JP2011069423A - 管継手構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホースと管継手の連結を、簡単な構成でありながらも確実に行えるようにすること。
【解決手段】先端部にネジ部が形成されたホースと、このホースの前記ネジ部と螺合可能なナット部材と、このナット部材を回転自在、かつ脱落しない状態で装着しており、前記ホースの先端部を前記ナット部材を介して挿入可能な挿入口が形成された管継手本体と、を備え、前記ホース先端側外周面又は前記管継手本体の前記挿入口内周面に軸シール材を配設し、前記ホースを、その先端が前記軸シール材と当接する手前まで前記挿入口に挿入させた仮嵌装の状態を設けるとともに、その状態からさらに前記ナットを回転し、このナットと前記ホースのネジ部とを螺合させることにより前記軸シール材を介してシールした状態で前記ホースと前記継手本体とを接続する構造とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、流体用の管継手構造に関するものである。
従来、湯水を吐出する水栓と、給水配管及び給湯配管に設けられた止水栓とをフレキシブルホースを介して接続するために用いられる管継手があり、かかる管継手において、極めて簡単に結合・離脱を行うことのできる、所謂「ワンタッチカプラー式」の管継手が知られている。
例えば、内周にシール材嵌め込み用周溝を形成した雌体と、雄プラグ外周の環状溝に嵌まるロック部材を支持するソケットおよびスリーブと、スリーブを付勢するバネ材と、スリーブとバネ材を覆う外筒とを設け、雌体とソケットとバネ材とスリーブとを順に直列に配置し、外筒にバネ材の収縮時および雄プラグの離脱時にロック部材の移動空間を設けることで雄プラグの結合および離脱を可能としたものがあった(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2002−295767号公報
しかし、水栓と止水栓とを接続するフレキシブルホースの長さは一定ではなく、水栓と止水栓との位置関係も様々である。そのため、上述したワンタッチカプラー式の管継手を用いた場合において、例えば、短めのフレキシブルホースを強く曲げての管継手の本体部の接続孔に差し込まねばならない場合などには、ホースに大きな反力が発生し、ホース先端のニップルが接続孔の内周面に強く当接した状態となって差し込み時及び引き抜き時の抵抗が大きくなる。
その場合、ロック未完了であるにも拘わらず、シール部材によるシール機能が生起されてしまうことがあり、そのまま使用されてしまう場合があった。このようなロック未完了のままで使用されると、しばらくは問題なく使用できたとしても、ある日突然に噴水のような漏水が発生する虞がある。
特に、流し台のシンク下などのような狭い空間でフレキシブルホースの接続作業を行う場合、不自然な姿勢とならざるを得ないため、手による差し込み力が十分に加えられず、ロック未完了になってしまう危険性が大きい。
そこで、本発明では、確実に連結することができ、しかも、連結されていることを容易に確認することのできる管継手構造を提供することを目的としている。
(1)本発明では、先端部に雄ネジ部が形成されたホースと、このホースの前記雄ネジ部と螺合可能なナット部材と、このナット部材を回転自在、かつ脱落しない状態で装着しており、前記ホースの先端部を前記ナット部材を介して挿入可能な挿入口が形成された管継手本体と、前記ホース先端側外周面又は前記管継手本体の前記挿入口内周面に配設された軸シール材と、を備え、前記ホースの先端を前記挿入口に挿入させたホース仮嵌装の状態で前記ナット部材を回転させ、このナット部材の雌ネジ部と前記ホースの雄ネジ部とを螺合させることにより、前記軸シール材を介した状態で前記ホースと前記継手本体とが接続されている管継手構造とした。
(2)また、本発明は、上記(1)に記載の管継手構造において、前記軸シール材は、前記ホース先端側又は前記管継手本体の挿入口側であって、前記ホース仮嵌装の状態ではシール機能が発揮できない位置に設けられていることを特徴とする。
(3)また、本発明は、上記(1)又は(2)に記載の管継手構造において、前記ナット部材の開口始端と前記雌ネジ部の始端との間に、前記ホースの前記雄ネジ部の外径よりも大径のガイド部を形成し、このガイド部により、前記ホースが当該ナット部材及び前記管継手本体の挿入口と同軸となるように、前記ホース仮嵌装の状態におけるホース姿勢を規制可能としたことを特徴とする。
(4)また、本発明は、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の管継手構造において、前記ホースには環状弾性部材が取付けられており、当該環状弾性部材の取付位置を、前記ナット部材の雌ネジ部と前記ホースの雄ネジ部とを螺合させて行き、前記ホースと前記管継手本体との接続が完了したときに前記ナット部材の開口始端と面一状態となる位置、あるいは当該開口始端から潜り込んだ位置としたことを特徴とする。
(5)また、本発明は、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の管継手構造において、前記ホースの先端部分と前記継手本体の挿入口との間に、それぞれ互いに嵌合する異形部を形成したことを特徴とする。
(6)また、本発明は、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の管継手構造において、前記ナット部材と前記ホースとの螺合が完了して、前記継手本体と前記ホースとが接続完了したときにのみ作用する弛み防止機構を備え、この弛み防止機構は、前記ホースの先端部分の外周面に形成された溝部及び多角形の面と、前記ナット部材に形成された雌ネジ部と前記ホースに形成された雄ネジ部とが螺合し、前記ナット部材の回転が停止する位置でのみ前記溝部と嵌合する爪部と、前記多角形の面を回転しないよう規制する立面部と、前記爪部と前記立面部の収縮、拡開を行う弾性平面部と、前記弾性平面部に設けられた支点部とを有するプレート部材と、このプレート部材を保持するとともに、当該プレート部材の外周端面に当接するカム部が形成され、かつ前記ナット部材と係合して当該ナット部材周りに回転可能としたホルダー部材と、前記ナット部材に設けられ、前記プレート部材の支点部と嵌合する凹部又は凸部と、を備え、前記ナット部材に形成された雌ネジ部と前記ホースに形成された雄ネジ部とが螺合完了したときに前記ホルダー部材を回転させると、前記カム部により前記プレート部材の爪部並びに立面部を軸中心方向へ収縮させる一方、前記雄ネジ部と雌ネジ部との螺合を解除するときに逆回転させると、前記カム部により前記プレート部材の爪部並びに立面部を拡開させて当該爪部と前記溝部との嵌合を解除するとともに、前記多角形の面の回転規制についても解除することを特徴とする。
第1の発明によれば、ホースの先端を前記挿入口に挿入させたホース仮嵌装の状態で前記ナット部材を回転させ、このナット部材の雌ネジ部と前記ホースの雄ネジ部とを螺合させることにより、軸シール材を介した状態でホースと継手本体とが接続された構造となっているため、ホースを差込んでロックに至るまでの間、ホースを保持する作業者の握力と差込みの力を、螺合による強力な推進力でアシストすることができ、例えばフレキシブルホースに反力が生じても、その反力の影響を低減して、小さな力で接続することが可能となる。このように、作業者が自身の手でナット部材を回転させて接続するので、ホースを継手本体の挿入孔に仮嵌装した状態、すなわち、ロック未完了の状態で接続を完了することがない。しかも、 ナット部材の締め付けを容易にできる。さらに、ナット部材の締め付けが不完全の場合でも、シール力は一定であり、軸シール材の応力緩和による漏水が発生することもない。
また、第2の発明によれば、軸シール材は、ホース仮嵌装の状態ではシール機能が発揮できない位置に設けられているため、ホースの雄ネジ部がナット部材に形成された雌ネジ部と螺合し始めて軸シール材が機能することになる。したがって、この時点で通水された場合は継手本体から漏水するため、漏水の有無によって接続状態を確認する竣工前の耐圧検査などにおいて、ロック未完了の不具合を容易に発見することが可能となる。
また、第3の発明によれば、ガイド部によって、ホースがナット部材及び管継手本体の挿入口と同軸となるように、ホース仮嵌装の状態におけるホース姿勢を規制可能としているため、ホースを差込んだときにはホースの雄ネジ部とナット部材の雌ネジ部とが円滑に螺合でき、しかも、ホース先端部をガイド部と継手本体の挿通孔の2個所で保持することになるため、螺合時の抵抗を減じてホースと継手本体との接続が楽に行えるようになる。
また、第4の発明によれば、ホースに取付けられた環状弾性部材による摩擦力でホースの抜け防止になるとともに、環状弾性部材が見えなくなったところが接続完了の位置となるため、接続が完了したことを目視により容易に確認することができる。
また、第5の発明によれば、例えばローレットやスプライン加工などの異形部によって、ナット部材による螺合作業の際にもホースが捩じれたりすることがないため、継手本体とホースとの接続作業の作業性を向上させることができる。
さらに、第6の発明によれば、ナット部材とホースとの螺合が完了して、継手本体とホースとが接続完了したときにのみ作用する弛み防止機構により、継手本体とホースとが接続完了した後は、ホースは外れることがなく安全性が高まる。しかも、ナット部材とホースとの螺合が完了しない状態では、ホースの先端部分の外周面に形成された溝部にはプレート部材の爪部が嵌合しないため、ホース接続が未完了であることを容易に認識することができる。さらに、多角形の面でナット部材とホースとの相対運動を停止させることにより、ネジ部による摩擦によらずにネジ弛み防止が可能となる。
本発明の1実施形態に係る管継手構造を備えた水栓の説明図である。 同管継手構造の断面視による説明図である。 同管継手構造におけるガイド部の説明図である。 同管継手構造におけるホースの連結手順を示す説明図である。 本発明の変形例に係る管継手構造を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る管継手構造を示す説明図である。 弛み防止機構の解放状態を示す説明図である。 弛み防止機構のロック状態を示す説明図である。 ホルダープレートの説明図である。 ホルダープレートの説明図である。
本実施形態に係る管継手1は、図1に示すように、湯や水を操作レバー51の操作に応じて吐出可能とした水栓50と、給水配管52及び給湯配管53に設けられた止水栓54,54とを、フレキシブルホース2,2を介して接続するために用いられており、フレキシブルホース2の一端と止水栓54との間に介設されている。図中、符号55で示すものは水栓本体であり、先端に吐水口を設けたスパウト56を備えている。
管継手1は、図2及び図3に示すように、実質的には管継手本体4と、これに装着されたナット部材3とから構成されるが、管継手構造としては、接続対象となるフレキシブルホース2(以下、単に「ホース2」とする。)の先端部に形成した雄ネジ部21と、ホース2の先端側外周面又は管継手本体4の挿入口41内周面に配設される軸シール材としての第1のOリング(オーリング)5の存在が重要となっている。
すなわち、図示するように、本実施形態に係る管継手構造は、先端部となるニップル20に雄ネジ部21が形成された前述のホース2と、このホース2の雄ネジ部21と螺合可能なナット部材3と、このナット部材3を回転自在、かつ脱落しない状態で装着しており、ホース2の先端部をナット部材3を介して挿入可能な挿入口41が形成された管継手本体4と、管継手本体4の挿入口41の内周面に配設された軸シール材である第1のOリング5とを備えている。
そして、ホース2の先端をナット部材3に挿通しながら管継手本体4の挿入口41に挿入させた状態、すなわち、ホース仮嵌装の状態でナット部材3を回転させ、このナット部材3の雌ネジ部31とホース2の雄ネジ部21とを螺合させることにより、第1のOリング5を介した状態でホース2と管継手本体4とが接続される構造となっている。
以下、管継手構造をなす各構成要素について詳述する。ホース2は、可撓性を有するもので、三次元方向へ自由に屈曲可能であり、端部には筒状のニップル20が取り付けられている。このニップル20は、テーパ部22が形成された先端開口側から、管継手本体4に設けられた2つの第1のOリング5,5に摺接するシール面23が所定長さで形成されて、このシール面23に続いて雄ネジ部21が形成され、この雄ネジ部21に隣接して環状弾性部材である第2のOリング24が取付けられている。なお、この第2のOリング24も本実施形態の特徴をなすものであり、これについては後に詳述する。
管継手本体4は、金属製としており、上端面にホース2を挿通するための挿入口41が形成されるとともに、内側周面には上下2段に第1のOリング5,5が設けられた上側筒部4aと、この上側筒部4aより大径で、止水栓54側との接続部となるネジ部42が形成された下側筒部4bと、上側筒部4aと下側筒部4bとを繋ぎ、内部に図示しない逆止弁などを収納配設する中間筒部4cとから構成されている。なお、ここでは第1のOリング5を2本設けているが、シール性能を十分に発揮できるのであれば本数を限定するものではない。
また、ナット部材3は、これも金属製であって、管継手本体4の上側筒部4aを微小の間隙をもって内包できる内径を有し、かつ手回しが可能な程度の外形を有する筒状の胴部3aと、この胴部3aに連接され、内周面にホース2の雄ネジ部21と螺合する雌ネジ部31が刻設された螺合部3bとから形成されている。さらに、管継手本体4の上側筒部4aの下端近傍に設けられた溝部4dに、略C状に形成した弾性を有する脱落防止金具43が嵌合し、ナット部材3が管継手本体4から離れる方向に移動しようとすると、脱落防止金具43が胴部3aの下端近傍の内側に設けられた座ぐり溝3dに当接することによってナット部材3の脱落を防止し、かつ、ナット部材3が管継手本体4の周りを回転自在となるようにしている(図2参照)。
このナット部材3の螺合部3bの先端面に形成された開口側には、ホース2を案内するガイド部32が形成されている。
すなわち、図3に示すように、ナット部材3の開口始端33と雌ネジ部31の始端31aとの間をなす内周面を、ホース2の雄ネジ部21の外径dよりも微小量だけ大径としたガイド部32としている。図中、符号Dはガイド部32の直径を示している。
つまり、開口始端33から、ガイド部32が形成されるだけの所定の間隔をあけてネジを刻設して雌ネジ部31が形成されている。かかるガイド部32により、ホース2の先端を管継手本体4の挿入口41に挿入させた状態であるホース仮嵌装時には、ホース2は、ナット部材3と管継手本体4の挿入口41と同軸となるようにその姿勢が規制されることになる。
図4にホース2を管継手1に連結する手順を示しており、以下、実際に本実施形態に係る管継手1にホース2を連結する手順について説明する。
すなわち、図4(a)に示すように、先ず、ホース2の先端を、ナット部材3の開口始端33側から挿通しながら管継手本体4の挿入口41に挿入してホース仮嵌装状態とする。このとき、ナット部材3の開口始端33と雌ネジ部31の始端31aとの間には前述したガイド部32が形成されているため、一般的なナットのように、開口始端からいきなりネジが切られている構造に比べ、ホース2の先端が斜め向きになったりすることなく真っすぐに挿入することができる。
しかも、ホース2を差し込み、ホース2の雄ネジ部21の始端21aがナット部材3の雌ネジ部31の始端31aと当接したときには、ホース2の先端は図示するように、管継手本体4の挿入口41の開口始端によって支持されている。すなわち、ホース2の先端部をなすニップル20は、先端が管継手本体4の挿入口41に、中途部がナット部材3のガイド部32によって2点支持されて安定した姿勢に保持されている。
そして、この姿勢において、ホース2は、ナット部材3及び管継手本体4の挿入口41と同軸となっており、ナット部材3を手で回す際にネジの締め付け抵抗が減じられてホース2の雄ネジ部21とナット部材3の雌ネジ部31との螺合が極めて円滑になされることになる。
このように、ナット部材3の締め付けが容易に行えるので、ホース2を管継手本体4の挿入口41に仮嵌装されただけのロック未完了の状態で接続を完了してしまうミスを可及的に減じることができる。
ところで、かかるホース仮嵌装状態では、図4(a)に示すように、シール機能は決して発揮されないようになっている。すなわち、第1のOリング5は、管継手本体4の挿入口41の近傍において、ホース仮嵌装の状態ではホース2のシール面23とは当接しない位置に取り付けられているのである。
したがって、ホース接続時に、仮にこのようなホース仮嵌装状態で放置されてしまった場合でも、漏水の有無によって接続状態を確認する竣工前の耐圧検査などにおいて、この時点で通水すると管継手本体4から必ず漏水する(破線参照)ため、ロック未完了という不具合を容易に発見することが可能となる。つまり、あえて漏水させることでロック状態を検知することができるのである。
次いで、ナット部材3を手で回していくと、図4(b)に示すように、ホース2とナット部材3との螺合が進行するが、この状態ではまだシールが完全になされていない。すなわち、ホース2の先端部をなすニップル20の先端には、摺動時に第1のOリング5を傷つけたり、大きな抵抗とならないようにテーパ部22が形成されているが、この状態では、第1のOリング5はテーパ部22に接しているだけで、ホース2のシール面23には十分に当接していないからである。よって、この場合も図4(a)と同様に、耐圧検査などにおいて漏水するため、ロック未完了という不具合を発見できる(破線参照)。
さらにホース2とナット部材3との螺合が進み、図4(c)の状態になると、2つの第1のOリング5,5がいずれもしっかりとホース2のシール面23と当接しており、十分なシール機能が発揮される。よって、このままでも、現状のシール性だけを考えれば特に問題となることはない。
しかし、この状態では、未だネジ弛みのおそれがあるため、本実施形態では、確実な接続完了となったことを、作業者に視認できるようにしている。
すなわち、ホース2の雄ネジ部21に隣接して設けた第2のOリング24を接続完了の目安となる目印として機能させている。つまり、第2のOリング24を、ホース2と管継手本体4との接続が完了したときにナット部材3の開口始端33と面一状態となる位置、あるいは当該開口始端33から潜り込んだ位置に設けているのである。
したがって、図4(c)の状態では、未だ第2のOリング24がナット部材3の上端から覗いているため、未だ接続完了状態ではないことが分かる。他方、ナット部材3の雌ネジ部31とホース2の雄ネジ部21とを螺合させて行き、図4(d)の状態のように、第2のOリング24がナット部材3に隠れて見えなくなったときには、ホース2の管継手本体4との接続が完了したことが分かる。そして、この図4(d)の状態では、第2のOリング24の弾性でホース2のOリング溝底面25とガイド部32の両方に摩擦力を生じさせてナット部材3の雌ネジ部31とホース2の雄ネジ部21との弛みも防止することができる。
ところで、ホース接続作業は、例えば、台所などのシンク下の暗所などで行われることも多いため、ここでは、第2のOリング24として、例えば、ピンク色の蛍光材料が配合されたものを用いている。したがって、作業者は、暗所での作業であっても、接続完了状態であることを視認することができる。
次に、図5〜図10を参照しながら本発明の変形例及び他の実施形態に係る管継手構造について説明する。なお、以下の説明では、上述してきた実施形態と同一の構成要素については同一の符号を用いてその説明は省略する。
図5に示す変形例では、ホース2の先端部分と管継手本体4の挿入口41との間に、それぞれ互いに嵌合する異形部9を形成している。ここでは、異形部9として、複数の溝が形成されたスプライン加工を施している。したがって、ナット部材3によるネジ締めの際に、ホース2は溝同士が噛合して直進していくことになり、ホース2が捩れたりすることがなく、ホース2と管継手本体4との接続作業における作業性を向上させることができる。なお、スプライン加工に代えてローレット加工を施しても構わない。
また、他の実施形態に係る管継手構造として、図6〜図8に示すように、ナット部材3とホース2との螺合が完了して、管継手本体4とホース2とが接続完了したときにのみ作用する弛み防止機構6を備えた構成とすることができる。なお、図7は図6(a)のI−I線における断面図であり、図8は図6(b)のJ−J線における断面図である。そして、図6(a)及び図7は弛み防止機構6の解放状態(アンロック状態)を示し、図6(b)及び図8は弛み防止機構6のロック状態を示している。
弛み防止機構6は、プレート部材7と、プレート部材7の弾性による収縮、拡開の際の支点部としてプレート部材7の中央に設けられた凸部74と、ナット部材3に設けられ前記凸部74と嵌合する凹部34と、このプレート部材7を保持するホルダー部材8と、ホース2の先端部分の外周面に形成された溝部61及び六角面62とから構成されており、ナット部材の凹部34に凸部74を嵌合させたプレート部材7をホルダー部材8に保持させた状態で、ナット部材3の上部にホース2の周りに回動自在に装着している。なお、六角面62は前記多角形の面の一例として提示したものである。また、本実施形態では、支点部を凸部として、支点部と嵌合する箇所を凹部としたが、支点部を凹部、支点部と嵌合する箇所を凸部としてもよい。
プレート部材7は、弾性を有する金属材料により形成され、図7及び図8に示すように、弾性平面部71,71を有し、この弾性平面部71の中央にはプレート部材7の弾性変形の際の支点として凸部74が設けられ、これら弾性平面部71,71に続く部分には、それぞれ立面部73が立設され、さらにその先には糸切り鋏のように爪部72,72が設けられている。そして、ホース2とナット部材3との螺合が完了し、ナット部材3の回転が停止した状態(図6(b)及び図8)において、ホルダー部材8のカム部82によって外から内に向かう外力が加えられると、ナット部材3に支点を置くプレート部材7がこれら左右一対の立面部73,73を、前記六角面62の左右から挟むように当接させて、ホース2を回転しないよう規制する。(図8)。しかも、各爪部72は、ナット部材3に形成された雌ネジ部31とホース2に形成された雄ネジ部21とが螺合し、ナット部材3の回転が停止する位置でのみ、前記溝部61と高さ方向の位置が合致して嵌合するようにしている。
一方、ホルダー部材8は、合成樹脂材で形成されており、ナット部材3と係合して当該ナット部材3の周り、すなわちホース2の周りに回転可能に形成されている。また、プレート部材7を収納保持できるように、ホルダー部材8の内部にはプレート保持空間81が形成されるとともに、このプレート保持空間81を形成する周壁に、プレート部材7の外周端面75に外側から当接する三日月状のカム部82,82が対向状態に形成されている。
すなわち、本実施形態では、ホース2の先端部分の外周面に形成された溝部61及び六角面62と、ナット部材3に形成された雌ネジ部31とホース2に形成された雄ネジ部21とが螺合し、ナット部材3の回転が停止する位置でのみ溝部61と嵌合する爪部72,72と、六角面62を回転しないよう規制する立面部73,73とを有するプレート部材7と、このプレート部材7を保持するとともに、外周端面75、75に当接するカム部82,82が形成され、かつナット部材3と係合して当該ナット部材3の周りに回転可能としたホルダー部材8とを備え、ナット部材3に形成された雌ネジ部31とホース2に形成された雄ネジ部21とが螺合完了したときにホルダー部材8を回転させると、カム部82,82によりプレート部材7の弾性平面部71,71に弾性エネルギーを溜めながら、外周端面75を押して爪部72並びに立面部73を軸中心方向へ収縮させる一方、雄ネジ部21と雌ネジ部31との螺合を解除するために逆回転させると、カム部82,82が弾性平面部71,71の弾性エネルギーを解放させてプレート部材7の爪部72並びに立面部73を拡開させることにより当該爪部72,72と溝部61との嵌合を解除するとともに、六角面62の回転規制についても解除するようにしている。
かかる構成により、ナット部材3に形成された雌ネジ部31とホース2に形成された雄ネジ部21とが螺合完了したときに、ホルダー部材8を90度回転させたロック位置にすると、カム部82,82によりプレート部材7の爪部72並びに立面部73を軸中心方向へ収縮させる一方、雄ネジ部21と雌ネジ部31との螺合を解除するときにやはり90度逆回転させたアンロック位置にすると、カム部82,82によりプレート部材7の爪部72並びに立面部73を拡開させて各爪部72とホース2の溝部61との嵌合を解除するとともに、六角面62の回転規制についても解除することで前記ねじの螺合解除ができる状態となる。
このように、弛み防止機構6を備えたことにより、管継手本体4とホース2とが接続完了した後は、ホース2は外れることがないので安全性が高まる。他方、ナット部材とホースとの螺合が完了しない状態では、ホルダー部材8をロック方向に回転させても、ホース2の先端部分の外周面に形成された溝部61にはプレート部材7の爪部72,72が嵌合しないため、ホルダー部材8がロック位置まで到達せず、ホース接続が未完了であることを容易に認識することができる。さらに、六角面62でナット部材3とホース2との相対運動を停止させているため、ホース2の雄ネジ部21及びナット部材3の雌ネジ部31による摩擦によらずにネジ弛み防止が可能となる。
また、図7〜図10に示すように、ホルダー部材8の周壁に、片持ち支持されるとともに、先端に凸部83が形成された爪体84を形成する一方、ナット部材3の上側外周面には、ロック位置とアンロック位置とで前記凸部83が入り込む凹部34を少なくとも2個以上形成している。したがって、ホルダー部材8を手で回転させたときに、そのクリック感で90度回したことを容易に認識することができる。
しかも、ここでは、浅い凹部34aと深い凹部34bとを90度ずらして設け、ホース2の管継手本体4への接続作業が完了してホルダー部材8をロック位置まで回転させると、ホルダー部材8の周壁に形成された爪体84の凸部83はナット部材3の浅い凹部34aに入り込み、一方、アンロック位置では深い凹部34bに入り込むようにしている。
そのため、図8に示すように、ロック位置では凸部83が所定の高さだけ周壁から突き出ることになり、ホルダー部材8がアンロック位置にある場合は、図7に示すように、凸部83はナット部材3の深い凹部34bに入り込むため、周壁から突き出ることがない。よって、作業者は、爪体84がホルダー部材8の外周面から突き出ているか否かを指先による触覚で、あるいは目による視覚で認識することにより、ホース接続作業の完了を確認することができる。
なお、凹部34の深さと、ホルダー部材8のロック位置とアンロック位置との対応関係は必ずしも上述した通りに限定されず、ロック位置に深い凹部34bを、アンロック位置には浅い凹部34aを対応させてもよい。また、必ずしもクリック感が必要でない場合は、凹部34を浅いものと深いものとに区分せず、ロック位置あるいはアンロック位置のいずれかのときに凹部34に爪体84の凸部83が入り込むようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述してきた各実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 管継手
2 フレキシブルホース
3 ナット部材
4 管継手本体
5 第1のOリング(軸シール材)
6 弛み防止機構
7 プレート部材
8 ホルダー部材
21 雄ネジ部
24 第2のOリング(環状弾性部材)
31 雌ネジ部
32 ガイド部
61 溝部
62 六角面
71 弾性平面部
72 爪部
73 立面部
75 外周端面
82 カム部

Claims (6)

  1. 先端部に雄ネジ部が形成されたホースと、
    このホースの前記雄ネジ部と螺合可能なナット部材と、
    このナット部材を回転自在、かつ脱落しない状態で装着しており、前記ホースの先端部を前記ナット部材を介して挿入可能な挿入口が形成された管継手本体と、
    前記ホース先端側外周面又は前記管継手本体の前記挿入口内周面に配設された軸シール材と、
    を備え、
    前記ホースの先端を前記挿入口に挿入させたホース仮嵌装の状態で前記ナット部材を回転させ、このナット部材の雌ネジ部と前記ホースの雄ネジ部とを螺合させることにより、前記軸シール材を介した状態で前記ホースと前記継手本体とが接続されていることを特徴とする管継手構造。
  2. 前記軸シール材は、前記ホース先端側又は前記管継手本体の挿入口側であって、前記ホース仮嵌装の状態ではシール機能が発揮できない位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の管継手構造。
  3. 前記ナット部材の開口始端と前記雌ネジ部の始端との間に、前記ホースの前記雄ネジ部の外径よりも大径のガイド部を形成し、このガイド部により、前記ホースが当該ナット部材及び前記管継手本体の挿入口と同軸となるように、前記ホース仮嵌装の状態におけるホース姿勢を規制可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の管継手構造。
  4. 前記ホースには環状弾性部材が取付けられており、当該環状弾性部材の取付位置を、前記ナット部材の雌ネジ部と前記ホースの雄ネジ部とを螺合させて行き、前記ホースと前記管継手本体との接続が完了したときに前記ナット部材の開口始端と面一状態となる位置、あるいは当該開口始端から潜り込んだ位置としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の管継手構造。
  5. 前記ホースの先端部分と前記継手本体の挿入口との間に、それぞれ互いに嵌合する異形部を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の管継手構造。
  6. 前記ナット部材と前記ホースとの螺合が完了して、前記継手本体と前記ホースとが接続完了したときにのみ作用する弛み防止機構を備え、
    この弛み防止機構は、
    前記ホースの先端部分の外周面に形成された溝部及び多角形の面と、
    前記ナット部材に形成された雌ネジ部と前記ホースに形成された雄ネジ部とが螺合し、前記ナット部材の回転が停止する位置でのみ前記溝部と嵌合する爪部と、前記多角形の面を回転しないよう規制する立面部と、前記爪部と前記立面部の収縮、拡開を行う弾性平面部と、前記弾性平面部に設けられた支点部とを有するプレート部材と、
    このプレート部材を保持するとともに、当該プレート部材の外周端面に当接するカム部が形成され、かつ前記ナット部材と係合して当該ナット部材周りに回転可能としたホルダー部材と、
    前記ナット部材に設けられ、前記プレート部材の支点部と嵌合する凹部又は凸部と、
    を備え、
    前記ナット部材に形成された雌ネジ部と前記ホースに形成された雄ネジ部とが螺合完了したときに前記ホルダー部材を回転させると、前記カム部により前記プレート部材の爪部並びに立面部を軸中心方向へ収縮させる一方、前記雄ネジ部と雌ネジ部との螺合を解除するときに逆回転させると、前記カム部により前記プレート部材の爪部並びに立面部を拡開させて当該爪部と前記溝部との嵌合を解除するとともに、前記多角形の面の回転規制についても解除することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の管継手構造。
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