JP2003090477A - 管継手のソケット - Google Patents

管継手のソケット

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JP2003090477A
JP2003090477A JP2001282770A JP2001282770A JP2003090477A JP 2003090477 A JP2003090477 A JP 2003090477A JP 2001282770 A JP2001282770 A JP 2001282770A JP 2001282770 A JP2001282770 A JP 2001282770A JP 2003090477 A JP2003090477 A JP 2003090477A
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sleeve
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Ichitami Ishiwatari
一民 石渡
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Nitto Kohki Co Ltd
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Nitto Kohki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配管等にソケットを取り付け取り外しする際
に、作業者の誤操作によってソケット本体とアダプタと
を緩めてしまう事態を防止できる管継手のソケットを提
供する。 【解決手段】ソケット本体とアダプタとがねじ結合され
る管継手のソケットであって、ソケット本体およびアダ
プタの外周面には、ソケット本体とアダプタとを組付け
るときの工具を係合する係合部がおのおの形成され、前
記ソケット本体外周には、プラグとの接続または分離す
るためのスリーブが摺動自在に設けられ、このスリーブ
が後退位置に保持されているときに、前記ソケット本体
側の係合部がスリーブ内に位置するように形成されてい
ることを特徴とする管継手のソケット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソケット本体とア
ダプタとがねじ結合される管継手のソケットであって、
配管等にソケットを取り付け取り外しする際に、作業者
の誤操作によってソケット本体とアダプタとのねじ結合
部を緩めてしまう事態が防止でき、また、ねじ結合部が
振動によって不意に緩んでしまうことを防止できる管継
手のソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の管継手の構成を図5を参照して簡
単に説明すると、管継手はソケットSとプラグPとによ
って構成されており、一般的にはソケットSとプラグP
の両者を接続すると弁体(図5では不図示)が移動して
流体通路を開く構成となっている。そして前記ソケット
Sは、組み立て時においてソケット本体101とアダプ
タ102内に弁体を組み込んだ状態でねじ結合すること
により組み立てられている。
【0003】ところで、前記ソケット本体にアダプタ1
02を組立る際に、アダプタ102の外周に形成した工
具の係合部(例えば平行2面)103と、ソケット本体
に形成した工具の係合部(例えば平行2面)104にス
パナ等の工具を係合し、両工具を互いに反対方向に回転
させることによりねじ結合していた。また、こうして組
み立てられたソケットSは、配管等に取り付けるときに
おいてアダプタ102の外周面に形成した工具の係合部
103にスパナを係合しながら、アダプタ102(即ち
ソケットS)を回転し、配管とねじ結合している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成からなるソケットSの構成では、以下のような不都
合が生じることがある。即ち、従来のソケットではアダ
プタ102に形成する工具の係合部と、ソケット本体1
01に形成する工具の係合部104とが図5に示すよう
に隣接して設けられているため、配管に取り付ける作
業、より詳細には、配管にソケットSを取り付ける作業
において、作業者が誤ってスパナをソケット本体101
側に形成した係合部104に係合し、この状態に気がつ
かずに取り付け作業を行うと、アダプタ102とソケッ
ト本体101とのねじ結合部が緩んでしまい、このまま
で管継手のソケットを使用すると流体漏れの原因となる
ことがある。
【0005】また、ソケット本体101とアダプタ10
2とが、例えば合成樹脂等の材料によって構成されてい
る場合、ねじ結合部において、合成樹脂が持つすべり易
さの影響によりねじ結合部に緩みが生じることがある。
具体的には、管継手を使用する場所の環境(温度変化、
振動等)により、ソケット本体とアダプタとの間で僅か
な変形が発生し、長期に使用していると、これが原因で
ソケット本体とアダプタとのねじ結合部に緩みが生じて
くることがある。こうした緩みの発生は、様々な流体に
対して使用される管継手では、確実に防止することが極
めて重要であり、従来の管継手ではねじ結合部の緩みを
防止するためにねじを締め込むと逆方向には抜けにくい
構造等を設けるなどの対策を講じていた。
【0006】そこで、本発明ではソケット本体に形成し
た工具の係合部が、プラグとソケットとが非接続状態
(ソケット単体時)には、ソケット外周に摺動自在に取
り付けたスリーブ内に位置するように構成することによ
り、配管にソケットを取り付ける際に、作業者が誤って
ソケット本体に形成した工具の係合部にスパナをかけソ
ケット本体を回転してしまうことが無いようにした管継
手のソケットを提供し、上記問題点を解決することを目
的とする。また、本発明は、ソケット本体とアダプタと
のねじ結合部に凹凸を形成し、ねじを締めることにより
前記凹凸部がともに嵌まりあう構成とすることで、ねじ
部の緩みを防止できる管継手のソケットを提供すること
を目的とする。さらに、本発明は、ソケットとプラグと
の誤接続を防止するためにプラグ側に形成した複数の溝
と、ソケット側に設けたキー部材との位置決めを容易に
し接続作業を簡単に行うことができる管継手のソケット
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明が採用
した技術解決手段は、ソケット本体とアダプタとがねじ
結合される管継手のソケットであって、ソケット本体お
よびアダプタの外周面には、ソケット本体とアダプタと
を組付けるときの工具を係合する係合部がおのおの形成
され、前記ソケット本体外周には、プラグとの接続また
は分離するためのスリーブが摺動自在に設けられ、この
スリーブが後退位置に保持されているときに、前記ソケ
ット本体側の係合部がスリーブ内に位置するように形成
されていることを特徴とする管継手のソケットである。
また、前記ソケット本体の内周面とアダプタの外周面と
には、ねじ部の緩み防止機構を設けたことを特徴とする
ソケットである。また、前記緩み防止機構は、ソケット
本体の内周面に形成した凹部とアダプタの外周面に形成
した凸部とからなることを特徴とする管継手のソケット
である。また、前記スリーブにはプラグ側に形成した溝
に対応する位置にキー部材が設けられ、このキー部材は
スリーブ外周面よりも突出して設けられていることを特
徴とする管継手のソケットである。
【0008】
【実施形態】以下、本発明に係る管継手のソケットの実
施形態の一例を図面に基づいて詳細に説明すると、図1
はソケットおよびそのソケットに接続するプラグの半断
面図、図2はソケットとプラグの接続状態においてスリ
ーブがプラグ側に移動した状態の正面図、図3はソケッ
トとプラグとが接続された状態の半断面図、図4はソケ
ットとプラグとの接続状況説明図で、(イ)はソケット
の正面図、(ロ)はソケットの右側一部破断図、(ハ)
はプラグの左側面図、(ニ)はプラグの正面図である。
【0009】図1〜図4において、Sはソケット、Pは
プラグである。前記ソケットSは、先端側を小径筒部1
aとし、後端側を大径筒部1bとしたソケット本体1を
備えている。前記ソケット本体1の小径筒部1aの外周
には、ソケットSとプラグPとの接続または分離するた
めのスリーブ2が軸方向に移動自在に且つ周方向に回転
自在に設けられている。前記スリーブ2はソケット本体
1の大径筒部1bとスリーブ2との間に配置されたスリ
ーブスプリング3によって常時前進方向(プラグP側)
に付勢されるが、ソケットSが非接続状態(ソケット単
体時)においては、後述するロックボールによって図1
のごとくスリーブスプリング3の付勢力に抗して後退の
位置に保持されており、前記大径筒部1bの先端部4と
重合するように設けられている。この重合する先端部4
の外周面には、図2に示す如く、後述するアダプタを組
付ける際に使用する工具(スパナ等)を係合するための
係合部(たとえば平行2面、六角面等)5が形成されて
いる。このため、ソケット本体1側に形成した工具の係
合部5は、ソケットが非接続状態にある時に前記スリー
ブ内に位置する構成となっている。
【0010】前記スリーブ2の内周にはソケットSとプ
ラグPが接続された時に、接続状態を維持するためのロ
ックボール(後述する)6を求心方向に押圧するロック
ボール押圧面7が形成されており、さらにこのロックボ
ール押圧面7に連続するプラグP接続側にはロックボー
ル6の逃げ部8が形成されている。また、スリーブ2に
はプラグP側に形成した後述する複数の溝に対応して、
スリーブ2の求心方向に突出したキー部材9が取り付け
られている。このキー部材9は、スリーブ2に形成した
孔10にキー部材9が嵌入固定されており、またプラグ
P側には前記キー部材9に対応した位置にキー部材が嵌
合できる複数の溝32が形成されている。
【0011】このキー部材9と溝32とはプラグPとソ
ケットSとの誤接続を防止するために設けられている。
即ち、プラグP側に形成する溝32は薬品の種類毎にそ
の形成位置が決まっており、この溝32に嵌合するキー
部材9を有するソケットSしか、当該プラグPに接続す
ることができないようにしてある。このような構成とす
ることで、様々な薬品を使用する現場において、ソケッ
トSとプラグPとの誤接続を防止することができる。ま
た、キー部材9がスリーブ2の外周面から突出した状態
で取り付けてあるため、プラグP側に形成した溝32の
位置とキー部材9の位置を目視によって簡単に位置合わ
せすることができ、接続作業の効率化を図ることができ
る。
【0012】図1において、前記ソケット本体1の小径
筒部1a先端部には、周方向に複数のロックボール嵌合
孔11が形成されている。ロックボール嵌合孔11は、
小径筒部1aの内周側では、ロックボール6の一部が内
面から突出した状態となるように求心方向に向かうにつ
れて小径となるようテーパー状に形成されている。ま
た、前記ロックボール6の直径は、小径筒部1aの肉厚
より若干大きく設定されている。前記ロックボール6は
非接続状態の時には後述するスライドバルブ12の外周
面により図1に示すように求心方向への移動が規制され
ており、この状態の時にはロックボール6はスリーブ2
内周に形成した逃げ部8に入り込んだ状態となってい
る。またソケット本体1の後端部には後述するアダプタ
17に形成した凸部19と嵌合する凹部20が形成され
ている。
【0013】ソケット本体1内には、バルブスプリング
13により付勢され前進し、ソケト本体1内に配置した
バルブシャフト14に形成した弁座15に当接してソケ
ット本体1内に形成された流体通路16を閉じ、プラグ
Pの挿入により押されて後退し弁座15から離反して前
記流体通路16を開くスライドバルブ12が設けられて
いる。
【0014】前記スライドバルブ12を付勢するバルブ
スプリング13はソケット本体1にねじ結合されるアダ
プタ17との間に配置されている。このアダプタ17は
その外周に工具の係合部17aが形成されており、さら
にアダプタ17に形成したねじ部に連続して環状凸部1
9(図1中左側)が形成されている。アダプタ17は前
述したスライドバルブ12等をソケット本体1内に組付
けたのち、ソケット本体1に形成した工具の係合部5と
アダプタ17に形成した工具の係合部17aに工具を嵌
合してねじを締めつける方向に互いに反対方向に回転す
ることでソケット本体1にねじ結合される。またねじ結
合時に、ソケット本体1に形成した凹部20の一方側の
環状凸部をアダプタ17に形成した前記凸部19で弾性
変形させながら嵌合し、ねじ結合の緩みを防止する(本
例の場合には合成樹脂によって形成されているためソケ
ット本体1の凹部の一方側が弾性変形する)。なお本例
では凸部が弾性変形可能な凹部に嵌合することによりね
じ緩み防止機構を構成しているが、ねじ部の緩み防止機
構としては、このような凹凸による構成に限定すること
なく他の緩み防止機構を採用することができる。
【0015】アダプタ17の先端部は複数の流通孔21
が環状に配置形成され、その中央に前記スライドバルブ
12と当接する前記バルブシャフト14がバルブストッ
パ18によって組付けられている。なお、上記ソケット
本体1内に組み込むバルブ機構は、本発明の特徴ではな
く、バルブ機構の一例として説明してある。したがっ
て、他の構成からなるバルブ機構を使用することもでき
る。なお、図中22はY型パッキン、23はスライドバ
ルブ12の内周面に形成された環状段部の前端面に設け
られたバルブパッキン、24はスリーブストッパであ
る。
【0016】一方、プラグ本体31の外周には、図1に
示すようにロックボール嵌合部33が形成されるととも
に、前記スリーブ2に取り付けたキー部材9が嵌合する
溝32が形成されている。さらに、前記プラグ本体31
には流路孔34が形成されているバルブ本体35が移動
自在に配置され、バルブ本体35はプラグ本体31内に
取り付けたスプリングホルダ36との間に配置したバル
ブスプリング37により、プラグ本体に形成した弁座3
8に当接して流路を閉じる方向に付勢されている。上述
したプラグPの構成も本発明の特徴ではなく、ソケット
Sとの組み合わせにより、適宜プラブを選択することが
できる。なお図中39はストップリングである。
【0017】上記のように構成された管継手のソケット
Sを配管に取り付ける場合には、アダプタ17側に形成
した工具の係合部17aにスパナを係合し、スパナを回
転しながら配管にねじ結合する。このとき本管継手のソ
ケットSではソケット本体1側に形成した工具の係合部
5(図2参照)が後退状態にあるスリーブ2内に位置し
ている構成となっているため、作業者が誤ってソケット
本体1側の工具の係合部5にスパナを係合することはな
くなり、従来のような接続作業時に誤操作によって、ア
ダプタ17とソケット本体1とのねじ結合部を緩めるこ
とがなくなる。またアダプタ17とソケット本体1とは
ねじ結合したときに、ソケット本体1側に形成した凹部
20の一方側をアダプタ17側の凸部19で弾性変形さ
せながら嵌合することでねじ部の緩みを完全に防止する
ことができる。このため、管継手が合成樹脂等のすべり
易い材料で構成されていても、ねじ部の緩みを確実に回
避することができる。
【0018】次に、以上のように構成されたソケットS
とプラグPの接続と分離の動作について説明する。先
ず、接続前の状態では、ソケットSは、ソケット本体1
の外周に設けられたスリーブ2が、スリーブスプリング
3の付勢力に抗して後退位置にある。このとき、ロック
ボール6はスライドバルブ12の外周で支持されて、ス
リーブ2内周に形成した逃げ部8に入り込んだ状態とな
っている。またスライドバルブ12はバルブスプリング
13の付勢力によってバルブシャフト14の弁座15に
当接され、流体通路16を閉じた状態となっている。
【0019】この状態にあるソケットSにプラグPを挿
入すると、スライドバルブ12のバルブパッキン23に
プラグPの先端が当接し、このプラグPの押し込みによ
り、スライドバルブ12が後退してソケットS内の流体
通路16を開く。さらにプラグPを押し込むと、プラグ
本体31側に形成したロックボール嵌合部33にロック
ボール6が落ち込む。この結果、スリーブ2がスリーブ
スプリング3の付勢力によって前進し、ロックボール6
をロックボール押圧面7で押圧する(図3参照)。この
状態になるとプラグ本体31に取り付けたバルブ本体3
5がソケット本体1内のバルブシャフト14によって押
されてプラグP側の流体通路16を開く状態となり、こ
うしてソケットSとプラグPが接続される。このスリー
ブ2が前進することによりソケット本体1に形成された
工具の係合部5が露出する。
【0020】このようにして接続されたソケットSとプ
ラグPとを分離する場合、上記の状態からスリーブ2を
スリーブスプリング3の付勢力に抗して後退させると、
スリーブ2のロックボール押圧面7が後退しロックボー
ル6がスリーブ2内周に形成した逃げ部8に移動できる
状態となる。この状態でプラグPを引き抜くと、ロック
ボール6は逃げ部8側に移動し、プラグPを引き抜くこ
とができる。プラグPが引き抜かれるとプラグP側では
バルブ本体35がバルブスプリング37の付勢力によっ
て弁座38に当接し流路を閉じる。またソケットS側で
はバルブスプリング13によってスライドバルブ12が
前進方向に移動してバルブシャフト14に形成した弁座
15に当接して流路を閉じるとともにスライドバルブ1
2外周によってロックボール6を外径方向に突出させて
支持する。このロックボール6が逃げ部8に係合するこ
とによって、スリーブ2はスリーブスプリング3の弾発
力に抗して後退位置に保持され、係合部5がスリーブ2
内に位置し、非接続状態へとなる。
【0021】以上、本発明に係る実施形態について説明
したが、本発明に係る管継手のソケットは合成樹脂製、
金属製など種々の材料で構成することができる。また緩
み止めのための凹部は弾性変形が可能なように成形す
る。またソケット内に収納するバルブ機構は上記した例
に限定することなく、ソケット本体とアダプタとによっ
て組付けることができるバルブ機構であれば、従来公知
の種々の形態のものを使用することができる。また、こ
れに対してプラグもソケットに合わせて選択して使用す
る。ソケット側に形成する工具の係合部はソケットが非
接続状態の時にスリーブ内に位置できる部分であれば、
上記実施形態の位置には限定されない。さらにスリーブ
に取り付けるキー部材は、スリーブ外周から突出してい
るものであれば、突出形状、突出量等は種々変更するこ
とが可能である。さらに、本発明の精神または主要な特
徴から逸脱することなく本発明は他の色々な形で実施す
ることができ、そのため、前述の実施例はあらゆる点で
単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明によれば、
ソケット本体に形成する工具の係合部がソケットが非操
作状態の時にはスリーブ内に位置するようにしてあるた
め、配管にソケットを取り付ける際に、作業者が誤って
ソケット本体側をスパナで回転することを防止でき、ア
ダプタとソケット本体のねじ部の緩み発生を防止するこ
とができる。また、ソケット本体とアダプタとに凹凸を
形成し、ねじを締めることにより前記凹凸部がともに嵌
合する構成とすることで、ねじ部の緩みを防止できる。
またソケットに、プラグに形成した複数の溝に対応させ
てスリーブ外周面から突出したキー部材を取り付けるこ
とで、ソケット側のキー部材の位置とプラグ側の溝位置
を容易に合わせることができ、作業性が向上する。また
キー部材位置とプラグの溝とによって、異なる薬品に使
用するソケットとプラグとの誤接続を防止することがで
きる、等の特有の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はソケットおよびそのソケットに嵌合する
プラグの半断面図である。
【図2】ソケットとプラグの接続状態においてスリーブ
をプラグ側に移動した状態の正面図である。
【図3】ソケットとプラグとが接続された状態の半断面
図である。
【図4】ソケットとプラグの接続状況を説明する図で、
(イ)はソケットの正面図、(ロ)はソケットの右側一
部破断図、(ハ)はプラグの左側面図、(ニ)はプラグ
の正面図である。
【図5】従来の管継手を構成するソケットとプラグの一
部破断図である。
【符号の説明】
1 ソケット本体 1a 小径筒部 1b 大径筒部 2 スリーブ 3 スリーブスプリング 4 先端部 5 係合部 6 ロックボール 7 ロックボール押圧面 8 逃げ部 9 キー部材 10 孔 11 ロックボール嵌合孔 12 スライドバルブ 13 バルブスプリング 14 バルブシャフト 15 弁座 16 流体通路 17 アダプタ 17a 係合部 19 凸部 20 凹部 31 プラグ本体 32 溝 33 ロックボール嵌合部 34 流路孔 35 バルブ本体 36 スプリングホルダ 37 バルブスプリング 38 弁座

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソケット本体とアダプタとがねじ結合され
    る管継手のソケットであって、ソケット本体およびアダ
    プタの外周面には、ソケット本体とアダプタとを組付け
    るときの工具を係合する係合部がおのおの形成され、前
    記ソケット本体外周には、プラグとの接続または分離す
    るためのスリーブが摺動自在に設けられ、このスリーブ
    が後退位置に保持されているときに、前記ソケット本体
    側の係合部がスリーブ内に位置するように形成されてい
    ることを特徴とする管継手のソケット。
  2. 【請求項2】前記ソケット本体の内周面とアダプタの外
    周面とには、ねじ部の緩み防止機構を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の管継手のソケット。
  3. 【請求項3】前記緩み防止機構は、ソケット本体の内周
    面に形成した凹部とアダプタの外周面に形成した凸部と
    からなることを特徴とする請求項2に記載の管継手のソ
    ケット。
  4. 【請求項4】前記スリーブにはプラグ側に形成した溝に
    対応する位置にキー部材が設けられ、このキー部材はス
    リーブ外周面よりも突出して設けられていることを特徴
    とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の管継手の
    ソケット。
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