JP3151432B2 - リテーナ - Google Patents

リテーナ

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JP3151432B2
JP3151432B2 JP12468098A JP12468098A JP3151432B2 JP 3151432 B2 JP3151432 B2 JP 3151432B2 JP 12468098 A JP12468098 A JP 12468098A JP 12468098 A JP12468098 A JP 12468098A JP 3151432 B2 JP3151432 B2 JP 3151432B2
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延彦 林
利夫 柴渕
晃蔵 西池
大 猶原
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Shinwa Sangyo Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
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Shinwa Sangyo Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L25/00Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means
    • F16L25/0036Joints for corrugated pipes

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガス配管等に使用さ
れるフレキシブルチューブ用継手のリテーナに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のリテーナとしては、例え
ば図6及び図7に示すような構成のものが知られてい
る。この従来構成において、筒状本体51はガス等の管
体52に螺着され、その内部には当接面53が形成され
ている。押し輪54は筒状本体51内に螺合され、その
内端部の内周にはリテーナ55が嵌着されている。フレ
キシブルチューブ56は外被体57を所定山数(通常は
4山分)だけ剥離した状態で押し輪54内に挿通され、
その先端部がリテーナ55の内端から筒状本体51内に
所定量(1山分)だけ突出される。
【0003】前記リテーナ55は合成樹脂によりリング
状に形成され、その内端には複数の弾性突片58が分割
形成されている。各弾性突片58内には金属板製のイン
サート59がそれぞれ埋設形成され、これらのインサー
ト59にはフレキシブルチューブ56の外周の谷部に係
合可能な爪部60が形成されている。
【0004】そして、図5に示すように、フレキシブル
チューブ56の先端部が1山分だけ突出した状態で、押
し輪54を螺進させることにより、そのチューブ56の
突出端部が、リテーナ55の爪部60と筒状本体51の
当接面53との間で圧潰されて、当接面53に密接され
る。これにより、フレキシブルチューブ56が管体52
に気密状態で接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
リテーナにおいては、図7に示すように、リテーナ55
内に埋設される複数のインサート59が、プレス加工等
により各別に分離して形成されている。このため、複数
の分割形成されたインサート59を成形型内にセットし
て、合成樹脂によりリテーナ55を成形する際に、各イ
ンサート59のセット作業が困難であるとともに、セッ
ト作業に時間が掛かるという問題があった。
【0006】また、図6及び図7に示すように、各イン
サート59の中央に透孔61が形成されるとともに、基
端縁に凹部62が形成されている。そして、リテーナ5
5の成形時に、この透孔61及び凹部62内に合成樹脂
が挿入硬化されることにより、各インサート59がリテ
ーナ55の弾性突片58内に抜け止め保持されるように
なっている。このため、インサート59に対し透孔61
及び凹部62を貫通形成しなければならず、その加工が
面倒で時間が掛かるという問題もあった。
【0007】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その主たる
目的は、成形時に複数のインサートを相互に連結した状
態で一体的に成形型内へセットすることができて、その
セット作業を容易かつ短時間に行うことができるリテー
ナを提供することにある。
【0008】この発明のその他の目的は、インサートに
透孔や凹部を貫通形成する必要がなく、インサートの加
工を容易に行うことができるとともに、成形に際して、
インサートを弾性突片内に確実に抜け止め保持すること
ができるリテーナを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のリテーナの発明では、内部に当
接面を有する筒状本体と、その筒状本体に螺合される押
し輪と、その押し輪内に挿通されるフレキシブルチュー
ブとを備えたフレキシブルチューブ用継手の前記押し輪
の内端に取り付けられ、フレキシブルチューブの外周の
谷部に係合可能な複数の爪部を有するリテーナであっ
て、合成樹脂によりリング状に形成して、その内端に複
数の弾性突片を分割形成し、各弾性突片内には爪部を有
する金属板製のインサートを埋設形成し、各インサート
は連結片を介して拡開可能に連結し、前記各インサート
にその爪部より外周側へ延びる漏れ防止部を設けるとと
もに、筒状本体内の当接面より外周に接合面を設け、フ
レキシブルチューブの圧潰時に各インサートの漏れ防止
部が筒状本体内の接合面に接合するとともに、押し輪内
に挿通されるフレキシブルチューブの端部を、リテーナ
の内端から筒状本体内に所定量だけ突出させた状態で、
押し輪を螺進させることにより、フレキシブルチューブ
の突出端部を、リテーナの爪部と筒状本体の当接面との
間で圧潰して当接面に密接させるように構成したもので
ある。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のリテーナにおいて、外周縁を前記漏れ防止部の外周
縁とほぼ面一になるように構成したものである。請求項
3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載のリ
テーナにおいて、前記インサートの周壁には樹脂材料が
流通する流通孔を設けたものである。
【0011】
【作用】請求項1に記載のリテーナにおいて、リテーナ
を成形する際には、複数のインサートが連結片を介して
相互に連結されているため、それらのインサートを成形
型内へ一体的に挿入して、所定位置にセットすることが
できる。従って、成形型内へのインサートの挿入作業を
容易かつ短時間に行うことができる。
【0012】また、請求項2の記載のリテーナにおいて
は、フレキシブルチューブの圧潰時に、各インサートの
漏れ防止部が筒状本体内の接合面に接合される。この接
合により、ガス漏れをより確実に防止できるとともに、
火災等において合成樹脂製のリテーナが焼失しても、所
定のガス漏れ防止性能を発揮することができる。
【0013】請求項3に記載のリテーナにおいては、リ
テーナを形成する樹脂材料がインサートの中央の流通孔
を通過し、リテーナ内周縁の溝部に容易かつ確実に流入
硬化させることができる。
【0014】
【実施例】次に、この発明を具体化した一実施例につい
て、図面に基づいて説明する。図1に示すように、筒状
本体11は一端外周の雄ネジ部12においてガス等の管
体13に螺着され、その他端内周には雌ネジ部14が形
成されている。円環状の当接面15は筒状本体11内の
中央部に形成され、その外周の溝部16内にはシールリ
ング17が嵌着されている。テーパ面18は雌ネジ部1
4と溝部16との間において筒状本体11の内周面に形
成され、その内径が溝部16に向かって次第に小さくな
っている。
【0015】筒状の押し輪19は内端外周の雄ネジ部2
0において前記筒状本体11の雌ネジ部14に螺合さ
れ、その内端部の外周には係止溝21が形成されてい
る。内周溝部22は押し輪19の外端内周に形成され、
この溝部22内にはパッキン23が嵌着されている。外
周溝部24は押し輪19の外周中央に形成され、この溝
部24内にはシールリング25が嵌着されている。
【0016】図1〜図3に示すように、リテーナ26は
前記押し輪19の内端部の外周に嵌着されている。この
リテーナ26は合成樹脂によりリング状に形成された嵌
着部27と、その嵌着部27の内端に形成された弾性突
片28とからなっている。環状の係止突起29は嵌着部
27の内周面に形成され、この係止突起29が押し輪1
9の係止溝21に係合することにより、リテーナ26が
押し輪19の内端外周に係止保持される。
【0017】金属板よりなる4個のインサート30は、
前記リテーナ26の各弾性突片28内に埋設形成された
うえ、ほぼ円筒状に配置されるように、基端において薄
板状の連結片31により拡開可能に連結して一体的に形
成されている。溝部32は各インサート30の内周面に
形成され、円周方向に延びている。
【0018】各インサート30の端部は、断面T字状を
なすように、その爪部33から径方向外方へ突出した漏
れ防止部34を備えている。この漏れ防止部34の外周
縁は、リテーナ26の外周縁と面一になるように設定さ
れ、押し輪19を筒状本体11に対して螺進し、チュー
ブ本体35の突出端部が筒状本体11の当接面15との
間で圧潰されたとき、漏れ防止部34が筒状本体11の
接合面36に当接するようになっている。また、筒状本
体11のテーパ面18の部分の軸線方向の長さは、フレ
キシブルチューブ37のチューブ本体35の端部がリテ
ーナ26の内端から1山分だけ突出する長さになってい
る。
【0019】また、各インサート30の中央には流通孔
38が設けられており、リテーナ26を成形する際に
は、合成樹脂がこの流通孔38を通過して各インサート
30の外周側から内周側に注入され、さらにそこから各
溝部32内に挿入硬化されて、インサート30が弾性突
片28内に抜け止め保持される。従って、リテーナ26
の成形の際には、樹脂材料を各溝部32に容易かつ確実
に流入硬化させることができる。
【0020】環状の接合面39は前記リテーナ26にお
ける弾性突片28の端面に形成され、リテーナ26が押
し輪19の内端部の外周に嵌着されたとき、この接合面
39が押し輪19の内端面に接合される。
【0021】図1に示すように、フレキシブルチューブ
37は金属よりなる蛇腹状のチューブ本体35と、その
チューブ本体35の外周に被覆された合成樹脂製の外被
体40とから構成されている。そして、チューブ本体3
5の端部から所定山数(4山分)だけ外被体40を剥離
した状態で、フレキシブルチューブ37が押し輪19内
に挿通される。このとき、チューブ本体35の外周の所
定の谷部にリテーナ26の爪部33が係合されるととも
に、チューブ本体35の端部がリテーナ26の内端から
筒状本体11内に所定量(1山分)だけ突出される。
【0022】図1及び図4に示すように、スペーサ41
は前記筒状本体11に押し輪19を螺合する際に、押し
輪19の外周に着脱可能に嵌着して使用される。このス
ペーサ41は合成樹脂により所定の厚さに形成され、そ
の下部には嵌着凹部42及び一対の弾性挟持片43が形
成されている。そして、このスペーサ41の嵌着によ
り、筒状本体11に対する押し輪19の螺合位置が所定
位置に規制され、この状態で押し輪19内にフレキシブ
ルチューブ37を挿通したとき、そのチューブ本体35
の端部をリテーナ26の内端から1山分だけ確実に突出
させることができる。
【0023】次に、前記のように構成されたリテーナに
ついて作用を説明する。さて、このフレキシブルチュー
ブ用継手を使用して、筒状本体11にフレキシブルチュ
ーブ37を接続する場合には、図1に示すように、ま
ず、押し輪19の内端部にリテーナ26を取り付ける。
このとき、リテーナ26の弾性突片28を弾性力に抗し
て拡開させながら、リテーナ26を押し輪19の内端部
の外周に嵌着すればよいため、そのリテーナ26の取り
付け作業を容易に行うことができる。
【0024】その後、押し輪19の外周にスペーサ41
を、一対の弾性挟持片43の弾性力に抗して嵌着する。
この状態で、押し輪19の雄ネジ部20を筒状本体11
の雌ネジ部14に螺合すると、押し輪19は筒状本体1
1に対して、スペーサ41により規制される所定位置ま
で螺入される。
【0025】一方、フレキシブルチューブ37について
は、予めチューブ本体35の端部から所定山数(4山
分)だけ外被体40を剥離しておく。この状態で、フレ
キシブルチューブ37を押し輪19内に挿通すると、リ
テーナ26の各弾性突片28が弾性力に抗して拡開変形
されながら、各インサート30の爪部33がチューブ本
体35の外周の山部を乗り越えて、所定の谷部に係合す
る。そして、チューブ本体35の端部がリテーナ26の
内端から筒状本体11内に、所定量(1山分)だけ突出
する。
【0026】このとき、リテーナ26が押し輪19の内
端部の外周に嵌着されているため、リテーナ26の各弾
性突片28は拡開方向へ容易に弾性変形する。また、前
記のようにリテーナ26の各弾性突片28が拡開方向に
弾性変形しやすいため、その弾性突片28の長さを短く
しても、押し輪19内へのフレキシブルチューブ37の
挿通操作が困難になることはない。従って、継手の軸線
方向の長さを短くすることができて、継手全体を小型に
形成することができる。
【0027】その後、前記押し輪19の外周からスペー
サ41を取り外し、押し輪19を筒状本体11に対して
螺進させると、図5に示すように、リテーナ26の弾性
突片28及び漏れ防止部34が筒状本体11内のテーパ
面18に係合し、自体の弾性力に抗して縮径方向に変形
される。この状態で、押し輪19の螺進に伴い、チュー
ブ本体35の突出端部がインサート30の爪部33と筒
状本体11の当接面15との間で圧潰される。そして、
この圧潰部分の端面が筒状本体11の当接面15に密接
されるとともに、圧潰部分の外周縁が筒状本体11内の
シールリング17に密接される。これによって、フレキ
シブルチューブ37は筒状本体11に対して気密に接続
されて、ガス漏れをより確実に防止することができる。
さらに、火災等により合成樹脂製のリテーナ26が燃え
たときでも、インサート30ががたつくのを防止でき、
所定のガス漏れ防止性能を発揮することができる。
【0028】このとき、リテーナ26の弾性突片28の
長さが短くされて、各インサート30の長さも短くなっ
ているため、チューブ本体35の突出端部の圧潰時に、
各インサート30に捻り等の変形が生じるおそれはな
い。また、リテーナ26の接合面39が押し輪19の内
端面に接合した状態にあるため、押し輪19からリテー
ナ26に対して押圧力が有効に伝達される。従って、押
し輪19の螺進に伴い、リテーナ26の接合面39から
各インサート30を介して、チューブ本体35の突出端
部に強力な圧潰力が付与され、その突出端部を偏平状態
に確実に圧潰することができる。
【0029】また、前記のようにリテーナ26の弾性突
片28の長さが短くなっているため、フレキシブルチュ
ーブ36の外被体40を、従来と同様に4山分だけ剥離
した場合でも、リテーナ26の内端から突出するチュー
ブ本体35の山数を、1山分確保することができる。こ
のため、圧潰されるチューブ本体35の突出端部の山数
が1山分になって、その圧潰部分の端面及び外周縁を、
筒状本体11内の当接面15及びシールリング17に密
接させることができる。従って、フレキシブルチューブ
37と筒状本体11との間を十分にシールすることがで
きる。
【0030】以上の記載から明らかなように、リテーナ
26の内に埋設される複数のインサート30が、連結片
31を介して相互に連結されている。このため、リテー
ナ26を成形する際に、これらのインサート30を成形
型内へ一体的に挿入して、所定位置に確実にセットする
ことができる。従って、成形型内へのインサート30の
挿入作業を容易かつ短時間に行うことができる。
【0031】さらに、リテーナ26内に埋設されるイン
サート30の内周面に、円周方向へ延びる溝部32が形
成されている。このため、インサートに透孔や凹部を貫
通形成した従来構成に比較して、インサート30の加工
を容易に行うことができる。また、この継手におけるリ
テーナ26の成形時には、インサート30の溝部32内
に合成樹脂が挿入硬化される。従って、インサート30
をリテーナ26の弾性突片28内に確実に抜け止め保持
することができる。
【0032】なお、この発明は、次のように変更して具
体化することも可能である。 ・ リテーナ26の嵌着部27の外周に係止突起29を
形成し、リテーナ26を押し輪19の内端部の内周に嵌
着するように構成すること。 ・ 複数のインサート30を連結片31により一体的に
連結した構成において、溝部32に代えて各インサート
30上に透孔や凹部を形成し、リテーナ26の成形時
に、この透孔や凹部内にも合成樹脂が挿入硬化されるよ
うに構成すること。このように構成すれば、インサート
30を弾性突片28内に、より強固に保持することがで
きる。 ・ 連結片31により一体的に連結した複数のインサー
ト30を成形型内へ一体的に挿入した後に、連結片31
を切断してインサート30を分割形成すること。 ・ チューブ本体35の端部がリテーナ26の内端から
筒状本体11内に突出するのを2山分となるように構成
すること。
【0033】また、前記実施例より把握される技術的思
想について、以下に説明する。 ・ 複数のインサート及びそれらの連結片並びに各イン
サートの溝部を切削加工により形成した請求項1に記載
のリテーナ。この構成により、インサートの成形加工を
容易に行うことができる。
【0034】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、リテーナの成形時に、複数のインサートを
相互に連結した状態で一体的に成形型内へセットするこ
とができて、そのセット作業を容易かつ短時間に行うこ
とができる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、ガス漏れ
をより確実に防止できるとともに、火災等においても所
定のガス漏れ防止性能を発揮することができる。請求項
3に記載の発明によれば、リテーナの成形を容易かつ短
時間に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のチューブ用継手を示す部分破断側面
図。
【図2】 実施例のインサートを示す斜視図。
【図3】 図2の8−8線における断面図。
【図4】 チューブを接続する際に使用するスペーサを
示す正面図。
【図5】 図1の状態から押し輪を締付けた状態の部分
破断側面図。
【図6】 従来のフレキシブルチューブ用継手を示す部
分破断側面図。
【図7】 その継手のリテーナに埋設されるインサート
を示す斜視図。
【符号の説明】
11…筒状本体、15…当接面、19…押し輪、26…
リテーナ、28…弾性突片、30…インサート、31…
連結片、33…爪部、34…漏れ防止部、36…接合
面、37…フレキシブルチューブ、38…流通孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 延彦 岐阜県山県郡美山町富永57番地の2 株 式会社 オンダ製作所 内 (72)発明者 柴渕 利夫 大阪府大阪市住之江区南加賀屋2丁目10 番16号新和産業 株式会社 内 (72)発明者 西池 晃蔵 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2 号 大阪瓦斯 株式会社 内 (72)発明者 猶原 大 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2 号 大阪瓦斯 株式会社 内 (56)参考文献 特開 平7−239079(JP,A) 実開 平3−69786(JP,U) 実開 平7−28288(JP,U) 実開 平3−125983(JP,U) 実開 平3−125984(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 33/18 F16L 9/06 F16L 11/14 F16L 21/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に当接面を有する筒状本体と、その
    筒状本体に螺合される押し輪と、その押し輪内に挿通さ
    れるフレキシブルチューブとを備えたフレキシブルチュ
    ーブ用継手の前記押し輪の内端に取り付けられ、フレキ
    シブルチューブの外周の谷部に係合可能な複数の爪部を
    有するリテーナであって、 合成樹脂によりリング状に形成して、その内端に複数の
    弾性突片を分割形成し、各弾性突片内には爪部を有する
    金属板製のインサートを埋設形成し、各インサートは連
    結片を介して拡開可能に連結し、前記各インサートにそ
    の爪部より外周側へ延びる漏れ防止部を設けるととも
    に、筒状本体内の当接面より外周に接合面を設け、フレ
    キシブルチューブの圧潰時に各インサートの漏れ防止部
    が筒状本体内の接合面に接合するとともに、押し輪内に
    挿通されるフレキシブルチューブの端部を、リテーナの
    内端から筒状本体内に所定量だけ突出させた状態で、押
    し輪を螺進させることにより、フレキシブルチューブの
    突出端部を、リテーナの爪部と筒状本体の当接面との間
    で圧潰して当接面に密接させるように構成したリテー
    ナ。
  2. 【請求項2】 外周縁を前記漏れ防止部の外周縁とほぼ
    面一になるように構成した請求項1に記載のリテーナ。
  3. 【請求項3】 前記インサートの周壁には樹脂材料が流
    通する流通孔を設けた請求項1又は請求項2に記載のリ
    テーナ。
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