JP2011109757A - 電気自動車の充電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を高めることが出来るようにする。
【解決手段】電気自動車(10)に対して接続ケーブル(32)を介して接続される充電施設(FC1)を有する、電気自動車の充電システムである。このシステムは、充電施設(FC1)には、電気自動車のバッテリ(12)に対して給電する電源(31)と、電気自動車(10)に設けられた制御装置(21A)との間で車両用情報を送受信する情報装置(42A)とが設けられ、接続ケーブル(32)は、バッテリ(12)と電源(31)とを着脱可能に接続し且つ制御装置(21A)と情報装置(42A)とを着脱可能に接続するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気自動車の充電システムに関するものである。
近年、エンジンから排出される排気ガス量を抑制するニーズの高まりや、石油燃料の価格の高騰といった状況を背景に、電気自動車の存在が脚光を浴びている。このような電気自動車にはバッテリおよび電気モータが搭載され、バッテリに蓄えられている電力を用いて電気モータが駆動することで、電気自動車が走行するようになっている。
電気自動車に搭載されたバッテリは、一般的に、電気自動車の外部から電力を供給することで充電されるようになっている。なお、このような電気自動車用バッテリの充電に関する技術を示す文献の一例としては、以下の特許文献1が挙げられる。
特開2006−20438号公報
ところで、電気自動車には、障害物を検出するコーナセンサや、道路に関する様々な情報をドライバに提供するナビゲーションシステム、或いは、乗員に音楽や映像を提供するオーディオ・ビジュアルシステムといった、種々の電装機器が搭載されることが一般的になりつつある。
もっとも、これらの電装機器は、電気自動車に限らず、エンジンによって走行する一般的な自動車においても広く用いられているものである。
しかしながら、本発明者は、電気自動車を使用するためには、バッテリの充電が必ず求められることに着目し、このような電装機器をより活用することが出来ることを発見した。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、ユーザの利便性を高めることが出来る、電気自動車の充電システムを提供することを目的とする。
本発明の電気自動車の充電システムは、電気自動車と、接続ケーブルを介して該電気自動車と接続される充電施設とを有する、電気自動車の充電システムであって、該電気自動車には、バッテリと、該バッテリに蓄えられた電力によって駆動する電動モータと、該バッテリに蓄えられた電力によって作動する電装機器とが設けられ、該充電施設には、該電気自動車の該バッテリに対して給電する電源と、該制御装置によって処理される車両用情報を該制御装置とが設けられ、該接続ケーブルは、該バッテリと該電源とを着脱可能に接続し且つ該制御装置と該情報装置とを着脱可能に接続することを特徴としている。
また、本発明の電気自動車の充電システムは、該充電施設には、防犯装置が設けられ、該情報装置には、該防犯装置を制御する防犯管理部が設けられ、該電気自動車には、該電気自動車の周辺に存する物体を検出する障害物センサが該電装機器として設けられ、該障害物センサを制御する運転支援コントローラが該制御装置として設けられ、該運転支援コントローラは、該接続ケーブルにより該充電施設と該電気自動車とが接続された状態で且つ該障害物センサが物体を検出した場合、該障害物センサによる物体の検出が行なわれた旨の信号である物体検出信号を該車両用情報として該接続ケーブル経由で該防犯管理部に送信し、該防犯管理部は、該運転支援コントローラから該物体検出信号を受信すると該防犯装置を作動させることを特徴としている。
また、本発明の電気自動車の充電システムは、該充電施設の該情報装置には、該車両用情報としての警告音データを管理する警告音データ管理部が設けられ該電気自動車には、該電気自動車の車外周囲に対して該電気自動車の存在を知らしめる警告音を発する車外用スピーカが該電装機器として設けられるとともに、該車外用スピーカを制御する警告音コントローラが該制御装置として設けられ、該警告音コントローラは、該接続ケーブルにより該充電施設と該電気自動車とが接続された状態で、該充電施設の該警告音データ管理部で管理された該警告音データを該警告音の音色として設定することを特徴としている。
また、本発明の電気自動車の充電システムは、該充電施設の該情報装置には、該車両用情報としての注意音データを管理する注意音データ管理部が設けられ、該電気自動車には、該電気自動車の車室内の乗員に対して注意音を発する注意音生成装置が該電装機器として設けられ、該注意音生成装置を制御する注意音コントローラが該制御装置として設けられ、該注意音コントローラは、該接続ケーブルにより該充電施設と該電気自動車とが接続された状態で、該充電施設の該注意音データ管理部で管理された該注意音データを該注意音生成装置から発せられる該注意音の音色として設定することを特徴としている。
また、本発明の電気自動車の充電システムは、該充電施設の該情報装置には、該車両用情報としての施設側ナビゲーション情報を管理するナビゲーション情報管理部が設けられ、該電気自動車には、該車両用情報としての車両側ナビゲーション情報を該電気自動車のユーザに提供するナビゲーション機器が該電装機器として設けられるとともに、該ナビゲーション機器を制御するナビゲーションコントローラが該制御装置として設けられ、該ナビゲーションコントローラは、該接続ケーブルにより該充電施設と該電気自動車とが接続されると、該充電施設のナビゲーション情報管理部で管理された該施設側ナビゲーション情報および該ナビゲーション機器で用いられる該車両側ナビゲーションの削除,追加および/または入れ替えを行なうことを特徴としている。
また、本発明の電気自動車の充電システムは、該充電施設の該情報装置には、映像情報および音情報のうち少なくとも一方が含まれる該車両用情報としての施設側エンタテイメント情報を管理するエンタテイメント情報管理部ユニットが設けられ、該電気自動車には、映像情報および音情報のうち少なくとも一方が含まれる該車両用情報としての車両側エンタテイメント情報を該電気自動車のユーザに提供するエンタテイメント機器が該電装機器として設けられるとともに、該エンタテイメント機器を制御するエンタテイメントコントローラが該制御装置として設けられ、該エンタテイメントコントローラは、該接続ケーブルにより該充電施設と該電気自動車とが接続されると、該充電施設のエンタテイメント情報管理部で管理された該施設側エンタテイメント情報および該エンタテイメント機器で用いられる該車両側エンタテイメント情報の削除,追加および/または入れ替えを許可することを特徴としている。
また、本発明の電気自動車の充電システムは、該充電施設が商業施設であって、該商業施設の該情報装置には、該商業施設に関する情報を含む該車両用情報としての店舗情報を管理する店舗情報管理部が設けられ、該電気自動車には、該店舗情報を該電気自動車の乗員に提供する店舗情報機器と、該店舗情報を保存する店舗情報保存部とが、該電装機器として設けられるとともに、該店舗情報機器を制御する店舗情報コントローラが該制御装置として設けられ、該店舗情報コントローラは、該接続ケーブルにより該商業施設と該電気自動車とが接続されると、該商業施設の該店舗情報管理部で管理された該店舗情報を取り込んで該店舗情報保存部に保存することを特徴としている。
また、本発明の電気自動車の充電システムは、該電気自動車は、該電気自動車の車内に該乗員が存することを検出する乗員検出手段を有し、該店舗情報コントローラは、該接続ケーブルによる該商業施設と該電気自動車との接続が解除され、且つ、該乗員検出手段により該電気自動車の該車内に該乗員が存することが検出されると、該店舗情報機器を介して該店舗情報保存部に保存された該店舗情報を該乗員に提供することを特徴としている。
本発明の電気自動車の充電システムによれば、バッテリの充電に際し電装機器を活用することで、ユーザの利便性を高めることが出来る。
第1実施形態に係る電気自動車の充電システムおよび電気自動車を示す模式図である。 第1実施形態に係る電気自動車の充電システムおよび電気自動車の動作を示す模式的なフローチャートである。 第2実施形態に係る電気自動車の充電システムおよび電気自動車を示す模式図である。 第2実施形態に係る電気自動車の充電システムおよび電気自動車の動作を示す模式的なフローチャートである。 第3実施形態に係る電気自動車の充電システムおよび電気自動車を示す模式図である。 第3実施形態に係る電気自動車の充電システムおよび電気自動車の動作を示す模式的なフローチャートである。 第4実施形態に係る電気自動車の充電システムおよび電気自動車を示す模式図である。 第4実施形態に係る電気自動車の充電システムおよび電気自動車の動作を示す模式的なフローチャートである。 第5実施形態に係る電気自動車の充電システムおよび電気自動車を示す模式図である。 第5実施形態に係る電気自動車の充電システムおよび電気自動車の動作を示す模式的なフローチャートである。 第6実施形態に係る電気自動車の充電システムおよび電気自動車を示す模式図である。 第6実施形態に係る電気自動車の充電システムおよび電気自動車の動作を示す模式的なフローチャートである。
〔第1実施形態〕
図1および図2を用いて、本発明の第1実施形態に係る電気自動車の充電システムについて説明する。また、本実施形態においては、電気自動車10のユーザの自宅である家屋FC1に一般的な家庭用電源(例えば、単相交流100V電源や単相交流200V電源など)が設けられ、この家屋FC1が電気自動車10の充電施設である場合を例にとって説明する。
電気自動車10には、バッテリユニット12,モータユニット13,インバータ14,車載充電器15,DC−DCコンバータ16,車載通信アダプタ17,電力制御ECU(Electronic Control Unit)18および運転支援コントローラ(制御装置)21Aが搭載されている。
バッテリユニット(バッテリ)12は、互いに直列に接続された複数のバッテリモジュール(図示略)をバッテリケース19に内蔵したものであって、高電圧(例えば、300V程度)の電力を出力することが出来るようになっている。なお、バッテリモジュールは、図示しない複数のリチウムイオンバッテリセルが互いに直列に接続されたものであって、バッテリケース19内に収容されている。
モータユニット13は、バッテリユニット12から供給される電力によって駆動する永久磁石式の電気モータ(図示略)を内蔵するユニットであって、図示しないトランスミッションを介して駆動輪22と機械的に接続されている。また、このモータユニット13は、駆動輪22から入力されたトルクによりモータユニット13の回転子(図示略)が駆動された場合には、発電機としても機能することが出来るようになっている。この場合、モータユニット13によって発電が行なわれ、発電された電力は後述するインバータ14を介してバッテリユニット12に供給されるようになっている。換言すれば、モータユニット13が発電機として機能する場合、駆動輪22の回転が妨げられる、即ち、駆動輪22が制動されることとなる。そして、この発電機として機能するモータユニット13による駆動輪22の制動を回生制動という。また、回生制動が行なわれる際にモータユニット13によって発電される電力を回生電力という。そして、この回生電力によりバッテリユニット12を充電することを回生充電という。
インバータ14は、バッテリユニット12とモータユニット13との間で電気的に介装され、バッテリユニット12から出力された直流電流を三相交流電流に変換するものである。また、電気自動車10には、図示しないドライバによって操作されるアクセルペダルが設けられているが、このインバータ14は、アクセルペダルの操作量に応じて、モータユニット13に入力される電圧や電流を調整することが出来るようになっている。
また、このインバータ14は、回生充電が行なわれる際に、モータユニット13から出力された三相交流電流を直流電流に変換して、バッテリユニット12へ入力することが出来るようになっている。
車載充電器15は、充電施設である家屋FC1に設けられた単相交流の家庭用電源(電源)31から供給される交流電力を直流電力に変換し、バッテリユニット12に供給するAC−DCコンバータである。また、この車載充電器15は、電気自動車10の車体パネル(図示略)に埋め込まれた充電ソケット23とバッテリユニット12との間に電気的に介装されている。したがって、接続ケーブル32の一端に設けられた充電プラグ32aが、充電ソケット23に差し込まれるとともに、接続ケーブル32の他端に設けられたコンセントプラグ32bが、家屋FC1の家庭用電源31に差し込まれると、車載充電器15は、バッテリユニット12の充電を開始するようになっている。
DC−DCコンバータ16は、バッテリユニット12から出力される高電圧の直流電力を、低電圧(例えば、12V程度)の直流電力に変換するものである。なお、このDC−DCコンバータ16は、車載充電器15に内蔵されている。また、このDC−DCコンバータ16によって変換された低電圧の交流電力は、いずれも図示しないヘッドライト,車内灯およびカーオーディオといった電装機器や、いずれも後述する電力制御ECU18,コーナセンサ33Aおよび運転支援コントローラ21Aに供給されるようになっている。
車載通信アダプタ17は、接続ケーブル32を介して家庭用電源31から供給された交流電力が供給されている際に、この接続ケーブル32を介して家屋FC1内に設置されている基地統合ユニット40と通信するためのアダプタである。なお、この車載通信アダプタ17や、後述する基地通信アダプタ41は、一般的に、電力線通信アダプタと呼ばれる場合もある。つまり、この車載通信アダプタ17は、接続ケーブル32を介して充電ソケット23に対して入力された電力用交流波と通信用交流波とのうち、通信用交流波のみを抽出し、抽出した通信用交流波をA/D変換した後に、後述する運転支援コントローラ21Aに対して送信するものである。
また、この車載通信アダプタ17は、運転支援コントローラ21Aから入力されたデジタル信号を、D/A変換することで通信用交流波とし、その後、充電ソケット23および接続ケーブル32を介して後述する家屋FC1内の基地統合ユニット40に対して送信するものである。
電力制御ECU18は、いずれも図示しないCPU(Central Processing Unit)やメモリを有する電子制御ユニットであって、上述のモータユニット13,インバータ14,車載充電器15およびDC−DCコンバータ16を統合的に制御することが出来るようになっている。
また、この電気自動車10には、コーナセンサ33Aおよび運転支援コントローラ21Aが設けられている。
コーナセンサ33Aは、電気自動車10に近接する物体(図示略)を障害物として検出する超音波式の障害物センサである。なお、図1には、電気自動車10の左側前方に設けられたコーナセンサ33Aのみを示しているが、実際には、電気自動車10の右側前方,右側後方および左側後方の4か所にコーナセンサ33Aが設けられている。また、このコーナセンサ33Aは、運転支援コントローラ21Aに対して通信可能に接続されており、コーナセンサ33Aの検出結果は運転支援コントローラ21Aによって随時読み込まれるようになっている。
運転支援コントローラ21Aは、いずれも図示しないCPUやメモリを有する電子制御ユニットであって、メモリに記録されたソフトウェアがCPUに読み込まれることによって、以下に説明する機能を実現することが出来るようになっている。
より具体的に、この運転支援コントローラ21Aは、コーナセンサ33Aによって障害物が検出されたことを認識すると、インストルメントパネル(図示略)に設けられた情報提供装置34を介して、電気自動車10の車内10aにいるドライバの注意を促すようになっている。なお、この情報提供装置34は、いずれも図示しないCPU,タッチ入力可能な液晶ディスプレイ,ハードディスクドライブ,光学式ディスクドライブ,テレビチューナ,ラジオチューナおよびスピーカを有する車載マルチメディア装置である。
したがって、運転支援コントローラ21Aは、コーナセンサ33Aによって障害物が検出されたことを認識すると、情報提供装置34の液晶ディスプレイ上に、4つのコーナセンサ33Aのうちのどれが障害物を検出しているのかを表示するとともに、障害物と電気自動車10との距離に応じたブザー音(注意音)をスピーカから出力するようになっている。
そして、接続ケーブル32により家屋FC1の家庭用電源31と電気自動車10の充電ソケット23とが接続された状態で、この運転支援コントローラ21Aが、コーナセンサ33Aによる障害物の検出を認識した場合、このコーナセンサ33Aによる障害物の検出が行なわれた旨の信号である物体検出信号SDを、接続ケーブル32経由で家屋FC1内に設置されている基地統合ユニット40へ送信するようになっている。
家屋FC1には、家庭用電源31が設けられていることは上述したとおりであるが、この家庭用電源31に電力を供給する家屋FC1内の電源線35は、家屋FC1内の配電盤36のみならず、基地統合ユニット40にも接続されている。
この基地統合ユニット40は、基地通信アダプタ41および情報ユニット42Aを備えるとともに、いずれも図示しない液晶ディスプレイ,キーボードおよびマウスを備える電子制御ユニットである。また、この基地統合ユニット40は、接続ケーブル32によって家庭用電源31と電気自動車10とが接続された状態で、電気自動車10の運転支援コントローラ21Aと相互に通信することが出来るようになっている。
これらのうち、基地通信アダプタ41は、接続ケーブル32によって、家庭用電源31と電気自動車10とが接続されている場合に、電気自動車10に搭載された運転支援コントローラ21Aと電力線通信を行なうための通信機器である。つまり、この基地通信アダプタ41は、基地統合ユニット40から出力されるデジタル信号を、D/A変換することで通信用交流波とし、その後、接続ケーブル32,車載通信アダプタ17および運転支援コントローラ21Aに対して送信するものである。
これとは逆に、この基地通信アダプタ41は、接続ケーブル32および家庭用電源31を介して基地統合ユニット40に入力された通信用交流波を抽出し、抽出した通信用交流波をA/D変換するものである。
情報ユニット42Aは、いずれも図示しないCPUおよびメモリが設けられた電子制御ユニットであり、この情報ユニット42Aのメモリ内には、ソフトウェアプログラムとして、防犯管理モジュール(防犯管理部)43Aが記録されている。
この防犯管理モジュール43Aは、電気自動車10に搭載された運転支援コントローラ21Aから、車載通信アダプタ17,接続ケーブル32および基地通信アダプタ41を介して、物体検出信号SDを受信すると、監視カメラ37A,防犯ランプ37Bおよび防犯ブザー37Cといった防犯装置を全て作動させるようになっている。
本発明の一実施形態に係る電気自動車の充電システムは上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
家屋FC1の家庭用電源31と電気自動車10の充電ソケット23とが、接続ケーブル32によって接続されると(ステップS11のYesルート)、車載充電器15が、家庭用電源31から供給される交流電力を直流電力に変換し、バッテリユニット12に供給することで、バッテリユニット12を充電する(ステップS12)。なお、バッテリユニット12における蓄電量が既に十分である場合は、家庭用電源31と充電ソケット23とが接続ケーブル32によって接続されたとしても、車載充電器15は、バッテリユニット12に対する充電を開始しない。
また、家庭用電源31と充電ソケット23とが接続ケーブル32によって接続されると、家屋FC1に設けられた基地統合ユニット40の基地通信アダプタ41、および、電気自動車10の車載通信アダプタ17は、基地統合ユニット40の情報ユニット42Aと電気自動車10の運転支援コントローラ21Aとの間での相互通信が行なわれる(ステップS13)。
その後、例えば、不審者が電気自動車10の近くを通り過ぎたり、不審物が電気自動車10の近くに放置されたりすると、コーナセンサ33Aが、電気自動車10に近接する当該不審者を障害物として検出し(ステップS14のYesルート)、運転支援コントローラ21Aは、このコーナセンサ33Aによる障害物の検出が行なわれた旨の信号である物体検出信号SDを、接続ケーブル32経由で家屋FC1内に設置されている基地統合ユニット40へ送信する(ステップS15)。
そして、情報ユニット42Aの防犯管理モジュール43Aは、電気自動車10に搭載された運転支援コントローラ21Aから、車載通信アダプタ17,接続ケーブル32および基地通信アダプタ41を介して、物体検出信号SDを受信すると、家屋FC1に設けられた、監視カメラ37A,防犯ランプ37Bおよび防犯ブザー37Cといった防犯装置を全て作動させる(ステップS16)。
このように、本発明の第1実施形態に係る電気自動車の充電システムによれば、接続ケーブル32により、電気自動車10のバッテリユニット12と家屋FC1の家庭用電源31とを着脱可能に接続するとともに、電気自動車10の運転支援コントローラ21Aと家屋FC1の基地統合ユニット40とを着脱可能に接続することが可能になる。これにより、電気自動車10のバッテリユニット12を充電しながら、家屋FC1の情報ユニット42Aが電気自動車10の運転支援コントローラ21Aから物体検出信号SDを受信することが可能となる。
そして、通常は電気自動車10が走行する場合に用いられるコーナセンサ33Aを活用し、電気自動車10と家屋FC1とが接続ケーブル32を介して接続されている場合には、電気自動車10の周辺に存する不審者や不審物を検出することが可能となり、家屋FC1に設置された監視カメラ37A,防犯ランプ37Bおよび防犯ブザー37Cといった防犯装置を作動させることが出来る。
これにより、コストの増大を抑制しながら、電気自動車10はもとより、家屋FC1のセキュリティレベルを向上させることが可能となり、よって、電気自動車10のユーザの利便性を高めることが出来る。
〔第2実施形態〕
次に、図3および図4を用いて、本発明の第2実施形態に係る電気自動車の充電システムについて説明する。
なお、上述の第1実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略し、ここでは第1実施形態との相違点に重点を置いて説明する。また、上述の第1実施形態を説明するのに用いた図を用いる場合もある。
また、本実施形態においても、上述の第1実施形態と同様に、電気自動車50のユーザの自宅である家屋FC1に一般的な家庭用電源31が設けられ、この家屋FC1が電気自動車50の充電施設である場合を例にとって説明する。
第1実施形態における電気自動車10には、コーナセンサ33Aおよび運転支援コントローラ21Aが設けられていたが、第2実施形態における電気自動車50には、車外用スピーカ33Bおよび警告音コントローラ(制御装置)21Bが設けられている。
第1実施形態における基地統合ユニット40には、ソフトウェアプログラムである防犯管理モジュール43Aが記録されたメモリを有する情報ユニット42Aが設けられていた。これに対して、第2実施形態における基地統合ユニット60には、防犯管理モジュール43Aに代えて、ソフトウェアプログラムである警告音データ管理モジュール43Bが記録された情報ユニット42Bが設けられている。
さらに、第2実施形態における基地統合ユニット60には、音楽用CD(Compact Disc)や、データが記録されたCD−ROM,DVD−ROM或いはBluray−ROMといった光学式ディスクを再生する光学式ディスクドライブ44も備えられている。
これらのうち、車外用スピーカ33Bは、警告音コントローラ21Aによって生成された警告音を車外に対して発することで、電気自動車50の存在を第三者(例えば、他車両のドライバ、自転車やオートバイのライダ、或いは、歩行者など)に対して穏やかに知らしめることで、第三者の注意を促すものである。なお、この警告音は、第三者に対して強く注意を促すホーン音(クラクション音とも呼ばれる)とは異なるものであって、ホーン音に比べて音量が小さく、また、第三者に与える印象も弱い音色である。
警告音コントローラ21Bは、いずれも図示しないCPUやメモリを有する電子制御ユニットであって、メモリに記録されたソフトウェアがCPUに読み込まれることによって、以下に説明する機能を実現することが出来るようになっている。
より具体的に、この警告音コントローラ21Bは、接続ケーブル32により家屋FC1と電気自動車50とが接続された状態で、基地統合ユニット60の情報ユニット42Bの警告音データ管理モジュール(警告音データ管理部)43Bで管理された複数の警告音データファイルのうちの全部または一部を、警告音コントローラ21B内のメモリ内にダウンロードすることが出来るようになっている。
そして、メモリ内にダウンロードされた警告音データのファイルを、車外用スピーカ33Bから発せられる警告音の音色として設定することが出来るようになっている。
なお、警告音コントローラ21Bは、警告音コントローラ21Bのメモリ容量を超えない範囲内で、基地統合ユニット60から複数の警告音データのファイルをダウンロードすることも可能である。
また、警告音コントローラ21Bは、情報提供装置34と相互通信可能に接続されている。したがって、基地統合ユニット60から警告音コントローラ21Bへダウンロードする対象となる警告音データファイルは、電気自動車50の車内50aにいる乗員が、情報提供装置34のタッチ入力可能な液晶ディスプレイを介して選択することが出来るようになっている。また、基地統合ユニット60の液晶ディスプレイ,キーボードおよびマウスを用いて、電気自動車50のユーザが、基地統合ユニット60から警告音コントローラ21Bへダウンロードする対象となる警告音データファイルを選択することも出来るようになっている。
また、実際に車外用スピーカ33Bから発せられる警告音となる対象の警告音データファイルである鳴動対象ファイルも、電気自動車50の車内50aにいる乗員が、情報提供装置34のタッチ入力可能な液晶ディスプレイを介して選択することが出来るし、電気自動車50のユーザが基地統合ユニット60の液晶ディスプレイ,キーボードおよびマウスを用いて選択することも出来るようになっている。
そして、この警告音コントローラ21Bは、車内50aのインストルメントパネル(図示略)に設けられた警告音スイッチ39がドライバによって操作されてオンになると、鳴動対象ファイルに対応する警告音を生成し、車外用スピーカ33Bから生成した警告音を発するようになっている。
また、第2実施形態における基地統合ユニット60は、上述のように、警告音データ管理モジュール43Bが記録された情報ユニット42Bが設けられている。また、この基地統合ユニット60は、家屋FC1内の通信線61を介してインターネットに接続されている。
この警告音データ管理モジュール43Bは、複数の警告音データファイルを管理するデータベース形式のソフトウェアプログラムである。より具体的に、この警告音データ管理モジュール43Bは、光学式ディスクドライブ44を用いて音楽用CDから取り込まれた音形式のデータファイルや、インターネットを介してネットサイトから取り込まれた音形式のデータファイルを警告音データファイルとして管理することが出来るようになっている。また、この警告音データ管理モジュール43Bは、取り込まれた警告音データファイルを、取り込んだ日時,ファイルの形式(例えば、WAV形式,MP3形式,AAC形式など),音のジャンル(例えば、水の流れる音,鳥がさえずる音,ロック音楽,クラッシック音楽,擬似エンジン音,人の音声など)といった項目別にソートすることを可能としながら、管理するようになっている。
本発明の第2実施形態に係る電気自動車の充電システムは上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
図4のフローチャートに示すように、家屋FC1の家庭用電源31と電気自動車50の充電ソケット23とが、接続ケーブル32によって接続されると(ステップS21のYesルート)、車載充電器15が、家庭用電源31から供給される交流電力を直流電力に変換し、バッテリユニット12に供給することで、バッテリユニット12を充電する(ステップS22)。
また、家庭用電源31と充電ソケット23とが接続ケーブル32によって接続されると、家屋FC1に設けられた基地統合ユニット60の基地通信アダプタ41、および、電気自動車10の車載通信アダプタ17は、基地統合ユニット60の情報ユニット42Bと電気自動車50の警告音コントローラ21Bとの間での相互通信が行なわれる(ステップS23)。
そして、基地統合ユニット60の情報ユニット42Bと電気自動車50の警告音コントローラ21Bとの間での通信が確立すると、電気自動車50の乗員は、情報提供装置34のタッチ入力可能な液晶ディスプレイを介して、基地統合ユニット60から警告音コントローラ21Bへダウンロードする対象となる警告音データファイルを選択する(ステップS24)。
或いは、家屋FC1内にいる電気自動車50のユーザが、基地統合ユニット60の液晶ディスプレイ,キーボードおよびマウスを用いて、基地統合ユニット60から警告音コントローラ21Bへダウンロードされる対象となる警告音データファイルを選択する(ステップS24)。
その後、警告音コントローラ21Bは、基地統合ユニット60の情報ユニット42Bの警告音データ管理モジュール43Bで管理された複数の警告音データファイルのうち、ダウンロード対象として選択されたものを、警告音コントローラ21B内のメモリ内にダウンロードする(ステップS25)。
このように、本発明の第2実施形態に係る電気自動車の充電システムによれば、エンジンにより駆動力を得て走行する一般的な自動車に比べて騒音が著しく小さい電気自動車50においても、この電気自動車50の周辺に比較的穏やかな警告音を発することで、第三者に対し電気自動車50の存在を知らしめることが可能となる。したがって、電気自動車50の周辺にいる第三者を過度に驚かせることなく、第三者の注意を促すことが出来る。
そして、電気自動車50のユーザは、この警告音の音色を、家屋FC1内に設置された基地統合ユニット60の警告音データ管理モジュール43Bによって管理された複数の音データファイルの中から選ぶことが可能となり、ユーザの所望する音色の警告音を用いて、電気自動車50の安全性をさらに高めることが出来る。
〔第3実施形態〕
次に、図5および図6を用いて、本発明の第3実施形態に係る電気自動車の充電システムについて説明する。
なお、上述の第1および第2実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。また、ここでは第2実施形態との相違点に重点を置いて説明する。また、上述の第1および第2実施形態を説明するのに用いた図を用いる場合もある。
なお、本実施形態においても、上述の第1および第2実施形態と同様に、電気自動車70のユーザの自宅である家屋FC1に一般的な家庭用電源31が設けられ、この家屋FC1が電気自動車70の充電施設である場合を例にとって説明する。
第2実施形態における電気自動車50には、車外用スピーカ33Bが設けられていたが、第3実施形態における電気自動車70には、車内用スピーカ(注意音生成装置)33C1が設けられている。なお、第1実施形態の電気自動車10を示す図1および第2実施形態の電気自動車50を示す図3では図示されていなかった情報提供装置34に内蔵されたスピーカ(注意音生成装置)33Cが、第2実施形態の電気自動車70を示す図5においては図示されている。
また、第2実施形態における電気自動車50には、警告音コントローラ21Bが設けられていたが、第3実施形態における電気自動車70には、警告音コントローラ21Bに代えて、注意音コントローラ(制御装置)21Cが設けられている。
また、第2実施形態における電気自動車50には、警告音スイッチ39が設けられていたが、第3実施形態における電気自動車70には、この警告音スイッチ39が設けられていない。
また、第2実施形態における基地統合ユニット60には、警告音データ管理モジュール43Bが記録されたメモリを有する情報ユニット42Bが設けられていたが、第3実施形態における基地統合ユニット80には、注意音データ管理モジュール43Cが記録されたメモリを有する情報ユニット42Cが設けられている。
また、この第3実施形態における電気自動車70には、第1実施形態の電気自動車10で備えられていたコーナセンサ33Aが設けられている。
これらのうち、車内用スピーカ33C1は、注意音コントローラ21Cと通信可能に接続され、注意音コントローラ21Cによって生成された注意音を車内70aに対して発することで、電気自動車70のユーザの注意を促すものである。なお、この注意音は、様々な状況で発せられるが、この点については注意音コントローラ21Cを説明する際に、併せて後述する。
内蔵スピーカ33Cは、情報提供装置34に内蔵された比較的小型のスピーカであって、上述の車内用スピーカ33C1と同様に、注意音コントローラ21Cによって生成された注意音を車内70aに対して発することで、電気自動車70のユーザの注意を促すものである。
注意音コントローラ21Cは、いずれも図示しないCPUやメモリを有する電子制御ユニットであって、メモリに記録されたソフトウェアがCPUに読み込まれることによって、以下に説明する機能を実現することが出来るようになっている。
より具体的に、この注意音コントローラ21Cは、接続ケーブル32により家屋FC1と電気自動車70とが接続された状態で、基地統合ユニット80の情報ユニット42Cの注意音データ管理モジュール(注意音データ管理部)43Cで管理された複数の注意音データファイルのうちの全部または一部を、注意音コントローラ21C内のメモリ内にダウンロードすることが出来るようになっている。
そして、注意音コントローラ21Cは、注意音コントローラ21C内のメモリ内にダウンロードされた音データのファイルを、車内用スピーカ33Cや内蔵スピーカ33Cから発せられる注意音の音色として設定することが出来るようになっている。
なお、注意音コントローラ21Cは、注意音コントローラ21Cのメモリ容量を超えない範囲内で、基地統合ユニット80から複数の注意音データのファイルをダウンロードすることも可能である。
また、注意音コントローラ21Cは、情報提供装置34と相互通信可能に接続されている。したがって、基地統合ユニット80から注意音コントローラ21Cへダウンロードする対象となる注意音データファイルは、電気自動車70の車内70aにいる乗員が、情報提供装置34のタッチ入力可能な液晶ディスプレイを介して選択することが出来るようになっている。また、基地統合ユニット80の液晶ディスプレイ,キーボードおよびマウスを用いて、電気自動車70のユーザが、基地統合ユニット80から注意音コントローラ21Cへダウンロードする対象となる注意音データファイルを選択することも出来るようになっている。
また、実際に車内用スピーカ33Cから発せられる注意音となる対象の注意音データファイルである鳴動対象ファイルも、電気自動車70の車内70aにいる乗員が、情報提供装置34のタッチ入力可能な液晶ディスプレイを介して選択することが出来るし、電気自動車70のユーザが基地統合ユニット80の液晶ディスプレイ,キーボードおよびマウスを用いて選択することも出来るようになっている。
そして、この注意音コントローラ21Cは、以下のような事象1〜4が生じた場合に、鳴動対象ファイルに対応する注意音を生成し、車内用スピーカ33Cまたは情報提供装置34の内蔵スピーカ33Cから生成した注意音を発するようになっている。
−事象01:電気自動車70の自動スライドドア(図示略)が開閉動作中である場合。
−事象02:コーナセンサ33Aによって障害物が検出された場合。
−事象03:シフトレバー(図示略)が後退ポジションにある場合。
−事象04:乗員がシート(図示略)に着座しているにも関わらず、シートベルトが装着されていない場合。
また、第3実施形態における基地統合ユニット80は、上述のように、注意音データ管理モジュール43Cが記録された情報ユニット42Cが設けられている。また、この基地統合ユニット80は、家屋FC1内の通信線61を介してインターネットに接続されている。
この注意音データ管理モジュール43Cは、複数の注意音データファイルを管理するデータベース形式のソフトウェアプログラムである。より具体的に、この注意音データ管理モジュール43Cは、光学式ディスクドライブ44を用いて音楽用CDから取り込まれた音形式のデータファイルや、インターネットを介してネットサイトから取り込まれた音形式のデータファイルを注意音データファイルとして管理することが出来るようになっている。また、この注意音データ管理モジュール43Cは、取り込まれた注意音データファイルを、取り込んだ日時,ファイルの形式(例えば、WAV形式,MP3形式,AAC形式など),音のジャンル(例えば、水の流れる音,鳥がさえずる音,ロック音楽,クラッシック音楽など)といった項目別にソートすることを可能としながら、管理するようになっている。
本発明の第3実施形態に係る電気自動車の充電システムは上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
図6のフローチャートに示すように、家屋FC1の家庭用電源31と電気自動車70の充電ソケット23とが、接続ケーブル32によって接続されると(ステップS31のYesルート)、車載充電器15が、家庭用電源31から供給される交流電力を直流電力に変換し、バッテリユニット12に供給することで、バッテリユニット12を充電する(ステップS32)。
また、家庭用電源31と充電ソケット23とが接続ケーブル32によって接続されると、家屋FC1に設けられた基地統合ユニット80の基地通信アダプタ41、および、電気自動車70の車載通信アダプタ17は、基地統合ユニット80の情報ユニット42Cと電気自動車70の注意音コントローラ21Cとの間での相互通信を行なう(ステップS33)。
そして、基地統合ユニット80の情報ユニット42Cと電気自動車70の注意音コントローラ21Cとの間での通信が確立すると、電気自動車70の乗員は、情報提供装置34のタッチ入力可能な液晶ディスプレイを介して、基地統合ユニット80から注意音コントローラ21Cへダウンロードする対象となる注意音データファイルを選択する(ステップS34)。
或いは、家屋FC1内にいる電気自動車70のユーザが、基地統合ユニット80の液晶ディスプレイ,キーボードおよびマウスを用いて、基地統合ユニット80から注意音コントローラ21Cへダウンロードされる対象となる注意音データファイルを選択する(ステップS34)。
その後、注意音コントローラ21Cは、基地統合ユニット80の情報ユニット42Cの注意音データ管理モジュール43Cで管理された複数の注意音データファイルのうち、ダウンロード対象として選択されたものを、注意音コントローラ21C内のメモリ内にダウンロードする(ステップS35)。
このように、本発明の第3実施形態に係る電気自動車の充電システムによれば、電気自動車70の車内70aにいるドライバ或いは乗客に対し発せられる注意音の音色を、ユーザが、家屋FC1に設置された基地統合ユニット80の注意音データ管理モジュール43Cによって管理された複数の注意音データから選ぶことが可能となる。
これにより、電気自動車70のユーザに不快感を与えることを抑制しながら、ユーザの注意力を喚起することが可能となり、電気自動車70の安全性をさらに高めることが出来る。
〔第4実施形態〕
次に、図7および図8を用いて、第4実施形態に係る電気自動車の充電システムについて説明する。
なお、上述の第1〜第3実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。また、ここでは第3実施形態との相違点に重点を置いて説明する。また、上述の第1〜第3実施形態を説明するのに用いた図を用いる場合もある。
なお、本実施形態においても、上述の第1〜第3実施形態と同様に、電気自動車90のユーザの自宅である家屋FC1に一般的な家庭用電源31が設けられ、この家屋FC1が電気自動車90の充電施設である場合を例にとって説明する。
第3実施形態における基地統合ユニット80には、注意音データ管理モジュール43Cが記録されたメモリを有する情報ユニット42Cが設けられていたが、第4実施形態における基地統合ユニット100には、ナビゲーション情報管理モジュール43Dが記録されたメモリを有する情報ユニット42Dが設けられている。
これらのうち、第4実施形態における基地統合ユニット100は、上述のように、ナビゲーション情報管理モジュール43Dが記録された情報ユニット42Dが設けられている。また、この基地統合ユニット100は、家屋FC1内の通信線61を介してインターネットに接続されている。
このナビゲーション情報管理モジュール43Dは、ナビゲーション情報を管理するソフトウェアプログラムである。なお、ナビゲーション情報のうち、このナビゲーション情報管理モジュール43Dにより管理されているものを「施設側ナビゲーション情報」といい、一方、電気自動車90の情報提供装置34のハードディスクドライブのメモリ領域に記録されたものを「車両側ナビゲーション情報」という。
そして、このナビゲーション情報管理モジュール43Dは、光学式ディスクドライブ44から取り込まれたナビゲーション情報や、インターネットを介してネットサイトから取り込まれたナビゲーション情報を、施設側ナビゲーション情報として管理することが出来るようになっている。
また、電気自動車90に設けられたナビゲーションコントローラ(制御装置)21Dは、いずれも図示しないCPU,タッチ入力可能な液晶ディスプレイ,ハードディスクドライブ,光学式ディスクドライブ,テレビチューナ,ラジオチューナおよびスピーカを有する車載マルチメディア装置である情報提供装置(ナビゲーション機器)34を制御し、電気自動車90の車内90aに存するユーザに対して、道路情報,目的地情報,渋滞情報といったナビゲーション情報を提供する電子制御ユニットである。
このナビゲーションコントローラ21Dは、情報提供装置34と通信可能に接続され、この情報提供装置34のハードディスクドライブに記録されたナビゲーション情報(車両側ナビゲーション情報)を読み出し、電気自動車90のユーザに対して提供することが出来るようになっている。
そして、このナビゲーションコントローラ21Dは、接続ケーブル32により家屋FC1と電気自動車90とが接続されると、家屋FC1に設置された基地統合ユニット100のナビゲーション情報管理部42Dで管理された施設側ナビゲーション情報と、情報提供装置34に保存された車両側ナビゲーション情報とを比較し、これらの施設側ナビゲーション情報および/または車両側ナビゲーション情報の削除,追加および/または入れ替えを行なうことが出来るようになっている。
つまり、このナビゲーションコントローラ21Dは、これらの施設側ナビゲーション情報および車両側ナビゲーション情報のうち、より新しいものを車両側ナビゲーション情報として情報提供装置34に保存する、即ち、車両側ナビゲーション情報の更新処理を行なうようになっている。
もっとも、このナビゲーションコントローラ21Dは、車両側ナビゲーション情報の更新処理を実行するか否か、および、どのような更新処理を行なうのかという点を、情報提供装置34または基地統合ユニット100を介してユーザに確認するようになっている。したがって、情報提供装置34に保存されている車両側ナビゲーション情報が、仮に、施設側ナビゲーション情報よりも古いものであったとしても、ユーザが希望する場合には、古い車両側ナビゲーション情報をそのまま情報提供装置34に保存しておくことも可能である。
また、電気自動車90のユーザが、情報提供装置34のタッチ入力可能な液晶ディスプレイを介して、車両側ナビゲーション情報を書き換えた場合、施設側ナビゲーション情報よりも、ユーザによって書き換えられた車両側ナビゲーション情報の方が新しい情報になるという場合もある。
この場合、このナビゲーションコントローラ21Dは、基地統合ユニット100のナビゲーション情報管理モジュール43Dに対し、車両側ナビゲーション情報および施設側ナビゲーション情報のうち、より新しいものを施設側ナビゲーション情報として基地統合ユニット100のメモリ内に保存する、即ち、施設側ナビゲーション情報の更新処理を行なうことも出来るようになっている。
本発明の第4実施形態に係る電気自動車の充電システムは上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
図8のフローチャートに示すように、家屋FC1の家庭用電源31と電気自動車90の充電ソケット23とが、接続ケーブル32によって接続されると(ステップS41のYesルート)、車載充電器15が、家庭用電源31から供給される交流電力を直流電力に変換し、バッテリユニット12に供給することで、バッテリユニット12を充電する(ステップS42)。
また、家庭用電源31と充電ソケット23とが接続ケーブル32によって接続されると、家屋FC1に設けられた基地統合ユニット100の基地通信アダプタ41、および、電気自動車100の車載通信アダプタ17は、基地統合ユニット100の情報ユニット42Dと電気自動車90のナビゲーションコントローラ21Dとの間での相互通信を行なう(ステップS43)。
そして、基地統合ユニット100の情報ユニット42Dと電気自動車90のナビゲーションコントローラ21Dとの間での通信が確立すると、ナビゲーションコントローラ21Dは、基地統合ユニット100のナビゲーション情報管理部42Dで管理された施設側ナビゲーション情報と、情報提供装置34に保存された車両側ナビゲーション情報とを比較し、これらの施設側ナビゲーション情報および/または車両側ナビゲーション情報の削除,追加および/または入れ替えを行なう(ステップS44)。なお、このとき、情報提供装置34または基地統合ユニット100を介して、ユーザからの指示を受けた場合、ナビゲーションコントローラ21Dは、ユーザの指示を優先して、これらの施設側ナビゲーション情報および/または車両側ナビゲーション情報の削除,追加および/または入れ替えを行なう。
このように、本発明の第4実施形態に係る電気自動車の充電システムによれば、電気自動車90に設けられた情報提供装置34で用いられるナビゲーション情報、即ち、車両側ナビゲーション情報を、基地統合ユニット100のナビゲーション情報管理モジュール43Dにおいて管理されている施設側ナビゲーション情報に、適宜、更新することが可能となる。
同様に、施設側ナビゲーション情報を、車両側ナビゲーション情報に、適宜、更新することも可能となる。
つまり、電気自動車90のユーザは、頻繁に更新し得る施設側ナビゲーション情報や車両側ナビゲーション情報を、電気自動車90の充電を行なうたびに更新することが出来る。
これにより、電気自動車90のユーザは、より新しい、より高精度のナビゲーション情報を得ることが可能となり、ユーザの利便性を向上させることが出来る。
〔第5実施形態〕
次に、図9および図10を用いて、本発明の第5実施形態に係る電気自動車の充電システムについて説明する。
なお、この第5実施形態においては、上述の第1〜第4実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。また、ここでは第4実施形態との相違点に重点を置いて説明する。また、上述の第1〜第4実施形態を説明するのに用いた図を用いる場合もある。
なお、本実施形態においても、上述の第1〜第4実施形態と同様に、電気自動車110のユーザの自宅である家屋FC1に一般的な家庭用電源31が設けられ、この家屋FC1が電気自動車110の充電施設である場合を例にとって説明する。
第4実施形態における基地統合ユニット100には、ナビゲーション情報管理モジュール43Dが記録されたメモリを有する情報ユニット42Dが設けられていたが、第5実施形態における基地統合ユニット120には、エンタテイメント情報管理モジュール43Eが記録されたメモリを有する情報ユニット42Eが設けられている。
また、この基地統合ユニット120は、家屋FC1内の通信線61を介してインターネットに接続されている。
このエンタテイメント情報管理モジュール43Eは、エンタテイメント情報を管理するソフトウェアプログラムである。なお、エンタテイメント情報のうち、このエンタテイメント情報管理モジュール43Eにより管理されているものを「施設側エンタテイメント情報」といい、一方、電気自動車110の情報提供装置34のハードディスクドライブのメモリ領域に記録されたものを「車両側エンタテイメント情報」という。
また、エンタテイメント情報とは、映像情報および音情報のうち少なくとも一方が含まれる情報のデータである。
映像情報の具体例としては、映画やテレビ放映番組,ミュージックビデオ或いはテレビゲームといった、主に視覚により認識されるコンテンツが挙げられる。
また、音情報の具体例としては、ピアノ,バイオリン,シンセサイザーといった楽器による音や人の歌声を収録した音楽,語学習得のための語学番組,せせらぎや波の音を収録した環境音,人へのインタビュー或いはラジオ放映番組といった、主に聴覚により認識されるコンテンツが挙げられる。
そして、このエンタテイメント情報管理モジュール43Eは、光学式ディスクドライブ44から取り込まれたエンタテイメント情報や、インターネットを介してネットサイトから取り込まれたエンタテイメント情報を、施設側エンタテイメント情報として管理することが出来るようになっている。
また、電気自動車110に設けられたエンタテイメントコントローラ(制御装置)21Eは、いずれも図示しないCPU,タッチ入力可能な液晶ディスプレイ,ハードディスクドライブ,光学式ディスクドライブ,テレビチューナ,ラジオチューナおよびスピーカを有する車載マルチメディア装置である情報提供装置(エンターテイメント機器)34を制御し、電気自動車110の車内110aに存するユーザに対して、映像情報および音情報のうち少なくとも一方が含まれるエンタテイメント情報を提供する電子制御ユニットである。
このエンタテイメントコントローラ21Eは、情報提供装置34と通信可能に接続され、この情報提供装置34のハードディスクドライブに記録されたエンタテイメント情報(車両側エンタテイメント情報)を読み出し、電気自動車110のユーザに対して提供することが出来るようになっている。
そして、このエンタテイメントコントローラ21Eは、接続ケーブル32により家屋FC1と電気自動車110とが接続されると、家屋FC1に設置された基地統合ユニット120のエンタテイメント情報管理モジュール42Eで管理された施設側エンタテイメント情報と、情報提供装置34に保存された車両側エンタテイメント情報とを比較し、これらの施設側エンタテイメント情報および/または車両側エンタテイメント情報の削除,追加および/または入れ替えを行なうことが出来るようになっている。
つまり、このエンタテイメントコントローラ21Eは、これらの施設側エンタテイメント情報および車両側エンタテイメント情報のうち、より新しいものを車両側エンタテイメント情報として情報提供装置34に保存する、即ち、車両側エンタテイメント情報の更新処理を行なうようになっている。
もっとも、このエンタテイメントコントローラ21Eは、車両側エンタテイメント情報の更新処理を実行するか否か、および、どのような更新処理を行なうのかという点を、情報提供装置34または基地統合ユニット120を介してユーザに確認するようになっている。したがって、情報提供装置34に保存されている車両側エンタテイメント情報が、仮に、施設側エンタテイメント情報よりも古いものであったとしても、電気自動車110のユーザが希望する場合には、古い車両側エンタテイメント情報をそのまま情報提供装置34に保存しておくことも可能である。
また、電気自動車110のユーザが、情報提供装置34のタッチ入力可能な液晶ディスプレイを介して、車両側エンタテイメント情報を書き換えた場合、施設側エンタテイメント情報よりも、ユーザによって書き換えられた車両側エンタテイメント情報の方が新しい情報になるという場合もある。
この場合、このエンタテイメントコントローラ21Eは、基地統合ユニット120のエンタテイメント情報管理モジュール43Eに対し、車両側エンタテイメント情報および施設側エンタテイメント情報のうち、より新しいものを施設側エンタテイメント情報として基地統合ユニット120のメモリ内に保存する、即ち、施設側エンタテイメント情報の更新処理を行なうことも出来るようになっている。
本発明の第5実施形態に係る電気自動車の充電システムは上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
図10のフローチャートに示すように、家屋FC1の家庭用電源31と電気自動車110の充電ソケット23とが、接続ケーブル32によって接続されると(ステップS51のYesルート)、車載充電器15が、家庭用電源31から供給される交流電力を直流電力に変換し、バッテリユニット12に供給することで、バッテリユニット12を充電する(ステップS52)。
また、家庭用電源31と充電ソケット23とが接続ケーブル32によって接続されると、家屋FC1に設けられた基地統合ユニット120の基地通信アダプタ41、および、電気自動車110の車載通信アダプタ17は、基地統合ユニット120の情報ユニット42Eと電気自動車110のエンタテイメントコントローラ21Eとの間での相互通信を行なう(ステップS53)。
そして、基地統合ユニット120の情報ユニット42Eと電気自動車110のエンタテイメントコントローラ21Eとの間での通信が確立すると、エンタテイメントコントローラ21Eは、基地統合ユニット120のエンタテイメント情報管理部42Eで管理された施設側エンタテイメント情報と、情報提供装置34に保存された車両側エンタテイメント情報とを比較し、これらの施設側エンタテイメント情報および/または車両側エンタテイメント情報の削除,追加および/または入れ替えを行なう(ステップS44)。なお、このとき、情報提供装置34または基地統合ユニット120を介して、ユーザからの指示を受けた場合、エンタテイメントコントローラ21Eは、ユーザの指示を優先して、これらの施設側エンタテイメント情報および/または車両側エンタテイメント情報の削除,追加および/または入れ替えを行なう。
このように、本発明の第5実施形態に係る電気自動車の充電システムによれば、電気自動車110に設けられた情報提供装置34で用いられるエンタテイメント情報、即ち、車両側エンタテイメント情報を、基地統合ユニット120のエンタテイメント情報管理モジュール43Eにおいて管理されている施設側エンタテイメント情報に、適宜、更新することが可能となる。
同様に、施設側エンタテイメント情報を、車両側エンタテイメント情報に、適宜、更新することも可能となる。
つまり、電気自動車110のユーザは、頻繁に更新し得る施設側エンタテイメント情報や車両側エンタテイメント情報を、電気自動車110の充電を行なうたびに更新することが出来る。
これにより、電気自動車110のユーザは、より新しい、より高精度のエンタテイメント情報を得ることが可能となり、ユーザの利便性を向上させることが出来る。
〔第6実施形態〕
次に、図11および図12を用いて、本発明の第6実施形態に係る電気自動車の充電システムについて説明する。
なお、この第6実施形態においても、上述の第1〜第5実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。また、上述の第1〜第5実施形態を説明するのに用いた図を用いる場合もある。
本実施形態においては、上述の第1〜第5実施形態とは異なり、電気自動車130のユーザが利用しているショッピングモールFC2の駐車場に自動車専用電源131が設けられ、このショッピングモールFC2が電気自動車130の充電施設である場合を例にとって説明する。
このショッピングモールFC2には、いずれも図示しない種々の店舗,映画館およびレストランといった商業施設が営業している。また、このショッピングモールFC2の駐車場には、情報センタFC2aおよび充電スタンドFC2bが設けられている。
情報センタFC2aは、ショッピングモールFC2における商業施設に関する種々の情報(店舗情報)を集中的に管理する施設であって、基地統合ユニット140が設定されている。
この基地統合ユニット140は、基地通信アダプタ141,情報ユニット142および急速充電ユニット145を備え、また、いずれも図示しない液晶ディスプレイ,キーボードおよびマウスを備える電子制御ユニットである。また、この基地統合ユニット140は、充電スタンドFC2bに設けられた自動車専用電源131と電源線62を介して接続されている。そして、急速充電用の接続ケーブル132によって自動車専用電源131と電気自動車130とが接続されると、この基地統合ユニット140は、電気自動車130のバッテリユニット12を充電するとともに、電気自動車130に搭載された車内情報コントローラ(制御装置)121と相互に通信することが出来るようになっている。
より具体的に、この基地統合ユニット140の基地通信アダプタ141は、接続ケーブル132によって、自動車専用電源131と電気自動車130とが接続されている場合に、電気自動車130に搭載された車内情報コントローラ121と電力線通信を行なうための通信機器である。つまり、この基地通信アダプタ141は、基地統合ユニット140から出力されるデジタル信号を、D/A変換することで通信用交流波とし、その後、接続ケーブル132,車載通信アダプタ137および車内情報コントローラ121に対して送信するものである。
これとは逆に、この基地通信アダプタ141は、接続ケーブル132および車両専用電源131を介して基地統合ユニット140に入力された通信用交流波を抽出し、抽出した通信用交流波をA/D変換するものである。
情報ユニット142は、いずれも図示しないCPUおよびメモリが設けられた電子制御ユニットであり、この情報ユニット142のメモリ内には、ソフトウェアプログラムとして、店舗情報管理モジュール(店舗情報管理部)143が記録されている。
この店舗情報管理モジュール143は、ショッピングモールFC2における商業施設に関する種々の情報のデータを種々の条件でソートすることが出来るように管理するデータベース形式のソフトウェアプログラムである。なお、店舗情報としては、多種多様なものが挙げられるが、例えば、ショッピングモールFC2における、レストランの新メニューに関する情報,スーパーマーケットで値引きの対象となっている商品に関する情報または映画館で上映している映画名に関する情報といったものが挙げられる。
急速充電ユニット145は、三相の比較的高い交流電圧(例えば、200V)を直流に変換し、電源線62を介して、充電スタンドFC2の自動車専用電源131に供給するものである。つまり、自動車専用電源131は、第1〜第5実施形態における家庭用電源31とは異なり、直流電源である。
また、この急速充電ユニット145から自動車専用電源131への電力供給は、充電スタンドFC2bにおける充電課金処理が正常に行なわれたことに起因して開始される。なお、この充電課金処理の具体例としては、電気自動車130のユーザの所有するクレジットカード,電子マネー或いは現金といった決済処理が挙げられる。
一方、電気自動車130には、急速充電ソケット133,車載通信ユニット137および車内情報コントローラ121が設けられていることが特徴である。
これらのうち、急速充電ソケット133は、急速充電用の接続ケーブル132の充電プラグ132aが差し込まれるコネクタである。なお、この急速充電ソケット133と、家庭用電源用の接続ケーブル32が差し込まれる充電ソケット23とは、その形状が異なっている。したがって、ユーザが急速充電用の接続ケーブル132を誤って充電プラグ23に差し込む事態や、家庭用電源用の接続ケーブル32を誤って急速充電ソケット133に差し込む事態を防ぐことが出来るようになっている。
なお、家庭用電源用の接続ケーブル32は、第1〜第5実施形態で説明したように、その他端にコンセントプラグ32bが設けられ、家庭用電源31とコンセントプラグ32bとが着脱することが出来るようになっているが、本実施形態における急速充電用の接続ケーブル132の基端132bは自動車専用電源131に対して固定されている。したがって、充電スタンドFC2bのメンテナンス作業員を除き、一般的なユーザでは、接続ケーブル132を自動車専用電源131から取り外すことは出来ないようになっている。
車載通信ユニット137は、第1〜第5実施形態において説明した車載通信ユニット37と、機能的には同じものである。しかしながら、車載通信ユニット37が、家庭用電源用の接続ケーブル32を介して入力された交流電力から通信用交流波を抽出するようになっているが、本実施形態の車載通信ユニット137は急速充電用の接続ケーブル132を介して入力された直流電力から通信用交流波を抽出する点で異なっている。
車内情報コントローラ121は、情報提供装置(店舗情報機器)34を制御し、電気自動車130の車内130aに存するユーザに対して、店舗情報を提供する電子制御ユニットである。
この車内情報コントローラ121は、情報提供装置34と通信可能に接続されており、接続ケーブル132により充電スタンドFC2bと電気自動車130とが接続されると、情報センタFC2aに設置された基地統合ユニット140の情報ユニット142における店舗情報管理モジュール143によって管理された店舗情報のデータを取り込んで、情報提供装置34の図示しないハードディスクドライブ(店舗情報保存部)に保存するようになっている。
その後、この車内情報コントローラ121は、この情報提供装置34のハードディスクドライブに記録された店舗情報を読み出し、電気自動車130のユーザに対して音または映像として提供することが出来るようになっている。
本発明の第6実施形態に係る電気自動車の充電システムは上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
図12のフローチャートに示すように、充電課金処理が正常に完了し、且つ、ショッピングモールFC2の充電スタンドFC2bに設けられた自動車専用電源131と電気自動車130の急速充電ソケット133とが接続ケーブル132によって接続されると(ステップS61のYesルート)、基地統合ユニット140に設けられた急速充電ユニット145が、自動車専用電源131に対して直流電力を供給し、バッテリユニット12を充電する(ステップS62)。
また、自動車専用電源131と急速充電ソケット133とが接続ケーブル132によって接続されると、ショッピングモールFC2の情報センタFC2aに設けられた基地統合ユニット140の基地通信アダプタ141、および、電気自動車130の車載通信アダプタ137は、基地統合ユニット140の情報ユニット142と電気自動車130の車内情報コントローラ121との間での相互通信を行なう(ステップS63)。
そして、基地統合ユニット140の情報ユニット142と電気自動車130の車内情報コントローラ121との間での通信が確立すると、車内情報コントローラ121は、基地統合ユニット140の情報ユニット142の店舗情報管理モジュール143で管理された店舗情報のデータファイルのうちの全て或いは一部をダウンロード対象とし、情報提供装置34のハードディスクドライブ内にダウンロードする(ステップS64)。
このように、本発明の第6実施形態に係る電気自動車の充電システムによれば、電気自動車130のバッテリユニット12の充電をショッピングモールFC2で行なうたびに、このショッピングモールFC2に関する情報である店舗情報を、電気自動車130の情報提供装置34に保存することが可能となり、ショッピングモールFC2に対する電気自動車130のユーザの関心を惹くことが出来る。
電気自動車130のユーザの立場からは、電気自動車130のバッテリユニット12の充電をしただけで、ショッピングモールFC2に関する店舗情報を得ることが可能となり、電気自動車130のみならず、ショッピングモールFC2を有効活用することが出来るため、より高い利便性を得ることが出来る。
また、ショッピングモールFC2の立場からは、電気自動車130のバッテリユニット12への電力供給をする際に、電気自動車130のユーザに対して、ショッピングモールFC2に関する店舗情報も併せて供給することが可能となり、ショッピングモールFC2の各店舗での売り上げの増大が期待される。
〔その他〕
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが出来る。その一例を以下に示す。
上述の第1実施形態において、防犯管理モジュール43Aは、電気自動車10に搭載された運転支援コントローラ21Aから物体検出信号SDを受信すると、監視カメラ37A,防犯ランプ37Bおよび防犯ブザー37Cの全てを作動させる場合について説明したが、これに限定するものではない。例えば、防犯管理モジュール43Aは、物体検出信号SDを受信すると、監視カメラ37A,防犯ランプ37Bおよび防犯ブザー37Cの少なくとも1つを作動させるようにしてもよい。また、防犯管理モジュール43Aは、電気自動車10に搭載された運転支援コントローラ21Aから物体検出信号SDを受信すると、監視カメラ37Aに接続された録画装置(図示略)において記録された映像が自動的に消去されないようにロックするようにしてもよい。
また、上述の第1実施形態においては、コーナセンサ33Aが障害物センサとして用いられている場合を例にとって説明したが、これに限定するものではない。例えば、電気自動車の前方に存する障害物や先行車両を検出する前方センサを障害物センサとして用いても良い。
また、上述の第1実施形態においては、コーナセンサ33Aが超音波式の障害物センサである場合を例にとって説明したが、赤外線式の障害物センサをコーナセンサ33Aとして用いても良い。同様に、前方センサとして、超音波式の障害物センサを用いても、赤外線式のセンサを用いてもよい。
また、上述の第2実施形態における電気自動車50では、車内50aに設けられた警告音スイッチ39がドライバによって操作されてオンになると、警告音コントローラ21Bが、鳴動対象ファイルに対応する警告音を生成し、車外用スピーカ33Bから生成した警告音を発する場合について説明したが、車外用スピーカ33Bから警告音が発せられるのはこのような場合に限るものではない。例えば、電気自動車50のシフトレバー(図示略)が後退ポジションに入った際に、電気自動車50が後退中であることを周囲に知らせるための警告音が車外用スピーカ33Bから発せられるようにしても良い。また、例えば、電気自動車50の方向指示器と連動して、電気自動車50の曲がる方向を周囲に知らせるための警告音が車外用スピーカ33Bから発せられるようにしてもよい。
また、上述の第3実施形態における電気自動車70では、事象01〜04が生じた場合に、注意音コントローラ21Cが、車内用スピーカ33Cや情報提供装置34の内蔵スピーカ33Cから注意音を発するようになっている場合について説明したが、このような場合に限定するものではない。
また、上述の第6実施形態においては、車内情報コントローラ121が、報提供装置34のハードディスクドライブに記録された店舗情報を読み出す事例について特に説明しなかったが、種々の形態が考えられる。その一例をここで説明しておく。
例えば、第6実施形態における電気自動車130に、ドアセンサ,始動スイッチおよび着座センサのうち少なくともいずれか1つを設ける。これらのドアセンサ,始動スイッチおよび着座センサは、いずれも、電気自動車130の車内130aに乗員が乗り込んでいる、或いは、乗り込もうとしていることを検出することが出来る手段(乗員検出手段)である。
そして、車内情報コントローラ121は、接続ケーブル132によるショッピングモールFC2と電気自動車130との接続が解除され、且つ、乗員検出手段により電気自動車130の車内130aに乗員が存することが検出された場合には、情報提供装置34の液晶ディスプレイや内蔵スピーカ33C2を通じて、情報提供装置34のハードディスクドライブ内に保存された店舗情報を乗員に提供するようにしても良い。
この場合、この電気自動車130のユーザに対し、ショッピングモールFC2に来場したことに対するお礼のメッセージや、この電気自動車130のユーザがショッピングモールFC2に再び来場したくなるような情報をタイムリーに提供することが可能となる。
また、上述の第6実施形態においては、接続ケーブル132により充電スタンドFC2bと電気自動車130とが接続されると、車内情報コントローラ121が、店舗情報管理モジュール143によって管理された店舗情報のデータを取り込んで、情報提供装置34のハードディスクドライブに保存する点について説明したが、このような場合に限定するものではない。
例えば、接続ケーブル132により充電スタンドFC2bと電気自動車130とが接続されると、車内情報コントローラ121が、店舗情報管理モジュール143によって管理された店舗情報のデータの一覧を情報提供装置34の液晶ディスプレイ上に表示し、電気自動車130のユーザがダウンロード対象として希望するものを選択するようにしても良い。この場合、車内情報コントローラ121は、ダウンロード対象として選択された店舗情報のデータのみを、情報提供装置34のハードディスクドライブに保存するようにしても良い。
また、上述の第6実施形態においては、ショッピングモールFC2が充電施設である場合を例にとって説明したが、これに限定するものではない。例えば、一般的なガソリンスタンドに代わる充電専用店舗が充電施設である場合はもちろんのこと、コンビニエンスストア,個人商店,鉄道の駅,オフィスビル,官公庁ビル,アミューズメントパークなど、電気自動車の充電が可能な駐車場が併設される施設であれば、どのような施設を充電施設としても良い。
また、上述の第1〜第6実施形態に係る電気自動車の充電システムのバリエーションをどのように組み合わせて使用することも可能である。
つまり、第1実施形態においては、図1に示すように運転支援コントローラ21Aが電気自動車10に設けられている場合について説明し、また、第2実施形態においては、図3に示すように警告音コントローラ21Bが電気自動車50に設けられている場合について説明した。
しかしながら、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせることも可能なのである。例えば、運転支援コントローラ21Aを搭載した第1実施形態の電気自動車10に対して、第2実施形態で説明した警告音コントローラ21Bをさらに搭載しても良いのである。
この場合、第1実施形態における充電施設である家屋FC1の基地統合ユニット40において、情報ユニット42Aが、防犯管理モジュール43Aのみならず、第2実施形態で説明した警告音データ管理モジュール43Bも具備することが必要となる。
つまり、ここでは、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせた場合についてのみ説明したが、上述の第1〜第6実施形態に係る電気自動車の充電システムのバリエーションをどのように組み合わせて使用することも可能なのである。
本発明は、電気自動車の製造産業や電気自動車のインフラ施設産業などに利用可能である。
10 電気自動車(第1実施形態)
12 バッテリユニット(バッテリ)
13 モータユニット(電動モータ)
21A 運転支援コントローラ(制御装置)
21B 警告音コントローラ(制御装置)
21C 注意音コントローラ(制御装置)
21D ナビゲーションコントローラ(制御装置)
21E エンタテイメントコントローラ(制御装置)
31 家庭用電源(電源)
32 家庭用電源用の接続ケーブル(接続ケーブル)
33A コーナセンサ(障害物センサ,電装機器)
33B 車外用スピーカ
33C1 車内用スピーカ(注意音生成装置)
33C2 内蔵スピーカ(注意音生成装置)
34 情報提供装置(ナビゲーション機器,エンタテイメント機器,店舗情報機器,電装機器)
37A 監視カメラ(防犯装置)
37B 防犯ランプ(防犯装置)
37C 防犯ブザー(防犯装置)
42A 情報ユニット(情報装置)
42B 情報ユニット(情報装置)
42C 情報ユニット(情報装置)
42D 情報ユニット(情報装置)
42E 情報ユニット(情報装置)
43A 防犯管理モジュール(防犯管理部)
43B 警告音データ管理モジュール(警告音データ管理部)
43C 注意音データ管理モジュール(注意音データ管理部)
43D ナビゲーション情報管理モジュール(ナビゲーション情報管理部)
43E エンタテイメント情報管理モジュール(エンタテイメント情報管理部)
50 電気自動車(第2実施形態)
70 電気自動車(第3実施形態)
90 電気自動車(第4実施形態)
110 電気自動車(第5実施形態)
130 電気自動車(第6実施形態)
132 急速充電用の接続ケーブル(接続ケーブル)
121 車内情報コントローラ(制御装置)
131 自動車専用電源(電源)
142 情報ユニット(情報装置)
143 店舗情報管理モジュール(店舗情報管理部)
FC1 家屋(充電施設)
FC2 ショッピングモール(充電施設)

Claims (8)

  1. 電気自動車と、接続ケーブルを介して該電気自動車と接続される充電施設とを有する、電気自動車の充電システムであって、
    該電気自動車には、
    バッテリと、
    該バッテリに蓄えられた電力によって駆動する電動モータと、
    該バッテリに蓄えられた電力によって作動する電装機器を制御する制御装置とが設けられ、
    該充電施設には、
    該電気自動車の該バッテリに対して給電する電源と、
    該制御装置によって処理される車両用情報を該制御装置に対して送受信する情報装置とが設けられ、
    該接続ケーブルは、
    該バッテリと該電源とを着脱可能に接続し且つ該制御装置と該情報装置とを着脱可能に接続する
    ことを特徴とする、電気自動車の充電システム。
  2. 該充電施設には、
    防犯装置が設けられ、
    該情報装置には、
    該防犯装置を制御する防犯管理部が設けられ、
    該電気自動車には、
    該電気自動車の周辺に存する物体を検出する障害物センサが該電装機器として設けられ、
    該障害物センサを制御する運転支援コントローラが該制御装置として設けられ、
    該運転支援コントローラは、
    該接続ケーブルにより該充電施設と該電気自動車とが接続された状態で且つ該障害物センサが物体を検出した場合、該障害物センサによる物体の検出が行なわれた旨の信号である物体検出信号を該車両用情報として該接続ケーブル経由で該防犯管理部に送信し、
    該防犯管理部は、
    該運転支援コントローラから該物体検出信号を受信すると該防犯装置を作動させる
    ことを特徴とする、請求項1記載の電気自動車の充電システム。
  3. 該充電施設の該情報装置には、
    該車両用情報としての警告音データを管理する警告音データ管理部が設けられ
    該電気自動車には、
    該電気自動車の車外周囲に対して該電気自動車の存在を知らしめる警告音を発する車外用スピーカが該電装機器として設けられるとともに、
    該車外用スピーカを制御する警告音コントローラが該制御装置として設けられ、
    該警告音コントローラは、
    該接続ケーブルにより該充電施設と該電気自動車とが接続された状態で、該充電施設の該警告音データ管理部で管理された該警告音データを該警告音の音色として設定する
    ことを特徴とする、請求項1または2記載の電気自動車の充電システム。
  4. 該充電施設の該情報装置には、
    該車両用情報としての注意音データを管理する注意音データ管理部が設けられ、
    該電気自動車には、
    該電気自動車の車室内の乗員に対して注意音を発する注意音生成装置が該電装機器として設けられ、
    該注意音生成装置を制御する注意音コントローラが該制御装置として設けられ、
    該注意音コントローラは、
    該接続ケーブルにより該充電施設と該電気自動車とが接続された状態で、該充電施設の該注意音データ管理部で管理された該注意音データを該注意音生成装置から発せられる該注意音の音色として設定する
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気自動車の充電システム。
  5. 該充電施設の該情報装置には、
    該車両用情報としての施設側ナビゲーション情報を管理するナビゲーション情報管理部が設けられ、
    該電気自動車には、
    該車両用情報としての車両側ナビゲーション情報を該電気自動車のユーザに提供するナビゲーション機器が該電装機器として設けられるとともに、
    該ナビゲーション機器を制御するナビゲーションコントローラが該制御装置として設けられ、
    該ナビゲーションコントローラは、
    該接続ケーブルにより該充電施設と該電気自動車とが接続されると、該充電施設のナビゲーション情報管理部で管理された該施設側ナビゲーション情報および該ナビゲーション機器で用いられる該車両側ナビゲーションの削除,追加および/または入れ替えを行なう
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気自動車の充電システム。
  6. 該充電施設の該情報装置には、
    映像情報および音情報のうち少なくとも一方が含まれる該車両用情報としての施設側エンタテイメント情報を管理するエンタテイメント情報管理部ユニットが設けられ、
    該電気自動車には、
    該映像情報および該音情報のうち少なくとも一方が含まれる該車両用情報としての車両側エンタテイメント情報を該電気自動車のユーザに提供するエンタテイメント機器が該電装機器として設けられるとともに、
    該エンタテイメント機器を制御するエンタテイメントコントローラが該制御装置として設けられ、
    該エンタテイメントコントローラは、
    該接続ケーブルにより該充電施設と該電気自動車とが接続されると、該充電施設のエンタテイメント情報管理部で管理された該施設側エンタテイメント情報および該エンタテイメント機器で用いられる該車両側エンタテイメント情報の削除,追加および/または入れ替えを許可する
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気自動車の充電システム。
  7. 該充電施設が商業施設であって、
    該商業施設の該情報装置には、
    該商業施設に関する情報を含む該車両用情報としての店舗情報を管理する店舗情報管理部が設けられ、
    該電気自動車には、
    該店舗情報を該電気自動車の乗員に提供する店舗情報機器と、該店舗情報を保存する店舗情報保存部とが、該電装機器として設けられるとともに、
    該店舗情報機器を制御する店舗情報コントローラが該制御装置として設けられ、
    該店舗情報コントローラは、
    該接続ケーブルにより該商業施設と該電気自動車とが接続されると、該商業施設の該店舗情報管理部で管理された該店舗情報を取り込んで該店舗情報保存部に保存する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の電気自動車の充電システム。
  8. 該電気自動車は、
    該電気自動車の車内に該乗員が存することを検出する乗員検出手段を有し、
    該店舗情報コントローラは、
    該接続ケーブルによる該商業施設と該電気自動車との接続が解除され、且つ、該乗員検出手段により該電気自動車の該車内に該乗員が存することが検出されると、該店舗情報機器を介して該店舗情報保存部に保存された該店舗情報を該乗員に提供する
    ことを特徴とする、請求項7に記載の電気自動車の充電システム。
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