JP2011164228A5 - 光学装置及びその制御方法 - Google Patents

Description

上記目的を達成するために、本発明のズーム操作が可能な撮像光学系を備えた光学装置は、振れを検出する振れ検出手段と、振れ検出手段から出力される振れ信号に基づいて、前記ズーム操作に応じて変更される中心位置を中心とした駆動範囲内で補正部材を駆動することによって撮影画像の像振れを補正する像振れ補正手段と、前記像振れ補正手段により前記像振れを補正するための演算過程での値または信号を用いて、所定の時間間隔で前記光学装置の姿勢を検出する姿勢検出手段とを有し、前記姿勢検出手段は、前記ズーム操作が行われている時は前記姿勢の検出を行わないことを特徴とする。

Claims (7)

1. ズーム操作が可能な撮像光学系を備えた光学装置であって、
   振れを検出する振れ検出手段と、
   前記振れ検出手段から出力される振れ信号に基づいて、前記ズーム操作に応じて変更される中心位置を中心とした駆動範囲内で補正部材を駆動することによって撮影画像の像振れを補正する像振れ補正手段と、
   前記像振れ補正手段により前記像振れを補正するための演算過程での値または信号を用いて、所定の時間間隔で前記光学装置の姿勢を検出する姿勢検出手段とを有し、
   前記姿勢検出手段は、前記ズーム操作が行われている時は前記姿勢の検出を行わないことを特徴とする光学装置。
2. 前記姿勢検出手段は、前記振れ検出手段からの振れ信号に基づいて前記補正部材を駆動するための補正量を求める過程で算出される積分補償値に基づいて前記装置の姿勢を検出することを特徴とする請求項１に記載の光学装置。
3. 前記像振れ補正手段は、前記撮像光学系の特性に起因する光量のばらつき及び解像度のばらつきのうち少なくとも何れか一方を低減するように、前記ズーム操作に応じて前記中心位置を変更することを特徴とする請求項１または２に記載の光学装置。
4. 前記姿勢検出手段は、予め設定された回数以上、連続して同じ姿勢を検出した場合に、当該姿勢を前記光学装置の姿勢とすることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の光学装置。
5. 前記姿勢検出手段手段は、前記ズーム操作に応じて前記中心位置が変更されている間は、前記中心位置が変更される直前の姿勢情報を前記光学装置の姿勢とすることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の光学装置。
6. 前記積分補償値は、前記中心位置の変更に対して遅れて変化する値であって、
   前記姿勢検出手段は、前記ズーム操作に伴う前記中心位置の変更が終了してから、前記積分補償値が変更後の前記中心位置において予測される予測積分補償値に所定のレベルまで収束するまでの予め設定された時間、前記ズーム操作が開始される直前の姿勢情報を、前記光学装置の姿勢とすることを特徴とする請求項２に記載の光学装置。
7. ズーム操作が可能な撮像光学系を備えた光学装置の制御方法であって、
   検出手段が、振れを検出する検出ステップと、
   像ぶれ補正手段が、前記検出ステップにて出力される振れ情報に基づいて、前記ズーム操作に応じて変更される中心位置を中心とした駆動範囲内で補正部材を駆動することによって撮影画像の像振れを補正する像振れ補正ステップと、
   姿勢検出手段が、前記像振れ補正ステップにおいて前記像振れを補正するための演算過程での値または信号を用いて、所定の時間間隔で前記光学装置の姿勢を検出する姿勢検出ステップとを有し、
   前記姿勢検出ステップにおいては、前記ズーム操作が行われている時は前記レンズ姿勢の検出を行わないことを特徴とする光学装置の制御方法。