JP2011109329A5 - 像振れ補正装置およびそれを備えた撮像装置、像振れ補正装置の制御方法 - Google Patents

Description

本発明は、画像振れを補正する機能を有する像振れ補正装置およびそれを備えた撮像装置、像振れ補正装置の制御方法に関するものである。

上記目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、静止画撮影の撮影準備指示と撮影指示を行う指示手段を有し、動画像および静止画像を撮影可能な撮像装置に用いられる像振れ補正装置であって、振れを検出する振れ検出手段と、前記振れ検出手段からの出力に基づいて、前記振れによる像振れを軽減するように像振れ補正部材の駆動を制御する補正制御手段と、前記補正部材の位置を検出する位置検出手段と、前記補正制御手段は、前記動画撮影モードで前記指示手段によって撮影準備指示が行われたとき、像振れ補正部材の駆動範囲を、光学系の光学性能から設定された位置を中心とした第１の範囲から、当該第１の範囲よりも狭い範囲であり、前記撮影準備指示が行われたときに前記位置検出手段によって検出された前記補正部材の位置を中心とした第２の範囲へと変更することを特徴とする。

本発明によれば、動画撮影時の振れ補正可能範囲が静止画撮影の振れ補正可能範囲よりも広い場合に、特に動画撮影中の静止画撮影において、撮影前後の構図が大きく変化しない像振れ補正装置およびそれを備えた撮像装置、像振れ補正装置の制御方法を提供することができる。

Claims (7)

1. 静止画撮影の撮影準備指示と撮影指示を行う指示手段を有し、動画像および静止画像を撮影可能な撮像装置に用いられる像振れ補正装置であって、
   振れを検出する振れ検出手段と、
   前記振れ検出手段からの出力に基づいて、前記振れによる像振れを軽減するように像振れ補正部材の駆動を制御する補正制御手段と、
   前記補正部材の位置を検出する位置検出手段と、
   前記補正制御手段は、前記動画撮影モードで前記指示手段によって撮影準備指示が行われたとき、像振れ補正部材の駆動範囲を、光学系の光学性能から設定された位置を中心とした第１の範囲から、当該第１の範囲よりも狭い範囲であり、前記撮影準備指示が行われたときに前記位置検出手段によって検出された前記補正部材の位置を中心とした第２の範囲へと変更することを特徴とする像振れ補正装置。
2. 動画像を撮影するときは前記像振れ補正部材の駆動範囲を前記第１の範囲とし、静止画像を撮影するときは前記像振れ補正部材の駆動範囲を前記第２の範囲とすることを特徴とする請求項１に記載の像振れ補正装置。
3. 前記第１の範囲および前記第２の範囲は、円形もしくは円に内接する多角形であることを特徴とする請求項１または２に記載の像振れ補正装置。
4. 前記補正制御手段は、動画像を撮影中に撮影準備指示がされたとき、当該撮影準備指示が行われた時に前記位置検出手段によって検出された前記補正部材の位置を中心としてパンニング制御を行うことを特徴とする請求項１又は２に記載の像振れ補正装置。
5. 請求項１ないし４の何れか１項に記載の像振れ補正装置を備えたことを特徴とする撮像装置。
6. 画像の切り出し位置を変更する変更手段をさらに有し、
   前記補正制御手段は、前記変更手段によって変更する画像の切り出し量と前記補正部材が駆動する量が同じになるように、前記駆動範囲の中心に前記補正部材を移動させること特徴とする請求項５に記載の撮像装置。
7. 静止画撮影の撮影準備指示と撮影指示を行う指示手段を有し、動画像および静止画像を撮影可能な撮像装置に用いられる像振れ補正装置の制御方法であって、
   振れを検出する振れ検出工程と、
   前記振れ検出工程からの出力に基づいて、前記振れによる像振れを軽減するように像振れ補正部材の駆動を制御する補正制御工程と、
   前記補正部材の位置を検出する位置検出工程と、
   前記補正制御工程においては、前記動画撮影モードで前記指示手段によって撮影準備指示が行われたとき、像振れ補正部材の駆動範囲を、光学系の光学性能から設定された位置を中心とした第１の範囲から、当該第１の範囲よりも狭い範囲であり、前記撮影準備指示が行われたときに前記位置検出工程にて検出された前記補正部材の位置を中心とした第２の範囲へと変更することを特徴とする像振れ補正装置の制御方法。