JPH11201352A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH11201352A
JPH11201352A JP10003354A JP335498A JPH11201352A JP H11201352 A JPH11201352 A JP H11201352A JP 10003354 A JP10003354 A JP 10003354A JP 335498 A JP335498 A JP 335498A JP H11201352 A JPH11201352 A JP H11201352A
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piece
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憲男 水口
Hisashi Doi
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NASUKO FITTING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図り、強度低下とコストアップを回
避する。 【解決手段】 係止片11は、相手側筒状部材Tとの係
合位置とその係合の解除位置との間で径方向に平行移動
するので、解除位置では雄ネジ状接続部Mとの隙間が軸
方向で均一となり、傾動タイプの係止片のように傾動中
心から遠い部分で無駄な空間が空くということがない。
係合強度アップのために1個の係止片11の周方向寸法
を広げても雄ネジ状接続部Mとの干渉の虞がない。即
ち、係止片11の数を少なくできるので、継手本体10
における係止片11間の間隔を狭めずに済み、強度低下
を回避できる。また、継手本体10の形状が簡素化され
るので製造コストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷熱空調機に対す
る冷媒ガス充填用機器の接続、吸水・給湯用配管、ガス
配管などの配管に際して、相手側の雄ネジ部にワンタッ
チ接続できるようにした管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の管継手として、相手側筒状部材
の雄ネジ状接続部に対して、内面に雌ネジ部が形成され
ている係止片を係合させることにより接続するようにし
たものがある。これを図5及び図6を参照して説明する
と、管継手Aは係止片2を筒状の継手本体1の先端に拡
開変位可能に軸支してなり、常には、図5に示すように
スライダ3により係止片2が閉じた状態にロックされて
いるが、相手側筒状部材Bに接続するときには、図6に
示すようにスライダ3を後退させてロック解除する。す
ると、係止片2が解除バネ4の付勢により拡開するの
で、この状態で相手側筒状部材Bの雄ねじ状接続部7を
挿入し、挿入したらスライダ3から手を離す。すると、
復帰バネ5によりスライダ3が係止片2を閉じ方向へ変
位させ、雌ネジ部6と雄ネジ状接続部7が係合する。こ
れにより、相手側筒状部材Bとの接続状態にロックされ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の管継手Aでは、
相手側筒状部材Bの挿入時に雌ネジ部6を雄ネジ状接続
部7と干渉しないように外側へ退避させる必要がある
が、係止片2が支持軸8を中心として傾動変位するよう
になっていたため、雌ネジ部6の支持軸8から遠いネジ
山の退避ストロークが必要以上に大きくなってしまい、
その結果管継手A全体の外径寸法が大きくなる。もし、
支持軸8から遠いネジ山の退避ストロークを小さくしよ
うとすると、雌ネジ部6から支持軸8までの距離を大き
くしなければならないため、今度は軸方向の長さが大き
くなってしまう。
【0004】また、管継手Aと相手側筒状部材Bとの係
合力を高めるためには、雌ネジ部6と雄ネジ状接続部7
との係合領域を全体として周方向に広く確保することが
必要である。ところが、係止片2が傾動変位する従来の
管継手Aでは、1個の係止片2の周方向寸法を大きくす
ると、雌ねじ状接続部7の弧の中央部の傾動軌跡と両端
部の傾動軌跡との差が大きくなって雄ネジ状接続部7と
の係合時に干渉してしまう。そのため、1個の係止片2
の周方向寸法を狭くし、係止片2の数を増やすことで雄
ネジ状接続部7との係合領域を広く確保している。しか
し、係止片2の数を増やすと、継手本体1の周方向にお
ける係止片2同士の間隔が狭くなるため、継手本体1の
強度低下を招くとともに、構造が複雑になって製造コス
トの増大を招く欠点がある。本願発明は上記事情に鑑み
て創案され、小型化を図るとともに強度低下とコストア
ップを回避することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、相手
側筒状部材の雄ネジ状接続部が挿抜される筒状の継手本
体と、内面に雌ネジ部が形成され、その雌ネジ部を前記
雄ネジ状接続部へ係合させる係合位置と前記雄ネジ状接
続部から解離させる解除位置との間で変位する係止片と
を備えてなり、前記係止片が前記係合位置に変位するこ
とにより前記相手側筒状部材との接続状態に保持される
とともに、前記係止片が前記解除位置に変位することに
より前記雄ネジ状接続部の挿抜を可能とするものであっ
て、前記係止片の前記係合位置と前記解除位置との間に
おける変位形態が径方向の平行移動とされている構成と
した。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記雄ねじ状接続部の前記継手本体への挿入動作に
伴って前記係止片を前記係合位置に保持するロック機構
を備えている構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>係止片は係
合位置と解除位置との間で径方向に平行移動するので、
解除位置に変位した状態では雌ネジ部と雄ネジ状接続部
との隙間が軸方向において均一となり、傾動タイプの係
止片のように傾動中心から遠い部分で無駄な空間が空く
ことはない。したがって、係止片の移動ストロークを必
要最小とし、管継手の外径を小さくすることができる。
また、係止片を径方向に平行移動させたことにより、係
止片の周方向寸法を広げても雌ネジ部と雄ネジ状接続部
との干渉の虞がなくなる。これにより、係合強度を向上
させる手段として、係止片の数を増やさずに1個の係止
片の周方向寸法を大きくすることにより全体としての係
合領域を広く確保することが可能である。これは、継手
本体における係止片間の間隔を狭めずに済むことを意味
し、継手本体の強度低下を回避できる。また、係止片の
数が少なくて済むので、継手本体の形状が簡素化され、
製造コストの低減を図ることができる。
【0008】<請求項2の発明>相手側筒状部材と接続
されると、ロック機構により係止片が係合位置に保持さ
れ、雌ネジ部と雄ネジ状接続部とが解離不能となる。こ
れにより、相手側筒状部材との接続状態にロックされ
る。雄ねじ状接続部の挿入動作とロック動作とがワンア
クション操作によって行われるので、操作性に優れてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】<実施形態1>以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図4を参照して説明す
る。本実施形態の管継手Cは、冷熱空調機に対する冷媒
ガス充填用機器の接続、空調機内の配管、吸水・給湯用
配管における水栓金具等の接続、ガス配管におけるガス
器具等の配管設備に用いられ、相手側筒状部材Tの雄ネ
ジ状接続部Mに対してワンタッチで接続・取外しできる
ようにしたものである。さて、管継手Cは、継手本体1
0と係止片11とを備えてなり、相手側の雄ねじ状接続
部Mに対し、係止片11の内面の雌ネジ部12を係合さ
せることにより接続される。継手本体10は筒状をな
し、その前端部には雄ねじ状接続部Mが挿入されるよう
になっており、後端部外周にはアダプタ13が螺合され
ている。この螺合部分は緩み止め用のロックネジ14に
より固定されている。また、この螺合部分の後端にはシ
ールリング15が介装されている。このアダプタ13に
は図示しない管がねじ込みにより接続される。継手本体
10の前端部においては、その内周から外周に貫通する
上下一対の切欠部16が形成されている。切欠部16
は、上下方向から視て方形に開口し、その軸線と直交す
る断面は、図3及び図4に示すように、概ね櫛形をなし
ている。
【0010】この両切欠部16には、夫々、断面櫛形を
なす曲面板状の係止片11が収容されている。係止片1
1の外周面は継手本体10の外周面と同一曲率の円弧形
をなしている。係止片11の内側の面のうち中央部は継
手本体10の内周面と同一曲率の円弧形をなし、この円
弧形領域には、雄ねじ状接続部Mと係合可能な雌ネジ部
12が形成されている。また、係止片11の内側面の両
縁部は、水平で切欠部16の受け面17と密着可能な平
坦な当接面18となってる。この当接面18と受け面1
7が密着した状態では雌ネジ部12が雄ねじ状接続部M
と適正に係合するようになる。
【0011】当接面18と受け面17との間にはスプリ
ング19が左右対称に設けられている。また、継手本体
10の前端部には、上下方向(当接面18及び受け面1
7と直交する方向)に長いガイド溝20が形成され、一
方、係止片11の前面には軸方向の被ガイドピン21が
螺合されており、この被ガイドピン21は、ガイド溝2
0に対し上下方向の移動を可能に且つ左右方向の遊動を
不能に嵌合されている。さらに、切欠部16の前面と後
面とにより、係止片11が上下方向の摺接可能に、且つ
前後方向(軸線方向)の遊動規制状態にガイドされてい
る。
【0012】かかる係止片11は、常にはスプリング1
9の付勢により被ガイドピン21をガイド溝20の外周
側端部に当接させるとともに雌ネジ部12を雄ねじ状接
続部Mから解離させる解除位置に保持されている(図1
及び図3参照)。また、係止片11に上下から内向きの
外力が左右すると、係止片11はスプリング19の付勢
に抗して当接面18を受け面17に当接させるとともに
雌ネジ部12を雄ねじ状接続部Mに係合させる係合位置
に変位するようになっている(図2及び図4を参照)。
即ち、係止片11は径方向へ平行移動するようになって
いる。尚、係合位置に変位した係止片11はロック機構
22によってその係合位置にロックされる。
【0013】次に、ロック機構22について説明する。
継手本体10には径方向に貫通するボール支持孔23が
形成され、このボール支持孔23にロックボール24が
径方向の移動可能に収容されている。ロックボール24
の外径寸法は継手本体10の厚さよりも大きく設定され
ているため、ロックボール24は継手本体10の内周側
と外周側の少なくとも一方に必ず突出する。継手本体1
0内には、シール用スライダ25が軸方向の移動可能に
且つスプリング26によって前方(雄ねじ状接続部Mに
接近する方向)へ付勢されて設けられている。シール用
スライダ25の前端部にはシールリング27が嵌着さ
れ、後端部外周には継手本体10との間をシールするO
リング28が嵌着されている。シール用スライダ25の
外周と継手本体10の内周との間には、ボール押動用ス
リーブ29が軸方向の移動可能に且つスプリング30に
より前方(ロックボール24を外周側へ押動する方向)
へ付勢されて設けられている。このボール押動用スリー
ブ29はシール用スライダ25に対して軸方向の相対移
動が可能となっている。また、シール用スライダ25の
外周にはボール押動用スリーブ29の一定以上の前進を
規制するストッパリング31が嵌着されている。
【0014】継手本体10の外周には、スリーブ32が
軸方向の移動可能に且つスプリング33により前方(ロ
ック方向)へ付勢された状態で設けられている。スリー
ブ32の後端部は、ロックボール24を外周側から押圧
する押圧部34とされ、この押圧部34よりも前方内周
にはロックボール24との干渉を回避するための逃がし
凹部35が形成されている。また、スリーブ32の前端
部内周には、係止片11の外周の受け斜面36を後方か
ら押してその係止片11を内周側(係合位置側)へ押動
する押動斜面37が形成されている。さらに、この押動
斜面37よりも前方には、係合位置にある係止片11を
解除位置側への変位規制する規制部39が形成されてい
る。また、スリーブ32の外周には、このスリーブ32
を後方(ロック解除方向)へスライド操作するための指
掛け部38が突成されている。尚、アダプタ13の外周
には前方へ延びる筒状のグリップ40がC形リング41
を用いて固着され、このグリップ40がスリーブ32の
後端部とスプリング33とを外側から覆っている。
【0015】次に、本実施形態の作用について説明す
る。本実施形態の管継手Cは、常には、図1及び図3に
示すように、係止片11がスプリング19により雄ねじ
状接続部Mとの係合位置よりも外周側へ退避した解除位
置に保持されている。このときロック機構22において
は、スリーブ32が後退しているとともに、ロックボー
ル24が外周側へ変位してその一部が逃がし凹部35に
嵌合されている。ロックボール24はボール押動用スリ
ーブ29により内周側への変位を規制されているので、
スリーブ32はその逃がし凹部35とロックボール24
との係合により後退位置に保持され、したがって、係止
片11はスリーブ32で押されて係合位置方向(内周
側)へ変位するということがない。また、シール用スラ
イダ25は、スプリング26の付勢により所定の接続位
置よりも前方へ進出してその段部43をボール押動用ス
リーブ29の後端に係止させる位置で雄ねじ状接続部M
を待ち受けている。
【0016】この状態から相手側筒状部材Tを接続する
際には、継手本体10内に雄ねじ状接続部Mを挿入して
その先端をシール用スライダ25のシールリング27に
当接させ、さらにスプリング26の付勢に抗して所定の
深さまで押し込むようにする。すると、シール用スライ
ダ25が後退し、それに伴ってストッパリング31がボ
ール押動用スリーブ29を押して後退させる。すると、
ロックボール24がスプリング33の付勢により逃がし
凹部35の後端で押されて内周側へ変位し、ロックボー
ル24との係合を解除されたスリーブ32は、スプリン
グ33の付勢により前進する。もし、操作中にスリーブ
32が前進しなければ、雄ねじ状接続部Mを更に深く押
し込むようにする。スリーブ32が前進するのに伴い、
その押動斜面37が係止片11の受け斜面36を押し、
これにより係止片11はスプリング19の付勢に抗して
内周側へ押動されて係合位置に変位する。すると、雌ネ
ジ部12が雄ねじ状接続部Mと係合し、もって管継手C
と相手側筒状部材Tとが接続状態となる(図2及び図4
を参照)。
【0017】この係合状態(接続状態)から相手側筒状
部材Tを離脱する際には、図2に示す状態からスリーブ
32を手で後方にスライドさせる。すると、係止片11
はスプリング19により外周側の解除位置へ変位して雄
ねじ状接続部Mとの係合を解除される。また、ロック機
構22においては、逃がし凹部35がロックボール24
と対応したところで、ボール押動用スリーブ29で押さ
れたロックボール24が外周側へ押動されて逃がし凹部
35と嵌合する。これに伴い、ボール押動用スリーブ2
9はロックボール24の内周側に潜り込んでその内周側
への戻りを規制し、このロックボール24と逃がし凹部
35との係合によりスリーブ32は係止片11を押動し
ない後退位置にロックされる。この間、シール用スライ
ダ25はスプリング26の付勢により前方へ移動しつつ
雄ねじ状接続部Mを押し出す。
【0018】上述のように本実施形態においては、係止
片11を係合位置と解除位置との間で径方向に平行移動
させるようにしたので、解除位置に変位した状態では雌
ネジ部12と雄ねじ状接続部Mとの隙間が軸方向におい
て均一となり、傾動タイプの係止片のように傾動中心か
ら遠い部分で無駄な空間が空くことはない。したがっ
て、係止片11の移動ストロークを必要最小とし、管継
手Cの外径を小さくすることが可能となっている。
【0019】また、係止片11を径方向に平行移動させ
る構成としたことにより、係止片11の周方向寸法を広
げても雌ネジ部12と雄ねじ状接続部Mとの干渉の虞が
なくなる。これにより、係合強度を向上させる手段とし
て、係止片11の数を増やさずに1個の係止片11の周
方向寸法を大きくすることにより全体としての係合領域
を広く確保することが可能となっている。これは、継手
本体10における係止片11間の間隔を狭めずに済むこ
とを意味し、継手本体10の強度低下が回避されてい
る。また、係止片11の数が少なくて済むので、継手本
体10の形状が簡素化され、製造コストの低減が図られ
ている。
【0020】さらに、雄ねじ状接続部Mを継手本体10
に挿入する操作を行うだけで、係止片11が自動的に雄
ねじ状接続部Mと係合されるとともに、その係合状態に
ロックされるようになっているので、接続の操作は単に
押し込むという簡単なワンアクションで済み、操作性に
優れている。また、相手側筒状部材Tを離脱する際に
も、スリーブ32を後退させるだけで係止片11と雄ね
じ状接続部Mとの係合が解除されるとともに、雄ねじ状
接続部Mが押し出されるようになっているので、操作性
が良い。
【0021】また、雄ねじ状接続部Mの挿入深さが一定
であってもその回転姿勢が一定でなければ、雌ネジ部1
2と係合したときにネジ山同士の係合により雄ねじ状接
続部Mの位置が軸方向に微妙に変動するという事情があ
る。しかし、本実施形態では、係合状態においてボール
押動用スリーブ29とシール用スライダ25とが軸方向
に遊動可能なので、ボール押動用スリーブ29がロック
ボール24に係合する状態と、シールリング27が雄ね
じ状接続部Mの先端と確実に密着する状態とを両立でき
る。即ち、管継手Cと相手側筒状部材Tとの接続部分の
シール性を確保できるとともに、ロック解除時にはロッ
クボール24を確実に外周側へ押動することができる。
【0022】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では係止片が2個である場合につい
て説明したが、本発明によれば、係止片の数は3個以上
としてもよい。 (2)雌ネジ部と雄ネジ状接続部との周方向の係合領域
は上記実施形態で示したものに限らず、これよりも小さ
い係合領域としてもよく、大きい係合領域としてもよ
い。
【0023】(3)上記実施形態では雄ねじ状接続部の
挿入操作を行うだけで係止片を係合状態にロックするロ
ック機構を設けたが、本発明によれば、雄ねじ状接続部
の挿入操作とは別の操作によってロックを行うようにし
てもよい。 (4)上記実施形態では係止片をスプリングによって解
除位置方向へ付勢するようにしたが、このようスプリン
グを設けず、雄ねじ状接続部の挿入時にはネジ山同士の
係合によって係止片を退避させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において係止片が解除位置にある状
態をあらわす縦断面図
【図2】実施形態1において係止片が係合位置にある状
態をあらわす部分縦断面図
【図3】実施形態1において係止片が解除位置にある状
態をあらわす横断面図
【図4】実施形態1において係止片が係合位置にある状
態をあらわす部分横断面図
【図5】従来例の接続状態をあらわす断面図
【図6】従来例において係止片が相手側筒状部材との係
合を解除状態をあらわす部分断面図
【符号の説明】
C…管継手 M…雄ねじ状接続部 T…相手側筒状部材 10…継手本体 11…係止片 12…雌ネジ部 22…ロック機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側筒状部材の雄ネジ状接続部が挿抜
    される筒状の継手本体と、 内面に雌ネジ部が形成され、その雌ネジ部を前記雄ネジ
    状接続部へ係合させる係合位置と前記雄ネジ状接続部か
    ら解離させる解除位置との間で変位する係止片とを備え
    てなり、 前記係止片が前記係合位置に変位することにより前記相
    手側筒状部材との接続状態に保持されるとともに、前記
    係止片が前記解除位置に変位することにより前記雄ネジ
    状接続部の挿抜を可能とするものであって、 前記係止片の前記係合位置と前記解除位置との間におけ
    る変位形態が径方向の平行移動とされていることを特徴
    とする管継手。
  2. 【請求項2】 前記雄ねじ状接続部の前記継手本体への
    挿入動作に伴って前記係止片を前記係合位置に保持する
    ロック機構を備えていることを特徴とする請求項1記載
    の管継手。
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