JP2002063293A - 対象物に対する処理を立会いによって決定する立会いシステム - Google Patents

対象物に対する処理を立会いによって決定する立会いシステム

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JP2002063293A
JP2002063293A JP2000249780A JP2000249780A JP2002063293A JP 2002063293 A JP2002063293 A JP 2002063293A JP 2000249780 A JP2000249780 A JP 2000249780A JP 2000249780 A JP2000249780 A JP 2000249780A JP 2002063293 A JP2002063293 A JP 2002063293A
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management computer
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Yoichi Matsukawa
陽一 松川
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HOLIDAY KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】立会い手続きを容易なものとし、短時間、低料
金で車両の整備を実現するためのシステムを提供する。 【構成】会員認証、予約が済んだ後に、車両1cが入庫
されると、作業者5bは、ハンディーターミナル6に表
示された作業指示に基づいて、車両1cの点検をおこな
う。車両3dの点検が終了すると、立会い者5cは、ハン
ディーターミナル6に表示された立会い指示に基づい
て、顧客3dが整備を希望するか否か等を入力し、立会
いを終了する。立会いが終了した後は、作業者5dは、
プリントアウト7に出力された作業指示に基づいて、車
両1eの整備をおこなう。車両1eの整備が終了した後、
顧客3fは車両1fに乗って出庫し、帰宅する。その後、
加盟店PC4は、データベースに記録された顧客3fの整
備予定に基づいて、ダイレクトメール9を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の整備など
対象物に対する処理を行うためのシステムに関し、特
に、顧客の意向を適切に反映しつつ迅速に処理するシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この発明の従来の技術を、自動車の車検
を例にして説明する。
【0003】自動車の所有者に対しては、安全の確保お
よび公害の防止のために、車検(自動車検査)を受けた
り、定期点検を実施することが求められている。この車
検は、国に認められた特定の場所で受けなければならな
いため、所有者は車検を自動車ディーラーや車検代行会
社に委託することが多い。一方、定期点検については、
このような制限はなく所有者自身で実施することもでき
るが、専門的知識を要するため、一般的には、整備工場
などで実施することが多い。
【0004】したがって、自動車の所有者(顧客)は、
一定の期間(少なくとも車検の時期)ごとに、自動車デ
ィーラーや車検代行会社の整備工場に持ち込んで部品点
検、部品交換(整備)などの車検作業をおこなうことに
なる。従来の車検作業においては、この部品交換の決定
は、ほとんどの場合、予防整備という目的で顧客の許可
なしに行われていた。なお、予防整備とは、次回の車検
(2年後)までに消耗又は摩耗すると予想される部品に
ついて、作業者の判断により取り替えを決定し、交換す
ることである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の車検では、以下の問題があった。
【0006】車検作業は、点検項目が多く、構造が複雑
で専門的知識を要していたため、車両を数日間預けるこ
とが多かった。また、部品交換などの判断は顧客の許可
なく行われ、顧客が実際に車両の状態を確認できないこ
とが多く、作業者任せとなっている部分があった。した
がって、従来の車検作業では、車検に要する時間、費用
が高くかかっていた。
【0007】この発明は、上記のような問題を解決し
て、顧客の意向を適切に反映しつつ、迅速な処理を行う
ことのできるシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】(1)
この発明の立会いシステムは、管理コンピュータから立
会い者の携帯端末に対して、一以上の立会い項目を含む
立会い指示を送信し、立会い者の携帯端末において当該
立会い指示を表示して、整備対象である車両の状態を立
会い者及び顧客が確認しつつ、それぞれの立会い項目に
ついて顧客が車両に対する整備を希望するか否かを入力
して管理コンピュータに送信し、管理コンピュータは、
顧客が整備を希望した立会い項目を作業項目として含む
作業指示を、作業者の携帯端末に送信すること、を特徴
としている。
【0009】この発明によれば、携帯端末に表示された
各立会い項目について、車両の状態を顧客とともに確認
しつつ、整備の有無を決定することができ、当該決定に
基づいて、管理コンピュータの側で作業指示を生成する
ことができる。よって、顧客に対して明確な判断材料を
与え、迅速に、整備の内容を決定することができる。ま
た、携帯端末に表示された情報に基づいて、立会い者
は、顧客に対して適切なアドバイスを行うことができ
る。
【0010】また、携帯端末を利用することにより、経
験の浅い立会い者であっても、立会い項目の漏れがな
く、円滑に立会いをおこなうことができる。
【0011】さらに、整備する作業者にとっても、送信
された作業指示を即時に参照するができるので、円滑に
整備に取りかかることができ、整備時間の効率化が図ら
れる。
【0012】(4)この発明のシステムは、作業者は、
立会いに先立って、予め車両の点検を行い、当該点検の
結果を、携帯端末を介してまたは直接的に管理コンピュ
ータに入力し、立会い処理において、管理コンピュータ
は、前記点検の結果、整備を要すると判断された項目だ
けを、立会い項目として含む立会い指示を出力すること
を特徴としている。
【0013】したがって、立会い項目がない場合には、
即時に車検が終了する。一方、立会い項目がある場合で
も、整備を要すると判断された項目だけが出力されるた
め、立会い作業の効率化が図られる。これにより、全体
としての整備に関係して要する時間を短くすることがで
きる。
【0014】(5)この発明のシステムは、管理コンピ
ュータは、立会い項目について、整備に要する作業時
間、見積料金を表示するためのデータを出力することを
特徴とするものである。さらに、顧客が立会い項目を選
択するための情報として、当該立会い項目を選択した場
合の作業終了予定時刻を表示することを特徴としてい
る。
【0015】したがって、これらを顧客が整備をするか
否かを決定するための判断材料として利用することがで
き、立会いにおける整備の決定が円滑におこなえる。
【0016】(7)この発明のシステムは、立会い処理
において、立会い者は、顧客が整備を希望しない立会い
項目についての整備予定を、携帯端末を介して又は直接
的に管理コンピュータに入力し、管理コンピュータは、
当該整備予定に基づいて、立会いに関連する処理を行う
ことを特徴とするものである。
【0017】したがって、顧客が整備を希望しないもの
についての情報を利用することで、立会い処理を効率的
におこなうことや、立会い後の顧客のアフターサービス
が可能となる。
【0018】(8)この発明のシステムは、管理コンピ
ュータは、立会い者に対して、一以上の立会い項目を含
む立会い指示を出力する際に、予め定められた立会い項
目だけでなく、前回の立会い処理において整備予定とさ
れた立会い項目を含めて出力することを特徴とするもの
である。
【0019】したがって、標準的に決められた立会い項
目だけでなく、車両の状態に応じた非標準的なものにつ
いても立会い項目とすることができ、顧客に応じた漏れ
のない車検が可能となる。
【0020】(9)この発明のシステムは、管理コンピ
ュータは、入力された整備予定に基づいて、顧客に対し
て行う整備通知を出力することを特徴とするものであ
る。
【0021】したがって、顧客にとっては、きめ細かな
アフターサービスを受けることができ、車両の故障も少
なくなる。また、事業者にとっては、顧客に長期的にこ
の立会いシステムが利用されることを期待でき、多くの
固定顧客を確保できる。
【0022】(10)この発明のシステムは、管理コン
ピュータは、作業者又は立会い者からの作業進捗状況の
入力を受け、当該作業進捗状況に応じた作業指示又は立
会い指示を出力することを特徴とするものである。
【0023】したがって、作業者又は立会い者への効率
的な指示が可能となる。これにより、作業時間の大幅な
短縮が図られる。
【0024】(11)この発明は、管理コンピュータか
ら立会い者の携帯端末に対して、一以上の立会い項目を
含む立会い指示を送信し、立会い者の携帯端末において
当該立会い指示を表示して、作業対象物の状態を立会い
者及び顧客が確認しつつ、それぞれの立会い項目につい
て顧客が作業対象物に対する処理を希望するか否かを入
力して管理コンピュータに送信し、管理コンピュータ
は、顧客が処理を希望した立会い項目を作業項目として
含む作業指示を、作業者の携帯端末に送信すること、を
特徴とする立会いシステム、立会いのためのコンピュー
タ、携帯端末、立会い方法である。
【0025】したがって、この発明によれば、顧客と作
業者の間で、携帯端末を利用して効率良く情報交換をお
こなうことができ、短時間で作業対象物に対する処理を
決定し、立会いを完了することができる。これにより、
顧客にとっては、作業対象物に対する処理ののための所
要時間が短縮されること、所要費用が減ることなどが期
待できる。
【0026】また、携帯端末を利用することにより、経
験の浅い作業者であっても、立会い項目の漏れがなく、
円滑に立会いをおこなうことができる。
【0027】さらに、処理をおこなう作業者にとって
も、送信された作業指示を即時に参照することができる
ので、円滑に整備に取りかかることができ、処理時間の
効率化が図られる。
【0028】(15)この発明は、整備記録データを記
録した記録媒体であって、作業項目を記録する領域と、
当該作業項目に対応する整備予定を記録する領域と、を
備えた整備記録データを記録した記録媒体である。
【0029】したがって、顧客の車両の整備予定を管理
し、利用することが容易となる。
【0030】(16)この発明は、会員情報を記録した
記録媒体であって、各顧客に対して作成される顧客識別
データを記録する領域と、各対象物が有する固有の情報
によって作成される対象物識別データを記録する領域
と、当該顧客識別データおよび当該対象物識別データに
対して作成される会員識別データを記録する領域と、を
備えた会員情報を記録した記録媒体である。
【0031】したがって、過去のデータを活用した会員
情報の管理を容易におこなうことができる。
【0032】(17)この発明は、立会い者および作業
者が有する携帯端末と、当該携帯端末との通信が可能な
管理コンピュータとを備え、車両の整備を対象とした立
会いシステムであって、顧客が一以上のメニューの中か
ら希望するメニューを選ぶ際に、管理コンピュータは、
予め定められたメニューだけでなく、前回の立会い処理
において整備予定とされた立会い項目をメニューに含め
て出力すること、を特徴とするものである。
【0033】したがって、メニュー選択の時点で整備す
べきことを予め顧客に知らせることができ、漏れのない
車両の整備が可能となる。
【0034】「管理コンピュータ」とは、少なくとも、
立会い結果を受けて、作業指示を出力するためのコンピ
ュータをいい、実施形態においては、加盟店PC4がこ
れに該当する。
【0035】「携帯端末」とは、少なくとも、管理コン
ピュータとの通信を行うことのできる端末装置をいい、
実施形態においては、ハンディターミナル6がこれに該
当する。
【0036】
【発明の実施の形態】[立会いシステムの実施形態の概
要]以下に、まず、この発明の実施形態の概要について
説明する。図1は、この発明の立会いシステムの実施形
態の概要を示す図である。このシステムでは、認証段
階、予約段階、事前点検段階、立会い段階、整備段階、
事後処理段階の順に処理が進行する。
【0037】1.認証段階および予約段階 図1のように、まず、車両1aの整備を受けるために、
顧客3aが車両1aに乗って加盟店に来店する。
【0038】来店した顧客3bは、作業者5aのハンデ
ィーターミナル6を介して、会員認証をおこなう。そし
て、会員として認証された後、顧客3bは、希望する整
備の内容をハンディーターミナル6に表示されたメニュ
ーの中から選び、車両1bの整備を予約する。
【0039】2.事前点検段階 予約した時間になると、顧客3bは、車両1cを加盟店
の所定の場所に入庫する。車両1cが入庫されると、作
業者5bは、ハンディーターミナル6に表示された作業
指示に基づいて、車両1cの点検を行う。作業者5b
は、点検項目のそれぞれについて、整備の要否を判断し
て、ハンディーターミナル6に入力を行う。入力された
整備の要否等は、加盟店PC4に送信されて記録され
る。なお、顧客3cは、この間、待機エリア10で車両
1cの点検が終了するまで待機する。
【0040】3.立会い段階 車両1dの点検が終了すると、顧客3dは、立会い者5
cとともに立会いを行うため、車両1dのそばに行く。
加盟店PC4から、立会い者5cの持つハンディターミ
ナル6には、上記点検結果に基づく整備の要否などが立
会い指示として送信される。立会い者5cは、ハンディ
ーターミナル6に表示される立会い指示を参照して、顧
客3dとともに、車両1dの該当箇所を確認しつつ、整
備のアドバイスを行う。これに基づき、顧客3dは、各
項目について、整備を行うか否かを判断する。立会い者
5cは、整備決定内容をハンディターミナル6に入力し
て、加盟店PC4に送信する。
【0041】また、今回整備を行わず、次回に整備を行
うこととした整備予定も、ハンディターミナル6から、
加盟店PC4に送信される。
【0042】4.整備段階 立会い処理が終了すると、加盟店PC4は、立会いによ
って決定された作業内容をプリントアウト7に表示す
る。作業者5dは、プリントアウト7に表示された作業
指示に基づいて、車両1eの整備を行う。なお、顧客3
eは、この間、待機エリア10で車両1eの整備が終了
するまで待機する。
【0043】車両1eの整備が終了した後、作業者5d
の行った作業内容は、加盟店PC4に入力される。顧客3
eは車両1fに乗って出庫し、帰宅する。
【0044】5.事後処理段階 その後、加盟店PC4は、データベースに記録された顧客
3fの整備予定に基づいて、ダイレクトメール9などを
出力する。
【0045】上記に示すように、立会い者5cは、ハン
ディターミナル6の表示を見ながら、顧客3dに対して
適切な整備アドバイスを行うことができる。また、顧客
3dは、車両1dを面前にして、適切なアドバイスを得
つつ、各項目について整備を行うか否かを決定すること
ができる。
【0046】[立会いシステムの構成]図2は、この発明
の立会いシステムを実施するためのシステム構成を示し
た図である。この立会いシステムは、本部サーバー2と
複数の加盟店PC4、ハンディーターミナル6を備えて
いる。
【0047】この本部サーバー2と複数の加盟店PC4
は、ネットワーク8を介して通信が可能なように結ばれ
ている。ここで、ネットワーク8とは、例えば、公衆回
線網、インターネット等のデータを伝送する通信網をい
う。
【0048】また、各加盟店PC4には、携帯端末であ
るハンディーターミナル6が通信可能なように結ばれて
いる。例えば、この実施形態においては、加盟店PC4
との間で無線通信が可能となっている。なお、各ハンデ
ィーターミナル6は、それぞれが特定の加盟店PC4に
対して通信可能となっている。
【0049】図3に、本部サーバー2のハードウェア構
成を示す。本部サーバー2は、CPU20、メモリ2
2、ディスプレイ24,ハードディスク26(記憶装
置)、キーボード/マウス28、通信回路30を備えて
いる。なお、加盟店PC4も、これと同様のハードウェ
ア構成となっている。
【0050】また、本部サーバー2は、各加盟店PC4
の全ての会員に関するデータを記録するための本部用デ
ータベースを備えている。そして、各加盟店PC4は、
各加盟店の会員に関するデータを記録する加盟店用デー
タベースを備えている。なお、これらのデータベース
は、それぞれのハードディスク26に記録されている。
【0051】図4に、ハンディーターミナル6のハード
ウェア構成を示す。ハンディーターミナル6は、CPU
20、メモリ22、タッチパネル25、入力キー29、
通信回路30を備えている。上記通信回路30を備えた
ことにより、ハンディーターミナル6は、各加盟店PC
4と無線通信することが可能となっている。なお、この
実施形態においては、ハンディーターミナル6は、ハー
ドディスク26(記憶装置)を備えないことにしたが、
これを備えてもよい。
【0052】また、ハンディーターミナル6のメモリ2
2には、加盟店PC4にアクセスして、そのコンテンツ
を閲覧するためのブラウザプログラムが記録されてい
る。なお、その本体質量は、常時携帯して必要なときに
取り出して使用できる程度に軽量なものとなっている。
例えば、NEC社の携帯端末装置(製品名WEBHANDY)、携
帯電話等を用いることができる。
【0053】[データベース(DB)構成]図5に、本部
サーバー2のハードディスク(記録媒体)に記録される
データベースの構成を示す。図5に示すように、本部サ
ーバーが備える本部用データベースは、顧客DB、車両
DB、会員DB、点検整備履歴DB、点検整備DB、加
盟店DBにそれぞれ分割して管理されている。なお、加
盟店PC4の加盟店用データベースも、これと同様の構
成となっている。
【0054】図5に示すように、上記各DBは以下のも
のを備えている。顧客DBは、顧客IDおよび顧客マス
タ項目(顧客の名前、生年月日、住所などの項目)を備
えている。車両DBは、車両IDおよび車両マスタ項目
(車両の車種名、年式などの項目)を備えている。会員
DBは、会員ID、顧客ID、車両ID、登録年月日を
備えている。点検整備履歴DBは、実施年月日、走行距
離、加盟店ID、会員ID、点検整備ID、点検合否、
整備予定を備えている。加盟店DBは、加盟店IDおよ
び加盟店マスタ項目(加盟店の店名、住所などの項目)
を備えている。点検整備DBは、点検整備IDおよび点
検整備マスタ項目(作業項目の名称、所要時間、所要料
金、作業に必要な部品名などの項目)を備えている。
【0055】また、図5に示すように、顧客DBと車両
DBの顧客IDは、それぞれ会員DBの顧客IDに関係
づけられている。同様に、会員DBと点検整備履歴DB
の会員IDも、関係づけられている。さらに、加盟店D
Bと点検整備履歴DBの加盟店IDも、関係づけられて
いる。点検整備DBと点検整備履歴DBの点検整備ID
も関係づけられている。
【0056】このように関係づけられたことで、顧客I
D、車両ID、各マスタ項目などの会員情報の検索が容
易となっている。例えば、会員DBに会員IDを入力す
れば、各会員の顧客マスタ項目、車両マスタ項目、登録
年月日の情報が容易に検索できる。また、同様に点検整
備履歴DBに会員IDを入力すれば、各会員の(点検整
備の)実施年月日、加盟店マスタ項目、点検整備マスタ
項目、整備予定などの情報も容易に検索できる。なお、
この実施形態において、会員情報とは、会員ID、顧客
ID、車両IDの他に、顧客や車両に関する情報を含む
ものである。
【0057】なお、各DBの項目や関係づけは上記のも
のに限定されるものではなく、利用用途に応じた他の項
目や関係づけを用いてもよい。
【0058】図6に、会員DBの例を示す。この会員D
Bは、会員ID、顧客ID、車両ID、登録年月日の各
項目を備えている。すなわち、会員識別データ(会員I
D)を記録する領域、顧客識別データ(顧客ID)を記
録する領域、対象物識別データ(車両ID)を記録する
領域を備えている。
【0059】この実施形態では、顧客IDと車両IDを
組み合わせて会員IDを構成するようにしている。ま
た、顧客IDとしては免許証番号などの個人を特定でき
るものを用い、車両IDとしては車体番号などの車両を
特定できるものを用いるようにしている。したがって、
会員ID、顧客ID、車両IDの管理が容易である。
【0060】図7に、点検整備履歴DBの例を示す。こ
の点検整備履歴DBは、実施年月日、加盟店ID、会員
ID、点検整備ID、点検合否、整備予定の各項目を備
えている。すなわち、作業項目(点検整備ID)を記録
する領域と、この作業項目に対応する整備予定を記録す
る領域(整備予定)を備えている。
【0061】図7の点検整備IDの欄には、点検整備I
Dが10と記録されている。さらに、この点検整備ID
に基づいて、点検整備DBから抽出された作業項目名
(ブレーキパッドの交換)が記録されている。また、整
備予定の欄には、整備予定の時期として、次回の整備を
行う予定が2000年5月と記録されている。さらに、
整備予定の走行距離として45,000kmと記録されて
いる。したがって、これらのデータを元に顧客の車両の
整備予定を管理し、利用することが容易になっている。
【0062】[各段階における処理内容]つぎに、車両の
整備を対象とした来店型立会いシステムを、認証段階
(図8〜図12)、予約段階(図13〜図16)、事前
点検段階、立会い段階、整備段階(図17〜図21)、
事後処理段階(図22)に分けて、フローチャートなど
を用いて説明する。
【0063】[認証段階]まず、認証段階の処理につい
て、図2および図8、図12を参照して説明する。図8
は、認証段階における処理を示すフローチャートであ
る。図12は、認証段階における新規登録処理を示すフ
ローチャートである。認証段階においては、顧客のデー
タ入力から、顧客の認証が完了するまでがおこなわれ
る。
【0064】認証段階では、まず、車両の整備を受ける
顧客が立会い整備の予約をおこなうために加盟店に来店
する。なお、来店しないで予約をおこなうこともでき
る。前者を来店型、後者を非来店型という。以下では、
まず、来店型の予約について説明する。
【0065】顧客が加盟店に来店したら、作業者は、ハ
ンディーターミナル6のタッチパネル25を操作して、
加盟店PC4にアクセスする(ステップS92)。これ
により、加盟店PC4からは、図9に示すような要求メ
ニュー画面が送信され、ハンディターミナル6のタッチ
パネル25に表示される(ステップS94)。作業者
は、タッチパネル25の会員認証ボタン100を押下す
る(ステップS96)。これにより、図10に示すよう
な会員情報入力画面が、加盟店PC4から送信されてく
る(ステップS98)。なお、以下の処理においても、
同様に画面の操作等のためにタッチパネル25が使用さ
れる。
【0066】顧客が会員IDを持っているリピート会員
の場合、作業者は、ハンディーターミナル6の会員情報
入力画面に会員IDを入力する(ステップS100)。
また、新規会員の場合や、顧客が会員IDを忘れた場合
などには、免許証番号などの個人を特定できるもの(顧
客ID)や、車体番号などの車両を特定できるもの(車
両ID)を入力する。なお、この実施形態では、免許証
番号は顧客ID、車体番号は車両IDとして用いられる
ためこれらを入力する。
【0067】続いて、検索ボタン110(図10参照)
を押下する。これにより、会員ID(または免許証番号
など)が加盟店PC4に送信される(ステップS10
2)。加盟店PC4は、この会員ID(または免許証番
号など)を本部サーバ2に転送する(ステップS10
4)。
【0068】会員IDが送られてきた場合、本部サーバ
ー2は、会員DB(図5参照)を検索し、送信されてき
た会員IDをもとに、顧客ID、車両IDを取得する。
さらに、本部サーバー2は、この顧客ID、車両IDに
基づいて、顧客DB、車両DBを検索して、当該顧客の
氏名・住所等の情報、当該顧客の有する車両の種類、年
式などを取得する。続いて、本部サーバー2は、会員I
Dをもとに、点検整備履歴DBを検索し、前回の実施年
月日、点検結果、整備予定などの情報を取得する(ステ
ップS106)。
【0069】なお、免許証番号、車体番号が送られてき
た場合、本部サーバー2は、会員DB、顧客DB、車両
DBを検索し、当該免許証番号を顧客IDとする顧客が
ないか、当該車体番号を車両IDとする車両がないかを
調べる。これにより、顧客が会員IDを忘れていた場合
には、会員であることを確認し、会員DBを特定するこ
とができる。また、該当する会員IDがなければ、新規
会員であることが判明するので、後に新規登録処理を行
う(ステップS117)。
【0070】また、車両ID、顧客IDの何れか一方の
みがDBに存在する場合もある。たとえば、顧客が中古
車両を購入しており前の所有者が整備を受けている場合
や、顧客が前回の整備時以降に車を乗り換えている場合
などである。これらの場合にも、新規会員として、後に
新規登録処理を行う。
【0071】本部サーバー2は、上記のように、会員I
Dなどに基づいて取得した顧客や車両の情報を、加盟店
PC4に送信する(ステップS108)。また、この
際、あわせて、会員であるか否かの情報も送信する。
【0072】加盟店PC4は、送信されてきた情報に基
づいて、会員であるか否かを判断する(ステップS10
9)。会員であれば、本部サーバー2からの情報に基づ
いて、加盟店PC4の会員DB、顧客DB、車両DB、
点検整備履歴DBを更新する(ステップS110)。会
員でなければ、新規登録処理(ステップS117)を行
った後、DBの更新を行う。
【0073】この実施形態においては、会員認証におい
て、本部サーバー2のDBに問い合わせを行うようにし
ている。これは、会員である顧客が、他の加盟店で整備
を行った場合に、当該加盟店のDBにアクセスしただけ
では、その整備の内容を知ることができないためであ
る。この実施形態では、本部サーバー2のDBに問い合
わせるようにしているので、他の加盟店で整備が行われ
ている場合であってもその情報を取得することができ
る。すなわち、いずれの加盟店において会員登録した顧
客であっても、全ての加盟店において、過去の整備履歴
等を知ることができる。
【0074】加盟店PC4は、各DBを更新した後、ハ
ンディーターミナル6に会員情報を送信する(ステップ
S112)。ハンディーターミナル6のタッチパネル2
5には、図11に示すような会員情報表示画面が表示さ
れる(ステップS114)。すなわち、顧客の名前、車
種名、登録番号、前回の走行距離などが表示される。ま
た、会員IDを忘れていた顧客は、この画面により、会
員IDを知ることができる。
【0075】顧客または作業者は、この情報が正しい場
合には確認ボタン200を押す。これにより、ハンディ
ーターミナル6から加盟店PC4に顧客の確認が済んだ
ことを示すデータが送信される(ステップS116)。
また、情報が正しくない場合には、キャンセルボタン2
02を押し、あらためて、新規登録処理(ステップS1
17)を行う。
【0076】以上のようにして会員の認証が行われる。
認証が済めば、次の予約段階に進む。
【0077】図12に、新規登録処理のフローチャート
を示す。この実施形態では、加盟店PC4に入力を行う
ことによって、新規登録を行うようにしている。しか
し、ハンディターミナル6からの入力で、新規登録を行
うようにしてもよい。
【0078】まず、会員情報を入力する。すなわち、顧
客の氏名、生年月日など、車両の登録番号、車種などを
入力する。この際、本部サーバー2から送信されてきて
いる顧客情報、車両情報があれば、これらを入力画面上
に表示し、入力の手間を省くことができる。加盟店PC
4は、入力された会員情報を、本部サーバー2に送信す
る(ステップS1000)。
【0079】本部サーバー2は、顧客の免許証番号、車
両の車体番号を組み合わせて、会員IDを生成し、加盟
店PC4に送信する(ステップS1002)。さらに、
各DBの更新を行う(ステップS1004)。
【0080】会員IDを受けた加盟店PC4は、会員I
Dを含む会員情報をプリントアウトする。この用紙は、
作業者などにより顧客に渡される。
【0081】上記実施形態では、認証を行うために本部
サーバー2への問い合わせを行うようにしている。しか
しながら、加盟店PC4のDBだけで認証を行うように
してもよい。ただし、この場合には、各加盟店PC4に
入力された整備状況などが、所定時間ごと(たとえば毎
夜)に本部サーバー2に送信されてDBが更新されなけ
ればならない。さらに、本部サーバー2から各加盟店P
C4に対して、更新内容が所定時間ごとに送信されて、
加盟店側のDBも更新されることが必要である。
【0082】また、図11の会員情報表示画面に表示さ
れる情報の中に、前述した点検整備履歴DBの点検整備
ID、整備予定のデータに基づいて、今回の整備すべき
部品の情報を表示するようにしてもよい。この整備すべ
き部品の情報は、後で点検整備メニューを表示するとき
(図13のステップS202参照)に利用される。
【0083】[予約段階]つぎに、予約段階の処理につい
て、図2および図13を参照して説明する。図13は、
予約段階における処理を示すフローチャートである。予
約段階においては、顧客が点検整備の時間や種類などを
選択することから、点検整備の予約を完了するまでがお
こなわれる。
【0084】図13に示すように、認証段階が終了した
後は、加盟店PC4からハンディーターミナル6に点検
整備メニューが送信される(ステップS200)。これ
により、ハンディーターミナル6のタッチパネル25に
は、図14に示すような点検整備メニュー画面が表示さ
れる。
【0085】この点検整備メニュー画面には、複数種類
の各メニューとその料金、希望時間の選択欄が表示され
る(ステップS202)。希望のメニューは、一つだけ
選択してもよく、複数選択してもよい。例えば、図14
において、一番目の項目であるホリデー車検60だけを
選択することができ、さらに6番目のクイックチェンジ
をも選択することができるようになっている。また、図
14に示すように、開始希望時間がプルダウンメニュー
で選択できるようになっている。
【0086】この表示されるメニューの中には、上記ホ
リデー車検60のような、複数の作業項目をパッケージ
化したものだけでなく、オイルチェンジ(図14中6番
目の項目)のように個々の作業項目も含まれている。な
お、この各点検整備メニューに対する作業項目の内容
は、加盟店PC4に予め記録されている。また、各作業
項目の料金は点検整備DBから抽出した情報を用いてい
る。
【0087】また、この送信される点検整備メニューに
は、予め記録されている標準のメニューに加えて、前述
したような過去の整備予定を考慮した項目を含めるよう
にしてもよい。例えば、前回の立会い処理において、タ
イヤが整備予定とされた場合にタイヤをメニューの項目
中に追加してもよい。また、整備予定とされた作業項目
が複数存在するときに整備推奨パッケージのような特別
のメニューを作成してもよい。これにより、メニュー選
択の時点で整備すべき作業項目を予め顧客に知らせるこ
とができ、漏れのない整備が可能となる。なお、この場
合には、ステップS110(図8参照)において、点検
整備履歴DBに更新されたデータを利用する。
【0088】作業者は、これらの点検整備メニュー画面
に表示された項目の中から、顧客が希望するものを選択
する。また顧客が希望する点検整備の開始希望時間も選
択し、選択ボタン220を押下する。これにより、これ
らのデータは、加盟店PC4に送信される(ステップS
204)。
【0089】加盟店PC4は、予約テーブルを参照し
て、希望する時間に点検整備を開始できるか否かを判断
する。可能であれば、予約テーブルへの登録を行なうと
ともに、予約内容をハンディーターミナル6に送信する
(ステップS206)。この予約内容が、図15に示す
ようなハンディーターミナル6の予約確認画面に表示さ
れる(ステップS208)。顧客や作業者は、この表示
された予約確認画面を参照することにより、予約状況
(予約時間、商品名など)を確認することができる。
【0090】上記において、加盟店PC4は、予約テー
ブルを参照した結果、希望時間に予約を入れることが不
可能な場合には、予約可能な推奨時間をハンディーター
ミナル6に送信する。顧客は、この推奨時間を参考にし
て、再度開始希望時間を決定する。
【0091】予約登録がなされた後、加盟店PC4は、
選択された点検整備メニューの項目名などの予約内容に
基づいて点検整備DBを検索し、点検のための作業指示
である点検作業指示を作成する(ステップS210)。
【0092】加盟店PC4は、予約テーブルの状態記録
領域に「入庫待ち」と記録し、当該予約案件について、
当該車両が所定の位置に入庫したという入力がなされる
まで、入庫確定待ち状態とする(ステップS212)。
【0093】なお、上記予約および認証段階において
は、当日に車両の整備を受ける場合に最も多いと思われ
る来店型について説明した。しかし、数日前に予約を入
れるような場合には、電子メールや電話を用いて上記処
理をおこなう非来店型も多いと考えられる。
【0094】電話や電子メールなどにて予約を行う場合
には、加盟店の作業者が、顧客と話をしながら(あるい
は電子メールの内容を見て)、加盟店PC4に入力を行
い、認証及び予約を行うことができる。また、顧客が、
インターネットを介して、本部サーバー2又は加盟店P
C4にアクセスし、予約を行うようにすることもでき
る。
【0095】図16に、インターネットで予約受付をす
る場合の予約受付画面を示す。顧客は予約画面におい
て、会員ID、名前、電話番号、FAX番号、メールアド
レス等を入力できるようになっている。本部サーバー2
又は加盟店PC4は、この入力データに基づいて顧客と
上記と同様のやりとりをおこなうことができる。
【0096】[事前点検・立会い・整備段階]つぎに、事
前点検段階、立会い段階、整備段階の処理について、図
2および図17を参照して説明する。図17は、これら
の処理を示すフローチャートである。事前点検段階、立
会い段階、整備段階においては、入庫確定から作業者が
整備を完了するまでがおこなわれる。
【0097】まず、入庫予定時間になると、顧客が車を
所定の位置に入庫する。作業者は、ハンディーターミナ
ル6のタッチパネル25を操作して加盟店PC4にアク
セスする(S292)。これにより、ハンディーターミ
ナル6のタッチパネル25に要求メニュー画面(図9参
照)が表示される(S294)。なお、この要求メニュ
ー画面の表示処理は、前述した認証段階の際(図8のス
テップS92、S94)の処理と同じである。
【0098】作業者は、タッチパネル25に表示された
入庫確定ボタン102(図9参照)を押下する(S29
6)。これにより、加盟店PC4は、現在入庫待ち(つ
まり予約中)の状態にあるものを、予約テーブルから抽
出して所定のハンディターミナル6に送信する(S29
8)。ハンディターミナル6は、これを図18に示すよ
うな入庫確定画面に表示する。
【0099】作業者は、この指示要求画面に表示された
車両の中から、入庫された車両を選択し、指示要求ボタ
ン250を押下する。ハンディターミナル6は、これを
加盟店PC4に送信する。これにより、車両の入庫が確
定し、加盟店PC4に対して指示要求がおこなわれる
(ステップS300)。
【0100】加盟店PC4は、この指示要求に応じて、
予約テーブルにおいて該当する予約の「入庫待ち」状態
を、「入庫済み」に変更する。さらに、ステップS21
0(図13参照)において作成済みの点検作業指示(点
検のための作業指示)をハンディーターミナル6に送信
する(ステップS302)。
【0101】この点検作業指示は、前述のように、顧客
が点検整備を希望した内容に基づいて生成されたもので
ある。ハンディーターミナル6は、これを図19に示す
ような点検作業指示画面に表示する(ステップS30
4)。図19に示すように、点検作業指示画面には、ブ
レーキパッド、ホイルシリンダーカップ、タイヤなどの
点検のための作業項目(点検項目)が表示され、作業者
はこの点検項目の全てについて、車を点検することにな
る。
【0102】また、点検項目の横には、OK、NGの欄が各
点検項目ごとに表示されている。作業者は、点検を行い
つつ、その点検結果を、OK又はNGの欄に丸印として入力
する。作業者は、点検した項目毎に、整備を要すると判
断した場合(すなわち、点検に不合格の場合)はNGの欄
に、整備を要しないと判断した場合(すなわち、点検に
合格の場合)にはOKの欄に丸印を入力する。
【0103】なお、この合否判断の基準は、法律で定め
られている車検に関する基準だけに限られず、作業者自
身の経験による判断によるものであってもよい。例え
ば、法定の車検基準には合格するが、作業者自身の経験
によって、交換すべきであるとの判断がされたような場
合が該当する。この場合は、不合格の場合と区別するた
めに三角印を入力するようにしてもよい。
【0104】点検項目の全てについて、合否結果の入力
が済み点検が完了すると、作業者は、図19に示す点検
完了ボタン300を押下する。これにより、ハンディー
ターミナル6から加盟店PC4に対して点検結果が送信
される(ステップS306)。加盟店PC4は、この点
検結果を点検整備履歴DBの点検合否に登録する(ステ
ップS307)。さらに、加盟店PC4は、この点検結
果に基づいて、前述したような点検整備履歴DBの整備
予定などのデータを考慮して、各作業項目の費用見積、
作業所要時間などを含めた立会い指示を作成する(ステ
ップS308)。この各作業項目の費用、所要時間など
は、加盟店PC4が点検整備DBを検索することにより
取得する。
【0105】この立会い指示に含める項目は、点検の結
果、合格と判定されたもの(例えば、図19のホイルシ
リンダーカップ)は除外するようにしている(図20参
照)。すなわち、点検の結果、整備を要すると判断され
た項目だけが立会指示に立会項目として含まれている。
ここで、「整備を要すると判断された項目」には、法定
の基準によって不合格とされたものだけでなく、前述し
たような作業者自身の経験によって整備を要すると判断
された項目が含まれる。
【0106】また、今回の点検項目には含まれていなか
ったが、前回までの立会い処理において、将来的に整備
を行うことを顧客が希望した項目についても、立会い項
目として含めるようにしている。加盟店PC4は、点検
整備履歴DBの整備予定を参照することにより、将来的
に整備を行うことを希望した項目を含めた立会い指示を
作成することができる。
【0107】加盟店PC4は、このようにして生成した
立会い指示を、予め決められた作業者のハンディーター
ミナル6に送信する(ステップS310)。
【0108】ここでは、立会い指示を予め決められた作
業者に対して送信することとした。しかし、各立会い者
に対して、ステップS206(図13参照)において予
約登録された順番に、立会い指示を送信するようにして
もよい。
【0109】また、予め作業者を決めないで、加盟店P
C4が各立会い者の作業進捗状況の入力に基づいて処理
をおこなうようにして、立会い指示を送信する立会い者
を決めるようにしてもよい。例えば、A、Bの2人の立会
い者が加盟店にいる場合に、Aの立会いが立会い者のハ
ンディーターミナル6への入力により判断して予定の作
業進捗状況よりも遅延している場合に、加盟店PC4が
次の立会い者を現在の状況より判断して、AよりBが先に
立会いを終えると判断した場合に、Bに次の立会い指示
を送信するような場合である。
【0110】また、上記のような、加盟店PC4による
作業進捗状況に応じた立会い者の選択は、点検作業指示
を複数の作業者に送信する場合や、整備のための作業指
示である整備作業指示を複数の作業に出力する場合にも
同様に適用できる。なお、この場合は、従業員を立会い
者、点検または整備のための作業者(点検者、整備者)
のそれぞれに割り振っておくことがよい。これにより、
効率的な従業員の配置が可能となる。ここで、従業員に
は、立会い者、点検者、整備者のすべてが含まれる。
【0111】なお、実際には、立会い者、点検者、整備
者は、従業員を上記のように予め割り当てた場合、すな
わち、それぞれが別人である場合が多いと考えられる。
しかし、同一人が立会い者、点検者、整備者を兼ねる場
合でもよい。
【0112】加盟店PC4から送信された立会い指示
は、図20に示すようなハンディーターミナル6の立会
い指示画面に表示される(ステップS312)。この立
会い指示画面に表示された立会い指示を参照しながら、
立会い者が顧客と車の状態を確認しつつ、顧客が整備を
希望するか否かを、ハンディーターミナル6に入力する
ことにより立会いがおこなわれる。
【0113】以下に、この立会いの処理について具体的
に説明する。
【0114】まず、立会い指示画面の表示内容について
説明する。前述したように、立会い指示画面に表示され
た立会い項目には、点検時に合格しなかったものである
ブレーキパッド、タイヤのみが含まれている。すなわ
ち、点検の結果、整備を要すると判断された項目だけ
が、立会い項目として表示されている。なお、前述した
ように、この「整備を要すると判断された項目」には、
法定の基準によって不合格とされたものだけでなく、作
業者自身の経験によって整備を要すると判断された項目
が含まれる。
【0115】また、立会い者に対して一以上の立会い項
目を含む立会い指示を出力する際に、予め定められた立
会い項目だけでなく、前回の立会い処理において整備予
定とされた立会い項目を含めて出力してもよい。すなわ
ち、点検整備履歴DBの整備予定のデータを利用した立
会い指示を出力してもよい。
【0116】このように、立会い処理において、顧客が
整備を希望しない立会い項目についての整備予定に基づ
いて立会いに関する処理をおこなうことで、立会い処理
を効率におこなうことや、立会い後の顧客のアフターサ
ービスが可能となる。
【0117】また、図20に示すように、この立会い指
示画面には、立会い項目毎に、当日、後日、予定日、所
要時間、見積料金、予定走行距離の欄が作成されてい
る。この所要時間、見積料金の欄には、立会い項目ごと
にそれぞれ整備に要する作業時間、見積料金が表示され
ている。
【0118】さらに、所要時間、見積料金については、
それぞれの合計の所要時間、見積料金の欄が作成されて
いる。この所要時間および見積料金の合計の欄500に
は、当日又は後日の欄に作業者が丸印を入力するたび
に、所要時間および見積料金の合計が算出され、その表
示が変化するようになっている。この合計の演算は、加
盟店PC4が行って、ハンディターミナル6に送信す
る。
【0119】さらに、立会い指示画面には、顧客が立会
い時間を選択するための情報として、当該立会いを選択
した場合の作業終了予定時刻の欄510があり、作業終
了予定時刻の表示が行えるようになっている。この演算
も、加盟店PC4が行って、ハンディターミナル6に送
信する。
【0120】上記整備に要する作業時間又は見積料金お
よびその合計、作業終了予定時刻などの表示を参考にし
て、顧客は、立会いにおいて最終的に整備を希望するか
否かを決定することになる。
【0121】ハンディーターミナル6に立会い指示画面
が表示された後、立会い者は、ハンディーターミナル6
を持ちながら、顧客と一緒に車の状態を確認し、それぞ
れの立会い項目について、顧客が整備を希望するか否か
を確認する。そして、当日に交換する場合は、立会い者
は交換の欄に丸印を入力する。一方、後日に交換するこ
とを顧客が希望した場合には、立会い者は後日の欄に丸
印を入力し、予定日の欄に交換予定の年月日を入力する
(ステップS314)。また、同様に、後日に交換する
ことを希望した場合に予定走行距離の欄に、交換予定走
行距離を入力してもよい。
【0122】各立会い項目について立会いが済み、全て
の立会い項目について入力が完了したら、立会い者は図
20に示す立会い完了ボタンを520押下する。これに
より、立会い情報がハンディーターミナル6から加盟店
PC4に送信される(ステップS316)。
【0123】なお、この実施形態においては、立会いの
結果をハンディーターミナル6の立会い指示画面に入力
することで立会いをおこなったが、立会い項目等を印刷
したプリントアウトに立会いの結果を各項目ごとに記入
して、最後に加盟店PC4に入力(手打ちまたはOCR
など)をするようにしてもよい。
【0124】加盟店PC4は、送信された立会い情報を
加盟店用データベースに登録し(ステップS318)、
これに基づいて整備のための作業指示である整備作業指
示をプリントアウトに出力する(ステップS320)。
図21に、プリントアウトに出力された整備作業指示を
示す。図21に示すように、加盟店PC4は、立会いに
おいて、顧客が当日整備を希望した項目(例えば図20
におけるタイヤ)だけを選択して、整備作業指示を作成
する。また、将来的に整備を希望した項目については、
図20に示す「予定日」や「予定走行距離」のデータ
を、前述した点検整備履歴DBに記録する。
【0125】なお、この実施形態においては、整備作業
指示をプリントアウトに出力することとしたが、ハンデ
ィーターミナル6のタッチパネル25に表示したり、デ
ィスプレイに表示したりして出力してもよい。
【0126】この出力された整備作業指示に基づいて、
作業者が全ての作業項目について整備を完了すれば、整
備段階は終了する。
【0127】なお、上記実施形態においては、立会いの
前に点検をすることとしたが、立会いと点検を同時にお
こなうようにしてもよい。
【0128】[事後処理段階]最後に、事後処理段階の処
理について、図2および図22を参照して説明する。図
22は、事後処理段階における処理を示すフローチャー
トである。事後処理段階においては、作業結果入力から
ダイレクトメールの発送までがおこなわれる。
【0129】図22に示すように、整備段階終了後、作
業者は、プリントアウトに記入した整備の結果を、加盟
店PC4に入力する(ステップS400)。なお、ハン
ディターミナル6に整備作業指示を表示して整備を行う
場合には、ハンディターミナル6から加盟店PC4に整
備結果が送信されるので、この入力処理は不要である。
【0130】ここで、例えば、交換部品が不足していた
ために交換できなかったような場合にはその情報も入力
される。例えば、整備段階で予定の変更があったような
場合である。
【0131】加盟店PC4は、この入力された会員情報
によって、加盟店用データベースを更新し(ステップS
402)、この会員情報を本部サーバー2に送信する
(ステップS404)。本部サーバー2は、この送信さ
れた会員情報によって、本部用データベースを更新する
(ステップS408)。
【0132】これにより、本部サーバー2と加盟店PC
4の間で会員情報の同期が図られることとなる。なお、
会員情報の同期は、ネットワークが専用線で結ばれ常時
接続状態であれば、いつでもおこなうこととすればよ
く、そうでない場合は、一日一回夜中におこなうことと
すればよい。
【0133】また、加盟店PC4、本部サーバー2は、
それぞれが顧客に対して情報を提供するために、整備通
知を出力する(ステップS406,ステップS41
0)。この整備通知の出力は、例えば、電子メール、は
がき、電話などのダイレクトメールの発送によっておこ
なわれる。
【0134】ここで、これらのダイレクトメールの発送
は、立会い処理において入力された整備予定(図4のス
テップS314)や、上記整備終了後に結果を入力した
整備予定(ステップS400)に基づいて顧客に対して
おこなわれる。
【0135】したがって、顧客にとっては、きめ細かな
アフターサービスを受けることができ、車両の故障も少
なくなる。また、事業者にとっては、顧客に長期的にこ
の立会いシステムが利用されることを期待でき、多くの
固定顧客を確保できる。
【0136】また、これらのダイレクトメールは、加盟
店PC4と本部サーバー2がそれぞれ発送しているが、
その目的に応じて分担して発送することが有効である。
例えば、加盟店PC4によって送られるダイレクトメー
ルは、部品交換の喚起などの細かなサポートに関するも
のとし、本部サーバー2によって送られるダイレクトメ
ールは、車検やキャンペーンに関するものとして分担す
る場合が、コストが安く済み発送手続きも簡単になる。
【0137】なお、顧客に対して情報を提供するために
発送されるダイレクトメールは、電子メールによって車
検情報を提供する場合に、予約登録ボタンを一つ押すだ
けで車検の予約ができるようなものとしてもよい。
【0138】さらに、上記整備通知をより効率的におこ
なうためには、前述した作業項目と、この作業項目に対
応する整備予定を記録したデータを利用することが有効
である(図7参照)。
【0139】例えば、加盟店PC4は、図7の整備予定
のデータを利用して、顧客に対し、2002年の4月以
前に加盟店に来るように、ダイレクトメールを発送する
ことができる。
【0140】なお、図7のブレーキパッドの場合のよう
に、整備予定の領域に整備予定の年月日と共に走行距離
を記録している場合は、整備予定の走行距離について
も、ダイレクトメールで顧客に通知することができる。
【0141】[その他の実施形態]なお、上記の実施形態
においては、各加盟店PC4の全ての会員に関するデー
タを記録するために本部サーバー2を備えることとした
が、これを備えないような場合であってもよい。例え
ば、各加盟店PC4が全ての加盟店PC4に対して、イ
ンターネットを利用して会員データの検索をかけるよう
な場合である。このようにすれば、本部サーバー2を備
えていなくても、各加盟店PC4の全ての会員(顧客お
よび車両)に関するデータを検索することができる。
【0142】また、上記実施形態では、加盟店PC4と
本部サーバ2を設けている。しかし、加盟店PC4は設
けずに、ハンディターミナル6が、加盟店の中継器など
を介して本部サーバー2と直接的に通信を行うようにし
てもよい。この場合には、本部サーバー2は、加盟店P
C4の行っていた処理を行うこととなる。
【0143】なお、上記の実施形態においては、車両の
整備を対象とした立会いシステムについて説明した。し
かし、この立会いシステムは、顧客との立会いを行いつ
つ、対象物に対しての作業内容を決定するような場合一
般に適用することができる。
【0144】たとえば、家屋などの修理を行う業者が、
ハンディターミナルを持って立会いを行う場合に適用す
ることができる。この場合においても、管理コンピュー
タからの立会い指示に基づいて、各項目につき、現場に
おいて顧客との打ち合わせを行いつつ、どのような補修
作業を行うかを決定することができる。また、決定した
内容を、ハンディターミナルから管理コンピュータに送
信し、管理コンピュータにおいて補修作業の作業指示を
生成することができる。さらに、前回の立会いにて、保
留にした項目を管理コンピュータにおいて把握し、次回
の立会い時に、保留項目としてハンディターミナルに表
示することができる。また、保留項目について、管理コ
ンピュータから、顧客に対してメール等を発送すること
ができる。
【0145】同様に、家具の販売、オプション選択の必
要な商品の販売など、立会いによって処理内容を決定す
ることが有効な場合において、本発明を適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の立会いシステムの実施形態の概要を
示す図である。
【図2】この発明の立会いシステムを実施するためのシ
ステム構成を示す図である。
【図3】本部サーバーのハードウェア構成を示す図であ
る。
【図4】ハンディーターミナルのハードウェア構成を示
す図である。
【図5】本部サーバーが備えるデータベースを示す図で
ある。
【図6】会員DBの例を示す図である。
【図7】点検整備履歴DBの例を示す図である。
【図8】認証段階における処理のフローチャートを示す
図である。
【図9】要求メニュー画面の表示を示す図である。
【図10】会員情報入力画面の表示を示す図である。
【図11】会員情報表示画面の表示を示す図である。
【図12】認証段階における新規登録処理のフローチャ
ートを示す図である。
【図13】予約段階における処理のフローチャートを示
す図である。
【図14】点検整備メニュー画面の表示を示す図であ
る。
【図15】予約確認画面の表示を示す図である。
【図16】予約受付画面の表示を示す図である。
【図17】事前点検段階、立会い段階、整備段階におけ
る処理のフローチャートを示す図である。
【図18】入庫確定画面の表示を示す図である。
【図19】点検作業指示画面の表示を示す図である。
【図20】立会い指示画面の表示を示す図である。
【図21】プリントアウトされた整備作業指示を示す図
である。
【図22】事後処理段階における処理のフローチャート
を示す図である。
【符号の説明】
1・・・・車両 2・・・・本部サーバー 3・・・・顧客 4・・・・加盟店PC 5・・・・作業者、立会い者 6・・・・ハンディーターミナル 7・・・・プリントアウト 8・・・・ネットワーク 9・・・・ダイレクトメール 10・・・待機エリア 20・・・CPU 22・・・メモリ 24・・・ディスプレイ 25・・・タッチパネル 26・・・ハードディスク(記憶装置) 28・・・キーボード/マウス 29・・・入力キー 30・・・通信回路

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】立会い者および作業者が有する携帯端末
    と、当該携帯端末との通信が可能な管理コンピュータと
    を備え、車両の整備を対象とした立会いシステムであっ
    て、 管理コンピュータから立会い者の携帯端末に対して、一
    以上の立会い項目を含む立会い指示を送信し、 立会い者の携帯端末において当該立会い指示を表示し
    て、整備対象である車両の状態を立会い者及び顧客が確
    認しつつ、それぞれの立会い項目について顧客が車両に
    対する整備を希望するか否かを入力して管理コンピュー
    タに送信し、 管理コンピュータは、顧客が整備を希望した立会い項目
    を作業項目として含む作業指示を、作業者の携帯端末に
    送信すること、 を特徴とする立会いシステム。
  2. 【請求項2】立会い者が顧客との立会いを行って、車両
    に対する整備を決定する立会い処理を管理するための管
    理コンピュータであって、 立会い者が顧客との立会いを行うために、一以上の立会
    い項目を含む立会い指示を出力し、 当該立会い項目に基づいて顧客との立会いを行った結
    果、各立会い項目についての顧客の整備希望の有無を入
    力し、 車両に対する整備を行うために、顧客が整備を希望した
    立会い項目を作業項目として含む作業指示を出力するこ
    と、 を特徴とする立会いのための管理コンピュータ。
  3. 【請求項3】管理コンピュータと通信が可能であり、車
    両整備を行うための立会いのために用いる携帯端末であ
    って、 管理コンピュータから、一以上の立会い項目を含む立会
    い指示を受信し、 受信した立会い指示中の立会い項目を表示して、整備対
    象である車両の状態を立会い者及び顧客が確認しつつ、
    それぞれの立会い項目について顧客が車両に対する整備
    を希望するか否かを入力し、 管理コンピュータにおいて顧客が整備を希望した立会い
    項目を作業項目として含む作業指示を作成するために、
    管理コンピュータに対して、それぞれの立会い項目につ
    いて顧客が整備を希望するか否かを送信すること、 を特徴とする携帯端末。
  4. 【請求項4】請求項1から3において、 作業者は、立会いに先立って、予め車両の点検を行い、
    当該点検の結果を、携帯端末を介してまたは直接的に管
    理コンピュータに入力し、 立会い処理において、管理コンピュータは、前記点検の
    結果、整備を要すると判断された項目だけを、立会い項
    目として含む立会い指示を出力することを特徴とするも
    の。
  5. 【請求項5】請求項1から4において、 管理コンピュータは、立会い項目について、整備に要す
    る作業時間、見積料金を表示するためのデータを出力す
    ることを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項5において、 携帯端末は、顧客が立会い項目を選択するための情報と
    して、当該立会い項目を選択した場合の作業終了予定時
    刻を表示することを特徴とするもの。
  7. 【請求項7】請求項1から6において、 立会い処理において、立会い者は、顧客が整備を希望し
    ない立会い項目についての整備予定を、携帯端末を介し
    て又は直接的に管理コンピュータに入力し、 管理コンピュータは、当該整備予定に基づいて、立会い
    に関連する処理を行うことを特徴とするもの。
  8. 【請求項8】請求項7において、 管理コンピュータは、立会い者に対して、一以上の立会
    い項目を含む立会い指示を出力する際に、予め定められ
    た立会い項目だけでなく、前回の立会い処理において整
    備予定とされた立会い項目を含めて出力することを特徴
    とするもの。
  9. 【請求項9】請求項7において、 管理コンピュータは、入力された整備予定に基づいて、
    顧客に対して行う整備通知を出力することを特徴とすも
    の。
  10. 【請求項10】請求項1から9において、 管理コンピュータは、作業者又は立会い者からの作業進
    捗状況の入力を受け、当該作業進捗状況に応じた作業指
    示又は立会い指示を出力することを特徴とするもの。
  11. 【請求項11】立会い者および作業者が有する携帯端末
    と、当該携帯端末との通信が可能な管理コンピュータと
    を備え、作業対象物に対する処理を立会いによって決定
    する立会いシステムであって、 管理コンピュータから立会い者の携帯端末に対して、一
    以上の立会い項目を含む立会い指示を送信し、 立会い者の携帯端末において当該立会い指示を表示し
    て、作業対象物の状態を立会い者及び顧客が確認しつ
    つ、それぞれの立会い項目について顧客が作業対象物に
    対する処理を希望するか否かを入力して管理コンピュー
    タに送信し、 管理コンピュータは、顧客が処理を希望した立会い項目
    を作業項目として含む作業指示を、作業者の携帯端末に
    送信すること、 を特徴とする立会いシステム。
  12. 【請求項12】立会い者が顧客との立会いを行って、作
    業対象物に対する処理を立会いによって決定する立会い
    処理を管理するための管理コンピュータであって、 立会い者が顧客との立会いを行うために、一以上の立会
    い項目を含む立会い指示を出力し、 当該立会い項目に基づいて顧客との立会いを行った結
    果、各立会い項目についての顧客の処理希望の有無を入
    力し、 作業対象物に対する処理を行うために、顧客が処理を希
    望した立会い項目を作業項目として含む作業指示を出力
    すること、 を特徴とする立会いのための管理コンピュータ。
  13. 【請求項13】管理コンピュータと通信が可能であり、
    作業対象物についての立会いのために用いる携帯端末で
    あって、 管理コンピュータから、一以上の立会い項目を含む立会
    い指示を受信し、 受信した立会い指示中の立会い項目を表示して、作業対
    象物の状態を立会い者及び顧客が確認しつつ、それぞれ
    の立会い項目について顧客が処理を希望するか否かを入
    力し、 管理コンピュータにおいて顧客が処理を希望した立会い
    項目を作業項目として含む作業指示を作成するために、
    管理コンピュータに対して、それぞれの立会い項目につ
    いて顧客が処理を希望するか否かを送信すること、 を特徴とする携帯端末。
  14. 【請求項14】立会い者および作業者が有する携帯端末
    と、当該携帯端末との通信が可能な管理コンピュータと
    を備え、作業対象物に対する処理を立会いによって決定
    する立会い方法であって、 管理コンピュータから立会い者の携帯端末に対して、一
    以上の立会い項目を含む立会い指示を送信し、 立会い者の携帯端末において当該立会い指示を表示し
    て、作業対象物の状態を立会い者及び顧客が確認しつ
    つ、それぞれの立会い項目について顧客が作業対象物に
    対する処理を希望するか否かを入力して管理コンピュー
    タに送信し、 管理コンピュータは、顧客が処理を希望した立会い項目
    を作業項目として含む作業指示を、作業者の携帯端末に
    送信すること、 を特徴とする立会い方法。
  15. 【請求項15】整備記録データを記録した記録媒体であ
    って、 作業項目を記録する領域と、当該作業項目に対応する整
    備予定を記録する領域と、 を備えた整備記録データを記録した記録媒体。
  16. 【請求項16】会員情報を記録した記録媒体であって、 各顧客に対して作成される顧客識別データを記録する領
    域と、各対象物が有する固有の情報によって作成される
    対象物識別データを記録する領域と、当該顧客識別デー
    タ記録領域に記録された顧客識別データと当該対象物識
    別データ記録領域に記録された対象物識別データとに基
    づいて生成される会員識別データを記録する領域と、 を備えた会員情報を記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】立会い者および作業者が有する携帯端末
    と、当該携帯端末との通信が可能な管理コンピュータと
    を備え、車両の整備を対象とした立会いシステムであっ
    て、 顧客が一以上のメニューの中から希望するメニューを選
    ぶ際に、 管理コンピュータは、予め定められたメニューだけでな
    く、前回の立会い処理において整備予定とされた立会い
    項目をメニューに含めて出力すること、 を特徴とするもの。
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