JPH07280156A - 流体流通用継手 - Google Patents
流体流通用継手Info
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- JPH07280156A JPH07280156A JP6072265A JP7226594A JPH07280156A JP H07280156 A JPH07280156 A JP H07280156A JP 6072265 A JP6072265 A JP 6072265A JP 7226594 A JP7226594 A JP 7226594A JP H07280156 A JPH07280156 A JP H07280156A
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- fluid
- fluid flow
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Abstract
供する。 【構成】 ソケット2に、プラグ接続側がプラグ3に形
成した流体流通孔51に連通する流体流通孔8を形成
し、プラグ3の非接続時にバルブスプリング15によっ
て弁座33に接当し、プラグ3の接続時に弁座33から
離反して流体の流れを遮断・許容する弁体13を設け
る。流体流通孔8内面にスプリング受部31を流体流通
孔8の周方向に複数設け、バルブシール14の弁座33
に接当するシール部18をスプリング受部31内方側に
位置させ、流体を流通させ得る。弁本体16には、頭部
21の案内部22及び支持部23を設け、頭部21と案
内部22とを連結部24で連結し、流体流路25を形成
し、バルブシール14に案内部22を移動可能に内嵌す
る。
Description
バー,エアーグラインダ,エアードリル,エアーニッパ
ー等の流体によって駆動される工具、スプレーガン、噴
霧器、エアーバイス、エアーダスター又は空気圧計等の
流体駆動装置に流体供給用ホースを接続する場合、配管
とホース或いはホースとホースとの中継ぎ等に使用され
る流体流通用継手に関するものである。
スを接続する場合等に使用される継手として、図16に
示すようなものがある。同図において、継手61はソケ
ット62と、このソケット62に挿入されて接続される
プラグ63とから構成されている。ソケット62はソケ
ットボディ64と、ソケットアダプター65とからな
り、開閉バルブ66を内蔵すると共に、ボールロック機
構67を備えている。ソケットアダプター65にはホー
スの一端が接続され、該ホースの他端はコンプレッサに
接続される。また、プラグ63はエアー工具に直接又は
配管を介して接続される。
自在に内嵌された弁体68と、ソケットボディ64とソ
ケットアダプター65との間に挟持固定されたパッキン
69と、バルブスプリング70とを備えてなる。弁体6
8には後方に開口状とされてプラグ63のエアー流路7
1に連通するエアー流路72が形成されると共に、ソケ
ットアダプター65の内側に連通する通孔73が形成さ
れている。
ー65の内周面に向けて突出するスプリング受部75が
全周に亘って設けられ、バルブスプリング70はソケッ
トアダプター65の内周面に形成したスプリング受座7
6と弁体68のスプリング受部75との間に圧縮状に介
在されている。そして、プラグ63を接続しないときに
は、弁体68がバルブスプリング70によって後方に付
勢されることによって、頭部74のスプリング受部75
がパッキン69前面の弁座77に接当し、ここで圧縮エ
アーの流通が遮断される。また、プラグ63をソケット
62に後方から挿入することによって、弁体68がプラ
グ63により前方に押動されてスプリング受部75が弁
座77から離反し、コンプレッサからの圧縮エアーが、
スプリング受部75の外周面とソケットアダプター65
の内周面との間から通孔73,エアー流路72を経てプ
ラグ63のエアー流路71に流れるようになっている。
にプラグ63を接続した場合、コンプレッサからの圧縮
エアーは、スプリング受部75の外周面とソケットアダ
プター65の内周面との間を流通するようになっている
ので、エアー流量をアップさせたい場合には、スプリン
グ受部75の外周面とソケットアダプター65の内周面
との間の隙間を大きく採らなければならず、そのためソ
ケット62が径大となり、大型化する。
パッキン69との間から弁体68のエアー流路72に流
通させるのに、弁体68に穿った通孔73を介して流通
させるようにしているので、ここでも流量アップのため
に通孔73を大きくするには、弁体68の径が大となっ
て、ソケット62が径大となり、大型化する。そこで、
本願出願人は、すでに、流量アップしても大型にならず
かつコンパクト化できる流体流通用継手を提案してい
る。即ち、この流体用流通継手101は、図15に示す
ように、ソケット2と、これに挿入されて接続されるプ
ラグ3とを備え、ソケット2に、反プラグ接続側が流体
供給源に連通され、プラグ接続側がプラグ3に形成した
流体流通孔51に連通する流体流通孔8を形成し、この
流体流通孔8内に、プラグ3の非接続時にあっては、バ
ルブスプリング15によって流体連通方向に付勢されて
弁座33に接当し、プラグ3の接続時にあっては、プラ
グ3に押圧されて弁座33から離反して流体の流れを遮
断・許容する弁体13を設け、前記弁体13に、流体流
通孔8内面に向けて突出状のスプリング受部31を流体
流通孔8の周方向に間隔をおいて複数設けると共に、弁
座33に接当するOリング18をスプリング受部31の
突出端から流体流通孔8の径方向内方側に位置させ、前
記スプリング受部31間から流体を流通させ得るように
してある。
側に間隔をおいて流体流通孔8内に流体流通方向移動自
在に支持された支持部23を配置し、頭部21と支持部
23とを流体流通孔8の周方向に間隔をおいて配置され
た複数本の連結部24によって連結すると共に、支持部
23に流体流通方向に貫通する流体流路25を形成し、
Oリング18と弁座33との間を流通する流体を、連結
部24間から流体流路25を経てプラグ3の流体流通孔
51に流れるように構成している。
記継手101は、上記構成であるから、流体は、流体流
通孔8内面に向けて突出状で且つ流体流通孔8の周方向
に間隔をおいて複数設けたスプリング受部31間から流
通するので、流量アップのためにソケット2が径大とな
ることがなく、また、逆にスプリング受部31と流体流
通孔8内面との間の隙間を小さくするとコンパクトにな
るという利点がある。
に、プラグ3が弁本体16の支持部22を押動して弁座
33からOリング18が開き始めると、流体圧力が前記
支持部23の流体流入側端面23Aに作用し、プラグ3
の押込力に逆らう方向に抵抗力が発生するので、大きな
プラグ押込力を要するという問題がある。本発明は、上
述のような問題点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、プラグ接続を容易にかつ軽々と行なうこ
とができる流体流通用継手を提供するにある。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、ソケット2と、これに挿入されて接続されるプラ
グ3とを備え、ソケット2に、反プラグ接続側が流体供
給源に連通され、かつプラグ接続側がプラグ3に形成し
た流体流通孔51に連通する流体流通孔8を形成し、こ
の流体流通孔8内に、プラグ3の非接続時にあっては、
バルブスプリング15によって流体流通方向に付勢され
て弁座33に接当し、プラグ3の接続時にあっては、プ
ラグ3に押圧されて弁座33から離反して流体の流れを
遮断・許容する弁体13を設けた流体流通用継手におい
て、前記弁体13に、流体流通孔8内面に向けて突出状
のスプリング受部31を流体流通孔8の周方向に間隔を
おいて複数設けると共に、円筒状バルブシール14に形
成された弁座33に接当するシール部18をスプリング
受部31の突出端から流体流通孔8の径方向内方側に位
置させ、前記スプリング受部31間から流体を流通させ
得るようにし、弁本体16には、頭部21の流体流通方
向側に間隔をおいて円筒状の案内部22及びプラグ支持
部23を配設し、頭部21と案内部22とを流体流通孔
8の周方向に間隔をおいて配設された複数本の連結部2
4によって連結すると共に、案内部22及び支持部23
内に流体流通方向に貫通する流体流路25を形成し、前
記バルブシール14に案内部22外周を流体流通方向移
動自在に内嵌し、シール部18と弁座33との間を流通
する流体を、連結部23間から流体流路25を経てプラ
グ3の流体流通孔51に流れるようにしたことを特徴と
している。
ル部18をOリングによって構成し、このOリング18
を弁本体16の頭部21の反流体流通方向側に設けた嵌
合部20に外嵌すると共に、この嵌合部20の反流体流
通方向側に設けた軸部19にスプリング受部31を備え
たスプリングホルダー17を外嵌し、頭部21とスプリ
ングホルダー17とでOリング18を挟持するようにし
たことを特徴としている。
向に向けて縮径するテーパ状に形成したことを特徴とし
ている。さらに、本発明は、ソケット2に、流体流通孔
8内に出退自在に突出してプラグ3に係合しこれの抜止
めをするボール37と、このボール37の退避を規制す
る位置と退避を許容する位置とに位置変更できるように
ソケット2にスライド自在に外嵌されたスリーブ39
と、このスリーブ39に、該スリーブ39と同行してス
ライドする状態とスリーブ39のスライドを規制する状
態とに選択的に係合するロックリング40とを備えたこ
とを特徴としている。
する際、プラグ3の挿入によって弁本体16の支持部2
3が押動され、弁体13はその案内部22がリング14
に案内されて流体流入側に移動し、シール部18と弁座
33の間から流体がその通路25内に流入するが、支持
部23の外側端面にまで回り込まず、また案内部22の
流体流入側端面の受圧面積が小さいため、流体圧力によ
る抵抗が小さく、したがって、プラグ3を軽々と挿入し
接続できる。
する。図1及び図2において、1は、例えば、エアーニ
ッパ等のエアー工具に圧縮エアー供給用ホースを接続す
る際に使用される継手であり、該継手1はソケット2
と、このソケット2に挿入されて接続されるプラグ3と
から構成されている。
有し、このソケットボディ4の前端側(図1及び図2に
おいて、図中左側を云う)にはメネジ部5が形成され、
このメネジ部5にはソケットアダプター6の後端側外周
面に形成されたオネジ部7が螺合される。このソケット
アダプター6も筒状とされ、前記ソケットボディ4の内
側の孔とソケットアダプター6の内側の孔とで前後方向
貫通状の流体流通孔8が構成される。
続部9とされ、このホース接続部9の後方側外周面には
オネジ部10が形成され、このオネジ部10には、ホー
ス接続部9に外嵌されるホースの抜止めをするナット体
11が螺合されている。前記ホース接続部9に接続され
るホースはコンプレッサ等の流体供給源の吐出部分に接
続されて、流体流通孔8が流体供給源に連通される。
構造としては、流体供給源の吐出部分或いは配管等に直
接接続できるよう、オネジ又はメネジを接続できるよう
に構成してもよく、また、他のホース接続構造を採用し
てもよい。前記ソケット2内には開閉バルブ12が内蔵
されている。この開閉バルブ12は、流体流通孔8内に
前後方向移動自在に内嵌される弁体13と、流体流通孔
8内に固定される円筒状のバルブシール14と、弁体1
3を付勢するコイルバネからなるバルブスプリング15
とから主構成されている。
16と、スプリングホルダー17とOリング18とから
構成されている。弁本体16は、前部に軸部19を備
え、この軸部19の後方にはOリング18が外嵌される
嵌合部20が形成され、この嵌合部20の後方には、前
端側が嵌合部20より径大で後方に向けて先細りの円錐
頭部21が形成されている。
いて位置されてソケットボディ4の内側の孔内に前後方
向摺動自在に内嵌支持される略円筒状の案内部22及び
支持部23が設けられ、円錐頭部21と案内部22と
は、図4にも示すように、周方向に略等間隔をおいて配
置された3本の連結部24によって連結されている。前
記弁本体16の支持部23の後端側内径は、拡径されて
段付状の流体流路25が前後方向に貫通状に形成される
と共に、後端に向かって順次拡径されてテーパー状のプ
ラグ挿入案内部26が形成されており、支持部23の内
周面にはOリング27が嵌装されるリング溝28が形成
されている(図5参照)。
20より径大で前方に向けて先細りの円錐部29を備
え、この円錐部29の外周面には周方向に等間隔をおい
て位置された突部30が設けられ、この突部の後部には
径方向外方に向けて、即ち流体流通孔8内面に向けて突
出されたスプリング受部31が設けられている。また、
スプリングホルダー17には弁本体16の軸部19に外
嵌される嵌合孔32が形成されている。
し、スプリングホルダー17の嵌合孔32を軸部19に
外嵌することで、弁体13が組立てられ、Oリング18
は円錐頭部21,29間に挟持されて保持される。ま
た、バルブシール14は弁本体16の3本の連結部24
及び案内部23に前後方向相対移動自在にシールリング
38を介して外嵌され、前部に後方に向けて縮径するテ
ーパ状の弁座33が形成されている。バルブスプリング
15は、ソケットアダプター6の内側の孔の前後方向中
央部を段付状に形成してなるバネ受座34とスプリング
ホルダー17のスプリング受部31との間に圧縮状に介
在されている。
られる。即ち、弁本体16を、バルブシール14を外嵌
した状態でソケットボディ4に前端開口から挿入し、バ
ルブスプリング15をソケットアダプター6に後端開口
から挿入し、ソケットアダプター6のオネジ部7をソケ
ットボディ4のメネジ部5に螺合させる。このとき、バ
ルブシール14は、ソケットボディ4の内側の孔のメネ
ジ部5後方を段付状に形成してなるストッパ部35とソ
ケットアダプター6の後端面とで挟持固定される。
方式の抜止機構36が具備されている。この抜止機構3
6は、スチールボール37,前記弁本体16のプラグ挿
入案内部26,スリーブ39,ロックリング40,ボー
ルガード41等から構成されている。図8にも示すよう
に、スチールボール37は、ソケットボディ4の後端側
に周方向に等間隔をおいて複数貫通形成された径方向内
方に向けて縮径状のテーパ孔42に外方から挿入され
て、ソケットボディ4の内側の孔内に一部が出退自在と
されている。
部は、ソケットボディ4の内周面のテーパ孔42の前方
に形成された段部44に接当する拡大部とされている。
スリーブ39は、筒状に形成されて、ソケットボディ4
に後端側から前後移動自在に外嵌され、内周面前部に凸
条部45が形成され、内周面後部には、図9にも示すよ
うに、3つの長係合溝46と3つの短係合溝47とが周
方向に等間隔をおいて交互に形成されている。また、ス
リーブ39の内周面前部とソケットボディ4外周面との
間にはコイルバネからなるスリーブスプリング48が圧
縮状に介在されていて、スリーブ39が後方に向けて付
勢されている。
ソケットボディ4のスリーブ39前方に前後移動自在で
回動自在に外嵌され、後端側にはスリーブ39の長係合
溝46及び短係合溝47に選択的に係合する3つの係合
爪49が突設されている。また、ロックリング40の内
周面前部とソケットボディ4外周面との間にはコイルバ
ネからなるロッキングスプリング50が圧縮状に介在さ
れていて、ロックリング40が後方に向けて付勢されて
いる。
後端部に外嵌固定されて、スリーブ39が抜止めされて
いる。プラグ3は、筒状に形成されていて、内周側がソ
ケット2の流体流通孔8に連通する流体流通孔51とさ
れ、後部はソケットアダプター6前部と同様のホース接
続構造とされ、プラグ3後部に接続されるホースはエア
ー工具に接続される。プラグ3の外周部前部は、前側の
径小部52と後側の径大部53とからなり、径大部53
の外周面には周溝54が形成されている。
ときには、図2に示すように、弁体13はバルブスプリ
ング15によって付勢されて後方位置に位置されてお
り、この位置において、Oリング18が弁座33に接当
し、ここでコンプレッサからの圧縮エアーが遮断される
ようになっている。また、スチールボール37はソケッ
トボディ4の内周面から退避されていると共にプラグ挿
入案内部26の外周面によってソケットボディ4の内周
面への移動規制がなされている。
0はスリーブスプリング48及びロッキングスプリング
50の付勢力に抗して前方位置に位置され、スリーブ3
9の凸条部45に、テーパ孔42から突出するスチール
ボール37が接当することによってスリーブ39等の前
方移動が規制される。このとき、図11にも示すよう
に、ロックリング40の係合爪49はスリーブ39の長
係合溝46に嵌合されている。
グ3を後方から挿入すると、図1に示すように、プラグ
3前部の径小部52がプラグ挿入案内部26を貫通して
弁本体16の支持部23の流体流路25の後部に進入し
て、弁体13をバルブスプリング15の付勢力に抗して
前方移動させる。これによって、Oリング18が弁座3
3から離反して開閉バルブ12が開かれ、コンプレッサ
からの圧縮エアーはスプリング受部31間を通り、Oリ
ング18とソケットアダプター6内周面との間、弁本体
16の円錐頭部21と弁座33の間、弁本体16の連結
部24間、弁本体16の流体流路25を経てプラグ3の
流体流通孔51に流れ、ホースを介してエアー工具へと
供給される。
れ、流体が連結部24間に流入するが、案内部22にバ
ルブシール14がシールリング38を介して外嵌されて
いるので、流体が支持部23外側に廻り込むことがな
く、また、弁本体16の案内部22の流体流入側端面2
2Aの面積が小さいため、プラグ挿入力に抵抗する流体
圧力も小さく、したがって、プラグ3の挿入に大きな力
を要せず、軽々と挿入し接続することができる。
するので、スチールボール37の一部がソケットボディ
4の内周側に突出してプラグ3の周溝54に嵌合すると
共に、スチールボール37による規制が解除されてスリ
ーブスプリング48及びロッキングスプリング50の付
勢力によってスリーブ39及びロックリング40がボー
ルガイド41に接当するまで後方移動して凸条部45が
スチールボール37外側に接当し、これのソケットボデ
ィ4径外方向への移動が規制され、プラグ3が抜止めさ
れる。
するだけで、開閉バルブ12が開かれると同時に、プラ
グ3のソケット2からの抜止めがなされるようになって
おり、プラグ3の接続がワンタッチでなされる。前記状
態において、スリーブ39を、凸条部45がスチールボ
ール37から外れる位置まで前方移動させると、スチー
ルボール37のソケットボディ4径外方向への移動規制
が解除され、プラグ3の抜脱が許容される。
リーブ39の前方移動が不注意に行われないよう、ロッ
クリング40を前方移動して係合爪49を長係合溝46
から離脱させた後、図12及び図13に示すように、ロ
ックリング40を所定角度(実施例では30°)回動さ
せて係合爪49を短係合溝47に嵌合させる。この状態
において、係合爪49が短係合溝47から離脱できる量
しかロックリング40が前方移動できない程度にロッキ
ングスプリング50が圧縮されているので、スリーブ3
9は若干の前方移動しか許容されず、したがって、凸条
部45がスチールボール37から外れず、プラグ3が不
用意に抜脱することがない。
挿入案内部26を一体形成することによって、ソケット
2に流体供給源に接続したホースを接続すると共に、プ
ラグ3を接続しない場合であって、流体供給源が遠くの
方に在るか又は見えない場所に在る場合に、棒体をソケ
ット2の後端開口から挿入して弁本体16を前方に押動
させて、圧縮流体がソケット2にまで達しているかどう
かを試すのに至極便利である。
14に示すように、弁本体16と別体の円筒状に形成
し、ソケットボディ4内に前端開口から前後移動自在に
内嵌し、前端面を弁本体16の支持部23の後端面に接
当させ、プラグ3の径大部53前端傾斜面53Aにより
前方に押動するように構成することが可能である。本発
明は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜設計
変更可能である。
と、これに挿入されて接続されるプラグ3とを備え、ソ
ケット2に、反プラグ接続側が流体供給源に連通され、
かつプラグ接続側がプラグ3に形成した流体流通孔51
に連通する流体流通孔8を形成し、この流体流通孔8内
に、プラグ3の非接続時にあっては、バルブスプリング
15によって流体流通方向に付勢されて弁座33に接当
し、プラグ3の接続時にあっては、プラグ3に押圧され
て弁座33から離反して流体の流れを遮断・許容する弁
体13を設けた流体流通用継手において、前記弁体13
に、流体流通孔8内面に向けて突出状のスプリング受部
31を流体流通孔8の周方向に間隔をおいて複数設ける
と共に、円筒状バルブシール14に形成された弁座33
に接当するシール部18をスプリング受部31の突出端
から流体流通孔8の径方向内方側に位置させ、前記スプ
リング受部31間から流体を流通させ得るようにし、弁
本体16には、頭部21の流体流通方向側に間隔をおい
て円筒状の案内部22及びプラグ支持部23を配設し、
頭部21と案内部22とを流体流通孔8の周方向に間隔
をおいて配設された複数本の連結部24によって連結す
ると共に、案内部22及び支持部23内に流体流通方向
に貫通する流体流路25を形成し、前記バルブシール1
4に案内部22外周を流体流通方向移動自在に内嵌し、
シール部18と弁座33との間を流通する流体を、連結
部23間から流体流路25を経てプラグ3の流体流通孔
51に流れるようにしたことを特徴とするものであるか
ら、ソケット2を大型化することなく流量アップが図れ
ると共に、スプリング受部31と流体流通孔8内面との
間の隙間を小さくすることができ、これによってコンパ
クト化を図りうるばかりでなく、ソケット2にプラグ3
を挿入する際の抵抗を小さくでき、プラグ接続を容易に
かつ軽くすることが可能である。
ル部18をOリングによって構成し、このOリング18
を弁本体16の頭部21の反流体流通方向側に設けた嵌
合部20に外嵌すると共に、この嵌合部20の反流体流
通方向側に設けた軸部19にスプリング受部31を備え
たスプリングホルダー17を外嵌し、頭部21とスプリ
ングホルダー17とでOリング18を挟持するようにし
たことを特徴とするものであるから、シール部、即ちO
リング18をスプリング受部31の突出端から流体流通
孔8の径方向内方側へと大きく寄ることができ、しか
も、組付けが容易である。
向に向けて縮径するテーパ状に形成したことを特徴とす
るものであるから、Oリング18と弁座33との接触面
積を大きくし、シール機能の増大を図ることができる。
さらに、本発明は、ソケット2に、流体流通孔8内に出
退自在に突出してプラグ3に係合しこれの抜止めをする
ボール37と、このボール37の退避を規制する位置と
退避を許容する位置とに位置変更できるようにソケット
2にスライド自在に外嵌されたスリーブ39と、このス
リーブ39に、該スリーブ39と同行してスライドする
状態とスリーブ39のスライドを規制する状態とに選択
的に係合するロックリング40とを備えたことを特徴と
するものであるから、不用意にプラグ3が外れることが
なく、至極安全である。
を示す一部破断正面図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 ソケット(2)と、これに挿入されて接
続されるプラグ(3)とを備え、ソケット(2)に、反
プラグ接続側が流体供給源に連通され、かつプラグ接続
側がプラグ(3)に形成した流体流通孔(51)に連通
する流体流通孔(8)を形成し、この流体流通孔(8)
内に、プラグ(3)の非接続時にあっては、バルブスプ
リング(15)によって流体流通方向に付勢されて弁座
(33)に接当し、プラグ(3)の接続時にあっては、
プラグ(3)に押圧されて弁座(33)から離反して流
体の流れを遮断・許容する弁体(13)を設けた流体流
通用継手において、 前記弁体(13)に、流体流通孔(8)内面に向けて突
出状のスプリング受部(31)を流体流通孔(8)の周
方向に間隔をおいて複数設けると共に、円筒状バルブシ
ール(14)に形成された弁座(33)に接当するシー
ル部(18)をスプリング受部(31)の突出端から流
体流通孔(8)の径方向内方側に位置させ、前記スプリ
ング受部(31)間から流体を流通させ得るようにし、
弁本体(16)には、頭部(21)の流体流通方向側に
間隔をおいて円筒状の案内部(22)及びプラグ支持部
(23)を配設し、頭部(21)と案内部(22)とを
流体流通孔(8)の周方向に間隔をおいて配設された複
数本の連結部(24)によって連結すると共に、案内部
(22)及び支持部(23)内に流体流通方向に貫通す
る流体流路(25)を形成し、前記バルブシール(1
4)に案内部(22)外周を流体流通方向移動自在に内
嵌し、シール部(18)と弁座(33)との間を流通す
る流体を、連結部(23)間から流体流路(25)を経
てプラグ(3)の流体流通孔(51)に流れるようにし
たことを特徴とする流体流通用継手。 - 【請求項2】 弁座(33)に接当するシール部(1
8)をOリングによって構成し、このOリング(18)
を弁本体(16)の頭部(21)の反流体流通方向側に
設けた嵌合部(20)に外嵌すると共に、この嵌合部
(20)の反流体流通方向側に設けた軸部(19)にス
プリング受部(31)を備えたスプリングホルダー(1
7)を外嵌し、頭部(21)とスプリングホルダー(1
7)とでOリング(18)を挟持するようにしたことを
特徴とする請求項1記載の流体流通用継手。 - 【請求項3】 弁座(33)を流体流通方向に向けて縮
径するテーパ状に形成したことを特徴とする請求項2記
載の流体流通用継手。 - 【請求項4】 ソケット(2)に、流体流通孔(8)内
に出退自在に突出してプラグ(3)に係合しこれの抜止
めをするボール(37)と、このボール(37)の退避
を規制する位置と退避を許容する位置とに位置変更でき
るようにソケット(2)にスライド自在に外嵌されたス
リーブ(39)と、このスリーブ(39)に、該スリー
ブ(39)と同行してスライドする状態とスリーブ(3
9)のスライドを規制する状態とに選択的に係合するロ
ックリング(40)とを備えたことを特徴とする請求項
1、2又は3記載の流体流通用継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6072265A JP2989738B2 (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 流体流通用継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6072265A JP2989738B2 (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 流体流通用継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07280156A true JPH07280156A (ja) | 1995-10-27 |
JP2989738B2 JP2989738B2 (ja) | 1999-12-13 |
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ID=13484292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6072265A Expired - Lifetime JP2989738B2 (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 流体流通用継手 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2989738B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0996384A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Kazuo Yano | プラグイン接続型管継手装置 |
JP2010048369A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Koyo Sangyo Ltd | ガス用ソケット |
CN103148299A (zh) * | 2013-03-19 | 2013-06-12 | 东莞添迪电子五金实业有限公司 | 一种快速气动接头插座 |
CN108317324A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-07-24 | 浙江松乔气动液压有限公司 | 快速接头 |
CN110778830A (zh) * | 2018-07-27 | 2020-02-11 | 沙巴斯工业株式会社 | 用于移送流体的连接器及其控制方法 |
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-
1994
- 1994-04-11 JP JP6072265A patent/JP2989738B2/ja not_active Expired - Lifetime
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