JP2011042526A - 水硬性組成物用分散剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】経時的な水硬性組成物の分散性の低下と粘性の増加を抑制して作業性を改善できる水硬性組成物用分散剤を提供する。
【解決手段】構成単量体の70重量%以上が下記式(1)で表される単量体である重合体(A)と、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(B)と、ポリアルキレングリコール(C)とを含有する水硬性組成物用分散剤。
2C=CHCOOCH2CH2OH (1)
【選択図】なし

Description

本発明は、水硬性組成物用分散剤、及び水硬性組成物に関する。
水硬性組成物には従来、種々の混和剤が添加されており、例えば、水硬性組成物の流動性を向上させる目的で、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物、ポリカルボン酸塩等の高分子化合物が使用されている。これらの高分子化合物は、それぞれ特有の性質を持ち、水硬性組成物の用途などを考慮して適宜使い分けられているが、これら高分子化合物を複数組み合わせて使用することも知られている。
例えば、特許文献1には、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの重合物とセメント分散剤(ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物等)とを併用したスランプロス防止型セメント分散剤が記載されている。また、特許文献2には、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを用いたポリマーを含有する良好なワーカビリティを有するセメント組成物が記載されており、更にポリスチレンスルホン酸系の減水剤を使用できることが記載されている。
また、特許文献3には、高流動性と材料の分離抵抗性を向上することを課題として、重量平均分子量が6000〜50000のポリエチレングリコールとナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物からなるコンクリート混和剤が記載されている。
特開昭60−161365公報 米国特許第4792360号明細書 特開平5−246744公報
水硬性組成物に用いられる分散剤には、経時的な水硬性組成物の分散性の低下や粘性の増加を適度に抑えて作業性を良好に維持できることが要求される。特許文献1、2は流動性等の作業性の向上に効果があるとされているが、コンクリートの高強度化に伴って水セメント比(W/C)が50以下のコンクリートが多く用いられるようになってきており、分散性低下の抑制と作業性において更なる改善が望まれる。
本発明の課題は、経時的な水硬性組成物の分散性の低下と粘性の増加を抑制して作業性を改善できる水硬性組成物用分散剤を提供することにある。
本発明は、下記式(1)で表される単量体由来の構成単位を70重量%以上含む構成単位からなる重合体(A)と、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(B)と、ポリアルキレングリコール(C)とを含有する水硬性組成物用分散剤に関する。
2C=CHCOOCH2CH2OH (1)
また、本発明は、上記本発明の水硬性組成物用分散剤と、水硬性粉体と、水とを含有する水硬性組成物に関する。
本発明によれば、経時的な水硬性組成物の分散性の低下と粘性の増加を抑制して作業性を改善できる水硬性組成物用分散剤が提供される。
本発明の水硬性組成物用分散剤は、上記式(1)で表される単量体由来の構成単位を70重量%以上含む構成単位からなる重合体(A)〔以下、(A)成分という〕と、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(B)〔以下、(B)成分という〕と、ポリアルキレングリコール(C)〔以下、(C)成分という〕とを含有する。
<(A)成分>
(A)成分は、構成単位の70重量%以上が上記式(1)で表される単量体〔以下、単量体(1)という〕由来の構成単位である重合体である。この構成単位とは以下の構造のものをいう。
Figure 2011042526
(A)成分は構成単位の75重量%以上、更に80重量%以上、更に85重量%以上、より更に90重量%以上が単量体(1)由来の構成単位であることが好ましい。構成単位中の単量体(1)由来の構成単位の割合がこの範囲にある(A)成分を(B)成分と併用することで、分散性の経時的な低下を効果的に抑制することができる。なお、(A)成分の構成単位中に中和された酸又は塩基の塩がある場合は、その構成単位は、中和前の酸型又は塩基型の重量で換算して、式(1)で表される単量体由来の構成単位の重量%を計算する。
(A)成分の重量平均分子量は1000〜100000が好ましく、より好ましくは3000〜80000であり、さらに好ましくは5000〜60000である。この範囲の重量平均分子量を有する(A)成分は、水溶液の粘度が小さく、有効成分の濃度が高くかつ取り扱いやすい一液型の水硬性組成物分散剤を製造するのに好適である。(A)成分の重量平均分子量は、サイズ排除クロマトグラフィー(GPC)を使用し、RI検出器並びに検量物質としてポリスチレンを使用することにより測定されたものである。測定条件は後述の比較合成例1の通りである。
(A)成分は公知の重合方法で得ることができ、工業的な観点から重合濃度10重量%以上であることが好ましい。重合方法は、ラジカル重合、リビングラジカル重合、イオン重合等の方法で行うことが可能であり、好ましくはラジカル重合する方法である。重合溶媒としては、モノマーが可溶であれば限定されないが、水、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、n−ヘキサン、酢酸エチル、アセトン、メチルエチルケトン等が挙げられ、水、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコールが好ましい。
重合開始剤としてはアゾ系開始剤、パーオキシド系開始剤、マクロ開始剤、レドックス系開始剤等の公知の開始剤を使用してよい。水を含む重合溶媒の場合、重合開始剤としては、過硫酸のアンモニウム塩又はアルカリ金属塩あるいは過酸化水素、2、2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジヒドロクロライド、2、2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミド)ジハイドレート等の水溶性アゾ化合物が挙げられる。水を含まない重合溶媒の場合、重合開始剤としては、ベンゾイルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド等のパーオキシド、アゾビスイソブチロニトリル等の脂肪族アゾ化合物等が挙げられる。
さらに必用に応じて分子量調整の目的で連鎖移動剤を使用してもよい。連鎖移動剤としては、チオール系連鎖移動剤、ハロゲン化炭化水素系連鎖移動剤等が挙げられ、チオール系連鎖移動剤が好ましい。
チオール系連鎖移動剤としては、−SH基を有するものが好ましく、特に一般式HS−R−Eg(ただし、式中Rは炭素原子数1〜4の炭化水素由来の基を表し、Eは−OH、−COOM、−COOR’または−SO3M基を表し、Mは水素原子、一価金属、二価金属、アンモニウム基または有機アミン基を表し、R’は炭素原子数1〜10のアルキル基を表わし、gは1〜2の整数を表す。)で表されるものが好ましく、例えば、メルカプトエタノール、チオグリセロール、チオグリコール酸、2−メルカプトプロピオン酸、3−メルカプトプロピオン酸、チオリンゴ酸、チオグリコール酸オクチル、3−メルカプトプロピオン酸オクチル等が挙げられ、単量体1〜3を含む共重合反応での連鎖移動効果の観点から、メルカプトプロピオン酸、メルカプトエタノールが好ましく、メルカプトプロピオン酸が更に好ましい。これらの1種または2種以上を用いることができる。
ハロゲン化炭化水素系連鎖移動剤としては、四塩化炭素、四臭化炭素などが挙げられる。
その他の連鎖移動剤としては、α−メチルスチレンダイマー、ターピノーレン、α−テルピネン、γ−テルピネン、ジペンテン、2−アミノプロパン−1−オールなどを挙げることができる。連鎖移動剤は、1種又は2種以上を用いることができる。
重合温度については、特に限定されないが、好ましくは重合溶媒の沸点までの領域で制御すればよい。
(A)成分は、単量体(1)以外の単量体を構成単量体とすることができる。例えば、(i)(メタ)アクリル酸、クロトン酸等のモノカルボン酸又はそれらの塩(例えばアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、水酸基が置換されていてもよいモノ、ジ、トリアルキル(炭素数2〜8)アンモニウム塩)もしくはそれらのエステル(例えば単量体(1)以外のアクリル酸エステル、あるいはメタクリル酸エステル)が挙げられる。さらに、例えば、(ii)マレイン酸、イタコン酸、フマル酸等のジカルボン酸系単量体、又はその無水物もしくは塩(例えばアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、水酸基が置換されていてもよいモノ、ジ、トリアルキル(炭素数2〜8)アンモニウム塩)もしくはエステルが挙げられる。これらの中でも好ましくは(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、更に好ましくは(メタ)アクリル酸又はこれらのアルカリ金属塩である。なお、(メタ)アクリル酸は、アクリル酸及び/又はメタクリル酸の意味である(以下同様)。
(A)成分は、水溶液や固体粉末として用いることができる。固形分濃度は、1〜100重量%で選択して用いることができるが、(A)成分は、(B)成分と混合して本発明の分散剤を調製する観点から、固形分濃度は20〜100重量%が好ましく、30〜100重量%が好ましい。また、(A)成分を合成して水溶液として得る観点から、10〜70重量%が好ましく、15〜60重量%がより好ましく、20〜50重量%がより好ましい。
<(B)成分>
(B)成分は、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物であり、重量平均分子量は200000以下が好ましく、100000以下がより好ましく、80000以下が更に好ましく、50000以下がより好ましい。また、重量平均分子量は1000以上が好ましく、3000以上がより好ましく、4000以上がさらに好ましく、5000以上がより好ましい。したがって、1000〜200000が好ましく、3000〜100000がより好ましく、4000〜80000が更に好ましく、5000〜50000がより更に好ましい。(B)成分のナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物は酸の状態あるいは中和物であってもよい。
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物の製造方法は、例えば、ナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドとを縮合反応により縮合物を得る方法が挙げられる。前記縮合物の中和を行っても良い。また、中和で副生する水不溶解物を除去しても良い。具体的には、ナフタレンスルホン酸を得るために、ナフタレン1モルに対して、硫酸1.2〜1.4モルを用い、150〜165℃で2〜5時間反応させてスルホン化物を得る。次いで、該スルホン化物1モルに対して、ホルムアルデヒドとして0.95〜0.99モルとなるようにホルマリンを85〜95℃で、3〜6時間かけて滴下し、滴下後95〜105℃で縮合反応を行う。要すれば縮合物に、水と中和剤を加え、80〜95℃で中和工程を行う。中和剤は、ナフタレンスルホン酸と未反応硫酸に対してそれぞれ1.0〜1.1モル倍添加することが好ましい。また中和による生じる水不溶解物を除去、好ましくは濾過により分離しても良い。これらの工程によって、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物水溶性塩の水溶液が得られる。この水溶液はそのまま或いは他の成分を適宜添加して(B)成分して使用することができる。該水溶液の固形分濃度は用途にもよるが、(B)成分としては、水硬性粉体の分散性能と適度な水溶液の粘度による取り扱い性の観点から、0.3〜50重量%が好ましく、5〜45重量%がより好ましく、30〜45重量%が更に好ましい。更に必要に応じて該水溶液を乾燥、粉末化して粉末状のナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物水溶性塩を得ることができ、これを粉末状の(B)成分として用いてもよい。乾燥、粉末化は、噴霧乾燥、ドラム乾燥、凍結乾燥等により行うことができる。
<(C)成分>
(C)成分は、ポリアルキレングリコールであり、ポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコール等が挙げられ、水硬性粉体及び水との混合性の観点からポリエチレングリコールが好ましい。(C)成分の数平均分子量は、水硬性組成物の分散性の低下の抑制と水硬性組成物の粘性増加の抑制の観点から、5000〜50000が好ましく、10000〜40000がより好ましく、15000〜40000が更に好ましい。数平均分子量が5000以上で分散性低下の抑制に優れる傾向がある。数平均分子量が50000以下で水硬性組成物の粘性が低く作業性に優れる傾向がある。アルキレングリコールとしては、炭素数2〜6のアルキレングリコールが挙げられ、エチレングリコール及びプロピレングリコールが好ましく、エチレングリコールがより好ましい。また、(C)成分は、複数のアルキレングリコールの共重合体や、末端が変性されたアルキレングリコールであってもよいが、末端の変性は無い方が好ましい。例えば、複数のアルキレングリコールの共重合体としてエチレングリコールとプロピレングリコールからなる重合体、エチレングリコールとプロピレングリコールとブチレングリコールからなる重合体等が挙げられる。末端が変性されたアルキレングリコールとして、アルコキシポリエチレンレングリコール等の炭素数が1〜8の直鎖又は分岐鎖のアルコキシポリアルキレングリコールが挙げられる。
<水硬性組成物用分散剤>
本発明の水硬性組成物用分散剤は、(A)成分と(B)成分の重量比(A)/(B)が1/99〜75/25であることが好ましい。(A)成分と(B)成分の混合性と水硬性組成物の分散性の観点から、1/99〜50/50であることがより好ましく、1/99〜45/55であることが更に好ましく、1/99〜30/70であることが更により好ましい。更に水硬性組成物の経時的な分散性低下の抑制、即ち保持性の観点から、更により好ましくは5/95〜40/60、更により好ましくは5/95〜30/70である。この範囲の重量比は、分散性と分散保持の観点、更には水溶液として均一で粘度が抑制された取り扱い性の良い一液型の製剤が得られる観点から好ましい。分散性と保持性が優れる理由として(B)成分が初期の分散性に寄与し、その後(A)成分が(A)成分単独では効果の低い量であっても(B)成分との相乗効果により分散性を発現し保持性に優れるものと推定される。
(A)/(B)重量比は、(A)成分中の式(1)で表される単量体由来の構成単位が80重量%以上の場合は好ましくは1/99〜45/55であり、85重量%以上の場合は好ましくは1/99〜50/50、90重量%以上の場合は好ましくは1/99〜75/25である。
本発明の水硬性組成物用分散剤は、水硬性組成物の分散性の低下の抑制の観点から、(A)成分と(C)成分の重量比が、(A)/(C)で60/40〜98/2であることが好ましく、70/30〜95/5であることがより好ましい。また、(B)成分と(C)成分の重量比が、(B)/(C)で99/1〜70/30あることが好ましく、99/1〜80/20であることがより好ましい。(A)成分と(B)成分と(C)成分は、分散性の低下の抑制の観点から、これらの合計100重量部に対して、(A)成分が2〜50重量部、(B)成分が40〜97.8重量部、(C)成分が0.2〜15重量部が好ましく、(A)成分が4.5〜25重量部、(B)成分が70〜95重量部、(C)成分が0.5〜5重量部がより好ましい。
本発明の水硬性組成物用分散剤は、粉体、粒状等の固体状、また、溶媒に溶解又は分散させ、液体状、ペースト状等で用いることができる。なかでも、均一溶液である液体状が好ましい。前記液体状の場合は、(A)成分と(B)成分と(C)成分とを含有する溶液、更に水溶液が好ましい。水溶液として用いる場合、当該水溶液中の(A)成分の含有量は好ましくは0.1〜50重量%、より好ましくは3〜20重量%、(B)成分の含有量は好ましくは0.3〜50重量%、より好ましくは5〜45重量%、(C)成分の含有量は好ましくは0.02〜15重量%、より好ましくは1〜5重量%とすることができる。前記水溶液の場合、水の含有量は30〜80重量%が好ましく、40〜70重量%がより好ましい。また、(A)成分と(B)成分と(C)成分の合計量は、20〜70重量%が好ましく、30〜60重量%がより好ましい。液体状で用いる場合、溶媒として、水以外に有機溶剤を用いることができる。
本発明の水硬性組成物用分散剤は、必用に応じて(A)成分と(B)成分と(C)成分以外の分散剤、空気連行剤(AE剤)、消泡剤、流動化剤、増粘剤、早強剤、遅延剤等の薬剤を併用することも可能である。
<水硬性組成物>
本発明の水硬性組成物は、本発明の水硬性組成物用分散剤と、水硬性粉体と、水とを含有する。
本発明の水硬性組成物に使用される水硬性粉体とは、水和反応により硬化する物性を有する粉体のことであり、セメント、石膏等が挙げられる。好ましくは普通ポルトランドセメント、ビーライトセメント、中庸熱セメント、早強セメント、超早強セメント、耐硫酸セメント等のセメントであり、またこれらに高炉スラグ、フライアッシュ、シリカフューム、石粉(炭酸カルシウム粉末)等が添加されたものでもよい。本発明の水硬性組成物には、骨材等を含有することもできる。なお、これらの粉体に骨材として、砂、砂及び砂利が添加されて最終的に得られる水硬性組成物が、一般にそれぞれモルタル、コンクリートなどと呼ばれている。本発明の水硬性組成物は、生コンクリート、コンクリート振動製品分野の外、セルフレベリング用、耐火物用、プラスター用、石膏スラリー用、軽量又は重量コンクリート用、AE用、補修用、プレパックド用、トレーミー用、グラウト用、地盤改良用、寒中用等の種々のコンクリートの何れの分野においても有用である。
本発明の水硬性組成物は、水/水硬性粉体比〔スラリー中の水と水硬性粉体の重量百分率(重量%)、通常W/Pと略記されるが、粉体がセメントの場合、W/Cと略記されることがある。〕は、5〜500重量%、更に10〜200重量%、更に10〜100重量%とすることができる。
水硬性組成物において、本発明の水硬性組成物用分散剤は、水硬性粉体100重量部に対して(A)成分と(B)成分と(C)成分の合計で0.001〜10重量部、更に0.01〜5重量部、更に0.05〜1重量部の比率(固形分換算)で添加されることが好ましい。また、(A)成分は、水硬性粉体100重量部に対して0.0005〜4.5重量部、更に0.005〜2.25重量部の比率(固形分換算)で添加されることが好ましい。また、(B)成分は、水硬性粉体100重量部に対して0.0055〜9.5重量部、更に0.0055〜4.75重量部の比率(固形分換算)で添加されることが好ましい。(C)成分は、水硬性粉体100重量部に対して0.0001〜1.2重量部、更に0.0001〜0.55重量部の比率(固形分換算)で添加されることが好ましい。
本発明に係る(A)成分と(B)成分と(C)成分とを、水硬性粉体と水とを含有する組成物に添加することで、当該組成物中での水硬性粉体の分散性を向上し、分散性の低下と粘性の増加を抑制することができる。そのため、経時的な分散性の低下の少ない作業性に優れた水硬性組成物を得ることができる。(A)成分と(B)成分と(C)成分の添加は、3者を予め混合した後、水硬性粉体と水とを含有する組成物に添加しても良いし、(A)成分と(B)成分の混合物を調製し、(C)成分と共に水硬性粉体と水とを含有する組成物に添加しても良いし、(A)成分と(B)成分と(C)成分のそれぞれを水硬性粉体と水とを含有する組成物に別々に添加しても良い。また、各成分の混合性の観点から(A)成分と(C)成分の混合物を調整し、(B)成分と共に水硬性粉体と水とを含有する組成物に添加することも好ましい。添加の容易性の観点から、(A)成分と(B)成分と(C)成分の含有する混合物を水硬性粉体と水とを含有する組成物に添加することが好ましい。(A)成分と(B)成分と(C)成分を別々に添加する場合も、水硬性組成物の分散性と経時的な分散性低下の抑制の観点から、前記の(A)成分と(B)成分と(C)成分の重量比を満たすことが好ましい。
〔(A)成分〕
(A)成分及び比較の重合体として以下の比較合成例及び合成例の重合体を用いた。
<合成原料>
・ヒドロキシエチルアクリレート:Aldrich(有効分96%)〔単量体(1)〕
・アクリル酸:Aldrich(有効分99%)
・アクリル酸メチル:和光純薬工業(株)(有効分98%)
・アクリル酸エチル:和光純薬工業(株)(有効分97%)
・メタリルスルホン酸ナトリウム:和光純薬工業(株)(有効分98%)
・メルカプトプロピオン酸:Aldrich
・ペルオキソ二硫酸アンモニウム:和光純薬工業(株)
・V−65:2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、和光純薬工業(株)
<合成例>
比較合成例1
反応容器の4つ口フラスコにイオン交換水82.5gを入れ脱気後窒素雰囲気下にした。アクリル酸(以下、AAと表記する)33.4gとヒドロキシエチルアクリレート(以下、HEAと表記する)69.7gを混合し、単量体液を調製した。ペルオキソ二硫酸アンモニウム1.42gをイオン交換水28.3gに溶解し開始剤水溶液(1)を調製した。3−メルカプトプロピオン酸2.2gをイオン交換水25gに溶解し連鎖移動剤水溶液を調製した。反応容器を80℃にして単量体液、開始剤水溶液(1)及び連鎖移動剤水溶液を同時に90分かけて滴下した。その後、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.4gをイオン交換水7.1gに溶解し開始剤水溶液(2)を調製し、30分掛けて滴下し、更に80℃で60分間反応させた。反応終了後に常温にして、48%水酸化ナトリウム水溶液で中和し、固形分濃度41重量%のpH5の重合体a−1の水溶液を得た。
仕込み組成比:
AA/HEA=32.4/67.6(重量比)(HEA67.6重量%)
AA/HEA=43.6/56.4(モル比)
重量平均分子量:45300
AA:反応率98%(HPLC)
HEA:反応率99%(HPLC)
分子量の測定は以下のGPC条件で行った。
[GPC条件]
標準物質:ポリスチレン換算
カラム:G4000PWXL+G2500PWXL(東ソー)
溶離液:0.2Mリン酸バッファー/アセトニトリル=9/1
流量:1.0mL/分
カラム温度:40℃
検出器:RI
比較合成例2
反応容器の4つ口フラスコにイソプロピルアルコール(以下、IPAと表記する)158.5gを入れた。アクリル酸メチル66.7gからなる単量体液を準備した。V−65 1.2gとIPA38.1gとを混合した開始剤溶液(1)を調製した。3−メルカプトプロピオン酸0.8gをIPA25gと混合した連鎖移動剤溶液を調製した。反応容器を70℃にして単量体液、開始剤溶液(1)及び連鎖移動剤溶液を同時に60分かけて滴下した。その後、V−65 0.3gをIPA15gと混合し開始剤溶液(2)を調製し、30分掛けて滴下し、更に70℃で30分間反応させた。反応終了後、常温においてポリマーが析出して白濁したが、アセトンを加えて均一にし、溶媒を除去し、重合体a−2を得た。
仕込み組成比:アクリル酸メチル100モル%
重量平均分子量:4100
アクリル酸メチル:反応率94%(H−NMR)
分子量の測定は以下のGPC条件で行った。
[GPC条件]
標準物質:ポリスチレン換算
カラム: K804L+K804L
溶離液:1mmol/LファーミンDM20(花王(株):ジメチルラウリルアミン)/塩化メチル
流量:1.0ml/分
カラム温度:40℃
検出器:RI
合成例1
反応容器の4つ口フラスコにイオン交換水84.2gを仕込み、脱気後窒素雰囲気下にした。AA20.2gとHEA83.5gを混合し、単量体液を調製した。ペルオキソ二硫酸アンモニウム1.3gをイオン交換水26.4gに溶解し開始剤水溶液(1)を調製した。3−メルカプトプロピオン酸2.6gをイオン交換水25gに溶解し連鎖移動剤水溶液を調製した。反応容器を80℃にして単量体液、開始剤水溶液(1)及び連鎖移動剤水溶液を同時に90分かけて滴下した。その後、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.3gをイオン交換水6.6gに溶解した開始剤水溶液(2)を30分掛けて滴下し、更に80℃で60分間反応させた。反応終了後に常温にして、48%水酸化ナトリウム水溶液で中和し、固形分濃度43重量%のpH5の重合体A−1の水溶液を得た。
仕込み組成比:
AA/HEA=19.5/80.5(重量比)(HEA80.5重量%)
AA/HEA=28.0/72.0(モル比)
重量平均分子量:34500
AA:反応率97%(HPLC)
HEA:反応率98%(HPLC)
GPCの測定条件は比較合成例1と同様である。
合成例2
反応容器の4つ口フラスコにイオン交換水224.5gを仕込み、脱気後窒素雰囲気下にした。ペルオキソ二硫酸アンモニウム4.4gをイオン交換水90gに溶解し開始剤水溶液(1)を調製した。3−メルカプトプロピオン酸10.2gをイオン交換水80gに溶解した連鎖移動剤水溶液を調製した。反応容器を80℃にしてHEA280gの単量体液、開始剤水溶液(1)及び連鎖移動剤水溶液を同時に90分かけて滴下した。その後、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.6gをイオン交換水10gに溶解した開始剤水溶液(2)を30分掛けて滴下し、更に80℃で60分間反応させた。反応終了後に常温にして、48%水酸化ナトリウム水溶液で攪拌しながら中和した。固形分濃度41重量%のpH5の重合体A−2の水溶液を得た。
仕込み組成比:HEA100モル%(100重量%)
重量平均分子量:14200
HEA:反応率96%(HPLC)
GPCの測定条件は比較合成例1と同様である。
〔(B)成分〕
(B)成分として、下記合成例B−1により得られたナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(B−1)を用いた。
<合成例B−1>
ナフタレン1モル(128.2g)と硫酸1.28モル(125.5g)を150℃〜160℃で3時間反応させて得られた生成物(スルホン化物)に水44gを添加し、さらにホルマリン(ホルムアルデヒドの37%水溶液)をホルムアルデヒドとして0.98モルとなる量で、90℃で3時間かけて滴下した。滴下後100±2℃で10時間縮合反応を行った。反応終了後に常温にして、pH5まで水酸化カルシウムで中和し、生じた沈殿物(石膏)を濾過により除去し、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(B−1)の水溶液を得た。尚、重合物は105℃で24時間掛けて乾燥し、必要に応じて水溶液濃度を調整して使用した。
重量平均分子量:13000
分子量の測定は以下のGPC条件で行った。
[GPC測定条件]
カラム:G4000SWXL +G2000SWXL
溶離液:30mM 酢酸ナトリウム/アセトニトリル=6/4vol%
流量:0.7ml/分
検出器:UV 280nm
カラム温度:25℃
<カラム前処理>
コーティング液:ナフタレンスルホン酸系分散剤(花王(株)製、マイテイ100)を0.5%含む30mM 酢酸ナトリウム/アセトニトリル=6/4 vol%
流速:0.2ml/分
時間:72時間
〔(C)成分〕
・C−1:ポリエチレングリコール(数平均分子量35000)
<実施例1>〔モルタルフロー〕
セメント(太平洋セメント製/住友大阪セメント製=1:1(重量比);密度=3.16g/cm3)400gと山砂(城陽産、密度=2.55g/cm3)700gを万能混合攪拌機(型番:5DM-03-r、ダルトン社製)に入れ、低速に設定し10秒間攪拌を行った。その後、予め調製した分散剤水溶液160gを添加し(接水開始)、低速で90秒間攪拌を行った。攪拌後にモルタルをコーン(下部径100mm、上部径70mm、高さ60mm)に充填し、JIS R 5201に基づき、モルタルフローを測定した(直後)。なお、JIS R 5201記載の落下運動は行っていない。フロー値は、最大と認める方向の長さとこれに直角な方向の長さの平均値である。また、接水開始から30分後、60分後のモルタルフローも同様に測定した。本例は、経時的な分散性の評価を行ったものである。なお、160gの分散剤水溶液は、セメント100重量部に対する固形分添加量が表1に示す重量部となる量で各成分を用いた分散剤と、消泡剤0.05gと、残部の水とからなるものである。結果を表1に示す。また、本発明品1−1及び1−2のモルタルの粘性は、比較品1−3及び1−4と大差なく、同等の作業性を有していた。なお、表1の比較例1−5及び1−6では、(A)成分に該当しない成分を、便宜的に(A)成分の欄に記載した。
固形分は、アルミニウム箔製のカップに試料溶液約3gを入れ、重量を測定し、105℃で2時間乾燥させ後、再度重量を測定し、その重量変化から、溶液中の固形分濃度を計算した。モルタルフローは、30分後、好ましくは60分後まで直後の値からの低下が少ないことが好ましい。
Figure 2011042526

Claims (5)

  1. 下記式(1)で表される単量体由来の構成単位を70重量%以上含む構成単位からなる重合体(A)と、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(B)と、ポリアルキレングリコール(C)とを含有する水硬性組成物用分散剤。
    2C=CHCOOCH2CH2OH (1)
  2. 重合体(A)の重量平均分子量が1000〜100000である請求項1記載の水硬性組成物用分散剤。
  3. ポリアルキレングリコール(C)の数平均分子量が5000〜50000である請求項1又は2記載の水硬性組成物用分散剤。
  4. 重合体(A)とポリアルキレングリコール(C)の重量比が、(A)/(C)で60/40〜95/5である請求項1〜3いずれか記載の水硬性組成物用分散剤。
  5. 請求項1〜4の何れか1項記載の水硬性組成物用分散剤と、水硬性粉体と、水とを含有する水硬性組成物。
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