JPH0628466U - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0628466U
JPH0628466U JP7157892U JP7157892U JPH0628466U JP H0628466 U JPH0628466 U JP H0628466U JP 7157892 U JP7157892 U JP 7157892U JP 7157892 U JP7157892 U JP 7157892U JP H0628466 U JPH0628466 U JP H0628466U
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JP
Japan
Prior art keywords
joint
plug
joint body
screw portion
taper
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Pending
Application number
JP7157892U
Other languages
English (en)
Inventor
健司 豊村
佳秀 山本
Original Assignee
大日本スクリーン製造株式会社
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Publication date
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミストレベルの腐食性流体の漏れまでも防止
可能である気密性及び液密性に優れた管継手を提供す
る。 【構成】 継手本体10を金属材料又は合成樹脂材料で形
成し、その継手本体にテーパ雌ねじ部14を形成するとと
もに、継手栓12を合成樹脂材料で形成し、その継手栓に
テーパ雄ねじ部20を形成する。継手栓に、それを継手本
体に螺合させたときに継手本体の端面24に当接する鍔部
22を形成し、その鍔部の当接面26と継手本体の端面との
間にO−リング30を介設する。テーパ雄ねじ部とテーパ
雌ねじ部との螺合によるシーリングと、O−リングによ
るシーリングとの二重シーリング構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、配管や流体機器などの流路接続個所に使用される管継手、特に高 い気密性及び液密性が得られるように構成された管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の管継手としては、例えば実開昭62−52387号公報に、気体又は 液体が流れる通孔が形成されるとともにテーパ雌ねじ部が形成された継手本体と 、気体又は液体が流れる貫通孔、前記継手本体のテーパ雌ねじ部に螺合する平行 雄ねじ部及び継手本体の端面と対向する当接面を有する鍔部が形成された継手栓 とからなり、継手栓の平行雄ねじ部を継手本体のテーパ雌ねじ部にねじ込んで継 手栓を継手本体に螺合させたときに、継手栓の鍔部の当接面に形成された環状の 溝内に取り付けられたOリングを介在させて継手本体の端面と継手栓の当接面と の間のシールを行なうように構成された管継手が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、最近、半導体装置や液晶装置などを製造する場合に、それらの製造 装置が稼働される環境においては、管継手からの腐食性液体の液漏れを防止する 必要が有るのは勿論のこと、目視では確認することができないミスト(雰囲気) レベルの腐食性流体の漏れまでも防止する必要が生じてきている。しかしながら 、上記した実開昭62−52387号公報に開示された管継手のように、雌雄の ねじ部には継手本体と継手栓との接続機能だけを持たせ、Oリングのシール機能 のみによってシール性を確保する構成の管継手では、実際上、ミストレベルの腐 食性流体の漏れを十分に防止することができない。
【0004】 この考案は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、ミストレベルの腐 食性流体の漏れまでも十分に防止することができる気密性及び液密性に優れた管 継手を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案では、雌ねじ部が形成された継手本体を金属材料又は合成樹脂材料に よって形成し、その雌ねじ部をテーパ雌ねじ部とするとともに、継手本体の雌ね じ部に螺合する雄ねじ部が形成された継手栓を合成樹脂材料によって形成し、そ の雄ねじ部をテーパ雄ねじ部とする。そして、前記継手栓に、そのテーパ雄ねじ 部を前記継手本体のテーパ雌ねじ部にねじ込んだときに継手本体の端面に当接す る鍔部を形成し、その鍔部の当接面と継手本体の端面との間に環状に介在してそ れら両面間の円周方向のシールを行なうOリングを配設することにより管継手を 構成した。上記継手栓は、例えばフッ化樹脂によって形成され、また、継手本体 は、継手栓より硬い材料によって形成することが好ましい。
【0006】
【作用】
上記のように構成された管継手においては、継手栓が若干の弾性を持つ合成樹 脂材料によって形成されているとともに、継手栓の雄ねじ部がテーパ雄ねじ部と され、かつ継手本体の雌ねじ部がテーパ雌ねじ部とされているので、継手栓のテ ーパ雄ねじ部を継手本体のテーパ雌ねじ部にねじ込んで継手栓を継手本体に螺合 させたとき、テーパ雄ねじ部のねじ山とテーパ雌ねじ部のねじ山とが完全に密着 する。また、継手栓を継手本体に完全に螺合させたとき、同時に、継手本体の端 面と継手栓の鍔部の当接面との間に環状に介在したOリングがそれら両方の面に 密着することによって円周方向のシールが行なわれる。このように、この管継手 では、テーパ雄ねじ部のねじ山とテーパ雌ねじ部のねじ山との完全密着による一 次シーリングと、継手本体の端面と継手栓の鍔部の当接面との間におけるOリン グによる二次シーリングとによる二重シーリング構造により、ミストレベルの腐 食性流体の漏れまでも十分に防止される。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の好適な実施例について図面を参照しながら説明する。
【0008】 図1及び図2は、この考案の1実施例を示し、図1は、管継手を継手本体と継 手栓とに分離した状態で示す縦断面図であり、図2は、継手栓を継手本体に螺合 させた状態の管継手の縦断面図である。
【0009】 この管継手は、継手本体10と継手栓12とから構成されている。継手本体10には 、その軸心部にテーパ雌ねじ部14が形成され、そのテーパ雌ねじ部14に連続して 、気体又は液体が流れる通孔16が形成されている。この継手本体10は、金属材料 又はフッ化樹脂等の合成樹脂材料によって形成されている。
【0010】 一方、継手栓12には、その軸心部に、気体又は液体の通路となる貫通孔18が形 成されており、軸部の外周面に、継手本体10のテーパ雌ねじ部14に螺合するテー パ雄ねじ部20が形成されている。また、継手栓12には、テーパ雄ねじ部20の形成 部分に連接してその上方側に、継手本体10に継手栓12を螺合操作する際にねじ込 み用工具を係合させるための、平面形状が例えば六角形の鍔部22が一体に形成さ れている。この継手栓12は、合成樹脂材料、例えばフッ化樹脂によって形成され ている。尚、この継手栓12より上記した継手本体10を硬い材料によって形成する ことが好ましい。また、継手栓12の鍔部22には、継手栓12を継手本体10に螺合さ せたときに継手本体10の端面24と対向する当接面26に環状の溝28が形設されてお り、この環状溝28内にOリング30が配設されている。
【0011】 上記構成の管継手において、図2に示すように、継手栓12のテーパ雄ねじ部20 を継手本体10のテーパ雌ねじ部14に一杯にねじ込んで継手栓12を継手本体10に螺 合させると、継手栓12は若干の弾性を持つフッ化樹脂等の合成樹脂材料によって 形成されているため、テーパ雄ねじ部20のねじ山とテーパ雌ねじ部14のねじ山と が完全に密着した状態となる。また、このとき、継手本体10の端面24と継手栓12 の鍔部22の当接面26とが当接し、それらの間に挾まれたOリング30が継手本体10 及び継手栓12により押圧されて圧縮変形する。そして、Oリング30が継手本体10 の端面24と継手栓12の鍔部22の環状溝28の底面とにそれぞれ密着することにより 、継手本体10の端面24と継手栓12の鍔部22の当接面26との間における円周方向の シールが行なわれる。このように、この管継手は、継手栓12を継手本体10に螺合 させたときに、テーパ雄ねじ部20のねじ山とテーパ雌ねじ部14のねじ山との完全 密着による一次シーリングと、継手本体10の端面24と継手栓12の鍔部22の当接面 26との間におけるOリング30による二次シーリングとによる二重シーリング構造 を形成するため、ミストレベルの腐食性流体の漏れも十分に防止される。
【0012】
【考案の効果】
この考案は以上説明したように構成されかつ作用するので、この考案によれば 、ミストレベルの腐食性流体の漏れまでも十分に防止することができる極めて高 い気密性及び液密性を有する管継手が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の1実施例に係る管継手を継手本体と
継手栓とに分離した状態で示す縦断面図である。
【図2】継手栓を継手本体に螺合させた状態の管継手の
縦断面図である。
【符号の説明】
10 継手本体 12 継手栓 14 テーパ雌ねじ部 16 通孔 18 貫通孔 20 テーパ雄ねじ部 22 鍔部 24 継手本体の端面 26 鍔部の当接面 28 環状溝 30 Oリング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌ねじ部が形成された継手本体と、この
    継手本体の前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部が形成され
    た継手栓とからなる管継手において、前記継手本体を金
    属材料又は合成樹脂材料によって形成し、前記雌ねじ部
    をテーパ雌ねじ部とするとともに、前記継手栓を合成樹
    脂材料によって形成し、前記雄ねじ部をテーパ雄ねじ部
    として、前記継手栓に、そのテーパ雄ねじ部を前記継手
    本体のテーパ雌ねじ部にねじ込んだときに継手本体の端
    面に当接する鍔部を形成し、その鍔部の当接面と継手本
    体の端面との間に環状に介在してそれら両面間の円周方
    向のシールを行なうOリングを配設したことを特徴とす
    る管継手。
  2. 【請求項2】 継手栓がフッ化樹脂によって形成された
    請求項1記載の管継手。
  3. 【請求項3】 継手本体が継手栓より硬い材料によって
    形成された請求項1又は請求項2記載の管継手。
JP7157892U 1992-09-18 1992-09-18 管継手 Pending JPH0628466U (ja)

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