JP2011046981A - 塗膜密着性に優れたステンレス鋼板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステンレス鋼板を基材とし、前記基材の表層の酸化皮膜の厚みを、エッチング処理により、処理前の平均厚みD0と処理後の平均厚みDとの比率D/D0で0.10〜0.90とした後、(1)水蒸気濃度が2.0g/m3以上であって、大気圧の雰囲気においてプラズマ水蒸気を発生させ、(2)前記プラズマ水蒸気を、基材表面に接触させて、表面処理ステンレス鋼板を製造する。
【選択図】なし
Description
[1] ステンレス鋼板を基材とし、前記基材の表層の酸化皮膜の厚みを、エッチング処理により、処理前の平均厚みD0と処理後の平均厚みDとの比率D/D0で0.10〜0.90とした後、(1)水蒸気濃度が2.0g/m3以上であって、大気圧の雰囲気においてプラズマ水蒸気を発生させる工程、および(2)前記プラズマ水蒸気を、基材表面に接触させる工程を含む、表面処理ステンレス鋼板の製造方法。
[2] 前記(1)の工程は、前記雰囲気に、対向するように2つの電極を配置し、前記電極の間に電圧を印加してコロナ放電を生じさせて、前記電極間にプラズマ水蒸気を発生させる工程であり、前記(2)の工程は、前記工程で得たプラズマ水蒸気を空気で押し出して、ステンレス鋼板表面に接触させる工程である、[1]に記載の製造方法。
[3] 前記(1)の工程は、前記雰囲気に、前記ステンレス鋼板と対向するように絶縁体電極を配置し、前記ステンレス鋼板と前記電極の間に電圧を印加してコロナ放電を生じさせて、プラズマ水蒸気を発生させる工程である、[1]に記載の製造方法。
[4] 前記表面処理ステンレス鋼板の表面から4nmの厚み領域における金属水酸化物のO1sピーク強度POHと、金属酸化物のO1sピーク強度POとの比POH/POは、0.8以上である、[1]に記載の製造方法。
[5] 前記基材であるステンレス鋼板は、Cr含有量が17.3質量%以上であるか、またはMoが添加されている、[1]に記載の製造方法。
[6] 前記基材であるステンレス鋼板は、BA仕上げされている、[1]に記載の製造方法。
[7] [1]〜[6]のいずれかに記載の方法で得られた表面処理ステンレス鋼板の表面に、さらに無機系皮膜を有する、表面処理ステンレス鋼板。
[8] 無機系皮膜は、バルブメタルの酸化物、バルブメタルの酸素酸塩、バルブメタルの水酸化物、バルブメタルのリン酸塩、およびバルブメタルのフッ化物からなる群から選ばれる1種以上の化合物を含む、[7]に記載の表面処理ステンレス鋼板。
[9] [1]〜[6]のいずれかに記載の方法で得られた表面処理ステンレス鋼板の表面に、さらに有機樹脂系皮膜を有する、表面処理ステンレス鋼板。
[10] 前記有機樹脂系皮膜は、潤滑剤を含む、[9]に記載の表面処理ステンレス鋼板。
[11] 前記有機樹脂系皮膜は、バルブメタルの酸化物、バルブメタルの酸素酸塩、バルブメタルの水酸化物、バルブメタルのリン酸塩およびバルブメタルのフッ化物からなる群から選ばれる1種以上の化合物を含む、[9]に記載の表面処理ステンレス鋼板。
[12] 前記バルブメタルは、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Mo、W、Si、およびAlからなる群から選ばれる1種以上の金属である、[8]または[11]に記載の表面処理ステンレス鋼板。
[13] 前記有機樹脂系皮膜は、ラミネート層または塗布層である、[9]に記載の表面処理ステンレス鋼板。
[14] 前記有機樹脂系皮膜はクリア塗膜である、[9]に記載の表面処理ステンレス鋼板。
本発明の表面処理ステンレス鋼板の製造方法は、ステンレス鋼板を基材として、特定の雰囲気下で発生させたプラズマ水蒸気を基材表面に接触させる。ここで、プラズマ水蒸気に接触させる前に、基材であるステンレス鋼板の酸化被膜がエッチングされていることを特徴とする。
分析装置:日本電子株式会社製 型式:JAMP-9500F
加速電圧:10kV
試料電流:10nA
電子線プローブ径:0.1μm以下
エッチング:アルゴンイオン銃
(1)水蒸気濃度が2.0g/m3以上であって大気圧にある雰囲気において、プラズマ水蒸気を発生させる工程
(2)前記プラズマ水蒸気をステンレス鋼板表面に接触させる工程
1)特定の雰囲気において2つの電極を準備して、2つの電極間に電圧を印加してプラズマ水蒸気を発生させる方法。
2)特定の雰囲気において、ステンレス鋼板と対向するように絶縁体電極を配置し、前記ステンレス鋼板と前記絶縁体電極との間に電圧を印加してプラズマ水蒸気を発生させる方法。
本発明の表面処理ステンレス鋼板は、前記の方法により得られる。本発明の表面処理ステンレス鋼板は、鋼板表面に無機系皮膜または有機樹脂系皮膜をさらに有していてもよい。このように、鋼板表面に皮膜(「塗膜」ともいう)を有している表面処理ステンレス鋼板を「塗装鋼板」とも称する。
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン−アクリル酸共重合体等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン等のスチレン系樹脂、ポリエステル、またはこれらの共重合物もしくは変性物が好ましい。中でも、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等の、分子内にOH基やCOOH基を有する樹脂が好ましい。有機樹脂系皮膜は、バルブメタル化合物を含むことが好ましい。塗装鋼板の耐食性を向上できるからである。バルブメタルおよびバルブメタル化合物とは、前述の通りである。
表1に示すステンレス鋼板(板厚:0.8mm)を準備し、表2に示す条件で浸せき法によりステンレス鋼板表面のエッチング処理を行った。定法により、エッチング処理前後のステンレス鋼板に対し、それぞれ10ヶ所のAES分析を行った。これにより、エッチング処理前後のステンレス鋼板の平均酸化皮膜厚みの比(表3において「D/D0」と表記した)を求めた。
処理方法B:電極間にてコロナ放電を発生させ、生じたプラズマ水蒸気を送風により鋼板表面に接触させる方法。
(注)比較例1:エッチング処理により、D/D0が0.10未満となった
比較例2:エッチング処理をせず、アルカリ脱脂(pH12、液温60℃、浸せき時間60秒)のみを施し、D/D0が0.90超となった
比較例3:プラズマ処理時の雰囲気の水蒸気濃度が2.0g/m3未満であった
比較例4:無処理の原板(エッチング処理もプラズマ水蒸気による処理もなし)
比較例5:エッチング処理のみ行った
ステンレス鋼板として、表1のNo1およびNo5(板厚:0.8mm)を用意し、表2に示す条件で浸せき法によりステンレス鋼板表面のエッチング処理を行った。定法により、エッチング処理前後のステンレス鋼板に対しそれぞれ10ヶ所のAES分析を行った。これによりエッチング処理前後のステンレス鋼板の平均酸化皮膜厚みの比(表5において「D/D0」と表記した)を求めた。
(注1)比較例1:エッチング処理により、D/D0が0.10未満となった
比較例2:エッチング処理により、D/D0が0.90超となった
比較例3:プラズマ処理時の雰囲気の水蒸気濃度が0.5g/m3であった
(注2) ()内の記号は評価結果である
ステンレス鋼板として、表1のNo1およびNo5(板厚:0.8mm)を用いて、表2に示す条件で浸せき法によりステンレス鋼板表面のエッチング処理を行った。定法により、エッチング処理前後のステンレス鋼板に対しそれぞれ10ヶ所のAES分析を行った。これにより、エッチング処理前後のステンレス鋼板の平均酸化皮膜厚みの比(表8において「D/D0」と表記した)を求めた。
(注1)比較例1:エッチング処理により、D/D0が0.10未満となった
比較例2:エッチング処理により、D/D0が0.90超となった
比較例3:プラズマ処理時の雰囲気の水蒸気濃度が0.5g/m3であった
(注2) ()内の記号は評価結果である
ステンレス鋼板として表1のNo2(板厚:0.05mm)およびNo3(板厚:0 125mm)を用いて、表2に示す条件で浸せき法によりステンレス鋼板表面のエッチング処理を行った。定法により、エッチング処理前後のステンレス鋼板に対しそれぞれ10ヶ所のAES分析を行った。これにより、エッチング処理前後のステンレス鋼板の平均酸化皮膜厚みの比(表11において「D/D0」と表記した)を求めた。
(注)比較例1:エッチング処理をすることなく、アルカリ脱脂(pH12、液温60℃、浸せき時間60秒)後に、プラズマ水蒸気と接触させた
比較例2:無処理の原板(エッチング処理もプラズマ水蒸気による処理もなし)
フィルムAの密着性試験
ステンレス鋼箔を100℃に加熱して、ポリエチレンフィルム(厚み50μm)をラミネートし、ラミネート後130℃にて7秒間保持した。ラミネート鋼板を冷却した後、40℃の温水に5日間浸せきして、引き上げた。得られたラミネート鋼板の、フィルムとステンレス鋼箔との180°ピール剥離強度(引張り速度:100mm/分、温度:20℃)を測定した。測定された剥離強度が、40(N/10mm)以上である場合を◎、30以上40(N/10mm)未満である場合を○、20以30(N/10mm)未満である場合を△、20(N/10mm) 未満を×として、フィルム密着性を評価した。
オーブンでステンレス鋼板を100℃に加熱して、マレイン酸グラフト重合のエチレン/酢酸ビニル共重合体フィルム(組成比86/14 、厚み:50μm)を、両面にラミネートし、その後、オーブンで後加熱を施して、冷却した。その後、ラミネート鋼板を重ね合わせて、25kg/cm2に加圧した状態で両側から、150℃のプレス板で10秒間加熱積層し、冷却した。
以下の3種類の感圧接着剤A〜Cを準備した。
シリコーン系感圧接着剤(商品名:KR-120、信越化学工業製)に、架橋触媒としてベンゾイルパーオキサイドを12質量%添加して、感圧接着剤組成物を得た。
ブチルアクリレート:97重量部、アクリル酸:3重量部、アゾビス-i-ブチロニトリル:0.3重量部、エチルアセテート:100重量部を混合して、重合反応させ、トルエンを加えて希釈し、固形分が40質量%のアクリル系共重合体(ガラス転移温度:−44℃、重量平均分子量:55万)溶液を得た。
得られたアクリル系重合体溶液:200重量部に対し、スチレン-ブタジエンブロック共重合体(商品名:カリフレックス TRll84M、シェル化学製、ガラス転移温度:−60℃) : 10重量部、エチレン酢酸ビニル共重合体(商品名:エルバックス45X、三井・デュボンケミカル製、ガラス転移温度:−38℃):10重量部を、トルエン:30重量部に溶解したもの、並びに、イソシアネート系架橋剤(商品名:コロネートL、日本ポリウレタン製、トルエンジイソシアネートと、トリメチロールプロパンとからなるウレタンプレポリマー):2重量部を、撹拌混合し感圧接着剤組成物を得た。
ブチルアクリレート:90重量部、アクリル酸:10重量部、アゾビス-i-ブチロニトリル:0.3重量部、エチルアセテート:100重量部を混合して重合反応させ、トルエンを加えて希釈し、固形分が34質量%のアクリル系共重合体(ガラス転移温度:−45℃、重量平均分子量:72万)溶液を得た。
得られたアクリル系共重合体溶液:100重量部に対し、ポリグリシジルアミン系化合物[商品名:テトラッド C、三菱瓦斯化学製、1,3-ビス(N,N-ジグリシジルアミノメチルシクロへキサン]: 0.1重量部(アクリル系系共重合体:100重量部に対して0.33重量部)を、撹拌混合して感圧接着剤組成物を得た。
ステンレス鋼板として表1のNo3(板厚:0.4mm)およびNo5(板厚:0.4mm)を準備し、デジタル光度計を用いて、JIS Z 8741に準拠して測定した20°鏡面光沢度が、130である部位を選択し、供試原板とした。
各クリア塗装ステンレス鋼板を、長さ400mm、幅200mm、端面から幅方向中央部の高さが50mmの曲面状に成形し、蛍光灯の反射板とした。次に、反射板を暗室に入れ、反射板から20mm離れた位置に長さ330mm、出力10Wの蛍光灯を配置した。蛍光灯を点灯し、デジタル照度計(FLX-1332、Fine製)を用いて蛍光灯に直行する方向に沿って照度を測定した。照度は蛍光灯の中心直下からの距離が100mmの位置で測定した。測定した照度が700ルクス以上である場合を◎、680以上700ルクス未満である場合を○、660以上680ルクス未満である場合を△、660未満である場合を×として、反射板特性を評価した。
試験片を90℃の熱水に4時間浸せきした後、JIS K 5400 に準じ、碁盤目試験を行い、エリクセンにて2mm張出し加工を施し、セロテープ(登録商標)剥離試験を行った。塗膜残存率を測定した。測定した塗膜残存率が90%以上である場合を◎、80以上90%未満である場合を○、60以上80%未満である場合を△、60%未満である場合を×として、塗膜密着性を評価した。
ステンレス鋼板として、表1のNo3(板厚:0.2mm)を準備し、表2のNo1の条件で、ステンレス鋼板表面のエッチング処理を行った。定法により、エッチング処理前後のステンレス鋼板に対し、それぞれ10ヶ所のAES分析を行った。これにより、エッチング処理前後のステンレス鋼板の平均酸化皮膜厚みの比「D/D0」を求めた結果、0.32であった。
Claims (14)
- ステンレス鋼板を基材とし、前記基材の表層の酸化皮膜の厚みを、エッチング処理により、処理前の平均厚みD0と処理後の平均厚みDとの比率D/D0で0.10〜0.90とした後、
(1)水蒸気濃度が2.0g/m3以上であって、大気圧の雰囲気においてプラズマ水蒸気を発生させる工程と、(2)前記プラズマ水蒸気を、基材表面に接触させる工程、とを含む、表面処理ステンレス鋼板の製造方法。 - 前記(1)の工程は、前記雰囲気に、対向するように2つの電極を配置し、前記電極の間に電圧を印加してコロナ放電を生じさせて、前記電極間にプラズマ水蒸気を発生させる工程であり、
前記(2)の工程は、前記工程で得たプラズマ水蒸気を空気で押し出して、ステンレス鋼板表面に接触させる工程である、請求項1に記載の製造方法。 - 前記(1)の工程は、前記雰囲気に、前記ステンレス鋼板と対向するように絶縁体電極を配置し、前記ステンレス鋼板と前記電極の間に電圧を印加してコロナ放電を生じさせて、プラズマ水蒸気を発生させる工程である、請求項1に記載の製造方法。
- 前記表面処理ステンレス鋼板の表面から4nmの厚み領域における金属水酸化物のO1sピーク強度POHと、金属酸化物のO1sピーク強度POとの比POH/POは、0.8以上である、請求項1に記載の製造方法。
- 前記基材であるステンレス鋼板は、Cr含有量が17.3質量%以上であるか、またはMoが添加されている、請求項1に記載の製造方法。
- 前記基材であるステンレス鋼板は、BA仕上げされている、請求項1に記載の製造方法。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法で得られた表面処理ステンレス鋼板の表面に、さらに無機系皮膜を有する、表面処理ステンレス鋼板。
- 前記無機系皮膜は、バルブメタルの酸化物、バルブメタルの酸素酸塩、バルブメタルの水酸化物、バルブメタルのリン酸塩、およびバルブメタルのフッ化物からなる群から選ばれる1種以上の化合物を含む、請求項7に記載の表面処理ステンレス鋼板。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法で得られた表面処理ステンレス鋼板の表面に、さらに有機樹脂系皮膜を有する、表面処理ステンレス鋼板。
- 前記有機樹脂系皮膜は、潤滑剤を含む、請求項9に記載の表面処理ステンレス鋼板。
- 前記有機樹脂系皮膜は、バルブメタルの酸化物、バルブメタルの酸素酸塩、バルブメタルの水酸化物、バルブメタルのリン酸塩およびバルブメタルのフッ化物からなる群から選ばれる1種以上の化合物を含む、請求項9に記載の表面処理ステンレス鋼板。
- 前記バルブメタルは、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Mo、W、Si、およびAlからなる群から選ばれる1種以上の金属である、請求項8または11に記載の表面処理ステンレス鋼板。
- 前記有機樹脂系皮膜は、ラミネート層または塗布層である、請求項9に記載の表面処理ステンレス鋼板。
- 前記有機樹脂系皮膜はクリア塗膜である、請求項9に記載の表面処理ステンレス鋼板。
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