JP2011119893A - ダビング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】視聴者の興味の高い区間の効率的なダビングと、ダビング先の記録媒体の容量消費の節約との両立が困難であった。
【解決手段】第一の記録媒体に記録されたコンテンツを第二の記録媒体にダビング可能なダビング装置において、上記第一の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生手段と、上記コンテンツの再生中に、再生態様の変更指示を外部から受け可能な指示受付手段と、上記コンテンツ内の各区間に対して、上記変更指示に基づいた再生態様の違いに応じた評価点を付与する評価手段と、上記コンテンツのダビング指示を受付けた場合に、上記コンテンツにおける所定のしきい値以上の評価点が付与されている区間を抽出し、当該抽出した区間を上記第二の記録媒体にダビングするダビング手段とを備える構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ダビング装置に関する。
コンテンツを分割した各部分を示す情報に関連付けて評価情報を記録し、また、当該コンテンツデータを光ディスクにダビングする際に、コンテンツデータに関連付けられている評価情報をも光ディスクに記録させることにより、ダビング後でも評価情報の参照を可能とした再生装置が知られている(特許文献1参照。)。
ハードディスクに記録された動画をDVDへダビングする際に、ハイライトダビング指示をユーザから受付けると、動画の音声レベルが基準音声レベル以上になるレベル超過場面から、連続して基準音声レベル以上になる範囲の終点場面までをダビングするダビング装置が知られている(特許文献2参照。)。
特開2007‐323779号公報 特開2007‐174185号公報
テレビジョンや光ディスク再生記録装置に内臓されたハードディスク(HD)に記録したコンテンツ(テレビ番組等)を、DVDやブルーレイディスク(BD)等の光ディスクにダビングする場合に、コンテンツ内における視聴者の興味の高い場面(区間)だけをダビングすることにより、当該ディスクの容量の消費を節約したいという要望が存在する。
しかし、上記文献1のように、コンテンツをダビングする際にコンテンツに関連付けられている評価情報も記録する構成では、光ディスクの容量の節約にはならなかった。また上記文献2のように、各シーンの音声レベルでハイライトシーンとそうでなはないシーンとを分ける手法では、本当に視聴者が興味を持ったシーンがダビングされるとは限らず、結局、視聴者の興味の低いシーンもダビングされて光ディスクの容量を無駄に消費してしまうことがあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、真に視聴者の興味の高い区間のダビングと、ダビング先の記録媒体の容量消費の節約との両立を実現することが可能なダビング装置を提供する。
上記目的を達成するため、本発明の一つの態様は、 第一の記録媒体に記録されたコンテンツを第二の記録媒体にダビング可能なダビング装置において、上記第一の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生手段と、上記コンテンツの再生中に、再生態様の変更指示を外部から受け可能な指示受付手段と、上記コンテンツ内の各区間に対して、上記変更指示に基づいた再生態様の違いに応じた評価点を付与する評価手段と、上記コンテンツのダビング指示を受付けた場合に、上記コンテンツにおける所定のしきい値以上の評価点が付与されている区間を抽出し、当該抽出した区間を上記第二の記録媒体にダビングするダビング手段と、を備える構成としてある。
本発明によれば、コンテンツ再生中の視聴者による上記変更指示に基づいた再生態様の違いに応じた評価点が、しきい値以上の区間のみが、第二の記録媒体にダビングされる。そのため、視聴者の興味の高い区間のダビングと、第二の記録媒体の容量消費の節約とを、両立することができる。また本発明によれば、コンテンツ再生中に視聴者が自己の欲求に従って上記変更指示を行うだけで、その後コンテンツの各区間に自動的に評価点が付される。つまり、視聴者がコンテンツの各区間に対して意識的に評価を行う訳ではないため、ダビング装置がコンテンツ内でダビング対象とする区間を抽出するために、視聴者に作業負担を強いることが無い。なおダビング手段は、上記コンテンツのダビング指示を受付けて、上記コンテンツを上記第二の記録媒体にダビングする際に、上記コンテンツにおける所定のしきい値以上の評価点が付与されている区間について、当該しきい値より低い評価点が付与されている区間よりも優れた画質及び又は音質でダビングするとしてもよい。本発明は、ダビング装置という物の発明としてだけでなく、ダビング装置が実行する処理工程を備えた方法の発明や、ダビング装置が実行する処理をハードウェア資源(ダビング装置が内臓するコンピュータ等)に実行させるプログラムの発明としても実現することができる。
再生記録装置などの概略を示すブロック図である。 コンテンツ再生処理および評価処理を示すフローチャートである。 コンテンツ内の区間に対し評価点を付与する処理の説明図である。 ダビング処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態にかかる再生記録装置10などの概略をブロック図により示している。再生記録装置10は、概略、チューナ部18、ディスクドライブ11、ハードディスク(HD)12、信号再生記録処理部13、制御部14、外部接続インターフェイス(I/F)15、操作受付部16、リモートコントロールI/F17等を備える。チューナ部18は、図示しないアンテナを介して、テレビ番組としてのコンテンツが重畳されたテレビジョン放送信号を受信して、コンテンツデータ(テレビ番組としての動画や音声がエンコードされているデータ)を抽出し、抽出したコンテンツデータを信号再生記録処理部13に出力する。信号再生記録処理部13は、制御部14に制御されることにより、チューナ部18から送られてきた上記コンテンツデータを適宜デコード等して映像信号や音声信号を生成する。信号再生記録処理部13は、映像信号や音声信号を、外部接続I/F15を介して外部の出力装置(例えば、テレビジョン30)へ送信し、テレビジョン30に映像信号、音声信号の出力をさせる。
ディスクドライブ11には、DVDやブルーレイディスク(BD)等の記録媒体Mが挿入される。ディスクドライブ11は、記録媒体Mからの信号の読み込みや、記録媒体Mに対する信号の書き込みを実行可能である。信号再生記録処理部13は、制御部14に制御されることにより、チューナ部18から送られてきた上記コンテンツデータを、記録用の所定のフォーマットに変換してHD12に記録することができる。また、信号再生記録処理部13は、制御部14に制御されることにより、チューナ部18から送られてきた上記コンテンツデータを、記録用の所定のフォーマットに変換してディスクドライブ11に送り、ディスクドライブ11に、当該変換後のコンテンツデータを記録媒体Mに記録させることができる。
また、信号再生記録処理部13は、制御部14に制御されることにより、HD12から取得したコンテンツデータ、またはディスクドライブ11に記録媒体Mの読み込みをさせることによりディスクドライブ11から取得したコンテンツデータをデコード等することにより、記録媒体MやHD12に記録されているコンテンツの再生処理(および映像信号や音声信号の、外部接続I/F15を介した外部への出力)を行なうことができる。さらに、信号再生記録処理部13は、制御部14に制御されることにより、例えば、第一の記録媒体(HD12)に記録されたコンテンツデータの再生処理ならびに当該コンテンツデータの第二の記録媒体(記録媒体M)への記録処理(ダビング)を行うことができる。
操作受付部16は、ユーザ(視聴者)からの各種指示を受付けるためのユーザI/Fであり、所定のボタンやスイッチ類からなる。リモートコントロールI/F17は、外部のリモートコントロール装置20から送信される赤外線信号(リモートコントロール信号)を受光し、受光した信号を制御部14に送信する。リモートコントロール装置20には、操作受付部16が備えるボタン等に相当する、各種ボタン21などが配設されている。
制御部14はCPU、ROM、RAM等を備え、再生記録装置10の各部と接続し、予め保持した所定のプログラムに従って再生記録装置10全体を制御する。
以下では、再生記録装置10を本発明のダビング装置の一例として説明を行うが、本発明のダビング装置は、例えば、再生記録装置10と同じ構成を内臓したテレビジョンや、再生記録装置10と同じ構成を内臓したPC(パーソナルコンピュータ)などであってもよく、かかるテレビジョンやPC等によって後述の処理が実行されるとしてもよい。
このような構成において、再生記録装置10は、上記第一の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生手段と、コンテンツ再生中に、再生態様の変更指示を外部から受け可能な指示受付手段と、コンテンツ内の各区間に対して、上記変更指示に基づいた再生態様の違いに応じた評価点を付与する評価手段と、コンテンツのダビング指示を受付けた場合に、コンテンツにおける所定のしきい値以上の評価点が付与されている区間を抽出し、抽出した区間を上記第二の記録媒体にダビングするダビング手段と、を提供する。
また、上記評価手段は、少なくとも再生態様としての通常再生と話速変換再生と早送り再生との違いに応じて、異なる評価点を付与する。
また、上記評価手段は、上記コンテンツ内の各区間のうち、一度のみ再生の対象となった区間については、当該一度のみの再生時の再生態様に応じた評価点を付与し、複数回再生の対象となった区間については、複数回の再生時毎の再生態様に応じた各評価点に基づいて決定した評価点を付与する。
より具体的な構成として、再生記録装置10は、上記第一の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生手段と、コンテンツの再生中に、少なくとも通常再生の指示と、話速変換再生の指示と、早送り再生の指示と、巻き戻しの指示と、シーンスキップの指示とを外部から受け可能な指示受付手段と、コンテンツ内の各区間に対して、再生態様としての通常再生と話速変換再生と早送り再生との違いに応じた評価点を付与する際に、一度のみ再生の対象となった区間については、通常再生した区間に対して最高点を付与し、話速変換再生した区間に対して2番目に高い点を付与し、早送り再生した区間に対しては3番目に高い点を付与し、複数回再生の対象となった区間については、最新の再生時の再生態様に応じた評価点と前回の再生態様に応じた評価点との平均を評価点として付与する評価手段と、コンテンツのダビング指示を受付けた場合に、コンテンツにおける所定のしきい値以上の評価点が付与されている区間を抽出し、当該抽出した区間を上記第二の記録媒体にダビングするダビング手段と、を提供する。
図2は、再生記録装置10が実行するコンテンツの再生処理およびコンテンツ内の各区間(映像区間)に対する評価処理について、フローチャートにより示している。当該処理は、ユーザが、操作受付部16やリモートコントロール装置20を操作することにより、HD12に記録されているコンテンツを選択し、当該選択したコンテンツの再生指示を行った場合に開始される。制御部14は、操作受付部16又はリモートコントロールI/F17を介して、当該再生指示を受付け(ステップS100)、これを契機として、HD12と信号再生記録処理部13との駆動を制御することにより、当該再生指示で選択されているHD12に記録されたコンテンツデータの再生処理(通常再生)を開始させ、外部接続I/F15を制御することにより、この再生されたコンテンツにかかる映像信号や音声信号をテレビジョン30に出力させる(ステップS110)。
ユーザは、上記ステップS110で再生開始されたコンテンツをテレビジョン30で視聴している間、操作受付部16やリモートコントロール装置20の各種ボタン等を操作することにより、任意に制御部14に対して再生態様の変更指示を行うことができる。再生態様とは、例えば、上記通常再生(コンテンツの本来の再生速度による再生)や、話速変換再生(1.3倍速など、音程を保ったまま再生速度を変更した再生[音声あり])や、早送り再生(2倍速、4倍速など、通常再生よりも再生速度が速い再生[音声なし])等であり、これら再生態様をユーザは自由に切換えることができる。むろん、ユーザは、操作受付部16やリモートコントロール装置20の各種ボタン等を操作することにより、任意に、コンテンツの巻き戻しの指示や、シーンをスキップさせるシーンスキップの指示や、一時停止の指示などを行うことができる。
制御部14は、これら受付けた各種指示に応じて、コンテンツの再生態様を切換えたり、コンテンツの一部区間を巻き戻したり、再生を一時停止したり、コンテンツの一部区間をスキップしたりする(ステップS120)。制御部14は、操作受付部16やリモートコントロール装置20が操作されることにより上記各種指示を受付けるたびに、受付けた指示内容(通常再生指示、話速変換再生指示、早送り再生指示、巻き戻し指示、シーンスキップ指示)を、コンテンツの最初のシーン(コンテンツの一コマ目)を基準とした、そのときのシーンの位置情報に対応付けて、所定のメモリーに記録する(ステップS120)。シーンの位置情報とは、コンテンツの最初のシーンから通常再生のみを継続してそのシーンに到達するために要する時刻tである。
制御部14は、操作受付部16又はリモートコントロールI/F17を介してコンテンツの停止指示を受付けたか、あるいはコンテンツの最終シーンの再生を終えたかを判定(ステップS130)し、停止指示を受付けたか最終シーンの再生を終えた場合に、HD12と信号再生記録処理部13との駆動を制御することによりコンテンツの再生処理を終了させ(ステップS140)、ステップS150に進む。
ステップS150では、制御部14は、上記コンテンツの再生中に受付けた上記変更指示に基づいた再生態様の違いに応じた評価点Pを、コンテンツ内の各区間に付与する。
図3は、再生したコンテンツ内の区間に対して制御部14が評価点Pを付与する様子を説明するための図である。図3には、ステップS110〜ステップS140の間に再生の対象となったコンテンツの長さを長尺の矩形により例示している。ここで言うコンテンツの長さとは、ステップS110で再生を開始したときの開始シーンからステップS140で再生を終了させたときの終了シーンまで通常再生のみを継続したときに要する時間である。開始シーンは、基本的には上記最初のシーンであり、終了シーンは、上記最終シーンまたは最終シーンよりも手前のシーンである。ここでは開始シーン=最初のシーンとしている。また、コンテンツの長さが、開始シーンから終了シーンまで30分である場合を例示している。実際にはユーザにより早送り再生や、話速変換再生や、巻き戻しや、シーンスキップや、一時停止等が指示され得るため、ステップS110からステップS140までに要した時間と、上記コンテンツの長さとが等しいとは限らない。
また図3では、ユーザによる指示内容とそのときのシーンの位置情報(時刻t)との関係を示している。ここでは、時刻t=0から時刻=t1までの区間は通常再生(Play)のままであり、時刻t=t1の位置で早送り再生指示(FF)がされて時刻t=t3の位置までコンテンツが早送りされ、時刻t=t3の位置で巻き戻し指示(FB)がされて時刻t=t2の位置までコンテンツが巻き戻しされ、時刻t=t2の位置で通常再生指示(Play)がされ、時刻t=t4の位置でシーンスキップ指示(Skip)がされて時刻t=t6の位置までコンテンツがスキップされ、時刻t=t6の位置で巻き戻し指示(FB)がされて時刻t=t5の位置までコンテンツが巻き戻され、時刻t=t5の位置で通常再生指示(Play)がされ、時刻t=t7の位置で話速変換再生指示(HS)がされ、時刻t=30分の位置で停止指示がされてコンテンツの再生が停止されている。なお、0<t1<t2<t3<t4<t5<t6<t7<30分である。つまり制御部14は、このような各種指示の内容と、各種指示が対応する時刻tの情報とを、上記コンテンツの再生中に記録し(ステップS120)、ステップS150では、この記録結果を参照して、コンテンツ内の各区間に対して評価点Pを付与する。
制御部14は、通常再生した区間に対しては、評価点Pとしての最高点(例えば100点)を付与し、話速変換再生した区間に対して2番目に高い点(例えば50点)を付与し、早送り再生した区間に対しては3番目に高い点(例えば25点)を付与する。ただしこれは、一度のみ再生の対象となった区間についての評価方法であり、複数回再生の対象となった区間については、複数回の再生時毎の再生態様に応じた各評価点に基づいて評価点Pを決定する。また、巻き戻しおよびシーンスキップに対しては評価をしない。図3の例では、0〜t1の区間は通常再生のみされているため、評価点Pは100点となる。t1〜t2の区間は早送り再生のみされているため、評価点Pは25点となる。t2〜t3の区間は、最新の再生時に通常再生がなされ、前回の再生として早送り再生がされている(t3の位置からt2の位置までの巻き戻しは評価対象外)ため、最新の再生態様に応じた評価点(100点)と、前回の再生態様に応じた評価点(25点)との平均(62.5点)を、評価点Pとする。
t3〜t4の区間は通常再生のみであるため、評価点Pは100点となる。t4〜t5の区間はスキップのみされているため評価対象外(無得点)である。t5〜t6の区間は、通常再生であるため(t5〜t6のスキップと、t6の位置からt5の位置までの巻き戻しは評価対象外)評価点Pは100点となる。t6〜t7の区間も通常再生のみであるため評価点Pは100点である。t7〜30分の区間は話速変換再生のみであるため、評価点Pは50点となる。なお、3回以上再生の対象となっている区間については、前回の再生態様に応じた評価点自体が、当該前回の再生態様を含む過去の再生時毎の再生態様に応じた各評価点に基づいて決定される。例えば、最新(3回目)の再生態様が通常再生であり、前回(2回目)の再生態様が話速変換再生であり、前々回(1回目)の再生態様が早送り再生である区間については、前回の再生態様に応じて決定される評価点(話速変換再生の50点と早送り再生の25点との平均である37.5点)と、最新の再生態様に応じた評価点(100点)との平均(68.75点)が、評価点Pとなる。
また“複数回再生の対象となった区間”は、図3のt2〜t3の区間のように、ステップS110で再生処理が開始されてステップS140で再生処理が終了するまでの期間内に再生が複数回繰り返された区間だけでなく、ユーザが同じコンテンツについて複数回再生させた場合、つまりステップS110〜ステップS140を複数回繰り返したコンテンツにおける繰り返し再生された区間も含む意味である。従って制御部14は、図3に例示したコンテンツの0〜t1の区間について、過去にも再生済みである場合には、当該過去に再生したときに当該区間0〜t1に対して付与された評価点と、図3の例で説明した区間0〜t1についての評価点(100点)とに基づいて、評価点Pを決定する。
ステップS160では、制御部14は、ステップS150でコンテンツ内の各区間に付与した評価点Pと各区間との対応関係を記述した情報(評価情報)を、上記再生の対象としたコンテンツに関連付けてHD12に保存する。これにより、コンテンツの再生処理および上記評価処理が終了する。
図4は、再生記録装置10が実行するコンテンツのダビング処理について、フローチャートにより示している。当該処理は、ユーザが、操作受付部16やリモートコントロール装置20を操作することにより、HD12に記録されているコンテンツを選択し、当該選択したコンテンツのダビング指示を行った場合に開始される。制御部14は、操作受付部16又はリモートコントロールI/F17を介してダビング指示を受付け(ステップS200)、これを契機として、HD12に記録されている当該ダビング指示で選択されているコンテンツ(コンテンツデータ)および、当該コンテンツに関連付けて保存されている評価情報を読み出す(ステップS210)。
ステップS220では、制御部14は、上記読み出した評価情報を参照し、上記読み出したコンテンツ内の全区間のうち、所定のしきい値(例えば50点)以上の評価点Pが付与されている区間を特定し、当該特定した区間のみを、記録媒体Mにダビングさせる。つまり制御部14は、ディスクドライブ11とHD12と信号再生記録処理部13との駆動を制御することにより、上記特定した区間にかかるデータ(映像信号および音声信号)のみを、HD12から抽出させ、当該抽出されたデータをディスクドライブ11に送信させ、ディスクドライブ11に、当該抽出されたデータを記録媒体Mに記録させる。これにより、コンテンツのダビング処理が終了する。なお、上記ダビング指示で選択されているコンテンツに評価情報が関連付けて保存されていない場合には、制御部14は、ダビング指示で選択されているコンテンツ内の全区間にかかるデータを記録媒体Mにダビングする。
上記しきい値としての具体的な点数は、ユーザが操作受付部16やリモートコントロール装置20を操作することにより自由に設定可能である。
なお上記ステップS220では、制御部14は、上記読み出した評価情報を参照し、上記読み出したコンテンツ内の全区間のうち、所定のしきい値以上の評価点Pが付与されている区間を特定し、当該特定した区間については、当該しきい値より低い評価点Pが付与されている区間よりも優れた画質及び又は音質でダビングするとしてもよい。つまり制御部14は、例えば、ディスクドライブ11とHD12と信号再生記録処理部13との駆動を制御することにより、上記特定した区間にかかるデータ(映像信号および音声信号)については記録媒体Mにダビングする際にデータ圧縮をさせなかったり圧縮させるにしても所定の低圧縮率とし、一方、上記特定した区間以外の区間にかかるデータについては記録媒体Mにダビングする際により高い圧縮率で圧縮させてダビングさせる。
このように本実施形態によれば、HD12等の記録媒体に格納されているあるコンテンツを再生したとき、再生中のユーザによる各種再生指示(早送り再生指示、話速変換再生指示、通常再生指示)の違いに応じた評価点Pが、コンテンツ内の各区間に自動的に付与される。そして、当該コンテンツのダビング指示がなされた場合には、コンテンツ内の区間のうち、所定のしきい値以上の評価点Pが付与されている区間のみが他の記録媒体にダビングされる(或いは、コンテンツ内の区間のうち、所定のしきい値以上の評価点Pが付与されている区間については、当該しきい値より低い評価点Pが付与されている区間よりも優れた画質及び又は音質でダビングされる)。そのため、コンテンツ内におけるユーザの興味の高い場面の確実なダビングと、データのダビング先となる記録媒体の容量消費の節約とを、両立することができる。
また本実施形態によれば、コンテンツ再生中にユーザが自己の欲求に従って早送り再生指示や、話速変換再生指示や、通常再生指示等を切換えるだけで、コンテンツの各区間に対して自動的に評価点が付されるため、ユーザはコンテンツの再生中、各場面に対して意識的に評価を行う必要がない。つまり、再生記録装置10がコンテンツ内でダビング対象とする区間を抽出するためにユーザに特別の作業負担を強いることが無く、それでいてユーザにとって重要性が高い場面が効率的に集められたダビング後のコンテンツが得られる。
10…再生記録装置、11…ディスクドライブ、12…HD、13…信号再生記録処理部、14…制御部、15…外部接続I/F、16…操作受付部、17…リモートコントロールI/F、18…チューナ部、20…リモートコントロール装置、21…ボタン、30…テレビジョン

Claims (5)

  1. 第一の記録媒体に記録されたコンテンツを第二の記録媒体にダビング可能なダビング装置において、
    上記第一の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生手段と、
    上記コンテンツの再生中に、再生態様の変更指示を外部から受け可能な指示受付手段と、
    上記コンテンツ内の各区間に対して、上記変更指示に基づいた再生態様の違いに応じた評価点を付与する評価手段と、
    上記コンテンツのダビング指示を受付けた場合に、上記コンテンツにおける所定のしきい値以上の評価点が付与されている区間を抽出し、当該抽出した区間を上記第二の記録媒体にダビングするダビング手段と、
    を備えることを特徴とするダビング装置。
  2. 上記評価手段は、少なくとも再生態様としての通常再生と話速変換再生と早送り再生との違いに応じて、異なる評価点を付与することを特徴とする請求項1に記載のダビング装置。
  3. 上記評価手段は、上記コンテンツ内の各区間のうち、一度のみ再生の対象となった区間については、当該一度のみの再生時の再生態様に応じた評価点を付与し、複数回再生の対象となった区間については、複数回の再生時毎の再生態様に応じた各評価点に基づいて決定した評価点を付与することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のダビング装置。
  4. 第一の記録媒体に記録されたコンテンツを第二の記録媒体にダビング可能なダビング装置において、
    上記第一の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生手段と、
    上記コンテンツの再生中に、再生態様の変更指示を外部から受け可能な指示受付手段と、
    上記コンテンツ内の各区間に対して、上記変更指示に基づいた再生態様の違いに応じた評価点を付与する評価手段と、
    上記コンテンツのダビング指示を受付けて、上記コンテンツを上記第二の記録媒体にダビングする際に、上記コンテンツにおける所定のしきい値以上の評価点が付与されている区間について、当該しきい値より低い評価点が付与されている区間よりも優れた画質及び又は音質でダビングするダビング手段と、
    を備えることを特徴とするダビング装置。
  5. 第一の記録媒体に記録されたコンテンツを第二の記録媒体にダビング可能なダビング装置において、
    上記第一の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生手段と、
    上記コンテンツの再生中に、少なくとも通常再生の指示と、話速変換再生の指示と、早送り再生の指示と、巻き戻しの指示と、シーンスキップの指示とを外部から受け可能な指示受付手段と、
    上記コンテンツ内の各区間に対して、再生態様としての通常再生と話速変換再生と早送り再生との違いに応じた評価点を付与する際に、一度のみ再生の対象となった区間については、通常再生した区間に対して最高点を付与し、話速変換再生した区間に対して2番目に高い点を付与し、早送り再生した区間に対しては3番目に高い点を付与し、複数回再生の対象となった区間については、最新の再生時の再生態様に応じた評価点と前回の再生態様に応じた評価点との平均を評価点として付与する評価手段と、
    上記コンテンツのダビング指示を受付けた場合に、上記コンテンツにおける所定のしきい値以上の評価点が付与されている区間を抽出し、当該抽出した区間を上記第二の記録媒体にダビングするダビング手段と、
    を備えることを特徴とするダビング装置。
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