えば、時計方向)に走行させ、駐車スペース11a〜14jの空きスペースを探し、例えば空きスペースである駐車スペース11fにユーザ車両122を駐車する。
【0023】
駐車スペース11fには、車両データ読み取り機16が配置されており、データリーダ42は、電波を送信している。電波の到達エリアに進入した無線タグ76は、データリーダ42から送信される電波を受信して、その受信した電波に応じて車両番号データの電波を送信する。データリーダ42は、無線タグ76から送信された車両番号データの電波を受信し、受信した車両番号データをマイコン41に送る。そして、ユーザ115は、暗証番号入力機45で、5桁の暗証番号、例えば「54321」を入力する。マイコン41は、車両番号データと駐車位置データと暗証番号データとを、データ送信部44を介して、駐車位置案内装置17のデータ受信部83に送信する。駐車位置案内装置17のマイコン80は、データ受信部83で受信した車両番号データと駐車位置データと暗証番号データとを関連付けてRAM81に記録する。
【0024】
ユーザ115は、駐車エリア4から歩行者通路5を通りデパート等の施設に向かう。そして、デパートで買い物等の所望する行動を終えると、歩行者通路5を通り駐車エリア4へ向かう。歩行者通路5には駐車位置案内装置17が設置されており、データリーダ82は電波を送信している。電波の到達エリアに進入した無線タグ76は、データリーダ82から送信される電波を受信して、その受信した電波に応じてメモリに記録された車両番号データの電波を送信する。データリーダ82は、無線タグ76から送信された車両番号データの電波を受信し、受信した車両番号データをマイコン80に送る。このように、非接触方式で車両番号データを読み取るから、荷物等で手がふさがっていて車両キー75を取り出せない場合にも、有効である。
【0025】
データ照合部84は、データリーダ82で受信した車両番号データと、RAM81に記録された車両番号データとを照合する。データ照合部84で一致が判定されると、マイコン80は、暗証番号入力機87への暗証番号の入力を促すために、「暗証番号を入力してください」等のコメントを車両位置表示パネル86に表示する。データ照合部84は、ユーザ115が入力した暗証番号データとRAM81内に記録された暗証番号データとを照合する。データ照合部84で一致が判定されると、マイコン80は、駐車位置データに基づき、車両位置表示パネル86に、駐車位置(駐車スペース11f)と、駐車位置案内装置17が設置された場所(現在地)から駐車位置までの通行ルートRとを表示する。なお、駐車位置案内装置17にプリンタを設け、車両位置表示パネル86に表示した駐車位置と通行ルートRとをプリントしてもよい。また、対人センサ85で人を検知しており、駐車位置案内装置17の前を利用者が通ったときのみ、マイコン80は車両位置表示パネル86の電源をオンする。
【0026】
ユーザ115は、車両位置表示パネル86に表示された駐車位置までの通行ルートRに従って駐車スペース11fに向かう。駐車スペース11fに到着すると、ユーザ車両116を規定の走行方向に走行させ、出口通路3bを通って出入車両管理装置15に向かう。出入車両管理装置15に到着すると、ユーザ115は、駐車券30を挿入口26aに挿入する。駐車券30が挿入口26aに挿入されると、データリーダ27はメモリ31の発券時間データを読み取る。料金支払い機24は、データリーダ27で読み取った発券時間データから駐車料金や駐車時間を計算するとともに、紙幣挿入部24a及び硬貨投入部24bによって駐車料金の支払いを受ける。料金表示パネル25は、料金支払機24で計算された駐車料金や駐車時間等を表示する。料金の支払いが確認されると出口遮断ゲート22が開き、ユーザ車両62を出車することができる。マイコン19は、出入記録メモリ23に車両の出車時間を記録する。
【0027】
このように、ユーザ115は駐車位置案内装置17の前を通るだけで、容易に駐車位置と、駐車位置案内装置17が設置された場所(現在地)から駐車位置までの通行ルートRとを確認することができる。また、ユーザ115が駐車エリア5で駐車スペース11a〜14jの空きスペースを探している間でも、駐車スペース11a〜14jに空きがある場合には、後続する車両は、出入車両管理装置15で待機させられることなく駐車エリア4に進入することができる。さらに、車両データ読み取り装置16の暗証番号入力機45で暗証番号データを入力するから、駐車位置案内装置17の暗証番号入力機87で再度暗証番号データを入力しないと、車両位置表示パネル86に駐車位置と通行ルートRとを表示しないため、車両キー75を紛失した場合の安全性を確保することができる。
【0028】
なお、上記実施形態では、無線タグ76を車両キー75に取り付けたが、これに限定されることなく、例えばキーホルダ等に取り付けてもよい。
【0029】
また、上記実施形態では、車両キー75に電波の通信機能を備える無線タグ76を取り付け、無線タグ76のIC78内に車両番号データを記憶させたが、これに限定されることなく、データの記録が可能なものであれば磁気カード等から構成してもよい。
【0030】
さらに、上記実施形態では、車両データ読み取り装置16のデータ送信部44と、駐車位置案内装置17のデータ受信部83とを無線により接続したが、接続ケーブル等を用いて接続してもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の駐車位置確認システムによれば、車両データが記憶された記憶媒体と、記憶媒体に記憶された車両データを読み取る車両データ読み取り手段と、読み取った車両データと駐車位置データとを関連付けて記憶する駐車位置記憶手段と、記憶媒体に記憶された車両データを読み取り、読み取った車両データと駐車位置記憶手段に記憶された車両データとを照合する車両データ照合手段と、この車両データ照合手段により一致が判定された場合には、その駐車位置を表示する駐車位置表示手段とを備えたから、容易に駐車位置を確認することができる。また、記録媒体を電波の通信機能を備えた無線タグから構成したから、位置データ読み取り手段と非接触で自動的に駐車位置を確認することができる。さらに、駐車位置表示手段は、この駐車位置表示手段が設置された場所から駐車位置までの通行ルートを表示するから、より一層容易に駐車位置を確認することができる。
【0032】
また、任意の暗証番号データを入力する暗証番号データ入力手段と、入力された暗証番号データと駐車位置データとを関連付けて記憶する駐車位置記憶手段と、暗証番号データの入力が可能で、入力された暗証番号データと駐車位置記憶手段に記憶された暗証番号データとを照合する暗証番号データ照合手段と、この暗証番号データ照合手段により一致が判定された場合に、駐車位置表示手段の機能を有効化する表示規制手段とを備えたから、記録媒体を取り付けた車両キーを紛失した場合の安全性を保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駐車位置確認システムが設置された駐車場の概略平面図である。
【図2】出入車両管理装置装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】出入車両管理装置の概略図である。
【図4】車両データ読み取り装置と駐車位置案内装置との電気的構成を示すブロック図である。
【図5】車両データ読み取り装置を示す概略正面図である。
【図6】駐車位置案内装置を示す概略正面図である。
【図7】車両が進入してきたときの動きを示す概略図である。
【符号の説明】
2 駐車場
3 出入口通路
4 駐車エリア
5 歩行者通路
11〜14 駐車区画
11a〜14j 駐車スペース
15 出入車両管理装置
16 駐車券発券装置
17 駐車位置案内装置
19 マイコン
27 データリーダ
30 駐車券
41 マイコン
42 データリーダ
43 ROM
44 データ送信部
45 暗証番号入力機
75 車両キー
76 無線タグ
77 アンテナ
78 IC
80 マイコン
81 RAM
82 データリーダ
83 データ受信部
84 データ照合部
86 車両位置表示パネル
87 暗証番号入力機
Claims (7)
- 車両が出入りする車両出入口と、車両が駐車される複数の駐車スペースと、車両から降りた利用者が通行するユーザ通路とを備えた駐車場に設置される駐車位置確認システムであって、
車両データが記憶された記憶媒体と、前記記憶媒体に記憶された車両データを読み取る車両データ読み取り手段と、読み取った車両データと駐車位置データとを関連付けて記憶する駐車位置記憶手段と、前記記憶媒体に記憶された車両データを読み取り、読み取った車両データと前記駐車位置記憶手段に記憶された車両データとを照合する車両データ照合手段と、この車両データ照合手段により一致が判定された場合には、その駐車位置を表示する駐車位置表示手段とを備えたことを特徴とする駐車位置確認システム。 - 前記記録媒体を、無線タグから構成したことを特徴とする請求項1記載の駐車位置確認システム。
- 前記記録媒体を、車両キーに取り付けたことを特徴とする請求項1または2記載の駐車位置確認システム。
- 前記車両データ読み取り手段を、前記複数の駐車スペース毎に設置したことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の駐車位置確認システム。
- 前記駐車位置記憶手段と車両データ照合手段と駐車位置表示手段とを、前記ユーザ通路に設置したことを特徴とする請求項1ないし4いずれか1つ記載の駐車位置確認システム。
- 前記駐車位置表示手段は、この駐車位置表示手段が設置された場所から駐車位置までの通行ルートを表示することを特徴とする請求項1ないし5いずれか1つ記載の駐車位置確認システム。
- 任意の暗証番号データを入力する暗証番号データ入力手段と、入力された暗証番号データと駐車位置データとを関連付けて記憶する駐車位置記憶手段と、暗証番号データの入力が可能で、入力された暗証番号データと前記駐車位置記憶手段に記憶された暗証番号データとを照合する暗証番号データ照合手段と、この暗証番号データ照合手段により一致が判定された場合に、前記駐車位置表示手段の機能を有効化する表示規制手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし6いずれか1つ記載の駐車位置確認システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002371468A JP2004206199A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | 駐車位置確認システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014202705A (ja) * | 2013-04-09 | 2014-10-27 | パナソニック株式会社 | 電子キー、車載装置、案内装置、およびカーファインダシステム |
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-
2002
- 2002-12-24 JP JP2002371468A patent/JP2004206199A/ja active Pending
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