JP2011098748A - 段ボール箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動製函機で製造される過程でのりしろ部の折り曲げ状態が元に戻らない段ボール箱を提供する。
【解決手段】段ボールシートで被梱包物を梱包しつつ、該段ボールシートを折り曲げ、組み立てることにより形成される段ボール箱は、平行な3本の境界線11〜13を介して連なる第1〜第4の側面部21〜24を有し、境界線11〜13で各側面部21〜24を垂直に折り曲げることにより形成される四角筒状の本体と、第1側面部21の側端部に部分的に切り込み82の設けられた折れ線部81を介して延設され、第1側面部21と第4側面部24とを接着するためののりしろ部41とを備える。折れ線部81でのりしろ部41を折り曲げると切り込み82により片部が形成され、片部が切り込み82に入り込んでのりしろ部41の折り曲げ状態を保持するため、のりしろ部41と第4側面部24とを確実に接着できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動製函機等によって製造される段ボール箱に関する。
従来から自動製函機で製品を梱包しつつ段ボール箱を組み立てることが行われている(特許文献1参照)。
例えば、図1は段ボール箱に組み立てられる前の段ボールシートの平面図を示している。段ボールシートは、平行な3本の境界線11、12、13を介して4つの側面部(第1側面部21〜第4側面部24)が連なり、各側面部の両端にはフラップ境界線32を介してフラップ31が形成された形状をなす。一端に位置する第1側面部21にはのりしろ部41が折れ線42を介して延設されている。
上記段ボールシートは、以下の過程を経て組み立てられる。
まず、被梱包物を第2側面部22に配置し、フラップ境界線32を折り曲げて全てのフラップ31を立ち上げる。境界線11と12を折り、第1側面部21と第3側面部23及びそれに連なる第4側面部24を第2側面部22に垂直になるまで立ち上げ、第1側面部21、第3側面部23を押さえて該折り曲げ状態を保持する。次に折れ線42を折り、のりしろ部41を第1側面部21に垂直になるまで折り曲げる。最後に境界線13を折り、第4側面部24を第3側面部23に垂直になるまで折り曲げて、接着剤でのりしろ部41に接着する。これらの側面部21〜24を折り曲げる際にはフラップ31を互いに組み込んで折り入れ、箱の両端部を閉じる。
特開2008-6616号公報
上記の製函過程では、隣接する側面部が互いに垂直な位置関係となる折り曲げ状態を保持しなければならない。
段ボールシートは図2(a)の断面図に示すように、平板である表ライナー50と裏ライナー60の間に波板70が挟まれた構造である。このような厚みのあるシートを図2(a)下図に示すように位置Xで折り曲げると、位置X周辺の波板70と裏ライナー60が押し潰されるため、折り曲げ部Qに対し、折り曲げ状態を解消しようとする力(復元力)が生じる(図の矢印参照)。
このような復元力を抑えるため、各側面部の折り曲げ状態を保持するための押さえ金具を自動製函機は備えている。各側面部は全面を押さえ金具で押さえて垂直な折れ曲げ状態を保持することができるが、のりしろ部41には接着剤が塗布されているため、全面を押さえて保持することができない。のりしろ部41の折り曲げが不完全であると、第4側面部24との接着がうまくいかない。
本発明は上記のような問題に鑑みて成されたものであり、自動製函機で製造される過程でのりしろ部の折り曲げ状態が元に戻らない段ボール箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために成された本発明に係る段ボール箱は、段ボールシートで被梱包物を梱包しつつ、前記段ボールシートを折り曲げ、組み立てることにより形成される段ボール箱において、
平行な3本の境界線を介して連なる第1〜第4の側面部を有し、前記境界線で各側面部を垂直に折り曲げることにより形成される四角筒状の本体と、
前記第1側面部の側端部に部分的に切り込みの設けられた折れ線部を介して延設され、該第1側面部と前記第4側面部とを接着するためののりしろ部とを備え、
前記折れ線部で前記のりしろ部を折り曲げることにより前記切り込みにより片部が形成されると共に前記片部が前記切り込みに入り込んで前記のりしろ部の折り曲げ状態を保持することを特徴とする。
本発明に係る段ボール箱では、のりしろ部を折り曲げるための折れ線に部分的に切り込みを設けた。この切り込みによって、折れ線部でのりしろ部を折り曲げると、折れ線部に設けられた切り込みによって片部が生じる。この片部が切り込みに入り込むことによってのりしろ部の折り曲げ状態が垂直に保持されるため、のりしろ部と第4側面部とを確実に接着できる。
従来の段ボール箱の展開図。 (a)段ボールシートの断面図と、段ボールシートを垂直に折り曲げた断面図、(b)図3(a)の段ボールシートの位置Yにおける断面図と、図3(b)の段ボールシートの位置Yにおける断面図。 (a)切り込みを有する折れ線の設けられた段ボールシートの部分拡大図、(b)折れ線で折り曲げられた(a)の段ボールシートの部分斜視図。 本実施例に係る段ボール箱の展開図。
以下、本発明の実施例について図2〜図4を用いて説明する。
図4は本実施例に係る段ボール箱の展開図を示している。側面部21〜24、境界線11〜13、フラップ31、フラップ境界線32は従来の段ボール箱と同様のものであるが、のりしろ折れ線81に特徴がある。
具体的には、本実施例に係る段ボール箱は折れ線81上に複数の切り込み82を有する。切り込み82は折れ線81に沿った数センチメートルの直線状の切り込みと、その端部に設けられ、折れ線81に略垂直な数ミリメートルの切り込みから成り、コの字型の形状をとる。
本実施例に係る段ボール箱は、自動製函機で被梱包品を梱包しつつ製造される。被梱包品を側面部22に配置し、フラップ境界線32及び境界線11〜13を折る過程は、従来の段ボール箱の製造過程と同様である。
本実施例に係る段ボール箱では、製造過程で折り曲げ部に対して生じる、折り曲げ状態を解消しようとする復元力が軽減される。その仕組みを図2(a)を参照しつつ図2(b)及び図3を用いて簡単に説明する。
図3(a)は本実施例に係る段ボール箱の展開図の内、のりしろ部41と第1側面部21の一部分を、(b)は(a)を折れ線81で折り曲げた斜視図を示している。図3において、Yは切り込み82の設けられた部分の折れ線81上の一点、X’は切り込み82の設けられていない部分の折れ線81上の一点である。
図2(b)は、図3(a)、(b)の各段ボールシートの位置Yにおける断面図を示している。図3(a)、(b)の各段ボールシートの位置X’における断面図は図2(a)と同様のものになるため、以下では位置X’における断面図を図2(a)として説明する。
切り込み82の設けられていない位置X’における断面図(図2(a))では、のりしろ部Q’を折り曲げると位置X’の周辺で波板70と裏ライナー60が押しつぶされる。従って、図2(a)下図のように垂直に折り曲げた状態では、のりしろ部Q’に対して元に戻そうとする力(復元力)が作用する。
一方、切り込み82の設けられた位置Yにおける断面図(図2(b))では、のりしろ部Sを折り曲げても、のりしろ部Sと第一側面部Rは分断されているため、波板70や裏ライナー60が押し潰されることはない。
また、切り込み82をコ字状にしたことにより、のりしろ部Sは第1側面部Rの切り込み部分に入り込み、切り込み82の縁で係止される。このため、たとえX’で復元力が作用しても全体として折り曲げた状態を保持することができる。
本実施例ではこのような切り込み82を折れ線81の複数の箇所に設けたため、折れ線81を一旦垂直に折り曲げると、その状態が容易に保持される。従って、製函過程において第4側面部24との接着時にのりしろ部41が反発せず、のりしろ部41と第4側面部24とを確実に接着することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で適切な構成が許容される。
例えば、上記実施例では折れ線81の6箇所に切り込み82が設けられているが、切り込み82の個数は当然これに限定されるものではなく、極端な場合には1個のみでも効果を奏する場合がある。
また、切り込み82のサイズや形状も上記に限定されるものではなく、復元力に対抗して折り曲げ状態を保持できる程度のものであればよい。
11〜13…境界線
21…第1側面部
22…第2側面部
23…第3側面部
24…第4側面部
31…フラップ
32…フラップ境界線
41…のりしろ部
42…のりしろ折れ線
50…表ライナー
60…裏ライナー
70…波板
81…のりしろ折れ線
82…切り込み

Claims (1)

  1. 段ボールシートで被梱包物を梱包しつつ、前記段ボールシートを折り曲げ、組み立てることにより形成される段ボール箱において、
    平行な3本の境界線を介して連なる第1〜第4の側面部を有し、前記境界線で各側面部を垂直に折り曲げることにより形成される四角筒状の本体と、
    前記第1側面部の側端部に部分的に切り込みの設けられた折れ線部を介して延設され、該第1側面部と前記第4側面部とを接着するためののりしろ部とを備え、
    前記折れ線部で前記のりしろ部を折り曲げることにより前記切り込みにより片部が形成されると共に前記片部が前記切り込みに入り込んで前記のりしろ部の折り曲げ状態を保持することを特徴とする段ボール箱。
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