JPS619473A - 粘着剤組成物 - Google Patents

粘着剤組成物

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JPS619473A
JPS619473A JP13006084A JP13006084A JPS619473A JP S619473 A JPS619473 A JP S619473A JP 13006084 A JP13006084 A JP 13006084A JP 13006084 A JP13006084 A JP 13006084A JP S619473 A JPS619473 A JP S619473A
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JP
Japan
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acid
composition
adhesive
water
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JP13006084A
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Mitsuo Ishikawa
石川 光雄
Takafumi Oyama
尾山 孝文
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Nihon Junyaku Co Ltd
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Nihon Junyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水の存在下においても優れた粘着性を示す粘
着剤組成物に係り、医療用、農業用、工業用、その他各
種の分野において有用性を持った粘着剤組成物に関する
ものである。
従来セロハンテープ、ビニールテープ、絆創膏等の粘着
剤としては、油性のゴム系、或いはアクリル系ポリマー
等が一般に用いられているが、これらは水で濡れた面に
は接着せず、又水分を含んだ状態では、水分含量が多く
なるにつれて接着性が低下し、成る程度以上では全く接
着性がなくなる。又、水溶性の接着剤、例えばでん粉糊
、デキストリン、ポリビニールアルコール、ゼラチン等
は、接着力を出すために適度な水分が必要であるが、必
要以上の水分の存在は接着性を低下させ、著しく過剰の
水分含有量の状態では全く接着力を失うことが知られて
吟る。
本発明者等は上述した従来の粘着剤の欠点を是正し、水
分の不存在下では熱論のこと、水分の存在下においても
充分に優れた粘着性を示す粘着剤組成物について鋭意研
究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン
酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸およびこれら
の酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩より
選ばれた1種もしくは2種以上よりなる単量体(以下単
量体(ト)と称する)30〜90重量%と、一般式c+
−+20x−Co。
R〔但し、Xはl(又はC1Hs、Rは0H20H20
Y又はCHiOHzOHsOY (Yは11、OH,、
O,、H,のいずれかである)〕より選ばれた1種もし
くは2種以上よりなる単量体(以下単量体0と称する)
10〜70重量%との単量体混合物の重合で得られる共
重合体よりなる粘着剤組成物である。
本発明は上記の通り単量体(イ)と単量体の)の混合物
の共重合で得られる共重合体よりなるものであるが、単
量体(ト)におけるアルカリ金属塩とはアクリル酸、メ
タクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマール酸、イ
タコン酸のナトリウム、カリウム塩であり、又、単量体
(6)は、前記一般式で示されている通り、ヒドロキシ
又はアルコキシアルキルのアクリル酸又はメタクリル酸
エステルであって、具体的には2−ヒドロキシエチル(
メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アク
リレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、
  3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3
−メトキシプロピル(メタ)アクリレート、3−エトキ
シプロピル(メタ)アクリレート等を挙げることが出来
る。
これら単量体(5)と(ロ)との配合量は単量体囚が3
0〜90%(重量%;以下同じ)望ましくは40〜60
%、単量体(ハ)が10〜70%望ましくは40〜60
%であり、上記の範囲で得た共重合体は、水の存在、不
存在に拘らず優れた粘着性を示すものである。
ここで単量体(6)が30%未満 (即ち単量体■が7
0% を越える)場合には、得られた粘着剤組成物は充
分な親水性が得られず、本発明の目的である水を多量に
含む状態での粘着性が充分に得られない。逆に単量体(
ト)が90% を越える(即ち単量体(ト)が10%未
満)場合には、水に可溶性となり、多量の水の存在下で
の粘着性が不充分となり、実用に供しない。
本発明においては、上記(イ)、03)両車量体の混合
物に対して更に他の共重合可能なビニル系単量体、例え
ば醋酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テル、アクリロニトリル、スチレン等を併用してもよい
。この場合の配合量は(ト)、但)単量体混合物に対し
て30%以下の範囲で混合し、共重合するものである。
単量体混合物の重合方法は、一般的な溶液重合、乳化重
合、懸、、y重合のいずれで゛もよく、特に限定するも
のではない。又重合後に中和剤(苛性ソーダ、苛性カリ
、アンモニア等の塩基やエチルアミン、トリエタノール
アミン等のアミン類を加えたり、溶媒置換、或は2価以
上の金属イオン(例えばBa、 Ca、 Zn、 Mg
、 At、 Zr、Ou、Fe等)で架橋させてもよい
本発明における粘着剤組成物は、水で濡れた表面に対し
ても優れた粘着性を有し、特に水分10%以上を含有す
る状態でも良好な粘着性を有する。かかる本発明の粘着
剤組成物は、医療用として巴布剤や他の貼付薬、絆創膏
等の基剤に混用することにより剥離のない状態での使用
が可能であり、又農業用として、水分含有の農薬(例え
ば殺虫剤、植物生長促進剤等)をシート或はテープに延
展して樹木等にはり付ける用途に、又は工業用その他の
用途に対して水で濡れた面にはり付けるテープ、シート
の粘着剤や、壁紙、ガムテープ、ラベル等の再湿糊の初
期接着力(水で濡らした状態での接着力)向上のための
添加剤、又エマルジョン接着剤の初期接着性賦与剤とし
て多方面に利用が可能である。これらの内、特に近年医
療分野では、薬剤を皮膚から吸収させる試みが数多く研
究されており、その中には水分を多量に含有する成分組
成のものが数多くあり、これに本発明の粘着剤組成物を
配合することは、皮膚への密着性を増し、絆創膏や粘着
テープ或いは包帯等で更に固定する必要がなく、治療の
手間を省き、患者の煩わしさを解消することができる。
又、壁紙の裏刷として再湿性のでん粉糊、ポリビニール
アルコール等が多く用いられているが、貼付に際して水
で濡らして壁や天井に張り付ける際、初期接着力(水分
が未だ残っている段階の接着力)か弱いため、暫らくの
間(乾燥するまで)押え付けておかなければならないの
が常である。この再湿性接着剤に本発明の粘着剤組成物
を配合することにより、この様な煩わしい押付の必要は
なくなり、作業能率の大巾な向上と、良好な仕上がり状
態を維持することが出来る。以下に実施例および比較例
を掲げて本発明を説明する。
実施例1 覚拌機、温度計、コンデンサー、滴下ロートおよび窒素
ガス導入管を備えた5を入り反応器に、メタノール1,
500g、、AIBN (アゾビスイソブチロニ) I
Jル)Igを仕込み、窒素置換後、窒素雰囲気中で60
℃に昇温し、この温度を保ちながらアクリル酸400g
、2−メトキシエチルアクリレート600g 5AIB
N 3g  を2時間で連続的に滴下した。滴下完了後
、覚拌下で60℃に1時間保ち冷却し、本発明の粘着剤
組成物を得た。
実施例2 実施例1で用いたのと同じ反応器に脱イオン水1,75
0g、アクリル酸90g、 2−エトキシエチルアクリ
レート60g1過硫酸アンモニウム15gを仕込み、窒
素置換後、窒素雰囲気中で70℃に昇温し、30分後に
アクリル酸90g、2−エトキシエチルアクリレ−)6
0g、過硫酸アンモニウム15gを加える。更に30分
毎にこの操作を3回くり返し、最後の七ツマ−を添加し
てから1時間70℃に保った後冷却し、本発明の粘着剤
組成物を得た。
実施例3 実施例1で用いたのと同じ反応器に、イソブロバノール
(TI)A) 1,500g、AIBNlgを仕込み、
窒素置換後、窒素雰囲気中で70℃に昇温し、この温度
を保ちながら、メタクリル酸300g、 3−メトキシ
プロビルメタクリレート300 g、アクリル酸ブチル
150g、AIBN3gを2時間で連続的に滴下した。
滴下完了後、覚拌下で70℃に1時間保ち、減圧でIP
Aを750g追い出した。冷却後、トリエタノールアミ
ン220gと10%力性ソーダ400gを加え、更にT
PAを減圧下で追出し、水を加えながら追い出しを続け
、IPAを完全に水に置換して30%に調整し、本発明
組成物を得た。
実施例4 実施例1で用いたのと同じ反応器に脱イオン水t、75
0g、乳化剤(花王アトラス製しベノールWZ)4g1
過硫酸力リウム02g1 イタコン酸45g、2−メト
キシエチルアクリレート60g1醋酸ビニール45gを
仕込み、窒素置換後、窒素雰囲気中で70℃に昇温し、
30分後にイタコン酸45g、 2−メトキシエチルア
クリレート6og、Wa酸ヒビニール45g加えた。更
に30分毎にこの操作を3回くり返し、最後のモノマー
を添加してから1時間70℃に保った後冷却して、本発
明粘着剤組成物を得た。
実施例56および比較例1 実施例2および3で得た粘着剤組成物を成分の一部とし
て使用して巴布剤を製造し、得たる巴布剤(実施例5お
よび6)と本発明に係る粘着剤組成物を使用せずに得た
巴布剤(比較例1)について皮膚への密着性(感触によ
る比較)を調査した。それらの結果を第−表に示すが巴
布剤の調合は次の通り行なった。
即ち先ず、ゼラチンを40〜60℃の渇水に溶解し、更
に酸化亜鉛を混合した。別にグリセリン中にポリアクリ
ル酸ソーダを分散し、40〜60℃に加温しながら上記
混合物と良く練合し、更に実施例2で得られた重合体に
トリエタノールアミン447gを混合したもの(重合体
中和物)又は実施例3で得られた重合体を混合し、次い
で40℃に冷却して薬効剤であるサリチル酸メチル、カ
ンフル及びメントールを蒸散せぬ様ニ手5際よく練合し
、この巴布剤組成物をリント布に5閣の厚みで均等に展
延し、その表面にポリエチレンフィルムを貼り合せて巴
布剤とした。
第1表 実施例7〜10 実施例1〜4で得られた粘着剤組成物をポリエステルフ
ィルムに25μ(乾燥)厚に塗布し、100℃、5分乾
燥し、水分の存在下で接着力並びに粘着力を測定した。
結果を市販のビニルテープ(比較例2)と比較して第2
表に示す。
なお、接着力および粘着力の測定は下記に拠った。
(1)  接着力;ベニア板を水中に1時間浸漬し、取
出して表面の水分を布でぬぐい、 直ちに粘着テープ(25暉巾)を貼 り付け90℃剥離(300醪/分)を行う。
(2)粘着性;粘着テープと指を水で濡らし、指触によ
りタックを調べ、タックの 強い順に3〜0の値で示す。(但 し、0は全くタックが丘いことを 示す) 第2表 実施例11〜14および比較例34 実施例1〜4の各粘着剤組成物に次の処理を施した。(
但し、実施例3は無処理) (1)実施例1の組成物100gをトリエタノールアミ
ン30gで中和・・・・・(以下組成物囚と称する) (2)  実施例2の組成物100gをトリエタノール
アミン20gと10%NaOH40gで中和・・・・・
・・・・・・(以下組成物(ロ)と称する) (3)実施例3の組成物・ ・ 無処理(以下組成物(
Qと称する) (4)  実施例4の組成物100gをトリエタノール
アミン15gと10%NaOH20gで中和 ・(以下
組成物(至)と称する) 次に一ヒ記で得た組成物(5)〜(6)を使用し、或は
使用せずに次の試験を行なった。
即ち、 (1)  PVA(ポリビニルアルコール・日本合成■
商品名ゴー七ノール)単独のもの(比較例3)(II)
  P V Aに組成物(5)を10%加えたもの(実
施例(iiD  p V Aに組成物の)を10%加え
たもの (実施例(lψ でんぷん粉(日でん■商品名
バイオスターチ)単独のもの(比較例4) (φ でんぷん粉に組成物(Qを10%加えたもの(実
施例13) (vD  でんぷん粉に組成物(ハ)を10%加えたも
の(実施例14) 以上のものを上質紙に25μの厚さに塗布し、100℃
、5分間乾燥後、糊表面に水分100%を含ませて、垂
直に立てた木片(接着面積25喘X25mm)に接着し
、木片に接着面と平行に50gの荷重を吊下げて接着の
程度を木片の落下時間(最大10秒以内での秒)を調べ
た。
その結果を第3表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、
    フマール酸、イタコン酸およびこれらの酸のアルカリ金
    属塩、アンモニウム塩、アミン塩より選ばれた1種もし
    くは2種以上よりなる単量体30〜90重量%と、一般
    式CH_2CX−COOR〔但し、XはH又はCH_3
    、RはCH_2CH_2OY又はCH_2CH_2CH
    _2OY(YはH、CH_3、C_2H_5のいずれか
    である)〕より選ばれた1種もしくは2種以上よりなる
    単量体10〜70重量%との単量体混合物の重合で得ら
    れる共重合体よりなる粘着剤組成物。
JP13006084A 1984-06-26 1984-06-26 粘着剤組成物 Granted JPS619473A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6339906A (ja) * 1986-07-01 1988-02-20 ダブリユー・アール・グレイス・アンド・カンパニー−コネチカツト セメント添加剤
JPH02235976A (ja) * 1989-03-09 1990-09-18 Nitto Denko Corp ドライクリーニング用識別タグ、その固定用接着剤および固定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6339906A (ja) * 1986-07-01 1988-02-20 ダブリユー・アール・グレイス・アンド・カンパニー−コネチカツト セメント添加剤
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