JP2005240820A - フィルタ回路構造 - Google Patents

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Shotaro Nagai
祥太郎 永井
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Abstract

【課題】 バルブボディを有効活用することができるフィルタ回路構造を提供する。
【解決手段】 ロアボディ12に第1経路32を形成し、第1経路32の延長上に第3経路35を形成する。第3経路35と第1経路32間にフィルタ33を設け、メッシュ52を通過したオイルの流出口54が開口したフィルタ33端部をセパレートプレート13に圧接する。アッパボディ11に第2経路34を形成する。第2経路34の端部をフィルタ33の真上に配置し、当該第2経路34を第1経路32に沿って延設する。セパレートプレート13にオリフィス41を設け、メッシュ52を通過して流出口54から流出したオイルを、セパレートプレート13のオリフィス41を介して第2経路34に供給する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、油圧経路上に設けられたフィルタにより構成されるフィルタ回路構造に関する。
従来、オートマチックトランスミッションには、図4に示すように、油圧回路101がバルブボディ102に形成されている。
該バルブボディ102に形成された油圧経路上には、制御用の電磁弁が設けられており(図示省略)、該電磁弁の上流には、当該バルブボディ102に残留又はトランスミッション作動時の発生した夾雑物等のコンタミを捕捉するフィルタ111が設けられている。これにより、前記油圧経路には、前記フィルタ111より上流側を構成する第1経路112と、前記フィルタ111を通過したオイルが通流する第2経路113と、前記フィルタ111を通過しないオイルが通流する第3経路114とが形成されている。
すなわち、前記バルブボディ102を構成するロアボディ121には、前記第1経路112が形成されており、該第1経路112の先端には、前記フィルタ111が設けられている。また、前記ロアボディ121には、前記第1経路112より分岐する前記第3経路114が形成されており、該第3経路は、前記第1経路先端の前記フィルタ111を迂回するように形成されている。
このフィルタ111は、当該フィルタ111を通過したオイルを流出する流出口が、セパレートプレート122に形成されたオリフィス123を介して、アッパボディ124に設けられた第2経路113に接続されており、前記第1経路112は、前記第2経路113と前記第3経路114とに分岐されている。
しかしながら、フィルタ回路構造にあっては、油圧回路を構成する各経路112〜114が横方向へ広がるように構成されている。このため、他の油圧経路を近接して形成する等の有効活用ができなかった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、バルブボディを有効活用することができるフィルタ回路構造を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明のフィルタ回路構造にあっては、バルブボディが、セパレートプレートを介して接続されたボディを備えてなり、当該バルブボディに形成されたオイルの通流経路が、上流側を構成する第1経路と、該第1経路からのオイルをフィルタを介して通流させる第2経路と、前記第1経路からのオイルを前記フィルタを介さずに通流させる第3経路とによって構成されたフィルタ回路構造において、前記セパレートプレートを境とした一方のボディに、前記第1経路を形成するとともに、該第1経路の延長上に前記第3経路を形成し、前記第1経路と前記第3経路との間にフィルタを配設する一方、前記セパレートプレートを境とした他方のボディに前記第2経路を形成し、前記フィルタを通過したオイルが流出する当該フィルタの流出口を、前記セパレートプレートに設けられた通流孔を介して前記第2経路に接続した。
すなわち、オイルが供給される上流側の第1経路と、該第1経路からのオイルをフィルタを介さずに通流させる第3経路とは、セパレートプレートを境とした一方のボディに形成されており、前記第3経路は、前記第1経路の延長上に形成されている。
一方、前記第1経路からのオイルをフィルタを介して通流させる第2経路は、前記セパレートプレートを境とした他方のボディに形成されており、前記フィルタを通過したオイルは、前記セパレートプレートに設けられた通流孔を介して、前記第2経路に供給される。
これにより、前記バルブボディの他方のボディに形成された前記第2経路と、前記バルブボディの一方のボディに形成された前記第1経路及び前記第3経路とを、前記セパレートプレートを境とした両側に隣接して配置することができる。
以上説明したように本発明のフィルタ回路構造にあっては、バルブボディの一方のボディに形成された第1経路及び第3経路と、前記バルブボディの他方のボディに形成された第2経路とを、両ボディを区画するセパレートプレートを境とした両側、つまりバルブボディの厚み方向に隣接して配置することができる。
したがって、フィルタを通過しないオイルが通流する経路を、フィルタを通過したオイルが通流する経路に対して横方向へ迂回して形成しなければならなかった従来と比較して、オイルが通流する各経路の横方向へ広がりを防止することができる。これにより、他の油圧経路を当該油圧経路に近接して形成する等の有効活用を図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるフィルタ回路構造を備えたバルブボディ1を示す図であり、該バルブボディ1には、オートマチックトランスミッションでの油圧を制御する電磁弁やスプールバルブ等が設けられている(図示省略)。
このバルブボディ1は、例えば一方のボディとしてのアッパボディ11と、他方のボディであるロアボディ12とが積層されてなり、両ボディ11,12の間には、セパレートプレート13が配設されている。なお、前記アッパボディ11と前記ロアボディ12との間に、セパレートプレートを介してインナボディをさらに積層して構成しても良い。
このバルブボディ1には、オートマチックトランスミッションを制御する油圧回路が形成されており、該油圧回路には、図2に示すように、前記フィルタ回路21が構成されている。
該フィルタ回路21は、前記バルブボディ1に形成されたオイルの通流経路31上に形成されており、該通流経路31は、元圧を発生するポンプからのオイルが供給される上流側の第1経路32と、該第1経路32からのオイルをフィルタ33を介して通流させる第2経路34と、前記第1経路32からのオイルを前記フィルタ33を介さずに通流させる第3経路35とによって構成されている。
前記第2経路34を通流するオイルは、オリフィス41を介して電磁弁へ供給されるように構成されており、当該バルブボディ1に残留した夾雑物又はトランスミッション作動時の発生した夾雑物等からなるコンタミを前記フィルタ33によってオイルから除去して前記電磁弁へ供給できるように構成されている。また、前記第3経路35を通流するオイルは、スプールバルブ側へ供給されるように構成されている。
すなわち、前記セパレートプレート13を境とした一方のボディである前記ロアボディ12には、図3に示すように、前記第1経路32が形成されており、該第1経路32の延長上には、前記第3経路35が形成されている。該第3経路35と前記第1経路32との間には、フィルタ取付部51が設けられており、該フィルタ取付部51には、前記フィルタ33が取り付けされている。該フィルタ33は、有底の円筒状に形成されており、周面には、前記コンタミを濾過するメッシュ52が形成されている。また、前記フィルタ33の底面と前記フィルタ取付部33との間には、コイルスプリン53が配設されており、前記メッシュ52を通過したオイルの流出口54が開口する当該フィルタ33端部が前記セパレートプレート13に圧接されている。
一方、該セパレートプレート13を境とした他方のボディである前記アッパボディ11には、前記第2経路34が形成されている。この第2経路34は、端部が前記フィルタ33の真上に位置するように配置されているとともに、前記第1経路32に沿って延在するように形成されている。そして、前記セパレートプレート13には、通流孔としての前記オリフィス41が前記フィルタ33の前記流出口54の真上に開設されており、前記メッシュ52を通過して前記流出口54から流出したオイルが、前記セパレートプレート13の前記オリフィス41を介して前記第2経路34に供給されるように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、オイルが供給される上流側の第1経路32と、該第1経路32からのオイルをフィルタ33を介さずに通流させる第3経路35とは、セパレートプレート13を境としたロアボディ12に形成されており、前記第3経路35は、前記第1経路32の延長上において直線状に形成されている。
一方、前記第1経路32からのオイルを前記フィルタ33を介して通流させる第2経路34は、前記セパレートプレート13を境としたアッパボディ11に形成されており、前記フィルタ33を通過したオイルは、前記セパレートプレート13に設けられたオリフィス41を介して、前記第2経路34に供給されている。
これにより、前記アッパボディ11に形成された前記第2経路34と、前記ロアボディ12に形成された前記第1経路32とを、前記セパレートプレート13を境とした両側に、つまりバルブボディ1の厚み方向に隣接して配置することができる。
したがって、フィルタを通過しないオイルが通流する経路を、フィルタを通過したオイルが通流する経路に対して横方向へ迂回して形成しなければならなかった従来と比較して、オイルが通流する各経路32,34,35の横方向へ広がりを防止することができる。これにより、他の油圧経路を当該油圧経路31に近接して形成する等の有効活用を図ることができる。
本発明の一実施の形態を示す分解斜視図である。 同実施の形態のフィルタ回路を示す回路図である。 (a)は同実施の形態の要部を示す図であり、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図である。 (a)は従来例の要部を示す図で、(b)は(a)のB−B線に沿った断面図であり、(c)は(a)のC−C線に沿った断面図である。
符号の説明
1 バルブボディ
11 アッパボディ
12 ロアボディ
13 セパレートプレート
21 フィルタ回路
31 通流回路
32 第1経路
33 フィルタ
34 第2経路
35 第3経路
41 オリフィス
54 流出口

Claims (1)

  1. バルブボディが、セパレートプレートを介して接続されたボディを備えてなり、当該バルブボディに形成されたオイルの通流経路が、上流側を構成する第1経路と、該第1経路からのオイルをフィルタを介して通流させる第2経路と、前記第1経路からのオイルを前記フィルタを介さずに通流させる第3経路とによって構成されたフィルタ回路構造において、
    前記セパレートプレートを境とした一方のボディに、前記第1経路を形成するとともに、該第1経路の延長上に前記第3経路を形成し、前記第1経路と前記第3経路との間にフィルタを配設する一方、
    前記セパレートプレートを境とした他方のボディに前記第2経路を形成し、前記フィルタを通過したオイルが流出する当該フィルタの流出口を、前記セパレートプレートに設けられた通流孔を介して前記第2経路に接続したことを特徴とするフィルタ回路構造。
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