JP2011112133A - オイルストレーナにおけるエア溜まり防止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルストレーナ内にエア溜まりを生じ難くする。
【解決手段】コントロールバルブボディの下部ボディ10からオイルパン30側の下方に突出形成された周壁部11と、オイル吸入口23aを有すると共に、周壁部11のオイルパン30側の開口を塞ぐカバー部材20と、を備え、オイルポンプに連通する連通口15と、オイルポンプの吐出圧を調圧するレギュレータバルブから排出されるドレンオイルの排出口16とが、周壁部11の内側に設けられたオイルストレーナ1において、連通口15と排出口16とを、それぞれ周壁部11に近接して設けると共に、周壁部11の周方向で互いに近接させ、連通口15と排出口16とを最短で結ぶ経路を横切る仕切壁17を周壁部11から延出させた。
【選択図】図2

Description

本発明は、オイルストレーナにおけるエア溜まり防止構造に関する。
車両用の自動変速機では、油圧制御回路を備えるコントロールバルブボディが、変速機ケースの下部開口を覆うオイルパン内に位置しており、オイルパンには、変速機ケース内の変速機構の潤滑や作動に用いられたオイルが回収・貯留されるようになっている。
オイルパン内のオイルは、オイルストレーナを介してオイルポンプに吸引されたのち、変速機構の潤滑や作動に再び利用されるようになっており、変速機構の作動に用いられるオイルは、オイルポンプからコントロールバルブボディに供給される。
コントロールバルブボディの油圧制御回路は、オイルポンプの吐出圧を所定圧に調圧する調圧弁(レギュレータバルブ)、オイルが通流する油路、オイルが通流する油路を切り換えるスプール、変速機構に作用するオイルの圧力を調整する調圧弁、などを備えており、オイルポンプからコントロールバルブボディに供給されたオイルは、油圧制御回路により圧力が調整されたのち、有段の自動変速機の場合には摩擦締結要素の締結に、無段のベルト式自動変速機の場合にはプーリの溝幅の変更に用いられる。
コントロールバルブボディには、調圧弁から排出されるオイル(ドレンオイル)の排出口が設けられており、通常、この排出口から排出されたオイルは、オイルパン内に排出されるようになっている。
特許文献1には、この排出口をオイルストレーナ内に位置させて、調圧弁から排出されたオイルを、オイルストレーナ内に直接排出させるようにしたものが開示されている。
特開平4−15354号公報
図4は、特許文献1に開示された構成を採用したオイルストレーナであって、(a)は、コントロールバルブボディの下部ボディ100に付設されたオイルストレーナ110を、オイルパン側の下方から見た平面図であり、(b)は、(a)におけるB−B断面図である。
オイルストレーナ110は、コントロールバルブボディの下部ボディ100からオイルパン側の下方に突出する周壁部101の開口を、カバー部材111で塞いで構成される。
下部ボディ100において周壁部101の内側には、オイルポンプの図示しない吸入油路に連通する連通口102と、コントロールバルブボディ内の調圧弁から排出されるオイルの排出口103と、が開口しており、カバー部材111には、オイルポンプの稼働時にオイルパン内のオイルをオイルストレーナ110内に吸入するための吸入口112が設けられている。
このオイルストレーナ110では、吸入口112から吸入されたオイルは、フィルタメッシュ113で夾雑物が取り除かれたのち、連通口102からオイルポンプ側に引き込まれる。
ここで、排出口103が、例えば、図4の(a)に示すように、連通口102に近接して設けられていると、排出口103から排出されたオイルと、吸入口112から吸入されたオイルとが、それぞれ、連通口102に直接向かう流れを形成して、例えば、吸入口112の連通口102とは反対側に、図中符号Aで囲んで示すように、オイルが流れにくい領域が形成されることがある。
ここで、オイルには微細な気泡が含まれており、この微細な気泡が集まって大きなエアのかたまりを形成することがある。そのため、例えばオイルストレーナの内部にオイルが流れにくい領域が存在すると、この領域内にエアのかたまりが集まってエア溜まりを形成することがある。
この状態で、オイルポンプの回転数が上昇してオイルポンプの吐出量が増大すると、連通口102における吸入力が増大し、エア溜まりの気泡がオイルポンプに引き込まれることがある。かかる場合、このオイルポンプ内に引き込まれたエアのかたまりが、変速機構の摩擦締結要素に供給された際に、締結圧の低下を引き起こして、ショックを生ずることがあった。
そこで、オイルストレーナ内にエア溜まりを生じ難くすることが求められている。
本発明は、オイルポンプの吐出圧を所定圧に調整する調圧弁を備えるバルブボディから、オイルパン側の下方に突出して形成された周壁部と、オイルパン内のオイルの吸入口を有するカバー部材と、を備え、周壁部の前記オイルパン側の開口を、カバー部材で塞いで形成されるオイルストレーナにおいて、オイルポンプの吸入油路に連通する連通口と、調圧弁から排出されるオイルの排出口とを、それぞれ周壁部に近接して周壁部の内側に設けると共に周壁部の周方向で互いに近接させ、連通口と排出口とを直線で結ぶ経路を横切る仕切壁を前記周壁部から延出させた構成のオイルストレーナにおけるエア溜まり防止構造とした。
本発明によれば、排出口から排出されたオイルは、連通口と排出口とを直線で結ぶ経路が仕切壁により遮られているので、オイルストレーナ内を周壁部の内周に沿って迂回して、連通口に向けて通流する流れを形成する。よって、オイルストレーナ内では、略全領域に亘ってオイルの流れが形成されて、オイルが流れ難い領域が形成されないので、オイルストレーナ内にエア溜まりが生じにくくなる。
実施の形態にかかるオイルストレーナの分解斜視図である。 実施の形態にかかるオイルストレーナをオイルパン側から見た平面図である。 実施の形態にかかるオイルストレーナの断面図である。 従来例にかかるオイルストレーナをオイルパン側から見た平面図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、コントロールバルブボディの下部ボディ10に付設されたオイルストレーナ1を、オイルパン側の斜め下方から見た分解斜視図である。図2は、オイルストレーナ1をオイルパン側の下方から見た平面図であって、オイルストレーナ1内に形成される油路18を説明するために、カバー部材20で隠れたオイルストレーナ1の内部を、仮想線で示した図である。図3の(a)は、図2におけるA−A断面図であり、(b)は、図2におけるB−B断面図である。
図1に示すように、オイルストレーナ1は、コントロールバルブボディの下部ボディ10に設けられた周壁部11の開口を、カバー部材20で覆って(塞いで)構成される。
コントロールバルブボディは、油溝が形成されたバルブボディ(上部ボディ、下部ボディ10)の間にセパレートプレートを挟み込んで形成され、オイルポンプの吐出圧を所定圧に調圧するレギュレータバルブ(調圧弁)、オイルが通流する油路、オイルが通流する油路を切り換えるスプール、変速機構に作用するオイルの圧力を調整する調圧弁、などを備える油圧制御回路が、内部に設けられている。
下部ボディ10のオイルパンとの対向面には、オイルポンプの図示しない吸入油路に連通する連通口15と、レギュレータバルブから排出されるオイル(ドレンオイル)の排出口16と、が開口している。
連通口15と排出口16は、下部ボディ10から図示しないオイルパン側の下方に突出する周壁部11の内側で、それぞれ周壁部11に近接して設けられており、これらは、周壁部11の周方向で互いに近接して配置されている。また、連通口15は、排出口16よりも大きい開口径で形成されている。
ここで、排出口16から排出されるオイルを、レギュレータバルブのドレンオイルとしたのは、レギュレータバルブは、コントロールバルブボディ内において最もオイルポンプに近い上流側に位置しているので、スプール弁や他の調圧弁のドレンオイルに比べて、オイルに含まれる夾雑物の量が極めて少なく、オイルストレーナ1の後記するフィルタメッシュ24を通過させて夾雑物を除去する必要がないこと、レギュレータバルブのドレンオイルは、スプール弁や他の調圧弁のドレンオイルに比べて量が多く、流速が速くかつ圧力も大きいので、後記するオイルストレーナ1の上部空間S1内に、オイルの流れを十分に形成できること、からである。
周壁部11では、ボルト孔13を有するボルトボス部12が一体に形成されており、ボルトボス部12は、周壁部11の周方向で、間隔を空けて複数設けられている。
周壁部11およびボルトボス部12のオイルパン30側の端面11a、12aは、周方向の全周に亘って面一に形成されており、カバー部材20のフランジ部22が載置されて、ボルト(図示せず)で固定されるようになっている。
図1および図3に示すように、カバー部材20は、オイルパン30側に膨出する膨出部21と、膨出部21の外周の全周に亘って設けられたフランジ部22とを備えており、断面ハット形状を有している。
フランジ部22は、周壁部11に載置可能な形状で形成されており、周壁部11のボルト孔13に整合する位置に、ボルト挿通孔22aが形成されている。
図2に示すように、平面視において膨出部21は、周壁部11よりも内側部分が、オイルパン30側に膨出するように形成されており、この膨出部21には、平面視において略矩形形状のオイル吸入口23aを有する突出部23が設けられている。
図3の(b)に示すように、突出部23は、図中仮想線で示すオイルパン30側(下部ボディ10とは反対側)の下方に突出して設けられており、オイルストレーナ1が下部ボディ10に付設された状態において、少なくとも突出部23が、オイルパン30内に貯留されたオイルOL内に位置するようになっている。
図2に示すように、オイル吸入口23aは、連通口15と排出口16から見て、周壁部11で囲まれた領域の中央側に位置している。
図3に示すように、カバー部材20の下部ボディ10との対向面には、オイルポンプ側に吸引されるオイルへの夾雑物の混入を防止するためのフィルタメッシュ24が、全面に亘って設けられている。オイルストレーナ1内の空間Sは、フィルタメッシュ24を境にして下部ボディ10側の上部空間S1と、オイルパン30側の下部空間S2とに区画されており、両空間S1、S2の間のオイルの移動がフィルタメッシュ24を介して行われるようになっている。
なお、実施の形態では、排出口16を介して上部空間S1内に排出されるオイルは、レギュレータバルブからドレンされたオイルであるが、オイルパン30側の下部空間S2の圧力よりも低いので、S1からS2への流れが発生し難い、そして、目開きの小さい夾雑物濾過用のフィルタメッシュ24が採用されていることから、オイルポンプの稼働時には、下部空間S2から上部空間S1へのオイルの移動のみが起こり、上部空間S1から下部空間S2への移動がほとんど起こらないようになっている。
さらに、実施の形態では、オイルストレーナ1を備える自動変速機が車両に搭載された状態において、下部空間S2の方が上部空間S1よりも地上側に位置するようになっている。そのため、オイルストレーナ1においてオイル内の気泡が集まると、上部空間S1内の下部ボディ10側にエア溜まりが形成されるようになっている。
この上部空間S1内に位置する周壁部11では、図2に示すように、周壁部11の内側に延びる仕切壁17が、連通口15と排出口16とを直線で結ぶ経路を横切って(遮って)設けられている。なお、仮想線IM1における連通口15の略中心C2と排出口16の略中心C3の間部分が、この直線で結ぶ経路に相当する。
仕切壁17は、コントロールバルブボディの下部ボディ10と一体に形成されており、連通口15が接するボルトボス部12Aと排出口16が接するボルトボス部12Bとの間のボルトボス部12Cの内周から、直線状に延びている。
仕切壁17は、フィルタメッシュ24の近傍に及ぶ高さh(図3の(a)参照)であって、周壁部11よりも若干低い高さで形成されており、上部空間S1内(オイルストレーナ1の下部ボディ10側の上部)には、仕切壁17と周壁部11とにより、排出口16が一端側に位置すると共に連通口15が他端側に位置する油路18が、周壁部11の内周に沿って形成されている。
そのため、オイルポンプの稼働時に排出口16から油路18内に排出されたオイルのうち、上部空間S1内のオイルは、オイルポンプの吸引力により、油路18内を連通口15が形成された下流側に向けて、周壁部11に沿って通流するようになっている。
ここで、仕切壁17の先端部17aは、平面視において、連通口15の略中心C2と、排出口16の略中心C3とを結ぶ仮想線IM1に平行な仮想線であって、オイル吸入口23aの略中心C1を通る仮想線IM2と交差する位置まで延びている。よって、仕切壁17と周壁部11とで形成される油路18は、仕切壁17の先端部17aを境にして上流18a側と下流18b側で、通流方向が略反転するようになっている。
図2および図3に示すように、仕切壁17は、先端部17aよりも上流18a側の幅W1の方が、下流18b側の幅W2よりも狭くなるように設けられており、仕切壁17と周壁部11との離間距離は、下流18b側では、先端部17a側に向かうにつれて、大きくなっている。
また、上流18a側では、上流18aから下流18bに向かうオイルの流速を確保するために、離間距離が僅かに狭くなる先端部17a側を除いて、離間距離が略一定に保たれている。
ここで、実施の形態では、油路18の上流18a側の流路断面積のうち最も断面積が小さい部分が、少なくとも排出口16の断面積よりも大きくなるように、仕切壁17が設けられている。そのため、図2に示す油路18の場合においては、先端部17aにおける流路断面積が、少なくとも排出口16の断面積よりも大きくなるように、先端部17aと周壁部11との離間距離W1aが設定されている。従来のオイルストレーナと比べて圧力損失が大きくなりすぎて、オイルストレーナ1内を通流するオイルの流速が下がりすぎないようにするためである。
図2および図3に示すように、油路18の下流18b側の幅W2は、オイル吸入口23aの開口幅W3よりも大きくなっている。オイル吸入口23aは、下流18b側において、周壁部11(ボルトボス部12)側に位置しており、排出口16から排出されて油路18の上流18a側から下流18b側に向けて流れるオイルが通過可能なスペースが、仕切壁17側に確保されている。
油路18の上流18a側から下流18b側に向けて流れるオイルのうち、仕切壁17側を流れる流速の速いオイルが、オイル吸入口23aからオイルストレーナ1内に吸引されたオイルにより、流れを大きく妨げられることなく、連通口15に到達できるようにするためである。
また、仕切壁17から離れて周壁部11側を流れる流速の遅いオイルが、オイル吸入口23aから吸入されて連通口15に向かう流れの速いオイルに引き寄せられて、オイル吸入口23aから吸入されたオイルと共に、連通口15に向かうようにするためである。
このような構成のオイルストレーナ1によると、図示しないオイルポンプが稼働されると、オイルパン30内のオイルは、オイル吸入口23aからオイルストレーナ1内に吸引されたのち、連通口15を通ってオイルポンプに吸引される。そして、オイルポンプからコントロールバルブボディに供給されたオイルのうち、レギュレータバルブのドレンオイルは、排出口16からオイルストレーナ1の上部空間S1内に排出される。
この際、排出口16からオイルストレーナ1内に排出されたオイルは、オイルポンプの吸引力により連通口15側に吸引されることになるが、オイルストレーナ1内には、仕切壁17により形成される油路18が、周壁部11の内周に沿って形成されており、排出口16は、この油路18において連通口15とは反対側の端部に位置しているので、排出口16から排出されたオイルは、オイルストレーナ1の上部空間S1内を油路18に沿って流れたのちに連通口15に到達する。ここで、上部空間S1は、自動変速機において、地上面を基準として、エアが溜まりやすいオイルストレーナ1の上側に位置している。そのため、オイルストレーナ1内のエア溜まりの生じやすい上部側(下部ボディ10側)には、全領域に亘ってひと筋のオイルの流れが形成されて、オイルが流れ難い領域が形成されないので、オイルストレーナ1内にエア溜まりが生じにくくなる。
以上の通り、実施の形態では、オイルポンプの吐出圧を所定圧に調整するレギュレータバルブを内部に備えるバルブボディの下部ボディ10から、オイルパン30側の下方に突出して形成された周壁部11と、オイルパン30内のオイルを吸入するオイル吸入口23aを有するカバー部材20と、を備え、周壁部11のオイルパン30側の開口を、カバー部材20で覆って形成されるオイルストレーナ1において、オイルポンプの吸入油路に連通する連通口15と、レギュレータバルブから排出されるオイルの排出口16とを、それぞれ周壁部11に近接して周壁部11の内側に設けると共に、周壁部11の周方向で互いに近接させ、連通口15と排出口16とを直線で結ぶ経路を横切る仕切壁17を周壁部11から延出させて、排出口16が一端側に、連通口15が他端側に位置する油路18を、周壁部11の内周に沿って形成した構成のオイルストレーナにおけるエア溜まり防止構造とした。
このように構成すると、排出口16から排出されたオイルは、オイルストレーナ1の上部側(下部ボディ10側)を周壁部11の内周に沿って、連通口15が設けられた他端側に向かって通流するひと筋のオイルの流れを形成する。よって、オイルストレーナ1内のエア溜まりの生じやすい上部側(下部ボディ10側)には、全領域に亘ってひと筋のオイルの流れが形成されて、オイルが流れ難い領域が形成されないので、オイルストレーナ1内にエア溜まりが生じにくくなる。よって、エアの吸い込みに起因するオイルポンプでの異音の発生や、締結油圧の油圧低下によるショックなどの発生を好適に防止できるようになる。
とくに、レギュレータバルブのドレンオイルが排出口16から排出されるように構成したので、コントロールバルブボディ内のスプール弁や他の調圧弁のドレンオイルを排出させる場合よりも確実に、周壁部11の内周に沿って連通口15が設けられた他端側に向かって通流するひと筋のオイルの流れを、夾雑物の少ないオイルで形成できる。
これは、レギュレータバルブは、コントロールバルブボディ内において最もオイルポンプに近い上流側に位置しているので、スプール弁や他の調圧弁のドレンオイルに比べて、オイルに含まれる異物の量が極めて少ないこと、レギュレータバルブのドレンオイルは、オイルの流れを形成するのに十分な、量、流速、そして圧力を、スプール弁や他の調圧弁のドレンオイルに比べて備えているからである。
さらに、図2に示すように、オイルストレーナ1をオイルパン30側の下方から見た平面視において、オイル吸入口23aは、油路18における排出口16と連通口15の間に位置しており、排出口16から連通口15に向かうオイルの流れの途中に位置している構成とした。
このように構成すると、オイルストレーナ1の上部空間S1内の全体に亘ってオイルの流れを形成することができるので、エア溜まりの発生を確実に防止できるようになる。
また、オイルストレーナ1をオイルパン30側の下方から見た平面視において、仕切壁17は、連通口15の中心と排出口16の中心とを結ぶ仮想線IM1に平行な直線であって、オイル吸入口23aの中心を通る仮想線IM2と交差する位置まで延出していること構成とした。
このように構成すると、排出口16からオイルストレーナ1の上部空間S1内に排出されたのち連通口15に向かって流れるオイルは、オイル吸入口23aからみて、連通口15とは反対側から、連通口15に向けて流れるようになる。よって、オイルストレーナ1の上部空間S1内にオイルの流れ難い領域が形成されにくくなるので、オイルストレーナ1内にエア溜まりがより生じにくくなる。
とくに、仕切壁17の先端部17aを境にして、油路18の上流18a側(排出口16側)の幅W1の方が、下流18b側(連通口15側)の幅W2よりも狭くなるように仕切壁17が設けられており、上流18a側における流度断面積の最も小さい部分が、排出口16の断面積よりも大きくなるようにしたので、従来のオイルストレーナと比べて圧力損失が大きくなりすぎて、オイルストレーナ1内を通流するオイルの流速が下がりすぎることがない。
また、オイルストレーナ1をオイルパン30側の下方から見た平面視において、カバー部材20のオイル吸入口23aは、油路18の下流18b側で、周壁部11寄りに設けられており、排出口16から排出されて油路18の上流18a側から下流18b側に向けて流れるオイルが通流可能なスペースが、仕切壁17側に確保されている構成とした。よって、仕切壁17側を流れる排出口16からのオイルの流れが、オイル吸入口23aからオイルストレーナ1に吸引されたオイルにより、大きく妨げられることがない。
さらに、仕切壁17は、コントロールバルブボディの下部ボディ10と一体に形成されている構成とした。
このように構成すると、下部ボディ10の鋳造時に、下部ボディ10と一体に仕切壁17を形成することができ、仕切壁17を設けるための別工程を必要としない。よって、仕切壁17を設けるための製作コストが上昇することがない。
実施の形態では、直線状の仕切壁17の先端部17aが、仮想線IM2(図2参照)と交差する位置まで延びている構成としたが、オイル吸入口23aから見て連通口15とは反対側のエア溜まりの生じやすい領域にオイルの流れを形成できる範囲内で、仕切壁17の形状および範囲は適宜変更可能である。
例えば、図2に示すように、平面視において、連通口15の略中心C2を中心とし、略中心C2から最も離れた位置にあるオイル吸入口23aの縁を通過する仮想円弧IM3を基準として、連通口15とは反対側(図2において下側)に先端部17aが位置するように仕切壁17を形成し、油路18の上流18a側における仕切壁17と周壁部11との離間距離が、下流18b側の離間距離よりも狭く、かつ上流18aにおける先端部17aの流度断面積が、排出口16の断面積と略同じ若しくは僅かに大きくなるように形成されていれば、オイルストレーナ1内にレギュレータバルブのドレンオイルによりひと筋のオイルの流れを形成できるので、仕切壁17は、平面視において直線状に形成されていても、曲線状に湾曲して形成されていても、途中で屈曲して形成されていても良い。
1 オイルストレーナ
10 下部ボディ
11 周壁部
12(12A〜12C) ボルトボス部
13 ボルト孔
15 連通口
16 排出口
17 仕切壁
17a 先端部
18 油路
18a 上流
18b 下流
20 カバー部材
21 膨出部
22 フランジ部
23 突出部
23a オイル吸入口
24 フィルタメッシュ
30 オイルパン
100 下部ボディ
101 周壁部
102 連通口
103 排出口
110 オイルストレーナ
111 カバー部材
112 吸入口
113 フィルタメッシュ
S1 上部空間
S2 下部空間

Claims (4)

  1. オイルポンプの吐出圧を所定圧に調整する調圧弁を備えるバルブボディから、オイルパン側の下方に突出して形成された周壁部と、
    前記オイルパン内のオイルの吸入口を有するカバー部材と、を備え、
    前記周壁部の前記オイルパン側の開口を、前記カバー部材で覆って形成されるオイルストレーナにおいて、
    前記オイルポンプの吸入油路に連通する連通口と、前記調圧弁から排出されるオイルの排出口とを、それぞれ前記周壁部に近接して前記周壁部の内側に設けると共に、前記周壁部の周方向で互いに近接させ、
    前記連通口と前記排出口とを直線で結ぶ経路を横切る仕切壁を前記周壁部から延出させたことを特徴とするオイルストレーナにおけるエア溜まり防止構造。
  2. 前記オイルストレーナを前記オイルパン側の下方から見た平面視において、前記吸入口は、前記排出口から前記連通口に向かうオイルの流れの途中に位置していることを特徴とする請求項1に記載のオイルストレーナにおけるエア溜まり防止構造。
  3. 前記オイルストレーナを前記オイルパン側の下方から見た平面視において、前記仕切壁は、前記連通口の中心と前記排出口の中心とを結ぶ直線に平行な直線であって、前記吸入口の中心を通る直線と交差する位置まで延出していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオイルストレーナにおけるエア溜まり防止構造。
  4. 前記仕切壁は、コントロールバルブボディと一体に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のオイルストレーナにおけるエア溜まり防止構造。
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