JP7298660B2 - 受付装置、受付方法およびプログラム - Google Patents

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本発明は受付装置、受付方法およびプログラムに関する。
勤務地の出入口などに設置され、出勤または退勤などの出退勤登録(勤怠登録、打刻)を行うことが可能な出退勤登録装置(タイムレコーダ)が知られている。この出退勤登録装置で出退勤登録を行う際には、従業員が出勤または退勤などの出退勤種別を選択して、出退勤登録装置が、従業員のICカードと近距離無線通信を行い、その従業員の識別情報(従業員識別情報)が確認できたら時刻や出退勤種別とともに出退勤登録を実行する(特許文献1)。
特開2016-57661号公報
企業が勤務地で従業員に対して食事を支給する、いわゆる「まかない」を行うことが知られている。このまかないについては、従業員に支給されたか適切に管理する方法がなかった。このために、多くの従業員が勤務している企業などでは、未支給の従業員がいたり、重複して支給される従業員がいたりしても、これを把握することができなかった。これは、食事に限らず、物品や金券、サービスなどでの支給(提供)でも同様である。また、税法上の観点からも、従業員に対する支給については適切な管理を行う必要がある。
このような背景を鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、所定の確認事項について適切に管理できるようにするための受付装置、受付方法およびプログラムを提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明に係る受付装置は、勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるための第1の操作ボタンを、休憩開始の選択を行うための第2の操作ボタンと休憩終了の選択を行うための第3の操作ボタンとが表示される画面において、前記第3の操作ボタンに隣接するように表示させる表示制御手段を備え、前記確認事項は、食事の受給実績についての確認であり、前記表示制御手段は、前記画面に前記第1の操作ボタンとともに曜日情報を表示させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係る受付方法は、受付装置が実行する受付方法であって、勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるための第1の操作ボタンを、休憩開始の選択を行うための第2の操作ボタンと休憩終了の選択を行うための第3の操作ボタンとが表示される画面において、前記第3の操作ボタンに隣接するように表示させる表示制御処理を含み、前記確認事項は、食事の受給実績についての確認であり、前記表示制御処理は、前記画面に前記第1の操作ボタンとともに曜日情報を表示させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるための第1の操作ボタンを、休憩開始の選択を行うための第2の操作ボタンと休憩終了の選択を行うための第3の操作ボタンとが表示される画面において、前記第3の操作ボタンに隣接するように表示させる表示制御手段として機能させ、前記確認事項は、食事の受給実績についての確認であり、前記表示制御手段は、前記画面に前記第1の操作ボタンとともに曜日情報を表示させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、所定の確認事項について適切に管理できるようにするための受付装置、受付方法およびプログラムを提供することができる。
第1の実施形態に係る出退勤登録装置の全体構成を示す図である。 第1の実施形態に係る従業員情報データベースのデータ構成を示す図である。 第1の実施形態に係る登録履歴データベースのデータ構成を示す図である。 第1の実施形態に係る登録処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る登録処理の起動直後の登録画面を示す図である。 第1の実施形態に係る出退勤種別または食事の選択時の登録画面を示す図である。 第1の実施形態に係るICカードを用いた登録の完了時の登録画面を示す図である。 第1の実施形態に係る従業員番号を用いた登録の完了時の登録画面を示す図である。 第1の実施形態に係る名前を用いた登録の完了時の登録画面を示す図である。 第1の実施形態に係る何れのボタンも選択していない登録時のエラー表示時の登録画面を示す図である。 第1の実施形態の変形例に係る登録処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態の変形例に係るボタンの選択を促すメッセージの表示時の登録画面を示す図である。 第2の実施形態に係る出退勤登録装置の全体構成を示す図である。 第2の実施形態に係る登録処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る起動直後の登録画面を示す図である。 第2の実施形態に係る出退勤種別選択時の登録画面を示す図である。 第2の実施形態に係る食事の支給の有無の問い合わせ画面を含めた登録画面を示す図である。 第2の実施形態に係る登録の完了時の登録画面を示す図である。 第3の実施形態に係る出退勤登録装置の全体構成を示す図である。 第3の実施形態に係る起動直後の登録画面を示す図である。 第4の実施形態に係る出退勤登録装置の全体構成を示す図である。 第4の実施形態に係る登録処理の流れを示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る起動直後の登録画面を示す図である。 第4の実施形態に係る退勤ボタンをタップした後の登録画面を示す図である。 第4の実施形態に係る退勤食事ボタンをタップした後の登録画面を示す図である。 第5の実施形態に係る出退勤登録装置の全体構成を示す図である。 第5の実施形態に係る登録処理の流れを示すフローチャートである。 第5の実施形態に係る食事の支給の種別の問い合わせ画面を含めた登録画面を示す図である。 第5の実施形態に係る登録完了時の登録画面を示す図である。 第1~第5の本実施形態に係る従業員別登録状況画面を示す図である。 第1~第5の本実施形態に係る日付別登録状況画面を示す図である。
≪第1の実施形態:出退勤登録装置の全体構成≫
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)を説明する。図1は、第1の実施形態に係る出退勤登録装置の全体構成を示す図である。ハードウェアとして出退勤登録装置(受付装置、勤怠登録装置)100は、いわゆるタブレット端末であり、CPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113、SSD(Solid State Drive)114、NIC(Network Interface Card)115、スピーカ116、NFCリーダ(ICカードリーダ)117、および、タッチパネルディスプレイ(表示手段)118を含んで構成される。NFCリーダ117は、必ずしも出退勤登録装置100に内蔵されるとは限らず、外付けであっても構わない。
また、出退勤登録装置100は、論理的には制御部130と記憶部140と入出力部170とから構成される。制御部130はCPU111から構成され、出退勤登録装置100全体を制御して機能させる。記憶部140は、ROM112とRAM113とSSD114とから構成され、各種データベースやプログラムを記憶する。入出力部170は、他の装置との通信データを送受信するNIC115、従業員が誤操作したときに警告音を発生させるスピーカ116、ICカードの識別情報(ICカード識別情報)を読み取るNFCリーダ117、および、出退勤(勤怠)種別のボタンや食事のボタン、従業員の名前を表示したり従業員からの入力を受け付けたり(読み取ったり)するタッチパネルディスプレイ118から構成される。
制御部130は、記憶部140に記憶されるOS(Operating System)(不図示)や登録プログラム141を実行することで、後記する登録処理(勤怠登録処理)を実行する。制御部130は、入力受付手段(受付手段)131、表示制御手段132、および、登録手段133を含んで構成される。
入力受付手段(受付手段)131は、入出力部170を構成するNFCリーダ117からICカード識別情報を読み取ったり、タッチパネルディスプレイ118を操作して従業員が入力した出勤や退勤などの出退勤(勤怠)種別ボタンや食事ボタンの選択、従業員番号や名前などの従業員識別情報を受け付けたりする。なお、入力受付手段131は、後記する従業員情報データベース150(図1では従業員情報DB(Database)と記載、図2参照)を参照することで、取得したICカード識別情報や名前に基づいて従業員番号を特定する。
図2は、第1の実施形態に係る従業員情報データベース150のデータ構成を示す図である。従業員情報データベース150は、記憶部140に記憶される表形式のデータベースであり、各行(レコード)は、1人の従業員の情報を示しており、従業員番号151、名前152、ICカード識別情報(図2ではICカードIDと記載)153、および、役職154の属性(列)を含んでいる。
従業員番号151は、従業員の従業員番号であり、従業員識別情報の1つである。従業員は、タッチパネルディスプレイ118から従業員番号を入力することができる。
名前152は、従業員の名前であり、従業員識別情報の1つである。従業員は、タッチパネルディスプレイ118に表示された自分の名前152を選択してタップすることで、名前152を入力することができる。
ICカード識別情報153は、従業員が保有するICカードの識別情報であり、従業員識別情報の1つである。従業員がICカードを保有(登録)していない場合には、ICカード識別情報153は「-」となる。従業員は、NFCリーダ117に自分のICカードをタッチすることで、ICカード識別情報153を入力することができる。
役職154は、従業員の役職である。
レコード159は、従業員番号「3864」の従業員の名前は「田中花子」であり、ICカードは保有(登録)しておらず、役職は「スタッフ」であることを示している。
図1に戻り、表示制御手段132は、タッチパネルディスプレイ118に出勤や退勤などの出退勤(勤怠)のボタン(第2の操作ボタン)、食事のボタン(第1の操作ボタン)の表示(後記する図5参照)を制御する。入力受付手段131が、出退勤種別や食事のボタンがタップ(選択)されたことを読み取ると、表示制御手段132は、タップされたボタンを強調して表示し(後記する図6記載の食事ボタン545参照)、そのボタンが選択された状態にあることを従業員にわかりやすく表示する。また、表示制御手段132は、従業員番号や名前、登録された情報に係るメッセージ、従業員に対する問い合わせ、問い合わせに対する回答ボタンなどの表示を制御する。
登録手段133は、入力受付手段131が読み取った従業員識別情報に対応する従業員番号、登録日付、登録時刻、および、入力受付手段131が読み取った情報に基づいて、出退勤情報または食事の支給を受けたか否かを示す情報を後記する登録履歴データベース160(図1では登録履歴DBと記載、図3参照)に格納して、登録する。
図3は、第1の実施形態に係る登録履歴データベース160のデータ構成を示す図である。登録履歴データベース160は、記憶部140に記憶される表形式のデータベースであり、各行(レコード)は、1件の出退勤登録の情報を示しており、従業員番号161、登録日付162、登録時刻163、および、「出退勤種別と食事」164の属性(列)を含んでいる。
従業員番号161は、登録した従業員の従業員番号であり、従業員情報データベース150の従業員番号151に対応する。登録日付162は登録された日付を示し、登録時刻163は登録された時刻を、「出退勤種別と食事」164は登録された出退勤種別または食事を示す。「出退勤種別と食事」164には、「出勤」、「退勤」、「休憩開始」、「休憩終了」および「食事」がある。
レコード168は、従業員番号が「3847」である従業員が、2017年10月10日16時00分54秒に「退勤」の登録をしたことを示している。また、レコード169は、同従業員が同日同時刻に、「食事」の登録をしたことを示している。
≪第1の実施形態:登録処理≫
図4は、第1の実施形態に係る登録処理の流れを示すフローチャートである。以下、図4と、タッチパネルディスプレイ118上の表示画面(図5~図10)とを参照しながら、出退勤登録装置100が実行する登録処理を説明する。
図5は、第1の実施形態に係る登録処理の起動直後の登録画面を示す図である。画面400のロゴ領域510には、出退勤登録装置100を導入した組織ないしは出退勤登録装置100の製造元のロゴが表示される。日時領域520には、現在日時が表示される。メッセージ領域530には、入力受付手段131が受け付けた(読み取った)従業員識別情報に対応する従業員の従業員番号や名前、登録された情報に係るメッセージ、従業員に次の操作を促すメッセージ、警告メッセージなどが表示される。
出退勤登録領域540には、出退勤種別に係るボタンとして、出勤ボタン541と退勤ボタン542と休憩開始ボタン543と休憩終了ボタン544と、が表示され、食事の支給に係るボタンとして、食事ボタン545とが表示される。画面410では、何れのボタンも選択されておらず、選択状態に表示されていない。
画面410の右側には、「番号で選択」タブ550と「名前で選択」タブ560とが表示される従業員選択領域が配置される。画面410では、「番号で選択」タブ550が選択されて表示されており、テンキーとクリアキー(Cキー)とOKキーとが表示されている。「番号で選択」タブ550には、従業員番号領域551が配置されているが、画面410では、従業員番号が未入力であり、何も表示されていない。
図4に戻り、ステップS101において、従業員が出退勤種別に係るボタンや食事ボタン545の選択または従業員識別情報を入力する。従業員が出退勤種別に係るボタンまたは食事ボタン545の選択を入力するときには、出退勤登録領域540に表示される何れかのボタンをタップする。ICカードを用いて従業員識別情報(ICカード識別情報)を入力するときには、従業員はICカードをNFCリーダ117にタッチする。従業員番号を入力する場合には、従業員は「番号で選択」タブ550を選択して、テンキーで従業員番号を入力して、最後にOKキーをタップする。名前を入力する場合には、従業員は「名前で選択」タブ560を選択して、表示された名前一覧(後記する図9参照)から名前をタップする。
ステップS102において、入力受付手段131が入力された情報を読み取る。
ステップS103において、ステップS102で読み取った入力情報の種別が、出退勤種別に係るボタンの選択または食事ボタン545の選択だった場合には(S103→出退勤種別または食事)ステップS104に進み、従業員識別情報(ICカード識別情報、従業員番号または名前)だった場合には(S103→従業員識別情報)ステップS105に進む。
ステップS104において、表示制御手段132は、選択された出退勤種別に係るボタンまたは食事のボタンが選択された状態(選択状態)にして表示する。図6は、第1の実施形態に係る出退勤種別または食事の選択時の登録画面を示す図である。画面411においては、食事ボタン545がタップされて、選択状態として表示されている。メッセージ領域530には、従業員の次の操作として、ICカードをタッチするか、従業員番号を入力することを促すメッセージが表示されている。
ステップS105において、何れかのボタンが選択された状態であれば(S105→Y)ステップS106に進み、何れのボタンも選択された状態でなければ(S105→N)ステップS107に進む。
ステップS106において、登録手段133は、登録履歴データベース160にレコードを追加し、従業員番号161、登録日付162、登録時刻163、および、「出退勤種別と食事」164に登録情報を格納する。詳しくは、従業員番号161には、入力された従業員識別情報に対応する従業員番号が格納され、ICカード識別情報に対応する従業員番号、「番号で選択」タブ550で入力された従業員番号、または、「名前で選択」タブ560で入力された名前に対応する従業員番号が格納される。登録日付162と登録時刻163とには、登録時の日付と時刻とが格納される。「出退勤種別と食事」164には、ステップS104で選択されたボタンに対応する情報が格納される。
図7は、第1の実施形態に係るICカードを用いた登録の完了時の登録画面を示す図である。画面412は、ICカードにより従業員識別情報が入力されたときの登録処理後の画面であり、メッセージ領域530に、従業員番号と名前と出退勤種別(または食事)を含んだ登録完了のメッセージが表示されている。ここで、従業員番号は、入力受付手段131が従業員情報データベース150(図2参照)を参照して、読み取ったICカード識別情報153に基づいて特定した従業員番号151である。名前は、登録手段133が従業員情報データベース150を参照して得られた、従業員番号151に対応する名前152である。出退勤種別(または食事)は、選択状態にある出退勤種別または食事である。この例では、食事ボタン545が選択された場合であるが、退勤や休憩開始などの出退勤種別においても、同様の処理である。
図8は、第1の実施形態に係る従業員番号を用いた登録の完了時の登録画面を示す図である。画面413は、「番号で選択」タブ550から従業員番号が入力されたときの登録処理後の画面であり、メッセージ領域530に、従業員番号と名前と出退勤種別(または食事)を含んだ登録完了のメッセージが表示されている。ここで、従業員番号は、入力受付手段131が読み取った、入力された従業員番号であり、従業員番号領域551に表示されている従業員番号である。名前は、登録手段133が従業員情報データベース150を参照して得られた、従業員番号151に対応する名前152である。
図9は、第1の実施形態に係る名前を用いた登録の完了時の登録画面を示す図である。画面414は、「名前で選択」タブ560に配置される従業員名前領域561から名前が選択されたときの登録処理後の画面であり、メッセージ領域530に、従業員番号と名前と出退勤種別(または食事)を含んだ登録完了のメッセージが表示されている。ここで、従業員番号は、登録手段133が従業員情報データベース150を参照して得られた、選択された名前152に対応する従業員番号151である。
図4に戻り、ステップS107において、登録手段133は、従業員が何れのボタンも選択しないままに出退勤登録しようとしたときのエラーメッセージを赤やオレンジなどの目立つ色で表示して、スピーカ116から警告音を出力する。図10は、第1の実施形態に係る何れのボタンも選択していない登録時のエラー表示時の登録画面を示す図である。画面415においては、メッセージ領域530に、出退勤種別に係るボタンまたは食事ボタン545を選択してからICカードをタッチするか従業員番号を入力することを促すメッセージが表示されている。
≪第1の実施形態:効果≫
出退勤登録装置100を操作することで、従業員は、従来までの出勤や退勤などの出退勤(勤怠)種別に加えて、食事の給付を登録することが可能となる。操作方法は、従来までの出退勤登録と同様であり、新たに操作方法を学習することなく、登録が可能である。食事の登録は、食事取得の前後でも、退勤時でも可能であり、従業員が登録を忘れることを削減することができる。
また、食事の給付を登録することで、従業員は、食事提供(支給、給付)という確認事項について該当することを登録したことになる。また、食事に限らず、出退勤登録装置100が、各種物品やサービスのボタンを備えることで、物品の給付(受領)確認、サービスの提供(受領)確認も可能となる。さらに、確認事項が複数ある場合には、確認事項の数に対応した数のボタンを備える構成としてもよい。
提供の確認とは逆に、非提供の確認をするようにしてもよい。例えば、出退勤登録装置100は、「食事」ボタンの替わりに、「食事無」ボタンを表示して、登録できるようにしてもよい。こうすることで、食事提供(支給、給付)という確認事項について非該当であることを登録したことになる。非該当のボタンを備えることで、出退勤登録装置100は、物品やサービスの非給付(非提供、非受領)確認が可能となる。
≪第1の実施形態:変形例≫
上記した第1の実施形態では、出退勤種別に係るボタンまたは食事ボタン545が選択された後に、従業員識別情報が入力されて、出退勤登録される。何れのボタンも選択されていないときには、ステップS107で説明したようにエラーになる。エラーにする替わりに、従業員に何れかのボタンを選択させるようにしてもよい。図11は、第1の実施形態の変形例に係る登録処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS201~S206は、ステップS101~S106(図4参照)とそれぞれ同様の処理である。
ステップS207において、登録手段133は、何れかのボタンの選択を促すメッセージを出力する。図12は、第1の実施形態の変形例に係るボタンの選択を促すメッセージの表示時の登録画面を示す図である。画面416においては、メッセージ領域530に、入力された従業員識別情報に対応する従業員番号と名前が表示され、さらに何れかのボタンの選択を促すメッセージが表示されている。
ステップS208において、従業員が出退勤種別に係るボタンまたは食事ボタン545をタップして、登録する出退勤種別または食事を選択する。
ステップS209において、入力受付手段131が、ステップS208において選択されたボタンに対応する情報を読み取る。
ステップS210において、登録手段133は、ステップS106と同様に、ステップS209において読み取った情報の登録を実行する。
≪第2の実施形態:出退勤登録装置の全体構成≫
図13は、第2の実施形態に係る出退勤登録装置(受付装置)100の全体構成を示す図である。第1の実施形態の出退勤登録装置100と比較して、表示制御手段132Aが、食事ボタン545(図5参照)を表示せず、出勤や退勤などの出退勤種別のみのボタン(第2の操作ボタン)を表示する(後記する図15参照)。替わりに、退勤が登録された後に、登録手段133Aが食事の有無を問い合わせて(後記する図17参照)、登録を行う。従業員は、YESボタン(第1の操作ボタン)をタップすることで、食事の支給を受けたこと(確認事項)を確認したことになる。
≪第2の実施形態:登録処理≫
図14は、第2の実施形態に係る登録処理の流れを示すフローチャートである。以下、図14と、タッチパネルディスプレイ118上の表示画面(図15~図18)とを参照しながら、出退勤登録装置100が実行する登録処理を説明する。
図15は、第2の実施形態に係る起動直後の登録画面を示す図である。第1の実施形態の画面(図5~図10参照)と比較して、画面420では、食事ボタン545が表示されておらず、出勤ボタン541、退勤ボタン542、休憩開始ボタン543、および、休憩終了ボタン544の出退勤種別を選択するボタンのみが出退勤登録領域540に表示されている。
ステップS301~S304は、食事ボタン545がないことを除いて、ステップS101~S104(図4参照)と同様の処理である。図16は、第2の実施形態に係る出退勤種別選択時の登録画面を示す図である。画面421では、退勤ボタン542が選択された状態である。
ステップS305において、何れかのボタンが選択された状態であれば(S305→Y)ステップS306に進み、何れのボタンも選択された状態でなければ(S305→N)ステップS313に進む。
ステップS306において、選択されているボタンが退勤ボタン542ならば(S306→Y)ステップS307に進み、退勤ボタン542でないならば(S306→N)ステップS312に進む。
ステップS307において、登録手段133Aは、食事の有無を問い合わせる。図17は、第2の実施形態に係る食事の支給の有無の問い合わせ画面を含めた登録画面を示す図である。画面422の中央左寄りに、「食事問合せ」というタイトルのダイアログボックス571が表示され、従業員に食事の支給の有無を問い合わせている。
ステップS308において、従業員が食事の支給の有無を入力する。
ステップS309において、入力受付手段131がステップS308の入力を読み取り、食事の支給がありならば(S309→Y)ステップS310に進み、食事の支給がなしならば(S309→N)ステップS311に進む。
ステップS310において、登録手段133Aは、ステップS106(図4参照)と同様に、退勤の登録と食事の支給の登録を行う。詳しくは、最初に、登録手段133Aは、登録履歴データベース160にレコードを追加し、従業員番号161、登録日付162、登録時刻163に従業員番号、登録日付、登録時刻を格納して、「出退勤種別と食事」164に「退勤」を格納する。続いて、登録手段133Aは、登録履歴データベース160にレコードを追加し、従業員番号161、登録日付162、登録時刻163に従業員番号、登録日付、登録時刻を格納して、「出退勤種別と食事」164に「食事」を格納する。図18は、第2の実施形態に係る登録の完了時の登録画面を示す図である。画面423のメッセージ領域530には、従業員番号と名前に加えて、退勤と食事の両方が登録された旨のメッセージが表示されている。
ステップS311において、登録手段133Aは、ステップS106と同様に、退勤の登録を行う。
ステップS312は、ステップS106と同様の処理である。
ステップS313は、ステップS107(図4参照)と同様の処理である。
≪第2の実施形態:効果≫
出退勤登録装置100を操作することで、従業員は、従来までの出勤や退勤などの出退勤種別に加えて、食事の支給を登録することが可能となる。第1の実施形態と比較すると、従業員は退勤時に食事の支給の有無が問い合わされて回答するので、食事の支給の登録を忘れることを防ぐことができるようになる。
上記した第2の実施形態では、退勤の登録時に食事の支給の有無を問い合わせていたが、他の勤務種別で問い合わせるようにしてもよい。例えば、休憩終了の登録時に問い合わせるようにしてもよい。
≪第3の実施形態:出退勤登録装置の全体構成≫
図19は、第3の実施形態に係る出退勤登録装置(受付装置)100の全体構成を示す図である。第1の実施形態の出退勤登録装置100と比較して、表示制御手段132が表示制御手段132Bに替わり、食事ボタン545(図5参照)が表示されなくなり、食事と退勤などの出退勤種別と組み合わされたボタン(第1の操作ボタン)が表示される(後記する図20参照)。
図20は、第3の実施形態に係る起動直後の登録画面を示す図である。第1の実施形態の画面(図5~図10参照)と比較して、画面430では、食事ボタン545が表示されておらず、出勤ボタン541、退勤ボタン542、「退勤(食事)」と表記された退勤食事ボタン546(第1の操作ボタン)、休憩開始ボタン543、および、休憩終了ボタン544が出退勤登録領域540に表示されている。退勤食事ボタン546は、退勤と食事の2つが登録されるボタンであり、退勤食事ボタン546を選択して登録することで、従業員は、食事の支給を受けたこと(確認事項)を確認したことになる。
≪第3の実施形態:登録処理≫
第3の実施形態の登録処理は、食事ボタン545が退勤食事ボタン546に替わったことを除いて、第1の実施形態の登録処理(図4参照)と同様である。ここで、ステップS106の登録においては、退勤食事ボタン546が選択されていた場合には、登録手段133は、退勤の登録と食事の支給の登録とを実行する。
≪第3の実施形態:効果≫
出退勤登録装置100を操作することで、従業員は、従来までの出勤や退勤などの出退勤種別に加えて、食事の支給を登録することが可能となる。第1の実施形態と比較すると、従業員は、退勤の登録と食事の支給の登録との2回の操作を行う必要がなく、退勤食事ボタン546を選択する1回の操作を行えばよく、操作の手間が削減されている。また、第2の実施形態と比較すると、従業員は食事の支給の有無の問い合わせ(図17参照)に答える必要がなく、操作の手間が削減されている。
食事は退勤と組み合わされるとは限らず、他の出退勤種別、例えば休憩終了と組み合わされてもよい。
≪第4の実施形態:出退勤登録装置の全体構成≫
図21は、第4の実施形態に係る出退勤登録装置(受付装置)100の全体構成を示す図である。第1の実施形態の出退勤登録装置100と比較して、表示制御手段132が表示制御手段132Cに替わり、食事ボタン545(図5参照)が表示されなくなり、食事は出勤や退勤などの出退勤種別と組み合わされて1つのボタン(第1の操作ボタン)がトグルで表示される。詳しくは、退勤ボタンがトグルボタンになっており、タップされるごとに、退勤が登録される退勤ボタン542A(後記する図23参照)と、退勤および食事が登録される退勤食事ボタン542B(後記する図24参照、ボタン上は「退勤(食事)」と表記)とに交互に変化する。退勤食事ボタン542Bを選択して登録することで、従業員は、食事の支給を受けたこと(確認事項)を確認したことになる。
≪第4の実施形態:登録処理≫
図22は、第4の実施形態に係る登録処理の流れを示すフローチャートである。以下、図22と、タッチパネルディスプレイ118上の表示画面(図23~図25)とを参照しながら、出退勤登録装置100が実行する登録処理を説明する。
図23は、第4の実施形態に係る起動直後の登録画面を示す図である。第1の実施形態の画面(図5~図10参照)と比較して、画面440では、食事ボタン545が表示されておらず、出勤ボタン541、退勤ボタン542A、休憩開始ボタン543、および、休憩終了ボタン544の勤務種別を選択するボタンのみが出退勤登録領域540に表示されている。
ステップS401~S402は、選択されるボタンが異なっていることを除いて、ステップS101~S102(図4参照)と同様の処理である。
ステップS403において、ステップS402で読み取った入力情報の種別が、出退勤種別にかかるボタンの選択または退勤食事ボタン542Bの選択だった場合には(S403→出退勤種別または退勤食事)ステップS404に進み、従業員識別情報(ICカード識別情報、従業員番号または名前)だった場合には(S403→従業員識別情報)ステップS407に進む。
ステップS404において、入力が退勤ボタン542Aまたは退勤食事ボタン542Bの選択ならば(S404→Y)ステップS405に進み、退勤ボタン542Aまたは退勤食事ボタン542Bの選択でなければ(S404→N)ステップS406に進む。
ステップS405において、表示制御手段132Cは、退勤ボタン542Aと退勤食事ボタン542Bを入れ替えて表示する。詳しくは、表示制御手段132Cは、退勤ボタン542Aがタップされた場合には、退勤ボタン542Aに替えて退勤食事ボタン542B(後記する図24参照)を表示し、退勤食事ボタン542Bがタップされた場合には、退勤食事ボタン542Bに替えて、退勤ボタン542Aを表示する。
ステップS406において、表示制御手段132Cは、選択された出退勤種別または退勤食事を示すボタンを選択状態に表示する。図24は、第4の実施形態に係る退勤ボタンをタップした後の登録画面を示す図である。退勤ボタン542Aがタップされた後に、画面441では退勤食事ボタン542Bが選択状態にして表示され、退勤食事が選択されていることを示している。図25は、第4の実施形態に係る退勤食事ボタンをタップした後の登録画面を示す図である。退勤食事ボタン542Bがタップされた後に、画面442では退勤ボタン542Aが選択状態にして表示されていることを示している。
ステップS407において、何れかのボタンが選択済みならば(S407→Y)ステップS408に進み、未選択ならば(S408→N)ステップS409に進む。
ステップS408において、登録手段133は、ステップS106(図4参照)と同様に登録を行う。例えば、退勤ボタン542Aが選択表示されていれば、登録手段133は、退勤の登録を行い、退勤食事ボタン542Bが選択表示されていれば、退勤の登録と食事の支給の登録を行う。
ステップS409は、ステップS107(図4参照)と同様の処理である。
≪第4の実施形態:効果≫
出退勤登録装置100を操作することで、従業員は、従来までの出勤や退勤などの出退勤種別に加えて、食事の支給を登録することが可能となる。また、出退勤種別と食事との組み合わせのボタンをトグルボタンとすることで、ボタンの数を削除することができる。例えば、食事を退勤だけではなく休憩終了とも組み合わせる場合、トグルボタンを用いないとすると、出勤、退勤、退勤食事、休息開始、休息終了、休息終了食事の6つのボタンを出退勤登録領域540(図5参照)に配置することになり、ボタンが小さくなって、操作がしにくくなったり、誤操作が多くなったりする。トグルボタンを用いることで、食事と出退勤種別とを組み合わせたボタンを操作しやすい大きさにすることができ、操作性を向上させることができる。
≪第5の実施形態:出退勤登録装置の全体構成≫
図26は、第5の実施形態に係る出退勤登録装置(受付装置)100の全体構成を示す図である。本実施形態では、食事の支給の種別が1つではなく、複数あり、登録手段133Dが食事の支給の種別を問い合わせて(後記する図28参照)、選択された食事種別ボタン(第1の操作ボタン)の食事種別を含んだ食事の支給の登録を行う。
≪第5の実施形態:登録処理≫
図27は、第5の実施形態に係る登録処理の流れを示すフローチャートである。以下、図27と、タッチパネルディスプレイ118上の表示画面(図28~図29)とを参照しながら、出退勤登録装置100が実行する登録処理を説明する。
ステップS501~S505は、ステップS101~S105(図4参照)とそれぞれ同様の処理である。
ステップS506において、登録手段133Dは、食事ボタン545が選択されたならば(S506→Y)ステップS507に進み、食事ボタン545以外(出退勤種別)のボタンが選択されたならば(S506→N)ステップS510に進む。
ステップS507において、登録手段133Dは、従業員に食事の支給の種別を問い合わせる。図28は、第5の実施形態に係る食事の支給の種別の問い合わせ画面を含めた登録画面を示す図である。画面451の中央左寄りに、「食事種別の問合せ」というタイトルのダイアログボックス572が表示され、従業員に食事の支給の種別を問い合わせている。
ステップS508において、従業員は食事種別をタップして選択する。
ステップS509において、登録手段133Dは、ステップS106(図4参照)と同様にして、食事種別を含めて食事の支給の登録を行う。詳しくは、入力受付手段131がステップS508で選択された食事種別を読み取り、登録手段133Dは、登録履歴データベース160の「出退勤種別と食事」164の属性に、食事種別を含めて食事を格納する。例えば、図28において「丼」が選択された場合には、「食事丼」を格納する。図29は、第5の実施形態に係る登録完了時の登録画面を示す図である。画面452のメッセージ領域530に食事種別を含めて食事の支給が登録されたことを示すメッセージが表示されている。
ステップS510において、登録手段133Dは、ステップS106(図4参照)と同様に登録を行う。
ステップS511は、ステップS107(図4参照)と同様の処理である。
≪第5の実施形態:効果≫
出退勤登録装置100を操作することで、従業員は、従来までの出勤や退勤などの出退勤種別に加えて、食事の支給を登録することが可能となる。さらに給付品の種別を含めて登録することが可能となる。
≪登録状況画面≫
上記した第1~5の実施形態で説明したとおり、登録手段(133、133A、133D)が、登録履歴データベース160(図3参照)に従業員番号、登録日付、登録日時、出退勤種別および食事を格納する。出退勤登録装置100の管理者(例えば、出退勤登録装置100が設置された店の店長など)は、登録された情報を従業員別または日付別に閲覧することができる。
図30は、第1~第5の本実施形態に係る従業員別登録状況画面を示す図である。管理者が、登録プログラム141の管理機能を起動して、表示された管理者画面(不図示)の従業員別登録状況のメニューをタップすることで、画面461に遷移する。「番号で選択」タブ550Aに従業員番号が入力される、または、「名前で選択」タブ560Aで名前が選択されると、当該従業員の当月分の登録状況が登録内容領域575に表示される。ドロップダウンリスト573を用いて年と月が指定されることで、指定された年の月の登録状況が登録内容領域575に表示される。戻るボタン574がタップされると、管理者画面に戻る。
図31は、第1~第5の本実施形態に係る日付別登録状況画面を示す図である。管理者が、管理者画面の日付別登録状況のメニューをタップすることで、画面462に遷移する。ドロップダウンリスト576を用いて日付が指定されることで、指定された日付の登録状況が登録内容領域575Aに表示される。戻るボタン574がタップされると、管理者画面に戻る。
≪変形例≫
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(1)~(6)のようなものがある。
(1)上記した実施形態では給付品を食事として説明したが、食事に限らず、食品や飲料、日用品他の物品、肩もみなどのサービス、商品券などであっても構わない。
(2)第2の実施形態において、出退勤登録装置100は、「食事問合せ」のダイアログボックス571を表示して食事の支給の有無を従業員に問い合わせている。しかしながら、従業員は、問い合わせに気がつかず、そのまま退勤してしまう可能性がある。このような場合に備えて、所定の時間内に回答がない場合には、食事の支給なしとして扱ってもよいし、逆に食事の支給ありとして扱ってもよい。または、ダイアログボックス571の表示とともに、スピーカ116から警告音を出力し続けて、従業員の注意を惹きつけるようにしてもよい。
(3)上記した実施形態では、食事の支給の回数(支給品数)は1回(1品)であったが、複数であってもよい。例えば、第5の実施形態において、食事の支給の種別を問い合わせるのに替えて食事の支給の回数を問い合わせるようにしてもよい。出退勤登録装置100は、登録履歴データベース160の「出退勤種別と食事」164に「食事2回」など回数を含めた情報を格納する登録を行ってもよいし、問い合わせの結果の食事回数と同じ回数だけ、「食事」の登録を行ってもよい。また、第1の実施形態において、食事ボタンの他に、「食事2回」のボタンを配置するようにしてもよいし、第4の実施形態において、「退勤」→「退勤食事」→「退勤食事2回」→「退勤」のように入れ替わるトグルボタンを配置するようにしてもよい。
(4)ICカードに限らず、スマートフォンやスマートウォッチなどの別の形態の近距離無線通信タグを用いて従業員識別情報を入力してもよい。また、従業員識別情報としては、顔、音声、指紋、静脈などの従業員の生体情報を用いてもよい。この場合には、NFCリーダ117に替わりに、出退勤登録装置100は、カメラや指紋センサなどを用いて生体情報である従業員識別情報を読み取り、従業員情報データベース150に格納される登録済みの生体情報と照合して、読み取った生体情報に基づいて従業員番号を特定する。
(5)上記した実施形態での出退勤種別は、出勤と退勤と休憩開始と休憩終了であった。外出、再入、直行および直帰など、その他の出退勤種別が含まれていてもよい。
(6)上記した実施形態では、出退勤登録した結果は、登録履歴データベース160に格納されていたが、所定のタイミングでサーバにアップロードするようにしてもよい。また、所定のタイミングでサーバから従業員情報データベース150に格納される内容をダウンロード(同期)するようにしてもよい。
≪付記≫
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。《請求項1》
勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるための第1の操作ボタンを、出勤/退勤の選択を行うための第2の操作ボタンが表示される画面に表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする受付装置。
《請求項2》
前記表示制御手段は、前記第1の操作ボタンと前記第2の操作ボタンを並べて表示させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の受付装置。
《請求項3》
前記表示制御手段は、前記第1の操作ボタンが操作されることに基づいて前記確認事項についての登録を受け付けたことを示すメッセージを表示させる、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の受付装置。
《請求項4》
勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるとともに、退勤の登録を合わせて受け付けるための第1の操作ボタンを、出勤の登録を受け付けるための第2の操作ボタンが表示される画面に表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする受付装置。
《請求項5》
勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるための第1の操作ボタンを、出勤/退勤の選択を行うための第2の操作ボタンを含む画面において退勤の選択を受け付けた際に、前記画面に表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする受付装置。
《請求項6》
前記確認事項は、所定の物品の給付確認、受領確認、非給付確認、非受領確認、のうちの少なくとも一つ、または、所定のサービスの提供確認、受領確認、非提供確認、非受領確認、のうちの少なくとも一つである、
ことを特徴とする請求項1から5のうち何れか一項に記載の受付装置。
《請求項7》
前記表示制御手段は、表面への接触を入力操作として検出するタッチパネルを有する表示手段に前記画面を表示させる、
ことを特徴とする請求項1から6のうち何れか一項に記載の受付装置。
《請求項8》
勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるための第1の操作ボタンを、出勤/退勤の選択を行うための第2の操作ボタンが表示される画面に表示させることを特徴とする受付方法。
《請求項9》
勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるとともに、退勤の登録を合わせて受け付けるための第1の操作ボタンを、出勤の登録を行うための第2の操作ボタンが表示される画面に表示させることを特徴とする受付方法。
《請求項10》
勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるための第1の操作ボタンを、出勤/退勤の選択を行うための第2の操作ボタンを含む画面において退勤の選択を受け付けた際に、前記画面に表示させることを特徴とする受付方法。
《請求項11》
コンピュータを、
勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるための第1の操作ボタンを、出勤/退勤の選択を行うための第2の操作ボタンが表示される画面に表示させる表示制御手段として機能させるためのプログラム。
《請求項12》
コンピュータを、
勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるとともに、退勤の登録を合わせて受け付けるための第1の操作ボタンを、出勤の登録を行うための第2の操作ボタンが表示される画面に表示させる表示制御手段として機能させるためのプログラム。
《請求項13》
コンピュータを、
勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるための第1の操作ボタンを、出勤/退勤の選択を行うための第2の操作ボタンを含む画面において退勤の選択を受け付けた際に、前記画面に表示させる表示制御手段として機能させるためのプログラム。
100 出退勤登録装置(受付装置)
111 CPU
112 ROM
113 RAM
114 SSD
115 NIC
116 スピーカ
117 NFCリーダ(ICカードリーダ)
118 タッチパネルディスプレイ(表示手段)
130 制御部
131 入力受付手段(受付手段)
132、132A、132B、132C 表示制御手段
133、133A、133D 登録手段
140 記憶部
141 登録プログラム
150 従業員情報データベース
160 登録履歴データベース
170 入出力部
510 ロゴ領域
520 日時領域
530 メッセージ領域
540 出退勤登録領域
541 出勤ボタン(第2の操作ボタン)
542 退勤ボタン(第2の操作ボタン)
542A 退勤ボタン(第1の操作ボタン)
542B 退勤食事ボタン(第1の操作ボタン)
543 休息開始ボタン(第2の操作ボタン)
544 休息終了ボタン(第2の操作ボタン)
545 食事ボタン(第1の操作ボタン)
546 退勤食事ボタン(第1の操作ボタン)
550、550A 「番号で選択」タブ
551 従業員番号領域
560、560A 「名前で選択」タブ
561 従業員名前領域
575、575A 登録内容領域

Claims (8)

  1. 勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるための第1の操作ボタンを、休憩開始の選択を行うための第2の操作ボタンと休憩終了の選択を行うための第3の操作ボタンとが表示される画面において、前記第3の操作ボタンに隣接するように表示させる表示制御手段を備え、
    前記確認事項は、食事の受給実績についての確認であり、
    前記表示制御手段は、前記画面に前記第1の操作ボタンとともに曜日情報を表示させる、
    ことを特徴とする受付装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記第1の操作ボタンと前記第2の操作ボタンと前記第3の操作ボタンとを第1の行に並べて表示させるとともに、前記曜日情報が含まれている日付情報を前記第1の行とは異なる第2の行に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の受付装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記第1の行と前記第2の行との間に位置する第4の行に所定のメッセージを表示させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の受付装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記第1の行と前記第2の行との間に位置する第3の行に時刻情報を表示させる、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の受付装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記第1の操作ボタン前記第2の操作ボタンと前記第3の操作ボタンとが表示される画面に、出勤の選択を行うための第4の操作ボタンと退勤の選択を行うための第5の操作ボタンとを表示させる、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の受付装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記第1の操作ボタンと前記第4の操作ボタンまたは前記第5の操作ボタンとの間に前記第2の操作ボタンまたは前記第3の操作ボタンが介在するように表示させる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の受付装置。
  7. 受付装置が実行する受付方法であって、
    勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるための第1の操作ボタンを、休憩開始の選択を行うための第2の操作ボタンと休憩終了の選択を行うための第3の操作ボタンとが表示される画面において、前記第3の操作ボタンに隣接するように表示させる表示制御処理を含み、
    前記確認事項は、食事の受給実績についての確認であり、
    前記表示制御処理は、前記画面に前記第1の操作ボタンとともに曜日情報を表示させる、
    ことを特徴とする受付方法。
  8. コンピュータを、
    勤務日に対応付けて登録すべき所定の確認事項について、当該勤務日において該当したことの登録または非該当であったことの登録を受け付けるための第1の操作ボタンを、休憩開始の選択を行うための第2の操作ボタンと休憩終了の選択を行うための第3の操作ボタンとが表示される画面において、前記第3の操作ボタンに隣接するように表示させる表示制御手段として機能させ、
    前記確認事項は、食事の受給実績についての確認であり、
    前記表示制御手段は、前記画面に前記第1の操作ボタンとともに曜日情報を表示させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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