JP2011043910A - 勤怠管理装置および勤怠管理方法 - Google Patents

勤怠管理装置および勤怠管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】処理を行うための操作を極小化して、当該処理に要する時間を極小化し、かつ誤操作の可能性を低減させて全体の処理速度を向上できる勤怠管理装置を提供する。
【解決手段】勤怠管理装置10を、個人特定情報記録媒体28を読み取って個人特定情報Lを出力する2セットの読取センサー14a、14bと、個人Pの「現在の状態」が記録された個人状態データベース21と、個人Pがある状態にいる場合に、第1の前記読取センサー14a、あるいは第2の前記読取センサー14bから個人特定情報Lが出力されたときに次にどの状態に移行するかが記述された動作テーブル22と、「現在の状態」および個人特定情報Lが出力された読取センサー14a、14bに基づいて動作テーブル22を参照しつつ「次の状態」を決定し、個人状態データベース21を書き換える制御装置38とで構成することで上記課題を解決できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、オフィスや工場の入口に設置され、従業員の出退勤処理を行う勤怠管理装置および勤怠管理方法に関する。
オフィスや工場等の入口に設置され、従業員の出退勤処理を行う勤怠管理装置は、「タイムレコーダ」等の名称で知られており、各従業員の出退勤時刻の記録はもちろん、勤務時間中において客先を訪問するために外出する場合等に対応するため、外出・帰社時刻の記録等を行うことができるようになっている(例えば、特許文献1)。
特許文献1の勤怠管理装置1は、図5に示すように、大略、直方体状の筐体2と、時刻情報等を表示する表示部3と、希望する処理の内容を選択操作するための操作部4と、個人情報記憶媒体としてのICカードを読み取るためのカードリーダ5と、「出勤」処理等の各種処理を行う中央処理装置(CPU)6と、各従業員の出勤怠時刻を記録・蓄積するための出退勤記録データベース7とで構成されている。
この勤怠管理装置1の使用手順を簡単に説明すると、従業員がオフィス等に出勤してきたとき、勤怠管理装置1を用いて出勤時刻等を記録する「出勤」処理を行うため、当該従業員は、まず、操作部4に設けられた「出勤」キー4aを押し、然る後、自分の個人情報(ID情報)が記憶されたICカードをカードリーダ5に挿入する。すると、カードリーダ5は、挿入されたICカードに記憶されている個人特定情報等を読み取った後、その読み取り結果を中央処理装置6に送る。
中央処理装置6は、読み取り結果に基づいてICカードを挿入した者がオフィスの従業員であることを確認し、然る後、当該操作が行われた時刻を出勤時刻として出退勤記録データベース7に記録し、「出勤」処理を完了する。
特開平6−282717号公報
しかしながら、朝の出勤時間等、一時に多くの従業員が「出勤」処理を行う際には、勤怠管理装置1の前に行列ができることから、一人当たりの「出勤」処理に要する時間の短縮化が求められていたが、中央処理装置6による処理速度をいくら向上させたとしても、各従業員が毎回行う、「操作部4の『出勤』キー4aを押す操作」と、これに続く「ICカードをカードリーダ5に挿入する操作」とに要する時間がネックとなることから「出勤」処理全体(人間による操作+コンピュータ等の機械による処理)の処理速度の向上には限界があり、さらに言えば、ある従業員が操作部4で誤った操作(例えば、「出勤キー4a」を押すつもりが、誤って「退勤キー4b」を押してしまう等)を行ってしまうと、当該誤った操作を元に戻すための操作が余計に必要となる結果、「出勤」処理全体の処理速度が著しく低下するといった問題点があった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みて開発されたものである。それゆえに本発明の主たる課題は、「出勤」処理等を行うために必要な従業員の操作を極小化することにより、当該「出勤」処理等の操作に要する時間を極小化するとともに、誤った操作が行われる可能性を低減させて処理速度が著しく低下するのを回避し、当該処理全体の処理速度を向上させることのできる勤怠管理装置および勤怠管理方法を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、「択一的に選択され、複数人の中から個人Pを特定するための情報が記録された個人特定情報記録媒体28を読み取るとともに読み取った個人特定情報Lを出力する第1読取センサー14aおよび第2読取センサー14bと、
前記各個人Pの『現在の状態』が記録された個人状態データベース21と、
前記個人Pがある状態にいる場合に、前記第1読取センサー14aから当該個人Pの前記個人特定情報Lが出力されたとき、あるいは前記第2読取センサー14bから前記個人特定情報Lが出力されたときのそれぞれにおいて、次にどの状態に移行するかが記述された動作テーブル22と、
前記第1読取センサー14aあるいは前記第2読取センサー14bから出力された前記個人特定情報Lに対応する前記個人Pの『現在の状態』を前記個人状態データベース21で確認し、然る後、前記『現在の状態』および『前記個人特定情報Lが前記第1読取センサー14aあるいは前記第2読取センサー14bのどちらから出力されたか』に基づき、前記動作テーブル22を参照して次にどの状態に移行するかを決定し、前記個人状態データベース21における当該個人Pの状態を、決定した『次の状態』に書き換える制御装置38とを備えることを特徴とする勤怠管理装置10」である。
この勤怠管理装置10によれば、複数人の従業員等における各個人Pが自身を特定するための情報が記録された個人特定情報記録媒体28(これはICカードや携帯電話等の器具だけに限られず、指紋や虹彩パターン等のバイオメトリクス(生体認証)をも含む概念である。)を、第1読取センサー14aあるいは第2読取センサー14bのうち何れか一方を選択して読み取らせることにより、制御装置38が、当該個人Pの「現在の状態」、および個人特定情報Lがどちらの読取センサー14a、14bから出力されたかに基づき、動作テーブル22の内容を参照して当該個人の「次の状態」を決定するようになっている。
すなわち、各個人Pは、例えば、「出勤」処理を行うに際し、第1読取センサー14aおよび第2読取センサー14bのいずれか一方を選択し、選択した当該読取センサー14a、14bに自己の個人特定情報記録媒体28を読み取らせるだけで「現在の状態」(例えば「退勤」状態)に応じた適切な処理(「退勤」状態から「出勤」状態への移行処理)を行うこと(以下、これを「ワンタッチ操作」という。)ができ、従来の勤怠管理装置1のように操作部4を操作する必要がなくなる。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の勤怠管理装置10に「ワンタッチ操作の正誤決定機能」を付加したものであり、「前記動作テーブル22には、更に、前記各個人Pがある状態にいる場合において、当該個人Pによる『前回の前記個人特定情報Lの出力操作日』と、『今回の前記個人特定情報Lが前記第1読取センサー14aあるいは前記第2読取センサー14bのどちらから出力されたか』とに基づいて、今回の前記個人特定情報Lの出力操作を『正常操作』とするか『誤操作』とするかが記述されており、
前記制御装置38は、前記第1読取センサー14aあるいは前記第2読取センサー14bのどちらか一方から前記個人特定情報Lが出力されたとき、次にどの状態に移行するかを決定するのに先立って、当該個人Pによる前回の操作日を確認し、然る後、この『前回の操作日』および『今回の前記個人特定情報Lが前記第1読取センサー14aあるいは前記第2読取センサー14bのどちらから出力されたか』に基づき、前記動作テーブル22を参照して今回の個人特定情報Lの出力操作が『正常操作』か『誤操作』かを決定し、『正常操作』と決定した場合には、次にどの状態に移行するかを決定し、『誤操作』と決定した場合には今回の前記個人特定情報Lの出力操作を無効にする」ことを特徴とする。
請求項1に記載した勤怠管理装置10では、各個人Pの「現在の状態」に応じて自動的に「次の状態」を判断するため、例えば、前日に「退勤」処理をするのを忘れて帰宅し、翌日の朝に「出勤」処理をしようとした場合、「現在の状態」が「出勤」処理を自動的に行うための前提である「退勤」状態になっていないことから、「次の状態」が希望する「出勤」状態にならない(例えば、「出勤」状態のつもりが、勤怠管理装置10内では、「退勤」状態で記録されていたりする)おそれがあり、希望した状態になっていないことに個人Pが気づかないまま長期間経過した場合には、過去に遡って正常な「状態」に修正するための手間が多大なものになる。
ところで、例えば、「退勤」状態から「出勤」状態への移行操作は、普通、朝一番に行う操作であり、同一個人Pによる前回の操作は必ず前日以前に行われているはずである。また、「出勤」状態から「退勤」状態への移行操作は、その日の最後に行う操作であり、同一個人Pによる前回の操作は必ず当日に行われているはずである。つまり、ある操作が行われたとき、同一個人Pによる前回の操作日を確認することにより、今回の操作が「正常操作」か「誤操作」かを推測することができる。
この点に着目し、本発明に係る勤怠管理装置10では、「次の状態」を決定するのに先立って、同一個人Pによる前回の操作日を確認し、この「前回の操作日」および「今回の個人特定情報Lが第1読取センサー14aあるいは第2読取センサー14bのどちらから出力されたか」に基づき、動作テーブル22を参照して、当該個人特定情報Lの出力操作が「正常操作」か「誤操作」かを決定し、「誤操作」と決定した場合には今回の個人特定情報Lの出力操作を無効にするようになっている。
これにより、誤った「状態」のままであることを個人Pが気付かずに長期間過ごしてしまうのを回避して、正常な「状態」への復帰を容易にすることができる。
請求項3に記載した発明は、請求項1の勤怠管理装置10を用いた勤怠管理方法であり、「複数人の中から個人Pを特定するための情報が記録された個人特定情報記録媒体28の個人特定情報Lを第1読取センサー14aおよび第2読取センサー14bのいずれか一方で読み取り、
読み取った前記個人特定情報Lに対応する個人Pの『現在の状態』を確認し、
前記個人Pの『現在の状態』および『前記個人特定情報Lが前記第1読取センサー14aあるいは前記第2読取センサー14bのどちらから出力されたか』に基づいて、次にどの状態に移行するかを決定し、
当該個人Pの状態を、決定した『次の状態』に書き換える」ことを特徴とする。
本発明に係る勤怠管理装置および勤怠管理システムによれば、処理をするために各個人が行う操作が「選択した読取センサーにて自己の個人特定情報記録媒体を読み取らせる」だけになって当該処理全体の処理速度が向上するとともに、当該処理をするために要する「各個人による操作の手数」が極小化されることにより誤った操作が行われる可能性が低減するので、当該処理全体の処理速度を向上させることができる。
本発明にかかる勤怠管理装置を示す概略図である。 勤怠管理装置に内蔵された中央制御装置について説明するためのブロック図である。 操作部および動作確認ランプの拡大図である。 ある「状態」から次の「状態」への遷移を示すブロック図である。 従来技術を示す図である。
以下、本発明が適用された勤怠管理装置10について、図面を用いて説明する。図1は、本実施例にかかる勤怠管理装置10を示す概略図であり、図2は、勤怠管理装置10に内蔵された中央制御装置20について説明するためのブロック図であり、図3は、操作部18および動作確認ランプ19の拡大図である。
勤怠管理装置10は、図1に示すように、大略、筐体12と、読取センサー14と、表示画面16と、操作部18と、動作確認ランプ19と、中央制御装置20とで構成されている。
筐体12は、ステンレス板やアクリル板等の加工し易い材料で形成された、横長の箱体であり(もちろん、筐体12の形状はこれに限られるものではない。)、その表面の中央部には表示画面16が取り付けられており、表示画面16の左右側方にはそれぞれ読取センサー14a、14bが取り付けられている。また、筐体12の左右側端には音声案内用のスピーカー26がそれぞれ取り付けられている。
読取センサー14は、1基の勤怠管理装置10に対して2セット設けられており、本明細書では、表示画面16の左側方に取り付けられたものを第1読取センサー14aと呼び、右側方に取り付けられたものを第2読取センサー14bと呼ぶ。以下の説明では、両読取センサー14に共通する内容である場合にはアルファベットの枝番をつけずアラビア数字のみで示し、第1読取センサー14aあるいは第2読取センサー14bを区別する必要がある場合にはアルファベット大文字の枝番をアラビア数字に付して区別する。
本実施例において、各読取センサー14は、それぞれ個人Pを特定するための情報(=個人特定情報L:例えば、氏名、社員番号、所属部署その他の情報)が記録された個人特定情報記録媒体としての非接触型ICカード28(個人特定情報Lを記録することができるものであれば、カード形状のものに限られず、鍵状や箱状でもよく、さらにいえば、携帯電話等を用いることもできる。もちろん、接触型のものであってもよい。)を読み取り、読み取られた個人特定情報Lを出力するICカードリーダ30と、個人Pの指紋を読み取って、予め登録された指紋と照合して個人Pを特定し、当該個人Pの登録された個人特定情報Lを出力する指紋リーダ32(予め登録されたデータと照合して個人Pを特定できるものであれば、網膜や虹彩パターン等を読み取るものであってもよい。)とを備えている。つまり、1基の勤怠管理装置10について2台のICカードリーダ30と2台の指紋リーダ32と(=2セットの読取センサー14)が設けられている。もちろん、各読取センサー14をそれぞれ1台のICカードリーダ30あるいは1台の指紋リーダ32で構成してもよい。また、本実施例では、後述するように、個人Pの判断によりICカードリーダ30および指紋リーダ32のいずれか一方を用いることにより個人特定情報Lを出力するようにしているが、個人Pの識別をより厳格に行いたい場合には、ICカードリーダ30および指紋リーダ32を併用し、両リーダによる個人特定の結果が一致したときにのみ個人特定情報Lを出力するようにしてもよい。
表示画面16は、必要に応じて設けられる、現在時刻や各種メッセージ等を表示するためのモニタであり、これらを表示するために用いられる技術的手段(液晶・プラズマ・ブラウン管等)はどのようなものであってもよい。
操作部18は、必要に応じて設けられ、図3に示すように、「出勤」処理等の各種処理の名称がその表面に印字された複数の処理キー34が設けられた部分であり、当該操作部18と読取センサー14とを併用することにより、従来技術における勤怠管理装置1のように、「希望する処理の名称が印字された処理キー34を押す」操作を行った後、所定の時間内(例えば20秒間)に「ICカード28を読取センサー14に読み取らせる」操作を行うこと(以下、これを「従来型操作」という。)により、各種処理を行うことができるようになっている(例えば、「出勤」処理を行う場合には、先に操作部18の出勤キー34aを押し、然る後、ICカード28を読取センサーにかざすことになる。)。もちろん、読取センサー14にICカード28を読み取らせる操作だけで各種処理を行うこと(=「ワンタッチ操作」)のみを受け付けるようにする場合には、この操作部18を設ける必要はない。
動作確認ランプ19は、上述のように操作部18における何れかの処理キー34を押した後、「ICカード28を読取センサー14に読み取らせる」操作を待っている所定の時間内に、(上記操作を促す意味も含めて)点灯あるいは点滅するランプである。つまり、動作確認ランプ19が点灯あるいは点滅している間はワンタッチ操作を行うことができないことを意味している。したがって、ワンタッチ操作をしようとしたときに動作確認ランプ19が点灯あるいは点滅中であれば、所定の時間だけ待って動作確認ランプ19が消灯してからワンタッチ操作を行うことになる。
中央制御装置20は、筐体12の内部に収容され、図2に示すように、個人状態データベース21、動作テーブル22、操作履歴データ40、および給食注文者リスト42が記憶された、メモリやハードディスク等の記憶装置36と、操作部18からのキー入力信号Kや、読取センサー14から出力された個人特定情報Lを受け付けるともに、表示画面16に対して表示画面信号Mを出力したり、スピーカー26に対して音声信号Vを出力したりするとともに、必要に応じて記憶装置36にアクセスする制御装置38とで構成されている。
個人状態データベース21は、この勤怠管理装置10で管理される全ての個人P(例えば、従業員全員)の「現在の状態」が記録されたデータベースである。ここで、「現在の状態」とは、例えば、図4に示す一例のように、「出勤」状態や「退勤」状態、あるいは「外出」状態等、勤怠管理を行う上での基準となる状態をいう。もちろん、「現在の状態」は図4中の3つの状態に限られることはなく、勤怠管理装置10を設置するオフィス等の業務内容や時間シフト等の諸条件に基づいて設定することができる。
動作テーブル22は、ある状態にいる個人Pの個人特定情報Lが、第1読取センサー14aから出力されたとき、あるいは第2読取センサー14bから出力されたときのそれぞれにおいて、次にどの状態に移行するかについての情報(以下、「状態遷移情報」という。)が記述されたテーブルである。例えば、図4に示すように、「現在の状態」が「退勤」状態にある個人Pの個人特定情報Lが第1読取センサー14aから出力されたときには、「次の状態」である「出勤」状態に移行することが記述されており、また、「現在の状態」が「出勤」状態にある個人Pの個人特定情報Lが第2読取センサー14bから出力されたときには、「次の状態」である「退勤」状態に移行することが記述されている。
操作履歴データ40は、この勤怠管理装置10で管理される全ての個人Pの操作履歴が記録・蓄積されたものである。この操作履歴には、何年何月何日に、誰が、いずれかの(第1あるいは第2)読取センサー14を用いて、どの「現在の状態」から、どのような処理をしようとしたのかが記録されるようになっている。このため、万一、ある個人Pが月初めに出勤処理を行い忘れてしまい、以後、月末まで「出勤」状態と「退勤」状態とが入れ替わったまま気づかずに過ごしてきたような場合であっても、当該個人Pが朝夕に何らかの操作を行っていることが記録されているので、操作ミス(この場合は「出勤処理の行い忘れ」)があった日を特定できるだけでなく、当該操作ミスがなければその後の履歴はこのようになるということを、順を追って確認することができるので、単なる操作ミスに起因して個人Pが不測の不利益を被る(例えば、欠勤扱いになる等)おそれを回避することができる。
給食注文者リスト42は、必要に応じて作成されるリストであり、後述するように、「現在の状態」が「退勤」状態の場合に「出勤登録」処理および「給食注文」処理を行った個人Pの氏名や社員番号が記載される。そして、この給食注文者リスト42に基づいて、当日の給食発注数が印字された、給食業者への発注書が作成されるとともに、月末には、各個人Pの月間給食注文数が集計され、給与計算時における給食費の確認をスムーズに行うことができるようになっている。このように、本実施例では、「毎日、出勤時等において各個人Pのその要否を確認する必要のある事項の処理」の代表例として「給食注文」処理を採り挙げているが、もちろん「給食注文」処理に限定されることはなく、勤怠管理装置10を設置する企業等の事情に合わせて他の処理を行うようにしてもよい。
次に、本実施例の勤怠管理装置10を用いて各種処理を行う手順について、図4を用いて、「現在の状態」毎に説明する。なお、本実施例では、「現在の状態」および「次の状態」として、「退勤」、「出勤」、および「外出」の3種類の「状態」が用意されている。また、本実施例の勤怠管理装置10において、読取センサー14にICカード28を読み取らせるだけで当該処理を行うこと(=「ワンタッチ操作」)で行うことのできる処理は、従来通り、所望の処理キー34を押した後、読取センサー14でICカード28を読み取らせること(=従来型操作)でも行えるようになっているが、「ワンタッチ操作」あるいは「従来型操作」の両方で行える処理については「ワンタッチ操作」のみ説明して「従来型操作」についてはその説明を省略する。
(1)「現在の状態」が「退勤」である場合
記憶装置36の動作テーブル22には、この状態にある個人Pの個人特定情報Lが第1読取センサー14aから出力されたとき、当該個人Pの状態は「出勤」状態に移行し、また、第2読取センサー14bから当該個人特定情報Lが出力されたとき、当該個人Pの状態は「出勤」状態に移行するとともに、給食が注文されるように記述されている。
したがって、通常、朝に出勤してきた個人(従業員)Pは(前日の夕方に、後述する「退勤」処理を行い、現在の状態が「退勤」になっていることが前提。そうでない場合には、『ワンタッチ操作』が自動的に無効される(後述)。)、給食を注文せずに「出勤」状態にしたい場合、自分のICカードを第1読取センサー14aのICカードリーダ30に読み取らせるか、あるいは自分の指紋を第1読取センサー14aの指紋リーダ32に読み取らせることにより、給食注文をすることなく「現在の状態」を「出勤」状態にすることができる。このとき、スピーカー26から「おはようございます」という音声が流れ、表示画面16に「出勤処理完了」との表示が出るように、制御装置38がスピーカー26および表示画面16を制御する。さらに、制御装置38は、「第1読取センサー14aから個人特定情報Lが出力され、当該個人の状態を『退勤』から『出勤』状態に移行した」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
また、給食を注文して「出勤」状態にしたい場合、個人Pは第2読取センサー14bに自分のICカードあるいは指紋を読み取らせることにより、給食注文を行って「出勤」状態にすることができる。このとき、スピーカー26から「おはようございます」という音声が流れ、表示画面16に「出勤処理および給食注文完了」との表示が出るように、制御装置38がスピーカー26および表示画面16を制御する。さらに、制御装置38は、「第2読取センサー14bから個人特定情報Lが出力され、当該個人Pの状態を『退勤』から『出勤』状態に移行するとともに、給食の注文を受け付けた」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。また、制御装置38は、給食注文を行った従業員の氏名を記憶装置36に格納された給食注文者リスト42に追記する。その日の給食注文受付時間(例えば、午前7時〜午前9時15分)が終了すると、給食注文者リスト42は図示しないプリンタで紙に印刷され、同時に給食注文者リスト42に記載された人数に応じた給食数が記載された給食業者向けの給食注文書も印刷される。
(2)現在の状態が「出勤」にある場合
この状態にある個人Pの個人特定情報Lが第1読取センサー14aから出力されたとき、当該個人Pの状態は「外出」状態に移行する。また、第2読取センサー14bから当該個人特定情報Lが出力されたとき、当該個人Pの状態は「退勤」状態に移行する。
したがって、出勤後、客先を訪問するため等の理由で社外に出る個人(従業員)Pは、自分のICカード28あるいは指紋を第1読取センサー14aに読み取らせて、自分の状態を「出勤」状態から「外出」状態へ移行させた後、社外に出ることになる。このとき、スピーカー26から「いってらっしゃい」という音声が流れ、表示画面16に「外出登録処理完了」との表示が出るように、制御装置38がスピーカー26および表示画面16を制御する。さらに、制御装置38は、「第1読取センサー14aから個人特定情報Lが出力され、当該個人の状態を『出勤』から『外出』状態に移行した」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
一方、その日の勤務を終了して退社する個人Pは、自分のICカード28あるいは指紋を第2読取センサー14bに読み取らせて、自分の状態を「出勤」状態から「退勤」状態へ移行させた後、退社することになる。このとき、スピーカー26から「おつかれさまでした」という音声が流れ、表示画面16に「退勤処理完了」との表示が出るように、制御装置38がスピーカー26および表示画面16を制御する。さらに、制御装置38は、「第2読取センサー14bから個人特定情報Lが出力され、当該個人の状態を『出勤』から『退勤』状態に移行した」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
(3)現在の状態が「外出」にある場合
この状態にある個人Pの個人特定情報Lが第1読取センサー14aから出力されたときはエラーとして処理し、制御装置38は、操作エラーがあったことを表示画面16に表示するともに、スピーカー26からブザー音を発生させる。また、第2読取センサー14bから当該個人特定情報Lが出力されたときは、当該個人Pの状態は「出勤」状態に移行する。
したがって、外出先から帰社した個人Pは、自分のICカード28あるいは指紋を第2読取センサー14bに読み取らせて、自分の状態を「外出」状態から「出勤」状態へ移行させる。このとき、スピーカー26から「おかえりなさい」という音声が流れ、表示画面16に「帰社登録処理完了」との表示が出るように、制御装置38がスピーカー26および表示画面16を制御する。さらに、制御装置38は、「第2読取センサー14bから個人特定情報Lが出力され、当該個人Pの状態を『外出』から『出勤』状態に移行した」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
万一、当該個人Pが誤って第1読取センサー14aに自分のICカード28あるいは指紋を読み取らせたときは、スピーカー26からブザー音が鳴り、表示画面16に「操作エラーです」との表示が出るように、制御装置38がスピーカー26および表示画面16を制御して当該個人Pに操作エラーがあったことを伝えるとともに、正しい操作(第2読取センサー14bに読み取らせること)を促すようになっている。さらに、制御装置38は、「第1読取センサー14aから個人特定情報Lが出力されたが操作を無効にした」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
以上のような操作が全ての個人P(全従業員)について毎日繰り返され、毎月末には各個人Pの勤怠履歴表および月間給食注文数一覧表として印刷出力され、これらの表は給与計算等の資料として使用されることになる。
本実施例の勤怠管理装置10によれば、複数人の従業員等における各個人Pが自身を特定するための情報が記録された個人特定情報記録媒体28を一対の読取センサー14a、14bのうち何れか一方を選択して読み取らせることにより、制御装置38が、当該個人Pの「現在の状態」、および個人特定情報Lがどちらの読取センサー14a、14bから出力されたかに基づいて動作テーブル22の内容を参照しつつ当該個人の「次の状態」を決定するようになっていることから、従来の勤怠管理装置1のように操作部4を操作する必要がなくなる。
これにより、処理をするために各個人Pが行う操作が「選択した読取センサー14にて自己の個人特定情報記録媒体28を読み取らせる」だけになって当該処理全体の処理速度が向上するとともに、当該処理をするために要する「各個人Pによる操作の手数」が極小化されることにより誤った操作が行われる可能性が低減するので、当該処理全体の処理速度を向上させることができる。
(ワンタッチ操作の正誤決定機能を設ける場合について)
上述した「ワンタッチ操作」では各個人Pの「現在の状態」に応じて自動的に「次の状態」を判断するため、例えば、前日に「退勤」処理をするのを忘れて帰宅し、翌日の朝に「出勤」処理をしようとして第1読取センサー14aに自分のICカード28を読み取らせた場合、「現在の状態」が前日から引き続いて「出勤」状態であることから、このままでは「出勤」状態ではなく、「外出」状態になってしまうというような問題がある。
このような問題を回避するため、本実施例の動作テーブル22および制御装置38に、以下に説明するようなワンタッチ操作の正誤決定機能を設けてもよい。
(1)現在の状態が「退勤」にある場合
(a)個人特定情報Lが第1読取センサー14aから出力されたとき
制御装置38は、操作履歴データ40に記載された当該個人Pによる前回の操作日を確認し、前回の操作日が当日である場合には誤操作と判断して、表示画面16に「出勤登録」されなかった旨を表示するとともに、スピーカー26からブザー音を出してワンタッチ操作を無効にし、「第1読取センサー14aから個人特定情報Lが出力されたが操作を無効にした」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
そして、このようにワンタッチ操作が無効にされた場合には、操作部18の出勤キー34aを押した後、読取センサー14でICカード28を読み取らせる(もちろん、指紋リーダ32を用いてもよい、以下同じ。)従来型操作を行うことにより、出勤登録を行うことになる。
逆に、前回の操作日が前日あるいはそれ以前である場合には正常な操作と判断してワンタッチ操作を受け入れ、当該個人Pの状態を「退勤」状態から「出勤」状態に移行させ、「第1読取センサー14aから個人特定情報Lが出力され、当該個人の状態を『退勤』から『出勤』状態に移行した」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
(b)個人特定情報Lが第2読取センサー14bから出力されたとき
制御装置38は、操作履歴データ40に記載された当該個人Pによる前回の操作日を確認し、前回の操作日が当日である場合には誤操作と判断して、表示画面16に出勤登録および給食の注文がされなかった旨を表示するとともに、スピーカー26からブザー音を出してワンタッチ操作を無効にし、「第2読取センサー14bから個人特定情報Lが出力されたが操作を無効にした」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
このようにワンタッチ操作が無効にされた場合には、操作部18の出勤/注文キー34bを押した後、読取センサー14でICカード28を読み取らせる従来型操作を行うことにより、出勤登録および給食注文を行う。
逆に、前回の操作日が前日あるいはそれ以前である場合、制御装置38は、さらに現在時刻を確認し、当該現在時刻が給食注文受付時間内(例えば、午前7時〜午前9時15分)であれば、正常な操作と判断してワンタッチ操作を受け入れ、当該個人の状態を「退勤」状態から「出勤」状態に移行させるとともに給食の注文を受け付けて、「第2読取センサー14bから個人特定情報Lが出力され、当該個人の状態を『退勤』から『出勤』状態に移行し、給食の注文を受け付けた」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
現在時刻が給食注文受付時間外であれば、表示画面16に「給食受付時間は終了しています」と表示するとともに、スピーカー26からブザー音を出してワンタッチ操作を無効にし、「第2読取センサー14bから個人特定情報Lが出力されたが操作を無効にした」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する(従来型操作を行った場合も同じ)。
(2)現在の状態が「出勤」にある場合
(a)個人特定情報Lが第1読取センサー14aから出力されたとき
制御装置38は、操作履歴データ40に記載された当該個人Pによる前回の操作日を確認し、前回の操作日が当日である場合には正常な操作と判断して当該ワンタッチ操作を受け入れ、個人状態データベース21における当該個人Pの状態を「出勤」状態から「外出」状態に移行させるとともに、スピーカー26から「いってらっしゃい」という音声が流れ、表示画面16に「外出登録処理完了」との表示が出るように、制御装置38がスピーカー26および表示画面16を制御する。さらに、制御装置38は、「第1読取センサー14aから個人特定情報Lが出力され、当該個人Pの状態を『出勤』から『外出』状態に移行した」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
逆に、前回の操作日が前日あるいはそれ以前である場合には、前日(あるいはそれ以前)に退勤処理を忘れている可能性があることから、表示画面16に外出登録されなかった旨を表示するとともに、スピーカー26からブザー音を出してワンタッチ操作を無効にし、「第1読取センサー14aから個人特定情報Lが出力されたが操作を無効にした」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
このようにワンタッチ操作が無効にされた場合には、操作部18の外出キー34cを押した後、読取センサー14でICカード28を読み取らせる従来型操作を行うことにより、外出登録を行う。
(b)個人特定情報Lが第2読取センサー14bから出力されたとき
制御装置38は、操作履歴データ40に記載された当該個人Pによる前回の操作日を確認し、前回の操作日が当日である場合には正常な操作と判断してワンタッチ操作を受け入れ、個人状態データベース21における当該個人の状態を「出勤」状態から「退勤」状態に移行させるとともに、スピーカー26から「おつかれさまでした」という音声が流れ、表示画面16に「退勤登録処理完了」との表示が出るように、制御装置38がスピーカー26および表示画面16を制御する。さらに、制御装置38は、「第2読取センサー14bから個人特定情報Lが出力され、当該個人の状態を『出勤』から『退勤』状態に移行した」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
逆に、前回の操作日が前日あるいはそれ以前である場合には、前日(あるいはそれ以前)に退勤処理を忘れている可能性があることから、表示画面16に退勤処理登録されなかった旨を表示するとともにスピーカー26からブザー音を出して、ワンタッチ操作を無効にし、「第2読取センサー14bから個人特定情報Lが出力されたが操作を無効にした」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
このようにワンタッチ操作が無効にされた場合には、操作部18の退勤キー34dを押した後、読取センサー14でICカード28を読み取らせる従来型操作を行うことにより、退勤登録を行う。
(3)現在の状態が「外出」にある場合
(a)個人特定情報Lが第1読取センサー14aから出力されたとき
制御装置38は、操作履歴データ40に記載された当該個人Pによる前回の操作日を確認し、前回の操作日が当日である場合には、一度外出して帰社した時に「帰社」登録するのを忘れて「外出」状態のままになっている状態で、再度外出登録しようとしていることから、表示画面16に既に外出登録済みである旨を表示するとともにスピーカー26からブザー音を出して、ワンタッチ操作を無効にし、「第1読取センサー14aから個人特定情報Lが出力されたが操作を無効にした」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
このようにワンタッチ操作が無効にされた場合には、操作部18の外出キー34cを押した後、読取センサー14でICカード28を読み取らせる従来型操作を行うことにより、外出登録を行う。
逆に、前回の操作日が前日あるいはそれ以前である場合には、前日(あるいはそれ以前)に外出先から直帰しており、出勤処理をしたかった可能性があることから、表示画面16にその旨を表示するとともにスピーカー26からブザー音を出して、ワンタッチ操作を無効にし、「第1読取センサー14aから個人特定情報Lが出力されたが操作を無効にした」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
このようにワンタッチ操作が無効にされた場合には、操作部18の出勤キー34aを押した後、読取センサー14でICカード28を読み取らせる従来型操作を行うことにより、出勤登録を行う。
(b)個人特定情報Lが第2読取センサー14bから出力されたとき
制御装置38は、操作履歴データ40に記載された当該個人Pによる前回の操作日を確認し、前回の操作日が当日である場合には正常な操作と判断してワンタッチ操作を受け入れ、個人状態データベース21における当該個人の状態を「外出」状態から「出勤」状態に移行させるとともに、スピーカー26から「おかえりなさい」という音声が流れ、表示画面16に「帰社処理完了」との表示が出るように、制御装置38がスピーカー26および表示画面16を制御する。さらに、制御装置38は、「第2読取センサー14bから個人特定情報Lが出力され、当該個人の状態を『外出』から『出勤』状態に移行した」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
逆に、前回の操作日が前日あるいはそれ以前である場合には、前日(あるいはそれ以前)に外出先から直帰しており、出勤処理および給食の注文をしたかった可能性があることから、表示画面16にその旨を表示するとともにスピーカー26からブザー音を出して、ワンタッチ操作を無効にし、「第2読取センサー14bから個人特定情報Lが出力されたが操作を無効にした」ことをそのときの時刻とともに記憶装置36内の操作履歴データ40に追記する。
このようにワンタッチ操作が無効にされた場合には、操作部18の出勤/注文キー34bを押した後、読取センサー14でICカード28を読み取らせる従来型操作を行うことにより、出勤登録および給食注文を行う。
以上のように、ワンタッチ操作の正誤決定機能を設けることにより、誤った「状態」のままであることを個人Pが気付かずに長期間過ごしてしまうのを回避し、正常な「状態」への復帰を容易にすることができる。
10…勤怠管理装置
12…筐体
14…読取センサー
16…表示画面
18…操作部
19…動作確認ランプ
20…中央制御装置
21…個人状態データベース
22…動作テーブル
26…スピーカー
28…個人特定情報記録媒体(ICカード)
30…ICカードリーダ
32…指紋リーダ
34…処理キー
36…記憶装置
38…制御装置
40…操作履歴データ
42…給食注文者リスト

Claims (3)

  1. 択一的に選択され、複数人の中から個人を特定するための情報が記録された個人特定情報記録媒体を読み取るとともに読み取った個人特定情報を出力する第1読取センサーおよび第2読取センサーと、
    前記各個人の「現在の状態」が記録された個人状態データベースと、
    前記個人がある状態にいる場合に、前記第1読取センサーから当該個人の前記個人特定情報が出力されたとき、あるいは前記第2読取センサーから前記個人特定情報が出力されたときのそれぞれにおいて、次にどの状態に移行するかが記述された動作テーブルと、
    前記第1読取センサーあるいは前記第2読取センサーから出力された前記個人特定情報に対応する前記個人の「現在の状態」を前記個人状態データベースで確認し、然る後、前記「現在の状態」および「前記個人特定情報が前記第1読取センサーあるいは前記第2読取センサーのどちらから出力されたか」に基づき、前記動作テーブルを参照して次にどの状態に移行するかを決定し、前記個人状態データベースにおける当該個人の状態を、決定した「次の状態」に書き換える制御装置とを備えることを特徴とする勤怠管理装置。
  2. 前記動作テーブルには、更に、前記各個人がある状態にいる場合において、当該個人による「前回の前記個人特定情報の出力操作日」と、「今回の前記個人特定情報が前記第1読取センサーあるいは前記第2読取センサーのどちらから出力されたか」とに基づいて、今回の前記個人特定情報の出力操作を「正常操作」とするか「誤操作」とするかが記述されており、
    前記制御装置は、前記第1読取センサーあるいは前記第2読取センサーのどちらか一方から前記個人特定情報が出力されたとき、次にどの状態に移行するかを決定するのに先立って、当該個人による前回の操作日を確認し、然る後、この「前回の操作日」および「今回の前記個人特定情報が前記第1読取センサーあるいは前記第2読取センサーのどちらから出力されたか」に基づき、前記動作テーブルを参照して今回の個人特定情報の出力操作が「正常操作」か「誤操作」かを決定し、「正常操作」と決定した場合には、次にどの状態に移行するかを決定し、「誤操作」と決定した場合には今回の前記個人特定情報の出力操作を無効にすることを特徴とする請求項1に記載の勤怠管理装置。
  3. 複数人の中から個人を特定するための情報が記録された個人特定情報記録媒体の個人特定情報を第1読取センサーおよび第2読取センサーのいずれか一方で読み取り、
    読み取った前記個人特定情報に対応する個人の「現在の状態」を確認し、
    前記個人の「現在の状態」および「前記個人特定情報が前記第1読取センサーあるいは前記第2読取センサーのどちらから出力されたか」に基づいて、次にどの状態に移行するかを決定し、
    当該個人の状態を、決定した「次の状態」に書き換えることを特徴とする勤怠管理システム。
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