JP2011042579A - 抗ウイルス剤および抗ウイルス処理方法 - Google Patents

抗ウイルス剤および抗ウイルス処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安全で強力な抗ウイルス剤を提供すること。
【解決手段】グレープフルーツ種子抽出物を含有することを特徴とする抗ウイルス剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、抗ウイルス剤および該抗ウイルス剤を対象物に適用することにより当該対象物に抗ウイルス機能を付与する方法に関する。
従来、病原体として多種多様なウイルスが存在することが知られている。例えばノロウイルスは、ヒロカリシウイルス科ノロウイルス属に分類される小型球形ウイルス(Small Round Structured Virus, SRSV)とも呼ばれるウイルスであり、直径約30nmのエンベロープを有しないRNAウイルスとして知られている。ノロウイルスは少量で感染し、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状を伴う食中毒を引き起こす。感染は、生牡蠣などの食品や水などの飲料を経口摂取することにより起こり、ウイルスに汚染した人や調理用具等の物品を介して感染が拡大する。ノロウイルスの感染力は非常に強く、また消毒剤や熱に対する耐性も強い。このため、塩化ベンザルコニウムやアルコールなどでは十分な不活化ができず、次亜塩素酸ナトリウムなどの強力な化学物質を使用することが推奨されている。
一方、本発明が着目しているグレープフルーツ種子抽出物については、従来から抗菌剤としての用途が知られている。例えば、特許文献1には、40〜90%のエタノールと、1〜20%のグリセリンと、0.1〜5%のグレープフルーツ種子抽出物とからなることを特徴とする殺菌剤水溶液が開示されている。また、特許文献2には、pH11以上の強アルカリ電解水とグレープフルーツ種子抽出物とを含有することを特徴とする除菌用組成物が開示されている。さらに、特許文献3には、グレープフルーツ種子抽出物とモウソウチク茎表皮抽出物を含む除菌用組成物が開示されている。しかしながら、これらの特許文献には、グレープフルーツ種子抽出物が抗ウイルス作用を有するか否かについては記載されておらず、これまでグレープフルーツ種子抽出物の抗ウイルス作用について直接検討した例はまったく報告されていない。
特開2007−186505号公報 特開2007−31608号公報 特開2005−6529号公報
上記のように、ノロウイルスなどの強力な感染力と耐性を有するウイルスを不活化するために、これまでは次亜塩素酸ナトリウム等が使用されてきたが、次亜塩素酸ナトリウム等の化学物質が人体へ及ぼす悪影響を懸念する声が高まっている。
本発明者らは、このような従来技術の課題を踏まえたうえで、安全で強力な抗ウイルス剤を提供することを本発明の目的として検討を進めた。
上記の課題を解決するために鋭意検討を行なった結果、本発明者らは、安全なグレープフルーツ種子抽出物に優れた抗ウイルス作用があることを見出して、以下に記載される本発明を完成するに至った。
[1] グレープフルーツ種子抽出物を含有することを特徴とする抗ウイルス剤。
[2] 前記ウイルスがノロウイルスであることを特徴とする[1]に記載の抗ウイルス剤。
[3] 塩化ベンザルコニウムを含有しないことを特徴とする[1]または[2]に記載の抗ウイルス剤。
[4] 有機酸を含有しないことを特徴とする[1]〜[3]のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤。
[5] 噴霧剤であることを特徴とする[1]〜[4]のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤。
[6] 前記グレープフルーツ種子抽出物が、グレープフルーツ種子をアルコールで抽出した抽出物であることを特徴とする[1]〜[5]のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤。
[7] 前記グレープフルーツ種子抽出物が、グレープフルーツ種子をウルトラフリーズして粉砕した後にアルコールで抽出した抽出物であることを特徴とする[1]〜[5]のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤。
[8] 前記グレープフルーツ種子抽出物が、グレープフルーツ種子をエタノールで抽出した抽出物であることを特徴とする[1]〜[7]のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤。
[9] アルコール、水、乳酸、乳酸ナトリウム、ハトムギエキス、L−アスコルビン酸、ソルビトール(例えばD−ソルビットなど)、コハク酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、ベタイン、砂糖、食品素材、食塩、還元澱粉糖化物、アジピン酸、キトサン、フィチン酸およびカゼインからなる群より選択される1以上の成分をさらに含むことを特徴とする[1]〜[8]のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤。
[10] [1]〜[9]のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤を対象物に適用することにより前記対象物に抗ウイルス機能を付与する工程を含むことを特徴とする抗ウイルス処理方法。
[11] 前記対象物が食品または飲料であることを特徴とする[10]に記載の抗ウイルス処理方法。
[12] 前記対象物が不織布またはプラスチックであることを特徴とする[10]に記載の抗ウイルス処理方法。
[13] 前記抗ウイルス剤を含有する液体中に前記対象物を浸漬する工程を含むことを特徴とする[10]〜[12]のいずれか一項に記載の抗ウイルス処理方法。
[14] 前記対象物が生牡蠣であることを特徴とする[13]に記載の抗ウイルス処理方法。
[15] 前記抗ウイルス剤を含有する液体を前記対象物に噴霧する工程を含むことを特徴とする[10]〜[12]のいずれか一項に記載の抗ウイルス処理方法。
[16] 前記抗ウイルス剤を前記対象物中に練り込む工程を含むことを特徴とする[10]〜[12]のいずれか一項に記載の抗ウイルス処理方法。
[17] 前記ウイルスがノロウイルスであることを特徴とする[10]〜[16]のいずれか一項に記載の抗ウイルス処理方法。
本発明の抗ウイルス剤は、強力な抗ウイルス作用を有していながら、人体に対する悪影響が少なくて安全である。また、本発明の抗ウイルス処理方法は、処理対象物に対して簡便な方法で抗ウイルス機能を付与することができる。
以下において、本発明の抗ウイルス剤および抗ウイルス処理方法について詳細に説明する。以下に記載する構成要件の説明は、本発明の代表的な実施態様に基づいてなされることがあるが、本発明はそのような実施態様に限定されるものではない。なお、本明細書において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
本発明の抗ウイルス剤は、グレープフルーツ種子抽出物を含有することを特徴とする。
グレープフルーツの種子から抽出物を得る際には、まずグレープフルーツの果実を収穫して種子を採取し、採取した種子を粉砕してから抽出するのが典型的である。粉砕した種子は直ちに抽出してもよいし、いったん凍結乾燥してから抽出してもよい。凍結乾燥してから抽出する場合は、特にウルトラフリーズしてから抽出することがより高い抗ウイルス活性を得ることができるため好ましい。
ウルトラフリーズとは、グレープフルーツの種子にエネルギーを与えることにより種子中の水分子を振動させながら凍結乾燥することをいう。種子中の水分子を振動させることにより、細胞内において氷の結晶が成長するのを抑制することができ、細胞壁の破壊を防止することができる。したがって、細胞内の水を失うことなく凍結乾燥することができる。
グレープフルーツの種子から抽出物を得る際に用いる溶媒は、水またはアルコールであり、中でもアルコールで抽出することが好ましい。抽出用の溶媒として用いることができるアルコールとしては、炭素数1〜10のアルコールが好ましく、炭素数1〜6のアルコールがより好ましく、炭素数1〜4のアルコールがさらに好ましく、炭素数1〜2のアルコールがさらにより好ましく、エタノールが最も好ましい。抽出は10〜35℃で行うことができるが、35〜50℃に加温して抽出しても構わない。遠心分離や濾過などの方法によりグレープフルーツ種子抽出液を取得した後は、適宜希釈したり、濃縮したり、乾燥したりして所望の形態にすることができる。
グレープフルーツ種子抽出物の中には、様々な成分が含まれている。典型的なグレープフルーツ種子抽出物の主成分は、脂肪酸とフラボノイドである。
本発明の抗ウイルス剤は、グレープフルーツ種子抽出物以外に溶媒を含んでいてもよい。抗ウイルス剤を構成する溶媒は、抽出時に用いた溶媒と同一であっても異なっていてもよい。好ましいのは、水やアルコールである。アルコールの中ではエタノールが好ましい。また、本発明の抗ウイルス剤は、さらに添加剤を含んでいてもよい。添加剤は、本発明の抗ウイルス剤の使用目的や使用態様に応じて適宜選択することができる。例えば、アルコール、水、乳酸、乳酸ナトリウム、ハトムギエキス、L−アスコルビン酸、ソルビトール(例えばD−ソルビットなど)、コハク酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、ベタイン、砂糖、食品素材、食塩、還元澱粉糖化物、アジピン酸、キトサン、フィチン酸およびカゼインからなる群より選択される1以上の成分を好ましく例示することができる。
本発明の抗ウイルス剤は、塩化ベンザルコニウムを含有しないものであることが好ましい。また、安息香酸やとトリクロ酸などの有機酸を含有しないものであることが好ましい。本発明の抗ウイルス剤は、これらの化合物を含まなくても強い抗ウイルス作用を示し、ノロウイルスなどを分解し消滅させることができる。その強度は、100〜200ppmの次亜塩素酸ナトリウムと同等のレベルに達していながら、人に対する悪影響がなくて安全であり、また鉄さびなどを引き起こす心配もないため適用対象物を損傷する心配もない。さらに、カキシブのように変色することもないため、本発明の抗ウイルス剤は利用しやすいという利点もある。
本発明の抗ウイルス剤におけるグレープフルーツ種子抽出物の重量割合は、抗ウイルス剤の使用目的や使用態様によって適宜調整することができる。本発明の抗ウイルス剤はグレープフルーツ種子抽出物のみからなる乾燥済み粉末であってもよいし、溶媒に溶解させた液体であってもよい。液体である場合のグレープフルーツ種子抽出物の重量割合は、通常0.0001〜100%であり、好ましくは0.001〜100%である。
本発明の抗ウイルス剤は、その使用目的に応じて様々な形態で使用することができる。
たとえば、本発明の抗ウイルス剤を医薬品として使用する場合には、その投与経路によって様々な剤型を選択することができる。本発明の抗ウイルス剤は、経口的または非経口的に投与することができる。例えば、直腸投与、鼻内投与、舌下投与、吸入投与を行なうことが可能である。中でも、本発明の抗ウイルス剤は、経口投与、直腸投与、吸入投与するのが好ましく、経口投与することが特に好ましい。
経口投与に適した製剤として、錠剤、カプセル剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、液剤、シロップ剤などを挙げることができ、非経口投与に適した製剤として、坐剤、吸入剤、経粘膜吸収剤、貼付剤、軟膏剤などを挙げることができる。本発明の抗ウイルス剤は、特に経口用製剤、坐剤、吸入剤、貼付剤、軟膏剤のいずれかであるのが好ましい。
本発明の抗ウイルス剤を医薬品として用いる場合には、必要に応じて薬理学的および製剤学的に許容しうる添加物を添加することができる。例えば、賦形剤、崩壊剤または崩壊補助剤、結合剤、滑沢剤、界面活性剤、コーティング剤、色素、希釈剤、基剤、溶解剤または溶解補助剤、等張化剤、pH調節剤、安定化剤、噴射剤、粘着剤、湿潤剤などを使用することができる。また、他の生理活性成分(例えば、他の抗ウイルス剤や抗菌剤など)を添加してもよい。これらの添加剤を適宜組み合わせて使用することによって、本発明の抗ウイルス剤にさまざまな付加的機能を持たせることができる。
上記賦形剤としては、デンプン、コーンスターチ、白糖、乳糖、マンニット、カルボキシメチルセルロース、無機塩類等が具体例として挙げられる。
上記崩壊剤または崩壊補助剤としては、コムギデンプン、コメデンプン、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、部分アルファー化デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボキシメチルスターチナトリウム、トラガント、結晶セルロース、メチルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロース、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウム、クロスカルメロースナトリウムが具体例として挙げられる。
上記結合剤としては、寒天、ゼラチン、コムギデンプン、コメデンプン、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、デキストリン、アルファー化デンプン、部分アルファー化デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、結晶セルロース、結晶セルロース・カルメロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、カルメロースナトリウム、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、プルラン、ポリビニルピロリドン、アミノアルキルメタクリレートコポリマー、メタクリル酸コポリマー、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、ポリビニルアルコール、アラビアゴム、アラビアゴム末、白色セラック、トラガント、精製白糖、マクロゴールが具体例として挙げられる。
上記滑沢剤としては、コムギデンプン、コメデンプン、トウモロコシデンプン、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、含水二酸化ケイ素、軽質無水ケイ酸、合成ケイ酸アルミニウム、乾燥水酸化アルミニウムゲル、タルク、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、リン酸水素カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、ロウ類、水素添加油、ポリエチレングリコールが具体例として挙げられる。
上記界面活性剤としては、ショ糖脂肪酸エステル、大豆レシチン、ステアリン酸ポリオキシル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸グリセリン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、ポリソルベート、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロマクロゴールが具体例として挙げられる。
また、本発明の抗ウイルス剤は、必要に応じて活性成分が徐放されるように設計することができる。また、体内の必要な個所において活性成分が集中的に放出されるように設計することもできる。このような徐放性製剤やドラッグデリバリーシステムは、製剤業界において周知の方法にしたがって設計のうえ製造することができる。
本発明の抗ウイルス剤を医薬品として用いる場合には、グレープフルーツ種子抽出物を0.0001〜100重量%の範囲内で使用することができる。
本発明の抗ウイルス剤の投与量は、治療または予防の目的、患者の性別、体重、年齢、疾患の種類や程度、剤型、投与経路、投与回数などの種々の条件に応じて適宜決定する。例えば、経口投与する場合には、0.1μg〜300g(活性成分乾燥重量)/kg体重/日で、一日一回から数回に分けて投与することができるが、投与量はこの範囲に限定されるものではない。
本発明の抗ウイルス剤は、必ずしも医薬品の形態をとる必要はない。例えば、本発明の抗ウイルス剤は各種食品や飲料に含ませることによって、機能性食品や機能性飲料としても安全かつ有効に使用することができる。特に、抗ウイルス剤作用を有する旨を表示した食品や飲料として有効に使用することができる。
具体的には、生野菜(キュウリ、レタス、キャベツ、ニンジン、ダイコンなど)、漬物(浅漬けなど)、魚介(アジ、サバ、イワシ、サケ、イカ、エビ、タコ、サザエ、ホタテ、牡蠣など)、肉(牛肉、豚肉、鶏肉、ソフトサラミ、ソーセージなど)、米飯(炊飯米、餅など)、菓子(大福、生あん、生菓子、だんご、生クリーム、カスダードクリーム、あめなど)、調味液(つゆ、たれなど)、麺類(生うどんなど)、ところてん、飲料(清涼飲料水、ジュース、日本茶、紅茶、中国茶、コーヒー、ココアなど)、シリアル、スープ等に使用することができるが、使用形態はこれらの具体例に限定されるものではない。グレープフルーツ種子抽出物の添加量は、約0.001〜100重量%の範囲内に設定することができる。また、必要に応じて、ゲル化剤などを添加して食感を改良してもよい。
また、本発明の抗ウイルス剤は、人が口から摂取するもののみならず、それ以外の物品にも適用することができる。例えば、入歯、義歯、コンタクトレンズ、化粧品、クリーム(リップクリームなど)などの、人の体に直接適用するものについても好ましく適用することができる。また、人の手や指を洗浄したり、ドアノブや手すりなどの人が触れる箇所を洗浄したりするための洗浄剤としても好ましく用いることができる。さらに、入歯洗浄剤、入歯接着剤、歯磨粉、うがい液、コンタクトレンズ洗浄液、コンタクトレンズ保存液、ひげそり用クリーム、綿棒、脱脂綿、ティッシュ、シャンプー、リンス、ひげそり、カミソリなどの、使用時に人の粘膜に触れるものやその可能性があるものについても好ましく適用することができる。また、衣類(下着、シャツなど)、手袋、帽子、マフラー、履物、耳あて、マスク、マウスピース、補聴器、耳栓、眼鏡、アイマスク、かつら、装飾品(ピアス、イアリング、ネックレスなど)などの、人が身につけるものについても適用することができる。さらに、調理機具(チョッパーなど)、調理用具(まないた、包丁、パットなど)、食器、食品保管庫(冷蔵庫、貯蔵庫、食品庫、ショーケースなど)、人が口にする食品などを加工したり調理したりする際に用いるものについても適用することができる。その他、機械工具、機械器具、キッチン用具、キッチン設備、空気清浄機、エアコン(特にフィルター)、洗剤携帯電話、手帳、鞄、パソコン、インク、塗料などの、人が触れるものについても広く適用することができる。
本発明の抗ウイルス剤の適用対象となる材料は、繊維(不織布など)、金属、プラスチックなど特に制限されない。
本発明の抗ウイルス剤は、さまざまな場で各目的に適した態様で使用することができる。例えば、食堂・レストラン、食品工場、衛生用品工場、医薬品工場、養殖場などように、人が口にする物や人に直接用いる物を扱ったり加工したりする場で用いることができる。また、商品卸・販売店、商品運送車両、ホテル、保育園、幼稚園、学校、病院、老人ホーム、ホール、図書館、浴場、プール、タクシー、バス、電車、航空機などのように、不特定多数の人が利用する場で広く用いることができる。
本発明の抗ウイルス剤を適用する方法は、適用対象物の種類や適用目的に応じて種々選択することができる。典型的な適用態様として、本発明の抗ウイルス剤を対象物に噴霧する方法や、本発明の抗ウイルス剤の中に対象物を浸漬する方法や、本発明の抗ウイルス剤を対象物に練り込んだりする方法を挙げることができる。その具体的な態様については、後記の実施例を参考にすることができる。
以下に製造例と試験例と実施例を挙げて本発明の特徴をさらに具体的に説明する。以下の製造例と実施例に示す材料、使用量、割合、処理内容、処理手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更することができる。したがって、本発明の範囲は以下に示す具体例により限定的に解釈されるべきものではない。
(製造例1)
グレープフルーツの果実の種子を採取してウルトラフリーズした。ウルトラフリーズした種子を粉砕して25℃のエタノール中で攪拌した後、遠心分離することによりエタノール溶液を得て、さらにエタノールを気化させることによりグレープフルーツ種子抽出物を得た。この抽出物に対して1.67重量倍のグリセリンを混合して混合液を得た。その後、混合液を80℃で30分間加熱殺菌した後、120メッシュで濾過することにより抗ウイルス剤1を製造した。
(製造例2)
製造例1の製造工程において、エタノール溶液とグリセリンの混合物を得た後、その混合物に対して9重量倍の水を添加した点を除いて、その他は製造例1と同じ工程を実施することにより抗ウイルス剤2を製造した。
(製造例3)
製造例2で得られた抗ウイルス剤2を精製水で200倍に希釈して抗ウイルス剤3を製造した。
(製造例4)
製造例2で得られた抗ウイルス剤2を精製水で100倍に希釈して抗ウイルス剤4を製造した。
(製造例5)
製造例2で得られた抗ウイルス剤2をエタノールで100倍に希釈して抗ウイルス剤5を製造した。
(製造例6)
水に対して、製造例2で得られた抗ウイルス剤2を0.5重量%とクエン酸を0.2重量%添加して抗ウイルス剤6を製造した。
(製造例7)
エタノールに対して、製造例2で得られた抗ウイルス剤2を0.5重量%とクエン酸を0.2重量%添加して抗ウイルス剤7を製造した。
(製造例8)
150倍に希釈した中性洗剤に対して、製造例2で得られた抗ウイルス剤2を0.5重量%添加して抗ウイルス剤8を製造した。
(製造例9)
水に対して、製造例2で得られた抗ウイルス剤2を0.5重量%とフィチン酸を0.2重量%添加して抗ウイルス剤9を製造した。
(試験例)
表1に示す組成を有する試験液500μlを用意してよく攪拌した後、10分間静置してRNAを抽出した。DNA加水分解酵素で処理した後に逆転写酵素−ポリメラーゼ連鎖反応(RT−PCR)を行い、PCRを行った後に2.5%アガロースゲル電気泳動を行った。電気泳動写真を図1に示し、評価結果を表1に示す。ノロウイルス遺伝子が検出されたものを陽性(+)と判定し、ノロウイルス遺伝子が検出されなかったものを陰性(−)と判定した。試験液C〜Eは次亜塩素酸ナトリウム150ppmと同等の抗ウイルス活性レベルであった。
(実施例1)
調理場で使用済みのまな板と包丁を水でよく洗浄した後に乾燥させた。乾燥したまな板および包丁の表面に抗ウイルス剤6を均等に噴霧した後によく乾燥させて、抗ウイルス処理済みのまな板と包丁を得た。
抗ウイルス剤6の代わりに抗ウイルス剤7を用いて同じ処理を行った。
(実施例2)
調理場で使用済みのたわしとブラシを水でよく洗浄した後に乾燥させた。乾燥したたわしとブラシを抗ウイルス剤6の中に25℃で30分間浸漬した。その後、たわしとブラシを乾燥させて、抗ウイルス処理済みのたわしとブラシを得た。
抗ウイルス剤6の代わりに抗ウイルス剤7を用いて同じ処理を行った。
(実施例3)
調理場で使用済みのざるとかごを150倍に希釈した中性洗剤でよく洗浄した後に乾燥させた。乾燥させたざるとかごを抗ウイルス剤5の中に25℃で10分間浸漬した。その後、ざるとかごを乾燥させて、抗ウイルス処理済みのざるとかごを得た。
(実施例4)
調理場のシンクに抗ウイルス剤8を一様に噴霧して布で拭き取った。これによって、抗ウイルス処理済みのシンクを得た。
(実施例5)
調理場および食堂で使用済みの食器と調理具を水でよく洗浄した後に乾燥させた。乾燥した食器と調理具を抗ウイルス剤8の中に50℃で10分間浸漬した後、50℃のお湯でよく洗浄して乾燥させた。これによって、抗ウイルス処理済みの食器と調理具を得た。
(実施例6)
使用済みのスライサー、チョッパーおよびカッターの表面を水でよく洗浄した後に乾燥させた。乾燥したスライサー、チョッパーおよびカッターの表面に抗ウイルス剤8を噴霧して、布で拭き取った。さらに清浄な水で湿らせた布で拭き取ることにより、抗ウイルス処理済みのスライサー、チョッパーおよびカッターを得た。
抗ウイルス剤8の代わりに抗ウイルス剤5を用いて同じ処理を行った。
(実施例7)
人の手およびドアノブに、抗ウイルス剤6を噴霧して布で拭き取ることにより抗ウイルス処理を行った。
抗ウイルス剤6の代わりに抗ウイルス剤7を用いて同じ処理を行った。
(実施例8)
生野菜(キュウリ、レタス、キャベツ、ニンジン、ダイコン)を水でよく洗った後、抗ウイルス剤6の中に25℃で10分間浸漬した。その後、生野菜を取り出して水切りすることにより、抗ウイルス処理済みの生野菜を得た。
(実施例9)
魚(アジ、サバ、イワシ、サケ、イカ、エビ、タコ)を水でよく洗った後、抗ウイルス剤6の中に25℃で15分間浸漬した。その後、魚を取り出して水切りすることにより、抗ウイルス処理済みの魚を得た。
(実施例10)
生牡蠣、サザエおよびホタテを水でよく洗った後、抗ウイルス剤6の中に25℃で60分間浸漬した。その後、生牡蠣、サザエおよびホタテを取り出して水切りすることにより、抗ウイルス処理済みの生牡蠣、サザエおよびホタテを得た。
(実施例11)
肉(牛肉、豚肉、鶏肉)に抗ウイルス剤6を一様に噴霧することにより、抗ウイルス処理済みの肉および肉加工品を得た。
(実施例12)
冷凍肉(冷凍ブロイラー)を抗ウイルス剤4の中に25℃で12時間浸漬することにより解凍し、その後、水切りを行うことにより、抗ウイルス処理済みの肉を得た。
(実施例13)
ソフトサラミソーセージの練り肉に抗ウイルス剤6を練り込んで加工することにより、抗ウイルス処理済みのソフトサラミソーセージを得た。
(実施例14)
米を水で4回水で浸漬洗いした後、抗ウイルス剤9中に25℃で10分間浸漬洗いをして水切りをした。これによって、抗ウイルス処理済みの米を得た。
(実施例15)
木綿豆腐を抗ウイルス剤6に浸漬した状態でパッキングすることにより、抗ウイルス処理済みの木綿豆腐パックを製造した。
(実施例16)
うどん原料に対して、抗ウイルス剤2が0.5%濃度となるように練り込んで、抗ウイルス処理済みの生うどんを製造した。
(実施例17)
調味液とタレに対して、抗ウイルス剤2が0.5%濃度となるように添加して、均等になるように十分に攪拌して抗ウイルス処理済みの調味液とタレを製造した。
(実施例18)
長方形の不織布に抗ウイルス剤2を噴霧した後、乾燥し、マスク内に内包させた。これによって、抗ウイルスマスクを製造した。
(実施例19)
抗ウイルス剤6を製造直後の弁当内容物に上から噴霧した後、蓋をすることにより抗ウイルス処理した弁当を製造した。
(実施例20)
プールの水に対して抗ウイルス剤2が0.5%濃度となるように添加して、プールを抗ウイルス処理した。
抗ノロウイルス活性を示す電気泳動写真である。

Claims (17)

  1. グレープフルーツ種子抽出物を含有することを特徴とする抗ウイルス剤。
  2. 前記ウイルスがノロウイルスであることを特徴とする請求項1に記載の抗ウイルス剤。
  3. 塩化ベンザルコニウムを含有しないことを特徴とする請求項1または2に記載の抗ウイルス剤。
  4. 有機酸を含有しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤。
  5. 噴霧剤であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤。
  6. 前記グレープフルーツ種子抽出物が、グレープフルーツ種子をアルコールで抽出した抽出物であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤。
  7. 前記グレープフルーツ種子抽出物が、グレープフルーツ種子をウルトラフリーズして粉砕した後にアルコールで抽出した抽出物であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤。
  8. 前記グレープフルーツ種子抽出物が、グレープフルーツ種子をエタノールで抽出した抽出物であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤。
  9. アルコール、水、乳酸、乳酸ナトリウム、ハトムギエキス、L−アスコルビン酸、ソルビトール、コハク酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、ベタイン、砂糖、食品素材、食塩、還元澱粉糖化物、アジピン酸、キトサン、フィチン酸およびカゼインからなる群より選択される1以上の成分をさらに含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の抗ウイルス剤を対象物に適用することにより前記対象物に抗ウイルス機能を付与する工程を含むことを特徴とする抗ウイルス処理方法。
  11. 前記対象物が食品または飲料であることを特徴とする請求項10に記載の抗ウイルス処理方法。
  12. 前記対象物が不織布またはプラスチックであることを特徴とする請求項10に記載の抗ウイルス処理方法。
  13. 前記抗ウイルス剤を含有する液体中に前記対象物を浸漬する工程を含むことを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の抗ウイルス処理方法。
  14. 前記対象物が生牡蠣であることを特徴とする請求項13に記載の抗ウイルス処理方法。
  15. 前記抗ウイルス剤を含有する液体を前記対象物に噴霧する工程を含むことを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の抗ウイルス処理方法。
  16. 前記抗ウイルス剤を前記対象物中に練り込む工程を含むことを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の抗ウイルス処理方法。
  17. 前記ウイルスがノロウイルスであることを特徴とする請求項10〜16のいずれか一項に記載の抗ウイルス処理方法。
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