JP2008097567A - 整理券発行装置およびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗又は公共施設における窓口業務および受付業務において、顧客の順番待ちの混乱を避けるために発行される整理券の整理券発行装置および発行方法を提供する。
【解決手段】顧客又は利用者への情報の提示および顧客又は利用者からの情報の入力を行うための情報表示・入力手段11と、顧客又は利用者の一つまたはそれ以上の訪問目的を問い合わせるための問合せ手段と、ホストコンピュータとのデータ送受信を行うための通信手段と、顧客又は利用者へ提供する整理券を印刷するための印刷手段と、当該整理券発行装置を制御するための制御手段と、を備える構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、銀行、郵便局、証券会社、病院、旅行代理店、調剤薬局、飲食店等の店舗を訪れた顧客や、公共施設を訪れた利用者に対して、順番待ちの混乱を避けるために発行される整理券の発行装置およびその発行方法にかかる。
従来、銀行、郵便局、証券会社、病院、旅行代理店、調剤薬局、飲食店等の営業店舗を訪ずれた顧客や、公共施設を訪れた利用者に発行される整理券は、次のような装置で発行されていた。例えば、銀行などの金融機関で使用されている整理券発行機では、各取引に対応する複数のボタンを表示したタッチパネル状の入力部を備え、客が前記複数のボタンのいずれかに触れることにより、当該ボタンがOFF状態からON状態となり、それによって客の所望の取引を受付け、整理券が整理券発行機に備えられた吐出口から外部に吐出するようになっている。なお、入力部としては、上述したタッチパネルの代わりに、押し下げ操作により電気的にON/OFFスイッチするボタン状のスイッチが使用されている場合もある。上記複数のボタンは、各々が1つの受付窓口を選択するようになっており、例えば、「ご新規口座開設窓口」、「お預け・お支払窓口」、「お振込み窓口」、あるいは「ご融資窓口」の如く異なった受付窓口に対応させて受付できるように設定されている。従って、整理券発行機のタッチパネル上では、複数のボタンの各々のボタン面上又はその近傍に「ご新規口座開設窓口」、「お預け・お支払窓口」、「お振込み窓口」及び「ご融資窓口」の如く窓口識別が表示されている。当該金融機関の店舗に来店した顧客は、その来店目的に従った窓口を選び、複数のボタンの中から一つのボタンを選択し、その選択したボタンに触れることにより選択操作を行い、受付登録し、整理券発行機から吐出される整理券を受け取り、受領後、待合場所に配置された座席に腰掛け、整理券に記載された受付番号が呼び出されるまで待機することになる。そして、受付番号が呼びだされると、自分の持っている整理券に記載された番号と照合し、自分の整理券の番号と一致した場合には、指定された窓口に赴き、その窓口で各種の手続きを行うようになっている(特許文献1参照)。
このように整理券を発行して受付順を管理することにより、顧客は窓口の前に並んで待つ必要が無く、待合場所に配置された座席に腰掛けて順番を待てば良く、順番待ちの混乱を避けることが可能となる。
しかしながら、このような整理券発行機で整理券を発行したとしても、複数の窓口で手続きをしたいと考えている顧客の場合、一つの窓口での手続きが終ってから、改めて別の窓口で手続きをするための整理券を受け取っていたのでは、待ち時間が非常に長くなり、窓口を訪れた顧客に不満を与えてしまうことになる。一方、店舗を訪れた顧客が最初に整理券を受け取る際に、複数の窓口での手続きのために、別の窓口の整理券を複数枚受け取るようにした場合、それぞれの窓口での手続き開始時間が重なった場合には、窓口での順番待ちの混乱が生じてしまうことになる。また、従来の整理券発行機では、来店目的に従った窓口を選択するだけなので、顧客の来店目的を詳細に把握することは困難であった。整理券発行段階において、顧客の来店目的を詳細に把握することができれば、窓口での手続きが始まる前に、店舗側または顧客側が予め手続きの準備を進めておくことによって、窓口業務を迅速化し、効率化することが可能であるが、従来の整理券発行機ではこのようなことを実現するのは困難であった。
更に、各店舗としては、整理券発行機によって整理券を発行した後は、店舗を訪ねてくれた顧客を放置しておくだけで、顧客に対して新しい商品を紹介したり、新しいサービスの内容についてPRすることができるチャンスであるにもかかわらず、適切な対応をとらずセールスプロモーションの機会を逃がしていた。また、公共施設の場合には、公共施設を利用するために訪れた利用者に、当該施設が提供するサービスを知ってもらうことによって当該施設に理解を深めてもらう折角の機会を喪失していたことにもなる。
特開2006-202073号公報
本発明は、上述したような問題を鑑みなされたものである。即ち、銀行、郵便局、証券会社、病院、旅行代理店、調剤薬局、飲食店等の店舗における窓口業務および受付業務において、顧客の順番待ちの混乱を避けるために発行される整理券の発行装置であって、顧客の訪問目的を詳細に把握することができ、更に複数の用件を一度に処理しようとして店舗を訪れた顧客や公共施設を訪れた利用者に、一連の訪問目的を効率よく達成することができるようにした整理券発行装置を提供するものであり、併せて当該整理券の発行方法を提供するものである。
また、窓口での手続きが始まる前に、店舗側または顧客側が予め手続きの準備を進めておくことによって、窓口業務を更に迅速化し、効率化することができるようにした整理券発行装置、および当該整理券の発行方法を提供するものである。
更に、店舗を訪れた顧客を退屈させることのないように配慮した顧客サービスを提供すると共に、顧客の待ち時間を利用して、新しい商品を紹介したり、新しいサービスの内容についてPRするための情報提供や、公共施設を利用するために訪れた利用者に、当該施設が提供するサービスを知ってもらうことによって当該施設に理解を深めてもらうための情報を提供することができるようにした整理券発行装置および整理券発行方法を提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明では、店舗又は公共施設を訪れた顧客又は利用者の受付を行う際に発行する整理券の発行装置において、顧客又は利用者への情報の提示および顧客又は利用者からの情報の入力を行うための情報表示・入力手段と、顧客又は利用者の一つまたはそれ以上の訪問目的を問い合わせるための問合せ手段と、ホストコンピュータとのデータ送受信を行うための通信手段と、顧客又は利用者へ提供する整理券を印刷するための印刷手段と、当該整理券発行装置を制御するための制御手段と、を備える構成とした。
また、請求項2に係る発明では、請求項1に記載した整理券発行装置において、更に顧客又は利用者の訪問目的に対応した待ち時間を計算するための待ち時間計算手段を備えている構成とした。
また、請求項3に係る発明では、請求項1または2のいずれかに記載の整理券発行装置において、更に顧客又は利用者へ窓口手続きの事前確認を求める事前確認手段を備えている構成とした。
また、請求項4に係る発明では、請求項1乃至3のいずれかに記載した整理券発行装置において、更に顧客又は利用者へ情報を提供するための情報提供手段を備えている構成とした。
また、請求項5に係る発明では、請求項3または4のいずれかに記載の整理券発行装置において、整理券発行装置と有線または無線により接続された一台以上の整理券発行補助端末を更に備え、整理券発行補助端末には、顧客又は利用者への情報の提示および顧客又は利用者からの情報の入力を行うための第二の情報表示・入力手段が備えられ、事前確認手段および情報提供手段のいずれか、または両者が整理券発行補助端末に配置されている構成とした。
また、請求項6に係る発明では、請求項5に記載の整理券発行装置において、整理券発行補助端末が携帯電話である構成とした。
また、請求項7に係る発明では、請求項1乃至5のいずれかに記載の整理券発行装置において、整理券発行装置または整理券発行補助端末のいずれか、又は両者に更に二次元バーコード読取手段を備える構成とした。
更に、請求項6に係る発明では、店舗又は公共施設を訪れた顧客又は利用者の受付を行う際に発行する整理券の発行方法において、顧客又は利用者の一つまたはそれ以上の訪問目的を問い合わせるための問合せステップと、顧客又は利用者が入力した訪問目的に対応した待ち時間を計算するステップと、顧客又は利用者へ提供する整理券を印刷するための印刷ステップと、から成る構成とした。
また、請求項7に係る発明では、請求項6に記載の整理券発行方法において、更に顧客又は利用者へ窓口手続きの事前確認を求める事前確認ステップを備えた構成とした。
また、請求項8に係る発明では、請求項6または7のいずれかに記載の整理券発行方法において、更に顧客又は利用者へ情報を提供するための情報提供ステップを備えた構成とした。
店舗又は公共施設における整理券発行装置および整理券発行方法を、以上説明したような構成とすることにより、以下に説明するような効果が得られる。
即ち、銀行、郵便局、証券会社、病院、旅行代理店、調剤薬局、飲食店等の店舗における窓口業務および受付業務において、顧客の訪問目的を詳細に把握することができ、更に複数の用件を一度に処理しようとして店舗を訪れた顧客や公共施設を訪れた利用者が、一連の訪問目的を効率よく達成することができるようになるという効果を奏する。
また、窓口での手続きが始まる前に、店舗側または顧客側が予め手続きの準備を進めておくことによって、窓口業務を更に迅速化し、効率化することができるようになるという効果を奏する。
更に、店舗を訪れた顧客を退屈させることのないように配慮した顧客サービスを提供すると共に、顧客の待ち時間を利用して、新しい商品を紹介したり、新しいサービスの内容についてPRするための情報提供や、公共施設を利用するために訪れた利用者に、当該施設が提供するサービスを知ってもらうことによって当該施設に理解を深めてもらうための情報を提供することができるようになるという効果を奏する。
また、整理券発行装置に1または複数台の整理券発行補助端末を設けることにより、大量の顧客または利用者の受付に対応できるようになると共に、店舗または施設内における整理券発行装置の配置に大きな自由度を与えることができるようになるという効果を奏する。
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
図1は、店舗又は公共施設が設置する整理券発行装置の実施例の一つを示したものである。当該整理券発行装置10には、スタンド14上に配置された情報表示・入力手段11としてのタッチパネルが設置されている。また、タッチパネルの近傍には、整理券13を印刷して吐き出す吐出口12が設けられている。
本実施例では、情報表示・入力手段11としてタッチパネルを使用したものが示されているが、これに限定されるものではなく、液晶パネルとキーボードを組み合わせたものであっても良い。図2は、当該整理券発行装置10の内部に組み込まれたシステムの構成の1実施例を示したものである。整理券発行装置10には、通信手段21、問合せ手段22、記憶手段23、印刷手段24、待ち時間計算手段25、情報提供手段26、制御手段27、事前確認手段28、取消手段29および情報表示・入力手段11が備えられている。
通信手段21は、ホストコンピュータとのデータのやり取りを行うためのものであって、通信アンテナを介して無線通信により、あるいは通信ケーブルを介してホストコンピュータとの間でデータの送受信を行う機能を有するものである。なお、この整理券発行装置10は、ホストコンピュータと接続することなく、スタンドアローンとして使用するようにしても良い。
問合せ手段22は、店舗を訪れた顧客や施設を訪れた利用者の訪問目的を詳細に問い合わせるための手段である。例えば、金融機関の店舗の場合を例にとって説明すると、まず、店舗を訪れた顧客が整理券発行装置10によって、整理券の発行手続きを行おうとすると、問合せ手段22が起動され情報表示・入力手段11であるタッチパネル上には、例えば図4に示すような画面が表示される。顧客は、図4に示す画面の中から「その他」と書かれたボタンに触れると、例えば、「年金」、「保険」、「資金運用」等の選択ボタンを表示した画面が現れるようになっている。このように階層的に構成された問合せの画面に従って、顧客が該当するボタンに触れたり、情報をインプットすることによって、訪問目的を詳細に確認することができるようになっている。
更に、この問合せ手段22は、顧客の一つの訪問目的を詳細に確認した後、更に別の訪問目的があるかどうかを問い合わせるようになっており、もし、別の訪問目的があるようであれば、上述したものと同様な方法で、別の訪問目的についてもその詳細を確認するようになっている。
問合せ手段22によって確認された顧客の訪問目的に関するデータは、店舗を訪れた顧客毎に割り当てられる整理券番号と一緒に、一旦記憶手段21へ保存される。この記憶手段には、顧客の訪問目的に関するデータの他、訪問目的に対応した窓口での平均的な手続き時間に係るデータベース、各窓口における待ちリスト、各窓口における待ち時間、後述する手続きの事前確認のためのデータベース、および顧客に提供する各種情報に関するデータベースが保存されている。ただし、これらのデータの全て、あるいはその一部については、本整理券発行装置と接続されたホストコンピュータに保存するようにしても良い。なお、ここで付与された整理券番号と、ホストコンピュータに保存されている特定の顧客データと対応させることによって特定の顧客の来店履歴データとしてデータ蓄積を行うようにすることもできる。
待ち時間計算手段25は、記憶手段21に保存されている、既に整理券の発行が済み窓口での手続きを待っている顧客の訪問目的に関するデータと、予め記憶手段21に保存されている訪問目的に対応した窓口での平均的な手続き時間に係るデータに基づいて、窓口での手続き時間の総計を算出することにより、当該顧客の待ち時間を予測する。顧客の訪問目的が複数ある場合には、各訪問目的毎に待ち時間が算出される。そして、この場合には、各訪問目的毎の待ち時間に基づいて、当該顧客の窓口での手続きが重なり合うことなく、待ち時間が最小になるように、どのような順番で窓口手続きを行うかということが決定される。待ち時間計算手段25によって算出された待ち時間と窓口の順番は、整理券番号と対応させて記憶手段21へ保存されると共に、印刷手段24によって整理券13として印字出力される。この整理券には、窓口名称または窓口番号、待ちリストの順番を表す整理券番号、整理券のID番号、おおよその待ち時間等が記載される。顧客の訪問目的が複数ある場合には、訪問目的毎に上述したような情報が印刷される。また、この整理券には、窓口名称または窓口番号、待ちリストの順番を表す整理券番号、整理券のID番号、おおよその待ち時間等のデータを二次元バーコード、例えばQRコード等、を利用して、前述した記載とは別に表示しておくようにしても良い。このようにすることによって、後でこれらのデータの入力が必要になった場合、簡単に入力することができるからである。
整理券13が発行された後、窓口手続きの事前確認手段28が起動され、待ち時間の間に、顧客が窓口業務の事前確認を行う意思があるか否かを確認するメッセージが表示される。顧客が窓口業務の事前確認を行うことを選択した場合、予め確認してある顧客の訪問目的に応じて、例えば顧客ID、顧客住所、電話番号等のような必要な情報の入力を促したり、または必要な書類、印鑑等が準備できているかどうかの確認を促す等の作業を行うように設定されている。顧客の訪問目的が複数ある場合には、訪問目的毎に上述したような事前確認が行われる。
最後に起動される情報提供手段26は、店舗を訪れた顧客に占い、クイズ、漫画等のアミューズメント情報を提供することによって、待ち時間の間、顧客を退屈させることのないように配慮した顧客サービスを提供したり、あるいは、顧客の待ち時間を利用して、新しい商品を紹介したり、新しいサービスの内容についてPRするための情報を提供したり、公共施設を利用するために訪れた利用者であれば、当該施設が提供するサービスについてのガイダンス情報を提供したりするものである。顧客がどのような情報の提供を希望するのか選択してもらい、顧客の選択に従って情報を提供するようにしても良い。また、顧客の訪問目的に対応したPR情報を提供するようにしても良い。
なお、待ち時間の途中に急用が生じた場合などに、窓口予約をキャンセルする必要が生じるが、このような場合に、取消手段29を起動させてキャンセルすることになる。この場合、顧客は整理券発行装置によって再度整理券発行処理をスタートさせることになる。顧客の選択により、取消手段29が起動すると、顧客は整理券番号と整理券IDを入力することを求められ、入力された整理券番号と整理券IDの関係が正常な場合には、待ちリストから当該整理券番号は削除され、キャンセルの手続きが完了する。また、入力された整理券番号と整理券IDの関係が誤っている場合には、タッチパネルに「取消できません」と表示され、第三者が勝手にキャンセルしてしまうことを防止できるようになっている。なお、整理券発行装置に二次元バーコード読取手段30(図示せず)を備えるようにしておけば、上述したような整理券に表示された二次元バーコードを利用することによって、顧客は整理券番号と整理券IDのデータを簡単に入力することが可能となる。
制御手段27は、通信手段21、問合せ手段22、記憶手段23、印刷手段24、待ち時間計算手段25、情報提供手段26、制御手段27、事前確認手段28、取消手段29、二次元バーコード読取手段30、および情報表示・入力手段11の各手段を統合して制御するものである。
なお、以上説明してきた整理券発行装置では、一台の整理券発行装置に上述した全ての手段を備えるようにしたものであったが、情報提供手段26や事前確認手段28を起動させて顧客とインターラクティブな操作を行っていると一人の顧客が長時間整理券発行装置を占有することになるため、大量の顧客の受付に対応するためには、多数の整理券発行装置を店舗または施設に配置して対応する必要があった。
そこで、整理券発行装置と有線または無線によって接続された1台または複数台の整理券発行補助端末を更に設け、この整理券発行補助端末には、顧客又は利用者に対して情報の提示を行ったり、顧客又は利用者が情報の入力を行ったりするための第二の情報表示・入力手段を備えるようにする。また、場合によっては、二次元バーコード読取手段を備えるようにしても良い。そして整理券発行装置本体に備えていた機能の一部、例えば事前確認手段および情報提供手段のいずれか、または両者を整理券発行補助端末に配置することによって、顧客は、整理券発行装置本体において、整理券発行までの比較的簡単な操作を終えた後、整理券発行補助端末が配置された場所へ移動して、整理券番号や整理券ID等のデータを入力してから情報提供手段26や事前確認手段28を起動させて上述したような操作を行うことができるようになる。この場合、整理券に表示された二次元バーコードを利用して必要な情報を入力することもできる。
このように整理券発行装置に1または複数台の整理券発行補助端末を設けることにより、大量の顧客または利用者の受付に対応できるようになると共に、店舗または施設内における整理券発行装置(整理券発行補助端末をも含めて)の配置に大きな自由度を与えることができるようになる。一方顧客としては、ゆっくりと落ち着いて操作ができるようになる。なお、整理券補助端末として顧客の携帯電話を利用することも可能である。この場合、顧客の携帯電話と整理券発行装置との間を通常の無線電話回線を通じて通信を行なえるようにすることにより、インターラクティブな情報の交信が可能となる。ただし、顧客の携帯電話を整理券補助端末として活用するためには、上述した事前確認手段および情報提供手段などは全て整理券発行装置側に備えるような構成にしておく必要がある。
図3は、上述した整理券発行装置10を使用した整理券発行処理の手順をフローチャートによって示したものである。
営業店舗を訪ずれた顧客や、公共施設を訪れた利用者は、店舗又は公共施設に設置された整理券発行装置の所へ行き、整理券発行処理をスタートさせる。
顧客または利用者(以降、単に顧客と呼ぶことにする)がタッチパネルに触れると、整理券の発行または取消しのいずれかの手続きを選択する画面が表示される。(ステップ11)顧客が整理券の取消しの手続きを選択すると、整理券番号と整理券IDの入力を求められ(ステップ22)、顧客は既に発行されている整理券に記載された整理券番号と整理券IDを入力する。この場合、上述したように整理券に表示された二次元バーコードを利用して整理券番号と整理券IDを入力するようにしても良い。既に説明したように、入力された整理券番号と整理券IDの関係が正常な場合には(ステップ23)、待ちリストから当該整理券番号は削除され、キャンセルの手続きが完了する。また、入力された整理券番号と整理券IDの関係が誤っている場合には、タッチパネルに「取消できません」と表示され(ステップ24)、第三者が勝手にキャンセルしてしまうことを防止できるようになっている。
ステップ11において、顧客が整理券の発行を選択した場合、制御手段27によって問合せ手段22が起動される。問合せ手段22が起動すれば、顧客の訪問目的を詳細に問い合わせる作業(ステップ12)が顧客と整理券発行装置との間でインターラクティブに行われる。そして、一つの訪問目的の問合せが終了すると、更に別の訪問目的があるか否かの問合せ(ステップ13)が行われ、別の訪問目的がある場合には再度訪問目的の問合せが行われる(ステップ12)。
訪問目的の問合せが終了すると、待ち時間の計算(ステップ14)が実行され、訪問目的が複数ある場合には、上述したように顧客の窓口での手続きが重なり合うことなく、待ち時間が最小になるように、各窓口での順番が設定される。
待ち時間の計算が終了すると、窓口名称または窓口番号、待ちリストの順番を表す整理券番号、整理券のID番号、おおよその待ち時間等が印刷された整理券が吐出される(ステップ15)。このとき、これらのデータが二次元バーコードとして整理券に追加表示されるようにすることもできる。また、待ち時間の計算が終了し、整理券が発行されると、一連のデータは記憶手段23に保存される(ステップ16)。
次に、制御手段27によって、窓口手続きの事前確認手段28が起動され、待ち時間の間に、顧客が窓口業務の事前確認を行う意思があるか否かを確認するメッセージが表示される(ステップ17)。顧客が窓口業務の事前確認を行うことを選択した場合、予め確認してある顧客の訪問目的に対応させて、必要な情報の入力を促したり、または必要な書類、印鑑等が準備できているかどうかの確認を促す等の作業が行われる(ステップ18)。
また、窓口手続きの事前確認(ステップ17、18)が終了すると、制御手段27によって情報提供手段26が起動され、顧客の選択に基づき(ステップ20)、店舗を訪れた顧客にアミューズメント情報を提供することによって、顧客サービスを行ったり、あるいは、顧客の待ち時間を利用して、新しい商品を紹介したり、新しいサービスの内容についてPRするための情報を提供したり、公共施設を利用するために訪れた利用者であれば、当該施設が提供するサービスについてのガイダンス情報を提供したりする(ステップ19、21)。
以上説明した整理券発行装置は、営業店舗あるいは公共施設の入り口部分に配置したり、または顧客または利用者の待合場所のソファーの前に複数台並べて配置しておくこともできる。
また、整理券発行補助端末を備えた構成の場合には、整理券発行装置本体を営業店舗あるいは公共施設の入り口部分に配置し、整理券発行補助端末は顧客または利用者の待合場所のソファーの前に複数台並べて配置しておくようにすることもできる。更には、前述したように、整理券発行補助端末として顧客の携帯端末を利用するようにした場合には、システム全体の配置自由度を更に高めることが可能になる。
図1は、整理券発行装置の一つの実施例について、その外観図を示したものである。 図2は、整理券発行装置の一つの実施例について、そのシステム構成を示したものである。 図3は、整理券発行のフローを示したものである。 図4は、顧客の訪問目的を問合せる際の、タッチパネルの表示の例を示したものである。
符号の説明
10 整理券発行装置
11 情報表示・入力手段
12 吐出口
13 整理券
14 スタンド
21 通信手段
22 問合せ手段
23 記憶手段
24 印刷手段
25 待ち時間計算手段
26 情報提供手段
27 制御手段
28 事前確認手段
29 取消手段

Claims (10)

  1. 店舗又は公共施設を訪れた顧客又は利用者の受付を行う際に発行する整理券の発行装置であって、
    顧客又は利用者への情報の提示および顧客又は利用者からの情報の入力を行うための情報表示・入力手段と、
    顧客又は利用者の一つまたはそれ以上の訪問目的を問い合わせるための問合せ手段と、
    ホストコンピュータとのデータ送受信を行うための通信手段と、
    顧客又は利用者へ提供する整理券を印刷するための印刷手段と、
    当該整理券発行装置を制御するための制御手段と、
    を備えることを特徴とする整理券発行装置。
  2. 請求項1に記載の整理券発行装置であって、更に顧客又は利用者の訪問目的に対応した待ち時間を計算するための待ち時間計算手段を備えていることを特徴とする整理券発行装置。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の整理券発行装置であって、更に顧客又は利用者へ窓口手続きの事前確認を求める事前確認手段を備えていることを特徴とする整理券発行装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の整理券発行装置であって、更に顧客又は利用者へ情報を提供するための情報提供手段を備えていることを特徴とする整理券発行装置。
  5. 請求項3または4のいずれかに記載の整理券発行装置であって、当該整理券発行装置と有線または無線により接続された一台以上の整理券発行補助端末を更に備え、
    当該整理券発行補助端末には、顧客又は利用者への情報の提示および顧客又は利用者からの情報の入力を行うための第二の情報表示・入力手段が備えられ、
    前記事前確認手段および前記情報提供手段のいずれか、または両者が当該整理券発行補助端末に配置されていることを特徴とする整理券発行装置。
  6. 請求項5に記載の整理券発行装置であって、前記整理券発行補助端末が携帯電話であることを特徴とする整理券発行装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の整理券発行装置であって、前記整理券発行装置または前記整理券発行補助端末のいずれか、又は両者に更に二次元バーコード読取手段が備えられていることを特徴とする整理券発行装置。
  8. 店舗又は公共施設を訪れた顧客又は利用者の受付を行う際に発行する整理券の発行方法であって、
    顧客又は利用者の一つまたはそれ以上の訪問目的を問い合わせるための問合せステップと、
    顧客又は利用者が入力した訪問目的に対応した待ち時間を計算するステップと、
    顧客又は利用者へ提供する整理券を印刷するための印刷ステップと、
    から成ることを特徴とする整理券発行方法。
  9. 請求項8に記載の整理券発行方法であって、更に顧客又は利用者へ窓口手続きの事前確認を求める事前確認ステップを備えていることを特徴とする整理券発行方法。
  10. 請求項8または9のいずれかに記載の整理券発行方法であって、更に顧客又は利用者へ情報を提供するための情報提供ステップを備えていることを特徴とする整理券発行方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012185625A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Glory Ltd 自動受付システム、携帯端末装置及び受付装置

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