JP2005219715A - 擬似音発生装置、車両、擬似音発生方法および擬似音発生プログラム - Google Patents

擬似音発生装置、車両、擬似音発生方法および擬似音発生プログラム Download PDF

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    • G10K15/00Acoustics not otherwise provided for
    • G10K15/02Synthesis of acoustic waves

Abstract

【課題】車両の周囲の歩行者などに車両の接近、通過を無意識に知らせ、注意を喚起すること。
【解決手段】擬似音情報記憶部101が、擬似音に関する情報を記憶し、車両外発生部102が擬似音情報記憶部101によって記憶された情報に基づいて、擬似音を車両の外へ発生し、検知部103が、車両が走行している際の所定の状況を検知し、制御部104が、検知部103によって検知された結果に基づいて、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力を制御する。これによって、車両が走行している際の所定の状況に基づいて車両の擬似音(擬似走行音)を発生させる。
【選択図】 図1



Description

本発明は、擬似音発生装置、車両、擬似音発生方法および擬似音発生プログラムに関する。ただし、本発明の利用は前述の擬似音発生装置、車両、擬似音発生方法および擬似音発生プログラムには限らない。
近年、内燃機関だけでなく電動機を用いた車両が開発・市販され、従来の内燃機関のいわゆるエンジン音による騒音が大幅に軽減されるようになってきている。
また、電気車両に適した始動音、走行音、および走行中の加速/減速音の擬似音を発生するとともに、周囲の騒音に応じて擬似音量を調節することができる電気車両用擬似音発生装置について開示されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平7−182587号公報
しかしながら、上記の従来技術では、周囲の騒音に対応して擬似音を自動的に調整できるので、夜間や静かな場所での低騒音化を実現することはできるが、エンジン音がしなくなることによって歩行者などは車両の接近に気がつかずに、思わぬ事故に発展する可能性がある。通常、歩行者などは、エンジン音によって無意識に車両の接近を察知することが一般的であるので、擬似音以外の音や光によって車両の接近が知らせられる場合には、不快感を感じたり、無用なストレスを感じてしまう原因にもなりかねないという問題点があった。
請求項1に記載の発明にかかる擬似音発生装置は、車両において擬似音を発生する擬似音発生装置であって、前記擬似音に関する情報を記憶する擬似音情報記憶手段と、前記擬似音情報記憶手段によって記憶された情報に基づいて、前記擬似音を前記車両の外へ発生する車両外発生手段と、前記車両が走行している際の所定の状況を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された結果に基づいて、前記車両外発生手段への擬似音発生指示信号の出力を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明にかかる車両は、前記請求項1〜15のいずれか一つに記載の擬似音発生装置を備えたことを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明にかかる擬似音発生方法は、車両において擬似音を発生する擬似音発生方法であって、前記車両が走行している際の所定の状況を検知する検知工程と、前記検知工程によって検知された結果に基づいて、擬似音発生指示信号の出力を制御する制御工程と、前記制御工程によって出力された擬似音発生指示信号に基づいて、前記擬似音を前記車両の外へ発生する発生工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項18に記載の発明にかかる擬似音発生プログラムは、前記請求項17に記載された方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる擬似音発生装置、車両、擬似音発生方法および擬似音発生プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(擬似音発生装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる擬似音発生装置の内容について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかる擬似音発生装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図1において、車両(四輪車、二輪車を含む)に備えられた擬似音発生装置は、擬似音情報記憶部101と、車両外発生部102と、検知部103と、制御部104と、指示入力部105と、検知情報記憶部106と、擬似音発生告知部107と、指示促進告知部108と、集音部109と、車両内発生部110と、を含む構成となっている。
擬似音情報記憶部101は、車両において発生する擬似音に関する情報を記憶する。ここで擬似音は、具体的には、たとえば車両のエンジン音やブレーキ音を擬似的に合成した音である。また、擬似音情報記憶部101は、複数種類の擬似音に関する情報を記憶するようにしてもよい。複数種類の擬似音とは、具体的には、たとえば複数の帯域の音である。
車両外発生部102は、擬似音情報記憶部101によって記憶された擬似音に関する情報に基づいて、擬似音を車両の外へ発生する。具体的には、たとえば車両のエンジン音やブレーキ音を擬似的に合成し、たとえば車両外に設けられたスピーカによって上記合成された擬似音を出力する。
検知部103は、車両が走行している際の各種の所定の状況を検知する。検知部103は、具体的には、たとえば車両の速度、エンジンの回転数、変速機(ギア)の状態のほか、たとえば車両の外の状況を検知する。この車両の外の状況は、天候状況、道路状況、歩行者の状況および自転車を含む他の車両の状況の少なくともいずれか一つを含む。また検知部103は、車両が走行している位置を検知するようにしてもよい。
また、検知部103は、車両が走行している位置の代わりに、あるいは車両が走行している位置に加えて、車両の操作の状態を検知するようにしてもよい。車両の操作の状態とは、具体的には、たとえばハンドル、アクセル、ブレーキ、変速機、ライトの点灯スイッチ、ワイパーなどの操作の状態である。また、検知部103は、車両が走行している位置、車両の操作の状態の代わりに、あるいは車両が走行している位置、車両の操作の状態に加えて、車両の運転者の状態を検知するようにしてもよい。車両の運転者の状態とは、具体的には、たとえば運転者の疲労度や、連続運転時間などである。
制御部104は、検知部103によって検知された結果に基づいて、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力を制御する。また、制御部104は、検知部103によって検知された結果の代わりに、あるいは検知部103によって検知された結果に加えて、暦情報および時刻情報の少なくともいずれかに基づいて、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力を制御するようにしてもよい。擬似音発生指示信号は、具体的には、たとえば擬似音発生のオン(開始)/オフ(終了)を指示する信号である。
また、制御部104は、検知部103によって検知された車両の操作の状態に基づいて、車両外発生部102によって擬似音が発生される方向を変更するようにしてもよい。具体的には、たとえば直進している場合は、前方方向に擬似音を発生するようにし、ハンドルが左右いずれかにきられて車両が左右のいずれかに曲がるときは、曲がる方向に擬似音を発生するようにする。
また、制御部104は、検知部103によって検知された結果に基づいて、擬似音情報記憶部101によって記憶された複数種類の擬似音に関する情報から少なくともいずれか一つを選択する擬似音選択信号を出力するようにしてもよい。
また、制御部104は、検知部103によって検知された結果に基づいて、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力を制御するとともに、車両内に設けられたオーディオ装置111(たとえばCDプレーヤー、MDプレーヤー、カセットテーププレーヤー、DVDプレーヤー、カーナビゲーションなど)へ音量制御指示信号の出力を制御するようにしてもよい。音量制御指示信号は、具体的には、たとえば出力中のオーディオの音量をミュートにするあるいは所定量まで減少させる指示信号である。これによって、車両の運転者・同乗者に対して擬似音が発生していることをよりわかり易くすることができる。
このように制御部104は上記各種制御をおこなうが、これらの制御はそれぞれ単独でおこなうようにしてもよく、またこれらの複数の制御を任意に組み合わせておこなうようにしてもよい。
指示入力部105は、車両内に設けられた擬似音発生の開始/終了の指示を受け付ける。指示入力部105は、具体的には、たとえば車両内に設けられた擬似音発生スイッチがオン/オフされることによって擬似音発生の開始/終了の指示を受け付ける。
検知情報記憶部106は、指示入力部105による擬似音発生の開始/終了指示がなされた際の、検知部103によって検知された結果に関する情報を記憶する。そして、制御部104は、指示入力部105による擬似音発生の開始/終了指示に基づいて、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力を制御するとともに、検知情報記憶部106によって記憶された情報および検知部103によって検知された結果に基づいて、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力を制御する。
制御部104は、具体的には、たとえば検知情報記憶部106に記憶された、擬似音発生の開始指示がなされた際の天候状況、道路状況、歩行者の状況および自転車を含む他の車両の状況、車両の操作の状態、車両の運転者の状態のいずれか一つあるいはそれらの2つ以上の組み合わせと、検知部103によって検知された天候状況、道路状況、歩行者の状況および自転車を含む他の車両の状況、車両の操作の状態、車両の運転者の状態のいずれか一つあるいはそれらの2つ以上の組み合わせとを比較し、両者が合致する場合に、擬似音指示信号を出力する。擬似音発生の終了指示も同様である。
擬似音発生告知部107は、擬似音が発生されていることを告知する。そして、制御部104は、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力がなされた場合に、擬似音発生告知部107への発生告知指示信号の出力制御をおこなう。
指示促進告知部108は、擬似音の発生指示を促す告知をする。そして、制御部104は、検知部103によって検知された結果に基づいて、あるいは検知情報記憶部106によって記憶された情報に基づいて、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力制御をおこなう代わりに、指示促進告知部108への指示促進告知指示信号の出力制御をおこなう。
集音部109は、車両外発生部102によって車両の外へ発生された擬似音を含む車外周囲音を集音する。具体的には、たとえば車両外に設けられたマイクロフォン(マイク)などによってその機能を実現する。また、車両内発生部110は、集音部109によって集音された擬似音を車両内に発生する。車両内発生部110は、具体的には、たとえば車両外に設けられたスピーカによって集音された車外周囲音を出力する。
(擬似音発生方法の処理の手順)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる擬似音発生方法の処理の手順について説明する。図2は、この発明の実施の形態にかかる擬似音発生方法の処理の手順の一例を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、車両が走行を開始したか否かを判断する(ステップS201)。
ステップS201において、車両が走行を開始するのを待って、開始された場合(ステップS201:Yes)は、つぎに、車両内に設けられた擬似音発生スイッチがオンされることによって、擬似音発生の開始の指示があったか否かを判断する(ステップS202)。ここで、擬似音発生スイッチがオンされない場合(ステップS202:No)は、何もせずにステップS208へ移行する。
一方、ステップS202において、擬似音発生スイッチがオンされた場合(ステップS202:Yes)は、その際の状況を検知し、記憶する(ステップS203)。そして、すでに擬似音が発生中であるか否かを判断する(ステップS204)。ここで、すでに擬似音が発生中である場合(ステップS204:Yes)は、何もせずにステップS208へ移行する。
一方、擬似音が発生中でない場合(ステップS204:No)は、さらに、オーディオ装置が動作中であるか否かを判断する(ステップS205)。ここで、オーディオ装置が動作中でない場合(ステップS205:No)は、何もせずにステップS207へ移行する。一方、オーディオ装置が動作中である場合(ステップS205:Yes)は、オーディオ装置の音量を調整し(ステップS206)、擬似音を発生する(ステップS207)。ここで、擬似音が発生した際に、擬似音が発生されていることを運転者・同乗者に告知するようにしてもよい。
その後、ステップS208において、車両内に設けられた擬似音発生スイッチがオフされることによって、擬似音発生の終了の指示があったか否かを判断する。ここで、擬似音発生スイッチがオフされた場合(ステップS208:Yes)は、その際の状況を検知し、検知した状況に関する情報を記憶し(ステップS209)、ステップS212へ移行する。
一方、ステップS208において、擬似音発生スイッチがオフされない場合(ステップS208:No)は、つぎに、所定の状況を検知したか否かを判断する(ステップS210)。ここで、所定の状況を検知していない場合(ステップS210:No)は、ステップS216へ移行する。これに対し、所定の状況を検知した場合(ステップS210:Yes)は、検知した状況が開始指示に関するものであるか、あるいは終了指示に関するものであるかを判断する(ステップS211)。
ステップS211において、開始指示である場合(ステップS211:開始)は、ステップS204へ戻る一方、終了指示である場合(ステップS211:終了)は、ステップS212へ移行する。
ステップS212において、擬似音が発生中であるか否かを判断する。ここで、擬似音が発生中でない場合(ステップS212:No)は、何もせずにステップS216へ移行する。一方、擬似音が発生中である場合(ステップS212:Yes)は、擬似音を停止する(ステップS213)。ここで、擬似音が発生された際に告知がおこなわれていた場合は、その告知も停止する。
さらに、オーディオ装置が動作中であるか否かを判断する(ステップS214)。ここで、オーディオ装置が動作中でない場合(ステップS214:No)は、何もせずにステップS216へ移行する。一方、オーディオ装置が動作中である場合(ステップS214:Yes)は、オーディオ装置の音量を調整する(ステップS215)。具体的には、たとえば擬似音発生前の音量に戻し、その後、ステップS216へ移行する。
ステップS216において、走行が終了したか否かを判断する(ステップS216)。ここで、未だ走行が終了していない場合(ステップS216:No)は、ステップS202へ戻って、以降、ステップS202〜S216を繰り返しおこなう。そして、走行が終了した場合(ステップS216:Yes)は、一連の処理を終了する。
また図3は、この発明の実施の形態にかかる擬似音発生方法の処理の手順の別の一例を示すフローチャートである。図3のフローチャートは、実際に擬似音を発生する代わりに、擬似音指示促進を車両の操作者や同乗者に告知するものである。図3のフローチャートにおいて、まず、車両が走行を開始したか否かを判断する(ステップS301)。
ステップS301において、車両が走行を開始するのを待って、開始された場合(ステップS301:Yes)は、つぎに、車両内に設けられた擬似音発生スイッチがオンされることによって、擬似音発生の開始の指示があったか否かを判断する(ステップS302)。ここで、擬似音発生スイッチがオンされない場合(ステップS302:No)は、何もせずにステップS306へ移行する。
一方、ステップS302において、擬似音発生スイッチがオンされた場合(ステップS302:Yes)は、その際の状況を検知し、記憶する(ステップS303)。そして、すでに擬似音が発生中であるか否かを判断する(ステップS304)。ここで、すでに擬似音が発生中である場合(ステップS304:Yes)は、何もせずにステップS306へ移行する。一方、擬似音が発生中でない場合(ステップS304:No)は、擬似音発生スイッチをオンするように告知することで、運転者・同乗者に擬似音の発生指示を促す(ステップS305)。
その後、ステップS306において、車両内に設けられた擬似音発生スイッチがオフされることによって、擬似音発生の終了の指示があったか否かを判断する。ここで、擬似音発生スイッチがオフされた場合(ステップS306:Yes)は、その際の状況を検知し、検知された状況に関する情報を記憶し(ステップS307)、ステップS310へ移行する。
つぎに、ステップS310において、擬似音が発生中であるか否かを判断する。ここで、擬似音が発生中でない場合(ステップS310:No)は、何もせずにステップS312へ移行する。一方、擬似音が発生中である場合(ステップS310:Yes)は、擬似音を停止し(ステップS311)、ステップS312へ移行する。
一方、ステップS306において、擬似音発生スイッチがオフされない場合(ステップS306:No)は、つぎに、所定の状況を検知したか否かを判断する(ステップS308)。ここで、所定の状況を検知していない場合(ステップS308:No)は、ステップS312へ移行する。これに対し、所定の状況を検知した場合(ステップS308:Yes)は、検知した状況が開始指示に関するものであるか、あるいは終了指示に関するものであるかを判断する(ステップS309)。
ステップS309において、開始指示である場合(ステップS309:開始)は、ステップS304へ戻る一方、終了指示である場合(ステップS309:終了)は、ステップS310へ移行する。
つぎに、ステップS310において、擬似音が発生中であるか否かを判断する。ここで、擬似音が発生中でない場合(ステップS310:No)は、何もせずにステップS312へ移行する。一方、擬似音が発生中である場合(ステップS310:Yes)は、擬似音発生スイッチをオフするように告知することで、運転者・同乗者に擬似音の停止指示を促す(ステップS311)。ここでは、停止指示を促すことなく擬似音を停止してもよい。その後、テップS312へ移行する。
ステップS312において、走行が終了したか否かを判断する。ここで、未だ走行が終了していない場合(ステップS312:No)は、ステップS302へ戻って、以降、ステップS302〜S312を繰り返しおこなう。そして、走行が終了した場合(ステップS312:Yes)は、一連の処理を終了する。
(擬似音である必要性)
つぎに、擬似音(擬似走行音、具体的にはたとえばエンジン音など)である必要性について説明する。通常、歩行者などは、特に後方など視覚によって認識できない車両の接近・通過を聴覚によって認識し、ときには振り返ったりすることによって危険を察知するのが一般的である。したがって、車両が接近しているにもかかわらず音がしない場合は、歩行者はその車両の接近に気がつかないことが多く、それにともなう事故が問題となっている。
しかしながら、クラクションによる警告音やバックする際の人工的な警告音が発せされた場合には、歩行者などは、その音によってびっくりしたり、不快感を感じたり、無用なストレスを感じてしまう場合が多い。したがって、歩行者などに無意識にあるいは強く意識させることなく車両の接近・通過を認識させることが重要である。すなわち、気がつかないことが問題であるから、気がつかせてやるだけでよいと発明者は考える。よって、通常発生している擬似音である必要があり、しかも必要な場合のみ発生させることによって、騒音を防止しつつ、歩行者の安全を図ることができるものである。
(ハードウエア構成)
つぎにこの発明の実施例にかかる擬似音発生装置のハードウエア構成について説明する。図4は、この発明の実施例にかかるに擬似音発生装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
図4において、401は擬似音発生装置全体を制御するCPUを、402は擬似音発生装置の基本処理プログラムを記憶したROMを、403は、CPU401のワークエリアとして使用されるRAMを、それぞれ示している。また、404は、CPU401の制御にしたがってHD(ハードディスク)405に対するデータのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドライブ)を、405は、HDD404の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶するHDをそれぞれ示している。なお、HDの代わりにあるいはHDとは別に、図示を省略するCD、DVDなどの着脱可能な記録媒体を備えていてもよい。
また、406はI/Fであり、このI/F406は、無線、あるいはケーブルを介して後述する各種装置411〜418と接続され、各種装置とCPU401とのインターフェースとして機能する。また、400は上記各部を接続するためのバスを示している。これら400〜406によって図1に示した制御部104の機能を実現する。
411は、擬似音発生指示スイッチを含む各種スイッチ群である。412は、車両外の周囲音を集音するマイクであり、図1に示した集音部109の機能を実現する。413は、CDドライブ、MDドライブ、DVDドライブなどを備えたオーディオ装置であり、図1に示したオーディオ装置111の機能を実現する。
また414は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどの表示用のディスプレイであり、415は、LEDなどの各種ランプであり、ディスプレイ414,各種ランプ415によって、擬似音発生告知部107および指示促進告知部108の機能を実現する。ランプ415は、発光色(たとえばオレンジLED)や点滅のタイミングなどによって所定のメッセージを告知することができる。416は、後述する車外スピーカ419の出力方向を切り替えるスピーカ切替装置であり、417は車外スピーカ419の出力を制御するアンプ(増幅器)であり、418は車内スピーカ420の出力を制御するアンプ(増幅器)である。アンプ417はI/F406を介して送信されてくる制御信号に基づいて、合成された擬似音を車外スピーカ419によって出力(発生)する。
(検知部103の構成)
つぎに、図1および図3に示した検知部103の詳細な構成の一例について説明する。図5は、この発明の実施例にかかる擬似音発生装置の検知部103の構成を示す説明図である。図5において、検知部103は、車両の状態を検知するものとして、たとえばGPS(Global Positioning Systems)500のほか、車速センサ501と、アクセルペダルセンサ502とブレーキペダルセンサ503と、ハンドル操舵角センサ504と、ギア作動センサ505と、ワイパー作動センサ506と、方向指示器(ウインカー)の作動の有無、方向指示器作動センサ507と、ホーン(クラクション)作動センサ508と、赤外線センサ511と、ミリ波レーダ512と、ドップラーレーダ513と、赤外線カメラ514などが備えられている。特に、外部の状況を認識するために、ミリ波レーダ512と赤外線カメラ514を用いるとよい。
ここで、GPS500は、GPS衛星からの電波を受信し、GPS衛星との幾何学的位置を求めるものであり、地球上どこでも計測可能である。電波としては、1.575.42MHzの搬送波で、C/A(Coarse and Access)コードおよび航法メッセージが乗っているL1電波を用いておこなわれる。C/Aコードはビット率1.023Mbpsで、コードの長さは1023bit=1msである。また、航法メッセージはビット率50bpsで、コードの長さは、サブフレームが300bit=6sであり、メインフレームが1500bit=30sであり、5サブフレームが1メインフレームであり、25メインフレームが1マスターフレームである。これによって、現在の車両の位置(緯度および経度)を検知する。
また車速センサ501は、たとえばGPS500のほか、車両の速度などを検知する。アクセルペダルセンサ502は、アクセルペダルの踏み込み度合いあるいはスロットルの開度などを検知する。ブレーキペダルセンサ503は、ブレーキペダルの踏み込み度合いなどを検知する。ハンドル操舵角センサ504は、ハンドルが左右に操舵された際の操舵角度あるいは操舵のスピード(早くハンドルが切られたかゆっくりと切られたかなど)などを検知する。
またギア作動センサ505は、シフトされたあるいは自動で切り替えられたギアの状態などを検知する。ワイパー作動センサ506は、ワイパーの作動の有無、作動速度などを検知する。方向指示器作動センサ507は、方向指示器(ウインカー)の作動の有無、いずれの方向への指示か、作動時間などを検知する。ホーン作動センサ508は、ホーン(クラクション)が作動したか、作動時間、さらには、ホーンボタン(通常、ハンドルの所定部分)は押下されていないが、ホーンボタンに手が接触しているかなどを検知する。
赤外線センサ511は、移動の対象物が生物であるか否かを検知する。また、ミリ波レーダ512は、対象物までの距離と、対象物の速度を検知する。ミリ波レーダ512は、飛行機などで使われるレーダ同様に、電波を使って障害物を探知する装置である。常にこのミリ波レーダ512で車両の前方の障害物を探索し、そのデータを車上のコンピュータで監視することで、衝突を事前に予測するものである。もう一つは、ドライバーの急ブレーキから衝突を予測する。
100メートル程度の状況を探知でき、霧の中や降雨、降雪時でも使用でき、空中線電力は10mmワット以下の76GHz帯電波を使用したレーダ方式である。車の前面に設置、前方を走る車との車間距離や相対速度を検知して安全運転を支援する自動車間制御装置(ACC)システム向けとして開発され、ITS(高度道路交通システム)を構成する重要システムとして期待されている。
ドップラーレーダ513は、車両と対象物との相対速度を検知する。これによって、対象物が歩行者や自転車である場合に、車両と同じ方向へ移動しているのかあるいは対向して移動しているのかを認識することができる。
赤外線カメラ514は、ヘッドライトや街灯では見落とす可能性のある夜間の歩行者を検知し、運転者に警報する。赤外線は夜間でも人間の熱源を検知し、生物を発見する。
また運転者の状態を検知するものとして、生体センサ521と、車室内カメラ522と、連続走行時間計時部523などが備えられている。生体センサ521は、運転者の心拍数などを検知する。また、車室内カメラ522は、運転者や眼球運動や体動などを検知する。連続走行時間計時部523は、連続して走行された時間を計時し、計時された時間に基づいて運転者の疲労度を推測する。
また、車両外状況を検知するものとして雨滴センサ531と、温度・湿度センサ532と、風力・風向センサ533などが備えられている。ここで、雨滴センサ531は、雨滴の有無、量などを検知する。雨の場合には雨音によって車両の接近に気がつかない場合が多いため、晴天の場合は擬似音を発生させない場所でも擬似音を発生させるようにしてもよい。また、温度・湿度センサ532は、車両外の温度および湿度を検知する。風力・風向センサ533は、車外の風力および風向を検知する。風が強い日は風音によって車両の接近に気がつかない場合が多いため、通常は擬似音を発生させない場所でも擬似音を発生させるようにしてもよい。
(ハードディスク(HD)405の構成)
ハードディスク(HD)405は、図1に示した擬似音情報記憶部101と、検知情報記憶部106の機能を実現する。HD405は、擬似音情報記憶部101として、複数種類のエンジン音やブレーキ音の擬似音を再現するためのMIDI(Musical Instrument Digital Interface)音源およびMIDIデータの再生をおこなうためのソフトウエアであるシーケンスソフトなどを記憶する。
複数種類のエンジン音やブレーキ音には、帯域の異なるものが含まれる。擬似音は、できるだけ車両の大きさを考慮し、歩行者がその音から直感的に車両の大きさを把握できるようなエンジン音やブレーキ音に近づけるようにするとよい。たとえば、普通乗用車とトラックやバスとは異なる擬似音とする。また擬似音は、老人などの比較的耳の不自由な者でもより聞き取り易い帯域の音にしてもよい。
また、HD405は、GPS500の表示用として用いる地図データを記憶する。具体的には、たとえばGPS500が取得したあるいはあらかじめ記憶されている位置情報(緯度・経度)に対応する道路や建物などに関する情報である。
また、HD405は、図1に示した検知情報記憶部106として検知部103によって検知された情報を記憶する。図6は、検知情報記憶部106として機能するハードディスク(HD)405に記憶される情報の一例を示す説明図である。
図6において、所定の時間隔ごとに検知された情報は、「日時」項目601、「位置」項目602、「方向」項目603、「移動体」項目604、「車速」項目605、「気温・湿度」項目606などを含んでいる。「日時」項目601に記憶された情報は、たとえば、時間帯によって危険地帯であるか否かを判断するのに用いる。具体的には、たとえば同一の場所でも通学時間に該当する場合は危険地帯を判断し、それ以外は危険地帯ではないと判断する。「位置」項目602には、GPS500によって検知・算出された緯度(n(またはs))および経度(e(またはw))に関する数値が記憶される。「方向」項目603には車両の移動方向に関する情報が記憶される。車両の移動方向は直前に検知された経度および緯度と今回検知された経度および緯度とから算出することができる。
また「移動体」項目604には、車両の移動と同方向に移動する物体(歩行者、自転車など)と、車両の移動と反対方向に移動する物体に関する情報を記憶する。『同方向:0、対面方向:3』となっている場合は、遠ざかる方向へ移動するもの(歩行者、自転車)はなく、近づく方向へ移動するもの(歩行者、自転車)が3つあることを示している。歩行者、自転車の方向検知は、具体的には、たとえば歩行者が顔画像を分析し、車両に背を向けているか車両に向かっているか判断するようにすればよい。また、ミリ波レーダ512によって車両との相対速度を調べ、相対速度が大きければ車両に対向していて、相対速度が小さければ車両と同一方向に進んでいると判断するようにしてよい。
また「車速」項目605には、車速センサ501などから取得した車速に関する情報を記憶する。「気温・湿度」項目606には、たとえば温度・湿度センサ532などから取得した温度および湿度に関する情報を記憶する。図1に示した制御部104は、これらの情報に基づいて、擬似音発生指示信号あるいは指示促進告知指示信号の出力を制御する。
さらに、図示は省略するが、走行中の車両の周囲の騒音に関する情報を記憶するようにしてもよい。記憶された周囲の騒音の音量によって、擬似音を発生させたりさせなかったりすることができる。また、周囲の騒音の音量によって、擬似音の音量を調整するようにしてもよい。
また、HD405は、図1に示した車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力を制御するための判断テーブルに関する情報を記憶する。図7〜図11は、検知情報記憶部106として機能するHD405に記憶される判断テーブルの一例を示す説明図である。
図7は、擬似音が必要な場所(危険地帯)を地図データから予測するテーブルの一例である。図7のテーブルにおいては、ガソリンスタンド、コンビニなどに入るために幹線道路から歩道を横切って施設に入るときは、緯度・経度情報と地図データとに基づいて、この場所を危険地帯と判断して、擬似音発生指示スイッチをオンする。同様に、店の駐車場など、幹線道路からはずれたときや、高速道路のサービスエリア周辺に居るときも危険地帯と判断する。
より具体的には、音が必要なのはほんの短い時間だけでよい場合がある。ある交差点だけでよかったり、スポット的に歩道を横切るときだけでよい場合がある。したがって、そこだけ記憶すればよい場合もある。
図8は、車両データ(速度、ハンドルの操舵角、ブレーキ動作)よって危険地帯を予測するテーブルの一例である。図8のテーブルにおいては、速度が遅くなり、頻繁にハンドルを操作しているとき、ハンドルを切り返し、直線をはずれた走行をするとき、ブレーキに足をかけることが多いとき、ホーンに手を乗せているときなどは、各センサからの情報に基づいて、この場所を危険地帯と判断して、擬似音発生指示スイッチをオンする。
図9は、生理データより危険地帯を予測するテーブルの一例である。図9のテーブルにおいては、心拍数が高くなっているとき、眼球運動が多く、ドライバーが警戒しているとき、体動が多く、ドライバーがそわそわしているときなどは、生体センサ521や車室内カメラ522などからの情報に基づいて、この場所(現時点)を危険地帯と判断して、擬似音発生指示スイッチをオンする。
図10は、画像より危険地帯を判断するテーブルの一例である。図10においては、車両の進行方向に人間がいるとき、雨が降っているとき、路肩がなく、歩道が認識できないときなどは、ミリ波レーダ512、赤外線カメラ514、雨滴センサ531、赤外線センサ511などからの情報に基づいて、この場所(現時点)を危険地帯と判断して、擬似音発生指示スイッチをオンする。
図11は、GPS500を用いたナビゲーションの経路データより危険地帯を予測するテーブルの一例である。図11のテーブルにおいては、たとえば、目的地周辺に近づいたとき、商店街に侵入したとき、幹線道路でなく、細い道、生活道路であるとき、設定した経路から判断して、交差点で曲がるとき、細い道より太い道に出るとき、幹線道路より細い道に侵入するとき、歩道がない道を走行するときなどは、緯度・経度情報と地図データとに基づいて、この場所を危険地帯と判断して、擬似音発生指示スイッチをオンする。
(制御部104の判断処理の手順)
つぎに、制御部104のより具体的な判断処理の手順について説明する。図12〜図15は、制御部104の判断処理の手順の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートは、運転者の状態に基づく判断処理の内容を示している。図12のフローチャートにおいて、まず、現時点が、あらかじめ設定してある危険地帯か否かを判断する(ステップS1201)。ここで、危険地帯であれば(ステップS1201:Yes)は、各種センサによる検知結果に関わりなく、擬似音を発生するよう制御し(ステップS1204)、ステップS1201へ戻る。
一方、危険地帯でない場合(ステップS1201:No)は、車両速度が遅く頻繁にハンドル操作をしているか否か(ステップS1202)およびドライバー(運転者)が緊張しているか否か(ステップS1203)を判断する。そして、いずれかに該当する場合(ステップS1202:YesまたはステップS1203:Yes)は、擬似音を発生するよう制御し(ステップS1204)、ステップS1201へ戻る。
これに対して、いずれにも該当しない場合(ステップS1202:NoかつステップS1203:No)は、擬似音を止めるように制御し(ステップS1205)、ステップS1201へ戻る。
また図13のフローチャートは、車外の状況に基づく判断処理の内容を示している。図13のフローチャートにおいて、まず、擬似音発生指示スイッチがオンになっているか否かを判断し、オンの場合(ステップS1301:Yes)は、車両の前方に歩行者がいるか否か(ステップS1302)および当該歩行者が車両の存在に気がついているか否か(ステップS1303)を判断する。ここで、歩行者が一人もいない場合(ステップS1302:No)または歩行者がいる(ステップS1302:Yes)が、車両の存在に気がついている場合(ステップS1303:Yes)は、擬似音を止めるように制御し(ステップS1305)、ステップS1301へ戻る。
一方、ステップS1303において、車両の存在に気がついていない場合(ステップS1303:No)は、擬似音を発生するように制御し(ステップS1304)、ステップS1301へ戻る。そして、ステップS1301において、スイッチがオフの場合(ステップS1301:No)は、処理を終了する。このようにすることによって、スイッチがオンされることによって擬似音が無用に発生し続けてしまうことを防止することができる。
また図14のフローチャートは、地図データによって危険地帯を調べる判断処理の内容を示している。図14において、地図データにより、現地点が、生活道路か否か(ステップS1401)、過去に作動させたか否か(ステップS1402)、駐車場、SA(サービスエリア)か否か(ステップS1403)、交差点が存在しそこを曲がるか否か(ステップS1404)、横断歩道を横切るか否か(ステップS1405)を判断する。
そして、いずれか一つに該当する場合(ステップS1401:Yes、ステップS1402:Yes、ステップS1403:Yes、ステップS1404:YesまたはステップS1405:Yes)は、危険地帯であると判断して、擬似音を発生するように制御し(ステップS1407)、その後ステップS1401へ戻る。
一方、上記すべてに該当しない場合(ステップS1401:No、ステップS1402:No、ステップS1403:No、ステップS1404:NoおよびステップS1405:No)は、擬似音を止めるように制御して(ステップS1406)、その後ステップS1401へ戻る。このようにすることによって、擬似音の発生が必要な場所を適切に把握し、有効に擬似音を発生させることができる。
また図15のフローチャートは、擬似音発生の制御に連動させてオーディオ装置413の音量を制御する処理の内容を示している。図15において、まず、前方に歩行者がいるか否かを判断する(ステップS1501)。ここで、歩行者がいる場合(ステップS1501:Yes)は、オーディオ装置413が鳴っているか否かを判断し(ステップS1502)、鳴っている場合(ステップS1502:Yes)のみ、オーディオをミュート(あるいはボリュームダウン)し(ステップS1503)、鳴っていない場合(ステップS1502:No)は何もしない。そして、擬似音を発生して(ステップS1504)、ステップS1501へ戻る。
一方、ステップS1501において、前方に歩行者がいない場合(ステップS1501:No)は、擬似音を止めるように制御し(ステップS1505)、その後、オーディオ装置413がミュート(あるいはボリュームダウン)しているか否かを判断し(ステップS1506)、ミュートしている場合(ステップS1506:Yes)のみ、ミュートを解除し(ステップS1507)、ミュートしていない場合(ステップS1506:No)は何もしない。その後、ステップS1501へ戻る。このようにすることによって、擬似音が自動的に発生したことを運転者に容易に認識させることができる。
また、ホーンボタンに接触することによって、擬似音を発生させるようにするとよい。擬似音の発生によっては、車両の接近・通過による注意を喚起できない場合にのみ当該ホーンボタンを押下して、歩行者などの注意を促すようにすることができる。このようにすることによって、ホーン(クラクション)を鳴らすことによって歩行者などに不快感やストレスを与えることなく、車両の接近・通過を知らせることができる。
(指示促進告知の内容)
つぎに、図1に示した指示促進告知部108によって告知される内容について説明する。図16〜図19は、指示促進告知部108によって告知される内容の一例を示す説明図である。図16に示す表示画面1601は、歩行者が存在する場合に擬似音発生スイッチをオンするように告知するものである。また図17に示す表示画面1701は、危険地帯に入った場合に擬似音発生スイッチをオンするように告知するものである。
また図18に示す表示画面1801は、危険地帯を脱した場合に擬似音発生スイッチをオフするように告知するものである。さらに、図19に示す表示画面1901は、擬似音が連続して一定時間発生し続けた場合に、あるいは所定距離を擬似をんを発生し続けて走行した場合などに擬似音発生スイッチをオフするように告知するものである。いずれも「確認」ボタン1602,1702,1802,1902を押下することによって表示画面1601,1701,1801,1901を消去する。
なお、指示促進告知は、ディスプレイ414を用いておこなったが、これに限定されるものではなく、たとえばランプの発光色や点滅のタイミングによる告知、あるいは音声による告知であってもよい。
(擬似音発生告知の内容)
つぎに、図1に示した擬似音発生告知部107によって告知される内容について説明する。図20は、擬似音発生告知部107によって告知される内容の一例を示す説明図である。図20に示す表示画面2001は、擬似音発生スイッチが操作された場合に、以後ここを危険地帯として登録するか否かを運転者などに確認するものである。『Yes』ボタン2002の押下によって登録がなされる一方、『No』ボタン2003の押下によっては危険地帯としての登録はなされない。
なお、擬似音発生告知は、ディスプレイ414を用いておこなったが、これに限定されるものではなく、たとえばランプの発光色や点滅のタイミングによる告知、あるいは音声による告知であってもよい。
以上説明したように、この実施の形態によれば、擬似音情報記憶部101が、擬似音に関する情報を記憶し、車両外発生部102が擬似音情報記憶部101によって記憶された情報に基づいて、擬似音を車両の外へ発生し、検知部103が、車両が走行している際の所定の状況を検知し、制御部104が、検知部103によって検知された結果に基づいて、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力を制御するため、車両が走行している際の所定の状況に基づいて車両の擬似音(擬似走行音)を発生させることができる。これによって、車両の周囲の歩行者などに車両の接近、通過を無意識に知らせ、注意を喚起することができる。したがって、騒音が少ない利点を生かしつつ、騒音が少ないことによる弊害を除去し、歩行者などの安全な通行を担保することができるという効果を奏する。
ここで、より適切に擬似音を発生させるために、検知部103は、たとえば車両の外の状況を検知してもよい。車両の外の状況とは、たとえば、天候状況、道路状況、歩行者の状況および自転車を含む他の車両の状況の少なくともいずれか一つを含んでいてもよい。また、検知部103は、車両が走行している位置を検知するようにしてもよい。また、検知部103は、車両の運転者の状態を検知するようにしてもよい。
また、検知部103は、車両の操作の状態を検知するようにしてもよい。その際、制御部104は、検知部103によって検知された車両の操作の状態に基づいて、車両外発生部102によって擬似音が発生される方向を変更するようにしてもよい。このようにすることによっても、擬似音をより適切に発生させることができる。
また、制御部104は、暦情報および時刻情報の少なくともいずれかに基づいて、前記車両外発生部への擬似音発生指示信号の出力を制御するようにしてもよい。より具体的には、たとえば、同一の場所であっても平日と日祭日とで、また朝と夜とで擬似音を発生させたりさせなかったりすることができる。
また、擬似音情報記憶部101は、複数種類の擬似音に関する情報(具体的には、たとえばMIDI音源)を記憶し、制御部104が、検知部103によって検知された結果に基づいて、複数種類の擬似音から少なくともいずれか一つを選択する擬似音選択信号を出力するようにしてもよい。これによって、状況に応じた最適の擬似音を発生させることができ、周囲への悪影響の発生をできるだけ防止することができる。
また、制御部104は、検知部103によって検知された結果に基づいて、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力を制御するとともに、車両内に設けられたオーディオ装置111(413)へ音量制御指示信号の出力を制御するようにしてもよい。これによって、自動的に擬似音を発生させた場合でも、運転者などに対してその旨を知らしめることができる。
また、この実施の形態によれば、指示入力部105が、擬似音発生の開始/終了の指示を受け付け検知情報記憶部106が、指示入力部105による擬似音発生の開始/終了の指示がなされた際の、検知部103によって検知された結果に関する情報を記憶し、制御部104が、指示入力部105による擬似音発生の開始/終了指示に基づいて、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力を制御するとともに、検知情報記憶部106によって記憶された情報および検知部103によって検知された結果に基づいて、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力を制御するため、過去に擬似音を発生させた状況を記憶し、同じ状況になった場合に自動的に擬似音を発生させることができる。
また、この実施の形態によれば、擬似音発生告知部107が、擬似音が発生されていることを告知し、制御部104が、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力がなされた場合に、擬似音発生告知部107への擬似音発生告知指示信号の出力を制御するため、自動的に擬似音を発生させた場合でも、運転者などに対してその旨を知らしめることができる。
また、この実施の形態によれば、指示促進告知部108が、擬似音の発生指示を促す告知をし、制御部104が、車両外発生部102への擬似音発生指示信号の出力を制御する代わりに、指示促進告知部108への指示促進告知指示信号の出力を制御するため、運転者などの意志に反して擬似音を発生させることがないようにすることができる。
また、集音部109が、車両外発生部102によって前記車両の外へ発生された擬似音を含む車外周囲音を集音し、車両内発生部110が、集音部109によって集音された擬似音を車両内に発生するため、車両外に出力されている擬似音および車外の騒音などに関して、たとえば窓を締め切った状態であっても確実に認識することができる。
なお、本実施の形態における擬似音発生方法は、あらかじめ用意されたコンピュータ(たとえばマイクロコンピュータ)に読み取り可能なプログラムであってもよく、またそのプログラムをサーバーを含むパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現される。このプログラムは、HD、FD、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
この発明の実施の形態にかかる擬似音発生装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態にかかる擬似音発生方法の処理の手順の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態にかかる擬似音発生方法の処理の手順の別の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施例にかかるに擬似音発生装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 この発明の実施例にかかる擬似音発生装置の検知部103の構成を示す説明図である。 検知情報記憶部106として機能するハードディスク(HD)405に記憶される情報の一例を示す説明図である。 検知情報記憶部106として機能するHD405に記憶される判断テーブルの一例を示す説明図である。 検知情報記憶部106として機能するHD405に記憶される判断テーブルの別の一例を示す説明図である。 検知情報記憶部106として機能するHD405に記憶される判断テーブルの別の一例を示す説明図である。 検知情報記憶部106として機能するHD405に記憶される判断テーブルの別の一例を示す説明図である。 検知情報記憶部106として機能するHD405に記憶される判断テーブルの別の一例を示す説明図である。 制御部104の判断処理の手順の一例を示すフローチャートである。 制御部104の判断処理の手順の別の一例を示すフローチャートである。 制御部104の判断処理の手順の別の一例を示すフローチャートである。 制御部104の判断処理の手順の別の一例を示すフローチャートである。 指示促進告知部108によって告知される内容の一例を示す説明図である。 指示促進告知部108によって告知される内容の別の一例を示す説明図である。 指示促進告知部108によって告知される内容の別の一例を示す説明図である。 指示促進告知部108によって告知される内容の別の一例を示す説明図である。 擬似音発生告知部107によって告知される内容の一例を示す説明図である。
符号の説明
101 擬似音情報記憶部
102 車両外発生部
103 検知部
104 制御部
105 指示入力部
106 検知情報記憶部
107 擬似音発生告知部
108 指示促進告知部
109 集音部
110 車両内発生部
111 オーディオ装置
411 スイッチ(群)
412 マイクロフォン(マイク)
414 ディスプレイ
415 ランプ
417,418 アンプ
419 車外スピーカ
420 車内スピーカ

Claims (18)

  1. 車両において擬似音を発生する擬似音発生装置であって、
    前記擬似音に関する情報を記憶する擬似音情報記憶手段と、
    前記擬似音情報記憶手段によって記憶された情報に基づいて、前記擬似音を前記車両の外へ発生する車両外発生手段と、
    前記車両が走行している際の所定の状況を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された結果に基づいて、前記車両外発生手段への擬似音発生指示信号の出力を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする擬似音発生装置。
  2. 擬似音発生の開始/終了の指示を受け付ける指示入力手段と、
    前記指示入力手段による擬似音発生の開始/終了の指示がなされた際の、前記検知手段によって検知された結果に関する情報を記憶する検知情報記憶手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記指示入力手段による擬似音発生の開始/終了指示に基づいて、前記車両外発生手段への擬似音発生指示信号の出力を制御するとともに、前記検知情報記憶手段によって記憶された情報および前記検知手段によって検知された結果に基づいて、前記車両外発生手段への擬似音発生指示信号の出力を制御することを特徴とする請求項1に記載の擬似音発生装置。
  3. 前記擬似音が発生されていることを告知する擬似音発生告知手段を備え、
    前記制御手段は、前記車両外発生手段への擬似音発生指示信号の出力がなされた場合に、前記擬似音発生告知手段への発生告知指示信号の出力を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の擬似音発生装置。
  4. 擬似音の発生指示を促す告知をする指示促進告知手段を備え、
    前記制御手段は、前記車両外発生手段への擬似音発生指示信号の出力を制御する代わりに、前記指示促進告知手段への指示促進告知指示信号の出力を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の擬似音発生装置。
  5. 前記車両外発生手段によって前記車両の外へ発生された擬似音を含む車外周囲音を集音する集音手段と、
    前記集音手段によって集音された擬似音を前記車両の車内に発生する車両内発生手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の擬似音発生装置。
  6. 前記検知手段は、前記車両の外の状況を検知することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の擬似音発生装置。
  7. 前記車両の外の状況は、天候状況、道路状況、歩行者の状況および自転車を含む他の車両の状況の少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項6に記載の擬似音発生装置。
  8. 前記検知手段は、前記車両が走行している位置を検知することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の擬似音発生装置。
  9. 前記検知手段は、前記車両の操作の状態を検知することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の擬似音発生装置。
  10. 前記制御手段は、前記検知手段によって検知された車両の操作の状態に基づいて、前記車両外発生手段によって擬似音が発生される方向を変更することを特徴とする請求項9に記載の擬似音発生装置。
  11. 前記検知手段は、前記車両の運転者の状態を検知することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の擬似音発生装置。
  12. 前記車両の運転者の状態には、前記運転者の疲労度および前記運転者の連続運転時間の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項11に記載の擬似音発生装置。
  13. 前記制御手段は、暦情報および時刻情報の少なくともいずれかに基づいて、前記車両外発生手段への擬似音発生指示信号の出力を制御することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の擬似音発生装置。
  14. 前記擬似音情報記憶手段は、複数種類の擬似音に関する情報を記憶し、
    前記制御手段は、前記検知手段によって検知された結果に基づいて、前記複数種類の擬似音から少なくともいずれか一つを選択する擬似音選択信号を出力することを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の擬似音発生装置。
  15. 前記制御手段は、前記検知手段によって検知された結果に基づいて、前記車両外発生手段への擬似音発生指示信号の出力を制御するとともに、前記車両内に設けられたオーディオ装置へ音量制御指示信号の出力を制御することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載の擬似音発生装置。
  16. 前記請求項1〜15のいずれか一つに記載の擬似音発生装置を備えたことを特徴とする車両。
  17. 車両において擬似音を発生する擬似音発生方法であって、
    前記車両が走行している際の所定の状況を検知する検知工程と、
    前記検知工程によって検知された結果に基づいて、擬似音発生指示信号の出力を制御する制御工程と、
    前記制御工程によって出力された擬似音発生指示信号に基づいて、前記擬似音を前記車両の外へ発生する発生工程と、
    を含んだことを特徴とする擬似音発生方法。
  18. 前記請求項17に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とする擬似音発生プログラム。

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