JP2011047590A - 壁掛け型空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換器を取り外すことなくファンモーターを着脱できる壁掛け型空気調和装置を提供する。
【解決手段】熱交換器2がクロスフローファンを囲って配置され、クロスフローファンが、クロスフローファンの回転軸と、ファンモーター46の出力軸とを同軸上に一致させて連結される壁掛け型空気調和装置1において、ファンモーター46を軸方向に引き出し可能なメンテナンススペースSを、ファンモーター46の一端側に備える構成とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、クロスフローファンを駆動するファンモーターを備えた壁掛け型空気調和装置に関する。
従来、壁掛け型空気調和装置において、クロスフローファンを備え、このクロスフローファンの軸方向一端側に、ファンモーターを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この壁掛け型空気調和装置では、クロスフローファンを囲うように熱交換器が配置され、この熱交換器の一端側に冷媒配管が配管されているものの、クロスフローファン及び熱交換器の一端側には十分なスペースがあるため、熱交換器を取り外すことなくファンモーターを着脱できるようになっている。ファンモーターは、半環状の上部材が半環状の下部材にヒンジを介して回動可能に連結された保持部材によって挟まれて固定されている。
特開2001−153392号公報
しかしながら、上記従来の構成では、ファンモーターを着脱する際には、保持部材の上部材を回動させる必要があるため、ファンモーターを着脱するためのメンテナンススペースが大きかった。したがって、例えば壁掛け型空気調和装置の能力を大きくし、熱交換器の一端側に冷媒配管の配管スペースを大きく取った場合には、ファンモーターのメンテナンススペースを確保できず、その結果、ファンモーターを着脱する際には、熱交換器を取り外さなければならなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、熱交換器を取り外すことなくファンモーターを着脱できる壁掛け型空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、熱交換器がクロスフローファンを囲って配置され、前記クロスフローファンが、該クロスフローファンの回転軸と、ファンモーターの出力軸とを同軸上に一致させて連結される壁掛け型空気調和装置において、前記ファンモーターを軸方向に引き出し可能なメンテナンススペースを、前記ファンモーターの一端側に備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、ファンモーターを軸方向に引き出し可能なメンテナンススペースを、ファンモーターの一端側に備えたため、軸方向の動作でファンモーターを着脱できるので、ファンモーターのメンテナンススペースを小さくでき、その結果、熱交換器を取り外すことなくファンモーターを着脱できる。
上記構成において、前記ファンモーターを一端側から保持する保持部材を備え、この保持部材が、前記ファンモーターに一端側から宛がわれて、周方向への回転により着脱されてもよい。
上記構成によれば、ファンモーターを一端側から保持する保持部材を備え、この保持部材が、ファンモーターに一端側から宛がわれて、周方向への回転により着脱されるため、周方向への回転で保持部材を着脱できるので、ファンモーターのメンテナンススペースを小さくできる。
上記構成において、前記クロスフローファンで送風される空気の吹出口を設け、前記クロスフローファンの回転軸と、前記ファンモーターの出力軸とを連結する連結部を前記吹出口から取り外し可能に設けてもよい。
上記構成によれば、クロスフローファンの回転軸と、ファンモーターの出力軸とを連結する連結部を吹出口から取り外し可能に設けたため、クロスフローファンの回転軸とファンモーターの出力軸とを吹出口から連結・解放できるので、熱交換器を取り外すことなくファンモーターを着脱できる。
上記構成において、前記ファンモーターの一端側に電装ボックスが装着され、この電装ボックスが取り外されたときに、前記ファンモーターの一端が露出するように構成されてもよい。
上記構成によれば、電装ボックスが取り外されたときに、ファンモーターの一端が露出するように構成されるため、電装ボックスを取り外すだけでファンモーターのメンテナンススペースを確保できるので、電装ボックスの配置スペースをファンモーターのメンテナンススペースとして有効利用でき、ファンモーターのメンテナンススペースを別に設ける場合に比べ、壁掛け型空気調和装置を小型化できる。
上記構成において、前記熱交換器の一端側に配管された冷媒配管のドレンを受ける配管用ドレンパンと、前記クロスフローファンを支持するフレームとで、一端が開放した略円筒状のファンモーター収容部を形成し、前記ファンモーター収容部に、前記ファンモーターを軸方向に着脱自在に配置してもよい。
上記構成によれば、熱交換器の一端側に配管された冷媒配管のドレンを受ける配管用ドレンパンと、クロスフローファンを支持するフレームとで、一端が開放した略円筒状のファンモーター収容部を形成し、ファンモーター収容部に、ファンモーターを軸方向に着脱自在に配置したため、軸方向の動作でファンモーターを着脱できるので、ファンモーターのメンテナンススペースを小さくできる。
上記構成において、前記保持部材は、前記クロスフローファンを支持するフレームに周方向に回転して係合する係合部材と、ねじとによって固定されてもよい。
上記構成によれば、保持部材は、クロスフローファンを支持するフレームに周方向に回転して係合する係合部材と、ねじとによって固定されるため、複数箇所にねじ止めされる場合に比べ、部品点数を削減して製造工程を簡素化できる。
本発明によれば、ファンモーターを軸方向に引き出し可能なメンテナンススペースを、ファンモーターの一端側に備えたため、軸方向の動作でファンモーターを着脱できるので、ファンモーターのメンテナンススペースを小さくでき、その結果、熱交換器を取り外すことなくファンモーターを着脱できる。
本発明の実施の形態に係る壁掛け型空気調和装置の断面図である。 壁掛け型空気調和装置の分解斜視図である。 壁掛け型空気調和装置の外観斜視図である。 熱交換器をフレームに配設した状態を示す斜視図である。 図4のファンモーター周辺を拡大して示す図である。 図5のファンモーターに軸受けを取り付けた状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明を適用した実施の形態に係る壁掛け型空気調和装置の断面図であり、図2は壁掛け型空気調和装置の分解斜視図である。
壁掛け型空気調和装置1は、断面略C字状に形成されたフィンアンドチューブ型の熱交換器2をフレーム3に配設し、この熱交換器2の内側にクロスフローファン4を配置して構成され、熱交換器2にはグリル10を被せられる。フレーム3は樹脂成形により断面略L字状に形成された部材であり、熱交換器2から流下するドレン水を受けるドレンパン31、及び、クロスフローファン4を収容するスクロール部32を備え、フレーム3の背面には、据付板50の係止爪51を受ける凹部が形成されている。このフレーム3及びグリル10によって壁掛け型空気調和装置1の筐体が構成される。
フレーム3と据付板50、及び、フレーム3とグリル10とは互いにビスにより連結され、ビス止め作業を行うためのサービスホール15がグリル10の下面に開口している。サービスホール15は、通常使用時においてはビスキャップ14により塞がれている。
クロスフローファン4は、フレーム3に設けられた舌部48とスクロール部32との間に収められ、クロスフローファン4の両端が、ベアリング43を有する軸受け部44と、軸受け部45とを介してフレーム3により支持される。
クロスフローファン4の一端にはファンモーター46が連結され、ファンモーター46が、軸受け(保持部材)47を介してフレーム3に取り付けられている。より詳細に説明すると、クロスフローファン4の回転軸4Aは円形プレート状であり、この円形プレートに対して放射状にブレード40が嵌合されている。ファンモーター46の出力軸46Aは、クロスフローファン4の回転軸4Aに設けられた円筒軸受41に挿入され、セットスクリュー(連結部)42によって、この円筒軸受41と出力軸46Aとが締結される。
ファンモーター46の一端側(本実施の形態では、前面から見て右側)には電装ボックス55が配置される。
フレーム3の背面側の下部には、冷媒配管やドレン管を収容するための長手形状の空間である配管収容部33が形成され、配管収容部33内の上記配管を押さえ込む配管押え52、53が取り付けられる。
グリル10には上面吸込口11及び前面吸込口12が開口し、前面吸込口12を覆うように前面パネル16が取り付けられる。
クロスフローファン4は、上面吸込口11及び前面吸込口12から熱交換器2を介して室内空気を吸い込み、熱交換器2において熱交換された空気を、スクロール部32と舌部48との間の空間Rを通じて、壁掛け型空気調和装置1の下面に開口する吹出口13から被調和室内に吹き出す。
吹出口13には風向変更用の横羽根としての2枚のフラップ60、60が設けられる。フラップ60はフラップ軸61を有し、このフラップ軸61を中心として上下に回動する。2枚のフラップ60、60は、フラップ駆動モーター63によって連動して駆動され、吹出口13を開閉するとともに、吹出口13からの風向を上下方向において設定する。
また、スクロール部32の出口側には、風向変更用の複数の縦羽根85が並べて配置されている。縦羽根85は、複数枚(本実施形態では5枚)が一組となって、スクロール部32の裏側でリンク部材87により連結される。縦羽根85は、縦羽根駆動モーター(不図示)に連結され、この縦羽根駆動モーターの動作または操作レバー86の操作に応じて、左右に向きを変える。
そして、縦羽根85とフラップ60との間に、ファンガード70が設けられている。ファンガード70は、吹出口13の長手方向に沿って、互いに平行に掛け渡された2本のワイヤー71、71と、これらワイヤー71、71の端を束ねる支持体72、73とを備えて構成される。ファンガード70は、ワイヤー71、71によって、吹出口13の奥へ手を差し入れることができないようにする。
図3は壁掛け型空気調和装置1を下方から見た斜視図である。なお、この図3においては理解の便宜のためにフラップ60の図示を省略する。
ファンガード70の支持体72は、長手形状の吹出口13の一端側に取り付けられ、吹出口13の他端側には支持体73が取り付けられる。
また、吹出口13には、長手方向に三等分するように、フラップ60を支持する2つの支柱65が設けられる。支柱65は、吹出口13の上縁部13aと下縁部13bとの間に掛け渡され、2枚のフラップ60、60のフラップ軸61、61が差し込まれる2つの支持穴66、66を有する。吹出口13の両端には、それぞれ、フラップ60を取り付けるためのフラップ支持部68が設けられ、これら2つのフラップ支持部68の各々は、2枚のフラップ60、60のフラップ軸61、61が差し込まれる支持穴69、69が形成される。つまり、フラップ60は、2つの支柱65及び2つのフラップ支持部68により、回動可能に支持される。そして、ファンガード70は、ワイヤー71が、フラップ60が取り付けられる支持穴66、69よりも奥で、かつ、縦羽根85よりも前に位置するように取り付けられる。
以下、ファンモーター46の取り付け構造について詳細に説明する。
図4は、熱交換器2をフレーム3に配設した状態を示す斜視図であり、グリル10及び電装ボックス55を省略している。図5は、図4のファンモーター46周辺を拡大して示す図である。図6は、図5のファンモーター46を軸受け47で固定した状態を示す図である。
熱交換器2の一端側には、熱交換器2の一端側に配管される冷媒配管20から流下するドレン水を受ける配管用ドレンパン21が固定されている。配管用ドレンパン21は、背面から前面に向けて延出するとともに下方に向けて略半円状に膨らんで湾曲し、前面側のドレンパン31の上方まで延びており、冷媒配管20からのドレンをドレンパン31に案内する機能を有している。
フレーム3には、スクロール部32の一端側にファンモーター46を固定するファンモーター固定部34が設けられている。ファンモーター固定部34は、側面視で略半円状に形成されており、このファンモーター固定部34と配管用ドレンパン21とによって、一端が開放した略円筒状のファンモーター収容部49が形成される。すなわち、ファンモーター収容部49は、ファンモーター46を軸方向に着脱可能に形成されており、このファンモーター収容部49に、ファンモーター46が収容される。
ファンモーター固定部34には、背面側に軸受け47と係合する係合部34Aが形成されている。係合部34Aは、ファンモーター固定部34の背面側上部から径方向内側に向けて突出し、平面視で略コ字状に形成されており、その端面である係合板34A1がファンモーター固定部34に略平行に配置されている。ファンモーター固定部34の前面側には、軸受け47をねじ止めするためのボス34Bが設けられている。ボス34Bは、後下がりに傾斜して設けられており、このボス34Bにねじ孔34B1が形成されている。
また、フレーム3には、ファンモーター固定部34の一端側に電装ボックス組付部35が設けられており、この電装ボックス組付部35において電装ボックス55(図2参照)がフレーム3に組み付けられる。電装ボックス組付部35は、ファンモーター固定部34より背面側に形成されており、ファンモーター46が引き出された際に、ファンモーター46と接触しないように構成されている。この電装ボックス組付部35と、配管用ドレンパン21及びファンモーター固定部34(ファンモーター収容部49)とによって、ファンモーター46のメンテナンススペースSが確保されている。
ファンモーター46の一端には、軸方向に突出する凸部46Bが形成されている。この凸部46Bは、側面視で略円形に形成され、ファンモーター46の出力軸46A(図2)と同軸となるように設けられている。
軸受け47は、側面視でファンモーター46の外形より小さく形成されており、軸受け47の他端側中央部には、側面視で略円形に凹んだ嵌合部47Aが設けられている。嵌合部47Aは、その外形がファンモーター46の凸部46Bと略同一に形成されており、この嵌合部47Aに凸部46Bが嵌合される。
軸受け47の一端側には、ファンモーター固定部34の係合部34Aに係合する挿通部(係合部材)47Bが形成されている。挿通部47Bは、嵌合部47Aより大きい同心円に沿って周方向に延出する鉤状のものであり、比較的薄く形成されている。挿通部47Bの基部には、挿通部47Bに沿って延びる爪部47B1が設けられ、挿通部47Bの延出方向中央部には、軸方向に沿って突起部47B2が形成されている。また、軸受け47の軸中心に対して挿通部47Bと反対側には、径方向に延びる係止片47Cが形成され、係止片47Cに、軸受け47をファンモーター固定部34にねじ止めするねじ36を貫通させる貫通孔47C1が形成されている。
また、軸受け47の一端側には、ファンモーター46の配線を案内する案内溝47Dと、案内溝47Dで案内された配線を係止する配線係止部47Eが形成されている。
このように構成された壁掛け型空気調和装置1は、壁等に据え付けられた状態で、グリル10及び電装ボックス55が取り外された後に、ファンモーター46の着脱が行われる。電装ボックス55が取り外されると、ファンモーター収容部49が露出し、ファンモーター収容部49の一端側にファンモーター46を軸方向に引き出し可能なメンテナンススペースSが確保される。このように、ファンモーター46を軸方向に引き出し可能なメンテナンススペースSを、ファンモーター46の一端側に備えたため、軸方向の動作でファンモーター46を着脱できるので、ファンモーター46のメンテナンススペースSを小さくでき、その結果、熱交換器2を取り外すことなくファンモーター46を着脱できる。また、電装ボックス55を取り外すだけでファンモーター46のメンテナンススペースSを確保できるので、壁掛け型空気調和装置1は、電装ボックス55の配置スペースをファンモーター46のメンテナンススペースSとして有効利用でき、ファンモーター46のメンテナンススペースSを別に設ける場合に比べ、壁掛け型空気調和装置1を小型化できる。
ファンモーター収容部49は、ファンモーター46を軸方向に着脱可能に形成されるので、ファンモーター46は、ファンモーター収容部49に一端側から軸方向に挿入されて収容され、クロスフローファン4(図2)に連結される。このとき、図2に示すように、ファンモーター46の出力軸46Aは、クロスフローファン4の回転軸4Aに設けられた円筒軸受41に挿入される。ファンモーター46は、ファンモーター収容部49に収容されているので、作業者は、軸受け47から手を離すことができ、クロスフローファン4の側面から螺入されるセットスクリュー42によって、ファンモーター46の出力軸46Aをクロスフローファン4の回転軸4Aに容易に固定できる。
セットスクリュー42は、図1に示すように、吹出口13及びこの吹出口13から連通する空間Rから取り外し可能な位置に配置されているので、作業者は、熱交換器2を取り外すことなく、吹出口13からドライバーを挿入してセットスクリュー42を操作できる。なお、吹出口13からセットスクリュー42を操作する際には、吹出口13に設けられた2枚のフラップ60、60は取り外される。
図6に示すように、軸受け47を一端側からファンモーター46に宛がい、ファンモーター46の凸部46Bを軸受け47の嵌合部47Aに嵌合させ、周方向に回転(本実施の形態では、右側面視で左回転)させると、軸受け47の挿通部47Bがファンモーター固定部34の係合部34Aに係合されるとともに、係止片47Cがファンモーター固定部34のボス34Bに当接する。このとき、挿通部47Bは、比較的薄く形成されているので、径方向内側に向けて弾性変形し、挿通部47Bの突起部47B2が係合部34Aの係合板34A1を乗り越え、爪部47B1が係合板34A1の内側に挿入されることにより、係合部34Aに係合される。
軸受け47は、挿通部47Bと係合部34Aとの係合によって位置決め、かつ、仮止めされているので、作業者は、軸受け47から手を離すことができ、軸受け47の係止片47Cをねじ36によってファンモーター固定部34のボス34Bに容易に固定できる。このボス34Bは、後下がりに傾斜して設けられているので、ねじ36は、鉛直下方に対して前方に傾斜した方向に向かうこととなる。このため、作業者は、ドライバーによってねじ36を操作する際、ねじ36の頭頂部が鉛直上方を向いている場合と比較して、ドライバーの先端をねじ36の頭頂部に接触させやすく、作業性がよい。
軸受け47は、挿通部47B及び1本のねじ36のみによって固定されるため、複数箇所にねじ止めされる場合に比べ、部品点数を削減して製造工程を簡素化できる。
このように、ファンモーター46は、軸方向の動作でファンモーター収容部49に着脱され、ファンモーター46の外形より小さい軸受け47を周方向に回転することにより固定されるので、ファンモーター46のメンテナンススペースSを小さくできる。また、ファンモーター収容部49は、配管用ドレンパン21の下方に位置するので、例えば、壁掛け型空気調和装置1の能力を向上させるべく冷媒配管20の配管スペースをファンモーター46の軸方向に大きく取っても、ファンモーター46のメンテナンススペースSを確保でき、熱交換器2を取り外すことなくファンモーター46を着脱できる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ファンモーター46を軸方向に引き出し可能なメンテナンススペースSを、ファンモーター46の一端側に備えたため、軸方向の動作でファンモーター46を着脱できるので、ファンモーター46のメンテナンススペースSを小さくでき、その結果、熱交換器2を取り外すことなくファンモーター46を着脱できる。
また、本実施の形態によれば、ファンモーター46を一端側から保持する軸受け47を備え、この軸受け47が、ファンモーター46に一端側から宛がわれて、周方向への回転により着脱されるため、周方向への回転で軸受け47を着脱できるので、ファンモーター46のメンテナンススペースSを小さくできる。
また、本実施の形態によれば、クロスフローファン4の回転軸4Aと、ファンモーター46の出力軸46Aとを連結するセットスクリュー42を吹出口13から取り外し可能に設けたため、クロスフローファン4の回転軸4Aとファンモーター46の出力軸46Aとを吹出口13から連結・解放できるので、熱交換器2を取り外すことなくファンモーター46を着脱できる。
また、本実施の形態によれば、電装ボックス55が取り外されたときに、ファンモーター46の一端が露出するように構成されるため、電装ボックス55を取り外すだけでファンモーター46のメンテナンススペースSを確保できるので、電装ボックス55の配置スペースをファンモーター46のメンテナンススペースSとして有効利用でき、ファンモーター46のメンテナンススペースSを別に設ける場合に比べ、壁掛け型空気調和装置1を小型化できる。
また、本実施の形態によれば、熱交換器2の一端側に配管された冷媒配管20のドレンを受ける配管用ドレンパン21と、クロスフローファン4を支持するフレーム3に形成されたファンモーター固定部34とで、一端が開放した略円筒状のファンモーター収容部49を形成し、このファンモーター収容部49に、ファンモーター46を軸方向に着脱自在に配置したため、軸方向の動作でファンモーター46を着脱できるので、ファンモーター46のメンテナンススペースSを小さくできる。
さらに、本実施の形態によれば、軸受け47は、クロスフローファン4を支持するフレーム3に周方向に回転して係合する挿通部47Bと、ねじ36とによって固定されるため、複数箇所にねじ止めされる場合に比べ、部品点数を削減して製造工程を簡素化できる。
但し、上記実施の形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、係合部材を鉤状の挿通部47Bとして説明したが、係合部材は、ファンモーター固定部34に周方向に回転して係合できるものであればこれに限定されない。
1 壁掛け型空気調和装置
2 熱交換器
3 フレーム
4 クロスフローファン
4A 回転軸
13 吹出口
20 冷媒配管
21 配管用ドレンパン
36 ねじ
42 セットスクリュー(連結部)
46 ファンモーター
46A 出力軸
47 軸受け(保持部材)
47B 挿通部(係合部材)
49 ファンモーター収容部
55 電装ボックス
S メンテナンススペース

Claims (6)

  1. 熱交換器がクロスフローファンを囲って配置され、前記クロスフローファンが、該クロスフローファンの回転軸と、ファンモーターの出力軸とを同軸上に一致させて連結される壁掛け型空気調和装置において、
    前記ファンモーターを軸方向に引き出し可能なメンテナンススペースを、前記ファンモーターの一端側に備えたことを特徴とする壁掛け型空気調和装置。
  2. 前記ファンモーターを一端側から保持する保持部材を備え、
    この保持部材が、前記ファンモーターに一端側から宛がわれて、周方向への回転により着脱されることを特徴とする請求項1に記載の壁掛け型空気調和装置。
  3. 前記クロスフローファンで送風される空気の吹出口を設け、
    前記クロスフローファンの回転軸と、前記ファンモーターの出力軸とを連結する連結部を前記吹出口から取り外し可能に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の壁掛け型空気調和装置。
  4. 前記ファンモーターの一端側に電装ボックスが装着され、この電装ボックスが取り外されたときに、前記ファンモーターの一端が露出するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の壁掛け型空気調和装置。
  5. 前記熱交換器の一端側に配管された冷媒配管のドレンを受ける配管用ドレンパンと、前記クロスフローファンを支持するフレームとで、一端が開放した略円筒状のファンモーター収容部を形成し、
    前記ファンモーター収容部に、前記ファンモーターを軸方向に着脱自在に配置したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の壁掛け型空気調和装置。
  6. 前記保持部材は、前記クロスフローファンを支持するフレームに周方向に回転して係合する係合部材と、ねじとによって固定されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の壁掛け型空気調和装置。
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