JPH0796914B2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0796914B2
JPH0796914B2 JP2150241A JP15024190A JPH0796914B2 JP H0796914 B2 JPH0796914 B2 JP H0796914B2 JP 2150241 A JP2150241 A JP 2150241A JP 15024190 A JP15024190 A JP 15024190A JP H0796914 B2 JPH0796914 B2 JP H0796914B2
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JP
Japan
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pipe
insert
collet
locking member
socket
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JP2150241A
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Inventor
晴示 島田
Original Assignee
ニッタ・ムアー株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、液体や気体などの種々の流体を流通させる
管を接続するのに用いる管継手の改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来より第5図及び第6図に示すように、継手本体
(1)内に於いて、インサート(4)が一定範囲を前後
動し、且つ抜け止め構造を得るように、インサート
(4)の後端をニップル(2)内の段部に当接させ、且
つインサート(4)の後部に形成した突出部(10)をニ
ップル(2)の前端内側に形成したカシメ部(11)に当
接させる構造が知られている。
しかし前記の従来例の場合には、インサート(4)を嵌
合させた後にニップル(2)にカシメ部(11)を形成し
なければならず、このカシメ部(11)の形成が容易では
なかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこでこの発明では、前記の管継手の制作に困難なカシ
メ部(11)を形成する必要がなく、容易に製作すること
のできる構造でありながらインサートの抜け止め構造を
有している管継手を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
そこでこの発明の管継手では、ニップルとソケットを結
合させて成る継手本体内に於いて、管を外面に嵌合させ
るインサートをニップルの端部に摺動自在に嵌合させる
と共に、インサートとの間に適宜間隔を有して管締め付
け用のコレットを内蔵し、且つソケットを管の挿入口方
向を小径としたテーパー形状とし、ソケットのテーパー
部に係止する形状の係止部材をインサートの外側に設け
た構造とした。
また、係止部材をコレットの外周より短く形成し、ある
いは係止部材をコレットの外周以上の長さに形成して実
施することもできる。
〔作用〕
上記の手段を用いた管継手では、接続された管が抜け方
向に引っ張られた場合でも、係止部材がソケットのテー
パー部に係止して抜け方向への移動が制限され、抜け止
め構造を得ていることになり、従って、従来のように製
作上困難なニップルにカシメ部を形成する作業が不要に
なる。
また、係止部材はソケットのテーパー部に係止する形状
であるので、係止部材がテーパー部に係止される位置に
より、管が接続された状態に於けるコレットによる管の
締め付け力を適正に設定することができる。
さらに、ソケットのテーパー部を有効に利用して、これ
にインサートの外側に設けた係止部材を係止させること
により、簡単な構造でありながら確実なインサートの抜
け止め構造を得ることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の構成を実施例として示した図面に従っ
て説明する。
この管継手は、継手本体(1)をニップル(2)とソケ
ット(3)を結合させて構成し、ニップル(2)の内側
前部にインサート(4)を摺動自在に嵌合させ、且つイ
ンサート(4)の外側に適宜の間隔を有してコレット
(5)を内蔵している。
インサート(4)は、管(6)の端部に挿入されて管
(6)を接続するものであり、後端はニップル(2)の
段部(7)に当接して一定以上奥に入らない構造にして
いる。
管(6)がインサート(4)と嵌合した状態に於いて、
さらに管(6)の外側にはコレット(5)が配されてい
る。
コレット(5)は第7図に示すように長手方向に前後よ
り切り溝(8)が形成されて内外方向に弾性を有してい
る。従って、管(6)が接続された状態に於いて、管
(6)に抜け方向に力が加わった場合にはインサート
(4)と共にコレット(5)も共に抜け方向に多少移動
する。このとき、ソケット(3)の内面は管(6)の挿
入口方向が小径になるテーパー形状を有しているため、
コレット(5)が小径に変形し、管(6)を締め付け、
よって管(6)の抜け止めを図る機構にしている。
(9)は係止部材で、ソケット(3)のテーパー部に係
止する形状とし、インサート(4)の外側に突出させて
設けている。
従って、この係止部材(9)はインサート(4)の挿入
口方向への移動を制限していることになり、管(6)を
接続していない状態に於いて、インサート(4)の抜け
止め作用をすることになる。
前記の係止部材(9)は、インサート(4)が抜け方向
に多少移動した場合、インサート(4)と共に移動す
る。さらにこの係止部材(9)は、コレット(5)の内
端に当接する構造としてあり、従って、管(6)が抜け
方向に移動すると、管(6)と共に、インサート
(4)、係止部材(9)及びコレット(5)の全てが同
じ方向に移動を開始する。
多少移動すると、コレット(5)はソケット(3)のテ
ーパー形状に影響されて小径に変形を開始する。コレッ
ト(5)が小径になると管(6)はコレット(5)によ
り締め付けられ一定の長さ以上は抜け方向に移動しなく
なり、抜けるのを防止される。
同時に、係止部材(9)もソケット(3)のテーパー部
に係止し、一定以上、挿入口方向に移動しなくなる。
係止部材(9)は第1図及び第2図に示すように、コレ
ット(5)の外周より短く形成し、あるいは第3図及び
第4図に示すように、係止部材(9)をコレット(5)
の外周以上(外周と同一を含む)の長さに形成して実施
することもできる。
係止部材(9)をコレット(5)の外周より短く形成し
た場合には、インサート(4)などが抜け方向に移動し
てコレット(5)の外径が係止部材(9)の長さよりも
小さくなったとき、第2図に示すように係止部材(9)
がソケット(3)のテーパー部に係止して抜け止め作用
をすることになる。
また、係止部材(9)をコレット(5)の外周以上の長
さとした場合にも、インサート(4)などが抜け方向に
ある程度移動したとき、係止部材(9)は第4図に示す
ように、ソケット(3)のテーパー部に係止して抜け止
め作用をすることになる。
〔発明の効果〕
この発明は上述のような構成を有するものであり、係止
部材を設ける簡単な構造及び作業によりインサート
(4)の抜け止め構造を得ることができ、従来の管継手
の製作に際して作業が困難であったニップル(2)の内
側へのカシメ部(11)の成形工程を必要とせず、インサ
ート(4)の抜け止め機構を有する管継手を容易に製作
することができるようになった。また、係止部材(9)
がテーパー部に係止される位置により、管が接続された
状態に於けるコレット(5)による管の締め付け力を適
正に設定することができる。さらに、簡単な構造であり
ながら確実なインサート(4)の抜け止め構造を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は係止部材をコレットの外周より短く形成したこ
の発明に係る管継手の要部縦断面図。第2図は第1図の
管継手に管を接続した状態を示す要部縦断面図。第3図
は係止部材をコレットの外周以上の長さに形成した実施
例を示す管継手の要部縦断面図。第4図は第3図の管継
手に管を接続した状態を示す要部縦断面図。第5図は従
来の管継手の要部縦断面図。第6図は従来の管継手に管
を接続した状態を示す要部縦断面図。第7図はコレット
の斜視図。 (1)……継手本体、(2)……ニップル、(3)……
ソケット、(4)……インサート、(5)……コレッ
ト、(6)……管、(9)……係止部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニップルとソケットを結合させて成る継手
    本体内に於いて、管を外面に嵌合させるインサートをニ
    ップルの端部に摺動自在に嵌合させると共に、インサー
    トとの間に適宜間隔を有して管締め付け用のコレットを
    内蔵し、且つソケットを管の挿入口方向を小径としたテ
    ーパー形状とし、ソケットのテーパー部に係止する形状
    の係止部材をインサートの外側に設けたことを特徴とす
    る管継手。
  2. 【請求項2】係止部材をコレットの外周より短く形成し
    た請求項1記載の管継手。
  3. 【請求項3】係止部材をコレットの外周以上の長さに形
    成した請求項1記載の管継手。
JP2150241A 1990-06-07 1990-06-07 管継手 Expired - Lifetime JPH0796914B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2150241A JPH0796914B2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 管継手
KR1019900019831A KR950007636B1 (ko) 1990-06-07 1990-12-03 관연결부 및 그 관빠짐 방지기구
US07/634,076 US5172943A (en) 1990-06-07 1990-12-26 Pipe joint and its pipe slipout preventive mechanism
EP91302467A EP0460791B1 (en) 1990-06-07 1991-03-21 Pipe joint with pipe slipout prevention means
DE69102206T DE69102206T2 (de) 1990-06-07 1991-03-21 Rohrkupplung mit Verriegelungsorganen.
CN91103685A CN1023250C (zh) 1990-06-07 1991-06-04 管接头

Applications Claiming Priority (1)

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JP2150241A JPH0796914B2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 管継手

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Publication Number Publication Date
JPH0446292A JPH0446292A (ja) 1992-02-17
JPH0796914B2 true JPH0796914B2 (ja) 1995-10-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015125386A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 ニッタ株式会社 管継手

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JPH0796913B2 (ja) * 1990-06-07 1995-10-18 ニッタ・ムアー株式会社 管継手の抜け止め機構

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JPS59175783U (ja) * 1983-05-12 1984-11-24 日東工器株式会社 ホース接続用管継手
JPS62165093A (ja) * 1986-01-16 1987-07-21 ブリヂストン インペリアル株式会社 押込結合式口金具
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