JPS6339906A - セメント添加剤 - Google Patents

セメント添加剤

Info

Publication number
JPS6339906A
JPS6339906A JP16250887A JP16250887A JPS6339906A JP S6339906 A JPS6339906 A JP S6339906A JP 16250887 A JP16250887 A JP 16250887A JP 16250887 A JP16250887 A JP 16250887A JP S6339906 A JPS6339906 A JP S6339906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cement
superplasticizer
cement composition
composition
copolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16250887A
Other languages
English (en)
Inventor
ジエイムズ・マイケル・ゲイデイス
ジヨセフ・マイケル・デイリイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WR Grace and Co
Original Assignee
WR Grace and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WR Grace and Co filed Critical WR Grace and Co
Publication of JPS6339906A publication Critical patent/JPS6339906A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セメント添加剤として利用して、処理した組
成物の固化を過度に遅延させずかつ妨害しないで、水硬
セメント組成物の流動性またはスランプ特性を大きく増
加させることのできる新規なコポリマーに関する。
水硬セメント組成物は、含有されるセメント成分を水和
するために要するより多い量の水と固体の成分を混合す
ることによって、加工可能な形態にされる。混合された
鉱物の結合剤組成物を、型に注入し、そして大気温度に
おいて硬化させる。
硬化の間、過剰の水のあるものは残り、形成した構造単
位中に空隙を残し、こうして、得られる単位の機械的強
度を減少させる。得られる構造体の圧縮強さは、出発混
合物の水−セメント比に一般に逆比例することはよく知
られている。より少ない量の水を使用することは、新し
い混合物の要求される流れおよび加工の性質によって制
限される。
粘度が低いかあるいは自己均展性ですらあると同時に、
圧縮力が高い固化したセメントを形成できる(低い水−
セメント比において)未硬化のセメント組成物を使用す
ることは、多くの用途において望ましい0例えば、構造
セメント組成物において、最終生成物において高い強度
を達成するために、水分を非常に低く維持することが高
度に望ましい、他方において、未硬化の組成物は流動性
を有して、混合を高めて固体成分中に液体(水)を均一
に分布させ、輸送性を高めてセメント組成物を、要求さ
れる構造部位に運ぶことができるよいうにし、そして流
動性を高めて未硬化のセメント組成物を所望の形態に容
易にすることができるようにするとは望ましい。
前述の粘度減少特性を発生できるセメント添加剤(用語
「添加剤(admixture)Jは、ここでおよび特
許請求の範囲において使用するとき、セメントの混合物
または組成物に添加して、それらの性質を変更する化合
物または組成物を呼ぶ技術用語である。この用語は、添
加剤の成分が所望の結果を生ずるために相互作用するか
、あるいはしないかお意味しない。)は知られている。
これらの材料は、一般に、粘度を制限された程度に変更
できる場合、「水減少剤」として、あるいいはセメント
混合物中の水を大きくカットすると同時に流動性を維持
するか、あるいは一定の水分において流動性を大きく増
加する能力を有する場合、「大きい範囲の水減少剤」ま
たは「超可塑剤(superplast 1cizer
)Jとしてカテロギー化される。リグニンスルホネート
および多糖類は既知の水減少剤であり、これに対してメ
ラミン−ホルムアルデヒドのサルファイド変性縮合生成
物またはナフタレン−ホルムアルデヒドのスルホネート
変性縮合生成物は商業的に入手可能な超可塑剤である。
これらの添加剤は初期の流動性を増加するという利点を
有するが、また、セメントがその流動性またはスランプ
を損失する速度を増加するという欠点を有する。H,P
、ブレイス(Preis)およびH,R,サーフ−t=
(Sasse)、コンクリートにおけるMi’I11 
*!剤(Superplasticizer  in 
 concrete)、VQ1、I1、V、M、−フル
ホトラ(Malhotra) ら編、733−750ペ
ージにおいて、種々の既知の水減少剤および超可塑剤、
例えば、スルホン化メラミン−ホルムアルデヒド縮合物
、スルホン化ナフタレン−ホルムアルデヒド縮合物、リ
グニジスルホネートおよびポリスチレンスルホネートの
作用が比較されている。
この研究の結論によると、セメント組成物の流れを感知
しうる程度に増加するためには、研究した添加剤の高い
適用量を必要とし、しかもこのような適用量はスランプ
の損失の速度を高め、そして固化を遅延または妨害する
傾向がある。
前述の既知のポリマー材料に加えて、種々のポリアクリ
レートがセメント超可塑剤添加剤として考慮されてきた
。高分子量のポリアクリレートは、セメントのスラリー
を凝集させるので、超可塑剤として不敵当であることが
発見された。より最近において、ある種のアクリル酸−
ヒドロキシアルキルアクリレートコポリマーは流れ増強
剤として示唆された。これらのコポリマーは、ポリマー
組成物に水溶性を付与しかつコポリマーがセメントを含
む環境において安定性を示すようにするためには、低分
子量でありかつ高いアクリル酸含量を有することが要求
される。これらのコポリマーはセメント組成物を可塑化
するが、固化を過度に遅延するので、一般的適用には適
さない。
高度の流動性をセメント組成物に付与することができ、
かつ固化の遅延の悪い作用を発生させないで、この結果
を達成することのできる超可塑剤添加剤組成物は高度に
望ましい。
本発明は、新規なポリマー材料および前記ポリマー材料
から構成されたセメント添加剤に関する。この添加剤は
、固化を実質的に遅延させないで、セメント組成物に高
度の流動性を付与することができる。
ポリマー材料は、20〜40モル%のアクリル酸または
メタクリル酸および60〜80モル%のアクリル酸およ
びメタクリル酸のヒドロキシアルキルエステルからなる
コポリマーである。このコポリマーは少なくとも30.
000の数平均分子量を有する高分子量の生成物でなく
てはならない。
組成物に本発明のセメント超可塑剤添加剤の少量を含有
させることによって、未硬化のセメント組成物の予期さ
れないほどに高い流動性および延長された作業時間を達
成できることが今回発見された。
本発明の添加剤によって変性することのできるセメント
組成物は、標準量の要求される成分、すなわち、ポルト
ランドセメント、水、砂および骨材、ならびに特定の形
成される材料に適用可能である成分を混合することによ
って形成された汀通のセメントの基づく組成物である。
本発明の添加剤が有用であることが発見されたセメント
組成物は、セメントペースト、すなわち、ポルトランド
セメントおよび水から構成された混合物、標準量のポル
トランドセメント、水および砂から構成されたモルタル
、および各々が標準の量および大きさであるポルトラン
ドセメント、水、砂、および骨材から構成されたコンク
リート組成物を包含する。本発明は、構造単位を形成す
るために使用されるコンクリートにおいてとくに有用で
ある。前述のセメント組成物の各々において、適当な強
度の固化した組成物を形成するためには、低い水−セメ
ント比、例えば、0゜2〜0.6.好ましくは0.3〜
0.45が望ましい、水の存在量は固化したセメント組
成物の強度に逆比例し、それゆえ、その比を低下するこ
とが望ましい。
用語「セメント組成物」は、本発明の開示および特許請
求の範囲において使用するとき、前述のようにポルトラ
ンドセメントおよび高いケイ酸塩含量のセメントを使用
して形成されるような、ペースト、モルタルおよびコン
クリート組成物を呼ぶ、これらのセメントは、従来知ら
れており、そして石灰石および粘土の混合物を焼成して
クリンカーを形成し、そしてこのクリンカーを微粉末に
粉砕することによって製造される。ポルトランドセメン
ト中に存在する主要化合物は、ケイ酸二カルシウム、ケ
イ酸二カルシウム、アルミン酸三カルシウム、およびテ
トラカルシウムアルミノフェライトである。
特定の組成物の本−セメント比は、得られた固化した材
料の強度を、大きい程度に、決定するであろう、上に論
じたように、均一な組成物を形成するために要求される
水の量は、セメント成分と反応するために必要な量より
過剰である。水−セメント比を減少すると同時に混合物
の流動性を維持または増加することは、高度に望ましい
6本発明の添加剤を使用するとき、均一な混合物を形成
し、セメント組成物を所望の形状に成形し、組成物を実
質的に自己均展性とし、そして同一量のセメントについ
て通常達成できるよりも高い圧縮力を硬化したセメント
組成物に示させる、より大きい能力が得られる。さらに
、得られたセメント組成物の固化時間を実質的に延長し
ないで、加工可スオな時間を延長することができる。
「流動性(fluidity)J、「スランプ(31u
mp)Jおよび「加工可能性(workability
)Jは、相互に関係する用語である。スランプは、未硬
化のセメント組成物の動きの容易さを決定する標準試験
に関係する技術用語である。スランプ試験は、造形した
セメント供給物がいったん支持されない状態になったと
き、流れの定常l(amount  of  sett
lement  of  flow)を測定する。セメ
ントはある程度のスランプまたは流れの特性を示す間、
セメント組成物は加工可使である、すなわち、成形可能
、造形可能などである。
本発明のポリマーは、(a)アクリル酸またはメタアク
リル酸および(b)アクリル酸またはメタアクリル酸の
ヒドロキシ(C2〜C3)アルキルエステルのコポリマ
ーであり、そして構造式式中、各Rは別々に水素または
メチル基を表わし、Zは水素原子、アルカリ金属、アル
カリ土類金属またはそれらの混合物を表わし、R1はヒ
ドロキシCC2〜C3)アルキル基、例えば、2−ヒド
ロキシエチル、l−メチル−2−とドロキシエチル、?
−ヒドロキシプロピルまたは3−ヒドロキシプロピルな
どを表わし、そしてXおよびyは、X対yの比が2〜4
:6〜8でありかつXおよびyの合計が少なくとも30
,000、好ましくは30.000〜30o 、ooo
の数乎均分子量を有する高分子量のポリマーを表わすよ
うな整数である、 によって表わすことができる。
ここに記載するコポリマーは、普通の遊離基開始剤を利
用する溶液重合によって生成することができる。溶媒は
、七ツマ−の反応成分および得られるコポリマーの各々
のための溶媒でなくてはならない。適当な溶媒の例は、
環状エーテル、例えば、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンなど、アミド、例えば、N、N−ジメチルホルムアミ
ドなどならびにモノマーおよび得られるポリマーの両者
を溶媒和できる有機液体を包含する。他の普通の重合技
術、例えば、塊状重合、を使用して本発明のポリマーを
生成することができる。
合計のモノマー濃度は、初期の溶液の合計重量に基づい
て10〜40重量%、好ましくは25〜40重量%であ
るべきである。特定の濃度は、特定の溶媒、モノマーお
よびコポリマーの組み合わせの溶解度の関係に依存する
0重合は周囲温度ないし溶液の沸点の温度において実施
することができ、40〜80°Cの温度は好ましい。こ
の反応は大気圧において実施できるが、減圧または過圧
を使用することができる。最も好ましい重合条件は、6
0°Cにおけるジオキサンの実験において30重量%の
モノマーの使用である。
重合は、少量(例えば、0.1〜1.5モル%)の汀通
の′MgII基重合開始剤、例えば、アゾビスインブチ
ロニトリルなどを使用して開始される。さらに、他の普
通の遊離基重合成分、例えば、連鎖移動剤(ブタンチオ
ールなと)などを使用してポリマーの分子量を調節する
ことができる。要求される特定量は、慣用法によって容
易に決定することができる。
得られるポリマーの溶液は、溶液からポリマーを沈殿さ
せることのできる物質で処理でさる。この物質は、好ま
しくは、また残留モノマーの溶媒である。例は、非環状
エーテル、例えば、ジエチルエーテル、塩素化炭化水素
、例えば、クロロホルムなどを包含する。沈殿したポリ
マーは、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化
物、好ましくは水酸化ナトリウムで中和して1本発明の
水溶性コポリマー生成物を生成することによって、水溶
液中に取ることができる。
本発明のコポリマーは、少なくとも30 、000の数
平均分子量を有する高分子量の物質であることが必要で
ある。30.000〜300.000の分子量のポリマ
ーは好ましい。20〜40モル%の低い濃度のアクリル
酸またはメタアクリル酸の単位および前述の分子量を有
するコポリマーは、水溶性でありかつ所望の性質をセメ
ント組成物に付与することが、予期せざることには発見
された。
予期せざることには、前述のコポリマーは、本発明の添
加剤を含まない同一のセメント組成物に関して、セメン
ト組成物の流動性を大きく増大するセメント添加剤であ
ることが発見された。添加剤は、通常、首題のコポリマ
ーのアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩の形態の
水溶液である。このコポリマーは水で所望濃度に希釈し
て、セメント組成物へ容易に添加できる添加剤を形成で
きる。
セメント組成物中に要求される本発明の超可塑剤のセメ
ント添加剤の量は、水分を実質的に減少する(約10%
以上だけ)と同時にブランクのセメント組成物の同等の
スランプを保持するために有効な量であるか、あるいは
スランプを実質的に増加すると同時に水−セメント比を
維持するために有効な州であるべきであり、必要に応じ
て前記量のいずれを選択することもでSる。所望のスラ
ンプを提供するために要求される本発明の超可塑剤セメ
ント添加剤の特定の量は、容易に決定することができ、
そしてセメント組成物および組成物の成分の比に依存す
るであろう。一般に、量はセメント組成物の合計の固形
分の約0.01〜2重量%、好ましくは0.1〜0.5
重量%の範囲であろう。これよい多い量を使用できるが
、所望の結果を達成するためには一般に不必要である。
本発明の超可塑剤セメント添加剤は、セメント組成物に
任意の慣用法で添加することができる。
例えば、成分はセメント組成物に実質的に同時に、例え
ば、乾燥または水溶液の状態の、成分を前もって混合し
、そして形成した組成物をセメント組成物に添加するこ
とによって添加することができる0本発明の超可塑剤は
、セメント組成物中に、水溶液として水の添加と同時に
水の一部として導入するか、あるいは水の添加後導入し
て、例えば、セメント組成物の利用直前に、湿潤セメン
ト組成物を形成することが好ましい0首題の超可塑剤セ
メント添加剤はセメント組成物と実質的に均一に混合し
て、本発明の添加剤とセメント組成物の水硬セメントと
の間の相互作用ならびに添加剤の成分の相互作用(相互
作用の正確な性質は未知であり、そして本発明への限定
を意味しない)を可能として、予期せざるほどに流動性
を増加しかつある時間にわたって流動性を保持するよう
にすべきである。
セメント組成物は、この分野において既知の琶および方
法で添加された他の汀通のセメント添加剤を含有するこ
とができる0例えば、ここに記載する超可塑剤を含有す
るセメント組成物は、また、空気連行剤、例えば、ロジ
ン石繭、アルキルベンゼンスルホネートなどまたは遅延
剤1例えば、グルコネート、糖類などならびに他の添加
剤を含有することができる。
得られるセメント構造体は、大きい流動性および流動性
の延長した時間を示す湿潤セメント組成物から形成され
るが、強度が増大した構造体である。これは、セメント
構造体が構造コンクリート組成(format 1on
) であるとき、ことに重要でありかつ望ましい。
次の実施例は例示を目的として与えられ、特許請求の範
囲において定義された以外、本発明への限定であること
を意味しない、特記しないかぎり、すべての部および百
分率はffi量による。
実施例1 A、共重合はジオキサン中の28.7重量%の合計モノ
マー濃度において実施した。七ツマ−の分布は、40モ
ル%のアクリル酸および60モル%のヒドロキシプロピ
ルメタクリレート(97%の2−ヒドロキシプロピル)
であった、磁気攪拌機、温度計、窒素ガス入口および窒
素ガスの出口のための水冷凝縮器を装備した3首丸底フ
ラスコに、モノマー−ジオキサン中液を導入した。この
反応器を窒素ガスで3分間パージした0次いで、0.6
5モル%の7ゾビスイソブチロニトリル(A I B 
N)を導入し、そして反応器を56℃に維持したグリセ
ロール浴中に浸漬した0重合を5.5時間振興させ、次
いで反応器を浴から除去し、そして冷却した。生成物を
ジエチルエーテルで沈殿させ、濾過し、新鮮なジエチル
エーテルで数回洗浄した。
滴定およびゲル透過クロマトグラフィーの分析のために
、中和しないポリマーの試料を取り出した。残りのポリ
マー生成物を80℃で12時間真空乾燥し、次いで蒸留
水中に取り、次いで5NのNaOHでチモールフタレイ
ンの終点に中和した。中和生成物をテトラヒドロフラン
で沈殿させ、次いで80℃で24時間真空乾燥した。
中和しない生成物の分子量は、検量のためにポリスチレ
ンおよびポリエチレングリコールの標準を使用して、架
橋したポリスチレンの大きさ排除カラム[ウォーターズ
・アソシェーツ(Waters  As5ociate
s)の終スチラゲル(Styragel)]のテトラヒ
ドロフラン中の透過クロマトグラフィーによって決定し
た。モノマ一単位の比は、精製した遊離酸コポリマーの
用量酸塩基滴定によって決定した。
コポリマー生成物の分析は、次の通りであったニ アクリル酸/ヒドロキシプロピ ルメタクリレート(モル%)     29/71アク
リル酩ナトリウム/ヒドロ キシプロピルメタクリレート  21/79(重量%) 数平均分子量         251.000重址平
均分子:、1        341 、000B、前
述の手順を反復したが、ただし34モル%のアクリル酸
および66モル%のヒドロキシプロピルメタクリレート
をジオキサンに添加し、0.64モル%のAIBNを添
加し、そして浴の反応温度は86℃であった0発熱が起
こり、反応温度を93℃に上昇させた0重合は13.5
時間進行させた。
コポリマー生成物の分析は、次の通りであったニ アクリル酸/ヒドロキシプロピ ルメタクリレート(モル%)     35/65アク
リル酸ナトリウム/ヒドロ キシプロピルメタクリレート  26/74(重量%) 数平均分子量          64,000重量平
均分子量        130,000実施例2 上の実施例IAおよびIBに従って調製したコポリマー
の各々を、0.45の水−セメント比で水中において水
と混合した七メン)I型から形成したセメントペースト
に添加した。試料を調製し、ここでコポリマーを混合物
の水の一部として添加しく0.4%−固形分/合一トの
セメント固形分、s/5)(r正規の添加」)、そして
追加の試料をまずセメン)I型を95%の合計の水と混
合することによって調製し、次いで残りの水およびコポ
リマーの試料から構成された水溶液を7分後に各試料に
添加した(「遅延した添力旧)。
流れの性質は、L、M、メイヤー(Meyer)Aおよ
びW、F、ぺL/7チオ(Perenchio)、コン
クリート・インターナショナル(Concrete  
International)、36−43ページ(1
979年1月)に記載されているミニスランプ(min
islump)流れ試験に従って測定した。測定は水の
最初の添加から8分後に実施した。各試料の固化時間は
、正規の試料の各々について普通の比色測定の決定によ
って分析した。結果を次に示す。
ミニスランプの流れ(直径 遅延した  固化時間 ポリマー 正規の添加 添加    (時間)(8分に
おけるmm) A     155   123  11.25B  
   155   197  11.7ブランク   
88    88   8.0上のデータが示すように
、コポリマーAおよびBの両者は正規の添加および遅延
した添加の両者のセメント組成物に高度の流動性を付与
することができ、そして比較的はんのわずかの遅延を付
与した。
実施例3 次の実施例は比較の目的で記載する。アクリル酸に富ん
だ低分子量の試料を調製し、そして米国特許節4,47
3,406号に記載するセメント組成物の流動化剤とし
て使用した(以後ポリマーCと呼ぶ)。さらに、米国特
許節4,473,406吟に記載されているものに類似
するコポリマーを調製したが、ただしそれは高分子量の
物質であった(以後ポリマーDと呼ぶ)。最後に、この
比較のために、試料IAと実質的に同一のアクリル酸/
ヒドロキシプロピルメタクリレート(AA/HPMA)
比を有するポリマーを調製したが、ただしそれは低い分
子量を有した(以後ポリマーEと呼ぶ)。これらの物質
の各々は、本発明のコポリマーより劣ることが発見され
た。
コポリマーの各々の共重合は、前述の実施例1Aの調製
における方法と同一の方法で実施した。
特定の条件は、下に記載する通りである。
一゛\1 ・ 〜−6 コポリマー生成物の各々を、上の実施例2に記載するの
と同一の方法でセメント組成物における流動化剤として
使用した。結果を下表に記載し。
そして実施例2に示す結果と直接比較する。
ミニスランプの れ 直径 遅延した  固化時間 ポリマー 正規の添加 添加    (時間)(8分に
おけるmm) A     I55   123  11.25B  
   152   197  11.7C102146
19,0 D     104   111  11.OE   
   40   197  15.75ブランク   
88     88    8.0上から明らかなよう
に、本発明のコポリマー(A、B)は、予期せざること
には、セメント組成物に高度の流動性を付与すると同時
に合理的な固化時間を保持する。これと対照的に、試料
CおよびBは高度の遅延を示す、さらに、高分子量の試
料Eは凝集による剛化を示す(遅い流れ値によって示さ
れる)、実施例りは、遅延をほとんど示さないが、正規
の添加および遅延した添加の両者の性能において非常に
劣った流動化の程度を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アクリル酸、メタクリル酸またはそれらのアルカリ
    金属塩もしくはアルカリ土類金属塩から選択されるエチ
    レン系不飽和酸20〜40モル%およびアクリル酸およ
    びメタクリル酸から選択されるエチレン系不飽和酸のヒ
    ドロキシ(C_2〜C_3)アルキルエステル60〜8
    0モル%から構成されたコポリマーを含んでなり、そし
    てコポリマーは少なくとも30,000の数平均分子量
    を有することを特徴とするポリマー生成物。 2、前記コポリマーはアクリル酸、メタクリル酸または
    それらのアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩か
    ら選択されるエチレン系不飽和酸から構成され、そして
    前記ヒドロキシアルキルエステルはヒドロキシプロピル
    アクリレートまたはヒドロキシプロピルメタクリレート
    から選択され、前記コポリマーは30,000〜300
    ,000の数平均分子量を有する特許請求の範囲第1項
    記載の生成物。 3、前記コポリマーはアクリル酸、メタクリル酸または
    それらのアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩か
    ら選択されるエチレン系不飽和酸から構成され、そして
    前記ヒドロキシアルキルエステルはヒドロキシエチルア
    クリレートまたはヒドロキシエチルメタクリレートから
    選択され、前記コポリマーは30,000〜300,0
    00の数平均分子量を有する特許請求の範囲第1項記載
    の生成物。 4、酸はアクリル酸であり、そしてエステルはヒドロキ
    シプロピル基である特許請求の範囲第2項記載の生成物
    。 5、ポリマーはアクリル酸とヒドロキシプロピルメタク
    リレートとのコポリマーである特許請求の範囲第2項記
    載の生成物。 6、水溶性コポリマーを含んでなるセメント超可塑剤組
    成物であって、前記コポリマーはアクリル酸、メタクリ
    ル酸またはそれらのアルカリ金属塩もしくはアルカリ土
    類金属塩から選択されるエチレン系不飽和酸20〜40
    モル%およびアクリル酸およびメタクリル酸から選択さ
    れるエチレン系不飽和酸のヒドロキシC_2〜C_3ア
    ルキルエステル60〜80モル%から構成されたコポリ
    マーを含んでなり、そしてコポリマーは少なくとも30
    ,000の分子量を有することを特徴とするセメント超
    可塑剤組成物。 7、前記コポリマーはアクリル酸、メタクリル酸または
    それらのアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩か
    ら選択されるエチレン系不飽和酸から構成され、そして
    前記ヒドロキシアルキルエステルはヒドロキシプロピル
    アクリレートまたはヒドロキシプロピルメタクリレート
    から選択され、前記コポリマーは30,000〜300
    ,000の数平均分子量を有する特許請求の範囲第6項
    記載の超可塑剤組成物。 8、前記コポリマーはアクリル酸、メタクリル酸または
    それらのアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩か
    ら選択されるエチレン系不飽和酸から構成され、そして
    前記ヒドロキシアルキルエステルはヒドロキシエチルア
    クリレートまたはヒドロキシエチルメタクリレートから
    選択され、前記コポリマーは30,000〜300,0
    00の数平均分子量を有する特許請求の範囲第6項記載
    の超可塑剤組成物。 9、酸はアクリル酸であり、そしてエステルはヒドロキ
    シプロピル基である特許請求の範囲第7項記載の超可塑
    剤組成物。 10、ポリマーはアクリル酸とヒドロキシプロピルメタ
    クリレートとのコポリマーである特許請求の範囲第7項
    記載の超可塑剤組成物。 11、ケイ酸塩に基づくセメントから形成されかつ超可
    塑剤を含有するセメント組成物において、前記超可塑剤
    は特許請求の範囲第6項において定義されているもので
    ありかつ前記セメント組成物中に前記セメント組成物の
    合計の固形分に基づいて0.01〜2%の固体の超可塑
    剤の量で存在することを特徴とするセメント組成物。 12、ケイ酸塩に基づくセメントから形成されかつ超可
    塑剤を含有するセメント組成物において、前記超可塑剤
    は特許請求の範囲第7項において定義されているもので
    ありかつ前記セメント組成物中に前記セメント組成物の
    合計の固形分に基づいて0.01〜2%の固体の超可塑
    剤の量で存在することを特徴とするセメント組成物。 13、ケイ酸塩に基づくセメントから形成されかつ超可
    塑剤を含有するセメント組成物において、前記超可塑剤
    は特許請求の範囲第8項において定義されているもので
    ありかつ前記セメント組成物中に前記セメント組成物の
    合計の固形分に基づいて0.01〜2%の固体の超可塑
    剤の量で存在することを特徴とするセメント組成物。 14、ケイ酸塩に基づくセメントから形成されかつ超可
    塑剤を含有するセメント組成物において、前記超可塑剤
    は特許請求の範囲第9項において定義されているもので
    ありかつ前記セメント組成物中に前記セメント組成物の
    合計の固形分に基づいて0.01〜2%の固体の超可塑
    剤の量で存在することを特徴とするセメント組成物。 15、ケイ酸塩に基づくセメントから形成されかつ超可
    塑剤を含有するセメント組成物において、前記超可塑剤
    は特許請求の範囲第10項において定義されているもの
    でありかつ前記セメント組成物中に前記セメント組成物
    の合計の固形分に基づいて0.01〜2%の固体の超可
    塑剤の量で存在することを特徴とするセメント組成物。 16、ケイ酸塩に基づくセメントを有するセメント組成
    物を水および0.01〜2%s/sの特許請求の範囲第
    6項記載の超可塑剤と混合して前記超可塑剤およびセメ
    ントを相互作用させかつ前記セメント組成物に流動性を
    付与し、前記流動化セメント組成物を所望の形状に形成
    し、そして前記セメント組成物を硬化することを含んで
    なることを特徴とするセメント構造体を形成する方法。 17、ケイ酸塩に基づくセメントを有するセメント組成
    物を水および0.01〜2%s/sの特許請求の範囲第
    7項記載の超可塑剤と混合して前記超可塑剤およびセメ
    ントを相互作用させかつ前記セメント組成物に流動性を
    付与し、前記流動化セメント組成物を所望の形状に形成
    し、そして前記セメント組成物を硬化することを含んで
    なることを特徴とするセメント構造体を形成する方法。 18、ケイ酸塩に基づくセメントを有するセメント組成
    物を水および0.01〜2%s/sの特許請求の範囲第
    8項記載の超可塑剤と混合して前記超可塑剤およびセメ
    ントを相互作用させかつ前記セメント組成物に流動性を
    付与し、前記流動化セメント組成物を所望の形状に形成
    し、そして前記セメント組成物を硬化することを含んで
    なることを特徴とするセメント構造体を形成する方法。 19、ケイ酸塩に基づくセメントを有するセメント組成
    物を水および0.01〜2%s/sの特許請求の範囲第
    9項記載の超可塑剤と混合して前記超可塑剤およびセメ
    ントを相互作用させかつ前記セメント組成物に流動性を
    付与し、前記流動化セメント組成物を所望の形状に形成
    し、そして前記セメント組成物を硬化することを含んで
    なることを特徴とするセメント構造体を形成する方法。 20、ケイ酸塩に基づくセメントを有するセメント組成
    物を水および0.01〜2%s/sの特許請求の範囲第
    10項記載の超可塑剤と混合して前記超可塑剤およびセ
    メントを相互作用させかつ前記セメント組成物に流動性
    を付与し、前記流動化セメント組成物を所望の形状に形
    成し、そして前記セメント組成物を硬化することを含ん
    でなることを特徴とするセメント構造体を形成する方法
JP16250887A 1986-07-01 1987-07-01 セメント添加剤 Pending JPS6339906A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US88084886A 1986-07-01 1986-07-01
US880848 1992-05-11

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7245077A Division JPH08113613A (ja) 1986-07-01 1995-08-31 セメント添加剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6339906A true JPS6339906A (ja) 1988-02-20

Family

ID=25377251

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16250887A Pending JPS6339906A (ja) 1986-07-01 1987-07-01 セメント添加剤
JP7245077A Pending JPH08113613A (ja) 1986-07-01 1995-08-31 セメント添加剤

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7245077A Pending JPH08113613A (ja) 1986-07-01 1995-08-31 セメント添加剤

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JPS6339906A (ja)
CA (1) CA1325311C (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08113613A (ja) * 1986-07-01 1996-05-07 Wr Grace & Co Connecticut セメント添加剤
JP2010024130A (ja) * 2008-06-17 2010-02-04 Kao Corp 水硬性組成物用分散剤
JP2010030795A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Kao Corp コンクリート製品の製造方法
JP2010173907A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Kao Corp 水硬性組成物
JP2011042526A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Kao Corp 水硬性組成物用分散剤
JP2015101520A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 花王株式会社 水硬性組成物用添加剤

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5536387B2 (ja) * 2008-07-25 2014-07-02 花王株式会社 遠心成形コンクリート製品の製造方法
CN103274703B (zh) * 2013-05-08 2014-08-20 中科院广州化学有限公司 一种节水型减水剂及其制备方法和应用

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5874552A (ja) * 1981-10-30 1983-05-06 株式会社日本触媒 セメント分散剤
JPS58190851A (ja) * 1982-04-28 1983-11-07 上武産業株式会社 水中施工用コンクリ−ト
JPS5945949A (ja) * 1982-06-21 1984-03-15 ナシヨナル・スタ−チ・アンド・ケミカル・コ−ポレ−シヨン セメント組成物およびその製造方法
US4473406A (en) * 1982-06-21 1984-09-25 National Starch And Chemical Corporation Cementiferous compositions
JPS619473A (ja) * 1984-06-26 1986-01-17 Nippon Junyaku Kk 粘着剤組成物
JPS6270250A (ja) * 1985-09-24 1987-03-31 株式会社日本触媒 セメント配合物用スランプロス防止剤

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8527661D0 (en) * 1985-11-08 1985-12-11 Ici Plc Catalyst supports & precursors
CA1325311C (en) * 1986-07-01 1993-12-14 W.R. Grace & Co.-Conn. Cement admixture

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5874552A (ja) * 1981-10-30 1983-05-06 株式会社日本触媒 セメント分散剤
JPS58190851A (ja) * 1982-04-28 1983-11-07 上武産業株式会社 水中施工用コンクリ−ト
JPS5945949A (ja) * 1982-06-21 1984-03-15 ナシヨナル・スタ−チ・アンド・ケミカル・コ−ポレ−シヨン セメント組成物およびその製造方法
US4473406A (en) * 1982-06-21 1984-09-25 National Starch And Chemical Corporation Cementiferous compositions
JPS619473A (ja) * 1984-06-26 1986-01-17 Nippon Junyaku Kk 粘着剤組成物
JPS6270250A (ja) * 1985-09-24 1987-03-31 株式会社日本触媒 セメント配合物用スランプロス防止剤

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08113613A (ja) * 1986-07-01 1996-05-07 Wr Grace & Co Connecticut セメント添加剤
JP2010024130A (ja) * 2008-06-17 2010-02-04 Kao Corp 水硬性組成物用分散剤
JP2010030795A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Kao Corp コンクリート製品の製造方法
JP2010173907A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Kao Corp 水硬性組成物
JP2011042526A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Kao Corp 水硬性組成物用分散剤
JP2015101520A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 花王株式会社 水硬性組成物用添加剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08113613A (ja) 1996-05-07
CA1325311C (en) 1993-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4460720A (en) Multicomponent concrete superplasticizer
US4968734A (en) Cement admixture
CA2107267C (en) Cement dispersion agents
US4962173A (en) Cement dispersion agents comprising water soluble vinyl copolymer
JP5479478B2 (ja) セメント状組成物のワーカビリティ保持のためのダイナミックコポリマー
US5100984A (en) Water-soluble copolymers, a process for their preparation and their use as fluidizers in suspensions of solid matter
US5290869A (en) Cement dispersion agents
US6043329A (en) Acrylic copolymers
EP0537870A1 (en) Copolymers of ethylenically unsaturated ethers useful as hydraulic cement superplasticizers
JP2002003526A (ja) セメント分散混和材用のポリマー
MXPA04002953A (es) Superplastificante para concreto y compuestos autoniveladores.
US5633310A (en) Water-soluble copolymers of vinylacetate and maleamic acids and use as fluidizers high-range water-reducers for aqueous suspensions
JPS6278137A (ja) セメント分散性能を有するスランプロス防止剤
CA2550967A1 (en) High early strength superplasticizer
JP2000034151A (ja) セメント混和剤
JPS6339906A (ja) セメント添加剤
JPH0952749A (ja) 高流動コンクリート用混和剤及びそれが添加されたコンクリート材
JPH025701B2 (ja)
JPS62212252A (ja) セメント用分散剤
US20220371957A1 (en) Copolymer and hydraulic binder composition
KR20050102835A (ko) 고유동 및 고강도용 고성능 혼화제
MXPA98002660A (en) Copolimeros acrili