JPH11190484A - 管接続装置 - Google Patents

管接続装置

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JPH11190484A
JPH11190484A JP9358678A JP35867897A JPH11190484A JP H11190484 A JPH11190484 A JP H11190484A JP 9358678 A JP9358678 A JP 9358678A JP 35867897 A JP35867897 A JP 35867897A JP H11190484 A JPH11190484 A JP H11190484A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内挿管と外挿管との接続・分離操作が、抜き
差しとひねりのみのワンタッチ操作で、簡単に手早く行
える。外嵌継手を外挿管に予め強固に固定する構成を省
略できるようにする。 【解決手段】 内嵌継手2を外嵌継手3内に挿入して、
外嵌継手3の係合爪12を内嵌継手2の爪挿入口9から
周面カム5のカム谷部8に進入させる。外嵌継手3に対
して内嵌継手2を締め付け側へねじって、係合爪12を
カム谷部8からカム山部10に乗り上がらせることによ
り、係合爪12の外周部で外嵌継手3を外挿管4に圧接
させて摩擦固定するとともに、係合爪12をカム山部1
0に圧接させて摩擦固定してねじり方向への弛み止めを
する。そして、カム山部10に乗り上がった係合爪12
を内嵌継手2の抜止め壁11で管軸心方向に抜け止めす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管接続装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明が対象とする管接続装置として、
従来技術では意匠公報第879940号に掲載されたも
のがある。これは図8に示すように構成されている。す
なわち、内挿管(1)の一端部を内嵌継手(2)および筒形
の外嵌継手(3)を介して外挿管(4)の他端部内に挿入し
て着脱可能に接続する。内嵌継手(2)の一端壁に雄ネジ
(51)を突設する。外嵌継手(3)の一端壁にネジ孔(52)を
あけ、外嵌継手(3)の他端部から外向きに係止部(53)を
突設する。
【0003】外嵌継手(3)を外挿管(4)の他端部内に挿
嵌して、外嵌継手(3)の係止部(53)を外挿管(4)
の他端面(54)に受け止めさせる。この状態で、外嵌継手
(3)を外挿管(4)に接着剤などの固定手段(55)で固定す
る。内嵌継手(2)を内挿管(1)の一端部内に挿嵌して接
着剤などの固定手段(56)で固定する。内嵌継手(2)を外
嵌継手(3)内に挿入し、外嵌継手(3)のネジ孔(52)に内
嵌継手(2)の雄ネジ(51)をネジ嵌合したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す上記従来技
術では、次の問題点がある。 (イ).内挿管と外挿管との接続・分離操作は、長い管
を何度も何度も回転させなければならないため、ワンタ
ッチ操作で簡単に手早く行うことができない
【0005】内挿管(1)を外挿管(4)に接続する操作と
して、内嵌継手(2)を外嵌継手(3)内に差し込み、雄ネ
ジ(51)をネジ孔(52)に噛み合わせ、外挿管(4)に対して
内挿管(1)を何度も何度も回転させて、雄ネジ(51)をネ
ジ孔(52)の奥にまで充分に嵌合させ終えることが必要で
ある。また、内挿管(1)を外挿管(4)から分離する操作
として、雄ネジ(51)がネジ孔(52)の奥に深く嵌め合わさ
れた状態から完全に外れ出すまで、外挿管(4)に対して
内挿管(1)を何度も何度も回転させなければならない。
このため、内挿管(1)と外挿管(4)との接続・分離操作
は、長い管を何度も何度も回転させなければならないた
め、ワンタッチ操作で簡単に手早く行うことができな
い。
【0006】(ロ).外嵌継手を外挿管に予め強固に固
定する構成が必要である 外嵌継手(3)が外挿管(4)から抜け出さないようにする
ために、外嵌継手(3)を外挿管(4)に予め強固に固定す
る構成、例えばかしめ止め又はボンドでの接着等の作業
が必要である。
【0007】本発明の課題は、次のようにすることにあ
る。 (イ).内挿管と外挿管との接続・分離操作が、抜き差
しとひねりのみのワンタッチ操作で、簡単に手早く行え
る。 (ロ).外嵌継手を外挿管に予め強固に固定する構成を
省略できる。 (ハ).管の接続操作を軽い力で楽に速やかに行える。 (ニ).ねじり外乱力で外挿管と内挿管との接続が脱落
することを防止する。 (ホ).内嵌継手と外嵌継手とが継手挿入終了状態か継
手挿入不足状態かを、簡単に視認できる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、例えば図1−図7に示すように、次のよ
うに構成したことを特徴とする。 ○ 発明1. 請求項1. 内挿管(1)の一端部を内嵌継手(2)および筒形の外嵌継
手(3)を介して外挿管(4)の他端部内に挿入して着脱可
能に接続する。
【0009】内嵌継手(2)の外周面には、その一端部か
ら他端部に向かって順に、周面カム(5)・受止め端壁
(6)・および内嵌周壁(7)を形成する。周面カム(5)の
一端側の部分において、周面カム(5)のカム谷部(8)に
臨ませて爪挿入口(9)をあけるのに対し、周面カム(5)
のカム山部(10)に臨ませて抜止め壁(11)を突設する。
【0010】外嵌継手(3)の一端部から内向きに係合爪
(12)を突設し、外嵌継手(3)の他端部から外向きに係止
部(13)を突設する。外嵌継手(3)を外挿管(4)の他端部
内に挿嵌して、外嵌継手(3)の係止部(13)を外挿管(4)
の他端面(14)に受け止めさせ、内嵌継手(2)の内嵌周壁
(7)を内挿管(1)の一端部内に挿嵌して固定手段(15)で
固定する。
【0011】内嵌継手(2)を外嵌継手(3)内に挿入し
て、外嵌継手(3)の係合爪(12)を内嵌継手(2)の爪挿入
口(9)から周面カム(5)のカム谷部(8)に進入させる。
外嵌継手(3)に対して内嵌継手(2)を締め付け側へねじ
って、係合爪(12)をカム谷部(8)からカム山部(10)に乗
り上がらせることにより、係合爪(12)の外周部で外嵌継
手(3)を外挿管(4)に圧接させて摩擦固定するととも
に、係合爪(12)をカム山部(10)に圧接させて摩擦固定し
てねじり方向への弛み止めをする。そして、カム山部(1
0)に乗り上がった係合爪(12)を内嵌継手(2)の抜止め壁
(11)で管軸心方向に抜け止めして構成したものである。
【0012】○ 発明2. 請求項2. 上記発明1の構成において、次の構成を追加する。前記
筒形の外嵌継手(3)の一端部で係合爪(12)から周方向に
離れた部分に筒径拡大促進用の切り込み溝(16)を形成す
る。
【0013】○ 発明3. 請求項3. 上記発明1または発明2の構成において、次の構成を追
加する。前記内嵌継手(2)の周面カム(5)上で、カム山
部(10)の出入り口部分に弛み止め用段上がり部(17)をカ
ム山部(10)よりも高く突出させる。カム山部(10)に乗り
上がった係合爪(12)は弛み止め用段上がり部(17)を乗り
越えなければ、カム谷部(8)へ弛み移動できないように
構成する。
【0014】○ 発明4. 請求項4. 上記発明1・発明2または発明3の構成において、次の
構成を追加する。前記外嵌継手(3)の係合爪(12)が内嵌
継手(2)の爪挿入口(9)から周面カム(5)に充分に入り
込んだ継手挿入終了状態において、外嵌継手(3)の他端
面(18)よりも少し入り込んだ位置で、内挿管(1)の外周
面に継手挿入不足表示(19)を表示する。
【0015】外嵌継手(3)の係合爪(12)が内嵌継手(2)
の抜止め壁(11)の外端面(20)に接当した継手挿入不足状
態では、内挿管(1)の継手挿入不足表示(19)が外嵌継手
(3)の他端面(18)よりも外側にはみ出して外から見える
状態になる。これに対して、外嵌継手(3)の係合爪(12)
が内嵌継手(2)の爪挿入口(9)から周面カム(5)に充分
に入り込んだ継手挿入終了状態では、内挿管(1)の継手
挿入不足表示(19)が外嵌継手(3)の他端面(18)よりも内
側に入り込んで外から見えなくなる状態になるように構
成する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基き説明する。 ○ 実施形態1. 図1−図7参照 図1は本発明の管接続装置の実施形態を示す、要部の一
部縦断分解斜視図。図2は図1の縦断正面図、図3は図
2のIII−III線断面図。図4は図1中の内嵌継手の縦断
正面図、図5は図4の左側面図。図6は図1中の外嵌継
手の縦断正面図、図7は図6の左側面図である。
【0017】これらの図において、符号(1)(4)は物干
し竿を構成する内挿管および外挿管であり、いずれも鉄
製の管本体にステンレス鋼または合成樹脂を被覆してな
る。この内挿管(1)の一端部を合成樹脂製の筒形の内嵌
継手(2)および合成樹脂製の筒形の外嵌継手(3)を介し
て外挿管(4)の他端部内に挿入して着脱可能に接続す
る。
【0018】内嵌継手(2)の外周面には、その一端部か
ら他端部に向かって順に、2つの周面カム(5)(5)・受
止め端壁(6)・および内嵌周壁(7)を形成する。この2
つの周面カム(5)(5)は、内嵌継手(2)の周方向に離れ
て点対称に位置し合う。各周面カム(5)(5)の一端側の
部分において、各周面カム(5)(5)の各カム谷部(8)
(8)に臨ませて各爪挿入口(9)(9)をあけるのに対し、
各周面カム(5)の各カム山部(10)(10)に臨ませて各抜止
め壁(11)(11)を突設する。
【0019】外嵌継手(3)の一端部から内向きに2つの
係合爪(12)(12)を突設し、外嵌継手(3)の他端部から外
向きに係止部(13)を突設する。この2つの係合爪(12)(1
2)は、外嵌継手(3)の周方向に離れて点対称に位置し合
い、上記2つの周面カム(5)(5)と対応する。外嵌継手
(3)を外挿管(4)の他端部内に挿嵌して、外嵌継手(3)
の係止部(13)を外挿管(4)の他端面(14)に受け止
めさせる。この外嵌継手(3)は外挿管(4)に対して、内
嵌された状態では、人の手で容易に抜き差しできる程度
に摩擦固定されている。内嵌継手(2)の内嵌周壁(7)を
内挿管(1)の一端部内に挿嵌して、かしめ(固定手段)
(15)で固定する。
【0020】内嵌継手(2)を外嵌継手(3)内に挿入し
て、外嵌継手(3)の各係合爪(12)(12)を内嵌継手(2)の
各爪挿入口(9)(9)から各周面カム(5)(5)の各カム谷
部(8)(8)に進入させる。外嵌継手(3)に対して内嵌継
手(2)を締め付け側へねじって、各係合爪(12)(12)を各
カム谷部(8)(8)から各カム山部(10)(10)に乗り上がら
せる。これにより、各係合爪(12)(12)の外周部で外嵌継
手(3)を外挿管(4)に圧接させて摩擦固定するととも
に、各係合爪(12)(12)を各カム山部(10)(10)に圧接させ
て摩擦固定してねじり方向への弛み止めをする。各カム
山部(10)(10)に乗り上がった各係合爪(12)(12)を内嵌継
手(2)の各抜止め壁(11)(11)で管軸心方向に抜け止めし
て構成したものである。
【0021】また、前記筒形の外嵌継手(3)の一端部で
各係合爪(12)(12)から周方向に90度離れた部分に2つ
の筒径拡大促進用の切り込み溝(16)(16)を形成する。そ
して、前記内嵌継手(2)の各周面カム(5)(5)上で、各
カム山部(10)(10)の各出入り口部分にそれぞれ弛み止め
用段上がり部(17)(17)を各カム山部(10)(10)よりも高く
突出させる。これにより、各カム山部(10)(10)に乗り上
がった各係合爪(12)(12)は各弛み止め用段上がり部(17)
(17)を乗り越えなければ、各カム谷部(8)(8)へ弛み移
動できないように構成する。
【0022】さらに、前記外嵌継手(3)の係合爪(12)が
内嵌継手(2)の爪挿入口(9)から周面カム(5)に充分に
入り込んだ継手挿入終了状態において、外嵌継手(3)の
他端面(18)よりも少し入り込んだ位置で、内挿管(1)の
外周面に継手挿入不足表示(19)とロック操作表示(21)と
を、銀色の金属地肌に印刷により赤色で表示する。継手
挿入不足表示(19)は、内挿管(1)の周方向の全周に走る
環状の太線からなる。ロック操作表示(21)は、L形の矢
印と文字表示「この線まで差し込み、回してロックす
る」とからなる。
【0023】外嵌継手(3)の係合爪(12)が内嵌継手(2)
の抜止め壁(11)の外端面(20)に接当した継手挿入不足状
態では、内挿管(1)の継手挿入不足表示(19)とロック操
作表示(21)とが、外嵌継手(3)の他端面(18)よりも外側
にはみ出して、外から見える状態になる。これに対し
て、外嵌継手(3)の係合爪(12)が内嵌継手(2)の爪挿入
口(9)から周面カム(5)に充分に入り込んだ継手挿入終
了状態では、内挿管(1)の継手挿入不足表示(19)とロッ
ク操作表示(21)とが、外嵌継手(3)の他端面(18)よりも
内側に入り込んで、外から見えなくなる状態になるよう
に構成したものである。
【0024】○ 他の実施形態. 他の実施形態として、上記実施形態1の構成の一部を次
の各項のように変更することがそれぞれ考えられる。 (1).前記内嵌継手(2)および外嵌継手(3)を金属製
にする。 (2).前記周面カム(5)・係合爪(12)・爪挿入口(9)
・および抜止め壁(11)を、それぞれ3個・4個またはそ
れ以上の数にする。
【0025】(3).前記固定手段(15)を接着剤にす
る。 (4).前記切り込み溝(16)を形成しないで、外嵌継手
(3)を断面円形から楕円形に変形できるものにする。 (5).前記弛み止め用段上がり部(17)を形成しない。 (6).前記継手挿入不足表示(19)は、内挿管(1)の周
方向に沿って断続状に並ぶ複数の点または線にする。
【0026】
【発明の効果】○ 発明1. 請求項1. 図1−図7
参照 (イ).内挿管(1)と外挿管(4)との接続・分離操作
が、抜き差しとひねりのみのワンタッチ操作で、簡単に
手早く行える
【0027】(a). 接続操作 まず、内挿管(1)に固定の内嵌継手(2)を外挿管(4)に
内嵌の外嵌継手(3)内に真っすぐに差し込むと、係合爪
(12)が爪挿入口(9)から周面カム(5)のカム谷部(8)に
進入する。
【0028】次いで、外嵌継手(3)に対して内嵌継手
(2)を締め付け側へねじると、係合爪(12)がカム谷部
(8)から山部(10)に乗り上がる。すると、係合爪(12)が
カム山部(10)に圧接して摩擦固定され、弛み側への回転
を防止される。しかも、係合爪(12)は抜止め壁(11)で受
け止められて、管軸心方向への抜け出しを防止される。
【0029】これと同時に、カム山部(10)が係合爪(12)
を押し上げる力で、外嵌継手(3)を外挿管(4)に圧接さ
せて、強力に摩擦固定する。このようにして、外挿管
(4)に対して内挿管(1)を差し込みとひねりのみのワン
タッチ操作で簡単に手早く接続固定することができ、弛
み回転も抜け出しもしない接続固定状態に保持される。
【0030】(b). 分離操作 まず、外挿管(4)に対して内挿管(1)を緩め側へねじる
と、係合爪(12)が周面カム(5)のカム山部(10)から谷部
(8)に下る。すると、外嵌継手(3)と外挿管(4)との圧
接が解かれるとともに、係合爪(12)と周面カム(5)との
圧接も解かれ、内嵌継手(2)が外嵌継手(3)から固定解
除される。
【0031】次に、外挿管(4)に対して内挿管(1)を真
っすぐに引き抜くと、係合爪(12)がカム谷部(8)から爪
挿入口(9)を通って抜け出し、内嵌継手(2)が外嵌継手
(3)から抜けて、内挿管(1)が外挿管(4)から分離され
る。
【0032】以上のようにして、内挿管(1)と外挿管
(4)との接続・分離操作が、抜き差しとひねりのみのワ
ンタッチ操作で、簡単に手早く行えるのである。
【0033】(ロ).外嵌継手(3)を外挿管(4)に予め
強固に固定する構成を省略できる 上記効果(イ)の「(a)接続操作」で述べたように、係
合爪(12)を周面カム(5)のカム谷部(8)からカム山部(1
0)に乗り上がらせると、カム山部(10)が係合爪(12)を押
し上げる力で、外嵌継手(3)を外挿管(4)に圧接させ
て、強力に摩擦固定する。
【0034】このため、外嵌継手(3)を外挿管(4)に予
め強固に固定する構成(例えば、かしめ加工またはボン
ドでの接着)を省略することができ、この省略した分だ
け製造コストを引き下げることができる。
【0035】○ 発明2. 請求項2. 図1−図3・
図6・図7参照 上記効果(イ)および(ロ)に加えて、つぎの効果を奏
する。 (ハ).切り込み溝(16)が自由に開く分だけ、管の接続
操作を軽い力で楽に速やかに行える
【0036】係合爪(12)を周面カム(5)のカム谷部(8)
からカム山部(10)に乗り上がらせて、外嵌継手(3)を外
挿管(4)に圧接させて摩擦固定するときに、切り込み溝
(16)が自由に開くことで、係合爪(12)が容易に押し上げ
られていく分だけ、外嵌継手(3)に対して内嵌継手(2)
を締め付け側へねじるのに必要な力が軽くなり、管の接
続操作を軽い力で楽に速やかに行える
【0037】○ 発明3. 請求項3. 図1−図5参
照 上記効果(イ)および(ロ)に加えて、つぎの効果を奏
する。 (ニ).ねじり外乱力で外挿管(4)と内挿管(1)との接
続が脱落することを防止できる
【0038】外挿管(4)に対して内挿管(1)を接続した
状態から、外嵌継手(3)に対して内嵌継手(2)を人手で
緩め側へねじると、係合爪(12)が周面カム(5)のカム山
部(10)から弛み止め用段上がり部(17)を乗り越えてカム
谷部(8)にまで降りて行くので、外挿管(4)と内挿管
(1)とを問題なく分離することができる。
【0039】しかし、外挿管(4)に対して内挿管(1)を
接続した状態から弛み側へねじる外乱力が誤って加わっ
た場合でも、そのねじり外乱力が係合爪(12)をカム山部
(10)から弛み止め用段上がり部(17)に乗り越えさせるに
必要な力に達しないときには、係合爪(12)が弛み止め用
段上がり部(17)に受け止められて、カム谷部(8)に降り
て行けないので、そのねじり外乱力で外挿管(4)と内挿
管(1)との接続が脱落することを防止することができ
る。
【0040】○ 発明4. 請求項4. 図2参照 上記効果(イ)および(ロ)に加えて、つぎの効果を奏
する。 (ホ).内嵌継手(2)と外嵌継手(3)とが継手挿入終了
状態か継手挿入不足状態かを、外嵌継手(3)から継手挿
入不足表示(19)がはみ出していかいないかを見るだけで
簡単に視認できる
【0041】内挿管(1)の一端部が外挿管(4)の他端部
内に挿入された管接続状態においては、内嵌継手(2)と
外嵌継手(3)との嵌合部が外挿管(4)の中に入り込んで
いて外から見えないため、内嵌継手(2)が外嵌継手(3)
の奥にまで充分正しく挿入されているかどうか、継手挿
入終了状態になっているのか継手挿入不足状態になって
いるのかを、直接視認することができない。
【0042】この発明4では、継手挿入不足表示(19)が
外嵌継手(3)の他端面(18)の外側にはみ出しているかい
ないかを見るだけで、内嵌継手(2)と外嵌継手(3)とが
継手挿入終了状態になっているのか、継手挿入不足状態
になっているのかを知ることができる。すなわち、継手
挿入不足表示(19)がそこにはみ出していて見えれば、継
手挿入不足状態になっており、はみ出していなくて見え
なければ、継手挿入終了状態になっていることが、いと
も簡単に視認することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管接続装置の実施形態1を示す、要部
の一部縦断分解斜視図。
【図2】図1の縦断正面図。
【図3】図2のIII−III線断面図。
【図4】図1中の内嵌継手の縦断正面図。
【図5】図4の左側面図。
【図6】図1中の外嵌継手の縦断正面図。
【図7】図6の左側面図。
【図8】従来技術を示す縦断正面図。
【符号の説明】
1…内挿管、 2…内嵌継手、 3…外嵌継手、 4…
外挿管、 5…周面カム、 6…受止め端壁、 7…内
嵌周壁、 8…カム谷部、 9…爪挿入口、10…カム
山部、 11…抜止め壁、 12…係合爪、 13…係
止部、 14…他端面、 15…固定手段、 16…切
り込み溝、 17…弛み止め用段上がり部、 18…3
の他端面、 19…継手挿入不足表示、 20…11の
外端面。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内挿管(1)の一端部を内嵌継手(2)およ
    び筒形の外嵌継手(3)を介して外挿管(4)の他端部内に
    挿入して着脱可能に接続した、管接続装置において、 内嵌継手(2)の外周面には、その一端部から他端部に向
    かって順に、周面カム(5)・受止め端壁(6)・および内
    嵌周壁(7)を形成し、周面カム(5)の一端側の部分にお
    いて、周面カム(5)のカム谷部(8)に臨ませて爪挿入口
    (9)をあけるのに対し、周面カム(5)のカム山部(10)に
    臨ませて抜止め壁(11)を突設し、 外嵌継手(3)の一端部から内向きに係合爪(12)を突設
    し、外嵌継手(3)の他端部から外向きに係止部(13)を突
    設し、 外嵌継手(3)を外挿管(4)の他端部内に挿嵌して、外嵌
    継手(3)の係止部(13)を外挿管(4)の他端面(14)に受け
    止めさせ、内嵌継手(2)の内嵌周壁(7)を内挿管(1)の
    一端部内に挿嵌して固定手段(15)で固定し、 内嵌継手(2)を外嵌継手(3)内に挿入して、外嵌継手
    (3)の係合爪(12)を内嵌継手(2)の爪挿入口(9)から周
    面カム(5)のカム谷部(8)に進入させ、外嵌継手(3)に
    対して内嵌継手(2)を締め付け側へねじって、係合爪(1
    2)をカム谷部(8)からカム山部(10)に乗り上がらせるこ
    とにより、係合爪(12)の外周部で外嵌継手(3)を外挿管
    (4)に圧接させて摩擦固定するとともに、係合爪(12)を
    カム山部(10)に圧接させて摩擦固定してねじり方向への
    弛み止めをし、 カム山部(10)に乗り上がった係合爪(12)を内嵌継手(2)
    の抜止め壁(11)で管軸心方向に抜け止めして構成した、 ことを特徴とする管接続装置。
  2. 【請求項2】 前記筒形の外嵌継手(3)の一端部で係合
    爪(12)から周方向に離れた部分に筒径拡大促進用の切り
    込み溝(16)を形成した、 ことを特徴とする請求項1に記載の管接続装置。
  3. 【請求項3】 前記内嵌継手(2)の周面カム(5)上で、
    カム山部(10)の出入り口部分に弛み止め用段上がり部(1
    7)をカム山部(10)よりも高く突出させ、カム山部(10)に
    乗り上がった係合爪(12)は弛み止め用段上がり部(17)を
    乗り越えなければ、カム谷部(8)へ弛み移動できないよ
    うに構成した、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の管接続装
    置。
  4. 【請求項4】 前記外嵌継手(3)の係合爪(12)が内嵌継
    手(2)の爪挿入口(9)から周面カム(5)に充分に入り込
    んだ継手挿入終了状態において、外嵌継手(3)の他端面
    (18)よりも少し入り込んだ位置で、内挿管(1)の外周面
    に継手挿入不足表示(19)を表示し、 外嵌継手(3)の係合爪(12)が内嵌継手(2)の抜止め壁(1
    1)の外端面(20)に接当した継手挿入不足状態では、内挿
    管(1)の継手挿入不足表示(19)が外嵌継手(3)の他端面
    (18)よりも外側にはみ出して外から見える状態になり、 これに対して、外嵌継手(3)の係合爪(12)が内嵌継手
    (2)の爪挿入口(9)から周面カム(5)に充分に入り込ん
    だ継手挿入終了状態では、内挿管(1)の継手挿入不足表
    示(19)が外嵌継手(3)の他端面(18)よりも内側に入り込
    んで外から見えなくなる状態になるように構成した、 ことを特徴とする請求項1・2または3に記載の管接続
    装置。
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