JP2011064787A - 転写装置及び画像形成装置。 - Google Patents

転写装置及び画像形成装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体のニップ領域への進入を誘導する誘導部に付着するトナーが記録媒体に付着することを抑制する。
【解決手段】第一誘導部410は、板金部411と、フィルム部412と、フィルム部413とを備える。板金部411は、さらに、対向する中間転写ベルトの幅に応じた切欠部411aを有する。切欠部411aは、フィルム部412及び413に挟まれ、直方体状の空間を形成する。この空間は、トナーを捕集する空間として機能する。この空間が存在することで、フィルム部412に付着したトナーがフィルム部413に付着しにくくなり、また、記録媒体がフィルム部413と接触しても、トナーが記録媒体に付着しにくくなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、転写装置及び画像形成装置に関する。
画像形成装置において、対向する1対の部材によってニップ領域(単に「ニップ」ともいう。)を形成し、このニップ領域に記録媒体を通過させることによって画像を形成するものが知られている。特許文献1には、かかるニップへの記録部材の進入を案内する案内手段であって、可撓性部材を片持ち支持する案内手段が記載されている。
特開2008−39840号公報
本発明は、記録媒体のニップ領域への進入を誘導する誘導部に付着するトナーが記録媒体に付着することを抑制することを目的とする。
本発明の請求項1に係る転写装置は、トナーが転写される領域をあらかじめ決められた幅で有する無端のベルト部材であって、第一のロール部材と、前記第一のロール部材よりも記録媒体が接近してくる側にある第二のロール部材とを含む複数のロール部材により支持され、転写されるトナーを保持する前記ベルト部材と、前記ベルト部材を挟んで前記第一のロール部材と対向する第三のロール部材が前記ベルト部材と形成するニップ領域への前記記録媒体の進入を誘導する誘導部とを備え、前記誘導部が、接地される第一の部材であって、前記ベルト部材と接触しないように対向し、前記ベルト部材の前記幅より大きい切欠部を有する前記第一の部材と、前記ベルト部材と接触しないように対向し、前記第一の部材に対して前記切欠部を覆うように設けられる第二の部材であって、前記第一の部材よりも電気抵抗率が高い前記第二の部材とを有する構成を有する。
本発明の請求項2に係る転写装置は、請求項1に記載の構成において、前記誘導部は、前記第二の部材が前記第一の部材の前記ベルト部材と対向する第一の面に設けられ、前記ベルト部材と接触しないように対向し、前記第一の部材に対して前記切欠部を覆うように設けられる第三の部材であって、前記第一の部材よりも電気抵抗率が高い前記第三の部材を、前記第一の面の反対の面である第二の面に有する構成を有する。
本発明の請求項3に係る転写装置は、請求項1又は2に記載の構成において、前記記録媒体の前記ニップ領域への進入を誘導し、前記第一の部材よりも記録媒体が接近してくる側にある第二の誘導部であって、前記記録媒体の進入を誘導する面に対する角度があらかじめ決められた範囲において変化する面を有する前記第二の誘導部を備える構成を有する。
本発明の請求項4に係る転写装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の構成において、前記記録媒体の前記ニップ領域への進入を誘導し、前記第一の部材よりも記録媒体が接近してくる側にある第二の誘導部であって、前記第一の部材よりも電気抵抗率が高く、前記第一の部材が前記記録媒体と接触しないように当該第一の部材を前記第二の部材又は前記第三の部材とともに覆う第四の部材を有する第二の誘導部を備える構成を有する。
本発明の請求項5に係る転写装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の構成において、当該転写装置が、画像形成装置の本体部に対して着脱され、前記第一の部材が、前記ベルト部材の幅方向と交差する方向に屈曲する形状を有し、前記本体部に対する着脱を案内する構成を有する。
本発明の請求項6に係る画像形成装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載の転写装置と、前記転写装置の前記ベルト部材にトナーを転写する転写手段とを備える構成を有する。
本発明の請求項1、6に記載の構成によれば、第一の部材の切欠部に第二の部材を設けない場合に比べ、記録媒体のニップ領域への進入を誘導する誘導部に付着するトナーが記録媒体に付着することを抑制することが可能である。
本発明の請求項2に記載の構成によれば、第一の誘導部にトナーが付着することを抑制するとともに、第一の誘導部に付着したトナーが記録媒体に付着することを抑制することが可能である。
本発明の請求項3に記載の構成によれば、記録媒体がニップ領域に進入するときの姿勢を安定させることと記録媒体がニップ領域を通過するときの姿勢を安定させることとを両立させることが可能である。
本発明の請求項4に記載の構成によれば、第一の部材が記録媒体側に露出する場合に比べ、記録媒体と第一の部材とが接触して記録媒体に意図しない帯電を生じさせることを抑制することが可能である。
本発明の請求項5に記載の構成によれば、記録媒体へのトナーの付着を抑制する機能と転写装置の着脱を案内する機能とを第一の部材が兼ね備えることが可能である。
画像形成装置の構成を示す図 開閉部が開放されている場合の転写ニップ領域周辺を示す図 第一誘導部の構成を示す図 第一誘導部と比較例とを対比して示す図 第二誘導部の構成を示す図 開閉部が閉鎖された場合の転写ニップ領域周辺を示す図 記録媒体にたるみが生じた場合の転写ニップ領域周辺を示す図
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置の構成を示す図である。本実施形態の画像形成装置10は、収容部100と、搬送部200と、画像形成部300とを備える電子写真方式のプリンタである。また、画像形成装置10は、これらの各部の動作を制御する図示せぬ制御手段を備える。
収容部100は、複数の記録媒体を収容し、これを1枚ずつ供給する。本実施形態の記録媒体は、いわゆる用紙であり、あらかじめ決められた寸法で裁断された形状を有する。以下においては、本実施形態の記録媒体を長方形とし、搬送方向に沿った方向の寸法のことを「長さ」、長さ方向に直交する方向(図1の紙面に対して垂直な方向)の寸法のことを「幅」という。なお、本発明に係る記録媒体は、シート状で、搬送されて画像が形成され得るものであれば足り、その材質や寸法が特に限定されるものではない。
搬送部200は、搬送部材210、220、230、240、250を備える。搬送部材210、220、230、240及び250は、例えば、ロール状の部材であり、記録媒体を図1中の破線の矢印P1で示す経路に沿って搬送する。搬送部材210、220及び230は、記録媒体の搬送速度がv1(第一の速度)となるように駆動される。一方、搬送部材240及び250は、記録媒体の搬送速度がv3となるように駆動される。ここにおいて、速度v1と速度v3は、v1>v3(>0)の関係を満たす。つまり、搬送部200による搬送速度は、画像形成部300の前においては、画像形成部300の後よりも速くなるように調整されている。
以下においては、説明の便宜上、記録媒体の搬送方向について、収容部100に近い側を「上流」といい、収容部100から遠い側を「下流」という。すなわち、記録媒体は、上流から下流へと搬送される。
画像形成部300は、第一転写部311、312、313、314と、露光部320と、第二転写部330と、定着部340とを備える。第一転写部311、312、313及び314は、それぞれが異なる色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色)のトナーを転写する手段であり、本発明に係る転写手段に相当する。第一転写部311、312、313及び314は、それぞれ、後述する中間転写ベルト336に接触し、静電潜像及びトナー像を保持するロール状の感光体ドラムと、感光体ドラムを帯電させる帯電器と、感光体ドラムにトナーを付与する現像器と、感光体ドラムに保持されたトナー像を中間転写ベルト336に転写する一次転写ロールとを備える。露光部320は、帯電された各感光体ドラムに対して各色のトナー像に応じた光を照射し、各感光体ドラムに静電潜像を形成させる。
第二転写部330は、ロール部材331、332、333、334、335と、中間転写ベルト336と、二次転写ロール337とを備える。ロール部材331、332、333、334及び335は、中間転写ベルト336の内側でこれを支持し、中間転写ベルト336に適当な張力が与えられるようにする。本実施形態において、ロール部材331は、本発明に係る第一のロール部材に相当し、ロール部材332は、本発明に係る第二のロール部材に相当する。ロール部材332は、ロール部材331よりも上流側、すなわち記録媒体が接近してくる側にある。
中間転写ベルト336は、回転方向に端部を有しない帯状の部材である。すなわち、中間転写ベルト336は、回転方向について無端の部材である。また、中間転写ベルト336は、図1の紙面垂直方向について、あらかじめ決められた幅を有する。この幅は、記録媒体の幅などに応じて決まるものである。中間転写ベルト336は、トナー像の保持に必要な導電性を有し、回転されることにより、第一転写部311、312、313、314により転写されたトナー像を保持しながら搬送する手段として機能する。本実施形態の中間転写ベルト336は、本発明に係るベルト部材に相当する。
二次転写ロール337は、中間転写ベルト336を挟んでロール部材331と対向し、中間転写ベルト336とニップ領域(以下、「転写ニップ領域」ともいう。)を形成するロール状の部材である。ここにおいて、ニップ領域とは、記録媒体を挟み込み、これを通過させることが可能な領域をいう。二次転写ロール337は、この転写ニップ領域において、中間転写ベルト336に形成されたトナー像を記録媒体に転写する。二次転写ロール337による転写は、電位差を利用して行われる。本実施形態の二次転写ロール337は、本発明に係る第三のロール部材に相当する。
定着部340は、対向してニップ領域(以下、「定着ニップ領域」ともいう。)を形成する1対のロール部材である。定着部340は、搬送された記録媒体をこの定着ニップ領域において加熱及び加圧し、記録媒体に転写されたトナー像を定着させる。
ロール部材331、332、333、334、335及び二次転写ロール337の少なくともいずれかは、モータ等の駆動手段によって駆動力を与えられて回転し、中間転写ベルト336を図1中の矢印R1の方向に移動させる駆動部として機能する。このとき、中間転写ベルト336は、記録媒体の搬送速度がv2(第二の速度)となるように回転する。ここにおいて、v2は、v1>v2≧v3の関係を満たす。つまり、記録媒体の搬送速度は、その先端が転写ニップ領域に進入する前の方が、当該転写ニップ領域を通過中のときよりも速くなるように調整されている。これは、記録媒体がニップ領域を通過しているときに記録媒体に必要以上の張力が付与されないようにするためである。
また、画像形成装置10は、開閉部10aを有する。開閉部10aは、記録媒体に画像が形成されるときには閉鎖されており、必要に応じて開放される。使用者は、例えば、定着ニップ領域に記録媒体が詰まった場合などに開閉部10aを開放し、詰まっている記録媒体を除去する。開閉部10aを開放する動作は、例えば、開閉部10aを図1中の矢印O1の方向に移動させる動作である。開閉部10aの移動の態様は、ある点を軸にして回転するものであってもよいし、図1中の矢印O1の方向に引き出されるものであってもよい。図1に例示されているのは、開閉部10aが回転する場合の移動の態様である。なお、本実施形態の二次転写ロール337は、開閉部10aに設けられており、開閉部10aの開閉移動に伴ってその位置を変化させる。
なお、説明の便宜上、以下においては、画像形成装置10のうちの開閉部10aを除く部分のことを「本体部」という。
図2は、転写ニップ領域周辺の構成を詳細に示す図であり、開閉部10aが開放されている場合の状態を示す図である。画像形成装置10は、転写ニップ領域の上流側に第一誘導部410と、第二誘導部420と、側面部430と、第一ストッパ440とを備える。第一誘導部410及び第二誘導部420は、記録媒体の転写ニップ領域への進入を誘導する部材である。第一誘導部410及び第二誘導部420は、図2の紙面垂直方向について、記録媒体の幅に応じた寸法を有している。本実施形態において、第一誘導部410は、本発明に係る第一の誘導部に相当し、第二誘導部420は、本発明に係る第二の誘導部に相当する。側面部430は、水平面に対して垂直な平面を有する部材である。側面部430は、記録媒体の誘導に直接的には寄与しないが、各部の位置や角度の基準を示すために図示されている。
第一誘導部410は、屈曲部と、当該屈曲部よりも転写ニップ領域寄りにある平面部とを有する。本実施形態において、この平面部は、側面部430に対して9°の角度をなしている。第一誘導部410は、その位置(特に、平面部の角度)が変わらないように、本体部に対して固定される。なお、第一誘導部410は、これよりも内側(図2における左側)に記録媒体が進入することを妨げる機能も有している。
図3は、第一誘導部410の構成を示す図である。第一誘導部410は、板金部411と、フィルム部412、413とを備える。板金部411は、屈曲部を有し、接地されている。ここにおいて、接地とは、電位の基準となる位置に電気的に接続することをいう。ここでいう接地は、大地を基準とするもの(アース)であってもよいし、画像形成装置10の筐体を基準とするもの(筐体接地、フレーム・グラウンド)であってもよい。板金部411は、接地されることにより、中間転写ベルト336との間での放電が抑制される。板金部411は、例えば、塑性変形する金属により形成されている。板金部411は、本発明に係る第一の部材の一例に相当するものである。
また、板金部411は、切欠部411aを有する。切欠部411aは、板金部411の転写ニップ領域寄りの端部に設けられた凹部であり、その幅は、中間転写ベルト336の幅よりも大きい。板金部411は、中間転写ベルト336と切欠部411aにおいて対向している。また、板金部411は、中間転写ベルト336と接触しない程度に離間している。ここにおいて「離間」とは、ある物がある位置に対して距離を隔て、離れていることをいう。
なお、中間転写ベルト336は、補強等の目的により、トナーが転写されない領域が幅方向の端部に設けられている場合がある。かかる場合、切欠部411aの幅は、中間転写ベルト336全体の幅からトナーが転写されない領域の幅を除いた部分(すなわち、トナーが転写される領域の幅)よりも大きければ十分である。切欠部411aの幅は、中間転写ベルト336全体の幅よりも大きい方がより望ましいが、必要以上に大きいと、フィルム部412及び413を撓みやすくさせる。
フィルム部412及び413は、板金部411により支持される部材であり、例えば、PET(ポリエチレンテレフタラート)フィルムである。フィルム部412及び413は、板金部411よりも電気抵抗率が高く、また、望ましくは、板金部411よりも厚みが少ない。フィルム部412及び413は、接着などによって、板金部411と密着するように設けられ、切欠部411aを覆う。なお、図3において、フィルム部412及び413は、説明の便宜上、板金部411から離して示されているが、実際には板金部411と密着している。フィルム部412及び413は、転写ニップ領域寄りの1辺を除く3辺が、板金部411に対して固定されている。
フィルム部412は、板金部411の中間転写ベルト336側の面(第一の面)に設けられる。一方、フィルム部413は、板金部411に対して、フィルム部412とは反対側の面(第二の面)に設けられる。つまり、本実施形態においては、フィルム部412が本発明に係る第二の部材に相当し、フィルム部413が本発明に係る第三の部材に相当する。フィルム部412及び413は、板金部411に設けられることにより、その内部に直方体状の空間を形成する。この直方体状の空間は、6面のうちの5面に板金部411、フィルム部412又はフィルム部413のいずれかが面し、1面が開口した空間である。この空間は、トナーを捕らえ、集める空間として機能する。そこで、以下においては、この空間のことを「捕集空間」ともいう。トナーは、捕集空間に溜まることにより、記録媒体への付着が妨げられる。
なお、フィルム部412及び413は、同一の構成の部材であってもよいし、組成や厚さが異なる部材であってもよい。フィルム部412とフィルム部413とを異なる構成の部材にする場合にあっては、フィルム部413の電気抵抗率をフィルム部412よりも低くし、又はフィルム部413をフィルム部412よりも弾性変形しにくいように構成することが望ましい。この場合、フィルム部412には、中間転写ベルト336の放電を抑制すること、トナーを付着させにくいことなどが要求される。また、フィルム部413には、記録媒体への意図しない摩擦帯電を抑制すること、フィルム部412接触しにくいことなどが要求される。
第一誘導部410は、画像形成装置10を小型化するためには、中間転写ベルト336になるべく接近させて設けることが望ましい。このようにすると、記録媒体の搬送経路が中間転写ベルト336寄りになるからである。しかし、第一誘導部410は、中間転写ベルト336に接触すると、望ましくない。なぜならば、第一誘導部410が中間転写ベルト336に接触すると、中間転写ベルト336の表面に保持されたトナー像がこすれて乱れたり、そのトナー像が第一誘導部410に付着しやすくなったりするからである。なお、特許文献1に記載されているように、可撓性部材が片持ち支持されている場合は、本実施形態の第一誘導部410を用いる場合に比べ、中間転写ベルト336に接近した場合に中間転写ベルト336と接触しやすくなる。
ただし、第一誘導部410は、中間転写ベルト336と接触していなくても、トナーを付着させることがある。トナーが第一誘導部410に付着する要因は、主として、静電気力である。トナーは、第一誘導部410の各部材の端部と、中間転写ベルト336により近い位置とに、付着しやすい。第一誘導部410に付着したトナーは、搬送されてきた記録媒体が第一誘導部410に接触したときに、記録媒体を汚すことがある。
図4は、本実施形態の第一誘導部410と比較例とを対比して示す図である。ここにおいて、誘導部510は、第一誘導部410との比較のために示すものである。誘導部510は、切欠部411aを有しない点と、フィルム部412及び413が設けられていない点とにおいて第一誘導部410と相違し、その余の点で第一誘導部410と共通する構成を有する。誘導部510は、換言すれば、切欠部411aを設けない板金部411に相当する部材である。
第一誘導部410と誘導部510とを比較すると、第一誘導部410は、転写ニップ領域に近い側の端部の厚さ方向(図中のd)の面積が誘導部510のそれよりも小さくなる。なぜならば、第一誘導部410は、フィルム部412及び413の厚さ分の面積しか端部に有しないからである。したがって、第一誘導部410は、誘導部510に比べ、転写ニップ領域に近い側の端部に、トナーを付着させ得る領域をより少なく有しているといえる。また、第一誘導部410は、フィルム部412とフィルム部413とが離間し、間隙を有するため、これらが一体に形成されている場合に比べ、フィルム部412に付着したトナーがフィルム部413に移動することが妨げられる。
第二誘導部420は、第一誘導部410よりも上流側、すなわち搬送部材230寄りに設けられている。第二誘導部420は、第一誘導部410と異なり、回転するように設けられている。本実施形態の第二誘導部420は、引張ばねS1により弾性力が与えられ、外力が与えられない状態においては、第一ストッパ440と接触する位置にある。本実施形態の第二誘導部420は、板金部421と、フィルム部422とにより構成されている。
なお、本実施形態では、第二誘導部420を引張ばねS1により第一ストッパ440側へ付勢して、開閉部10aが開放されている場合の状態(すなわち外力が与えられない状態)においては、第一ストッパ440と接触する位置にあるようにしているが、他の方法としては、第二誘導部420を第一ストッパ440側へ付勢させることを、引張ばねS1を用いずに、第二誘導部420の自重を利用して第一ストッパ440側へ移動するように実現してもよい。
図5は、第二誘導部420を第一ストッパ440が接触する側から示す図である。板金部421は、塑性変形する金属により形成され、支持部421aと、複数の回転部421bと、取付部421cとを有する。支持部421aは、フィルム部422を支持するための平面部を有する。支持部421aは、記録媒体の幅方向について、フィルム部422と同じか、あるいはそれ以上の幅を有している。回転部421bは、画像形成装置10の本体部に設けられる図示せぬ軸が挿入される孔部を有する。第二誘導部420は、この孔部を軸として、あらかじめ決められた範囲内で回転可能である。取付部421cは、引張ばねS1の一端が取り付けられる部位である。引張ばねS1は、本発明に係る弾性部材の一例であり、その一端が取付部421cに、他端が画像形成装置10の本体部に、それぞれ取り付けられる。なお、本発明に係る弾性部材は、取付部421cに対して第一ストッパ440に向かい方向に弾性力を与えられるものであれば、ばねに限られず、例えばゴムなどであってもよい。
フィルム部422は、板金部421により支持される部材であり、例えば、PETフィルムである。フィルム部422は、この例においては透明であるが、光を透過しない材料や、着色された材料であってもよい(この点は、フィルム部412及び413についても同様である。)。フィルム部422は、例えば接着により板金部421に固定される。フィルム部422は、記録媒体の接触などにより変形する性質を有するが、自重によっては撓まない程度であることが望ましい。また、フィルム部422は、フィルム部413と接触するように、すなわち、板金部411が記録媒体の搬送経路側に露出しないように設けられると、より望ましい。このようにすることで、記録媒体は、搬送中に板金部411と接触しなくなる。
第一ストッパ440は、画像形成装置10の本体部に固定されている。第一ストッパ440は、開閉部10aが開放されているときに、第二誘導部420を図2に示す位置に保持する。このとき、フィルム部422が側面部430に対してなす角度、すなわち図2中のθ0は、この状態(開閉部10aが開放された状態)においては30°である。第一ストッパ440は、引張ばねS1による第二誘導部420の回転をある位置までに制限する手段であるともいえる。つまり、フィルム部422が側面部430に対してなす角度は、30°より大きくなることがない。なお、第一ストッパ440は、記録媒体の搬送を妨げない位置において第二誘導部420と接触する。記録媒体の搬送を妨げない位置とは、具体的には、第二誘導部420の幅方向の端部である。
なお、角度θ0は、開閉部10aが開放された状態においては、開閉部10aが閉鎖された状態のときよりも大きくなるように設計されている。角度θ0を開放時に大きくするのは、記録媒体が転写ニップ領域周辺に詰まった場合に、第一誘導部410と第二誘導部420の間隔を大きくし、記録媒体の除去を容易にするためである。記録媒体と中間転写ベルト336との間に静電気の力による吸着力が発生しても、第二誘導部420が第一ストッパ440側へ移動することで、記録媒体と中間転写ベルト336との間隔を広げるので記録媒体の除去を容易にする。この際、第二誘導部420が自重を利用して第一ストッパ440側へ移動する構成よりは、引張ばねS1により第一ストッパ440側へ付勢した方が、装置の大型化を招かずにより確実に記録媒体と中間転写ベルト336との間隔を広げられる。また、角度θ0が閉鎖時のままであると、角度θ0を大きくさせる場合に比べ、詰まっている記録媒体が中間転写ベルト336に接近しやすくなる場合がある。記録媒体と中間転写ベルト336とが接近していると、その分、記録媒体を取り出すときに使用者の手や指が中間転写ベルト336に接触しやすくなる。中間転写ベルト336の手や指が接触した位置は、皮脂や汚れが付着し、トナーの転写に不具合を来す可能性を増大させる。記録媒体と中間転写ベルト336との間の静電気の力による吸着力が大きい場合には、特に使用者の手や指が中間転写ベルト336に接触しやすくなる。
板金部421とフィルム部422とは、弾性率について次の関係を有する。すなわち、フィルム部422は、板金部421よりも弾性率が低い。換言すると、フィルム部422は、板金部421よりも変形しやすい性質を有するということである。フィルム部422の弾性率は、その材料を選択することによって、あるいは厚さを変更することによって、適当な値となるように調整される。
図6は、開閉部10aが閉鎖された場合の転写ニップ領域周辺を示す図である。なお、以下においては、板金部421に係る構成について、回転部421b、取付部421c及び引張ばねS1の図示を省略する。開閉部10aは、上述した二次転写ロール337に加え、第二ストッパ450が設けられている。つまり、二次転写ロール337及び第二ストッパ450は、開閉部10aが閉鎖されると、図4に示す位置に移動してくる。それゆえ、二次転写ロール337及び第二ストッパ450は、開放時を示す図2には図示されていない。
第二ストッパ450は、第二誘導部420と接触する接触部を有し、開閉部10aが閉鎖されると、第二誘導部420の位置を移動させる。なお、第二ストッパ450も、第一ストッパ440と同様に、記録媒体の搬送を妨げない位置において第二誘導部420と接触する。第一ストッパ440は、第二ストッパ450が第二誘導部420に接触すると、第二誘導部420から離間する。第二ストッパ450が第二誘導部420に接触すると、角度θ0は、図2に示す状態よりも小さくなる。本実施形態においては、開閉部10aが閉鎖された場合の角度θ0は、15°である。記録媒体は、第二誘導部420がこのように位置している状態で、上流側から搬送され、接近してくる。また、第二ストッパ450は、開閉部10aが開放されると、第二誘導部420から離間し、第二誘導部420を第一ストッパ440と接触する状態にさせる。
以上のとおり、第二ストッパ450は、開閉部10aの開閉に連動して、第二誘導部420の位置を変化させるものである。なお、第二ストッパ450は、図6に示すように、第一誘導部410と対向する面を有し、記録媒体の搬送経路を特定の範囲内に制限するように構成されていると、より望ましい。
記録媒体は、第一誘導部410及び第二誘導部420に誘導され、転写ニップ領域に進入する。記録媒体の姿勢、すなわち搬送時の向きは、記録媒体の厚さや重量など、各種の要因に依存して変化する。そのため、記録媒体の姿勢は、あらゆる場合において一定とはならないが、概ね、中間転写ベルト336のうちのロール部材331からロール部材332に至るまでの領域に突き当たり、転写ニップ領域に進入する。かかる領域は、中間転写ベルト336に張力が与えられることにより、平面的になっている。以下においては、この領域のことを「衝突面」という。
第二誘導部420は、この衝突面に対してなす角度θ2が、第一誘導部410の衝突面に対してなす角度θ1よりも小さくなるように構成されている。すなわち、このとき角度θ1と角度θ2とは、図6から明らかなとおり、θ1>θ2の関係を満たす。記録媒体は、この状態で搬送されると、第二誘導部420が設けられていない場合に比べ、衝突面に衝突するときに衝突面に対してなす角度が小さくなる。
記録媒体が衝突面に対してより小さい角度で衝突すると、この衝突によって中間転写ベルト336やこれに接触している各部(第一転写部311〜314など)に加わる衝撃が、より小さくなる。なぜならば、かかる角度が小さいと、記録媒体の衝突による力を衝突面に平行な成分と垂直な成分のベクトルに分解して考えた場合に、後者の垂直成分が小さくなるからである。中間転写ベルト336や第一転写部311〜314に衝撃が加わると、記録媒体に転写されるトナー像に乱れ(ずれ、ぶれ等)を生じることがある。
記録媒体は、転写ニップ領域に進入すると、搬送部材230だけでなく、かかる領域においても搬送方向の力を与えられる。すなわち、記録媒体は、転写ニップ領域を通過するときに、転写ニップ領域と搬送部材230が形成するニップ領域の双方において搬送方向の力を与えられる。このとき、記録媒体は、上述した速度の関係(v1>v2)があることから、先端(下流側)よりも後端(上流側)の方が速く進むことになる。したがって、記録媒体は、この状態での搬送が続くと、次第にたるみが増えるようになる。
図7は、記録媒体にたるみが生じた場合の転写ニップ領域周辺を示す図である。同図において、記録媒体M1は、たるみによって第二誘導部420を第二ストッパ450から離間させる方向の力を生じさせ、これを第二誘導部420に与える。この力は、第二誘導部420に対して、引張ばねS1による弾性力を打ち消す方向の外力として作用する。その結果、第二誘導部420は、第二の面が側面部430に対してなす角度θ0が9°、すなわち、第一誘導部410の第一の面が側面部430に対してなす角度に近づくように回転する。なお、角度θ0は、記録媒体M1のたるみの程度によっては、15°以下の値となる。特に、角度θ0は、第一誘導部410が記録媒体M1によって付勢された場合には、図5に示すように、フィルム部422が撓み、9°よりも小さい値となり得る。なお、第二誘導部420を第一ストッパ440側へ付勢させることを、引張ばねS1を用いずに、第二誘導部420の自重を利用して第一ストッパ440側へ移動するように構成した場合においても、第二誘導部420は記録媒体M1のたるみの力によって上述と同様に回転する。
第二誘導部420がかかる回転を行うとき、記録媒体M1と衝突面との間隔は、第二誘導部420が回転しない場合に比べて小さくなる。転写ニップ領域を通過するときの記録媒体M1が中間転写ベルト336から遠ざかると(すなわち、記録媒体M1が二次転写ロール337に近づくと)、二次転写ロール337を流れる転写電流の影響により、二次転写ロール337の近傍の記録媒体M1と中間転写ベルト336との微小な間隔において放電が起こりやすくなり、この放電により、転写されるべきトナーが転写されなくなる現象(いわゆる放電抜け)や、前述の微小な間隔において転写が早く起こることに起因してトナーが所望の位置に転写されずに飛散した状態で転写されるトナーの飛び散り等が発生しやすくなる。すなわち、第二誘導部420は、これが回転することにより、転写ニップ領域を通過中の記録媒体M1を、二次転写ロール337の近傍においては、中間転写ベルト336に接触させて、放電抜けやトナーの飛び散り等による画質の不良を発生しにくくする。
[変形例]
上述した実施形態は、本発明の一例である。本発明は、上述した実施形態に限らず、以下のような変形による実施にも適用され得る。なお、本発明は、以下の変形例を適当に組み合わせた実施を妨げるものではない。
(変形例1)
本発明に係る第一の誘導部は、切欠部を覆う部材を複数有しない構成であってもよい。すなわち、本発明に係る第一の誘導部は、上述した実施形態のフィルム部412とフィルム部413に相当する部材のいずれか一方のみを有する構成であってもよい。なお、第一誘導部410からフィルム部412を取り除いた構成を用いた場合、かかる誘導部は、フィルム部413の端部だけでなく、切欠部411aにもトナーが溜まりやすくなる。
(変形例2)
本発明は、トナーの転写に係る部分が本体部に対して着脱され、かかる部分を交換可能なユニットとして構成してもよい。ここにおいて、トナーの転写に係る部分とは、上述した第一転写部311、312、313及び314及び第二転写部330の一部又は全部の構成を組み合わせたものである。本発明に係る転写装置は、かかる交換可能なユニットであってもよい。
転写装置が交換可能なユニットである場合、この転写装置は、本発明に係る第一の誘導部をさらに備える構成であると、より望ましい。このようにすると、転写装置を交換するタイミングで、トナーを捕集した第一の誘導部も交換される。この場合、第一の誘導部は、転写装置の底面側にあり、転写装置の着脱を案内する部材としても機能し得る。なお、転写装置が着脱されるときには、上述した実施形態のように、第二の誘導部回転し、転写ロールが離間すると好ましい。
(変形例3)
本発明は、第二の誘導部や開閉部を有しない構成であっても実施され得る。また、本発明に係る第二の誘導部は、一体に成型され、弾性率に部位毎の相違がない構成であってもよい。さらに、本発明に係る画像形成手段は、その色数が4色に限定されず、3色以下又は5色以上であってもよいものである。
また、本発明は、記録媒体の搬送方向が特に限定されるものではないので、上述した実施形態のように記録媒体を上方に搬送する部分での適用に限られるものではない。例えば、本発明は、記録媒体を下方に搬送する場合や、水平方向に搬送する場合においても、実施可能である。ただし、記録媒体は、搬送方向への移動が重力によって妨げられる場合に、姿勢が特に不安定になりやすいといえる。
10…画像形成装置、10a…開閉部、100…収容部、200…搬送部、210、220、230、240、250…搬送部材、300…画像形成部、331、332、333、334、335…ロール部材、336…中間転写ベルト、337…二次転写ロール、410…第一誘導部、420…第二誘導部、411、421…板金部、412、413、422…フィルム部

Claims (6)

  1. トナーが転写される領域をあらかじめ決められた幅で有する無端のベルト部材であって、第一のロール部材と、前記第一のロール部材よりも記録媒体が接近してくる側にある第二のロール部材とを含む複数のロール部材により支持され、転写されるトナーを保持する前記ベルト部材と、
    前記ベルト部材を挟んで前記第一のロール部材と対向する第三のロール部材が前記ベルト部材と形成するニップ領域への前記記録媒体の進入を誘導する誘導部とを備え、
    前記誘導部が、
    接地される第一の部材であって、前記ベルト部材と接触しないように対向し、前記ベルト部材の前記幅より大きい切欠部を有する前記第一の部材と、
    前記ベルト部材と接触しないように対向し、前記第一の部材に対して前記切欠部を覆うように設けられる第二の部材であって、前記第一の部材よりも電気抵抗率が高い前記第二の部材とを有する
    ことを特徴とする転写装置。
  2. 前記誘導部は、
    前記第二の部材が前記第一の部材の前記ベルト部材と対向する第一の面に設けられ、
    前記ベルト部材と接触しないように対向し、前記第一の部材に対して前記切欠部を覆うように設けられる第三の部材であって、前記第一の部材よりも電気抵抗率が高い前記第三の部材を、前記第一の面の反対の面である第二の面に有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の転写装置。
  3. 前記記録媒体の前記ニップ領域への進入を誘導し、前記第一の部材よりも記録媒体が接近してくる側にある第二の誘導部であって、前記記録媒体の進入を誘導する面に対する角度があらかじめ決められた範囲において変化する面を有する前記第二の誘導部を備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の転写装置。
  4. 前記記録媒体の前記ニップ領域への進入を誘導し、前記第一の部材よりも記録媒体が接近してくる側にある第二の誘導部であって、前記第一の部材よりも電気抵抗率が高く、前記第一の部材が前記記録媒体と接触しないように当該第一の部材を前記第二の部材又は前記第三の部材とともに覆う第四の部材を有する第二の誘導部を備える
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の転写装置。
  5. 当該転写装置が、画像形成装置の本体部に対して着脱され、
    前記第一の部材が、前記ベルト部材の幅方向と交差する方向に屈曲する形状を有し、前記本体部に対する着脱を案内する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の転写装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の転写装置と、
    前記転写装置の前記ベルト部材にトナーを転写する転写手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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