JP2000292824A - 撮像装置及びその揺れ補正制御方法 - Google Patents

撮像装置及びその揺れ補正制御方法

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JP2000292824A
JP2000292824A JP11097445A JP9744599A JP2000292824A JP 2000292824 A JP2000292824 A JP 2000292824A JP 11097445 A JP11097445 A JP 11097445A JP 9744599 A JP9744599 A JP 9744599A JP 2000292824 A JP2000292824 A JP 2000292824A
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imaging device
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shake
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JP11097445A
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Hideo Kawahara
英夫 河原
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静止画撮影時及び撮影待機状態の消費電力を
低減するとともに、補正光学系の異音の発生や破損を防
止することができる撮像装置及びその揺れ補正制御方法
を提供する。 【解決手段】 アクチュエータ34への通電が行われて
いなくても、揺れ補正レンズ151の光軸が撮像光学系
の光軸にほぼ一致するように、揺れ補正レンズ151は
バネ15、15'により保持されており、外部からの振
動等の力が作用しない限りこの状態は保持される。従っ
て、従来の構成では揺れ補正レンズ151の光軸位置を
常に撮像光学系と一致させるために消費されていた駆動
電流は「0」となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置及びその揺
れ補正制御方法に関し、特に動画撮影及び静止画撮影に
おける揺れ補正を行う揺れ補正手段を有する撮像装置及
びその揺れ補正制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビデオカメラ等の撮像装置に
おいては、AE(オート・エクスポージャ)やAF(オ
ート・フォーカス)等、あらゆる点で自動化、多機能化
が図られ、良好な撮影を容易に行うことができるように
なっている。
【0003】また、近年、デジタルビデオカメラの小型
化や光学系の高倍率化に伴い、撮像装置の揺れが撮影画
像の品位を低下させる大きな原因となっていることに着
目し、このようは揺れ(いわゆる「カメラぶれ」)を補
正する揺れ補正機能を有する撮像装置が提案されてい
る。
【0004】ここで、図5〜図7を参照して、従来の撮
像装置の揺れ補正について説明する。
【0005】図5は、従来の揺れ補正機能を有する撮像
装置の構成の一例を示すブロック図である。
【0006】同図において、撮像装置は撮像部と揺れ補
正部とに大別される。撮像部は、レンズ150と、光電
変換手段であるCCD等からなる撮像素子161と、撮
像素子161から出力された電気信号を例えばNTSC
などの標準ビデオ信号に変換してそれを標準ビデオ出力
として出力する信号処理回路162とから構成される。
一方、揺れ補正部は、ジャイロ等の角速度センサからな
り撮像装置の撮影装置部に設けられる揺れ検出手段31
と、揺れ検出手段31の出力に基づいて揺れ補正目標値
を演算してこれを揺れ補正信号として出力する信号処理
手段32と、信号処理手段32から出力される揺れ補正
信号に基づいてアクチュエータ34を駆動させるための
駆動信号を発生させる駆動回路33と、コイル及びマグ
ネットから構成されるリニアモータ等からなり揺れ補正
を行うレンズ151を移動させるアクチュエータ34と
から構成される。
【0007】揺れ補正レンズ151は、撮像光学系の光
軸に対し垂直方向に平行移動することにより、撮像素子
161面上の結像位置を撮像面と平行に上下左右に移動
させることができる。
【0008】なお、図5には図示しないが、実際の構成
には、揺れ補正レンズの移動量を検出する位置検出手段
が設けられており、その位置信号が駆動回路33にフィ
ードバックされ、これにより揺れ補正レンズ151の位
置制御が可能となる。
【0009】記録装置130は、撮像面の記録を動画あ
るいは静止画で記録する。記録装置130の記録モード
の切り替えは、撮影モード切替スイッチ35によって行
われる。また、撮影モード切替スイッチ35によって選
択された撮影モードは手揺れ補正部の信号処理手段32
に入力され、これにより記録モードに適した揺れ補正処
理が行われる。
【0010】図6は、信号処理手段32の構成の一例を
示すブロック図である。なお、図6の破線32に示す部
分が信号処理手段32の主構成である。
【0011】同図において、信号処理手段32は、揺れ
検出手段31を構成するジャイロセンサ301に接続さ
れている。ジャイロセンサ301は、撮像装置に固定さ
れており、該撮像装置の揺れに応じた信号を出力する。
ジャイロセンサ301は、信号処理手段32のDCカッ
トフィルタ302に接続されている。DCカットフィル
タ302は、ジャイロセンサ301の直流成分をカット
するものであり、例えばハイパスフィルタから構成され
ている。DCカットフィルタ302は、ジャイロセンサ
301により検出された揺れ信号(角速度信号)を増幅
するアンプ回路303に接続されている。
【0012】アンプ回路303の出力側には、A/D変
換器304、ハイパスフィルタ305、積分器306及
びパン・チルト判定回路307からなる、例えばマイク
ロコンピュータ等の演算装置コンピュータ(COM)に
よって構成される、補正量演算手段(図6中、破線矩形
で示す)が接続されている。A/D変換器304は、ア
ンプ回路303から出力された角速度信号をデジタル信
号に変換する。ハイパスフィルタ305は、A/D変換
器304のデジタル出力の低周波成分を遮断するもので
あり、任意の帯域で特性を可変とする機能を有してい
る。積分器306は、ハイパスフィルタ305の出力
(角速度信号)を積分して角変位信号を出力するもので
あり、任意の帯域で特性を可変とする機能を有してい
る。パン・チルト判定回路307は、角速度信号及び積
分器306から出力された角変位信号とからパンニング
・チルティングの判定を行う。このパン・チルト判定回
路307は、角速度信号及び角変位信号のレベルに応じ
て、後述するパンニング制御を行う。
【0013】上記構成により得られる角変位信号は、後
の制御において揺れ補正目標値となる。
【0014】ここで、パン・チルト判定回路307の動
作について詳述する。
【0015】A/D変換器304から出力された角速度
信号及び積分回路305から出力された角変位信号が入
力されると、角速度が所定閾値以上である場合、又は角
速度が所定閾値未満であり且つ角変位信号が所定閾値以
上である場合に、パンニングあるいはチルティングであ
ると判定される。このような場合は、ハイパスフィルタ
305の低減カットオフ周波数を高域側へと変移させる
ことにより、低域の周波数に対して揺れ補正系が応答し
ないように特性が変更される。更に、パンニング又はチ
ルティングが検出された場合には、画像補正手段の補正
位置を徐々に移動範囲中心へとセンタリングするため
に、積分器306の積分特性の時定数を短くなる方向に
変移させることにより、積分器306に蓄積された値が
基準値(揺れを検出していない状態において取り得る
値)とする制御(以下、「パンニング制御」という)が
行われる。
【0016】なお、このパンニング制御の間にも角速度
信号及び角変移信号の検出は行われており、パンニン
グ、チルティングが終了した場合には再び低減カットオ
フ周波数が低域側へ変移され、揺れ補正範囲が拡張され
る動作が行われる。
【0017】図7は、上述したパンニング制御手順を示
すフローチャートである。
【0018】この手順は、所定のタイミングで繰返し行
われるものであって、まず、アンプ回路303により増
幅された角速度信号がA/D変換器304によりアナロ
グ量からマイコン内で扱うことが出来るデジタル値に変
換される(ステップS1)。そして、前回本フローチャ
ートを実行したときに用意されたカットオフ周波数(f
c)の値を用いてハイパスフィルタ305の演算が行わ
れる(ステップS2)。
【0019】そして、前回本フローチャートを実行した
ときに用意された時定数の値を用いて積分器306によ
る積分演算が行われ(ステップS3)、その積分演算結
果すなわち角変位信号がD/A変換器308によりアナ
ログ量に変換されて出力される(ステップS4)。この
アナログ量はパン・チルト判定回路307に入力され、
ここで角速度信号が所定閾値以上であるか否かが判別さ
れる(ステップS5)。この判別で、角速度信号が所定
閾値未満である場合は、積分値が所定閾値以上であるか
否かが判別される(ステップS6)。
【0020】ステップS5の判別で角速度信号が所定閾
値以上である場合、またはステップS5の判別で角速度
信号が所定閾値未満であり且つステップS6の判別で積
分値が所定閾値以上である場合は、パンニングあるいは
チルティング状態であると判別されるので、ハイパスフ
ィルタ演算に用いられるカットオフ周波数の値が現在の
値より所定の値だけ高域側に変移され、低周波信号の減
衰率が現在の減衰率より大きくなるように制御されると
ともに(ステップS7)、積分演算に用られる時定数の
値が現在の値より所定の値だけ短くされて、角変位出力
が基準値に近づくように制御される(ステップS8)。
【0021】一方、ステップS6の判別で、積分値が所
定閾値未満である場合は、ハイパスフィルタ演算に用い
られるカットオフ周波数の値が現在の値より所定の値だ
け低域側に変位され、低周波信号の減衰率が現在の減衰
率より小さくなるように制御されるとともに(ステップ
S9)、積分演算に用いられる時定数の値が現在の値よ
り所定の値だけ長くされて、積分効果を上げるように制
御される(ステップS10)。ステップS8またはステ
ップS10の処理が終了すると、本手順は終了される。
【0022】ここで、撮影モード切替スイッチ35によ
り撮影モードが動画撮影モードから静止画撮影モードに
切り替えられた場合は、信号処理手段32内のパン・チ
ルト判定回路307は先のパンニングを判定するための
角速度の所定閾値及び積分信号の所定閾値を、所定の値
分だけ低く設定する。これは、撮像光学系に配された揺
れ補正レンズ151の補正量(移動量)に伴って、光学
的な色ずれ、シェーディングあるいは色収差が発生し、
撮像画の品位を損ねてしまうことがあるためである。こ
れらの光学的な問題は、動画撮影時または再生時には連
続する画像を見ることによる積分効果等によりあまり目
立たないが、静止画の場合はそれらの影響が無くなるた
めに、光学的な不具合が映像に現れてしまう。
【0023】また、静止画撮影時にはパンニングやチル
ティング等のカメラを大きく振る動作はあまり行われな
いのが一般的であり、反対に、撮影のための画角のフレ
ーミング時などのカメラを大きく振る場合にゆれの補正
が動画撮影時と同様の効果で効いていると、迅速なフレ
ーミングを行い難いことがある。
【0024】従って、動画撮影時には補正光学系の補正
範囲を充分に活用して防振動作が行われ、また静止画撮
影時には補正範囲の中央の一部を可動範囲とするという
制御が行われている。
【0025】なお、本従来例を説明する便宜上、図面上
においては補正光学系の動作を上下方向のみとしている
が、実際には左右方向を含む、光軸に垂直な一平面上の
動作が可能である。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、電力消費の面から考慮すると、静止画
撮影時であっても、補正光学系を補正範囲の中央付近に
限って常に制御することとなり、この保持電流が常に流
れていなければならないという問題点があった。また、
静止画撮影時の防振動作は撮影が行われるその一時期だ
け行えばよいと言えるが、仮にそのような制御を行った
場合であっても、補正光学系の中央保持電力は変わら
ず、常に重力に逆らって補正光学系の位置を保持するた
めの駆動力しいては駆動電力が必要とされる。
【0027】また、撮影終了時や撮影モードの切り替え
時には、撮影装置全体あるいは補正光学系を駆動してい
る駆動回路33、アクチュエータ34等の電源を遮断し
た場合には、前記従来の構成である以上、補正光学系の
保持力がなくなってしまい、補正光学系は重力方向に落
下してしまう。これでは、撮像装置が振られたとき等に
レンズ鏡筒内部で補正光学系もが振られてしまい、機械
的な動作端にぶつかり、異音を生じて撮像装置の品位が
損なわれるばかりでなく、場合によっては撮像装置の破
損が生じてしまう虞がある。
【0028】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、静止画撮影時及び撮影待機状態の消費電
力を低減するとともに、補正光学系の異音の発生や破損
を防止することができる撮像装置及びその揺れ補正制御
方法を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の撮像装置は、撮像装置の状態を静止画撮
影モード及び動画撮影モードのいずれか一方に切り替え
る切替手段と、カメラの揺れに応じて前記撮像手段によ
り撮像された画像を補正する揺れ補正手段と、前記切替
手段により切り替えられた前記撮像装置の状態に応じて
前記揺れ補正手段を保持し又は開放する保持手段とを備
えることを特徴とする。
【0030】請求項2の撮像装置は、上記請求項1の撮
像装置において、前記撮像装置は、撮像画を静止画記録
モード又は動画記録モードで記録する記録手段を備え、
前記切替手段は、前記撮像モードを切り替えると同時に
前記記録手段の記録モードを静止画記録モード及び動画
記録モードのいずれか一方に切り替えるように構成され
ることを特徴とする。
【0031】請求項3の撮像装置は、上記請求項1また
は2の撮像装置において、前記保持手段は、前記切替手
段により前記撮像装置の状態が前記静止画撮影モードに
切り替えられている場合に、前記揺れ補正手段を保持す
るように構成されることを特徴とする。
【0032】請求項4の撮像装置は、上記請求項1〜3
のいずれか1項の撮像装置において、前記保持手段は、
前記切替手段により前記撮像装置の状態が前記動画撮影
モードに切り替えられている場合に、前記揺れ補正手段
を開放するように構成されることを特徴とする。
【0033】請求項5の撮像装置は、上記請求項1〜4
のいずれか1項の撮像装置において、前記揺れ補正手段
の位置を制御する位置制御手段と、前記位置制御手段を
駆動する駆動手段とを備え、前記駆動手段は、前記保持
手段が前記揺れ補正手段を開放した場合に前記位置制御
手段を駆動させるように構成されることを特徴とする。
【0034】請求項6の撮像装置は、上記請求項1〜5
のいずれか1項の撮像装置において、前記切替手段によ
り切り替えられた撮像装置の状態に応じて、前記揺れ補
正手段の動作特性を変更する特性変更手段を備えること
を特徴とする。
【0035】請求項7の撮像装置は、撮像装置の状態を
静止画撮影モード、動画撮影モード及び動作停止状態の
いずれかに切り替える切替手段と、カメラの揺れに応じ
て前記撮像手段により撮像された画像を補正する揺れ補
正手段と、前記切替手段により切り替えられた前記撮像
装置の状態に応じて前記揺れ補正手段を保持し又は開放
する保持手段とを備えることを特徴とする。
【0036】請求項8の撮像装置は、上記請求項7の撮
像装置において、前記撮像装置は、撮像画を静止画記録
モード又は動画記録モードで記録する記録手段を備え、
前記切替手段は、前記撮影モードを切り替えると同時に
前記記録手段の記録モードを静止画記録モード及び動画
記録モードのいずれか一方に切り替えるように構成され
ることを特徴とする。
【0037】請求項9の撮像装置は、上記請求項7また
は8の撮像装置において、前記保持手段は、前記切替手
段により前記撮像装置の状態が前記動作停止状態に切り
替えられている場合に、前記揺れ補正手段を保持するよ
うに構成されることを特徴とする。
【0038】請求項10の撮像装置は、上記請求項7〜
9のいずれか1項の撮像装置において、前記保持手段
は、前記切替手段により前記撮像装置の状態が前記動画
撮影モードである場合に、前記揺れ補正手段を開放する
ように構成されることを特徴とする。
【0039】請求項11の撮像装置は、上記請求項7〜
10のいずれか1項の撮像装置において、前記記録手段
の動作をオン・オフ制御する記録動作制御手段を備え、
前記保持手段は、前記切替手段により前記撮像装置の状
態が前記静止画撮影モードに切り替えられている場合、
前記記録動作制御手段により前記記録手段の動作がオン
されているときに前記揺れ補正手段を開放し、前記記録
動作制御手段により前記記録手段の動作がオフされてい
るときに前記揺れ補正手段を保持するように構成される
ことを特徴とする。
【0040】請求項12の撮像装置は、上記請求項7〜
11のいずれか1項の撮像装置において、前記揺れ補正
手段の位置を制御する位置制御手段と、前記位置制御手
段を駆動する駆動手段とを備え、前記駆動手段は、前記
保持手段が前記揺れ補正手段を開放した場合に前記位置
制御手段を駆動させるように構成されることを特徴とす
る。
【0041】請求項13の撮像装置は、上記請求項7〜
12のいずれか1項記載の撮像装置において、前記切替
手段により切り替えられた撮像装置の状態に応じて、前
記揺れ補正手段の動作特性を変更する特性変更手段を備
えることを特徴とする。
【0042】請求項14の撮像装置は、上記請求項1〜
13のいずれか1項の撮像装置において、前記揺れ補正
手段は、補正用レンズを撮像系の光軸に対して垂直方向
に移動させることにより撮像画の揺れを補正するシフト
光学系から構成されることを特徴とする。
【0043】請求項15の撮像装置は、上記請求項1〜
14のいずれか1項の撮像装置において、前記保持手段
は、バネにより前記揺れ補正手段を保持し又は開放する
ように構成されることを特徴とする。
【0044】請求項16の撮像装置の揺れ補正制御方法
は、撮像装置の状態を静止画撮影モード及び動画撮影モ
ードのいずれか一方に切り替え、前記切り替えられた前
記撮像装置の状態に応じて、カメラの揺れに応じて撮像
手段により撮像された画像を補正する揺れ補正手段を保
持し又は開放することを特徴とする。
【0045】請求項17の撮像装置の揺れ補正制御方法
は、上記請求項16の揺れ補正制御方法において、撮像
画を静止画又は動画として記録する場合に、記録モード
を静止画記録モード及び動画記録モードのいずれか一方
に、前記撮影モードを切り替えると同時に切り替えるこ
とを特徴とする。
【0046】請求項18の撮像装置の揺れ補正方法は、
上記請求項16または17の揺れ補正制御方法におい
て、前記撮像装置の状態が前記静止画撮影モードに切り
替えられている場合に、前記揺れ補正手段を保持するこ
とを特徴とする。
【0047】請求項19の揺れ補正制御方法は、上記請
求項16〜18のいずれか1項の揺れ補正制御方法にお
いて、前記撮像装置の状態が前記動画撮影モードに切り
替えられている場合に、前記揺れ補正手段を開放するこ
とを特徴とする。
【0048】請求項20の揺れ補正制御方法は、上記請
求項16〜19のいずれか1項の揺れ補正制御方法にお
いて、前記揺れ補正手段が開放された場合に、前記揺れ
補正手段の位置を制御する位置制御手段を駆動すること
を特徴とする。
【0049】請求項21の揺れ補正制御方法は、上記請
求項16〜20のいずれか1項の揺れ補正制御方法にお
いて、前記切り替えられた撮像装置の状態に応じて、前
記揺れ補正手段の動作特性を変更することを特徴とす
る。
【0050】請求項22の撮像装置の揺れ補正制御方法
は、撮像装置の状態を静止画撮影モード、動画撮影モー
ド及び動作停止状態のいずれかに切り替え、前記切り替
えられた前記撮像装置の状態に応じて、カメラの揺れに
応じて前記撮像手段により撮像された画像を補正する揺
れ補正手段を保持し又は開放することを特徴とする。
【0051】請求項23の揺れ補正制御方法は、上記請
求項22の揺れ補正制御方法において、撮像画を静止画
又は動画として記録する場合に、記録モードを静止画記
録モード及び動画記録モードのいずれか一方に、前記撮
影モードの切替と同時に切り替えることを特徴とする。
【0052】請求項24の揺れ補正制御方法は、上記請
求項22または23の揺れ補正制御方法において、前記
撮像装置の状態が前記動作停止状態に切り替えられてい
る場合に、前記揺れ補正手段を保持することを特徴とす
る。
【0053】請求項25の揺れ補正制御方法は、上記請
求項22〜24のいずれか1項の揺れ補正制御方法にお
いて、前記撮像装置の状態が前記動画撮影モードである
場合に、前記揺れ補正手段を開放することを特徴とす
る。
【0054】請求項26の揺れ補正制御方法は、上記請
求項22〜25のいずれか1項の揺れ補正制御方法にお
いて、前記撮像装置の状態が前記静止画撮影モードに切
り替えられている場合、前記記録動作をオン・オフ制御
する記録動作制御手段により前記記録動作がオンされて
いるときに前記揺れ補正手段を開放し、前記記録動作制
御手段により前記記録動作がオフされているときに前記
揺れ補正手段を保持するように構成されることを特徴と
する。
【0055】請求項27の揺れ補正制御方法は、上記請
求項22〜26のいずれか1項の揺れ補正制御方法にお
いて、前記揺れ補正手段が開放された場合に、前記揺れ
補正手段の位置を制御する位置制御手段を駆動すること
を特徴とする。
【0056】請求項28の揺れ補正制御方法は、上記請
求項22〜27のいずれか1項の揺れ補正制御方法にお
いて、前記切り替えられた撮像装置の状態に応じて、前
記揺れ補正手段の動作特性を変更することを特徴とす
る。
【0057】請求項29の揺れ補正制御方法は、上記請
求項16〜28のいずれか1項記載の揺れ補正制御方法
において、前記揺れ補正手段は、補正用レンズを撮像系
の光軸に対して垂直方向に移動させることにより撮像画
の揺れを補正するシフト光学系であることを特徴とす
る。
【0058】請求項30の揺れ補正制御方法は、上記請
求項16〜29のいずれか1項記載の揺れ補正制御方法
において、前記揺れ補正手段を、バネにより保持し又は
開放することを特徴とする。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。
【0060】(第1実施形態)まず、本発明の第1実施
形態を、図1及び図2を参照して説明する。
【0061】図1は、本実施形態に係る撮像装置の概略
構成を示すブロック図である。同図において、従来技術
として図5に示した撮像装置と同一の構成要素には同一
の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0062】本実施形態に係る撮像装置は、バネ15、
15‘と、バネ15,15’をそれぞれ保持するスライ
ド部材12、13と、電気スイッチ14とを図1に示す
ように配設した点において、図5に示した従来の撮像装
置と相違している。
【0063】図2は、揺れ補正レンズ151の動きに応
じたバネ15、15'、スライド部材12、13及び電
気スイッチ14の動作状態を示す説明図であり、図2
(a)は静止画撮影時の揺れ補正レンズをバネ15、1
5'により保持した状態を示しており、図2(b)はバ
ネ15、15'を保持するスライド部材12、13を矢
印Aの方向へスライドさせた状態を示している。
【0064】図2(a)においては、アクチュエータ3
4への通電が行われていなくても揺れ補正レンズ151
の光軸が撮像光学系(レンズ150及び撮像素子16
1)の光軸にほぼ一致するように、揺れ補正レンズ15
1はバネ15、15'により保持されており、外部から
の振動等の力が作用しない限りこの状態は保持される。
したがって、従来の構成では揺れ補正レンズ151の光
軸位置を常に撮像光学系と一致させるために消費されて
いた駆動電流は、図2(a)の状態にあるときは「0」
である。
【0065】図2(b)においては、揺れ補正レンズ1
51が自在に可動となるように、揺れ補正レンズ151
を保持していたバネ15、15'が、バネの規制を外す
方向に、スライド部材12、13と共にスライド移動さ
れる。したがって、図2(b)の状態では、中央保持あ
るいは揺れ補正の制御を行うために、アクチュエータ3
4への通電が常に行われることになる。
【0066】電気スイッチ14は、図2(a)に示すよ
うにバネ15、15'により揺れ補正レンズ151が保
持されている位置となる場合は、スライド部材13と接
することにより閉状態となる。また、図2(b)に示す
ようにバネ15、15'及びスライド部材12、13が
スライドした場合は、電気スイッチ14は、スライド部
材13と接しないので、開状態となる。従って、電気ス
イッチ14の開閉を電気的に確認することにより、バネ
15、15'の位置を確認することが可能となり、ひい
ては揺れ補正レンズ151の保持状態を確認することが
できる。
【0067】この電気スイッチ14の動作を図1におい
て説明する。揺れ補正レンズ151の位置を固定してい
るバネ15、15'をスライド部材12、13と共にそ
れぞれスライドさせると、電気スイッチ14が閉状態か
ら開状態となる。このときの電気的信号は、信号処理手
段32及び記録装置130に送られる。この電気的信号
の大きさは、例えば図1に示すように電気スイッチ14
が閉状態にある場合にはグラウンド電圧となり、電気ス
イッチ14が開状態にある場合は電気的なオープン状態
あるいは信号処理手段32、記録装置130によりプル
アップ抵抗等でプルアップされていればそのプルアップ
電圧となる。
【0068】このような電気スイッチ14からの電気的
信号に応じて、信号処理手段32は静止画撮影モードと
動画撮影モードとの切り替えを行い、また、記録装置1
30は静止画記録モードと動画記録モードとの切り替え
を行うことができる。また、バネ15、15'をスライ
ド部材12、13と共にスライドさせることにより、揺
れ補正レンズ151の保持を行うと共に撮影モードを切
り替えることができるので、揺れ補正の特性を撮影モー
ドに適した特性とすることが可能となる。
【0069】また、スライド部材12、13に機械的な
スライド機構を有するスイッチを連動させ、そのスイッ
チによって撮影モードを変更する操作を行うだけで、同
時に揺れ補正レンズ151の保持状態も撮影モードに適
した状態となるように構成することも可能である。すな
わち、従来のように、撮影待機状態にあるときにはバネ
15、15'によって揺れ補正レンズ151を保持し、
動画撮影モード時にはバネ15、15'によって保持さ
れていない状態として揺れ補正御可能な状態に制御する
ことができる。さらに、このように構成することによ
り、静止画撮影モード時には中央保持電流を必要としな
いうえに、静止画撮影モードにおいても、バネ15、1
5'の力に逆らって揺れ補正レンズ151を駆動させ
て、揺れ補正を行うことができる。
【0070】また、静止画撮影モードにおいても、静止
画を撮影する一時期だけ揺れ補正レンズ151が保持さ
れていない状態となるように制御することができる。
【0071】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、揺れ補正レンズ151の保持状態を適宜切替可能に
構成することにより、静止画撮影モード時や撮影待機状
態にあるときの消費電力を低減するとともに、補正光学
系の異音の発生や破損を防止することができる。
【0072】なお、図1及び図2においては、バネ1
5、15'により揺れ補正レンズ151を挟み込むよう
に構成されているように図示したが、実際には光軸に対
して左右方向にも同一のバネを有し、揺れ補正レンズを
4方向から挟み込むように構成されるのはいうまでもな
い。
【0073】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を、図3及び図4を参照して説明する。
【0074】図3は、本実施形態に係る撮像装置の概略
構成を示すブロック図である。同図において、上述した
第1実施形態の図1に示した構成と同一の構成要素には
同一番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0075】本実施形態に係る撮像装置は、電気スイッ
チ14とは異なる電気スイッチ16をスライド部材13
がスライド移動したときに該スライド部材13と接する
位置に配設し、電気スイッチに電気的に接続される電源
制御部170を設け、更に静止画記録制御部131及び
静止画記録スイッチ131を設けた点で、第1実施形態
に係る撮像装置と相違する。
【0076】図4は、揺れ補正レンズ151の動きに応
じたバネ15、15'、スライド部材12、13及び電
気スイッチ14、16の動作状態を示す説明図である。
【0077】図4(a)は、揺れ補正レンズ151をバ
ネ15、15'により保持しつつ電気スイッチ16のみ
が閉状態となるようにスライド部材12、13をスライ
ド移動させた状態を示している。この状態では、アクチ
ュエータ34への通電が行われていなくてもバネ15、
15'により揺れ補正レンズ151の光軸は撮像光学系
の光軸にほぼ一致しており、外部からの振動等の力が作
用しない限りこの状態が保持される。
【0078】図4(b)は、第1実施形態の図2(a)
と同様に、静止画像撮影時の揺れ補正レンズ151をバ
ネ15、15'により保持し、電気スイッチ14のみが
閉状態となるようにスライド部材12、13をスライド
移動させた状態を示している。この状態も、アクチュエ
ータ34への通電が行われていなくても、バネ15、1
5'により揺れ補正レンズ151の光軸は撮像光学系の
光軸にほぼ一致しており、外部からの振動等の力が作用
しない限りこの状態が保持される。
【0079】図4(c)は、揺れ補正レンズ151が自
在に可動とするため、バネの規制が外れる方向へ、揺れ
補正レンズ151を保持していたバネ15、15'をス
ライド部材とともにスライドさせた状態を示している。
この状態は、第1実施形態の図2(b)に相当する状態
である。
【0080】バネ15、15'を保持するスライド部材
12、13は、共に外部のスライド機構(不図示)を用
いた操作によって、上記図4(a)〜(c)のいずれか
の状態に任意に設定することができる。
【0081】ここで、電気スイッチ14からの電気的信
号は、第1実施形態で説明したものと同様に、信号処理
手段32及び記録装置130に送られる。従って、電気
スイッチ14からの電気的信号に応じて、第1実施形態
として説明した場合と同様に、信号処理手段32の撮影
モードを静止画撮影モードと動画撮影モードに切り替
え、また記録装置130の静止記録と動画記録とを切り
替えることができる。
【0082】更に、本実施形態においては、電気スイッ
チ14からの電気的信号が静止画記録制御部131に入
力される。この静止画記録制御部131は、撮影モード
が静止画撮影モードに切り替えられている場合に、電気
スイッチ14が閉状態になっていることを示す電気的信
号が入力された場合に、静止画記録スイッチ132を有
効とするものである。すなわち、バネ15、15'及び
スライド部材12、13が図4(b)に示す位置にスラ
イド移動された状態において静止画記録スイッチ132
がオン状態に切り替えられると、その切り替えタイミン
グで静止画記録を開始するための制御信号が記録装置1
30に入力され、静止画記録が開始される。この静止画
記録制御部131は、静止画記録スイッチ132の状態
を駆動回路33にも伝え、静止画記録スイッチ132の
切り替えによる撮影開始タイミングに同期して駆動回路
33の駆動電源をオンする。また、静止画記録制御部1
31は、静止画記録を行う状態以外の条件においては、
駆動回路33への通電を遮断する。すなわち、静止画撮
影モードにおける撮影時に限定して、アクチュエータ3
4を駆動させることができる。従って、このように構成
することにより、静止画撮影モード時には中央保持電流
を必要としないうえに、静止画撮影モードにおいても、
バネ15、15'の力に逆らって揺れ補正レンズ151
を駆動させて、揺れ補正を行うことができるので、駆動
電力の消費を軽減することができる。もちろん、揺れ補
正レンズ151はバネ15、15'により保持されてい
るので、駆動回路33へ電源の供給がなくても撮像画が
問題なく得られることはいうまでもない。
【0083】図4(a)においては、スイッチ16のみ
が閉状態になることにより、電源制御回路170は、防
振システムを含む撮像装置の電源を非動作状態となるよ
うに電源供給を制限する。
【0084】このように、本実施形態によれば、バネ1
5、15'及びスライド部材12、13をスライドさせ
ることにより揺れ補正レンズ151を保持しつつ、撮影
モードを切り替え、更に揺れ補正の特性を撮影モードに
適した特性とすることができる。また、アクチュエータ
34への駆動電力の供給を動画撮影モード時及び静止画
撮影モードにおける撮影時のみに制限することができ、
従って、撮影待機時の消費電力を低減することが可能と
なる。また、撮像装置の電源がオフされた場合において
も、揺れ補正レンズ151を確実に保持することができ
る。
【0085】なお、本実施形態においても、スライド部
材12、13に機械的なスライド機構を有するスイッチ
を連動させることにより、そのスイッチの操作のみによ
って、撮影モードの切り替えと揺れ補正レンズ151の
保持状態の切り替えとを一時期に制御することが可能と
なる。更に、このスイッチには、電源スイッチをかねる
ことも可能である。
【0086】また、本実施形態においては、揺れ補正レ
ンズ151を保持するバネ15、15'を光軸方向にス
ライドするように構成したが、スライド部材12、13
を含むバネ15、15'の移動方向は光軸に対して例え
ば垂直方向でもよく、その場合にもスライド方向に対応
した電気スイッチのレイアウトを構成すればよい。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の撮像装
置または請求項16の撮像装置の揺れ補正制御方法によ
れば、撮像装置の状態を静止画撮影モード及び動画撮影
モードのいずれか一方に切り替え、前記切り替えられた
前記撮像装置の状態に応じて、揺れ補正手段を保持し又
は開放するようにしたので、静止画撮影モード時にある
ときに、消費電力を低減するとともに、補正光学系の異
音の発生や破損を防止することができるという効果が得
られる。
【0088】請求項3の撮像装置または請求項18の撮
像装置の揺れ補正制御方法によれば、前記撮像装置の状
態が前記静止画撮影モードに切り替えられている場合
に、前記揺れ補正手段を保持するようにしたので、静止
画撮影モード時の消費電力の低減を図ることができると
いう効果が得られる。
【0089】請求項5の撮像装置または請求項20の撮
像装置の揺れ補正制御方法によれば、前記揺れ補正手段
が開放された場合に、前記揺れ補正手段の位置を制御す
る位置制御手段を駆動するようにしたので、例えば揺れ
補正手段の落下等が発生することがなくなり、従って、
補正光学系の異音の発生や破損を防止することができる
という効果が得られる。
【0090】請求項6の撮像装置または請求項21の撮
像装置の揺れ補正制御方法によれば、前記切り替えられ
た撮像装置の状態に応じて、前記揺れ補正手段の動作特
性を変更するようにしたので、揺れ補正の特性を撮影モ
ードに適した特性とすることができるという効果が得ら
れる。
【0091】請求項7の撮像装置または請求項22の撮
像装置の揺れ補正制御方法によれば、撮像装置の状態を
静止画撮影モード、動画撮影モード及び動作停止状態の
いずれかに切り替え、前記切り替えられた前記撮像装置
の状態に応じて、カメラの揺れに応じて前記撮像手段に
より撮像された画像を補正する揺れ補正手段を保持し又
は開放するようにしたので、例えば静止画撮影モード時
にあるとき等に、消費電力を低減するとともに、補正光
学系の異音の発生や破損を防止することができるという
効果が得られる。
【0092】請求項9の撮像装置または請求項24の撮
像装置の揺れ補正制御方法によれば、前記撮像装置の状
態が前記動作停止状態に切り替えられている場合に、前
記揺れ補正手段を保持するようにしたので、動作停止状
態にあるときに、消費電力を低減するとともに、補正光
学系の異音の発生や破損を防止することができるという
効果が得られる。
【0093】請求項11の撮像装置または請求項26の
撮像装置の揺れ補正制御方法によれば、前記撮像装置の
状態が前記静止画撮影モードに切り替えられている場
合、前記記録動作をオン・オフ制御する記録動作制御手
段により前記記録動作がオンされているときに前記揺れ
補正手段を開放し、前記記録動作制御手段により前記記
録動作がオフされているときに前記揺れ補正手段を保持
するようにしたので、静止画撮影モード時の画像撮影時
にのみ揺れ補正手段が開放され、従って、撮影待機時の
消費電力を低減するとともに、補正光学系の異音の発生
や破損を防止することができるという効果が得られる。
【0094】請求項12の撮像装置または請求項27の
撮像装置の揺れ補正制御方法によれば、前記揺れ補正手
段が開放された場合に、前記揺れ補正手段の位置を制御
する位置制御手段を駆動するようにしたので、例えば揺
れ補正手段の落下等が発生することがなくなり、従っ
て、補正光学系の異音の発生や破損を防止することがで
きるという効果が得られる。
【0095】請求項13の撮像装置または請求項28の
撮像装置の揺れ補正制御方法によれば、前記切り替えら
れた撮像装置の状態に応じて、前記揺れ補正手段の動作
特性を変更するようにしたので、揺れ補正の特性を撮影
モードに適した特性とすることができるという効果が得
られる。
【0096】請求項15の撮像装置または請求項30の
揺れ補正制御方法によれば、前記揺れ補正手段を、バネ
により保持し又は開放するとしたので、揺れ補正手段を
保持しつつ、画像の揺れ補正を行うことができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る撮像装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】揺れ補正レンズ151の動きに応じたバネ1
5、15'、スライド部材12、13及び電気スイッチ
14の動作状態を示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る撮像装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図4】揺れ補正レンズ151の動きに応じたバネ1
5、15'、スライド部材12、13及び電気スイッチ
14、16の動作状態を示す説明図である。
【図5】従来の揺れ補正機能を有する撮像装置の構成の
一例を示すブロック図である。
【図6】図1に示した信号処理手段32の構成の一例を
示すブロック図である。
【図7】パンニング制御手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
12、13 スライド部材 15、15' バネ 31 揺れ検出手段 33 駆動回路 34 アクチュエータ 130 記録装置 150 レンズ 151 揺れ補正用レンズ

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置の状態を静止画撮影モード及び
    動画撮影モードのいずれか一方に切り替える切替手段
    と、 カメラの揺れに応じて前記撮像手段により撮像された画
    像を補正する揺れ補正手段と、 前記切替手段により切り替えられた前記撮像装置の状態
    に応じて前記揺れ補正手段を保持し又は開放する保持手
    段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置は、 撮像画を静止画記録モード又は動画記録モードで記録す
    る記録手段を備え、 前記切替手段は、前記撮像モードを切り替えると同時に
    前記記録手段の記録モードを静止画記録モード及び動画
    記録モードのいずれか一方に切り替えるように構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は、前記切替手段により前
    記撮像装置の状態が前記静止画撮影モードに切り替えら
    れている場合に、前記揺れ補正手段を保持するように構
    成されることを特徴とする請求項1または2記載の撮像
    装置。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は、前記切替手段により前
    記撮像装置の状態が前記動画撮影モードに切り替えられ
    ている場合に、前記揺れ補正手段を開放するように構成
    されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記
    載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記揺れ補正手段の位置を制御する位置
    制御手段と、前記位置制御手段を駆動する駆動手段とを
    備え、 前記駆動手段は、前記保持手段が前記揺れ補正手段を開
    放した場合に前記位置制御手段を駆動させるように構成
    されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記
    載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記切替手段により切り替えられた撮像
    装置の状態に応じて、前記揺れ補正手段の動作特性を変
    更する特性変更手段を備えることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1項記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 撮像装置の状態を静止画撮影モード、動
    画撮影モード及び動作停止状態のいずれかに切り替える
    切替手段と、 カメラの揺れに応じて前記撮像手段により撮像された画
    像を補正する揺れ補正手段と、 前記切替手段により切り替えられた前記撮像装置の状態
    に応じて前記揺れ補正手段を保持し又は開放する保持手
    段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記撮像装置は、撮像画を静止画記録モ
    ード又は動画記録モードで記録する記録手段を備え、 前記切替手段は、前記撮像モードを切り替えると同時に
    前記記録手段の記録モードを静止画記録モード及び動画
    記録モードのいずれか一方に切り替えるように構成され
    ることを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記保持手段は、前記切替手段により前
    記撮像装置の状態が前記動作停止状態に切り替えられて
    いる場合に、前記揺れ補正手段を保持するように構成さ
    れることを特徴とする請求項7または8記載の撮像装
    置。
  10. 【請求項10】 前記保持手段は、前記切替手段により
    前記撮像装置の状態が前記動画撮影モードである場合
    に、前記揺れ補正手段を開放するように構成されること
    を特徴とする請求項7〜9のいずれか1項記載の撮像装
    置。
  11. 【請求項11】 前記記録手段の動作をオン・オフ制御
    する記録動作制御手段を備え、 前記保持手段は、前記切替手段により前記撮像装置の状
    態が前記静止画撮影モードに切り替えられている場合、
    前記記録動作制御手段により前記記録手段の動作がオン
    されているときに前記揺れ補正手段を開放し、前記記録
    動作制御手段により前記記録手段の動作がオフされてい
    るときに前記揺れ補正手段を保持するように構成される
    ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項記載の
    撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記揺れ補正手段の位置を制御する位
    置制御手段と、前記位置制御手段を駆動する駆動手段と
    を備え、 前記駆動手段は、前記保持手段が前記揺れ補正手段を開
    放した場合に前記位置制御手段を駆動させるように構成
    されることを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項
    記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記切替手段により切り替えられた撮
    像装置の状態に応じて、前記揺れ補正手段の動作特性を
    変更する特性変更手段を備えることを特徴とする請求項
    7〜12のいずれか1項記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記揺れ補正手段は、補正用レンズを
    撮像系の光軸に対して垂直方向に移動させることにより
    撮像画の揺れを補正するシフト光学系から構成されるこ
    とを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載の撮
    像装置。
  15. 【請求項15】 前記保持手段は、バネにより前記揺れ
    補正手段を保持し又は開放するように構成されることを
    特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の撮像装
    置。
  16. 【請求項16】 撮像装置の状態を静止画撮影モード及
    び動画撮影モードのいずれか一方に切り替え、 前記切り替えられた前記撮像装置の状態に応じて、カメ
    ラの揺れに応じて撮像手段により撮像された画像を補正
    する揺れ補正手段を保持し又は開放することを特徴とす
    る、撮像装置の揺れ補正制御方法。
  17. 【請求項17】 撮像画を静止画又は動画として記録す
    る場合に、記録モードを静止画記録モード及び動画記録
    モードのいずれか一方に、前記撮影モードを切り替える
    のと同時に切り替えることを特徴とする請求項16記載
    の揺れ補正制御方法。
  18. 【請求項18】 前記撮像装置の状態が前記静止画撮影
    モードに切り替えられている場合に、前記揺れ補正手段
    を保持することを特徴とする請求項16または16記載
    の揺れ補正制御方法。
  19. 【請求項19】 前記撮像装置の状態が前記動画撮影モ
    ードに切り替えられている場合に、前記揺れ補正手段を
    開放することを特徴とする請求項16〜18のいずれか
    1項記載の揺れ補正制御方法。
  20. 【請求項20】 前記揺れ補正手段が開放された場合
    に、前記揺れ補正手段の位置を制御する位置制御手段を
    駆動することを特徴とする請求項16〜19のいずれか
    1項記載の揺れ補正制御方法。
  21. 【請求項21】 前記切り替えられた撮像装置の状態に
    応じて、前記揺れ正手段の動作特性を変更することを特
    徴とする請求項16〜20のいずれか1記載の揺れ補正
    制御方法。
  22. 【請求項22】 撮像装置の状態を静止画撮影モード、
    動画撮影モード及び動作停止状態のいずれかに切り替
    え、 前記切り替えられた前記撮像装置の状態に応じて、カメ
    ラの揺れに応じて前記撮像手段により撮像された画像を
    補正する揺れ補正手段を保持し又は開放することを特徴
    とする撮像装置の揺れ補正制御方法。
  23. 【請求項23】 撮像画を静止画又は動画として記録す
    る場合に、記録モードを静止画記録モード及び動画記録
    モードのいずれか一方に、前記撮影モードを切り替える
    のと同時に切り替えることを特徴とする請求項22記載
    の揺れ補正制御方法。
  24. 【請求項24】 前記撮像装置の状態が前記動作停止状
    態に切り替えられている場合に、前記揺れ補正手段を保
    持することを特徴とする請求項22または23記載の揺
    れ補正制御方法。
  25. 【請求項25】 前記撮像装置の状態が前記動画撮影モ
    ードである場合に、前記揺れ補正手段を開放することを
    特徴とする請求項22〜24のいずれか1項記載の揺れ
    補正制御方法。
  26. 【請求項26】 前記撮像装置の状態が前記静止画撮影
    モードに切り替えられている場合、前記記録動作をオン
    ・オフ制御する記録動作制御手段により前記記録動作が
    オンされているときに前記揺れ補正手段を開放し、前記
    記録動作制御手段により前記記録動作がオフされている
    ときに前記揺れ補正手段を保持するように構成されるこ
    とを特徴とする請求項22〜25のいずれか1項記載の
    揺れ補正制御方法。
  27. 【請求項27】 前記揺れ補正手段が開放された場合
    に、前記揺れ補正手段の位置を制御する位置制御手段を
    駆動することを特徴とする請求項22〜26のいずれか
    1項記載の揺れ補正制御方法。
  28. 【請求項28】 前記切り替えられた撮像装置の状態に
    応じて、前記揺れ補正手段の動作特性を変更することを
    特徴とする請求項22〜27のいずれか1項記載の揺れ
    補正制御方法。
  29. 【請求項29】 前記揺れ補正手段は、補正用レンズを
    撮像系の光軸に対して垂直方向に移動させることにより
    撮像画の揺れを補正するシフト光学系であることを特徴
    とする請求項16〜28のいずれか1項記載の揺れ補正
    制御方法。
  30. 【請求項30】 前記揺れ補正手段を、バネにより保持
    し又は開放することを特徴とする請求項16〜29のい
    ずれか1項記載の揺れ補正制御方法。
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