JP2011069489A - 電磁連結装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サージ電圧吸収用ダイオードの熱負荷が小さく、励磁コイルの収容スペースが広く、前記ダイオードの防水を簡単に行うことが可能な電磁連結装置を提供する。
【解決手段】励磁コイル11を内蔵するフィールドコア6と、励磁コイル11に接続されたサージ電圧吸収用ダイオード18とを備える。ダイオード収納用凹部を有する絶縁ブッシュ31を備える。フィールドコア6の外壁15にはダイオード収容孔19が穿設される。絶縁ブッシュ31は、前記凹部の開口が励磁コイル11と対向する状態でダイオード収容孔19内に挿入されている。前記ダイオード18は、励磁コイル11よりフィールドコア6の外側に位置付けられるように凹部内に挿入されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電磁クラッチや電磁ブレーキなどの電磁連結装置に関し、励磁コイルに接続されたサージ電圧吸収部材の取付構造に関するものである。
従来、電磁クラッチや電磁ブレーキなどに使用されている励磁コイルには、給電が遮断されたときに生じるサージ電圧を吸収するために、サージ電圧吸収部材が接続されている。従来のサージ電圧吸収部材としては
ダイオードがある。
この種のサージ電圧吸収用ダイオードを備えた従来の電磁連結装置としては、例えば特許文献1〜4に記載されているものがある。
特許文献1に記載されている電磁クラッチのサージ電圧吸収用ダイオードは、フィールドコアの内部に設けられている。このフィールドコアには、ロータと同一軸線上に位置するように環状溝が形成されている。この環状溝の内部には、巻き線からなる励磁コイル本体と前記ダイオードとが収容されている。
前記励磁コイル本体の巻始め端部と巻終わり端部とには、リード線がそれぞれ接続されている。これらのリード線は、フィールドコアの外周壁を貫通してフィールドコアの外に導出されている。前記ダイオードは、前記リード線に励磁コイル本体と並列になるように接続されている。
前記励磁コイル本体と前記ダイオードとは、前記環状溝内に絶縁性を有する合成樹脂材料(以下、単に注型樹脂という)を注入して硬化させることによって、この環状溝内に絶縁された状態で固定されている。
特許文献2に記載されている電磁クラッチのサージ電圧吸収用ダイオードは、励磁コイル本体を収納した円環状のコイルボビンに装着されている。このコイルボビンは、フィールドコアの環状溝内に挿入されている。すなわち、特許文献2に示すダイオードは、励磁コイル本体とともにフィールドコアの内部に設けられている。
前記コイルボビンには、前記励磁コイル本体が収納される収納部と、前記ダイオードが収納される収納部と、これらの収納部内に注型樹脂を流入させるための溝や孔が形成されている。前記励磁コイル本体と前記ダイオードとは、励磁コイルのリード線がフィールドコアの外に導出されている状態で前記環状溝内に注型樹脂を注入し硬化させることによって、この環状溝内に絶縁された状態で固定されている。
特許文献3と特許文献4とに記載されている電磁クラッチのサージ電圧吸収用ダイオードは、フィールドコアの外に設けられている。
特許文献3に開示されているフィールドコアは、励磁コイル本体を保持するコイルボビンを備えている。このコイルボビンは、円環状に形成されており、フィールドコアの環状溝内に装填されている。また、前記コイルボビンには、配線用の端子台が設けられている。この端子台には、励磁コイルの巻き端部とリード線とを接続するための支持金具が取付けられているとともに、ダイオードが取付けられている。ダイオードは、この端子台上で前記励磁コイルの巻き端部とリード線とに接続されている。
この端子台は、コイルボビンの軸線方向の一端部に突出するように設けられており、前記環状溝の底部に形成された貫通孔に挿入されている。前記ダイオードは、前記端子台におけるフィールドコアの外に出る部分に取付けられている。
前記端子台には、フィールドコアの外側から防水用のカバーが被せられている。このカバーは、フィールドコアの外面に溶接または接着によって固着されている。
特許文献4に記載されている電磁クラッチのサージ電圧吸収用ダイオードは、励磁コイルのリード線におけるフィールドコアの外に位置する配線部に接続されている。このダイオードは、前記リード線に沿わせられており、これらの部材を挿通させた熱収縮チューブによって前記リード線に固定されている。
実公昭58−8998号公報 実用新案登録第2507943号公報 特許第2663364号公報 実公平2−38105号公報
上述した特許文献1と特許文献2とに開示されているサージ電圧吸収用ダイオードは、フィールドコアの環状溝内における励磁コイル本体と近接する位置に配設されている。フィールドコア内は、励磁コイルの発熱により高温になることがある。このような場合、前記ダイオードの熱負荷が増大し、このダイオードが熱により劣化するおそれがある。すなわち、ダイオード素子の回路が熱により破壊されたり、この素子を封止するパッケージ部の封止樹脂が変形するおそれがある。
また、特許文献1,2に示すフィールドコアは、前記ダイオードを収納するスペースの分だけ励磁コイル本体の収容スペースが狭くなる。このため、特許文献1,2に開示されている電磁クラッチは、大きさが同等の他の電磁クラッチに較べると励磁コイルの巻き数が少なくなり、性能が低いものとなる。
特許文献3と特許文献4とに示す電磁クラッチにおいては、サージ電圧吸収用ダイオードが励磁コイルから離間した位置に設けられている。このため、このダイオードが励磁コイルの熱の影響を受ける可能性は低い。しかし、この電磁クラッチにおいては、前記ダイオードがフィールドコアの外に位置しているために、ダイオードを防水する構造を採る必要がある。
特許文献3に開示されている防水構造は、ダイオードを覆う防水用カバーをフィールドコアに水が浸入することがないように固着した構造である。特許文献4に開示されている防水構造は、ダイオードを熱収縮チューブで覆い、この熱収縮チューブを内部に水が浸入することがないように熱収縮させた構造である。特許文献3や特許文献4に示す電磁クラッチは、上述したような防水構造を採っているためにフィールドコアの組立工数が多くなり、生産性が低下するという不具合がある。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、サージ電圧吸収用ダイオードの熱負荷が低く、フィールドコア内の励磁コイルの収容スペースを広くとることができ、さらに前記ダイオードの防水を簡単に行うことが可能な電磁連結装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る電磁連結装置は、励磁コイルが内部に設けられたフィールドコアと、前記励磁コイルに接続されたサージ電圧吸収部材と、このサージ電圧吸収部材を収納する凹部を有する絶縁材料からなる収納部材とを備え、前記フィールドコアの外壁には貫通孔が形成され、前記収納部材は、前記凹部の開口が前記励磁コイルと対向する状態で前記貫通孔内に挿入され、前記サージ電圧吸収部材は、前記励磁コイルより前記フィールドコアの外側に位置付けられるように前記凹部内に挿入されているものである。
請求項2に記載した発明は、前記発明において、前記収納部材における前記励磁コイルと対向する一端部には、前記励磁コイルに沿う方向に延びる薄板状のフランジが形成されているものである。
請求項3に記載した発明は、前記発明において、前記収納部材には、前記励磁コイルのリード線が貫通する貫通孔が形成されているものである。
請求項4に記載した発明は、前記発明において、前記収納部材は、絶縁性を有する材料によって形成され、この収納部材の前記凹部は、前記サージ電圧吸収部材が嵌入可能な形状であって、サージ電圧吸収部材が嵌入することにより弾性変形により拡げられる形状に形成されているものである。
請求項5に記載した発明は、前記発明において、前記サージ電圧吸収部材は、パッケージ部の両端からそれぞれ導出されたリードを有するダイオードであり、前記2本のリードは、前記パッケージ部の近傍において前記外壁の厚み方向に延びる平行部を有しているものである。
請求項6に記載した発明は、前記発明において、前記フィールドコアは、環状溝を有する円環状に形成され、前記励磁コイルは、前記環状溝内に収容され、前記収納部材は、前記環状溝の周壁と前記励磁コイルとの間に挟まれる舌状片を備えていることを特徴とする電磁連結装置。
本発明によるサージ電圧吸収部材は、フィールドコアの外側に位置付けられているから、励磁コイルの熱が伝達され難くなる。また、収納部材の一部は、フィールドコアの貫通孔からフィードコアの外に露出しており外気と接触している。
フィールドコアの周辺近傍の空気は、この電磁連結装置に装備されているロータが回転することにより攪拌される。このため、前記収納部材は、空冷により冷却される。
したがって、この電磁連結装置は、サージ電圧吸収部材の熱負荷が低減されるから、サージ電圧吸収部材の熱による劣化を防ぐことができる。
また、本発明に係る電磁連結装置に用いられている収納部材は、実質的にサージ電圧吸収部材の防水用カバーとして機能する。このため、サージ電圧吸収部材は、これを収納し保持するための部材を使用した簡単な構造で防水される。すなわち、専ら防水用として用いるカバーは不要である。したがって、本発明によれば、専用の防水用カバーを使用する場合に較べて組立工数を低減することができ、電磁連結装置の生産性を向上させることができる。
さらに、この電磁連結装置に用いるフィールドコアは、その内部にサージ電圧吸収部材を収容するためのスペースを形成する必要がない。すなわち、励磁コイルの収容スペースがフィールドコア内に広く形成されるから、フィールドコアが大型化することなく励磁コイルの巻き数を増大させることができる。したがって、本発明によれば、コンパクトであるにもかかわらず性能が高い電磁連結装置を提供できる。
本発明に係る電磁クラッチの断面図である。 フィールドコアの背面図である。 コイル組立体の背面図である。 コイル組立体の断面図である。 絶縁ブッシュの平面図である。 絶縁ブッシュの正面図である。 絶縁ブッシュの底面図である。 絶縁ブッシュの右側面図である。 図5におけるA−A線断面図である。 図5におけるB−B線断面図である。 図5におけるC−C線断面図である。 ダイオードの正面図である。 フィールドコアの背面図である。 コイル組立体の背面図である。 コイル組立体の断面図である。 絶縁ブッシュの平面図である。 図16におけるD−D線断面図である。 図16におけるE−E線断面図である。 図16におけるF−F線断面図である。 ダイオード接続部分の展開図である。 ダイオード接続部分の展開図である。 ダイオード接続部分の展開図である。 フィールドコアの背面図である。 ダイオード接続部分の展開図である。 ダイオード接続部分の展開図である。 ダイオード接続部分の展開図である。 ダイオード接続部分の展開図である。 フィールドコアの一部を拡大して示す断面図である。 フィールドコアの一部を拡大して示す正面図である。 絶縁ブッシュの平面図である。 絶縁ブッシュの底面図である。 絶縁ブッシュの背面図である。 図30におけるG−G線断面図である。 図31におけるH−H線断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る電磁連結装置の一実施の形態を図1〜図12によって詳細に説明する。この実施の形態においては、本発明を電磁クラッチに適用した場合の例で説明する。
図1に示す電磁クラッチ1は、カーエアコン用コンプレッサ2の回転軸3に動力を伝達したり、この動力の伝達を遮断するためのものである。この電磁クラッチ1は、前記コンプレッサ2のフロントハウジング4に取付板5を介して固定されたフィールドコア6を備えている。また、この電磁クラッチ1は、前記フロントハウジング4の円筒部4aに軸受7によって回転自在に支持されたロータ8を備えている。さらに、この電磁クラッチ1は、前記回転軸3にスプライン嵌合されナット9によって抜け止めされたアーマチュア組立体10を備えている。
前記フィールドコア6は、全体が円環状に形成されており、前記回転軸3と同一軸線上に位置付けられている。また、このフィールドコア6は、前記ロータ8に形成された環状溝8aの内部に挿入されている。前記ロータ8は、前記環状溝8a内にフィールドコア6が挿入された状態で回転する。このロータ8は、その外周部にプーリ溝8bが形成されており、このプーリ溝8bに巻き掛けられたベルト(図示せず)を介して例えばエンジン(図示せず)の動力が伝達される。前記ロータ8の軸方向の一端面には、前記アーマチュア組立体10のアーマチュア10aと対向する摩擦面8cが形成されている。
この電磁クラッチ1においては、前記フィールドコア6の内部に設けられている後述する励磁コイル11が励磁されることにより、アーマチュア10aがロータ8に吸着されてロータ8の回転がアーマチュア組立体10を介して回転軸3に伝達される。また、励磁コイル11への給電が絶たれることによって、アーマチュア10aがロータ8から離間し、前記動力の伝達は遮断される。
前記フィールドコア6には、図1に示すように、このフィールドコア6の周方向に延びる環状溝12が形成されている。この環状溝12内には、励磁コイル11を有するコイル組立体13が収容されている。また、この環状溝12内には、前記コイル組立体13が挿入されている状態で絶縁性を有する注型樹脂14が充填されている。コイル組立体13は、前記注型樹脂14が環状溝12内で硬化することにより環状溝12内に固定されている。
フィールドコア6における前記環状溝12の底を構成する外壁15には、後述するリード線16を通すためのリード線引き出し孔17と、後述するダイオード18を収容するためのダイオード収容孔19とがそれぞれ形成されている。これらの孔17,19は、前記外壁15をフィールドコア6の軸線方向に貫通するように形成されている。リード線引き出し孔17とダイオード収容孔19とは、図2に示すように、フィールドコア6の径方向の一方と他方とに振り分けられるような位置に位置付けられている。
前記コイル組立体13は、図3および図4に示すように、前記励磁コイル11を構成する円筒状の励磁コイル本体21に後述する各部材を接続することによって形成されている。励磁コイル本体21は、電線を巻くことによって円筒状に形成されている。
この励磁コイル本体21は、図3において最も下となる部位の近傍に巻始め端部21aと巻終わり端部21bとが位置するように巻かれている。
励磁コイル本体21における前記巻始め端部21aと前記巻終わり端部21bとが位置する部分は、仮固定するために絶縁用のポリエステルテープ22が巻き付けられており、このポリエステルテープ22によって覆われている。
前記巻始め端部21aと前記巻終わり端部21bとには、図3に示すように、それぞれ接続用端子23を介してリード線16と、後述するダイオード18のリード18aとが接続されている。このダイオード18は、図4に示すように、励磁コイル本体21の軸線方向(図4においては左右方向)の一端部に位置付けられている。以下においては、ダイオード18と対向する励磁コイル本体21の端面を単に「背面21c」という。
また、励磁コイル本体21の軸線方向の他端部には、図4に示すように、サーマルヒューズ24が取付けられている。このサーマルヒューズ24は、励磁コイル本体21の巻き線の一部となるように電気的に接続されている。
前記リード線16は、図3に示すように、励磁コイル本体21の外周部に沿って励磁コイル本体21の径方向の反対側に導かれている。このリード線16は、図4に示すように、励磁コイル本体21の外周部に周方向へ延びるように形成された凹部21dに挿入されている。
このリード線16は、前記接続用端子23とは励磁コイル本体21の径方向の反対側において、励磁コイル本体21の軸線方向に延びている。この延びる部分は、図1に示すように、フィールドコア6のリード線引き出し孔17を通してフィールドコア6の外に導出されている。リード線引き出し孔17は、前記環状溝12の底部を構成するフィールドコア6の外壁15に形成されている。このリード線引き出し孔17内には、前記リード線16を挿通させたブッシュ25が嵌合状態で挿入されている。この実施の形態においては、このリード線引き出し孔17によって、本発明でいう「リード線が貫通する貫通孔」が構成されている。
前記ダイオード18は、励磁コイル11の給電が遮断されたときに発生するサージ電圧を吸収するためのものである。この実施の形態においては、このダイオード18によって本発明でいうサージ電圧吸収部材が構成されている。このダイオード18は、図12に示すように、前記2本のリード18a,18aと、これらのリード18aが両端から導出するパッケージ部18bとを有するものである。パッケージ部18bは、ダイオード素子(図示せず)を封止するものであり、略円柱状を呈する形状に形成されている。前記2本のリード18aは、前記パッケージ部18bの両端から両側方に突出している。
前記2本のリード18aは、図12に示すように、いわゆるクランク軸状に折り曲げられている。このため、これらのリード18aには、パッケージ部18bの長手方向(図12においては左右方向)とは直交する方向に延びる平行部18cが形成されている。この平行部18cは、図4に示すように、各リード18aの先端部が前記接続用端子23に接続された状態において、励磁コイル本体21の軸線方向を指向している。このため、前記パッケージ部18bは、励磁コイル本体21の前記背面21cから前記平行部18cの長さ分だけ前記軸線方向に離間した位置に位置付けられている。
ダイオード18における励磁コイル本体21の背面21cから突出する部分には、図4に示すように、後述する絶縁ブッシュ31が被せられている。
この実施の形態による前記コイル組立体13は、励磁コイル本体21と、リード線16と、ダイオード18および絶縁ブッシュ31などによって構成されている。
絶縁ブッシュ31は、図5〜図11に示すように、ダイオード18を収納するためのダイオード収容部32と、このダイオード収容部32の一端に一体に形成された平板状の保持部33とから構成されている。この絶縁ブッシュ31を形成する材料は、絶縁性を有するとともに予め定めた硬度を有する合成樹脂である。この実施の形態においては、この絶縁ブッシュ31によって本発明でいう収納部材が構成されている。以下においては、ダイオード収容部32における前記保持部33が設けられている一端を「基端32a」といい、他端を「先端32b」という。
前記ダイオード収容部32は、図5および図6に示すように、これらの図の左右方向(励磁コイル本体21の接線方向)に長い四角柱状に形成されている。このダイオード収容部32を励磁コイル本体21の軸線方向から見たときの形状は矩形状である(図3,5参照)。このダイオード収容部32の外形は、前記フィールドコア6のダイオード収容孔19内に嵌合可能な形状であって、ダイオード収容孔19内に圧入できる形状に形成されている。
この実施の形態によるダイオード収容部32は、前記圧入を容易に行うことができるように、先端32bに向かうにしたがって次第に小さくなる形状に形成されている。この実施の形態においては、前記ダイオード収容孔19によって、本発明でいう貫通孔が構成されている。
ダイオード収容部32の高さ(基端32aと先端32bとの間の長さであって、図6においては上下方向の高さ)は、フィールドコア6の前記外壁15の厚みより長くなるように形成されている。
また、このダイオード収容部32には、図7、図9〜図11に示すように、ダイオード18を収納するための凹部34が形成されている。この凹部34は、前記基端32aにおける励磁コイル本体21と対向する端面32cに開口している。
この凹部34は、ダイオード18のパッケージ部18bが嵌合されるパッケージ嵌合溝35と、ダイオード18のリード18aが嵌合されるリード嵌合溝36とによって構成されている。
前記パッケージ嵌合溝35は、図9および図10に示すように、前記端面32cからダイオード収容部32の先端32b側へ延びる挿入部35aと、この挿入部35aの延び側端部に接続する底部35bとから構成されている。挿入部35aの溝幅は、パッケージ部18bの外径より僅かに狭くなるように形成されている。底部35bは、パッケージ部18bが嵌合する形状に形成されている。
前記リード嵌合溝36は、リード18aの前記平行部18cが嵌合できる形状に形成されている。
絶縁ブッシュ31の硬度は、前記挿入部35a内にパッケージ部18bを押し込むことができる程度の硬度に設定されている。すなわち、絶縁ブッシュ31の凹部34は、前記パッケージ部18bが嵌入可能な形状であって、パッケージ部18bが嵌入することにより拡げられる形状に形成されている。
ダイオード18に絶縁ブッシュ31を被せるためには、パッケージ部18bをパッケージ嵌合溝35の開口部分に押し付け、挿入部35a内に押し込むことによって行う。
このとき、前記パッケージ部18bは、前記挿入部35aを拡げながらパッケージ嵌合溝35内に押し込まれ、前記底部35b内に嵌合する。また、このときリード18aは、リード嵌合溝36内に嵌入される。
このようにパッケージ部18bが前記底部35bに嵌合するとともに、リード18aがリード嵌合溝36に嵌合することによって、絶縁ブッシュ31に対するダイオード18の移動が規制される。
絶縁ブッシュ31の前記保持部33は、図5および図6に示すように、前記ダイオード収容部32の基端32aから前記端面32cと平行な4方向に延びている。この実施の形態においては、この保持部33によって請求項2記載の発明でいうフランジが構成されている。保持部33の大きさ(広さ)は、図3に示すように、前記ダイオード収容部32をダイオード18に被せた状態において、ダイオード18のリード18aと、前記接続用端子23の一部とが覆われる寸法に形成されている。
この保持部33は、励磁コイル本体21の前記背面21cに重ねた状態で励磁コイル本体21に固定されている。この固定は、保持部33と励磁コイル本体21とに仮固定用のポリエステルテープ22を巻き付けた後に絶縁用の綿テープ37(図4参照)を巻き付けることによって行う。なお、この実施の形態においては、図4に示すように、励磁コイル本体21に沿うリード線16も綿テープ37によって励磁コイル本体21に固定されている。
絶縁ブッシュ31は、図1に示すように、励磁コイル本体21に取付けられている状態でフィールドコア6のダイオード収容孔19内に圧入されている。このように絶縁ブッシュ31がダイオード収容孔19に圧入されることによって、ダイオード18がダイオード収容孔19内に収容されることになる。このダイオード18の2本のリード18aの平行部18cは、前記パッケージ部18bの近傍において前記外壁15の厚み方向に延びるようになる。また、絶縁ブッシュ31の前記先端32bがフィールドコア6の外壁15から突出する。
絶縁ブッシュ組付時の前記圧入は、リード線引き出し孔17に圧入されたブッシュ25にリード線16を挿通しながら行われる。この圧入が終了し、かつリード線16が引き出されることによって、コイル組立体13の環状溝12内への装填が終了する。このようにコイル組立体13が環状溝12内に装填された後、絶縁性を有する液状の注型樹脂14が環状溝12内に注入される。コイル組立体13は、この注型樹脂14が硬化することによってフィールドコア6内に固定される。この注型樹脂14は、図1に示すように、前記外壁15と励磁コイル本体21との間に形成された隙間にも浸入する。絶縁ブッシュ31が嵌合された部分と、リード線16が貫通する部分とは、それぞれ前記注型樹脂14によってシールされる。
この実施の形態による電磁クラッチ1の前記ダイオード18は、フィールドコア6の外側、すなわち励磁コイル11が収容された環状溝12の外に位置付けられているから、励磁コイル11の熱が伝達され難くなる。また、絶縁ブッシュ31の先端部は、フィールドコア6のダイオード収容孔19からフィードコアの外に突出しており、外気に接触している。
フィールドコア6の周辺近傍の空気は、この電磁クラッチ1に装備されているロータ8が回転することにより攪拌される。このため、絶縁ブッシュ31は、空冷により冷却されるから、高温状態が続くようなことはない。
したがって、この実施の形態によるダイオード18は、熱負荷が低減されるから、熱により劣化することがない。
また、この実施の形態で示す絶縁ブッシュ31は、実質的にダイオード18の防水用カバーとして機能する。このため、ダイオード18を収納し保持するための絶縁ブッシュ31を用いて簡単な防水構造が実現される。したがって、この実施の形態によれば、専ら防水用として用いるカバーは不要である。このため、専用の防水用カバーを使用する場合に較べて組立工数が低減され、電磁クラッチの生産性が向上する。
さらに、この実施の形態による電磁クラッチ1に使用されているフィールドコア6は、その内部にサージ電圧吸収部材を収容するためのスペースを形成する必要がない。このため、励磁コイル11の収容スペースがフィールドコア6内に広く形成される。したがって、フィールドコア6が大型化することなく励磁コイル11の巻き数を増大させることができるから、電磁クラッチの小型化と性能向上とを図ることができる。
この実施の形態による絶縁ブッシュ31における励磁コイル11と対向する端面32cには、励磁コイル11に沿う方向に延びる薄板状の保持部33が形成されている。この保持部33は、励磁コイル本体21に重ねられ、ポリエステルテープ22と綿テープ37とが巻き付けられている。絶縁ブッシュ31は、このよに保持部33が励磁コイル本体21に固定されることによって、励磁コイル本体21に保持される。このように絶縁ブッシュ31が励磁コイル本体21に保持された状態においては、コイル組立体13を持ち運ぶ場合やフィールドコア6に組み込むときに絶縁ブッシュ31が励磁コイル本体21から外れることがないから、コイル組立体13の取り扱いが容易になる。
この実施の形態による絶縁ブッシュ31の前記凹部34は、前記ダイオード18が嵌合状態で挿入可能な形状であって、このダイオード18が挿入されることにより弾性変形により拡げられる形状に形成されている。このため、ダイオード18は、前記絶縁ブッシュ31に強固に保持されるから、絶縁ブッシュ31内で自由に移動することができない。
ダイオード18が絶縁ブッシュ31内で自由に移動できると、ダイオード18とリード線16、励磁コイル本体21との接続部分が断線するおそれがある。これは、電磁クラッチ1の接続、切断時に生じる振動や、電磁クラッチ1に伝達された外部の振動(エンジンの振動等)などによって前記接続部分が繰り返し曲げられて疲労するからである。
しかし、この実施の形態によれば、ダイオード18と励磁コイル本体21、リード線16との接続部分において一方が他方に対して変位することはない。このため、この接続部分が断線するようなことはない。この結果、この実施の形態によれば、ダイオード18の接続部の信頼性が高い電磁クラッチを提供することができる。
この実施の形態による前記ダイオード18は、パッケージ部18bの両端からそれぞれ導出されたリード18aを有するものである。前記2本のリード18aは、前記パッケージ部18bの近傍においてフィールドコア6の前記外壁15の厚み方向に延びる平行部18cを有している。このため、この実施の形態に示したように、絶縁ブッシュ31の凹部34内にダイオード18を保持する構造として、前記2本のリード18aでパッケージ部18bの長手方向への移動を規制する嵌合構造を採ることができた。この結果、この実施の形態によれば、ダイオード18の支持が安定する電磁クラッチを提供することができる。
また、この実施の形態によるダイオード18は、フィールドコア6の背面側、すなわち、カーエアコン用コンプレッサ2のフロントハウジング4と対向する位置に位置付けられている。一般に、カーエアコン用コンプレッサ2のフロントハウジング4は、冷媒の吸込み側に位置している。この実施の形態によるダイオード18は、相対的に温度が低いフロントハウジング4と近接する位置に配置されている。このため、ダイオード18の熱負荷がより一層低減される。
(第2の実施の形態)
本発明に係る電磁連結装置は、図13〜図22に示すように構成することができる。これらの図において、前記図1〜図12によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図13に示すフィールドコア6は、カーエアコン用コンプレッサ2への動力の伝達、切断を切替える電磁クラッチに装備されるものである。この電磁クラッチのフィールドコア6以外の部分は、第1の実施の形態で示した電磁クラッチ1と同一の構成を採ることができる。
この実施の形態によるフィールドコア6は、図13に示すように、リード線16と絶縁ブッシュ31とが同一位置に位置する構造が採られている。前記リード線16は、絶縁ブッシュ31を貫通してフィールドコア6の外に導出されている。すなわち、リード線16は、絶縁ブッシュ31が圧入されたフィールドコア6の貫通孔41を通してフィールドコア6の外に導出されている。
このフィールドコア6に設けられているコイル組立体13は、図14に示すように、同図において最も上に位置する部位にダイオード18が位置するように構成されている。このダイオード18のリード18aは、図14および図20に示すように、励磁コイル本体21の巻始め端部21aの末端部42と、巻終わり端部21bの末端部43とにそれぞれ接続用端子44によって接続されている。
一方、リード線16は、巻始め端部21aと巻終わり端部21bとにおける末端部42,43から所定の長さだけ離間した部位にそれぞれ接続用端子45によって接続されている。前記巻始め端部21aと、巻終わり端部21bと、4個の端子44,45とは、励磁コイル本体21に巻付けた絶縁用の綿テープ37(図15参照)によって励磁コイル本体21に固定されている。
前記リード線16は、前記接続用端子45から励磁コイル本体21の周方向に配線され、絶縁ブッシュ31の貫通孔46を通してコイル組立体13の外方に導出されている。
この実施の形態による絶縁ブッシュ31は、図16および図17に示すように、四角柱状のダイオード収容部32のみによって構成されている。前記貫通孔46は、ダイオード収容部32の長手方向の両端部に形成されている。これらの貫通孔46は、ダイオード収容部32をフィールドコア6の軸線方向に貫通している。
これら二つの貫通孔46,46どうしの間には、ダイオード18を嵌合させるための凹部34が形成されている。この凹部34の構造は、図17〜図19に示すように、前記第1の実施の形態で示した絶縁ブッシュ31の凹部34と同一の構造である。
この絶縁ブッシュ31を励磁コイル本体21に組付けるためには、貫通孔46にリード線16を通しながら、凹部34内にダイオード18を押し込むことによって行う。絶縁ブッシュ31は、貫通孔46にリード線16が挿通されることによって、励磁コイル本体21に対して自由に移動することができないようにリード線16に保持される。
この絶縁ブッシュ31は、上述したように励磁コイル本体21に取付けられている状態でフィールドコア6の貫通孔41(図13参照)に圧入される。この貫通孔41の孔形状は、絶縁ブッシュ31のダイオード収容部32が嵌合可能な形状であって、ダイオード収容部32を圧入できる形状に形成されている。絶縁ブッシュ31の圧入後は、第1の実施の形態と同様にフィールドコア6の環状溝12に絶縁性を有する液状の注型樹脂14が充填され、フィールドコア6にコイル組立体13が固定される。
この実施の形態によるリード線16は、絶縁ブッシュ31の貫通孔46に圧入状態で挿通されている。すなわち、絶縁ブッシュ31は、リード線16に保持される。このため、フィールドコア6を組立てるに当たって、励磁コイル本体21から絶縁ブッシュ31が外れることを防ぐために、仮固定用のポリエステルテープ22を巻き付ける作業は不要である。このため、第1の実施の形態を採る場合に較べてフィールドコア6の組立作業が容易になる。
また、この実施の形態においては、リード線16は、絶縁ブッシュ31を圧入するための貫通孔41を利用してフィールドコア6の外壁15を貫通している。このため、この実施の形態によれば、専らリード線16を通すための貫通孔と、専ら絶縁ブッシュ31を圧入するための貫通孔とをフィールドコア6にそれぞれ形成する場合(第1の実施の形態に示す場合)に較べて、フィールドコア6の製造が容易になる。
ダイオード18のリード18aと励磁コイル本体21の巻始め端部21a、巻終わり端部21bとの接続部分は、図21および図22に示すように形成することができる。
図21と図22とに示すリード18aは、前記平行部18cより先端側の部位が切断されている。一方、励磁コイル本体21の巻始め端部21aと巻終わり端部21bとは、前記平行部18cまで延びる長さに形成されている。前記平行部18cと前記巻始め端部21a、巻終わり端部21bとは、それぞれ接続用端子44によって接続されている。
図21に示すダイオード18は、前記平行部18cに対してパッケージ部18bが励磁コイル本体21から離間する状態で巻始め端部21aと巻終わり端部21bとに接続されている。図22に示すダイオード18は、パッケージ部18bが前記平行部18cより励磁コイル本体21に近接する状態で巻始め端部21aと巻終わり端部21bとに接続されている。
図21と図22とに示す構成を採ることにより、ダイオード接続用の端子44を絶縁ブッシュ31の中に収納することができる。このため、この実施の形態を採ることにより、前記端子44と励磁コイル本体21とに仮固定用のポリエステルテープ22を巻付けて端子部分を固定する作業が不要になる。しかも、前記リード18aの折曲げ部分が四箇所から二箇所に減るために、フィールドコア6の組立作業がより一層簡単になる。
(第3の実施の形態)
本発明に係る電磁連結装置は、図23〜図27に示すように構成することができる。これらの図において、前記図1〜図22によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図23に示すフィールドコア6は、ボディアースタイプの電磁連結装置に装備されるものである。この電磁連結装置のフィールドコア6以外の部分は、上記第1、第2の実施の形態で示した電磁クラッチ1と同一の構成を採ることができる。
図23に示すフィールドコア6は、1本のリード線16と、1本のボディアース線51とを備えている。これらのリード線16とボディアース線51とは、絶縁ブッシュ31を貫通してフィールドコア6の外に導出されている。絶縁ブッシュ31は、第2の実施の形態で示した絶縁ブッシュ31と同等のものである。
前記ボディアース線51の先端部には、アース端子52がかしめによって固定されている。このアース端子52は、フィールドコア6に導通される状態で固定されている。
ボディアース線51は、図24〜図27に示すように構成することができる。図24に示すボディアース線51は、接続用端子53によって励磁コイル本体21の巻始め端部21aに接続されている。
図25と図26とに示すダイオード18のリード18aは、平行部18cで切断されており、この平行部18cにおいて、励磁コイル本体21の巻始め端部21aと巻終わり端部21bとに接続用端子44によって接続されている。図25に示すダイオード18は、平行部18cとパッケージ部18bとのうち平行部18cが励磁コイル本体21に離間する状態で巻始め端部21aと巻終わり端部21bとに接続されている。
一方、図26に示すダイオード18は、平行部18cとパッケージ部18bとのうちパッケージ部18bが励磁コイル本体21に近接する状態で巻始め端部21aと巻終わり端部21bとに接続されている。
図25と図26とに示すボディアース線51は、前記巻始め端部21aを前記接続用端子44より延長させてなる延長部によって構成されている。
図27に示すボディアース線51は、ダイオード18の一方のリード18aによって構成されている。この一方のリード18aは、パッケージ部18bから励磁コイル本体21とは反対方向に延びており、この延びる部分の途中において、接続用端子44によって巻始め端部21aに接続されている。他方のリード18aは、前記一方のリード18aと平行になるように折り曲げられ、この平行部18cで切断されている。また、この他方のリード18aは、前記平行部18cにおいて巻終わり端部21bに接続用端子44によって接続されている。
図25〜図27に示すダイオード18のリード18aは、いずれも折り曲げ部分が二箇所であるから、折曲げ作業を容易に行うことができる。
この実施の形態で示す構成を採る場合であっても、上述した第1、第2の実施の形態をとるときと同等の効果が得られる。
(第4の実施の形態)
本発明に係る収納部材は図28〜図34に示すように構成することができる。これらの図において、前記図1〜図27によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図28および図29に示すフィールドコア6は、カーエアコン用コンプレッサ2への動力の伝達、切断を切替える電磁クラッチに装備されるものである。この電磁クラッチのフィールドコア6以外の部分は、第1の実施の形態で示した電磁クラッチ1と同一の構成を採ることができる。
フィールドコア6は、環状溝12を有する円環状に形成されている。環状溝12内には励磁コイル11を有するコイル組立体13が収容されている。また、この環状溝12内には、図示してはいないが、前記コイル組立体13が挿入されている状態で絶縁性を有する注型樹脂14(図示せず)が充填されている。コイル組立体13は、前記注型樹脂14が環状溝12内で硬化することにより環状溝12内に固定されている。
フィールドコア6における環状溝12の底を構成する外壁15には、絶縁ブッシュ31が取付けられている。この絶縁ブッシュ31は、前記外壁15に形成された貫通孔41に圧入されている。また、この絶縁ブッシュ31は、サージ電圧吸収部材としてのダイオード18を収容している。前記コイル組立体13の励磁コイル本体21に接続されたリード線16は、この絶縁ブッシュ31を貫通している。
この実施の形態による絶縁ブッシュ31は、図30〜図34に示すように、ダイオード18を収納するためのダイオード収容部32と、このダイオード収容部32の一端部に一体に形成された一対の保持片61,61および一つの舌状片62(図32、図34参照)とから構成されている。前記ダイオード収容部32には、ダイオード18を収納するための凹部63が形成されているとともに、リード線16を通すための貫通孔64が形成されている。
前記凹部63は、図31に示すように、ダイオード収容部32の幅方向(フィールドコア6の周方向)の中央部に位置付けられ、貫通孔64は、前記凹部63の両側に位置付けられている。この凹部63は、図33および図34に示すように、ダイオード収容部32の一端部に開口している。また、この凹部63は、図28に示すように、ダイオード18のパッケージ本体18bと、リード18aの平行部18cとを挿入できる大きさに形成されている。絶縁ブッシュ31は、凹部63の開口が励磁コイル本体21を指向するようにフィールドコア6に取付けられている。
ダイオード収容部32の前記一端部であって、前記幅方向の両端部には、図31および図34に示すように、溝65が形成されている。この溝65は、凹部63内とダイオード収容部32の側方とを接続するように前記幅方向に延びている。すなわち、絶縁ブッシュ31がフィールドコア6に装着された状態においては、凹部63内が溝65によって前記環状溝12内に接続される。このため、環状溝12内に注入された前記注型樹脂14は、溝65を通って凹部63内にも流入する。ダイオード18が挿入されている凹部63内に注型樹脂14が流れ込み、この注型樹脂14が固化することにより、ダイオード18はダイオード収容部32内で固定される。
このように注型樹脂14によってダイオード18が固定されるから、凹部63を単純な形状に形成することができる。すなわち、上述した第1、第2の実施の形態で示した絶縁ブッシュ31のリード嵌合溝36は、この実施の形態による絶縁ブッシュ31には形成されていない。
前記保持片61は、第1の実施の形態で示した保持部33と同等の機能を有するものである。この保持片61は、前記ダイオード収容部32から前記幅方向の両側方に突出するように形成されている。これらの保持片61は、絶縁用の綿テープ37(図4参照)によって励磁コイル本体21に固定される。
前記舌状片62は、帯状の板を呈する形状に形成されている。この舌状片62は、図28に示すように、ダイオード収容部32における前記環状溝12の外側の周壁12aに近接する一端部に、励磁コイル本体21側へ突出するように形成されている。舌状片62は、図31および図32に示すように、ダイオード収容部32の前記幅方向の中央部に位置付けられている。舌状片62の長さは、図28に示すように、環状溝12の底から深さ方向の中央部まで延びるように形成されている。
この実施の形態による絶縁ブッシュ31は、ダイオード18を凹部63内に挿入するとともに貫通孔64にリード線16を挿通させることによって、励磁コイル本体21に組み付けられる。この励磁コイル本体21と絶縁ブッシュ13とを有するコイル組立体13は、フィールドコア6の環状溝12内に挿入され、その後に環状溝12内に注入された注型樹脂14が固化することによって固定される。
上述したようにコイル組立体13を環状溝12内に挿入すると、励磁コイル本体21に巻かれている綿テープが前記周壁に接する。これは、起磁力を大きくするためにコイル巻き数を可能な限り多くしており、環状溝12の周壁(外側の周壁12aと内側の周壁12b)と励磁コイル本体21との間の隙間が少なくなるからである。励磁コイル本体21の外周部の全域が前記周壁に接触しているような場合、注型樹脂14を十分に注入することができず、注型不良が発生するおそれがあった。
注型不良になる理由は、注型樹脂14が環状溝12の底部(励磁コイル本体21と外壁15との間)まで流れるためには、前記狭い隙間を流れなければならないし、前記綿テープに染み込んで下に滴るように流れる必要があるからである。すなわち、注型樹脂14が前記底部まで流れる以前に、狭い隙間内や綿テープ内で硬化してしまうために、上述したように注型不良が発生すると考えられる。
このような課題を解決するために、実施の形態においては、絶縁ブッシュ31に舌状片62が設けられている。この舌状片62は、図28に示すように、コイル組立体13を環状溝12内に挿入することによって、環状溝12の周壁12aと励磁コイル本体12との間に挟まれる。この構造においては、舌状片62を挟み込んだことにより励磁コイル本体21の綿テープが圧縮され、かつ励磁コイル本体21は環状溝12に対して僅かに偏心するために、励磁コイル本体21と前記周壁12aとの間に流路66(図29参照)が形成される。
この流路66は、環状溝12の開口部分から前記底部まで延びるように形成される。このため、環状溝12内にコイル組立体13を挿入した後に注入された注型樹脂14は、前記流路66を通って前記底部まで容易に流れる。
したがって、この実施の形態によれば、コイル組立体13が注型樹脂14によって確実に絶縁および固定されるフィールドコア6を提供することができる。
この実施の形態による舌状片62は、リード線16が貫通する絶縁ブッシュ31に設けられている。しかし、舌状片62は、第1の実施の形態で示したような絶縁ブッシュ31、すなわちリード線が貫通していない絶縁ブッシュ31にも設けることができる。
上述した第1〜第4の実施の形態においては、サージ電圧吸収部材としてダイオード18を使用する例を示している。しかし、サージ電圧吸収部材は、ダイオード18に限定されることはなく、他のサージ電圧を吸収できるものであればどのようなものでも使用することができる。
1…電磁クラッチ、6…フィールドコア、11…励磁コイル、12…環状溝、13…コイル組立体、15…外壁、19…ダイオード収容孔、21…励磁コイル本体、31…絶縁ブッシュ、16…リード線、18…ダイオード、18a…リード、18b…パッケージ部、18c…平行部、32…ダイオード収容部、33…保持部、34…凹部、41,46…貫通孔、62…舌状片、63…凹部。

Claims (6)

  1. 励磁コイルが内部に設けられたフィールドコアと、
    前記励磁コイルに接続されたサージ電圧吸収部材と、
    このサージ電圧吸収部材を収納する凹部を有する絶縁材料からなる収納部材とを備え、
    前記フィールドコアの外壁には貫通孔が形成され、
    前記収納部材は、前記凹部の開口が前記励磁コイルと対向する状態で前記貫通孔内に挿入され、
    前記サージ電圧吸収部材は、前記励磁コイルより前記フィールドコアの外側に位置付けられるように前記凹部内に挿入されていることを特徴とする電磁連結装置。
  2. 請求項1記載の電磁連結装置において、前記収納部材における前記励磁コイルと対向する一端部には、前記励磁コイルに沿う方向に延びる薄板状のフランジが形成されていることを特徴とする電磁連結装置。
  3. 請求項1記載の電磁連結装置において、前記収納部材には、前記励磁コイルのリード線が貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする電磁連結装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の電磁連結装置において、前記収納部材の前記凹部は、前記サージ電圧吸収部材が嵌入可能な形状であって、サージ電圧吸収部材が嵌入することにより弾性変形により拡げられる形状に形成されていることを特徴とする電磁連結装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載の電磁連結装置において、前記サージ電圧吸収部材は、パッケージ部の両端からそれぞれ導出されたリードを有するダイオードであり、
    前記2本のリードは、前記パッケージ部の近傍において前記外壁の厚み方向に延びる平行部を有していることを特徴とする電磁連結装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちいずれか一つに記載の電磁連結装置において、前記フィールドコアは、環状溝を有する円環状に形成され、
    前記励磁コイルは、前記環状溝内に収容され、
    前記収納部材は、前記環状溝の周壁と前記励磁コイルとの間に挟まれる舌状片を備えていることを特徴とする電磁連結装置。
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