JP2000057493A - 駐車場管理装置、車両管理装置および車両案内装置 - Google Patents

駐車場管理装置、車両管理装置および車両案内装置

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JP2000057493A
JP2000057493A JP10225691A JP22569198A JP2000057493A JP 2000057493 A JP2000057493 A JP 2000057493A JP 10225691 A JP10225691 A JP 10225691A JP 22569198 A JP22569198 A JP 22569198A JP 2000057493 A JP2000057493 A JP 2000057493A
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JP
Japan
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vehicle
parking lot
parking
block
management device
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JP10225691A
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English (en)
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Atsushi Kawase
敦史 川瀬
Masahiro Nishio
誠裕 西尾
Takeshi Iwamoto
健 岩本
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者が自己の停めた車両の位置を容易に確
認することができる駐車場管理装置を提供する。 【解決手段】 駐車場の入口ゲートには撮像装置107
が設けられ、この撮像装置により車両のナンバープレー
トの車番が撮像され、その車番が駐車券発行装置106
の発行する駐車券に記録される。駐車場内には撮像装置
108a〜108jが設けられ、これらの撮像装置が車
両のナンバープレートから車番を識別し、車両がどのブ
ロックに駐車されたかを確認する。駐車場へ戻って来た
運転者が自車位置確認装置110に駐車券を挿入する
と、撮像装置108a〜108jで確認された結果に基
づき車両の位置が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は駐車場管理装置、
車両管理装置および車両案内装置に関し、特に駐車場な
どにおいて車両を管理することができる駐車場管理装
置、車両管理装置および車両案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】運転者が駐車場内に車両を停めて車両か
ら離れた後に、その車両の位置を忘れてしまい、再び駐
車場に戻ったときに自分の車両を探すために駐車場内を
さまよう場合がある。そのようなことを防ぐため、1つ
の駐車場内を複数のゾーンに分け、壁などにゾーン名を
大きく描くことによって運転者に車両を停めた位置をわ
かりやすくすることが行なわれている。進入ゾーンの制
限に関しては、ゾーン毎に監視員を配置しその制限を行
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな場合においても運転者は車両を停めたゾーンを覚え
ておかなければならず、忘れてしまうとやはり自分の車
両を探すために長い時間がかかってしまうことに加え、
進入ゾーンの制限に関しては監視員による許可車両の確
認に時間がかかってしまう。また、連絡漏れや車両のナ
ンバープレートの読み間違いなどによる判定ミスなどが
頻発していた。
【0004】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたものであり、車両の位置などを適切に管理する
ことのできる駐車場管理装置、車両管理装置および車両
案内装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明のある局面に従うと、駐車場内の車両の位置を
管理する駐車場管理装置は、車両のナンバープレートを
読取る読取装置を備えたことを特徴とする。
【0006】この発明の他の局面に従うと、駐車場内の
車両の位置を管理する駐車場管理装置は、車両に付与さ
れ、特定のIDを送信することができる送信装置と、送
信装置からのIDを受信する受信装置と、受信装置によ
る受信結果に基づいて車両の位置を識別する識別装置と
を備える。
【0007】この発明のさらに他の局面に従うと、ある
領域への車両の入場の可否を管理する車両管理装置は、
車両に付与され、特定のIDを送信することができる送
信装置と、送信装置からのIDを受信する受信装置と、
車両のナンバープレートを読取る読取装置と、受信され
たIDと読取られたナンバープレートとによって、車両
の入場の可否を判定する判定装置とを備える。
【0008】この発明のさらに他の局面に従うと車両案
内装置は、駐車場内の車両を停めることができる場所を
検出する検出手段と、所定の条件で検出された車両を停
めることができる場所の中から案内の対象となる場所を
選択する選択手段と、選択された案内の対象となる場所
へ車両を案内する案内手段とを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1は、本
発明の第1の実施の形態における駐車場管理装置の構成
を示すブロック図である図を参照して、駐車場管理装置
は、データベース102aを含む中央処理装置102
と、駐車場に入場する車両に乗った運転者を、車両を停
めることができる場所へ案内する駐車ブロック表示装置
104と、駐車券118を発行する駐車券発行装置10
6と、駐車場に入場する車を撮像する撮像装置107
と、駐車場の各ブロックに備え付けられる撮像装置10
8a〜108jと、駐車場へ戻って来た運転者に対して
車両の位置を表示する自車位置確認装置110と、駐車
場から出る車両の料金の清算を行なう料金清算装置11
2と、駐車場の各ブロックにおける駐車車両の数を識別
する満空識別装置114と、インターネットを通じて駐
車の予約を行なう予約装置116とから構成される。
【0010】図2は、図1の駐車場管理装置が用いられ
る駐車場の平面図である。図を参照して、駐車場は車両
を停めることができるA〜Jの10のブロックに分割さ
れる。撮像装置108a〜108jは各ブロックに入場
する車を撮像し、その画像を中央処理装置102が処理
することにより、各ブロックに入場する車のナンバープ
レートが識別される。
【0011】満空識別装置114は、駐車場の斜め上か
ら駐車場の全ブロックを撮像し、画像処理により各ブロ
ックにそれぞれ何台の車両が駐車されているかを識別す
る。駐車場の入口ゲートには、撮像装置107と駐車券
発行装置106とが設けられる。撮像装置107は、駐
車場に入場する車両を撮像する。その画像は中央処理装
置102により処理され、車両のナンバープレートが識
別される。駐車ブロック表示装置104は入口ゲート近
くに設置され、入場した車両に対し進むべきブロック
(空いているブロック)を案内する。
【0012】なお、満空識別装置114の撮像する画像
を監視員が見るようにしてもよい。駐車場の出口ゲート
に料金清算装置112は設置される。自車位置確認装置
110は建物内や駐車場入口等に設置される。
【0013】図3は、中央処理装置102内のデータベ
ース102aに記録される車両数識別テーブルの構成を
示す図である。図を参照して、満空識別装置114によ
り2分毎にA〜Jブロックの各々に駐車することのでき
る車両の数が記録される。
【0014】図4は、駐車券発行装置106により発行
される駐車券118の具体例を示す図である。駐車券1
18には、車両が駐車場に入場した時刻(駐車開始時
刻)118aと、撮像装置107により撮像された画像
から識別されたナンバープレート118bとがプリント
される。
【0015】図5は、データベース102aに記録され
る車両入場時刻管理テーブルの構成を示す図である。こ
のテーブルには、車両が駐車場に入場した日時と、ナン
バープレートの内容(車番)と、各ブロックの空車状況
とが記録される。空車状況は、図3のテーブルにより判
定され、そのブロックに駐車することのできる車両の数
が「0」であれば、図5のテーブルにも「0」のデータ
が記録される。1台の車両でもそのブロックに駐車する
ことができるのであれば、「1」が記録される。
【0016】図6は、駐車ブロック表示装置104に表
示される内容を示す図である。駐車ブロック表示装置1
04には、車両を停車させることができるブロック(図
5の「空車状況」に“1”と書かれたブロック)の中か
ら所定の条件で選択されたブロックと、そのブロックま
での道順とが表示される。
【0017】図7は、データベース102aに記録され
るブロック管理テーブルの構成を示す図である。図を参
照して、撮像装置108a〜108jのいずれかにより
車両のナンバープレートが認識されたのであれば、その
認識された日時と、ナンバープレートより読取られた車
番と、そのナンバープレートを認識した撮像装置の番号
(a〜j)と、その日時における空車状況とが記録され
る。また、料金清算装置112により駐車場の使用料金
の清算が行なわれ、車両が退場する場合にはその退場の
日時が図7のブロック管理テーブルに記録される。
【0018】このように、車両の車番とその行動がテー
ブルに記録されるため、事故等が生じたときにそのデー
タを役立てることができる。
【0019】図7のブロック管理テーブルでは、車番
「なにわ33は0001」の車両は1時0分に撮像装置
108aで認識されたことを示している。そして、その
車両は8時0分に退場したことが記録されている。
【0020】また、車番「なにわ33は0002」の車
両は1時4分に撮像装置108aで認識された後、1時
8分に撮像装置108bで識別されている。これは、こ
の車両の運転者はまずAブロックに進んだ後Bブロック
で駐車を行なったことを意味している。そして、この車
両の退場時刻は6時22分であることが記録されてい
る。
【0021】同様に車番「なにわ33は0003」の車
両は1時17分に撮像装置108aで認識され、1時1
9分に撮像装置108bで認識され、1時23分に撮像
装置108cで認識され、1時39分に撮像装置108
jで認識されている。また、この車両の退場時刻は次の
日の2時43分であることが記録されている。
【0022】図8は、本実施の形態における駐車場管理
装置において、車両を駐車するまでの処理を示すフロー
チャートである。図を参照して、ステップS101で車
両が入口ゲートに到着したのであれば、ステップS10
3において撮像装置107で車両のナンバープレートを
撮像する。ステップS105で画像処理によりナンバー
プレートの画像から車番が自動認識される。
【0023】ステップS107で、図3の車両数識別テ
ーブルの内容が確認され、駐車場内に空きがあるかが判
定される。ステップS107でNOであれば、そのまま
待機する。ステップS107でYESであれば、駐車券
発行装置106により入場時刻および車番(ナンバープ
レート)を記録した駐車券が発券される。次に、ステッ
プS111でAブロックに空きが存在するかが判定され
る。YESであれば、ステップS115で駐車ブロック
表示装置104でAブロックに進む旨指示する。その
後、ステップS119で撮像装置108a〜108jで
車両が撮像される度に図7のブロック管理テーブルにそ
の情報を登録してゆく。
【0024】一方、ステップS111でNOであれば、
ステップS113でBブロックに空きがあるかが判定さ
れる。YESであれば、ステップS117で駐車ブロッ
ク表示装置104によりBブロックへ進む旨指示し、ス
テップS119からの処理を行なう。
【0025】ステップS113でNOであれば、同様に
CブロックからJブロックの各々で駐車が可能かが判断
され、その結果に応じて駐車ブロック表示装置104で
そのブロックに進む旨指示が行なわれる。
【0026】図9は、本実施の形態における駐車場管理
装置において運転者が自己の車両の位置を確認する処理
手順を示すフローチャートである。図を参照して、ステ
ップS201で運転者は駐車券118を建物内や駐車場
入口などに設置された自車位置確認装置110に挿入す
る。
【0027】ステップS203で駐車券118に書込ま
れたナンバープレート(車番)に対応するブロック管理
テーブル(図7)の情報を検索する。
【0028】ステップS205で、検索された情報のう
ち最も新しい認識日時に対応する撮像装置を108a〜
108jの中から特定する。これは、図7の例において
「なにわ33は0001」の車については撮像装置10
8aを、「なにわ33は0002」の車においては撮像
装置108bを、「なにわ33は0003」の車両にお
いては撮像装置108jを特定するものである。
【0029】ステップS207で、特定された撮像装置
が設置されている駐車ブロックを特定する。本実施の形
態においては、撮像装置108a〜108jのそれぞれ
にAブロック〜Jブロックが対応している。
【0030】ステップS209で、自車位置確認装置1
10にステップS207で特定された駐車ブロックが表
示される。これにより、運転者は自己の車両が存在する
ブロックを容易に知ることができる。
【0031】図10は、本実施の形態における駐車場管
理装置において車両が駐車場から退場するときの処理を
示すフローチャートである。図を参照して、ステップS
301で運転者は料金清算装置112に駐車券を挿入す
る。ステップS303で駐車券に記録された時刻から料
金が演算され、演算結果が料金清算装置112に表示さ
れる。
【0032】ステップS305で表示された料金の支払
がされたかが判定され、YESとなればステップS30
7で出口ゲートが開放される。
【0033】なお、ステップS303では駐車券に記録
された時刻から料金を演算することとしたが、これに代
えて駐車券に印刷されたナンバープレート(車番)と図
5の車両入場時刻管理テーブルとを用いて得られた車両
の入場時刻から料金を演算するようにしてもよい。
【0034】また、図8のステップS107で予約装置
116によって入力された車番を有する車両のみの入場
を許可するようにしてもよい。
【0035】[第1の変形例]図8に示されるフローチ
ャートに代えて、図11に示されるフローチャートを実
行するようにしてもよい。図11を参照して、ステップ
S401〜S417での処理は、図8のステップS10
1〜S117と同じであるのでここでの説明を繰返さな
い。図11においては、ステップS419で車両の車番
が撮像装置108aで認識されたかが判定される。YE
Sであれば、ステップS421でその車両はAブロック
に駐車されたものとして認識する。
【0036】次に、ステップS423で他の撮像装置で
その車両の車番が認識されたかが判定され、NOであれ
ばステップS425でそのままその車両はAブロックに
駐車されているものとしてデータベースに登録される。
【0037】一方、ステップS423でYESであれ
ば、ステップS427においてその車両の車番が撮像装
置108bで認識されたかが判定される。YESであれ
ば、その車両がBブロックに駐車されているものとして
Aブロックでの処理と同様の処理を行なう(S429〜
S433)。
【0038】その後Cブロック〜Jブロックでの処理が
同様に行なわれる。この変形例においては車両がどのブ
ロックに駐車されているかを直接データベースに書込む
ことができる。
【0039】[第2の変形例]上述の第1の実施の形態
では、図8を参照してAブロックからJブロックの優先
順位で案内するブロックを定めることとしたが(図8の
S111〜S117)、第2の変形例ではブロックの優
先順位を運転者が任意に選択することができる。
【0040】具体的には、図12を参照して駐車ブロッ
ク表示装置104aには、ボタン104c〜104fが
設けられる。ボタン104cを押したときには、駐車可
能であるブロックのうち入口ゲートから最も近いブロッ
クが案内される。すなわち、図8に示されるルーチンが
実行される。
【0041】ボタン104dを押したときには、駐車可
能なブロックのうち出口から最も近いブロックへ案内が
行なわれる。これは、具体的には図8に示されるステッ
プS111以降の処理で出口から最も近いブロックの順
に空きの判定をしてゆくものである。
【0042】ボタン104eを押したときには、駐車可
能なブロックのうち大型車用の駐車場を有するブロック
のみが所定の順位で表示される。
【0043】ボタン104fを押したときには、駐車可
能なブロックのうち障害者用の駐車場を有するブロック
が所定の順位で表示される。
【0044】なお、運転者が進むべきブロックは表示部
104bに表示され、案内が行なわれる。
【0045】この第2の変形例においては、運転者が駐
車ブロックの優先順位を設定することができるため、駐
車場管理装置の使い勝手が向上する。
【0046】[第2の実施の形態]図13は、本発明の
第2の実施の形態における駐車場管理装置の構成を示す
ブロック図である。
【0047】図を参照して、駐車場管理装置は、データ
ベース202aを含む中央処理装置202と、駐車場に
入場する車両に乗った運転者を車両を停めることができ
る場所へ案内する駐車ブロック表示装置204と、TA
G(非接触カード)218を発行するTAG発行装置2
06と、TAG218からIDなどを読取る読取機20
8a〜208jと、駐車場へ戻って来た運転者に対して
車両の位置を表示する自車位置確認装置210と、駐車
場から出る車両の料金の清算を行なう料金清算装置21
2と、駐車場の各ブロックにおける駐車車両の数を識別
する満空識別装置214と、インターネットを通じて駐
車の予約を行なう予約装置216とから構成される。
【0048】図14は、図13の駐車場管理装置が用い
られる駐車場の平面図である。図を参照して、駐車場は
車を停めるA〜Jの10のブロックに分割される。
【0049】読取機208a〜208jは各ブロックに
進入する車両が有するTAG218のIDなどを読取
る。これにより、車両がどのブロックの近辺を通過した
かが識別される。満空識別装置214は駐車場の斜め上
から駐車場の全ブロックを撮像し、画像処理により各ブ
ロックに何台の車両が駐車されているかを識別する。駐
車場の入口ゲートにはTAG発行装置206が設けられ
る。駐車ブロック表示装置204は入口ゲート近くに設
置され、入場した車両に対し進むべきブロック(空いて
いるブロック)を案内する。
【0050】駐車場の出口ゲートに料金清算装置212
は設置される。建物内や駐車場の入口に自車位置確認装
置210は設置される。
【0051】図15は、TAG218の1つの回路構成
を示すブロック図である。図を参照して、TAG218
は、読取機208a〜208jとの間で通信を行なうた
めのアンテナパターン303と、アンテナパターン30
3により受信された電波の整流を行なう検波ダイオード
305と、一定レベル以上の電波を受信すると、通常は
オフ状態になっている復調回路309および変調回路3
11を起動させるウエイクアップ回路307と、CPU
301と、整流された電波の復調を行なう復調回路30
9と、読取機208a〜208jに対してIDなどを送
信するために用いられる変調回路311と、TAG毎に
付与されたIDなどを記録するEEPROM313とか
ら構成される。
【0052】読取機208a〜208jからのID請求
信号がアンテナパターン303により受信されると、ウ
エイクアップ回路307は復調回路309および変調回
路311をオンにする。その後再びID請求信号が受信
されると、EEPROM313からそのTAGに付与さ
れたIDなどが変調回路311を介して読取機208a
〜208jに送信される。
【0053】図16は、読取機208a〜208jの1
つの回路構成を示すブロック図である。図を参照して、
読取機208a〜208jは、受信データを解析したり
送信データを出力したりするI/F電源部401と、P
LL発振部403と、I/F電源部401からの送信デ
ータに応じてPLL発振部403からの出力を変調させ
るASK変調部405と、HPA部407と、送信アン
テナ417と、TAG218からの電波を受信する受信
アンテナ419と、LNA部415と、位相検波部41
3と、位相合成部411と、FSK復調部409とから
構成される。
【0054】次に、本実施の形態における駐車場管理装
置の動作について説明する。満空識別装置214により
データベース202aに車両数識別テーブルが記録され
るが、このテーブルは図3の第1の実施の形態と同じで
あるため、ここでの説明を繰返さない。
【0055】車両が入口ゲートのTAG発行装置206
に近づくと、TAG発行装置206から車両へ特定のI
Dを有するTAG218が発行される。
【0056】図17に示されるように、データベース2
02a内の車両入場時刻管理テーブルに、車両の入場日
時とその車両に対して発行したTAGのIDと、満空識
別装置214から得られる空車状況とが記録される。
【0057】図18は、データベース202aに記録さ
れるブロック管理テーブルの構成を示す図である。図を
参照して、車両が読取機208a〜208jのいずれか
に近づき、読取機208a〜208bのいずれかが車両
に搭載されたTAGと交信を行なったのであれば、その
交信が行なわれた日時と、TAGのID番号と、読取機
の識別番号(208a〜208jのいずれか)と、その
時点における空車状況とが記録される。また、車両が駐
車場から退場したのであれば、その日時がブロック管理
テーブルに記録される。なお、このテーブルはTAGに
記録するようにしてもよい。
【0058】図19は、本実施の形態における駐車場管
理装置において車両を駐車するまでの処理を示すフロー
チャートである。図を参照して、ステップS501で、
車両が入口ゲートに到着したのであれば、ステップS5
03で車両数識別テーブルに基づき駐車場に空きがある
かが判定される。YESであれば、ステップS505で
TAG発行装置206がIDと車両の入場時刻とを記録
したTAGを発行する。
【0059】ステップS507以降で空きのあるブロッ
クを検索し、駐車ブロック表示装置204によって所定
の優先順位で駐車ブロックを案内する処理が行なわれる
が、これは第1の実施の形態と同様であるためここでの
説明は繰返さない。
【0060】次に、ステップS515で読取機208a
〜208jのいずれかがTAGと交信したのであれば、
そのときに認識されたIDを交信日時とともにデータベ
ース202aに登録する(図18)。
【0061】図20は、運転者が戻って来て自分の車両
の位置を確認する処理を示すフローチャートである。図
を参照して、ステップS601で運転者は建物内や駐車
場入口などに設置された自車位置確認装置210の付近
にTAG218を持って立つ。ステップS603で自車
位置確認装置210とTAG218との間で通信が行な
われ、TAG218のIDが読出される。そして、その
IDのデータがブロック管理テーブルから検索される。
ステップS605で検索されたデータのうち最も新しい
交信時刻が記録された読取機を特定する。たとえば図1
8においてID番号「0001」では読取機208aが
特定され、ID番号「0002」では読取機208bが
特定され、ID番号「0003」では読取機208jが
特定される。
【0062】ステップS607で、特定された読取機が
置かれた駐車ブロックが特定される。
【0063】ステップS609で自車位置確認装置21
0(または別に設置された自車位置確認装置210に接
続される表示装置)に特定された駐車ブロックが表示さ
れる。この表示される駐車ブロックが運転者が停めた車
両のあるブロックである。
【0064】図21は車両が出口ゲートに来たときの処
理を示すフローチャートである。図を参照して、ステッ
プS701で運転者はTAGを料金清算装置212に挿
入する。ステップS703でTAGに記録された入場日
時から料金が演算され、料金清算装置212に表示され
る。ステップS705で料金の支払が行なわれたかが判
定され、YESとなればステップS707で出口ゲート
が開放される。
【0065】本実施の形態においても、TAGにより駐
車の行なわれたブロックが特定され、運転者はそれによ
り自己の車両の位置を確認することができる。
【0066】[変形例]図11の変形例と同様に、本実
施の形態における図19のフローチャートに代えて図2
2のフローチャートを実行するようにしてもよい。
【0067】図22を参照して、ステップS801〜S
813での処理は、図19におけるステップS501〜
S513での処理と同じであるためここでの説明は繰返
さない。ステップS815では、読取機208aでステ
ップS805で発行されたTAGのIDが認識されたか
が判定される。YESであれば、ステップS817でそ
の車両はAブロックに駐車されたものと認識される。そ
の後、ステップS819で他の読取機でステップS81
5で認識されたIDと同じIDが認識されたかが判定さ
れる。NOであれば、ステップS821でその車両はA
ブロックに駐車されているものとしてデータベース20
2aに登録される。
【0068】一方、ステップS819でYESであれば
ステップS823へ進み、以後同様に読取機208b〜
208jのそれぞれによりB〜Jブロックのいずれに駐
車されたかが判定される。
【0069】[第3の実施の形態]図23は本発明の第
3の実施の形態における車両管理装置の構成を示すブロ
ック図である。この車両管理装置は、撮像装置によるナ
ンバープレートの確認と読取機による車両に設けられた
TAGのIDの読取とから特定の地域における車両の入
場の可否の管理を行なうものである。
【0070】図23を参照して、車両管理装置は、デー
タベース302aを備えた中央処理装置302と、運転
者に対して進むべき方向などを表示する表示装置304
a〜304cと、運転者に対してTAGを発行するTA
G発行装置306と、車両のナンバープレートを読取る
ことで車番を特定する撮像装置307,308a〜30
8cと、TAGからIDなどを読取る読取機309,3
10a〜310fとから構成される。
【0071】図24は、図1の車両管理装置が設置され
る施設の平面図である。図を参照して、施設はA地区〜
C地区の3つのブロックに分けられており、それぞれの
地区に進入することができる車両は制限されている。
【0072】出入口ゲートにはTAGを有していない運
転者に対しTAGを発行するTAG発行装置306と、
読取機309と、施設に入場する車両の画像を捉え、そ
の中のナンバープレートの画像から車番を特定する撮像
装置307とが設けられる。A〜C地区のそれぞれに、
到達した車に搭載されたTAGからIDを読取る読取機
310a〜310cと、A〜C地区に到達した車両のナ
ンバープレートから車番を読取る撮像装置308a〜3
08cと、A〜C地区のそれぞれに到達した車に進行方
向などを表示する表示装置304a〜304cと、A〜
C地区より退場する車両からTAGのIDを読取る読取
機310d〜310fとが設けられている。
【0073】また読取機310a〜310cと、表示装
置304a〜304cと、撮像装置308a〜308c
とはそれぞれの地区の入門ゲートのそばに設けられてお
り、読取機310d〜310fはそれぞれの地区の出門
ゲートの近くに設けられている。
【0074】図25はデータベース302aに記録され
る車両入場管理テーブルの構成を示す図である。出入口
ゲートの撮像装置307によって車両の入場が確認され
たのであればその入場日時と読取られた車番とがこのテ
ーブルに記録される。
【0075】図26はデータベース302aに記録され
る車両管理テーブルの構成を示す図である。各地区の撮
像装置308a〜308cと読取機310a〜310c
とによって車両が識別されたのであれば、その識別され
た日時と、車両のTAGが有するID番号と、読取られ
た車番と、読取を行なった読取機の番号と、その車両が
入場することを許可されている地区(許可地区)とがこ
のテーブルに記録される。
【0076】なお、ID番号と車番とに対する許可地区
は施設の管理をする者により予めデータベース302a
に登録されており、その内容を参照しながら図26のテ
ーブルに許可地区は書込まれていく。なお、車両の退場
が行なわれるときには、読取装置310d〜310fに
よりその退場の日時が車両管理テーブルに記録される。
【0077】図27は、本実施の形態における車両管理
装置の処理を示すフローチャートである。図を参照し
て、ステップS901で車両が入口ゲートに到着したの
であれば、ステップS903でその車両にTAGが搭載
されているかが判定される。NOであれば、ステップS
905で運転者は運転者が入場したい地区を入力する。
ステップS907で入力された地域の用務先に確認がな
され、ステップS909でその車両を受入れるか否かが
判定される。
【0078】ステップS909でNOであれば、その車
両は入場を許可されず退場レーンに誘導される。
【0079】一方、ステップS909でYESであれ
ば、撮像装置307により読取られた車番がデータベー
ス302aに登録される(図25)。ステップS915
でTAG発行装置306によりTAGが発行される。そ
してその車両の入場を許可する地区がデータベースに登
録される。また、車番と発行されたTAGのIDが対応
付けて登録される。
【0080】ステップS903でYESである場合、ま
たはステップS915の実行の後に、ステップS917
で撮像装置307で読取られた車番と読取機309で読
取られたTAGのIDとが対応付けて登録されているか
照合される。ステップS919で照合結果が一致したの
であれば、ステップS923でその車両の入場が許可さ
れる。
【0081】そして、ステップS925で各地域に車両
が到達したと判定されたのであれば、ステップS927
でTAGのIDがその地域への入場を許可されたIDと
一致するかが判定される。
【0082】ステップS929で一致したと判定された
のであれば、ステップS933で今度は撮像装置308
a〜308cにより読取られた車番がその地域への入場
を許可された車両の車番であるかが判定される。ステッ
プS935で許可された車番であると判定されたのであ
れば、ステップS939で入門ゲートを開きその車両の
その地域への入場を許可する。
【0083】一方、ステップS919、S929、S9
35のいずれかでNOであれば、その車両は入場を許可
された車両でないとして表示装置304a〜304cを
用いて退場レーンに誘導する。
【0084】以上のように本実施の形態においては車両
の入場の可否を車番とTAGに付与されたIDとにより
管理するため車両の入場の可否を厳密に判定することが
できる。
【0085】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における駐車場管理
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の駐車場管理装置が設置される駐車場の平
面図である。
【図3】データベース102aに記録される車両数識別
テーブルを示す図である。
【図4】駐車券発行装置106により発行される駐車券
118の具体例を示す図である。
【図5】車両入場時刻管理テーブルの構成を示す図であ
る。
【図6】駐車ブロック表示装置104に表示される内容
を示す図である。
【図7】ブロック管理テーブルの構成を示す図である。
【図8】第1の実施の形態における駐車場管理装置の動
作を示すフローチャートである。
【図9】駐車位置の確認処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】料金の清算処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】第1の変形例を示すフローチャートである。
【図12】駐車ブロック表示装置の変形例を示す図であ
る。
【図13】第2の実施の形態における駐車場管理装置の
構成を示すブロック図である。
【図14】図13の駐車場管理装置が設置された駐車場
の平面図である。
【図15】TAGの構成を示すブロック図である。
【図16】読取機の1つの構成を示すブロック図であ
る。
【図17】車両入場時刻管理テーブルの構成を示す図で
ある。
【図18】ブロック管理テーブルの構成を示す図であ
る。
【図19】第2の実施の形態における駐車場管理装置の
動作を示すフローチャートである。
【図20】自車位置確認処理を示すフローチャートであ
る。
【図21】料金清算処理を示すフローチャートである。
【図22】図19のフローチャートの変形例を示すフロ
ーチャートである。
【図23】第3の実施の形態における車両管理装置のブ
ロック図である。
【図24】図23の車両管理装置が用いられる施設の平
面図である。
【図25】車両入場時刻管理テーブルの構成を示す図で
ある。
【図26】車両管理テーブルの構成を示す図である。
【図27】車両管理装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
102a データベース 104 駐車ブロック表示装置 106 駐車券発行装置 107,108a〜108j 撮像装置 110 自車位置確認装置 112 料金清算装置 114 満空識別装置
フロントページの続き (72)発明者 岩本 健 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB04 CC04 CC12 EE10 KK01 KK06 KK08 KK10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車場内の車両の位置を管理する駐車場
    管理装置であって、 前記車両のナンバープレートを読取る読取装置を備えた
    ことを特徴とする、駐車場管理装置。
  2. 【請求項2】 駐車場内の車両の位置を管理する駐車場
    管理装置であって、 前記車両に付与され、特定のIDを送信することができ
    る送信装置と、 前記送信装置からのIDを受信する受信装置と、 前記受信装置による受信結果に基づいて、前記車両の位
    置を識別する識別装置とを備えた、駐車場管理装置。
  3. 【請求項3】 ある領域への車両の入場の可否を管理す
    る車両管理装置であって、 前記車両に付与され、特定のIDを送信することができ
    る送信装置と、 前記送信装置からのIDを受信する受信装置と、 前記車両のナンバープレートを読取る読取装置と、 前記受信されたIDと前記読取られたナンバープレート
    とによって、前記車両の入場の可否を判定する判定装置
    とを備えた、車両管理装置。
  4. 【請求項4】 駐車場内の車両を停めることができる場
    所を検出する検出手段と、 所定の条件で前記検出された車両を停めることができる
    場所の中から案内の対象となる場所を選択する選択手段
    と、 前記選択された案内の対象となる場所へ前記車両を案内
    する案内手段とを備えた、車両案内装置。
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