JP2003085304A - 所定の領域内に配置された対象物を管理するシステム - Google Patents

所定の領域内に配置された対象物を管理するシステム

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JP2003085304A JP2001274119A JP2001274119A JP2003085304A JP 2003085304 A JP2003085304 A JP 2003085304A JP 2001274119 A JP2001274119 A JP 2001274119A JP 2001274119 A JP2001274119 A JP 2001274119A JP 2003085304 A JP2003085304 A JP 2003085304A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の領域内に配置された対象物を適確に管
理する。 【解決手段】 システムは、指定可能な複数のサブブロ
ックを有した、駐機場を表した駐機場イメージであるイ
メージを支店の端末コンピュータ112に送信して表示
させる。システムは、支店の担当者に、駐機場イメージ
上の或るサブブロックが指定されたときは、指定された
サブブロックに含まれた位置に駐機された建設車両の管
理番号や状態等を入力するためのダイアログボックスを
表示する。そのダイアログボックスに、上記管理番号や
状態等が入力されたら、システムは、駐機場イメージ上
の、上記指定されたサブブロックに、上記入力された管
理番号や状態等を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、所定の領域内に配
置された対象物を管理するための技術に関わり、例え
ば、建設車両を貸し出すレンタル業務において、整備さ
れていない土地を駐機場としそこに駐機された建設車両
の中から顧客の要求を満たす建設車両を貸し出し対象と
して選択することを支援する装置などとして適したもの
である。
【0002】
【従来の技術】以下、建設車両の或るレンタル会社を例
に取り説明する。
【0003】この会社は、通常、異なる場所に複数の支
店を配し、各支店が独自に、複数台の建設車両を保有し
運用するという営業形態を採用している。各支店は、一
般に、整備されていない土地を駐機場とし、そこに複数
台の建設車両を駐機している。各支店の担当者は、顧客
から建設車両の貸し出しを要求されたときは、現在駐機
場に駐機されている建設車両を確認し、確認できた建設
車両の中から、顧客の要求を満たす建設車両を貸し出し
対象として選択する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、建
設車両の駐機場は、上述の通り整備されていない、具体
的には例えば、一般の駐車場のように駐機位置が区分け
されていたり、各建設車両の駐機位置が決められていた
りしていない。複数台の建設車両は、1台の建設車両が
通れるスペースすら空けられることなく、駐機場いっぱ
いにびっしりと駐機される。ゆえに、駐機場出口から遠
い建設車両を貸し出すためには、一旦、駐機場出口近く
にある建設車両を駐機場の外に出す必要があり、駐機場
出口から遠い建設車両を貸し出すことは非常に面倒であ
る。従って、各支店としては、駐機場出口近くにある建
設車両から貸し出しできることが望ましい。
【0005】また、駐機場に駐機されている建設車両に
は、十分に点検が済んでいない等、貸し出しできるほど
状態が好ましくないものがある。
【0006】しかし、通常、駐機されている建設車両の
位置や状態は管理されていない。
【0007】このため、上述した従来の方法で建設車両
の貸し出しを行うと、非効率な貸し出し、例えば、まだ
十分に点検が済んでいない建設車両を貸し出し対象とし
て選択してしまったり、顧客に要求された建設車両と代
替可能な建設車両が駐機場出口そばにあるにも拘わらず
駐機場出口から遠い建設車両を貸し出し対象として選択
してしまったりすることがあり得る。
【0008】これに類似した問題点は、レンタル業だけ
に限らず、所定の領域内に配置された対象物を取扱う他
の様々なビジネス分野でも存在する可能性がある。具体
的には、所定の領域内に配置された対象物を、目で確認
できない環境下からその所定の領域の外に出す対象物を
選択するときに、上述の問題が起こる。より具体的に
は、例えば、他店舗の在庫をシステム上で予約したり、
客先でモバイル環境を利用して予約したり、あるいはイ
ンターネット上のWebページから顧客が自分で予約し
たりするときに、予約したい建設車両がどこに駐機され
ているのか目視で確認できないので、上記のような問題
が起こる。
【0009】従って、本発明の目的は、所定の領域内に
配置された対象物を適確に管理することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
うシステムは、所定の領域内に配置された1又は複数の
対象物を管理するためのシステムであって、上記所定の
領域を表したイメージである所定領域イメージを表示す
るイメージ表示手段と、上記所定の領域内に配置された
対象物の位置に対応する、上記表示された所定領域イメ
ージ上の位置を指定する指定手段と、上記所定の領域内
に配置された対象物に関する対象物情報を入力する入力
手段と、上記表示された所定領域イメージ上の上記指定
された位置に、入力された対象物情報を表示する対象物
情報表示手段とを備える。
【0011】好適な実施形態では、上記表示された所定
領域イメージ内には、複数のサブ領域が表示され、上記
指定手段が、上記表示された所定領域イメージ内の上記
複数のサブ領域のうち、上記所定の領域に置かれた対象
物の位置に対応する1又はそれ以上のサブ領域を指定
し、上記対象物情報表示手段が、上記指定された1又は
それ以上のサブ領域に、入力された対象物情報を表示す
る。
【0012】本発明の第2の側面に従うシステムは、所
定の領域内に配置された1又は複数の対象物を管理する
ためのシステムであって、上記所定の領域を表したイメ
ージである所定領域イメージを表示するイメージ表示手
段と、上記所定の領域内に配置された対象物とその位置
を自動的に検出する検出手段と、上記表示された所定領
域イメージ上の上記検出された位置に対応した位置に、
上記検出された対象物に関する対象物情報を表示する対
象物情報表示手段とを備える。
【0013】好適な実施形態では、上記所定の領域内に
配置された対象物の大きさを表す対象物大きさ情報が、
上記対象物情報に含まれている、或いは、上記対象物情
報に関係付けられて所定の記憶領域に記憶されており、
上記対象物情報表示手段が、上記対象物情報に対応する
対象物大きさ情報に基づいて、上記表示された所定領域
イメージ内の上記指定された位置、又は上記検出された
位置に対応した位置に、上記所定の領域内に配置された
対象物のサイズに対応した広さのサブ領域を表示し、上
記表示されたサブ領域内に、上記対象物情報を表示す
る。
【0014】本発明の第3の側面に従うシステムは、所
定の領域内に配置された1又は複数の対象物を管理する
ためのシステムであって、上記所定の領域を表したイメ
ージである所定領域イメージを表示する手段と、上記所
定の領域内に配置された対象物の位置に対応する、上記
表示された所定領域イメージ上の位置を指定する手段
と、上記所定の領域内に配置された対象物に関する対象
物情報を入力する手段と、所望の対象物(例えば、所定
の領域から外に出したい対象物)の要求をユーザから受
付ける手段と、上記指定された位置と入力された対象物
情報とに基づいて、上記ユーザから要求された対象物又
はその対象物と代替可能な対象物を選択する選択手段
と、選択された対象物に基づいて特定の処理を行う手段
とを備える。ここで、「特定の処理を行う」は、例え
ば、選択された対象物の対象物情報を表示すること、或
いは、選択された対象物を販売品又はレンタル品として
振り当てる等である。
【0015】本発明の第4の側面に従うシステムは、所
定の領域内に配置された1又は複数の対象物を管理する
ためのシステムであって、上記所定の領域内に配置され
た対象物とその位置を自動的に検出する検出手段と、所
望の対象物の要求をユーザから受付ける手段と、検出さ
れた対象物とその位置に基づいて、上記ユーザから要求
された対象物又はその対象物と代替可能な対象物を自動
的に選択する選択手段と、選択された対象物に基づいて
特定の処理を行う手段とを備える。
【0016】好適な実施形態では、上記第1の側面〜第
4の側面に従うシステムにおいて、対象物情報に、対象
物の状態を表した対象物状態情報が含まれている。
【0017】本発明のシステムが有する各手段は、1台
のコンピュータマシンが持つことも、通信ネットワーク
に接続された複数台のコンピュータマシンが分担して持
つこともできる。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、図1〜図5を参照して、本
発明の一実施形態に係る管理システムを適用したレンタ
ルシステムの全体について説明する。その後、図6〜図
12を参照して、その実施形態において本発明に直接的
に関わる部分について説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態に係る管理シ
ステムを適用したレンタルシステムの全体的構成を示
す。
【0020】このシステムは、レンタル会社内の情報処
理を行うコンピュータシステム(以下、レンタル会社シ
ステムという)100と、レンタル品たる多数の建設車
両101、101、…と、これらの建設車両101、1
01、…の位置や稼動状態などを遠隔で把握するTMS
(Tele-Management System)メールサーバ300とを備
える。
【0021】建設車両101、101、…とTMSメー
ルサーバ300とは、例えば衛星通信システム200の
ような非常に広域で場所を選ばない無線通信システム
(携帯電話網が含まれていても良い)を通じて、原則と
して何処に建設車両101、101、…が居ようとも、
何時でも、通信できるようになっている。建設車両10
1、101、…の各々は、GPS装置や、車両内各部の
状態を把握する各種のセンサを搭載しており、GPS装
置が把握した現在位置や、各種センサが把握した稼動情
報(稼動時間、故障・異常内容、エンジン油圧、エンジ
ン回転数、作業機油温、作業機油圧、ラジエータ水温、
作業機負荷、燃料残量など)を、衛星通信システム20
0を通じて、TMSメールサーバ300に随時に通知す
ることができる。
【0022】TMSサーバ300とレンタル会社システ
ム100は、例えばインターネット400のようなコン
ピュータ間通信網を通じて、何時でも通信できるように
なっている。TMSメールサーバ300は、建設車両1
01、101、…の最新の位置情報や稼動情報を収集
し、それを例えば電子メールの形でレンタル会社システ
ム100に随時に又は定期的に通知する。
【0023】レンタル会社システム100は、会社建物
内に配備された各種のコンピュータ105〜112と、
営業員102、102、…がそれぞれ携帯する携帯情報
処理端末、例えば携帯電話103、103…及びPDA
(Personal Digital Assistants)104、104、…
とを備える。なお、図示のシステム構成は一例に過ぎ
ず、他の構成が採用可能であることは言うまでもない。
例えば、各営業員102は携帯電話103とPDA10
4の2台の装置を携帯するが、それは、本願の出願時点
で携帯電話103は情報処理及び表示機能において不充
分な面があり、PDA104は通信機能において不充分
な面があるためであり、よって、両機能に十分優れた携
帯端末が将来利用可能になればそれ1台で十分である。
【0024】レンタル会社システム100のファイヤウ
ォール105の内側では、メールサーバ106が、TM
Sメールサーバ300から送られてくる建設車両10
1、101、…の最新の位置情報や稼動情報を記述した
電子メール(以下、TMSメールという)を受信し蓄積
する。TMSデータ処理サーバ107が、メールサーバ
106に蓄積されたTMSメールを受け取り、その電子
メールから建設車両101、101、…の最新の位置情
報や稼動情報を表すデータ(以下、TMSデータとい
う)を取り出し、そのTMSデータを基幹サーバ108
に送る。
【0025】基幹サーバ108は、レンタル会社システ
ム100が必要とする全てのデータを蓄積したデータベ
ースを有する。このデータベースに蓄積されているデー
タ(以下、マスタデータという)の詳細は後に説明す
る。基幹サーバ108は、TMSデータを受信すると、
それを用いて、建設車両101、101、…の位置情報
や稼動情報に関するマスタデータを更新する。基幹サー
バ108は、社内ネットワークを通じて、このレンタル
会社がもつ多数の支店の各々に配備された支店サーバ1
11、111、…と接続されており、支店サーバ11
1、111、…に対してそれぞれの支店の業務で必要と
なるマスタデータを定期的又は随時に送信する。基幹サ
ーバ108は、また、社内ネットワークを通じて、この
レンタル会社の本部に設置された本部サーバ113とも
接続されており、本部サーバ113に対して本部の業務
で必要となるマスタデータを定期的又は随時に送信す
る。支店や本部の業務の詳細については、後に説明す
る。
【0026】携帯電話コンテンツサーバ109が基幹サ
ーバ108に接続されている。携帯電話コンテンツサー
バ109は、例えばインターネット400を通じて、営
業員102、102、…がもつ携帯電話103、10
3、…のウェブブラウザと通信することができ、それに
より、それら携帯電話103、103、…のウェブブラ
ウザに各種のデータを所定形式の携帯電話コンテンツと
して送信したり、そのウェブブラウザから所定のデータ
を受信したりすることができる。
【0027】携帯電話コンテンツとして携帯電話10
3、103、…に提供できるデータの種類には、例え
ば、各建設車両のレンタルの空き状況や予約状況、各顧
客の貸出し実績、各建設車両の稼動率、各レンタル契約
の状況、出庫車両の状況などがある。携帯電話コンテン
ツサーバ109は、まず、各営業員102の携帯電話1
03から特定の携帯電話コンテンツに対する検索要求を
受け、次に、その要求された携帯電話コンテンツに必要
な最新のマスタデータの検索要求を基幹サーバ108に
送り、続いて、基幹サーバ108から検索結果のデータ
を受け取り、そして、その最新データを基に要求された
携帯電話コンテンツを作成して、その携帯電話コンテン
ツをその営業員102の携帯電話103に送信して表示
させる。
【0028】また、携帯電話コンテンツサーバ109が
各営業員102の携帯電話103から受信するデータに
は、特定の建設車両に対するレンタルの仮予約データが
ある。携帯電話コンテンツサーバ109は、その仮予約
データを受けると、それを基幹サーバ108へ送る。
【0029】レンタル会社の各支店では、支店サーバ1
11が、基幹サーバ108からダウンロードした最新の
マスタデータを保有しており、この支店サーバ11に接
続された何台かの端末コンピュータ112、112、…
の各々には、支店業務を行うための支店業務アプリケー
ションが搭載されている。支店業務アプリケーション
は、必要なマスタデータを支店サーバ111から端末コ
ンピュータ112にダウンロードして、そのデータにア
クセスしながら業務処理を行う。その業務処理の詳細は
後に説明する。
【0030】また、支店の各端末コンピュータ112に
は、各営業員102、102、…がもつPDA104、
104、…を随時に接続することができる。各PDA1
04には、営業員102の出先での業務を支援するPD
A業務アプリケーションが搭載されている。このPDA
業務アプリケーションは、PDA104が端末コンピュ
ータ112に接続されたとき、端末コンピュータ112
から例えば車両情報、債権情報、顧客情報などの所定種
類のデータをダウンロードし、また、例えば休車情報、
受入点検情報、受注伺い情報などの営業員102の活動
でPDA104に入力されたデータを端末コンピュータ
112にアップロードする。例えば、各営業員102、
102、…は、毎日の始業時に各々のPDA104、1
04、…を各端末コンピュータ112に接続して最新の
情報の端末コンピュータ112からダウンロードし、ま
た、毎日の終業時に各々のPDA104、104、…を
端末コンピュータ112に接続してその日の営業で入力
したデータを端末コンピュータ112にアップロードす
る。
【0031】端末コンピュータ112に入力されたデー
タ(支店業務アプリケーションの業務処理で入力された
データや、PDA104、104、…からアップロード
されたデータ)で、基幹サーバ108のマスタデータに
反映されるべきデータは、随時に又は定期的に支店サー
バ111を介して基幹サーバ108へアップロードさ
れ、そのデータに基づいて基幹サーバ108内のマスタ
データが更新される。
【0032】この会社の本部では、本部サーバ113に
何台かの端末コンピュータ114が接続されている。端
末コンピュータ114に搭載された本部用の業務アプリ
ケーションを用いて、本部での業務処理が行われる。本
部での業務処理で端末コンピュータ114に入力された
データのうち、基幹サーバ108のマスタデータに反映
されるべきデータは、随時に又は定期的に本部サーバ1
13を介して基幹サーバ108へアップロードされ、そ
のデータに基づいて基幹サーバ108内のマスタデータ
が更新される。
【0033】さらに、レンタル会社システム100は、
建設車両の特定自主検査や比較的大掛かりな修理などの
比較的大掛かりなメンテナンスなどを行う社外のメンテ
ナンス機関のサーバ115との接続されている。
【0034】以上のような構成をもつレンタルシステム
によれば、レンタル会社がもつ全ての建設車両101、
101、…の情報(例えば、現在位置、稼動情報、レン
タル空き状況や予約状況、メンテナンス履歴など)が、
レンタル会社システム100内の基幹サーバ108で一
元的に管理されており、その情報は常に最新のものに更
新されている。そして、その情報を、どの支店の端末コ
ンピュータ112からでも、どの営業員103のPDA
104又は携帯電話103からでも参照して、それに基
づいて営業活動を実施することができる。
【0035】その結果、全ての建設車両101、10
1、…を効率良く運用することが可能になる。何故な
ら、従来の営業形態に存在していた支店間の障壁が無く
なるので、全ての営業員が、全ての支店に置いてある全
ての建設車両についても営業を行うことができ、しか
も、全ての建設車両の中から、顧客の要求に適合し且つ
配車の面でも有利な状態(例えば、現在位置、稼動状態
及びレンタル状況)にある車両を選択して受注すること
ができるからである。
【0036】また、本実施形態のシステムによれば、顧
客のニーズに営業員が迅速に対応することが可能にな
る。何故なら、上述したように、顧客の要求に適合し且
つ配車の面でも有利な状態にある車両を全車両の中から
選択できると共に、PDAや携帯電話を活用して何時で
も何処でも各車両の現在状態をチェックすることがで
き、適当な車両が見つかれば携帯電話から仮予約を入れ
ることができるからである。
【0037】また、本実施形態のシステムによれば、レ
ンタル中の車両に対しても適切にメンテナンスを施すこ
とが可能である。何故なら、レンタル中の車両であって
も、その現在位置や稼動状態をTMSデータを通じて把
握できるので、TMSデータに基づいてレンタル会社側
で自主的にメンテナンスの必要性やメンテナンスに必要
な資材や人員を判断し、適切な人員をその稼動現場へ派
遣することが可能だからである。建設機械の場合、辺鄙
な山中などで稼動していることが多いため、このことの
利点は大きい。
【0038】さらに、本実施形態のシステムによれば、
建設車両の品質を制御して、中古車市場に出したときに
一定品質を保証することが可能である。何故なら、全て
の建設車両の状態(例えば、現在位置、稼動情報、レン
タル空き状況や予約状況、メンテナンス履歴など)が把
握できるので、その状態に基づいて、全ての車両が適切
にメンテナンスが受けられるようメンテナンスのスケジ
ュールを組んだり、中古車市場に出す時点でのアワメー
タ(積算稼動時間)が適当値になるようにレンタルのス
ケジュールを調整したりすることができるからである。
【0039】以下、レンタル会社システム100につい
て詳細に説明する。
【0040】図2は、レンタル会社システム100の基
幹サーバ108がもつデータベースの主な内容を示す。
図2において、テーブル間の矢印は、テーブル間で共通
するデータ項目において、矢印の元側のテーブル内のデ
ータが先側のテーブルに反映されていることを意味す
る。また、テーブル間の二本線は、テーブル間でデータ
がリンクしていることを意味する。
【0041】図2に示すように、このデータベースに
は、レンタル品たる建設車両の各々の情報を記録した機
番マスタテーブル120と、建設車両の各機種の情報を
記録した機械マスタテーブル121と、営業員などの社
員の情報を記録した担当マスタテーブル122と、各支
店や本部の情報を記録した支店マスタテーブル123
と、各顧客の情報を記録した顧客マスタテーブル124
とがある。
【0042】また、このデータベースには、「伺い」
(顧客からのレンタルの引き合い又は注文について、支
店又は営業員が発した受入依頼)に関する基本情報を記
録した伺い基本情報テーブル125と、伺いの明細情報
を記録した伺い明細テーブル126と、終了した過去の
伺いについての伺い明細テーブル125の内容を保存し
た明細履歴テーブル127とがある。
【0043】また、このデータベースには、建設車両の
地点間の移動作業に関する基本情報を記録した運搬基本
情報テーブル128と、移動作業の明細情報を記録した
運搬明細テーブル129と、移動作業のスケジュールに
関する情報を記録した運搬スケジュールテーブル130
とがある。
【0044】また、このデータベースには、レンタルの
開始時に建設車両を顧客へ渡すために車庫から出す(出
庫)手続と、レンタルの終了時に建設車両を顧客から車
庫へ受け入れる(入庫)手続とに関する基本情報を記録
した入出庫基本情報テーブル132と、出庫手続の詳細
情報を記録した出庫テーブル133と、終了した過去の
レンタル契約についての出庫テーブル133の内容を保
存した出庫履歴テーブル134と、入庫手続の詳細情報
を記録した入庫テーブル136と、終了した過去のレン
タル契約についての入庫テーブル136の内容を保存し
た入庫履歴テーブル137と、入出庫時に行われる建設
車両の点検に関する情報を記録した入出庫点検テーブル
138とがある。入出庫点検テーブル138には、入出
庫点検時にデジタルカメラで撮影した建設車両の写真の
データを保存した写真ベース139がリンクされてい
る。
【0045】また、このデータベースには、レンタル契
約の明細情報を記録した契約明細テーブル135と、仮
売上の情報を記録した仮売上テーブル140と、仮売上
の明細情報を記録した仮売上明細テーブル141と、売
上の情報を記録した売上テーブル142と、売上の明細
情報を記録した売上明細テーブル143と、建設車両の
稼動と休車に関する情報を記録した稼動・休車テーブル
144がある。
【0046】さらに、このデータベースには、建設車両
のレンタルの仮予約に関する情報を記録した仮予約テー
ブル151と、営業員が携帯電話で入れたレンタル予約
に関する情報を記録した携帯予約テーブル152と、建
設車両の修理に関する情報を記録した修理テーブル15
3と、建設車両の特定自主検査に関する情報を記録した
特定自主検査テーブル154と、建設車両の次回のオイ
ル交換に関する情報を記録した次回オイル交換テーブル
155とがある。
【0047】これらのマスタデータを記録したテーブル
120〜155の中から、後述する業務処理の説明に直
接関連するテーブルだけをピックアップして、そこに記
録されているデータの項目を以下に示す。
【0048】(1) 機番マスタテーブル120 ここには、レンタル対象の建設車両101、101、…
の各車について、固有の「管理番号」、それを保有して
いる支店の「支店コード」と「支店名」、「機種」、固
有の「機械番号」、「仕様」、「型式」、「購入年月
日」、「原価」、「アワメータ」、「アワメータ更新
日」、「検索キーワード」、「自主検査実施日」、「自
主検査実施期限」、仮予約の有無を示す「仮予約区
分」、正常か修理中かを示す「修理区分」、入庫点検が
未点検か点検済みか未定かを示す「入庫点検区分」、
「入庫点検日」、予約制限の有無を示す「予約制限フラ
グ」、及び、移動制限の有無を示す「移動制限フラグ」
などが記録されている。
【0049】(2) 機械マスタテーブル121 ここには、レンタル対象の建設車両の各機種について、
その機種を表す「機械コード」と「機械名」と「機械略
称」、及び、予約制限の有無を示す「予約制限フラグ」
などが記録されている。
【0050】(3) 伺い基本情報テーブル125 ここには、伺い(レンタルの引き合い又は注文の依頼)
の各々について、固有の「伺い番号」、「受付日」、顧
客の「顧客コード」と「顧客名」、伺いを発した支店の
「支店コード」と「支店名」と営業員の「担当者コー
ド」と「担当者名」、レンタル対象の車両を出庫する支
店(出庫ポイント)を示す「出庫ポイントコード」と
「出庫ポイント名」、その伺いが受注に繋がることが確
実か否かを示す「伺いフラグ」、顧客の「出庫希望日」
と「出庫希望時刻」、出庫希望日・時刻が不変か調整可
能かを示す「出庫希望区分」、顧客の「返却予定日」、
返却予定日が不変か調整可能かを示す「返却予定区
分」、日極めか週極めか月極めかなどを示す「契約形
態」、「契約日数」、及び、レンタル金額の予定額とそ
の予定単価を示す「受注予定金額」と「受注予定単価」
などが記録されている。
【0051】(4) 伺い明細テーブル126 ここには、伺いの各々について、伺い基本情報テーブル
124からコピーした「伺い番号」と「受付日」と「担
当コード」と「担当者名」、レンタル対象の車両の「管
理番号」と「機種」と「機番」、特殊仕様の要求があっ
た場合のその「特殊仕様」を示す情報、「操作タイプ」
や「シュー」や「ツース盤」や「ツース」などの各種仕
様を示す情報、代用機種の有無を示す「代用可否」、代
用機種が有る場合のその「代用機種」、及び、その伺い
が未だ伺い段階であるか破棄されたか差し戻されたか予
約されたか出庫済みであるかを示す「予約区分」などが
記録されている。
【0052】(5) 運搬基本情報テーブル128 ここには、各建設車両の支店間の運搬について、固有の
「運搬指示番号」、運搬を指示した支店とその担当者を
示す「指示支店コード」と「指示支店名」と「指示担当
者コード」と「指示担当者名」、及び、その運搬が特定
の伺いに対応する場合には、その伺いの「伺い番号」
と、その伺いを発した支店と担当者を示す「依頼元支店
コード」と「依頼元支店名」と「依頼元担当者コード」
と「依頼元担当者名」と、その伺いの「顧客コード」と
「顧客名」などが記録されている。
【0053】(6) 運搬明細テーブル129 ここには、各建設車両の支店間の運搬の依頼について、
運搬基本情報テーブル128からコピーした「運搬指示
番号」、入出庫基本情報テーブル132からコピーした
「入出庫番号」、運搬済みか未運搬かを示す「運搬確認
フラグ」、対応する伺いがある場合には伺い明細テーブ
ル125からコピーした対応する伺いの「伺い番号」と
「管理番号」と「機種」と「機番」、運搬する建設車両
の「前の在庫ポイントコード」と「前の在庫ポイント
名」、出発した支店を示す「出発ポイントコード」、到
着する支店を示すの「到着ポイントコード」、「出発場
所」、「出発時刻」、「到着場所」、「到着時刻」、
「運搬予定時間」、「運送業社名」、「運転手」、「運
搬日付」、システムの運搬スケジューリングに移行した
か否かを示す「スケジュール移行フラグ」などが記録さ
れている。
【0054】(7) 運搬スケジュールテーブル130 ここには、各建設車両の支店間の運搬について、運搬基
本情報テーブル128からコピーした「運搬指示番
号」、入出庫基本情報テーブル132からコピーした
「入出庫番号」、運搬済みか未運搬かを示す「運搬確認
フラグ」、対応する伺いがある場合には伺い明細テーブ
ル125からコピーした対応する伺いの「伺い番号」と
「管理番号」と「機種」と「機番」、運搬する建設車両
の「前の在庫ポイントコード」と「前の在庫ポイント
名」、出発した支店を示す「出発ポイントコード」、到
着する支店を示すの「到着ポイントコード」、「出発場
所」、「出発時刻」、「到着場所」、「到着時刻」、
「運搬予定時間」、「運送業社名」、「運転手」、「運
搬日付」、システムの運搬スケジューリングに移行した
か否かを示す「スケジュール移行フラグ」などが記録さ
れている。
【0055】(8) 入出庫基本情報テーブル132 ここには、各伺いから生じたレンタル契約における各建
設車両の入出庫について、伺い基本情報テーブル124
から伺い番号をコピーした「入出庫番号」、伺い基本情
報テーブル124内の対応項目をコピーしたものである
「顧客コード」と「顧客名」と「支店コード」と「支店
名」と「担当者コード」と「担当者コード」と「契約形
態」と「契約日数」と「受注予定金額」と「受注予定単
価」、及び、伺い基本情報テーブルからコピーした「出
庫予定日」と「返却予定日」などが記録されている。
【0056】(9) 出庫テーブル133 ここには、各建設車両の出庫について、入出庫基本情報
テーブル132からコピーした「入出庫番号」、出庫す
る建設車両やアタッチメントの「管理番号」、出庫を入
力した日付を示す「受付日」、出庫する支店を示す「出
庫ポイントコード」と「出庫ポイント名」、出庫伝票を
印刷する支店とその担当者を示す「出庫支店コード」と
「出庫支店名」と「出庫担当者コード」と「出庫担当者
名」、出庫する建設車両の「機種」と「機番」、出庫の
日付を示す「出庫日」、入出庫基本情報テーブル132
からコピーした「返却予定日」、レンタル先の現場を示
す「現場名」、出庫時のアワメータ値を示す「出庫時ア
ワメータ」、出庫時の「操作タイプ」や「シュー」や
「ツース盤」や「ツース」などの各種仕様を示す情報、
及び、入庫予定日が未定か確定かを示す「入庫予定日区
分」などが記録されている。
【0057】(10) 入庫テーブル136 ここには、各建設車両の入庫について、入出庫基本情報
テーブル132からコピーした「入出庫番号」、入庫す
る建設車両やアタッチメントの「管理番号」、入庫を入
力した日付を示す「受付日」、入庫する支店を示す「入
庫ポイントコード」と「入庫ポイント名」、入庫伝票を
印刷する支店とその担当者を示す「入庫支店コード」と
「入庫支店名」と「入庫担当者コード」と「入庫担当者
名」、入庫する建設車両の「機種」と「機番」、入庫の
日付を示す「入庫日」、並びに、出庫テーブル133か
らコピーした「出庫時アワメータ」及び「操作タイプ」
や「シュー」や「ツース盤」や「ツース」などの各種仕
様の情報などが記録されている。
【0058】(11) 入出庫点検テーブル138 ここには、各建設車両の出庫時点検と入庫時点検の各々
について、入出庫基本情報テーブル132からコピーし
た「入出庫番号」、出庫時点検か入庫時点検かを示す
「入出庫区分」、各種の点検項目の「項目ID」、各種
点検項目について点検結果が良か不良かを示す「結
果」、各種点検項目について部品を交換したか修理した
か清掃したか給油水したか異常なしかなどを示す「処
置」、点検時に撮影した建設車両の写真データを指し示
す「写真ポインタ」などが記録されている。
【0059】(12) 写真ベース139 ここには、出庫時点検と入庫時点検でそれぞれ撮影され
た写真データが記録されている。各写真データは、入出
庫点検テーブル138内の対応する点検データに、上述
した「写真ポインタ」によってリンクされている。
【0060】(13) 仮予約テーブル151 ここには、各レンタルの仮予約について、仮予約された
車両の「管理番号」、仮予約の受付日を示す「受付
日」、仮予約した顧客の「顧客コード」と「顧客目」、
仮予約を扱った支店と営業員の「支店コード」と「支店
名」と「担当者コード」と「担当者名」などが記録され
ている。
【0061】(14) 携帯予約テーブル152 ここには、携帯電話から入れられた各予約について、予
約された車両の「管理番号」、予約の受付日を示す「受
付日」、予約を入れた営業員の「担当者コード」などが
記録されている。
【0062】(15) 修理テーブル153 ここには、建設車両に対する各修理について、その建設
車両の「管理番号」、その修理の「修理報告番号」と
「修理着手日」と「完成予定日」と「見積状況」と「保
険手続区分」と「状況詳細」と「写真区分」と「依頼支
店」と「依頼先担当者」、修理の原因となった顧客の
「顧客コード」と「顧客名」などが記録されている。
【0063】(16) 特定自主検査テーブル154 ここには、各建設車両に対する各特定自主検査につい
て、その建設車両の「管理番号」、「記録簿入力日」、
「前回実施日」、「特定自主検査実施時のアワメー
タ」、「特定自主検査実施支店コード」、「エンジン型
式」、「エンジン番号」、「証券番号」、「証券支店コ
ード」、「証券日」、「記録簿イメージデータ」などが
記録されている。
【0064】(17) 次回オイル交換テーブル155 ここには、各建設車両に対する次回のオイル交換につい
て、その建設車両の「管理番号」と「機械コード」と
「機種」と「機番」と「前回交換時のアワメータ」と
「前回交換日」と「次回交換予定のアワメータ」と「現
在のアワメータ」と「現在のアワメータ更新日」と「保
有支店コード」と「保有支店名」と「担当者コード」と
「担当者名」などが記録されている。
【0065】以下、上述したデータベースを用いてレン
タル会社システム100で行われる業務処理の流れを説
明する。
【0066】図3は、このシステムで行われる業務処理
のうち、建設車両の在庫照会から移動依頼までの業務処
理の全体的流れを示す。図4は、図3の流れの後に続
く、建設車両の運搬スケジューリングから入庫までの業
務処理の全体的流れを示す。図5は、建設車両のメンテ
ナンスに関する業務処理の全体的流れを示す。
【0067】図3に示すように、本部では随時に、予約
/移動規制の処理(ステップS1)を行うことができ
る。この処理S1では、任意の建設車両を指定して、そ
の建設車両に予約規制又は移動規制をかけたり、或い
は、既に予約規制又は移動規制がかかっている任意の建
設車両に対してその規制を解除したりすることができ
る。ここで、「予約規制」とは、営業員の携帯電話など
からの依頼に応じてその車両に自動的に予約を入れるこ
とを禁止する(つまり、支店のオペレータが予約の可否
を判断してマニュアルで予約をいれない限り予約できな
い)措置である。また、「移動規制」とは、その車両の
支店間の移動(ポイント間移動)の決定を自動的に出来
ないようにする措置である。これら予約規制と移動規制
とを総称するときは「自動振り当て規制」という。
【0068】「自動振り当て規制」とは要するに、或る
レンタル注文に対してその車両をシステムが自動的に振
り当てることを規制する(つまり、支店のオペレータが
振り当て可否を判断してマニュアルで振り当てをしない
限り振り当てできない)措置である。この「自動振り当
て規制」を個々の車両に課すことができることによっ
て、各車両の稼動時間やメンテナンスのスケジュールを
意図的にコントロールすることができるようになり、も
って、所定の時期に各車両を中古車市場に出したとき、
その車両のアワメータや各種の品質を一定の水準で保証
することができるようになる。
【0069】図3に示すように、各支店では、顧客から
引き合いがあったときなどの随時に、在庫紹介の処理
(S2)を行うことができる。この処理S2では、任意
の機種の車両について、在庫中か予約中か修理中かなど
の空き状態、出庫ポイント、仕様、自動振り当て規制が
かかっているか否かなどの各種状態を確認することがで
きる。
【0070】また、外出している営業員は、外出先で顧
客から引き合いがあったときなどの随時に、携帯電話に
よるリアルタイム検索及び仮予約の処理(S5)を行う
ことができる。この処理S5では、携帯電話からレンタ
ル会社システムの携帯電話コンテンツサーバに接続する
ことにより、任意の機種の現在の在庫車両(自動振り当
て規制がかかっていない車両のみ)を検索して確認した
り、その結果に基づいて、特定の車両に対して仮予約を
発したりすることができる。
【0071】支店では、顧客から引き合いや注文があっ
たときなどに、伺い書作成の処理(S3、S6)を行う
ことができる。前述した在庫照会(S2)を行った結
果、自動振り当て規制のかかっている車両については、
通常はを確認した上で、自動振り当て規制機種用の伺い
書作成処理(S3)を行う。前述した在庫照会(S2)
を行った結果、自動振り当て規制のかかっていない車両
については、自動振り当て規制なし機種用の伺い書作成
処理(S6)を行う。また、前述した携帯電話によるリ
アルタイム検索及び仮予約処理(S5)で仮予約が入っ
た車両(自動振り当て規制なし)についても、自動振り
当て規制なし機種用の伺い書作成処理(S6)を行う。
【0072】支店では、自動振り当て規制機種用の伺い
書作成処理(S3)を行った車両に対して、次に、振り
当て処理(S4)を行う。この振り当て処理(S4)に
よって、その自動振り当て規制のかかった車両に対する
予約が確定する。一方、自動振り当て規制のかかってい
ない車両については、自動振り当て規制なし機種用の伺
い書作成処理(S6)を行った段階で予約が確定する。
【0073】支店及び本部では、予約の確定した車両に
ついて、ポイント間移動依頼の処理(S7)を行う。こ
の処理S7では、各車両のポイント間移動(現在の車庫
から顧客に渡すまでの運搬)に関し、運搬手段や運搬日
のレンジなどの大枠の内容を決める。
【0074】次に、図4に示すように、本部にて、ポイ
ント間移動依頼処理(S7)の終わった車両について、
運搬スケジューリングの処理(S8)を行う。この処理
S8では、各車両の部隊的な運搬スケジュールを決定す
る。
【0075】支店では、決まった運転スケジュールに従
って、車両の実際の出庫と出庫時点検とポイント間移動
とを実施し(S9)、それに伴って、出庫処理(S1
0)、出庫時の画像データ及び点検情報の入力処理(S
11)を行う。
【0076】支店では、また、レンタルが終わって顧客
から帰ってきた車両について、入庫時点検を行うと共
に、入庫時の画像データ及び点検情報の入力処理(S1
2)と入庫処理(S13)を行う。
【0077】また、図5に示すように、レンタル会社の
支店又は本部と、社外のメンテナンス機関では、定期的
又は随時に、建設車両の特定自主検査管理の処理(S1
4)を行なう。この処理S14では、特定自主検査を行
う対象の建設車両を特定し、その車両に対して実施した
特定自主検査の結果を入力して特定自主検査管理記録簿
を作る。その後、支店では、特定自主検査管理記録簿の
出力処理(S15)を行い、出力(プリントアウト)し
た特定自主検査管理記録簿を保管する。
【0078】また、社外のメンテナンス機関では、定期
的又は随時に、各車両の整備履歴照会処理(S16)、
オイル管理処理(S17)及び修理状況紹介(S18)
などを行って、各車両の整備やオイル交換や修理が適正
に行われるよう管理する。
【0079】以上が、レンタルシステムについての全体
の説明である。上記実施形態において、建設車両の稼動
状態をシステムに知らせる方法は、TMSメールに限ら
ず、IBM社のMQ(Message Q)など他の方法も採用
し得る。
【0080】このレンタルシステムでは、支店の端末コ
ンピュータ112のオペレータが、以下のようにして、
建設車両の貸し出し業務を行う。以下、図6〜図12を
参照して、この実施形態において本発明に直接的に関わ
る部分について説明する。なお、図6〜図12に示すユ
ーザインタフェース画面を構成するためのデータは、基
幹サーバ108のデータベースに格納されているものと
する。
【0081】支店の担当者は、駐機場に駐機された建設
車両の位置と状態を入力する。そのために、まず、担当
者は、支店の端末コンピュータ112に表示されている
画面上で所定の操作をする。すると、システムが、図示
しないメニュー画面を端末コンピュータ112に送信し
表示させるので、担当者は、そのメニュー画面上の或る
ボタンをクリックする。すると、システムは、図6に示
す「駐機ブロック指定」画面700を支店の端末コンピ
ュータ112に送信し表示させる。
【0082】図6に示すように、「駐機ブロック指定」
画面700には、駐機場を所定の縮尺で表したイメージ
(以下、駐機場イメージ)701が表示されている。駐
機場イメージ701は、複数のブロック(例えば、Aブ
ロック〜Dブロック)に分けられており、駐機場イメー
ジ701の、建設車両の出入口に対応した位置に、建設
車両の出入口を示すマーク703が表示されている。
【0083】この「駐機ブロック指定」画面700上
で、担当者は、入庫した建設車両が駐機された場所を含
んだブロックを指定する(以下、Aブロックを指定した
とする)。すると、システムは、図7に示すように、駐
機場の指定されたAブロックに対応した領域を表したイ
メージ(以下、駐機場ブロックイメージ)800を表示
した「駐機車両入力」画面900を端末コンピュータ1
12に送信し表示させる。
【0084】図7に示すように、駐機場ブロックイメー
ジ800は、複数のサブブロック、例えば図示のよう
に、横10列、縦4列の格子状のサブブロックA1-1〜A1
0-4に分けられている。それら複数のサブブロックA1-1
〜A10-4のうち、既に、後述のようにして担当者に指定
され建設車両の情報(例えば、管理番号、機械CD、及び
建設車両の状態を示す番号)が入力されたサブブロック
(図示の例で言えば、サブブロックA1-1、A2-1、及びA4
-3)には、入力された建設車両の情報(例えば、管理番
号、機械CD、及び建設車両の状態を示す番号)が表示さ
れる。この図に示す画面900から、例えば、駐機場
の、AブロックのサブブロックA1-1に対応する位置に
は、管理番号がPS1496、機械CDがPC200-108120、状態が
「準備完了(出庫可)」である建設車両が駐機されてい
ることがわかる。
【0085】上述した複数のサブブロックA1-1〜A10-4
は、ユーザからの指定を受付け、駐機場の、サブブロッ
クA1-1〜A10-4に対応する位置に駐機された建設車両の
情報を入力できるように構成されている。
【0086】担当者は、例えば、サブブロックA3-1に対
応する位置に建設車両が駐機されたときは、サブブロッ
クA3-1を指定(例えば、サブブロックA3-1上にマウスの
カーソルを合わせた状態でワンクリック)する。する
と、システムは、図8に示すように、サブブロックA3-1
に対応する位置に駐機された建設車両の情報、例えば管
理番号、機械CD、及び状態を表した番号(一例として、
「1」が「準備完了(出庫可)」、「2」が「未整備
(簡単に整備すれば出庫可)」、「3」が「出庫不可
(大掛かりな整備が必要)」)を入力するためのダイア
ログボックス850を端末コンピュータ112に送信し
表示させる。担当者は、このダイアログボックス850
上に、サブブロックA3-1に対応する位置に建設車両の管
理番号、機械CD、及び状態に対応した番号を入力し、入
力し終えたら「OK」ボタン851をクリックする。
【0087】すると、システムは、図9に示すように、
「駐機車両入力」画面900に表示した駐機場ブロック
イメージ800のサブブロックA3-1に、上述のようにし
て入力された建設車両の管理番号、機械CD、及び状態を
示す番号を記憶し表示する。
【0088】以上が、駐機された建設車両の位置と状態
の入力の流れである。なお、この流れにおいて、駐機場
ブロックイメージ800の構成は、他のブロック(つま
りBブロック〜Dブロック)についても同様である。ま
た、システムは、駐機場ブロックイメージ800上で、
建設車両の情報が入力済みのサブブロックが選択された
(例えば、そのサブブロック上にマウスカーソルが位置
した)ときは、基幹サーバ108のデータベース内の所
定の場所にアクセスして、建設車両の情報をより詳細に
(例えば、最新の稼動情報や、代替可能か否かや、代替
可能であれば代替可能な建設車両の情報(例えば管理番
号、機械CD)などを)表示することができる。また、建
設車両が小型である等の理由により1つのサブブロック
に対応する領域に2台又はそれ以上の建設車両が駐機さ
れたときは、システムは、担当者の要求に応じて、1つ
のサブブロックに複数台の建設車両の情報を入力し記憶
することができる(同様に、建設車両が大型である等の
理由により複数のサブブロックに対応する領域に1台の
建設車両が駐機されたときは、システムは、担当者の要
求に応じて、複数のサブブロックに上記1台の建設車両
の情報を入力し記憶することができる)。システムは、
1つのサブブロックに複数台の建設車両の情報が入力さ
れたときは、それら複数台の建設車両の情報を表示して
も良いし、或る1つの建設車両の情報を代表的に表示
し、所定の操作がされたときにのみ、複数台の建設車両
の情報を表示するようにしても良い。
【0089】担当者は、顧客から建設車両の貸し出し要
求を受けたときは、端末コンピュータ112に所定の画
面(図示せず)を表示させて、その画面に、要求された
建設車両の特定の情報、例えば、管理番号と機械CDを検
索キーとして入力(以下、この入力を「検索キー入力」
という)する。すると、システムは、検索キー入力され
た管理番号と機械CDが記録されているサブブロック、及
び、その管理番号と機械CDを持つ建設車両と代替可能な
建設車両の管理番号と機械CDが記録されているサブブロ
ックを検索して、図10に示すように、駐機場イメージ
701を表示した「検索結果入口」画面950を端末コ
ンピュータ112に送信し表示させる。そして、システ
ムは、その画面950の駐機場イメージ701におい
て、検索されたサブブロックを有するブロック(以下、
検索ヒットブロック)を強調表示、例えば、検索ヒット
ブロックを他のブロックとは異なるカラーで表示する、
或いは、図10に示すように、検索ヒットブロックのブ
ロック名を表した文字列(この図では「Aブロック」)
の周りを四角で囲んで表示する(なお、図示の例では、
検索ヒットブロックは1つだけであるが、複数の検索ヒ
ットブロックがある場合は、それら複数の検索ヒットブ
ロックを全て強調表示する)。
【0090】担当者は、駐機場イメージ701上の検索
ヒットブロックを指定する。すると、システムは、図1
1に示すように、指定された検索ヒットブロックの駐機
場ブロックイメージ800を表示した「車両検索結果」
画面960を端末コンピュータ112に送信し表示させ
る。ここで、その画面960の駐機場ブロックイメージ
800では、担当者に入力された管理番号と機械CDが記
録されているサブブロック、及び、その管理番号と機械
CDを持つ建設車両と代替可能な建設車両の管理番号と機
械CDが記録されているサブブロックは強調表示されてい
る。具体的には、例えば、図11に示すように、担当者
に検索キー入力された管理番号と機械CDが記録されてい
るサブブロック上には、星型六角形枠961が表示さ
れ、その管理番号と機械CDを持つ建設車両と代替可能な
建設車両の管理番号と機械CDが記録されているサブブロ
ック上には、楕円枠962が表示される。
【0091】担当者は、星型六角形枠961と楕円枠9
62が表示されたサブブロックに着目し、そのサブブロ
ックに対応する場所は建設車両の出入口に近いか、その
サブブロックに駐機されている建設車両の状態はどうで
あるか等に基づいて、貸し出し要求元の顧客に貸し出す
建設車両を選択する。なお、貸し出す建設車両を選択す
る作業は、システムが、所定のアルゴリズムで自動的に
行う(例えば、検索されたサブブロックの建設車両の中
から、建設車両の状態に対応した番号が「1」であって
(すなわち「準備完了(出庫可)」であって)、出入口
に最も近い建設車両を貸し出し対象として選択する)こ
ともできる。
【0092】以上、上述した実施形態によれば、駐機場
を表した駐機場イメージの各ブロックの各サブブロック
から、建設車両が駐機された位置を含んだサブブロック
を指定し、そのサブブロックに、駐機された建設車両の
管理番号、機械CD、及び状態に対応した番号を入力す
る。貸し出しを行うときは、貸し出し要求された建設車
両の管理番号及び機械CDを入力することで、入力された
管理番号と機械CDが記録されているサブブロック、及
び、その管理番号と機械CDを持つ建設車両と代替可能な
建設車両の管理番号と機械CDが記録されているサブブロ
ックが検索されて、駐機場ブロックイメージ上に、検索
されたサブブロックが強調表示される。そのサブブロッ
クには、そのサブロックに対応した位置に駐機されてい
る建設車両の状態に対応した番号等が表示されている。
これにより、担当者は、顧客に要求された建設車両及び
それと代替可能な建設車両が、駐機場のどこにありどん
な状態であるかを把握でき、それに基づいて、貸し出し
対象とする建設車両を選択することができる、すなわ
ち、効率の良い貸し出しが可能になる。
【0093】以上、本発明の実施形態を説明したが、こ
れは本発明の説明のための例示にすぎず、本発明をこの
実施形態にのみ限定する趣旨ではない。よって、本発明
は、他のさまざまな形態で実施することができる。
【0094】例えば、第1の別の実施形態では、システ
ムが、駐機場に駐機された建設車両とその位置を自動的
に検出し、検出された建設車両とその位置に基づいて、
駐機場イメージの、検出された位置を含んだサブブロッ
クに、検出された建設車両に関する情報(例えば、管理
番号、機械CD、及び状態など)を表示することができ
る。駐機場に駐機された建設車両とその位置をシステム
が自動的に検出する具体的な方法としては、例えば、駐
機場に入った建設車両から無線通信システムを介して精
度の高いGPS位置情報(例えば誤差が数cm〜数m)と
上述したTMSメールを随時に又は定期的に受けること
や、駐機場を屋内形式にしてその屋内に密に建設車両と
無線通信可能な無線機を取り付け、建設車両と無線通信
している無線機の位置やその無線機を通じて入手した情
報を解析すること等が考えられる。
【0095】また、第2の別の実施形態では、基幹サー
バ108が有するデータベース内の例えば機械マスタテ
ーブル121に、レンタル対象の建設車両の各機種の大
きさを表した情報(以下、車両大きさ情報)が記録され
ている。この場合、担当者は、建設車両が駐機されたと
き、駐機場イメージの駐機された位置を指定し(例え
ば、駐機位置に対応した箇所にマウスカーソルを合わせ
てワンクリックし)、指定した位置に駐機された建設車
両の情報、例えば管理番号等を入力する。すると、シス
テムが、入力された管理番号等を用いて、その管理番号
等を持つ建設車両の車両大きさ情報を抽出し、抽出した
車両大きさ情報に基づいて、例えば図12に示すよう
に、駐機場イメージ上に、駐機場内に配置された建設車
両のサイズ(つまり建設車両が駐機場を実質的に占める
広さ)に対応した範囲(つまりその広さを所定の縮尺で
縮小した範囲)970を設定し、設定した範囲970内
に、入力された管理番号等を表示する。このようにすれ
ば、わざわざ駐機場イメージ701に、上述したような
複数のブロック及び複数のサブブロックを設けなくても
足りる。
【0096】なお、この第2の別の実施形態における技
術は、上述した第1の別の実施形態における技術に適用
することもできる。すなわち、システムが、駐機された
建設車両とその位置を自動的に検出したとき、例えば検
出した建設車両に関する情報(一例としてTMSメール)
に車両大きさ情報が含まれていれば、システムは、検出
した建設車両の情報に含まれている車両大きさ情報に基
づいて、駐機場イメージ701に上記範囲970(図1
2参照)を設定しその範囲970内に上記自動的に検出
した建設車両に関する情報を表示することができる(こ
こで、駐機場内の建設車両が移動した時は、それに伴っ
て設定した範囲970を駐機場イメージ701上で移動
させることができる)。また、駐機場イメージに上述し
た複数のサブブロック(図7参照)が備えられていると
きは、システムは、上述のようにして取得した車両大き
さ情報に基づいて、その情報を持つ建設車両が実質的に
駐機場を占める範囲に含まれる1又はそれ以上のサブブ
ロックに、その建設車両に関する情報を表示することが
できる。
【0097】本発明は、駐機場内に配置された建設車両
のレンタルに限らず、或る駐車場内に配置された普通乗
用車のレンタル、倉庫内にある1又は複数の在庫の管理
など、所定の領域内に配置された対象物を管理すること
が好ましい様々な分野に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるを示すブロック
図。
【図2】レンタル会社システム100の基幹サーバ10
8がもつデータベースの内容を示すブロック図。
【図3】このシステムで行われる業務処理のうち、建設
車両の在庫照会から移動依頼までの業務処理の全体的流
れを示すフローチャート。
【図4】図3の流れの後に続く、建設車両の運搬スケジ
ューリングから入庫までの業務処理の全体的流れを示す
フローチャート。
【図5】建設車両のメンテナンスに関する業務処理の全
体的流れを示すフローチャート。
【図6】「駐機ブロック指定」画面の例を示す図。
【図7】「駐機車両入力」画面の例を示す図。
【図8】サブブロックに駐機車両を入力するためのダイ
アログボックスの例を示す図。
【図9】図7において、サブブロックに駐機車両が入力
されたときの「駐機車両入力」画面を示す図。
【図10】「検索結果入口」画面の例を示す図。
【図11】「車両検索結果」画面の例を示す図。
【図12】車両大きさ情報に基づいて、駐機場に駐機さ
れた建設車両が占める範囲が駐機場イメージに設定され
たときの例を示す図。
【符号の説明】
100 レンタル会社システム 101 建設車両 102 営業員 103 携帯電話 104 PDA(Personal Digital Assistants) 105 ファイヤウォール 106 メールサーバ 107 TMSデータ処理サーバ 108 基幹サーバ 109 携帯電話コンテンツサーバ 110 社内ネットワーク 111 支店サーバ 112 端末コンピュータ 113 本部サーバ 115 メンテナンス機関のサーバ 200 衛星通信システム 300 TMS(Tele-Management System)メールサー
バ 400 インターネット 701 駐機場イメージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安倍 紀明 東京都港区赤坂2−3−6 株式会社小松 製作所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の領域内に配置された1又は複数の
    対象物(101)を管理するためのシステムであって、 前記所定の領域を表したイメージである所定領域イメー
    ジ(701)を表示するイメージ表示手段と、 前記所定の領域内に配置された対象物(101)の位置
    に対応する、前記表示された所定領域イメージ(70
    1)上の位置を指定する指定手段と、 前記所定の領域内に配置された対象物(101)に関す
    る対象物情報を入力する入力手段と、 前記表示された所定領域イメージ(701)上の前記指
    定された位置に、入力された対象物情報を表示する対象
    物情報表示手段とを備えるシステム。
  2. 【請求項2】 前記表示された所定領域イメージ(70
    1)内には、複数のサブ領域が表示され、 前記指定手段が、前記表示された所定領域イメージ(7
    01)内の前記複数のサブ領域のうち、前記所定の領域
    に置かれた対象物(101)の位置に対応する1又はそ
    れ以上のサブ領域を指定し、 前記対象物情報表示手段が、前記指定された1又はそれ
    以上のサブ領域に、入力された対象物情報を表示する請
    求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 所定の領域内に配置された1又は複数の
    対象物(101)を管理するためのシステムであって、 前記所定の領域を表したイメージである所定領域イメー
    ジ(701)を表示するイメージ表示手段と、 前記所定の領域内に配置された対象物(101)とその
    位置を自動的に検出する検出手段と、 前記表示された所定領域イメージ(701)上の、前記
    検出された位置に対応した位置に、前記検出された対象
    物(101)に関する対象物情報を表示する対象物情報
    表示手段とを備えるシステム。
  4. 【請求項4】 前記所定の領域内に配置された対象物
    (101)の大きさを表す対象物大きさ情報が、前記対
    象物情報に含まれている、或いは、前記対象物情報に関
    係付けられて所定の記憶領域に記憶されており、 前記対象物情報表示手段が、前記対象物情報に対応する
    対象物大きさ情報に基づいて、前記表示された所定領域
    イメージ(701)内の前記指定された位置、又は前記
    検出された位置に対応した位置に、前記所定の領域内に
    配置された対象物(101)のサイズに対応した広さの
    サブ領域を表示し、前記表示されたサブ領域内に、前記
    対象物情報を表示する請求項1又は3記載のシステム。
  5. 【請求項5】 所定の領域内に配置された1又は複数の
    対象物(101)を管理するためのシステムであって、 前記所定の領域を表したイメージである所定領域イメー
    ジ(701)を表示する手段と、 前記所定の領域内に配置された対象物(101)の位置
    に対応する、前記表示された所定領域イメージ(70
    1)上の位置を指定する手段と、 前記所定の領域内に配置された対象物(101)に関す
    る対象物情報を入力する手段と、 所望の対象物の要求をユーザから受付ける手段と、 前記指定された位置と入力された対象物情報とに基づい
    て、前記所定の領域内に配置された1又は複数の対象物
    (101)の中から、前記ユーザから要求された対象物
    又はその対象物と代替可能な対象物を選択する手段と、 選択された対象物(101)に基づいて特定の処理を行
    う手段とを備えるシステム。
  6. 【請求項6】 所定の領域内に配置された1又は複数の
    対象物(101)を管理するためのシステムであって、 前記所定の領域内に配置された対象物(101)とその
    位置を自動的に検出する検出手段と、 所望の対象物の要求をユーザから受付ける手段と、 検出された対象物(101)とその位置に基づいて、前
    記所定の領域内に配置された1又は複数の対象物(10
    1)の中から、前記ユーザから要求された対象物又はそ
    の対象物と代替可能な対象物を自動的に選択する選択手
    段と、 選択された対象物に基づいて特定の処理を行う手段とを
    備えるシステム。
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